JP4179373B2 - 情報処理装置、システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電波を発信するアクティブRFIDが携帯されているかどうかを判断する情報処理装置、システム及びプログラムに関する。
従来より、電波を発信する発信装置を応用した人位置検出システムを利用することにより、会社内の人の行動を検出したり、行動ログを記録することが知られている。
しかし、人が上記発信装置を携帯することが前提となっている人位置検出システムの場合、人が発信装置を置き忘れたり、紛失したり、又は発信装置が電池切れになったりすると、正確な行動ログを収集できない。
例えば、特許文献1では、携帯電話を所持する人が高速移動するに従い、Level Crossing Rate(携帯電話の移動や多重波伝搬路によって生じる瞬時値変動(フェージング)回数)が増えることを利用し、携帯電話が高速移動中であることを検出し、携帯電話に応答できないことを自動的に通知する機能を開示している。
特許文献2では、子供、老人又はペット等が所持する信号発信装置から信号を受信できなくなったときや、当該信号発信装置から発信される信号の状態が一定以上変化しない場合に、家族にその旨を通知することで、迷子や異常を通知する通信システムを開示している。
特開2000−341752号公報 特開2003−36492号公報
本発明の目的は、アクティブRFIDを携帯しているか不携帯であるかを容易に判断することができる情報処理装置、システム及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の情報処理装置は、情報を電波で発信するアクティブRFIDからの受信した情報の電界強度を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段と、人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段と、電源設備を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とする。
請求項2記載の情報処理装置は、請求項1記載の情報処理装置において、前記情報が位置情報を含み、前記記録手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、アクティブRFIDの携帯者の活動状況の履歴を記録し、前記判断手段の判断結果に基づいて、不携帯と判断された期間に対応する情報を補正する補正手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の情報処理装置は、請求項2記載の情報処理装置において、前記補正手段の補正は、前記不携帯と判断された期間に対応する情報を削除する補正であることを特徴とする。
請求項4記載の情報処理装置は、請求項2又は3記載の情報処理装置において、前記履歴は、前記アクティブRFIDの識別情報、前記位置情報、前記電界強度及び前記判断手段の判断結果を含むことを特徴とする。
請求項5記載の情報処理装置は、請求項2乃至4のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記判断手段は、さらに、前記位置情報の変化に基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているかを判断することを特徴とする。
請求項6記載の情報処理装置は、請求項2乃至5のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記アクティブRFIDは複数であり、前記検出手段は複数のアクティブRFIDに対応して設けられ、前記記録手段は、組織的な活動状況の履歴を記録するものであり、更に、前記記録手段で記録した組織的な活動を分析する分析手段を備えることを特徴とする。
請求項7記載の情報処理装置は、請求項6記載の情報処理装置において、前記分析手段は、携帯されているアクティブRFIDの数、不携帯のアクティブRFIDの数及び前記検出手段により前記電界強度が検出されないアクティブRFIDの数に基づいて、前記組織的な活動の稼働率を求めることを特徴とする。
請求項8記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処理装置において、前記分析手段は、前記アクティブRFIDの全体数から前記不携帯のアクティブRFIDの数を減算した数値及び前記携帯されているアクティブRFIDの数に基づいて前記組織的な活動の稼働率を求めることを特徴とする。
請求項記載の情報処理装置は、請求項1乃至のいずれか1項記載の情報処理装置において、更に、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つに対して、前記アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報を通知する通知手段を備えることを特徴とする。
請求項10記載の情報処理装置は、請求項記載の情報処理装置において、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つは、前記通知手段により通知されたアクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報に基づいて前記アクティブRFID及び前記端末装置の内、少なくとも1つの制御方法を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された制御方法に基づいて前記アクティブRFID及び前記端末装置の内、少なくとも1つの警告の制御を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
請求項11記載の情報処理装置は、請求項1乃至10のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置は、当該端末装置を振動させる振動手段と、音声を出力する出力手段と、前記判断手段の判断結果を受信する受信手段とを備え、前記受信手段で前記アクティブRFIDを不携帯である旨の判断結果を受信した場合には、前記出力手段による音声の出力及び前記振動手段による振動のいずれか一方が実行されることを特徴とする。
請求項12記載の情報処理装置は、請求項11に記載の情報処理装置において、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置は同一の装置で構成されており、前記受信手段で前記アクティブRFIDを携帯している旨の判断結果を受信した場合には、前記振動手段が当該アクティブRFIDを振動させ、前記受信手段で前記アクティブRFIDを不携帯である旨の判断結果を受信した場合には、前記出力手段が音声を出力することを特徴とする。
請求項13記載の情報処理装置は、請求項1乃至12のいずれか1項記載の情報処理装置において、前記検出手段は、前記アクティブRFIDから発信された情報の電波から目的の周波数帯の信号を取り出す第1の回路と、前記第1の回路からの信号を直流電流及び直流電圧の内、少なくともいずれか一方に変換する第2の回路と、前記第2の回路で変換された直流電流及び直流電圧の内、少なくともいずれか一方を量子化し前記電界強度を測定する第3の回路とを備えていることを特徴とする。
請求項14記載の組織分析システムは、情報を電波で発信する発信手段を備える複数のアクティブRFIDと、前記複数のアクティブRFIDの各々からの受信した情報の電界強度を検出する検出手段、前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段、人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段、及び電源設備を制御する制御手段を有する情報処理装置と備え、前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とする。
請求項15記載のシステムは、請求項14記載のシステムにおいて、前記判断手段の判断結果に基づいて、不携帯と判断された期間に対応する情報を補正する補正手段を備えることを特徴とする。
請求項16記載のシステムは、請求項14又は15記載のシステムにおいて、前記情報処理装置は、さらに、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つに対して、前記アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報を通知する通知手段を備え、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つは、前記通知手段により通知されたアクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報に基づいて前記アクティブRFID及び前記前記端末装置の内、少なくとも1つの制御方法を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された制御方法に基づいて前記アクティブRFID及び前記前記端末装置の内、少なくとも1つの警告の制御を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
請求項17記載のシステムは、請求項14乃至16のいずれか1項記載のシステムにおいて、前記アクティブRFIDは、さらに、電源と、当該アクティブRFIDの識別情報を保持する保持手段とを備え、前記発信手段は、前記電波を構成する信号を所定の周波数で発振する発振手段と、前記発振された信号を前記保持手段で保持されたアクティブRFIDの識別情報で変調する変調手段と、前記変調された信号を増幅する増幅手段とを備えることを特徴とする。
請求項18記載のプログラムは、コンピュータを、情報を電波で発信するアクティブRFIDからの受信した情報の電界強度を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段と、人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段と、電源設備を制御する制御手段として機能させ、前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯しているか不携帯であるかを容易に判断することができると共に節電効果を取得することができる。
請求項2記載の発明によれば、アクティブRFIDの携帯者の活動状況の履歴を正確に記録することができる。
請求項3記載の発明によれば、精度良くアクティブRFIDの携帯者の活動状況の履歴を記録することができる。さらに、アクティブRFIDの不携帯による誤った分析を回避できる。
請求項4記載の発明によれば、アクティブRFIDの識別情報、位置情報、電界強度及び判断手段の判断結果を含む詳細な履歴を記録することができる。また、この履歴をアクティブRFIDの携帯者の活動状況を分析する際に利用することができる。
請求項5記載の発明によれば、位置情報が変化するとアクティブRFIDを携帯していると判断することができる。
請求項6記載の発明によれば、組織的な活動状況の履歴を記録し、組織的な活動を分析するので、組織的な活動状況の履歴を生かしたサービスの提供を行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、組織的な活動の稼働率を生かしたサービスの提供を行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、より正確な組織的な活動の稼働率を求めることができる。
請求項記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報が通知されるので、アクティブRFIDの置き忘れや紛失を防止することができる。
請求項10記載の発明によれば、アクティブRFIDの置き忘れや紛失を防止することができる。
請求項11記載の発明によれば、アクティブRFIDが不携帯である旨を効果的に知らせることができる。尚、音声は、例えば着信音やブザー音である。
請求項12記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯している場合には、周囲に不必要に音を出すことなく、アクティブRFIDが不携帯である場合には、アクティブRFIDが不携帯である旨を効果的に知らせることができる。尚、音声は、例えば着信音やブザー音である。
請求項13記載の発明によれば、アクティブRFIDから発信された情報の電波から、第1〜第3の回路を介して情報の電界強度を容易に検出することができる。
請求項14記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯しているか不携帯であるかを容易に判断することができると共に節電効果を取得することができる。
請求項15記載の発明によれば、アクティブRFIDの不携帯による誤った分析を回避できる。
請求項16記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報がアクティブRFID及びアクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つに対して通知され、この情報に基づいてアクティブRFID及び端末装置の内、少なくとも1つの警告の制御が実行されるので、アクティブRFIDの置き忘れや紛失を防止することができる。
請求項17記載の発明によれば、アクティブRFIDの識別情報を電波を構成する信号で発信することができる。
請求項18記載の発明によれば、アクティブRFIDを携帯しているか不携帯であるかを容易に判断することができると共に節電効果を取得することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置を含む組織分析システムの構成図である。図1の組織分析システムは、情報処理装置としての行動ログ収集サーバ1と、エリアA〜Cにそれぞれ設置された受信機2〜4と、アクティブRFIDタグa〜fとで構成されている。アクティブRFIDタグは、電池を備え、信号を自発的に発信するRFIDタグである。
アクティブRFIDタグa,bはエリアAにいる人H1,H2がそれぞれ携帯しており、アクティブRFIDタグcはエリアAにいる人H3の鞄の中に置かれている。アクティブRFIDタグdはエリアBにいる人H4が携帯しており、アクティブRFIDタグeはエリアBにいる人H5の背広のポケットに置かれている。アクティブRFIDタグfはエリアCにいる人H6が携帯している。
受信機2〜4は、通信線5を介して行動ログ収集サーバ1に接続されている。また、受信機2はアクティブRFIDタグa〜cが発信する信号を受信し、受信機3はアクティブRFIDタグd,eが発信する信号を受信し、受信機4はアクティブRFIDタグfが発信する信号を受信する。各受信機は、受信した信号を通信線5を介して行動ログ収集サーバ1に送信する。行動ログ収集サーバ1は、各受信機から送信される信号に基づいて、どの受信機でどのアクティブRFIDタグを検出したかを決定する。これにより、行動ログ収集サーバ1は、アクティブRFIDタグの存在場所を検知する。
図2は、図1の情報処理装置としての行動ログ収集サーバのハードウエアの構成図である。
同図において、行動ログ収集サーバ1は、例えばコンピュータであり、装置全体を制御するCPU11と、装置の制御プログラムを記憶するROM12と、情報を一時保存するRAM13と、装置の制御プログラム、ソフトウエアのプログラム及び各種の情報を記憶するハードディスクドライブ(HDD)14と、マウスやキーボード等の入力部15と、外部装置と接続するためのネットワークインタフェース16と、スピーカなどで構成される音声出力部17と、液晶モニタ又はCRTで構成されるディスプレイ18と、プリンタと接続するためのプリンタインタフェース19、外部の無線装置と通信するための通信部20と、整流回路205と、電圧(電流)測定回路206とを備えている。
CPU11はシステムバス21を介してROM12、RAM13、HDD14、入力デバイス15、ネットワークインタフェース16、音声出力部17、ディスプレイ18、プリンタインターフェース19、通信部20、整流回路205及び電圧(電流)測定回路206と接続されている。
図3は、図1の行動ログ収集サーバ、受信機及びアクティブRFIDタグの機能ブロック図である。
図3では、図1のアクティブRFIDタグは発信装置100であり、図1の行動ログ収集サーバ及び受信機は受信装置200である。尚、本実施の形態では、発信装置としてアクティブRFIDタグを利用するが、これに限定されず、例えば、携帯電話やPHS端末などの無線装置でもよい。
発信装置100は、ID保持部101、バッテリ102及び発信部103で構成されている。ID保持部101は、書き換え可能なROM等であり、発信装置毎に付与されている固有のID(以下、タグIDという)を保持する。バッテリ102は、ID保持部101及び発信部103に電源を供給する。発信部103は、発振回路104、変調回路105、出力回路106及びアンテナ107で構成されている。発信部103は、所定のタイミングでタグIDを含む信号を発信する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、2,3秒間隔、1分間間隔、又は午前9時から午後9時までの1時間間隔などである。
発振回路104は、送信する周波数帯の基準周波数の信号を発振する。また、発振回路104は、信号を低周波数で発振し逓倍したり、高周波数で発信して分周してもよい。変調回路105は、振幅偏移変調(ASK; Amplitude Shift Keying)、周波数偏移変調(FSK; Frequency Shift Keying)、又は位相偏移変調(PSK; Phase Shift Keying)等の方式で信号をタグIDや音声信号で変調する。出力回路106は、変調した電波信号をアンテナ107に送るための電波信号の増幅を行う。
受信装置200は、受信部201、信号強度抽出部204、ID抽出部207、履歴保存部208、強度分散判定部209、判定結果出力部210及び補正部211で構成されている。
受信部201は、図1の受信機に対応し、目的の周波数帯の電波信号を取り出す同調回路202及びアンテナ203で構成されている。また、受信部201は、発信装置100から発信される信号を受信すると共に受信部が備えるエリアID(即ち、図1の受信機2〜4が属するエリアを示すID)を当該信号に追加して、ID抽出部207に送信する。
信号強度抽出部204は、受信した信号の強度を抽出する。また、信号強度抽出部204は、整流回路205及び電圧(電流)測定回路206で構成されている。整流回路205は、同調回路202からの信号を直流電圧又は直流電流に変換する。出力電圧(電流)測定回路206は、例えば、ADコンバータ等で実現し、整流回路205からの直流電圧又は直流電流を測定することにより、信号強度を測定する。つまり、出力電圧(電流)測定回路206は、同調回路202の回路方式に応じて、測定された直流電圧又は直流電流を量子化し、これを信号強度とする。信号強度としては、例えば、電界強度がある。
ID抽出部207は、受信部201より受信した信号からID情報を抽出する。ここで、ID情報とは、上述したタグIDとエリアIDである。履歴保存部208は、HDD14で構成され、ID抽出部207により抽出されたID情報及び信号強度抽出部204で抽出された信号強度を履歴データとして保存する。
強度分散判定部209は、信号強度抽出部204で抽出された信号強度のばらつき度合いによって、人が発信装置100を携帯しているか否かを判定する。判定結果出力部210は、強度分散判定部209の判定結果を出力する。補正部211は、履歴保存部208に保存されている履歴データを補正する。
ID抽出部207、強度分散判定部209及び補正部211は、CPU11がHDD14に格納されている所定のプログラムをRAM13に読み出して実行することで実現される。判定結果出力部210は、ネットワークインターフェース16、ディスプレイ18、プリンタインターフェース19及び通信部20のうち、少なくとも1つで構成されている。
図4は、発信装置100で実行される発信処理を示すフローチャートである。発信装置100は、ID保持部101に保存されているタグIDを読み出し(ステップS1)、所定の発信タイミングに達したか否かを判別する(ステップS2)。所定の発信タイミングに達していない場合には、本判別を繰り返す。一方、所定の発信タイミングに達した場合には、ステップS1で読み出されたタグIDで変調された電波信号を受信装置200に発信し(ステップS3)、ステップS2に戻る。
図5は、受信装置200で実行される受信処理を示すフローチャートである。まず、受信装置200の電源が投入されると、CPU11が各種の初期設定を実行する(ステップS11)。次いで、受信部201が発信装置100から受信された信号の有無を判別する(ステップS12)。発信装置100から受信された信号がない場合には、当該判別をくり返す。一方、発信装置100から受信された信号がある場合には、受信部201は、当該信号を信号抽出部204に送信すると共に当該信号にエリアIDを追加して、ID抽出部207に送信する(ステップS13)。
ID抽出部207は、受信部201から受信した信号に基づきエリアID及びタグIDを抽出する(ステップS14)。ID抽出部207は、エリアID及びタグIDを履歴保存部208に保存する(ステップS15)。信号強度抽出部204は、受信部201から受信した信号の強度を抽出し、抽出された信号強度を履歴保存部208に保存する(ステップS16)。履歴保存部208に保存されたエリアID、タグID及び信号強度は履歴データとして、発信装置100から信号を受信した受信時間と関連づけて管理される。
図6は、履歴保存部208に保存された履歴データの一例を示す図である。図6に示すように、受信時間、エリアID、タグID及び信号強度の組み合わせが1つの履歴を構成し、履歴データは、複数の履歴を含む。履歴データには、時間の経過に伴って、履歴が順次追加される。入力部15を介して、受信時間を入力し且つデータ表示の指定をすると、履歴保存部208から指定された受信時間に対応する履歴が読み出され、ディスプレイ18に表示される。このとき、入力部15を介して印刷指示を入力すると、当該履歴が不図示のプリンタにより印刷される。
図5に戻り、強度分散判定部109が、履歴保存部208に保存された履歴データに基づいて図7の強度分散判定処理を実行し(ステップS17)、ステップS12に戻る。尚、ステップS17の強度分散判定処理は、エリアID、タグID及び信号強度の抽出と同時期に行われる必要はなく、履歴データが履歴保存部208に保存された後、入力部15を介してステップS17の強度分散判定処理を実行する指示が入力されたときに実行するようにしてもよい。
図7は、強度分散判定部109が実行する強度分散判定処理を示すフローチャートである。本処理は、図5のステップS17の処理である。
まず、強度分散判定部109は、各タグID毎に受信時間が連続する複数の履歴を履歴データ内から抽出する(ステップS21)。強度分散判定部109は、当該複数の履歴に含まれる全てのエリアIDが同一であるか否かを判別する(ステップS22)。全てのエリアIDが同一でない場合には、人がアクティブRFIDタグを所持して移動していることを示しているので、強度分散判定部109はアクティブRFIDタグを携帯していると判定する(ステップS25)。例えば、図8はタグfの履歴を示す。図8のタグfの履歴は、エリアIDが「C」から「A」に変更されているので、タグfを携帯している人がエリアCからエリアAに移動したことを示している。
上記ステップS22で全てのエリアIDが同一である場合には、強度分散判定部109は、当該複数の履歴に含まれる信号強度の分散が所定の閾値以下であるか否かを判別する(ステップS23)。信号強度の分散が閾値以下である場合には、強度分散判定部109はアクティブRFIDタグを携帯していない(即ち、不携帯である)と判定する(ステップS24)。一方、信号強度の分散が閾値を超える場合には、強度分散判定部109はアクティブRFIDタグを携帯していると判定する(ステップS25)。
その後、判定結果出力部210が、強度分散判定部209の判定結果を受信し、当該判定結果を出力して(ステップS26)、本処理を終了する。尚、判定結果の出力には、ディスプレイ18での判定結果の表示やプリンタでの判定結果の印刷などがある。
以下、上記ステップS23の判定について詳細に説明する。
図9は、エリアAに含まれるタグ毎の信号強度を示す図である。図10は、図9の信号強度と受信時刻とをプロットしたグラフである。
アクティブRFIDタグaとアクティブRFIDタグbは、人H1,H2がそれぞれ身に付けており、人体が通してアースやアンテナの役割をしている(図1参照)。図9,10では、人H1,H2が移動すると、アンテナの形状が変わるので、信号強度がばらつくという現象が起きている。また、人H1,H2が静止していても、脈や呼吸により信号強度がばらつくという現象が起きている。
一方、アクティブRFIDタグcは鞄に入れて放置されているため(図1参照)、導体としての人体の影響を受けたばらつきがなく、信号強度は「207」と「208」のいずれかの値をとり、信号強度の変化は信号強度の値に対して1%未満である。
強度分散判定部209が、図9の信号強度の値に基づいて各アクティブRFIDタグの信号強度の分散を計算すると、アクティブRFIDタグaの信号強度の分散は141.9889184となり、アクティブRFIDタグbの信号強度の分散は21.61524823となり、アクティブRFIDタグcの信号強度の分散は0.281914894となる。そこで、強度分散判定部209は、例えば、各アクティブRFIDタグにおける4分間の信号強度の分散の閾値を「2」とする。この閾値「2」は、上記ステップS23の所定の閾値の一例である。
アクティブRFIDタグa,bの信号強度の分散は、当該閾値「2」よりも大きいので、強度分散判定部209は、アクティブRFIDタグa,bを携帯していると判定し、アクティブRFIDタグcを携帯していない(即ち、不携帯である)と判定する。この判定結果から、アクティブRFIDタグcが携帯されていないことを管理者や不携帯の人H3に通知や警告したり、位置計測の精度として携帯率を求めたり、位置計測データとして不携帯のデータを省いて利用したりすることが可能になる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では強度分散判定部209における発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を判定結果出力部210で出力したが、本実施の形態では、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を履歴保存部208に保存する。
図11は、発信装置100及び受信装置200の機能ブロック図である。図11の受信装置200は、図3の受信装置200の判定結果出力210を削除したものである。また、強度分散判定部209が発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を履歴保存部208に保存する機能を備えている。その他の受信装置200の機能ブロックは、図3の受信装置200の機能ブロックと同一であり、発信装置100の機能ブロックは、図3の発信装置100の機能ブロックと同一であるので、これらの説明は省略する。
図12は、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果が追加された履歴データの一例を示す図である。図12では、図6に示した履歴保存部208で保存される履歴データに、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果が追加されている。
図13は、強度分散判定部109が実行する強度分散判定処理を示すフローチャートである。図7の強度分散判定処理と異なる点は、図7のステップS26の代わりに、ステップS27を実行することである。ステップS27では、強度分散判定部209が発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を履歴保存部208の履歴データに追加して保存する。ステップS21〜S25の処理は、図7のステップS21〜S25の処理と同一であるので、その説明は省略する。
尚、図13の強度分散判定処理も、エリアID、タグID及び信号強度の抽出と同時期に行われる必要はなく、履歴データが履歴保存部208に保存された後、入力部15を介して強度分散判定処理を実行する指示が入力されたときに実行するようにしてもよい。
このように、履歴データ内に発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を加えたので、補正部211が、履歴データの分析に必要な情報のみを残すために、発信装置の不携帯の履歴を削除したり、発信装置の携帯の履歴を削除してもよい。特に、深夜の時間帯(例えば午前0時〜午前6時)の発信装置の不携帯の判定結果は、発信装置をエリア内に置き忘れているおそれがあるため、履歴データの正確な分析を実行するために、不携帯と判定された期間の履歴を削除するようにしてもよい。
また、履歴データ内に発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を加えたので、発信装置の携帯率又は不携帯率を算出する等の履歴データの分析の補助機能が提供される。
(第3の実施の形態)
上記第1の実施の形態では強度分散判定部209における発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を判定結果出力部210で出力したが、本実施の形態では、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果及びこれに対応するタグIDを含む信号を遠隔端末に送信する。
図14は、発信装置100、受信装置200及び遠隔端末300の機能ブロック図である。図14の受信装置は、図3の受信装置の判定結果出力部210に代えて、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を遠隔端末300に送信するための判定結果発信部212を備えている。その他の受信装置200の機能ブロックは、図3の受信装置200の機能ブロックと同一であり、発信装置100の機能ブロックは、図3の発信装置100の機能ブロックと同一であるため、これらの説明は省略する。
遠隔端末300は、例えば、携帯電話であり、判定結果発信部212から送信される発信装置の携帯又は不携帯の判定結果及びこれに対応するタグIDを含む信号を受信する判定結果受信部301と、受信された信号に含まれる判定結果に基づいて遠隔端末300の制御方法を決定する制御方法決定部302と、決定された遠隔端末300の制御方法に基づいて制御を実行する制御部303と、制御部303の制御に従って警告を発する警告部304とで構成されている。尚、上記発信装置の携帯又は不携帯の判定結果及びこれに対応するタグIDを含む信号は、発信装置を携帯すべき旨を示す情報として機能する。
図15は、遠隔端末300のハードウエア構成を示すブロック図である。遠隔端末300は、端末全体を制御するCPU401、所定のプログラムや情報を記憶するメモリ402、液晶パネル等で構成される表示部403、複数のボタンやカーソルキー等で構成される入力部404、着信音やブザー音等を出力するスピーカー405、情報の着信等に応じて遠隔端末300を振動させるバイブレータ406、及び情報の無線通信又はネットワークを介した通信を行う通信部407を備えている。CPU401、メモリ402、表示部403、入力部404、スピーカー405、バイブレータ406、及び通信部407はバス400で互いに接続されている。上記判定結果受信部301は通信部407で構成され、警告部304は、表示部403、スピーカー405及びバイブレータ406等で構成されている。制御方法決定部302及び制御部303は、CPU401がメモリ402に格納されている所定のプログラムや情報を読み出して実行することで実現される。
図16は、受信装置200で実行される受信処理を示すフローチャートである。上述した図5の受信処理のフローチャートと異なる点は、ステップS18が追加されたことである。ステップS18では、判定結果発信部212がステップS17の強度分散判定処理で得られた発信装置の携帯又は不携帯の判定結果及びこれに対応するタグIDを含む信号を遠隔端末300に送信する。尚、ステップS11〜ステップS17の処理は、図5のステップS11〜ステップS17の処理と同一なので、その説明は省略する。
図17は、遠隔端末300の制御方法を決定する際に使用されるテーブル情報を示す。このテーブル情報はメモリ402に格納され、制御方法決定部302により使用される。
テーブル情報は、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果と、これに対応するタグIDと、遠隔端末300の制御方法とを規定している。タグID「c」において、判定結果が「携帯」の場合には、バイブレータ406が起動して、遠隔端末300を振動させる。一方、判定結果が「不携帯」の場合には、スピーカ405が着信音を鳴らす。タグID「a」又は「b」において、判定結果が「携帯」の場合には、遠隔端末300では、特別な制御を実行しない。一方、判定結果が「不携帯」の場合には、スピーカ405がブザー音を鳴らす。これにより、人が発信装置を携帯しているときには、不必要な着信音を出すことがなく、周囲の人に不快感を与えない効果があり、人が発信装置を携帯していないときには、着信音又はブザー音等により発信装置の携帯を促す効果がある。
このテーブル情報は一例にすぎないため、例えば、判定結果が不携帯である場合には、表示部の表示を点滅させたり、又は不図示のランプを点灯させたりしてもよい。
図18は、遠隔端末300で実行される処理を示すフローチャートである。まず、遠隔装置300の電源が投入されると、制御部303が各種の初期設定を実行する(ステップS31)。次いで、判定結果受信部301が受信装置200から発信された信号の有無を判別する(ステップS32)。受信装置200から発信された信号がない場合には、当該判別を繰り返す。一方、受信装置200から発信された信号がある場合には、制御方法決定部302は、当該信号からタグID及び発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を受信する(ステップS33,S34)。
制御方法決定部302は、信号から抽出されたタグID及び発信装置の携帯又は不携帯の判定結果並びに図17のテーブル情報に基づいて、遠隔端末300の制御方法を決定する(ステップS35)。制御部303はステップS35で決定された制御方法に基づいて、警告部304を制御し(ステップS36)、ステップS32に戻る。具体的には、ステップS36では、警告部304において、ステップS35で決定された制御方法に基づいて、バイブレータ406を起動したり、スピーカ405でブザー音又は着信音を鳴らす。
本実施の形態では、発信装置100及び遠隔端末300は別体で構成されていたが、一体の構造でもよい。この場合、発信装置100は、図14に示す発信装置100及び遠隔端末300の機能ブロックを備えている。また、一体化された発信装置100及び遠隔端末300としては、例えば、携帯電話、PHS端末などがある。また、受信装置200は、コンピュータであるが、これに限られるものではない。受信装置200は、図14の受信装置200の機能ブロックを備える装置であれば、例えば、携帯電話の電波信号を受信する基地局であってもよい。
(第4の実施の形態)
上記第2の実施の形態では、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果を履歴データに追加して履歴保存部208に保存したが、本実施の形態では、この履歴データを使って、会社の社員等の出社状況の分析を行う。
図19は、発信装置100及び受信装置200の機能ブロック図である。図19の受信装置200は、図11の受信装置200に分析部213を追加したものである。
分析213は、履歴保存部208に保存された履歴データの分析を行い、分析結果を取得する。尚、取得された分析結果は、履歴保存部208に保存する。補正部212及び分析部213は、CPU11がHDD14に格納されている所定のプログラムをRAM13に読み出して実行することで実現される。その他の受信装置200の機能ブロックは、図3又は図11の受信装置200の機能ブロックと同一であり、発信装置100の機能ブロックは、図3又は図11の発信装置100の機能ブロックと同一であるため、これらの説明は省略する。
図20は、分析部213により分析された、会社の社員等の出社状況の一覧を示す図である。前提として、受信装置200は1日中稼働し、発信装置の携帯又は不携帯の判定結果が追加された履歴データの履歴は、逐次更新されるものとする。
同図において、時刻の項目は、1時間毎の時刻を示す。例えば「6:00:00」の行には、6時0分0秒から6時59分59秒までに取得された履歴の分析結果が記録されている。「検出(変動)」の項目は、履歴データの判定結果の項目が「携帯」と記録されているタグIDの種類数が記録されている。例えば、履歴データの判定結果の項目が「携帯」と記録されているタグIDが「a」「b」「c」の3種類であれば、検出(変動)の項目には「3」が記録される。
「検出(無変動)」の項目は、履歴データの判定結果の項目が「不携帯」と記録されているタグIDの種類数が記録されている。「未検出」の項目には、受信装置200で電波信号を検出できないアクティブRFIDタグのタグIDの種類数が記録されている。「在社率」の項目には、「検出(変動)」及び「検出(無変動)」の項目の数値の合計を母数(ここでは389)で除算することで求められる数値を記録する。「補正後在社率」の項目には、「検出(変動)」の項目の数値を、「検出(無変動)」の項目の数値を減算した母数(ここでは389)で除算することで求められる数値を記録する。
尚、これらの「検出(変動)」、「検出(無変動)」、「未検出」、「在社率」、「補正後在社率」の項目は、いずれも分析部213により記録される。「在社率」、「補正後在社率」の項目の数値を記録する際に必要とされる演算も分析部213により実行される。また、図20の分析部213による分析結果は、履歴保存部208に保存される。
図20では、1時間毎のアクティブRFIDタグの検出数を集計し、その集計結果から在社率を算出している。しかし、社員全員がアクティブRFIDタグを携帯しているとは限らないため、社員がいないはずの時間帯においても、「検出(無変動)」の項目が0にならないことがある。これは、アクティブRFIDタグを社内に置き忘れることが原因である。しかし、出社している間はアクティブRFIDタグを携帯し、退社時に社内に置いたままにする社員もいるため、単純に深夜(例えば午前0時〜午前6時)などの社員の不在の時間帯の「検出(無変動)」の数値を母数(ここでは389)から削除して補正することはできない。
図20では、「検出(無変動)」の数値を、社内に置き忘れられたアクティブRFIDタグの数と判断して、在社率の母数(ここでは389)から「検出(無変動)」の数値を取り除くことにより、統計的な比率として精度の高い在社率を求めている。これにより、例えば午前6時のように、実際に誰も出社していない時間には、在社率を0%に補正し、精度の高い分析結果を取得する。
このように、第4の実施の形態では、分析部213が、組織的な活動状況の履歴としての履歴データに基づいて、組織的な活動を分析する。また、「検出(変動)」、「検出(無変動)」及び「未検出」の項目に記録された数値に基づいて、在社率のような組織的な活動の稼働率を求めている。
図21は、ある会議室エリアでの各部門のアクティブRFIDタグの信号強度の一覧を示す図である。この信号強度の一覧は、履歴データとして履歴保存部208に記憶されている。また、図22(A)は、ある会議室エリアでの部門間のコミュニケーション量の集計の一覧を示す図であり、図22(B)は(A)の補正後のコミュニケーション量の集計の一覧を示す図である。
同図の例では、信号強度抽出部204が、部門Xのメンバーの持つタグx1とタグx2と、部門Yのメンバーの持つタグy4と、部門Zのメンバーの持つタグz2が、同じ会議エリアで11時過ぎに、同時に検出している。また、信号強度抽出部204が、同じ会議室エリアで、部門Yのメンバーが持つタグy4と、部門Zのメンバーが持つタグz1を17時前後に、同時に検出している。
分析部211は、この履歴保存部208に記憶されている履歴データ(ここでは信号強度の一覧)に基づいて、11時過ぎに部門Xと部門Yと部門Zの間で、会合などのコミュニケーションを行い、17時前後に部門Yと部門Zの間で会合などのコミュニケーションを行っていると判断できる。また、分析部211は、信号強度の検出時刻を調べることにより、会合などのコミュニケーションを行っていた時間も推定することが可能である。ここでは、前者が11:00から12:00までの1時間、後者が16:00から17:30までの1時間半であったとする。
また、分析部211は、この履歴データに基づいて、部門間のコミュニケーション量(ここでは、1時間をコミュニケーション量の1と対応させている)を集計し、図22(A)に示すコミュニケーション量の集計結果を取得する。さらに、分析部211は、全ての会議エリアでの各部門のアクティブRFIDタグの信号強度を集計することで、部門間のコミュニケーション量を把握する分析が可能になる。
しかし、実際には11時過ぎのタグy4は、信号強度が214で固定されており、信号強度のばらつきが全くないため、即ち、信号強度の分散が所定の閾値以下であるため、強度分散判定部209は、タグy4は不携帯であると判定する。このため、分析部211は、図22(B)に示すように、コミュニケーション量の集計結果を補正する。図22(B)では、タグy4を携帯するメンバーが所属する部門Yと部門X,Zとの間のコミュニケーション量を図22(A)の部門Yと部門X,Zとの間のコミュニケーション量から1減算している。これは、部門Yに所属する、タグy4を携帯するメンバーが、11:00から12:00までの1時間のコミュニケーションに参加していないためである。
図21に示すように、16:00から17:30までの会合などのコミュニケーションでは、タグy4は電波強度がばらついていることから、分析部211は、コミュニケーション量の集計結果を補正しない。
なお、ここでは、単純に部門間のコミュニケーション量として、時間を利用したが、様々な角度でメンバーのコミュニケーションの傾向を把握するため、コミュニケーション量に対して参加人数で重みをつけたり、部門ではなく個人単位でコミュニケーション量を集計してもよい。
本実施の形態では、履歴データを用いて会社の社員等の出社状況の分析を行ったり、ある会議室エリアでの部門間のコミュニケーション量の分析を行ったが、応用例はこれに限られない。例えば、社内の電源設備を制御する制御部が、履歴保存部208の履歴データを読み出し、判定結果が「携帯」に対応するエリアIDを抽出して、該当するエリアの電源だけを通電状態にするようにしてもよい。これにより、人がいるエリアの設備にだけ通電されるようになり、節電効果が得られる。
上記第1〜4の実施の形態では、例えば、検出手段は受信部201及び信号強度抽出部204で構成され、判断手段は強度分散判定部209で構成される。例えば、記録手段は履歴保持部208で構成され、補正手段は補正部211で構成され、分析手段は分析部213で構成される。例えば、通知手段は判別結果出力部210又は判定結果発信部212で構成される。例えば、決定手段は制御方法決定部302で構成され、実行手段は制御部303で構成される。また、例えば、第1の回路は同調回路202で構成され、第2の回路は整流回路で構成され、第3の回路は電圧(電流)測定回路で構成される。
受信装置200のID抽出部207、強度分散判定部209、補正部211、分析部213の各機能ブロックは、CPU11がHDD14から読み出してRAM13に記憶させた所定のプログラムを実行することによって実現されているが、記憶媒体から読み出してRAM13に記憶させた所定のプログラムを実行することによって実現するようにしてもよい。また、履歴保存部208に保存される履歴データや分析部213による分析結果などは記憶媒体に格納してもよい。
上記第1〜第4の実施の形態では、受信装置200としてコンピュータを例に挙げたが、図2のハードウエア構成を備える装置であれば、コンピュータに限定されず、例えば、携帯電話、モバイル端末又は基地局などでもよい。特に、発信装置100が携帯電話であり、且つ受信装置200が基地局である場合には、基地局で履歴データの管理等が可能である。
また、上記第1〜第4の実施の形態では、強度分散判定部209で発信装置を携帯しているか、不携帯であるかを判断したが、発信装置を携帯しているか否かを判断すれば、不携帯であることも判断できる。また、発信装置を不携帯であるか否かを判断すれば、携帯であることも判断できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置を含む組織分析システムの構成図である。 図1の情報処理装置としての行動ログ収集サーバのハードウエアの構成図である。 図1の行動ログ収集サーバ、受信機及びアクティブRFIDタグの機能ブロック図である。 発信装置で実行される発信処理を示すフローチャートである。 受信装置で実行される受信処理を示すフローチャートである。 履歴保存部に保存された履歴データの一例を示す図である。 強度分散判定部が実行する強度分散判定処理を示すフローチャートである。 タグfの履歴を示す図である。 エリアAに含まれるタグ毎の信号強度を示す図である。 図9の信号強度と受信時刻とをプロットしたグラフである。 第2の実施の形態に係る発信装置及び受信装置の機能ブロック図である。 発信装置の携帯又は不携帯の判定結果が追加された履歴データの一例を示す図である。 強度分散判定部が実行する強度分散判定処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る発信装置、受信装置及び遠隔端末の機能ブロック図である。 遠隔端末のハードウエア構成を示すブロック図である。 受信装置で実行される受信処理を示すフローチャートである。 遠隔端末の制御方法を決定する際に使用されるテーブル情報を示す図である。 遠隔端末で実行される処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る発信装置及び受信装置の機能ブロック図である。 分析部により分析された、会社の社員等の出社状況の一覧を示す図である。 ある会議室エリアでの各部門のアクティブRFIDタグの信号強度の一覧を示す図である。 (A)は、ある会議室エリアでの部門間のコミュニケーション量の集計の一覧を示す図であり、(B)は(A)の補正後のコミュニケーション量の集計の一覧を示す図である。
符号の説明
100 発信装置
101 ID保持部
102 バッテリ
103 発信部
104 発振回路
105 変調回路
106 出力回路
107,203 アンテナ
200 受信装置
201 受信部
202 同調回路
204 信号強度抽出部
205 整流回路
206 電圧(電流)測定回路
207 ID抽出部
208 履歴保存部
209 強度分散判定部
210 判定結果出力部
211 補正部
212 判定結果発振部
213 分析部

Claims (18)

  1. 情報を電波で発信するアクティブRFIDからの受信した情報の電界強度を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段と、
    人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段と、
    電源設備を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報が位置情報を含み、前記記録手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、アクティブRFIDの携帯者の活動状況の履歴を記録し、前記判断手段の判断結果に基づいて、不携帯と判断された期間に対応する情報を補正する補正手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記補正手段の補正は、前記不携帯と判断された期間に対応する情報を削除する補正であることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記履歴は、前記アクティブRFIDの識別情報、前記位置情報、前記電界強度及び前記判断手段の判断結果を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記判断手段は、さらに、前記位置情報の変化に基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているかを判断することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の情報処理装置。
  6. 前記アクティブRFIDは複数であり、前記検出手段は複数のアクティブRFIDに対応して設けられ、前記記録手段は、組織的な活動状況の履歴を記録するものであり、更に、前記記録手段で記録した組織的な活動を分析する分析手段を備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の情報処理装置。
  7. 前記分析手段は、携帯されているアクティブRFIDの数、不携帯のアクティブRFIDの数及び前記検出手段により前記電界強度が検出されないアクティブRFIDの数に基づいて、前記組織的な活動の稼働率を求めることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記分析手段は、前記アクティブRFIDの全体数から前記不携帯のアクティブRFIDの数を減算した数値及び前記携帯されているアクティブRFIDの数に基づいて前記組織的な活動の稼働率を求めることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 更に、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つに対して、前記アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報を通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の情報処理装置。
  10. 前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つは、前記通知手段により通知されたアクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報に基づいて前記アクティブRFID及び前記端末装置の内、少なくとも1つの制御方法を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された制御方法に基づいて前記アクティブRFID及び前記端末装置の内、少なくとも1つの警告の制御を実行する実行手段とを備えることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  11. 前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置は、当該端末装置を振動させる振動手段と、音声を出力する出力手段と、前記判断手段の判断結果を受信する受信手段とを備え、
    前記受信手段で前記アクティブRFIDを不携帯である旨の判断結果を受信した場合には、前記出力手段による音声の出力及び前記振動手段による振動のいずれか一方が実行されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の情報処理装置。
  12. 前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置は同一の装置で構成されており、
    前記受信手段で前記アクティブRFIDを携帯している旨の判断結果を受信した場合には、前記振動手段が当該アクティブRFIDを振動させ、
    前記受信手段で前記アクティブRFIDを不携帯である旨の判断結果を受信した場合には、前記出力手段が音声を出力することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記検出手段は、前記アクティブRFIDから発信された情報の電波から目的の周波数帯の信号を取り出す第1の回路と、前記第1の回路からの信号を直流電流及び直流電圧の内、少なくともいずれか一方に変換する第2の回路と、前記第2の回路で変換された直流電流及び直流電圧の内、少なくともいずれか一方を量子化し前記電界強度を測定する第3の回路とを備えていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項記載の情報処理装置。
  14. 情報を電波で発信する発信手段を備える複数のアクティブRFIDと、
    前記複数のアクティブRFIDの各々からの受信した情報の電界強度を検出する検出手段、
    前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段、
    人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段、及び
    電源設備を制御する制御手段を有する情報処理装置と備え、
    前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とするシステム。
  15. 前記判断手段の判断結果に基づいて、不携帯と判断された期間に対応する情報を補正する補正手段を備えることを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 前記情報処理装置は、さらに、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つに対して、前記アクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報を通知する通知手段を備え、
    前記アクティブRFID及び前記アクティブRFIDを携帯すべき人の端末装置の内、少なくとも1つは、前記通知手段により通知されたアクティブRFIDを携帯すべき旨を示す情報に基づいて前記アクティブRFID及び前記前記端末装置の内、少なくとも1つの制御方法を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された制御方法に基づいて前記アクティブRFID及び前記前記端末装置の内、少なくとも1つの警告の制御を実行する実行手段とを備えることを特徴とする請求項14又は15記載のシステム。
  17. 前記アクティブRFIDは、さらに、電源と、当該アクティブRFIDの識別情報を保持する保持手段とを備え、
    前記発信手段は、前記電波を構成する信号を所定の周波数で発振する発振手段と、前記発振された信号を前記保持手段で保持されたアクティブRFIDの識別情報で変調する変調手段と、前記変調された信号を増幅する増幅手段とを備えることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項記載のシステム。
  18. コンピュータを、
    情報を電波で発信するアクティブRFIDからの受信した情報の電界強度を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された電界強度と当該電界強度が検出されたエリアの識別情報と当該電界強度が検出された検出時間とを関連付けて履歴として記録する記録手段と、
    人体が静止している状態において、前記検出時間が連続する複数の履歴に含まれる電界強度の変動幅が、前記アクティブRFIDが人体に近接している場合は当該アクティブRFIDが人体に近接していない場合よりも大きいことに基づいて前記アクティブRFIDを携帯しているか否かを判断する判断手段と、
    電源設備を制御する制御手段として機能させ、
    前記制御手段は、前記判断手段により前記アクティブRFIDを携帯していると判断された判断結果に対応するエリアの電源だけを通電状態にすることを特徴とするプログラム。
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