JP4179197B2 - リンク先コンテンツ同時閲覧方法、リンク先コンテンツ同時閲覧装置およびリンク先コンテンツ同時閲覧プログラム - Google Patents

リンク先コンテンツ同時閲覧方法、リンク先コンテンツ同時閲覧装置およびリンク先コンテンツ同時閲覧プログラム Download PDF

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Description

本発明は、アンカー等のオブジェクトにリンク指定されたコンテンツを同時に閲覧するリンク先コンテンツ同時閲覧方法、リンク先コンテンツ同時閲覧装置およびリンク先コンテンツ同時閲覧プログラムに関するものである。
一般に、Internet Explorer(R)やNetscape Navigator(R)等のブラウザの利用者は、WWW(World Wide Web)上のコンテンツを閲覧する際、マウスカーソルで選択したアンカー等のオブジェクトをクリックし、そのオブジェクトにリンク指定されたコンテンツをモニター上で閲覧する。このような状況下、従来の装置においては、オブジェクトにマウスカーソルが重ねられると、そのオブジェクトにリンク指定されたコンテンツの概要が子ウィンドウ上にポップアップ表示される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−276471号公報(段落0021〜0035、図1)
しかしながら、利用者は、コンテンツの概要を表したコンテンツ自体を複数閲覧する場合、従来の装置では、それらのコンテンツを表示する子ウィンドウの表示位置や表示サイズが制御されないため、次のような問題があった。すなわち、子ウィンドウ同士が重なり、利用者は、各子ウィンドウに表示されたコンテンツの内容を同時に閲覧し難い場合があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のオブジェクトにリンク指定された各コンテンツを同時に閲覧することができる、リンク先コンテンツ同時閲覧方法、リンク先コンテンツ同時閲覧装置およびリンク先コンテンツ同時閲覧プログラムを提供することである。
前記課題を解決するために本発明は、表示部上に表示された複数のオブジェクトにリンク指定された各コンテンツをコンピュータが同時に表示部上に表示するリンク先コンテンツ同時閲覧方法であって、コンピュータが、入力手段により指定された前記複数のオブジェクトの表示位置を格納する情報記憶部を参照し、前記各オブジェクトにリンク指定された各コンテンツを表示する新規な子ウィンドウ同士が重ならないように前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズをそれぞれ算出するステップと、前記ステップで算出した表示位置および表示サイズで構成した各子ウィンドウに前記リンク指定された各コンテンツを前記表示部上でそれぞれ表示するステップとを実行する。また、前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを算出するに際し、前記表示部上の前記各オブジェクトの表示位置をもとに設定された初期位置に前記各子ウィンドウをそれぞれ配置するステップと、前記配置した各子ウィンドウの初期位置を基準にして、前記各子ウィンドウの表示サイズを拡大するステップとを含み、前記拡大した各子ウィンドウが互いに接触した場合、接触した子ウィンドウ同士をグループ化して構成したグループ単位で前記表示サイズを拡大するステップを繰り返し、前記グループ単位、および、残りの子ウィンドウ単位の少なくともいずれかの単位で前記表示サイズを拡大するステップを繰り返した結果、前記いずれかの単位の子ウィンドウの片サイドのみが前記表示部の表示画面の外枠と接触した場合、片サイドのみが接触した単位で構成される子ウィンドウをすべて予め設定された移動量分、他の位置へ移動させた後、前記少なくともいずれかの単位で前記子ウィンドウの表示サイズを拡大するステップを繰り返し、前記表示サイズを拡大するステップで前記子ウィンドウの表示サイズを拡大し続けた結果、前記いずれかの単位で構成される子ウィンドウの両サイドが前記表示部の表示画面の外枠と接触したことを条件に、前記ステップで算出する各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを決定するステップとを含んでいる。

本発明によると、入力手段により指定された複数のオブジェクトにリンク指定された各コンテンツをそれぞれ取得し、取得した各コンテンツを表示する子ウィンドウ同士の重なり具合が許容範囲内に収まるように各子ウィンドウの表示位置および表示サイズをそれぞれ算出し、算出した表示位置および表示サイズを有する表示部上の各子ウィンドウに各コンテンツをそれぞれ表示する。このため、子ウィンドウ同士の重なり具合が調整され、利用者は、各子ウィンドウに表示された各コンテンツを同時に閲覧することができる。
また、各オブジェクトの表示位置を参照して算出された表示位置および表示サイズで構成した子ウィンドウにコンテンツがそれぞれ表示されるので、利用者は、各オブジェクトおよび各子ウィンドウの位置関係から、各オブジェクトにリンク指定されているコンテンツを簡易に把握することができる。
本発明を実施するための最良の形態である「リンク先コンテンツ同時閲覧装置」を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリンク先コンテンツ同時閲覧装置の構成を示すブロック図である。
図1において、リンク先コンテンツ同時閲覧装置(以下「同時閲覧装置」と略す。)100は、入力装置(入力手段)1、表示装置(表示部)2、オブジェクト管理部3、コンテンツ管理部4、コンテンツ提示部5およびアプリケーション記憶部6を備えている。例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話等の端末が同時閲覧装置100に用いられる。
入力装置1は、GUI(Graphical User Interface)環境における一般的な入力デバイスである。例えば、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ、ペンタブレット、トラックボール、視線入力装置、デジタイザ等が入力装置1として用いられる。なお、マウスやキーボード等の各種入力デバイスを併用して用いてもよい。
表示装置2は、例えば、液晶ディスプレイ、CRT装置等の表示デバイスである。
オブジェクト管理部3は、所定のコンテンツ7にリンク指定されたオブジェクトに関する情報(以下「オブジェクト関連情報」という。)を取得したり管理したりするものである。
コンテンツ7は、情報サービスの内容を指し、例えば、WWW(World Wide Web)によるハイパーリンクコンテンツ、各種アプリケーションのファイル等が該当する。図1では、ハイパーリンクコンテンツをコンテンツ7に想定している。
オブジェクトは、コンテンツにリンク指定されている対象を指し、例えば、 HYPERLINK "http://yougo.ascii24.com/gh/13/001364.html" HTML(HyperText Markup Language)のタグのひとつであるアンカー、アイコン等が該当する。
オブジェクト管理部3は、オブジェクト関連情報管理テーブル31、表示要求取得部32およびオブジェクト関連情報取得部33を有している。
オブジェクト関連情報管理テーブル(以下「関連情報管理テーブル」と略す。)31は、メモリ等の情報記憶部上に構成されている。関連情報管理テーブル31には、図2に示すように、「オブジェクト識別情報」d1、「オブジェクト位置」d2、「ロケーション」d3、「ウィンドウ位置」d4および「ウィンドウ領域」d5の各項目で構成されている。
オブジェクト識別情報d1は、オブジェクトを識別するための情報であり、例えば、L1等のID(Identification)が該当する。オブジェクト位置d2は、表示装置2の表示画面に対するオブジェクトの位置(オブジェクトの中心位置等)を表したものであり、例えば、座標データで示される。
ロケーションd3は、コンテンツ7のロケーションを指し示す情報であり、例えば、URL(Uniform Resource Locator)等が該当する。
ウィンドウ位置d4は、コンテンツ7を表示する子ウィンドウの中心位置(表示位置)を表す情報であり、例えば、表示装置2の表示画面上の座標データで示される。
ウィンドウ領域d5は、前記した子ウィンドウの表示サイズを表す領域情報であり、例えば、表示装置2の表示画面上の座標データで示される。
表示要求取得部32およびオブジェクト関連情報取得部33は、それぞれ、CPU(処理部)が行う機能の一部であり、OS(Operating System)の管理下、モジュールによって次のような機能を実現する。
表示要求取得部32は、入力装置1により指定されたオブジェクトにリンク指定されたコンテンツ7の表示要求を取得する。オブジェクト関連情報取得部33は、入力装置1により指定されたオブジェクトのオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3を取得する。
コンテンツ管理部4は、オブジェクトにリンク指定された所定のコンテンツ7を取得したり管理したりするものである。コンテンツ管理部4は、コンテンツデータベース41およびコンテンツ取得部42を有している。コンテンツデータベース41は、メモリ等の情報記憶部に構成され、このコンテンツデータベース41には、オブジェクトにリンク指定されたコンテンツ7がそのオブジェクトに対応付けて管理される。なお、コンテンツ7とオブジェクトとの対応付けは、例えば、ロケーションd3とオブジェクト識別情報d1とが対応付けられることによって行われる。
コンテンツ取得部42は、例えばCPU等の処理部が行う機能の一部であり、OSの管理下、モジュールによって次のような機能を実現する。すなわち、コンテンツ取得部42は、オブジェクトにリンク指定されたコンテンツ7を取得する。
コンテンツ提示部5は、コンテンツ7の子ウィンドウを表示装置2上に提示するものである。コンテンツ提示部5は、ウィンドウ位置算出部51、コンテンツ表示部52およびウィンドウ制御部53を有している。
ウィンドウ位置算出部51、コンテンツ表示部52およびウィンドウ制御部53は、CPUが行う機能の一部であり、OSの管理下、モジュールによって次のような機能を実現する。
ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウの中心位置および領域、即ち、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を算出する。コンテンツ表示部52は、子ウィンドウのコンテンツ7を表示装置2に出力する。ウィンドウ制御部53は、例えば、子ウィンドウに表示されているコンテンツ7のスクロール等の制御を行う。
アプリケーション記憶部6は、例えばメモリ等であり、このアプリケーション記憶部6には、コンテンツ7を閲覧するためのアプリケーション(例えばブラウザ等)が格納されている。
次に、同時閲覧装置100の処理手順について説明する。なお、同時閲覧装置100は、半導体メモリ等の記録媒体に記録されているリンク先コンテンツ同時閲覧プログラムに従って動作する。
[利用者のマウス操作]
ここでは、利用者が図3(a)(b)に示すブラウザd20上で次のようなマウス操作を行った場合を例にして説明する。利用者は、まず、図3(a)に示したブラウザd20上で、マウスカーソルC1を所定の位置にあてて、マウスの右クリック操作を行う。次に、利用者は、右クリックしたままの状態で、図3(b)に示すように、複数のオブジェクト(アンカー)L1〜L6のうちのオブジェクトL1、L3、L5、L6の順にマウスカーソルC1を重ねていく。そして、利用者は、右クリック操作を止める。なお、マウスカーソルC1がオブジェクトL1、L3、L5、L6に重ねられたとき、選択対象のオブジェクトL1、L3、L5、L6と他のオブジェクトL2,L4とが区別できるように、選択対象のオブジェクトL1、L3、L5、L6の表示色を変更してもよい。
[同時閲覧装置100の処理]
すると、同時閲覧装置100のオブジェクト管理部3、コンテンツ管理部4およびコンテンツ提示部5は、次のような処理を行う。まず、オブジェクト管理部3およびコンテンツ管理部4の処理を図3および図4に基づいて説明する。
図4は、同時閲覧装置100のオブジェクト取得部3およびコンテンツ管理部4の処理手順を示すフローチャートである。
[オブジェクト管理部3の処理]
表示要求取得部32は、マウスカーソルC1が所定の位置のときにマウスが右クリックされると(図3(a)参照)、マウスの表示要求を検知し(ステップ101のYes)、マウスのイベントを監視する(ステップS102)。
そして、表示要求取得部32は、その後も、マウスカーソルC1が右クリック状態のままでオブジェクトL1〜L6に重ねられなければ、オブジェクトの選択要求を検知せず(ステップS103のNo)、引き続き、マウスのイベントを監視する(ステップS102)。そして、マウスカーソルC1がオブジェクトL1に右クリック状態で重ねられると(図3(b)参照)、表示要求取得部32は、オブジェクトL1の選択要求を検知し(ステップ103のYes)、オブジェクト関連情報取得部33は、マウスの位置を示すイベント情報を取得する(ステップ104)。
そして、オブジェクト関連情報取得部33は、取得したイベント情報に基づいて、表示要求取得部32により検知されたオブジェクトL1のオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3を取得する(ステップ105)。この取得について詳述する。オブジェクト関連情報取得部33は、例えば、DOM(Document Object Model)を用いて、まず、マウスカーソルC1が重ねられたオブジェクトL1のコンテンツ7であるHTML文書のソースコードをDOM構造に変換する。次に、オブジェクト関連情報取得部33は、HTML文書に記述されている各タグの表示位置を取得する。そして、オブジェクト関連情報取得部33は、マウスカーソルC1の位置を示す情報(座標データ)と、取得した各タグの表示位置とから、アンカータグ、即ち、URLの文字列(図2中、ロケーションd3の「○○」の部分)を導出する。
次に、オブジェクト関連情報取得部33は、オブジェクトL1のオブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3を相互に関連付けて、関連情報管理テーブル31に登録する(ステップS106)。
その後、表示要求取得部32は、マウスが右クリックしたままの状態であれば、右クリック操作の解除を検知せず(ステップS107のNo)、引き続き、マウスのイベントを監視する(ステップS102)。
そして、次に、オブジェクトL3にマウスカーソルC1が重ねられると(図3(b)参照)、表示要求取得部32は、オブジェクトL3の選択要求を検知し(ステップ103のYes)、オブジェクト関連情報取得部33は、マウスの位置を示すイベント情報を取得する(ステップS104)。
そして、オブジェクト関連情報取得部33は、取得したイベント情報に基づいて、表示要求取得部32により検知されたオブジェクトL3のオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクトL3のオブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3を取得する(ステップ105)。次に、オブジェクト関連情報取得部33は、オブジェクトL3のオブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3を相互に関連付けて、関連情報管理テーブル31に登録する(ステップS106)。
そして、その後も、マウスが右クリックしたままの状態でオブジェクトL5、L6の順にマウスカーソルC1が重ねられると(図3(b)参照)、オブジェクト管理部3では、ステップS102からステップS107までの処理が繰り返し実行され、オブジェクトL5、L6の順に各オブジェクトL5,L6のオブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2およびロケーションd3が相互に関連付けられて、関連情報管理テーブル31に登録される(ステップS106)。
そしてその後、マウスの右クリック操作が解除されると、表示要求取得部32は、マウスの右クリック操作の解除を検知する(ステップS107のYes)。これにより、オブジェクト管理部3の処理が終了し、次のコンテンツ管理部4が処理を行う。
[コンテンツ管理部4の処理]
コンテンツ取得部42は、関連情報管理テーブル31を参照し、オブジェクト関連情報取得部33により取得された各オブジェクトL1,L3,L5,L6にリンク指定された各コンテンツ7のロケーションd3をもとに、それぞれのコンテンツ7を取得する(ステップS108)。
そして、コンテンツ取得部42は、取得した複数のコンテンツ7を各オブジェクト識別情報d1に関連付けて、コンテンツデータベース41に格納する(ステップS109)。これにより、複数のコンテンツ7を表示装置2上に同時に表示することが可能となる。以上で、コンテンツ取得部4の処理が終了し、次に、コンテンツ提示部5が処理を行う。
[コンテンツ提示部5の処理]
コンテンツ提示部5の処理を図5および図6に基づいて説明する。
図5は、コンテンツ提示部5の処理手順を示すフローチャートである。
コンテンツ提示部5では、まず、ウィンドウ位置算出部51は、関連情報管理テーブル31を参照し、各オブジェクトL1,L3,L5,L6の各オブジェクト位置d2の内容をウィンドウ位置d4にコピーする(ステップS201)。つまり、ウィンドウ位置d4の初期値が決定される。
次に、ウィンドウ位置算出部51は、図6(a)に示すように、コピーしたウィンドウ位置d4、即ち、各オブジェクトL1,L3,L5,L6の中点に子ウィンドウW1,W2,W3,W4の中心をそれぞれ合わせ、各子ウィンドウW1,W2,W3,W4をブラウザd10上に初期配置する(ステップS202)。さらに詳述すると、ウィンドウ位置算出部51は、初期配置した子ウィンドウW1,W2,W3,W4ごとに、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ範囲d5を関連付けて、関連情報管理テーブル31に登録する。
なお、ここでは、子ウィンドウ同士の重なり具合の許容範囲として、新規な子ウィンドウ同士が接触しない範囲が設定されているので、初期配置された子ウィンドウW1〜W4の表示サイズは、子ウィンドウ同士が接触しないように小さな値が予め設定されている。
そして、ウィンドウ位置算出部51は、管理情報管理テーブル31のウィンドウ位置d4、即ち、各オブジェクトL1,L3,L5,L6の中点を基準に、図6(a)に示した各子ウィンドウW1,W2,W3,W4の表示サイズを拡大する(ステップS203)。この拡大に際し、ウィンドウ位置算出部51は、各子ウィンドウW1,W2,W3,W4のウィンドウ範囲d4を関連情報管理テーブル31に更新する。なお、ここでは、例えば、各子ウィンドウW1,W2,W3,W4の縦方向および横方向の拡大速度は同一である。
次に、ウィンドウ位置算出部51は、関連情報管理テーブル31のウィンドウ領域d5をもとに、すべての子ウィンドウW1〜W4の状況を判断する(ステップS204)。そして、例えば図6(b)に示すように、子ウィンドウW3および子ウィンドウW4が互いに接触したと判断された場合(ステップS204の「子ウィンドウ同士が接触」の場合)、ウィンドウ位置算出部51は、接触した子ウィンドウW3,W4をグループ化する(ステップS205)。このグループ化に際し、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW3,W4をグループ化した仮想ウィンドウW34を設定し、仮想ウィンドウW34のウィンドウ位置d3を算出する。仮想ウィンドウW34のウィンドウ位置d3は、例えば、子ウィンドウW3と子ウィンドウW4の中点である。なお、仮想ウィンドウW34は、表示画面d10上に表示されない。
そして、ウィンドウ位置算出部51は、次のステップS203に進み、仮想ウィンドウW34のウィンドウ位置d3を基準に、仮想ウィンドウW34の表示サイズを拡大する。つまり、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW3,W4については、仮想ウィンドウW34というグループ単位で表示サイズを拡大する。
他方、ウィンドウ位置算出部51の状況の判断において(ステップS204)、図6(b)に示すように、子ウィンドウW1および子ウィンドウW2が他のウィンドウと接触していないと判断された場合(ステップS204の「接触なし」の場合)、ウィンドウ位置算出部51は、接触していない残りの各子ウィンドウW1,W2の表示サイズを拡大し続ける(ステップS203)。つまり、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW1,W2については、個々の子ウィンドウの単位で表示サイズを拡大する。
そして、子ウィンドウW1,W2および仮想ウィンドウW34の表示サイズが拡大し続けた結果、図6(c)に示すように、子ウィンドウW1の片サイドが表示画面d10の外枠と接触すると、ウィンドウ位置算出部51は、まず、子ウィンドウW1が表示画面d10の外枠と接触したと判断し(ステップS204の「表示画面の外枠と接触」の場合)、次のステップS206に進む。そして、ステップS206では、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW1の左側が表示画面d10に接触したと判断し(ステップS206の「片サイド」の場合)、図6(c)に示すように、子ウィンドウW1の左側が表示画面d10の外枠と接触しなくなる方向、即ち右方向に、子ウィンドウW1を移動し(ステップS207)、次のステップS203に進む。これにより、子ウィンドウW1,W2および仮想ウィンドウW34の表示サイズがさらに拡大し続けることとなる。なお、子ウィンドウW1の右方向への移動量については、子ウィンドウW1が他のウィンドウW2,W34と接触しないよう小さな値を予め設定しておく。
その後、図6(d)に示すように、子ウィンドウW2および仮想ウィンドウW34が互いに接触すると、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW2および仮想ウィンドウW34が互いに接触したと判断し(ステップS204の「子ウィンドウ同士が接触」の場合)、子ウィンドウW2,仮想ウィンドウW34をグループ化する(ステップS205)。このグループ化に際し、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW2,仮想ウィンドウW34をグループ化した仮想ウィンドウW234を設定し、仮想ウィンドウW234のウィンドウ位置d3を算出する。仮想ウィンドウW234のウィンドウ位置d3は、例えば、子ウィンドウW2と仮想ウィンドウW34の中点である。
次に、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW1および仮想ウィンドウW234の2つの単位でウィンドウの表示サイズを拡大する(ステップS203)。
そして、図6(d)に示したように、仮想ウィンドウW234の上下サイドが表示画面d10に接触すると、ウィンドウ位置算出部51は、まず、仮想ウィンドウW234が表示画面d10の外枠と接触したと判断し(ステップS204の「表示画面の外枠と接触」の場合)、次のステップS206に進む。そして、ステップS206では、ウィンドウ位置算出部51は、仮想ウィンドウW234の上下の両サイドが表示画面d10に接触したと判断し(ステップS206の「両サイド」の場合)、次のステップS208に進む。これにより、子ウィンドウW1および仮想ウィンドウW234の表示サイズの拡大処理が中止される。
ステップS208では、ウィンドウ位置算出部51は、子ウィンドウW1、および、仮想ウィンドウW234を構成する各子ウィンドウW2,W3,W4のウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を決定し、決定したウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を子ウィンドウごとに関連情報管理テーブル31に管理する(図2参照)。これにより、すべての子ウィンドウW1,W2,W3,W4のウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5が管理され、図6(e)に示す各子ウィンドウW1,W2,W3,W4が表示画面d10上に表示される。
次に、コンテンツ表示部52は、コンテンツデータベース41を参照して、図6(e)に示した各子ウィンドウW1,W2,W3,W4に表示する各コンテンツ7を読み出す(ステップS209)。そして、コンテンツ表示部52は、アプリケーション記憶部6を参照して、該当する各子ウィンドウW1,W2,W3,W4に各コンテンツ7を表示する(ステップS210)。これにより、利用者は、すべての子ウィンドウW1〜W4が互いに重ならない状態で各子ウィンドウW1,W2,W3,W4に表示された各コンテンツ7を同時に閲覧することが可能となる(図6(e)参照)。そして、利用者は、後記するマウスの操作により、各子ウィンドウW1,W2,W3,W4に関する制御を要求することが可能となる。
各子ウィンドウW1,W2,W3,W4に関する制御を図7に基づいて説明する。
図7は、ウィンドウ制御部53の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、利用者が、図6(e)に示した表示画面d10上において、マウスの「ホイール操作」、「クリック操作」又は「ダブルクリック操作」をした場合を例にして説明する。
[ホイール操作に応じたスクロール処理]
例えば、利用者が図6(e)に示した表示画面d10上でマウス操作を行うと、ウィンドウ制御部53は、マウスのイベントに基づいてマウス操作の種類を判断し(ステップS301)、その判断の結果、例えば、ホイール操作であると判断した場合(ステップS301の「ホイール操作」の場合)、次のステップS302に進む。
ステップS302では、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31のウィンドウ範囲d5を参照して、ホイール操作されたときのマウスカーソルC1の位置を判断し(ステップS302)、その判断の結果、例えば、図6(e)に示した子ウィンドウW1の領域内であると判断した場合(ステップS302の「子ウィンドウの領域内」の場合)、子ウィンドウW1のコンテンツ7をスクロールする(ステップS303)。
他方、ウィンドウ制御部53におけるマウスカーソルC1の位置の判断において(ステップS302)、例えば、図6(e)に示したすべての子ウィンドウW1〜W4の領域外であると判断された場合(ステップS302の「子ウィンドウの領域外」、ウィンドウ制御部53は、すべての子ウィンドウW1〜W4のコンテンツ7をスクロールする(ステップS304)。これにより、利用者がホイール操作を行った場合、マウスカーソルC1の位置に応じて、ある子ウィンドウのコンテンツ7がスクロールされたり、すべての子ウィンドウのコンテンツ7がスクロールされることとなる。したがって、利用者は、複数のコンテンツ7をより効率的に閲覧することができる。
以上、ホイール操作に応じたスクロール処理について説明したが、ウィンドウ制御部53は、次のようなスクロール処理を行ってもよい。ウィンドウ制御部53は、例えば、利用者によるホイール操作の回転時間に応じて、図6(e)に示した子ウィンドウW1、W2、W3、W4の順に該当するコンテンツ7をスクロールする。この場合、ウィンドウ制御部53は、子ウィンドウのコンテンツ7が最後尾までスクロールされるごとに、次の子ウィンドウのコンテンツ7をスクロールする。これにより、利用者は、各子ウィンドウのコンテンツ7を連続して閲覧することが可能となる。
[クリック操作に応じた子ウィンドウの消去処理]
ステップS301において、例えば、ウィンドウ制御部53がクリック操作であると判断した場合(ステップS301の「クリック操作」の場合)、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31のウィンドウ範囲d5を参照して、ホイール操作されたときのマウスカーソルC1の位置を判断する(ステップS305)。そして、その判断の結果、ウィンドウ制御部53は、例えば、図6(e)に示した子ウィンドウW1の領域内であると判断した場合(ステップS305の「子ウィンドウの領域内」の場合)、子ウィンドウW1を消去する(ステップS306)。
そして、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31を参照して、消去した子ウィンドウW1のオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2、ロケーションd3、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を削除する(ステップS307)。
他方、ウィンドウ制御部53におけるマウスカーソルC1の位置の判断において(ステップS305)、例えば、図6(e)に示したすべての子ウィンドウW1〜W4の領域外であると判断された場合(ステップS305の「子ウィンドウの領域外」、ウィンドウ制御部53は、すべての子ウィンドウW1〜W4を消去する(ステップS308)。
そして、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31を参照して、消去したすべての子ウィンドウW1〜W4のオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2、ロケーションd3、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を消去する(ステップS309)。これにより、利用者がクリック操作を行った場合、マウスカーソルC1の位置に応じて、ある子ウィンドウが消去されたり、あるいはすべての子ウィンドウが消去されることとなる。したがって、利用者は、所望の子ウィンドウに表示されているコンテンツ7のみを効率的に閲覧することができる
[ダブルクリック操作に応じた通常サイズのウィンドウ処理]
また、ステップS301において、例えば、ウィンドウ制御部53がダブルクリック操作であると判断した場合(ステップS301の「ダブルクリック操作」の場合)、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31のウィンドウ範囲d5を参照して、ホイール操作されたときのマウスカーソルC1の位置を判断する(ステップS310)。そして、その判断の結果、ウィンドウ制御部53は、例えば、図6(e)に示した子ウィンドウW1の領域内であると判断した場合(ステップS305の「子ウィンドウの領域内」の場合)、通常サイズ(予め設定された標準サイズを意味する。以下同じ。)の新規なウィンドウに子ウィンドウW1に表示されていたコンテンツ7を表示する(ステップS311)。なお、ウィンドウ制御部53は、通常サイズのウィンドウにコンテンツ7を表示する際、アプリケーション記憶部6を参照する。
そして、ウィンドウ制御部53は、図6(e)に示したすべての子ウィンドウW1〜W4、即ち、すべての子ウィンドウを消去する(ステップS312)。次に、ウィンドウ制御部53は、関連情報管理テーブル31を参照して、消去した子ウィンドウW1〜W4のオブジェクト関連情報、即ち、すべての子ウィンドウW1〜W4のオブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2、ロケーションd3、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を消去する(ステップS313)。
他方、ウィンドウ制御部53におけるマウスカーソルC1の位置の判断において(ステップS310)、例えば、図6(e)に示したすべての子ウィンドウW1〜W4の領域外であると判断された場合(ステップS310の「子ウィンドウの領域外」の場合)、ウィンドウ制御部53は、子ウィンドウW1〜W4、即ち、すべての子ウィンドウが表示していたコンテンツ7をそれぞれ通常サイズの新規なウィンドウに表示する(ステップS314)。
そして、ウィンドウ制御部53は、図6(e)に示したすべての子ウィンドウW1〜W4を消去し(ステップS312)、関連情報管理テーブル31を参照して、消去した子ウィンドウW1〜W4のオブジェクト関連情報、即ち、オブジェクト識別情報d1、オブジェクト位置d2、ロケーションd3、ウィンドウ位置d4およびウィンドウ領域d5を消去する(ステップS313)。これにより、利用者がダブルクリック操作を行った場合、マウスカーソルC1の位置に応じて、ある子ウィンドウのコンテンツ7が通常サイズのウィンドウに表示されたり、あるいはすべての子ウィンドウのコンテンツ7が通常サイズのウィンドウに表示されることとなる。したがって、利用者は、子ウィンドウに表示されているコンテンツ7を通常サイズのウィンドウで閲覧することができる。
なお、マウスの各種操作に応じた所定の処理について説明したが、マウスの操作に応じた所定の処理を入れ替えてもよい。例えば、マウスのクリック操作で通常サイズのウィンドウ処理が行われたり、マウスのダブルクリック操作で子ウィンドウの消去処理が行われたりしてもよい。また、キーボードの各種キー操作(例えばリターンキーの押し下げ操作等)でマウスの各種操作を代替してもよい。
以上、オブジェクト管理部3、コンテンツ管理部4およびコンテンツ提示部5の処理について、マウスの右クリック操作の場合のウィンドウ制御について説明したが、次のような操作によりウィンドウ制御を行ってもよい。
[オブジェクトの選択操作]
まず、ドラッグ操作の場合について説明する。利用者は、図8(a)に示すように、マウスのドラッグ操作により、オブジェクトL4,L5,L6をドラッグ範囲e1に含めて、これらのオブジェクトL4〜L6を選択する。なお、図8(a)中、ドラッグ範囲e1の左上が始点で、ドラッグ範囲e1の右下が終点であることを表している。すると、図1に示したオブジェクト関連情報取得部33は、ドラッグ範囲e1を示す位置情報(座標データ)をもとに、ドラッグ範囲e1内のオブジェクトL4〜L6を処理対象として特定する。これにより、マウス操作の選択肢が増え、利用者の利便性が向上する。
次に、右クリック操作の場合について説明する。利用者は、図8(b)に示すように、ブラウザd10上の所定の位置でマウスの右クリック操作を継続する。すると、右クリック操作が行われた位置を中心に選択範囲e2が放射線状に拡大する。そして、利用者が右クリック操作を止めたとき、選択範囲e2には、オブジェクトL2,L3,L5が含まれる。すると、図1に示したオブジェクト関連情報取得部33は、選択範囲e2を示す位置情報(座標データ)をもとに、選択範囲e2に含まれるオブジェクトL2,L3,L5を処理対象として特定する。これにより、利用者は、種々のマウス操作によりオブジェクトを選択することが可能となる。
次に、キーボード操作の場合について説明する。利用者は、例えば、図3(a)に示したマウスカーソルC1の位置で、スペースキーやシフトキー等のキーを用いて、マウスカーソルC1に重ねられているオブジェクトL1を選択してもよい。
[子ウィンドウの再帰表示]
次に、子ウィンドウの再帰表示について説明する。ここでいう再帰表示というのは、例えば、子ウィンドウ内のオブジェクトにリンク指定されたコンテンツ7を他の子ウィンドウに表示する場合をいう。
例えば、利用者は、マウスによる右クリック操作を行い、図9(a)に示す子ウィンドウW1〜W4のうちの子ウィンドウW1のオブジェクトL11を選択する。さらに、利用者は、図9(a)に示す子ウィンドウW3のオブジェクトL31,L32を選択する。すると、コンテンツ表示部52は、図9(b)に示すように、それぞれのオブジェクトL11,L31,L32にリンク指定されたコンテンツ7を新規な子ウィンドウW5,W6,W7に表示する。
具体的には、まず、ウィンドウ位置算出部51は、マウス操作により、子ウィンドウW1,W3上に表示された各オブジェクトL11,L31,L32の表示位置をもとに、対応する各コンテンツ7が表示される新規な子ウィンドウW5,W6,W7同士の重なり具合が許容範囲内に収まるように各子ウィンドウW5,W6,W7の表示位置および表示サイズをそれぞれ新たに算出する。次に、コンテンツ表示部52は、子ウィンドウW1,W3に表示された複数のオブジェクトL11,L31,L32にリンク指定された各コンテンツ7を取得する。そして、コンテンツ表示部52は、ウィンドウ位置算出部51により算出された表示位置および表示サイズで構成した新規な各子ウィンドウW5,W6,W7に各コンテンツ7をそれぞれ表示する。これにより、利用者は、リンク指定されたコンテンツ7をいつでも同時に閲覧することが可能となる。
なお、ウィンドウ制御部53は、図9(b)に示した新規な子ウィンドウW5,W6,W7を表示するに際し、図9(a)に示した元の子ウィンドウW1〜W4をすべて消去するようにしてもよい。これにより、利用者は、最新の子ウィンドウに表示されたコンテンツ7を閲覧し易くなる。また、ウィンドウ制御部53は、図9(b)に示した新規な子ウィンドウW5,W6,W7を表示するに際し、図9(a)に示した元の子ウィンドウW2,W4のみを消去し、図9(a)に示した元の子ウィンドウW1,W3をそのまま表示するようにしてもよい。つまり、利用者が指定したオブジェクトL11,L31,L32を表示している子ウィンドウW1,W3だけがそのまま表示されることとなる。これにより、利用者は、相互に関連する子ウィンドウW1,W3,W5〜W7のコンテンツ7を閲覧することが可能となる。
[子ウィンドウの表示サイズ]
次に、子ウィンドウの表示サイズについて説明する。前記した子ウィンドウ同士は、互いに抵触しない場合について説明したが、例えば、コンテンツ7の同時閲覧が可能な範囲で子ウィンドウ同士の重なりが許容された場合、その許容された範囲内で子ウィンドウ同士が重なってもよい。
また、ウィンドウ位置制御部51は、図6(e)に示した各子ウィンドウW1,W2,W3,W4の表示サイズを算出するに際し、例えば、[(各子ウィンドウの表示サイズ)=(予め設定された子ウィンドウの表示サイズ)÷(新規な子ウィンドウの個数)]の関数を用いて各子ウィンドウW1,W2,W3,W4の表示サイズを算出するようにしてもよい。
さらに、コンテンツ表示部52は、図6(e)に示した子ウィンドウW1〜W4の表示サイズに応じて、それらの子ウィンドウW1〜W4に表示されるコンテンツ7内のページ全体の表示サイズ(文字サイズ、画像の表示サイズ等)を変更してもよい。例えば、図6(e)に示した子ウィンドウW1の表示サイズが通常サイズの50%であった場合、コンテンツ表示部52は、その子ウィンドウW1に表示されるコンテンツ7内のページ全体の表示サイズ(文字サイズ、画像の表示サイズ等)を50%で表示する。これにより、利用者は、子ウィンドウの表示サイズの大きさに合った文字サイズ等で表示されたコンテンツ7を閲覧することができる。
なお、前記した実施形態はこれに限られない。図7のステップS306において、ウィンドウ制御部53は、マウスカーソルC1が重ねられた図6(e)の子ウィンドウW1を消去する場合について説明したが、例えば、子ウィンドウW1以外の他の子ウィンドウ、即ち、図6(e)に示した子ウィンドウW2〜W4を消去してもよい。
また、図7のステップS306において、ウィンドウ制御部53は、図6(e)の子ウィンドウW1を消去するに際し、例えば、1回目の右クリック操作を検知してから次の右クリック操作を検知したことを条件に、その子ウィンドウW1を消去してもよい。これにより、利用者の誤操作による子ウィンドウの消去を防止することができる。さらに、この場合、ウィンドウ制御部53は、図6(e)の子ウィンドウW1を消去するまでの間、その子ウィンドウW1を半透明色で表示してもよい。これにより、利用者は、消去対象の子ウィンドウを確認し易くなる。
実施形態に係るリンク先コンテンツ同時閲覧装置を示すブロック図である。 図1のオブジェクト関連情報管理テーブルのデータ構造図である。 図1の表示装置に表示された表示画面の例を示す説明図である。 図1のオブジェクト管理部およびコンテンツ管理部の処理手順を示すフローチャートである。 図1のコンテンツ提示部の処理手順を示すフローチャートである。 図1のオブジェクト提示部が管理する子ウィンドウの例を示す説明図である。 図1のウィンドウ制御部の処理手順を示すフローチャートである。 図1のオブジェクト管理部が管理するオブジェクトの例を示す説明図である。 図1のコンテンツ提示部が制御する子ウィンドウの例を示す説明図である。
符号の説明
1 入力装置
2 表示装置
3 オブジェクト管理部
4 コンテンツ管理部
5 コンテンツ提示部
6 アプリケーション記憶部
7 コンテンツ

Claims (11)

  1. 表示部上に表示された複数のオブジェクトにリンク指定された各コンテンツをコンピュータが同時に前記表示部上に表示するリンク先コンテンツ同時閲覧方法であって、
    前記コンピュータが、
    入力手段により指定された前記複数のオブジェクトの表示位置を格納する情報記憶部を参照し、前記各オブジェクトにリンク指定された各コンテンツを表示する新規な子ウィンドウ同士が重ならないように前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズをそれぞれ算出するステップと、
    前記ステップで算出した表示位置および表示サイズで構成した各子ウィンドウに前記リンク指定された各コンテンツを前記表示部上でそれぞれ表示するステップと
    を実行し、
    前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを算出するに際し、
    前記表示部上の前記各オブジェクトの表示位置をもとに設定された初期位置に前記各子ウィンドウをそれぞれ配置するステップと、
    前記配置した各子ウィンドウの初期位置を基準にして、前記各子ウィンドウの表示サイズを拡大するステップとを含み、
    前記拡大した各子ウィンドウが互いに接触した場合、接触した子ウィンドウ同士をグループ化して構成したグループ単位で前記表示サイズを拡大するステップを繰り返し、
    前記グループ単位、および、残りの子ウィンドウ単位の少なくともいずれかの単位で前記表示サイズを拡大するステップを繰り返した結果、前記いずれかの単位の子ウィンドウの片サイドのみが前記表示部の表示画面の外枠と接触した場合、片サイドのみが接触した単位で構成される子ウィンドウをすべて予め設定された移動量分、他の位置へ移動させた後、前記少なくともいずれかの単位で前記子ウィンドウの表示サイズを拡大するステップを繰り返し、
    前記表示サイズを拡大するステップで前記子ウィンドウの表示サイズを拡大し続けた結果、前記いずれかの単位で構成される子ウィンドウの両サイドが前記表示部の表示画面の外枠と接触したことを条件に、前記ステップで算出する各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを決定するステップとを含んでいる
    ことを特徴とするリンク先コンテンツ同時閲覧方法。
  2. 前記入力手段により指定された複数のオブジェクトが前記子ウィンドウに表示されている場合、
    前記コンピュータが、さらに、
    前記入力手段により指定された各オブジェクトにリンク指定されたコンテンツを表示する新規な各子ウィンドウについて、前記情報記憶部を参照し、新規な各子ウィンドウ同士が重ならないように前記表示位置および表示サイズをそれぞれ算出するステップと、
    前記算出した表示位置および表示サイズで構成した各子ウィンドウに前記リンク指定された各コンテンツをそれぞれ表示するステップとを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のリンク先コンテンツ同時閲覧方法。
  3. 前記コンピュータが、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段によるスクロール操作時に指定された位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウに表示されたコンテンツをスクロールし、又は、
    前記入力手段によるスクロール操作時に指定された前記表示部上の位置がすべての子ウィンドウの領域外である場合、各子ウィンドウに表示されたコンテンツをすべてスクロールする
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧方法。
  4. 前記コンピュータが、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段による子ウィンドウの消去操作時に指定された前記表示部上の位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウを消去し、又は、
    前記入力手段による子ウィンドウの消去操作時に指定された前記表示部上の位置がすべての子ウィンドウの領域外である場合、全子ウィンドウをすべて消去する
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧方法。
  5. 前記コンピュータが、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段によるコンテンツの表示操作時に指定された前記表示部上の位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウに表示されていたコンテンツを予め設定されたサイズのウィンドウに表示し、又は、
    前記入力手段によるコンテンツの表示操作時に指定された前記表示部上の位置がすべての子ウィンドウの領域外である場合、各子ウィンドウに表示されていたコンテンツを前記予め設定されたサイズのウィンドウにそれぞれ表示する
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧方法。
  6. 表示部上に表示された複数のオブジェクトにリンク指定された各コンテンツを同時に前記表示部上に表示する処理部を備えたリンク先コンテンツ同時閲覧装置であって、
    前記処理部は、
    入力手段により指定された前記複数のオブジェクトの表示位置を格納する情報記憶部を参照し、前記各オブジェクトにリンク指定された各コンテンツを表示する新規な子ウィンドウ同士が重ならないように前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズをそれぞれ算出し、
    前記算出した表示位置および表示サイズで構成した各子ウィンドウに前記リンク指定された各コンテンツを前記表示部上でそれぞれ表示し、
    前記各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを算出するに際し、
    前記表示部上の前記各オブジェクトの表示位置をもとに設定された初期位置に前記各子ウィンドウをそれぞれ配置し、
    前記配置した各子ウィンドウの初期位置を基準にして、前記各子ウィンドウの表示サイズを拡大し、
    前記拡大した各子ウィンドウが互いに接触した場合、接触した子ウィンドウ同士をグループ化して構成したグループ単位で前記各子ウィンドウの表示サイズの拡大を繰り返し、
    前記グループ単位、および、残りの子ウィンドウ単位の少なくともいずれかの単位で前記各子ウィンドウの表示サイズの拡大を繰り返した結果、前記いずれかの単位の子ウィンドウの片サイドのみが前記表示部の表示画面の外枠と接触した場合、片サイドのみが接触した単位で構成される子ウィンドウをすべて予め設定された移動量分、他の位置へ移動させた後、前記少なくともいずれかの単位で前記各子ウィンドウの表示サイズの拡大を繰り返し、
    前記各子ウィンドウの表示サイズを拡大し続けた結果、前記いずれかの単位で構成される子ウィンドウの両サイドが前記表示部の表示画面の外枠と接触したことを条件に、前記算出する各子ウィンドウの表示位置および表示サイズを決定する
    ことを特徴とするリンク先コンテンツ同時閲覧装置。
  7. 前記入力手段により指定された複数のオブジェクトが前記子ウィンドウに表示されている場合、
    前記処理部は、さらに、
    前記入力手段により指定された各オブジェクトにリンク指定されたコンテンツを表示する新規な各子ウィンドウについて、前記情報記憶部を参照し、新規な各子ウィンドウ同士が重ならないように前記表示位置および表示サイズをそれぞれ算出し、
    前記算出した表示位置および表示サイズで構成した各子ウィンドウに前記リンク指定された各コンテンツをそれぞれ表示する
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧装置。
  8. 前記処理部は、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段によるスクロール操作時に指定された位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウに表示されたコンテンツをスクロールし、又は、
    前記入力手段によるスクロール操作時に指定された前記表示部上の位置がすべての子ウィンドウの領域外である場合、各子ウィンドウに表示されたコンテンツをすべてスクロールする
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧装置。
  9. 前記処理部は、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段による子ウィンドウの消去操作時に指定された前記表示部上の位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウを消去し、又は、
    前記入力手段による子ウィンドウの消去操作時に指定された前記表示部上の位置がすべての子ウィンドウの領域外である場合、全子ウィンドウをすべて消去する
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧装置。
  10. 前記処理部は、前記各子ウィンドウの表示制御を行うに際し、
    前記入力手段によるコンテンツの表示操作時に指定された前記表示部上の位置が前記複数の子ウィンドウのうちの特定の子ウィンドウの領域内である場合、その特定の子ウィンドウに表示されていたコンテンツを予め設定されたサイズのウィンドウに表示し、又は、
    前記入力手段によるコンテンツの表示操作時に指定された前記表示部上の位置がすべてのウィンドウの領域外である場合、各子ウィンドウに表示されていたコンテンツを前記予め設定されたサイズのウィンドウにそれぞれ表示する
    ことを特徴とする請求項記載のリンク先コンテンツ同時閲覧装置。
  11. 請求項1からまでのいずれかに記載のリンク先コンテンツ同時閲覧方法をコンピュータに実行させるためのリンク先コンテンツ同時閲覧プログラム。
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