JP2004086744A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポインティング・デバイスにて簡単に操作できる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】パソコンの表示部12にホームページ閲覧ソフトに対応する表示画面31を表示し、インターネットを介して受信した表示データに基づいて前記表示画面31の表示領域に合わせてコンテンツを表示する。表示画面31にコンテンツを表示しきれない場合、マウスにてマウスカーソル35が表示部12のスクロール指示領域42A〜42Dに移動させるだけで、表示画面31がスクロールし、表示されなかったコンテンツを表示する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)の表示部に画像または文字メッセージ等を表示するために表示画面を表示し、前記表示画面の表示領域に合わせて画像または文字メッセージ等を表示していた。このため、表示画面に表示することが出来ない表示領域を有する画像または文字メッセージが存在する場合、表示画面の縦方向または横方向にスクロールバーを設け、それをマウスにてクリックして操作することにより画面領域外の画像を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の方法では、スクロールバーをマウスにて操作するとき、スクロールバーをクリックした状態でそのマウスを移動させる、即ち、ドラッグして移動させる必要があった。このため、クリックするためにマウスカーソルをスクロールバーに移動させる等の操作に手間がかかる上に、スクロールバーに沿ってマウスを移動させなければならないので操作方法が簡単ではなかった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ポインティング・デバイスにて簡単に操作できる情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示画面を表示する表示部を備え、前記表示画面の表示領域に合わせてコンテンツを表示する情報処理装置において、前記情報処理装置は、ポインティング・デバイスに対応し、かつ、前記表示部に表示したポインティング・カーソルが前記表示部における特定の領域に位置したことを検知する手段と、前記ポインティング・カーソルが前記特定の領域に位置したことを検知したとき、前記ポインティング・カーソルの位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせ、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示する手段と、を備えた。
【0006】
請求項2に記載の発明は、前記情報処理装置は、前記表示画面のスクロール可能な方向を指し示す指示表示を表示部に表示する手段を備えた。
請求項3に記載の発明は、情報処理装置が表示部に表示された表示画面をスクロールし、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示するプログラムにおいて、前記情報処理装置が、ポインティング・デバイスに対応し、かつ、前記表示部に表示したポインティング・カーソルが前記表示部における特定の領域に位置したことを検知するステップと、前記ポインティング・カーソルが前記特定の領域に位置したことを検知したとき、前記ポインティング・カーソルの位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせ、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示するステップと、を実行する。
【0007】
(作用)
請求項1または3に記載の発明によれば、ポインティング・デバイスにて表示画面のスクロールが簡単に行え、情報処理装置を簡単に扱える。また、操作方法が見た目にもわかりやすい。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、表示されていないコンテンツがあるか否か容易に知ることができ、コンテンツ全体を容易に見ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコン)1の概略構成を示す外観図である。図2はパソコン1のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
【0010】
図1に示すように、パソコン1は、本体にキーボード10と表示部12を備え、マウス11が接続されている。
キーボード10は、文字・記号・数字を入力するための文字キーと、それ以外のカーソルキー、コントロールキー等の制御文字を入力するための特殊キーが備えられ、入力装置6として機能する。
【0011】
ポインティング・デバイスとしてのマウス11は、入力装置6として機能する。マウス11は平面上を動かすことにより、表示部12に表示されているマウスカーソル(本実施形態では矢印型)を動かすことができる。また、マウス11は複数(本実施形態では2つ)のマウスボタン11a,11bを備え、それらのマウスボタン11a,11bの少なくともいずれか1つを押すことにより、即ち、クリックすることにより、表示部12に表示されるマウスカーソルが指し示しているオブジェクトに対応する処理を行う。
【0012】
次にパソコン1のハードウェア構成について説明する。パソコン1が提供する機能は、パソコン1上で実行されるコンピュータプログラムにより実現するものである。
【0013】
図2に示すように、パソコン1は、CPU2を備え、このCPU2はシステムバス3を介してメモリ4、記憶装置5、入力装置6、出力装置7、ドライブ装置8、通信装置9、と接続されている。
【0014】
CPU2は、メモリ4を利用してプログラムを実行する。メモリ4は、プログラムとデータが格納されている。
通信装置9は、インターネットへの接続に用いられ、通信に伴うデータ変換等を行い、インターネットを介してサーバコンピュータなどにアクセスし、プログラムやデータの授受を行う。
【0015】
ドライブ装置8は、記憶媒体を駆動し、その記憶内容にアクセスする。この記憶媒体には、プログラム及びデータが記憶され、必要に応じてメモリ4に読み込んで使用することができる。
【0016】
入力装置6は、キーボード10及びポインティング・デバイスとしてのマウス11を含み、ユーザからの要求や指示の入力に用いられる。出力装置7としての表示部12は、CPU2に制御されており、入力される表示データに基づいて文字、画像等から構成されるコンテンツを表示部12に表示する。
【0017】
ここで、入力装置6と出力装置7における入出力動作について詳述する。
マウス11を操作する、又は、キーボード10を操作することにより、その機械的操作は電子的なデータに変換され、メモリ4に書き込まれる。CPU2は、メモリ4に書き込まれた電子的データを読み込み、プログラムに基づいて処理を行う。
【0018】
出力装置7としての表示部12に文字メッセージ及び画像等を含むコンテンツを表示する場合、CPU2は、プログラムにより処理したコンテンツを表示するための表示データを表示部12に送信し、表示部12に該コンテンツを表示するように指示する。CPU2から指示を受けて表示部12は、表示データに基づいて表示部12に表示された表示画面の表示領域内でコンテンツを表示する。尚、本実施形態における表示画面とは、実際にユーザが表示部12上で見る画面のことを指し(所謂、表示ウィンド)、その領域の広さは、表示部12の大きさ又はユーザの指示にてその領域の広さが予め決められている。コンテンツとは、文字及び画像等から構成される情報の内容のことを指し、表示データによってその表示される領域の広さが仮想的に予め決められている。つまり、コンテンツの表示領域が表示画面の表示領域より広い場合、表示画面の表示領域に合わせてコンテンツの一部だけを表示部12に表示されている表示画面に表示することとなる。
【0019】
次に、記憶装置5について述べる。記憶装置5は、プログラムとデータが記憶されている。プログラムは、パソコン1のハードウェア資源を効率的に直接操作するシステムプログラムと、さまざまな機能を提供するアプリケーションプログラムとがある。CPU2は、メモリ4に存在しているシステムプログラムの指示により、プログラム及びデータをメモリ4へ転送し、CPU2がそのプログラム及びデータに基づいて、さまざまな処理を行う。
【0020】
システムプログラムの中には、画面スクロールに関するプログラムが含まれる。コンテンツを表示する際、画面スクロールに関するプログラムに基づいてCPU2は出力装置7に送信する表示データを解析し、表示部12におけるコンテンツの表示領域を調べ、表示部12に実際に表示されている表示画面の表示領域と比較する。
【0021】
CPU2は、コンテンツの表示領域が表示画面の表示領域より狭いと判断すると、表示画面にコンテンツを全て表示するために表示データを出力装置7に送信し、出力装置7としての表示部12は受信した表示データに基づいてコンテンツを表示画面に表示する。
【0022】
CPU2はコンテンツの表示領域が表示画面の表示領域より広いと判断すると、表示画面の表示領域に合わせてコンテンツを表示するために表示データの一部を出力装置7に送信する。つまり、コンテンツは、表示データによって表示される領域が予め決められているので、CPU2は、実際にコンテンツをユーザが見ることができるように表示する表示画面の広さに合わせて、表示データの一部を送信する。そして、表示部12は、受信した一部の表示データに基づいて、表示画面にコンテンツを実際に表示する。
【0023】
その際、CPU2は、画面スクロールに関するプログラムに基づいて、表示画面がスクロール可能な方向、即ち、表示画面において表示されていないコンテンツが存在する方向、を上下左右方向に分けて指し示すスクロール指示マークを表示部12に表示する。
【0024】
詳述すると、表示画面の上方向に表示されていないコンテンツが存在することを指し示すスクロール指示マークは表示部12の上端中央部付近に、下方向に存在することを指し示すスクロール指示マークは表示部12の下端中央部付近に、それぞれ表示される。同様に、左方向に表示されていないコンテンツが存在することを指し示すスクロール指示マークは表示部12の左端中央部付近に、右方向に存在することを指し示すスクロール指示マークは表示部12の右端中央部付近に、それぞれ表示される。
【0025】
マウスカーソルが、スクロール指示マークが指し示している表示部12の端部付近の画面スクロールに関するプログラムによって予め決められているスクロール指示領域に位置すると、出力装置7はマウスカーソルの位置情報をメモリ4に書き込む。尚、スクロール指示領域とは、表示部12の四辺から一定の幅を有した表示部12内の画面スクロールに関するプログラムによって予め決められた領域のことである。
【0026】
CPU2は、メモリ4からマウスカーソルの位置情報を読み込み、マウスカーソルがスクロール指示領域に位置したことを検知し、画面スクロールに関するプログラムに基づいて、マウスカーソルと表示画面の中心とが結ぶ線に沿ってマウスカーソルの方向に表示画面がスクロールすることができるか判断する。つまり、CPU2は、マウスカーソルの方向に表示画面に表示されていないコンテンツが存在するか否か判断する。
【0027】
表示画面をスクロールすることが可能であると判断した場合、CPU2は、画面スクロールに関するプログラムにより、表示画面をスクロールさせてコンテンツを表示する。
【0028】
また、表示画面がスクロールした結果、表示画面に表示されないコンテンツが発生した場合、CPU2は、画面スクロールに関するプログラムに基づいて、新たにスクロール指示マークを表示部12に表示する。また、表示画面がスクロールした結果、表示画面に表示されないコンテンツがなくなった場合、その方向を指し示していたスクロール指示マークを表示部12から消去する。
【0029】
また、アプリケーションプログラムの中には、ホームページ閲覧ソフトが存在する。ホームページ閲覧ソフトが起動すると、CPU2は出力装置7の表示部12にホームページ閲覧ソフトに対応した表示画面を表示させる。表示画面に表示されたURL(Uniform Resource Locator)を入力するための入力フィールドに対してURLを入力すると、CPU2はホームページ閲覧ソフトにより、URLに従って、通信装置9からインターネットを介して、サーバコンピュータ等にアクセスする。通信装置9はサーバコンピュータ等から表示データを受信し、メモリ4に表示データを書き込む。CPU2はメモリ4に書き込まれた表示データを読み込み、ホームページ閲覧ソフトにより表示された表示画面を選択する。そして、CPUは表示データを出力装置7に送信し、コンテンツを表示画面に表示するように命令する。出力装置7は表示データに基づいて表示部12の表示画面にコンテンツを表示する。
【0030】
次に、表示画面のスクロール方法について説明する。
図3〜6は表示画面のスクロール方法についての説明図である。
ホームページ閲覧ソフトが起動すると、図3に示すように、表示部12にはホームページ閲覧ソフトに基づいて処理されたコンテンツを表示するための表示画面31を表示する。表示画面31にはホームページ閲覧ソフトの機能を利用するための各種ボタン・オブジェクト32、URLを入力するための入力フィールド33等を表示する。また、表示部12にはマウス11にて操作することができるマウスカーソル35も表示される。
【0031】
また、前述したように表示部12の四辺から一定の幅における領域においてスクロール指示領域42A〜42Dが設けられ、図3〜6においては、便宜上、表示部12の各辺と破線で囲んで領域を示している。
【0032】
URLを前記入力フィールド33に入力すると、ホームページ閲覧ソフトにより、通信装置9はインターネットを介してサーバコンピュータから表示データを受信し、表示データをメモリ4に書き込む。そして、CPU2は、メモリ4から表示データを読み込み、画面スクロールに関するプログラムに基づいて、表示データを解析して表示データにて決められたコンテンツの表示領域と表示画面31の表示領域34とを比較する。
【0033】
コンテンツの表示領域が表示画面31の表示領域34より広いと判断した場合、CPU2は画面スクロールに関するプログラムにより表示画面31の表示領域34に合わせて表示データの一部だけを出力装置7に送信する。そして、CPU2は、送信した表示データに基づいて表示画面31の表示領域34にコンテンツを表示するように出力装置7に対して命令する。また、CPU2は、画面スクロールに関するプログラムに基づいて表示画面31のスクロール可能な方向を指し示すスクロール指示マーク41A、41Bを表示部12の下端中央部付近と、右端中央部付近にそれぞれ表示するように命令する。
【0034】
そして、図4に示すように、出力装置7は受信した表示データに基づいて表示部12の表示画面31にコンテンツを表示する。また、出力装置7はCPU2からの命令に基づいて、表示部12の下端中央部付近と、右端中央部付近に表示画面のスクロール可能な方向を指し示すスクロール指示マーク41A、41Bをそれぞれ表示する。
【0035】
次に、ユーザがマウス11にてマウスカーソル35を下端部のスクロール指示領域42Aに移動させる。これを受けて、画面スクロールに関するプログラムにより、表示画面31がマウスカーソル35と表示画面31の中心とを結ぶ線に沿ってマウスカーソル35の方向、即ち、図4においては下方向にスクロールする。つまり、図5に示すように、図4の表示画面31において表示されていない下側のコンテンツを表示画面31に表示する。
【0036】
また、表示画面31を下方向にスクロールさせることにより、表示画面31の上方向に表示できなくなったコンテンツが発生する。このため、CPU2は画面スクロールに関するプログラムによりコンテンツが表示画面31の上方向に存在することを指し示すスクロール指示マーク41Cを表示部12の上端中央部付近に新たに表示する。
【0037】
次に、図5において、マウス11を操作して右端部のスクロール指示領域42Bにマウスカーソル35を移動する。前述したのと同様にして、画面スクロールに関するプログラムにより右方向に表示画面31がスクロールする。そして、図6に示すように、図5のコンテンツにおいて表示されていない右側のコンテンツを表示画面31に表示する。同時に、CPU2は画面スクロールに関するプログラムに基づいて、図6の表示画面31に対して左側に表示画面31に表示されないコンテンツがあることを指し示すスクロール指示マーク41Dを表示部12の左端中央部付近に表示する。
【0038】
次に、図6において、表示部12の左上端部のスクロール指示領域42C、42Dにマウスカーソルが移動すると、画面スクロールに関するプログラムに基づいて、表示画面31は左上方向にスクロールする。そして、図6の表示画面31において表示されていない左上方向のコンテンツを表示し、図3に示すような表示画面31に戻る。この場合、表示画面31の左側及び上側には表示されていないコンテンツが存在しなくなるので、表示部12の上端中央部のスクロール指示マーク41C及び左端中央部のスクロール指示マーク41Dは消去される。
【0039】
以上詳述したように本実施形態は、以下の特徴を有する。
(1)表示画面31をスクロールするためにスクロールバーを設けて、スクロールバーをドラッグして移動させる必要がない。また、表示部12のスクロール指示領域42A〜42Dにマウスカーソル35を移動させるだけで、表示画面31がスクロールし、表示画面31に表示されていない画像を表示することができる。したがって、表示画面31のスクロール方法を容易に理解でき、パソコン1をあまり扱ったことがない人にとっても、マウス11にてパソコン1を簡単に操作することが出来る。
【0040】
(2)表示部12のスクロール指示領域42A〜42Dにマウスカーソル35が移動するだけで、表示画面31をスクロールさせることができるので、表示画面31にスクロールバーを表示する必要がない。このため、表示画面31のサイズを大きくすることができ、画面が見やすく、かつ、効率よく利用できる。
【0041】
(3)スクロールバーを使用したスクロールに関するプログラムにおいては上下方向、または左右方向にしか、スクロールさせることができなかったが、本実施形態ではマウスカーソル35と表示画面31の中心とが結ぶ線に沿ってスクロールさせることができる。このため、表示画面31を斜めにスクロールさせるなど、マウスカーソル35の位置でスクロールさせる方向を自由にすることができる。
【0042】
なお、上記以外に次の形態にて具体化できる。
○上記実施形態では、表示画面31をスクロールするためのスクロールバーをなくしたが、表示画面にスクロールバーを設け、スクロールバーでも表示画面をスクロールすることができるようにしてもよい。
【0043】
○上記実施形態において、マウスカーソル35をスクロール指示領域42A〜42D内における位置によって、表示画面31がスクロールする速度を変えてもよい。
【0044】
○上記実施形態において、マウスカーソル35をスクロール指示領域42A〜42Dに位置させて、表示画面31をスクロールさせるとき、マウスカーソル35がスクロール指示領域42A〜42D内で一定時間経過するとスクロールする速度が変化してもよい。
【0045】
○上記実施形態では、ホームページ閲覧ソフトにて具体化したが、表示部12にアプリケーションソフトに対応した表示画面を表示するものであれば何に具体化してもよい。
【0046】
○上記実施形態では、ポインティング・デバイスとしてマウス11に具体化したが、これ以外のものでもよい。例えば、トラックボール、スティック型ポインタ、タッチパッドなどでもよい。
【0047】
○上記実施形態では、スクロール指示領域42A〜42Dは表示部12の四辺から一定の幅を有した表示部12内の領域であったが、表示部12内で、マウスカーソル35が移動することができる領域ならどこに設定してもよい。
【0048】
○上記実施形態では、スクロール指示マーク41A〜41Dの指す方向に表示画面31がスクロールし、表示領域外のコンテンツが表示されていたが、スクロール指示マーク41A〜41Dの指す方向にコンテンツが移動して表示領域外のコンテンツを表示してもよい。即ち、この場合では、上記実施形態においてスクロール指示マーク41A〜41Dが指す方向と逆方向に表示画面31がスクロールすることとなる。
【0049】
○上記実施形態では、スクロール指示マーク41A〜41Dは表示画面31の表示領域外にコンテンツが存在すると表示部12に表示するようにしていたが、常にスクロール指示マーク41A〜41Dを表示部12に表示していてもよい。また、常にスクロール指示マーク41A〜41Dを表示しなくてもよい。
【0050】
○上記実施形態では、情報処理装置としてパソコン1に具体化したが、パソコン以外の情報処理装置に具体化しても良い。例えば、PDA(Personal DigitalAssistance)、携帯電話などの情報処理端末にて具体化しても良い。また、本実施携帯では、ノート型パソコンを例示したが、タワー型やブック型等でもよく、ワークステーション等で用いても良い。
【0051】
上記の実施形態並びに別例から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(A)前記表示画面の表示領域外にコンテンツが存在する場合、前記情報処理装置は、前記ポインティング・カーソルが前記表示部の特定の領域に移動したことを読み取る手段と、前記ポインティング・カーソルが前記表示部の特定の領域に移動したことに伴い、前記表示画面をスクロールし、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示する手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。このため、ポインティング・カーソルが表示部の特定の位置に移動するだけで、表示画面のスクロールを行うことができ、操作が簡単、かつ、わかりやすくなる。
【0052】
(B)前記表示部の特定の領域は、前記表示部の端部付近の領域であることを特徴とする(A)に記載の情報処理装置。
(C)前記情報処理装置が、前記表示画面を前記特定の領域に位置した前記ポインティング・カーソルの方向にスクロールする手段を備えたことを特徴とする(A)又は(B)に記載の情報処理装置。したがって、斜めに表示画面をスクロールすることができ、縦方向にスクロールしてから横方向にスクロールする必要がなく、操作の手間及び操作する時間が省くことができ、操作が簡単になる。
【0053】
(D)前記情報処理装置は、前記ポインティング・カーソルの位置に基づいて前記表示画面のスクロール速度を変化する手段を備えたことを特徴とする(A)〜(C)のいずれか一項に記載の情報処理装置。表示部の位置によりスクロールの速度の調整ができ、操作方法を簡単にすることができる。
【0054】
(E)前記情報処理装置は、前記表示画面におけるスクロール可能な方向を指し示す指示表示を表示部に表示する手段を備えたことを特徴とする(A)〜(D)のいずれか一項に記載の情報処理装置。これにより、表示されていないコンテンツがあるか否か容易に知ることができ、コンテンツ全体を容易に見ることができる。
【0055】
(F)前記表示画面の表示領域外にコンテンツが存在する場合、前記情報処理装置が、前記ポインティング・カーソルが前記表示部の特定の領域に移動したことを読み取るステップと、前記ポインティング・カーソルが前記表示部の特定の位置に移動したことに伴い、前記表示画面をスクロールし、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示するステップと、を実行することを特徴とする請求項2に記載のプログラム。このため、ポインティング・カーソルが表示部の特定の位置に移動するだけで、表示画面のスクロールを行うことができ、操作が簡単、かつ、わかりやすくなる。
【0056】
(G)前記表示部の特定の領域は、前記表示部の4辺付近の領域であることを特徴とする(F)に記載のプログラム。
(H)前記情報処理装置が、前記表示画面を前記特定の領域に位置した前記ポインティング・カーソルの方向にスクロールするステップを実行することを特徴とする(F)又は(G)に記載のプログラム。したがって、斜めに表示画面をスクロールさせることができ、縦方向にスクロールさせてから横方向にスクロールさせる必要がなく、操作の手間及び操作する時間が省くことができ、操作が簡単になる。
【0057】
(I)前記情報処理装置が、前記ポインティング・カーソルの前記表示部における位置により前記表示画面のスクロール速度を変化するステップを実行することを特徴とする(F)〜(H)のいずれか一項に記載のプログラム。表示部の位置によりスクロールの速度の調節ができ、操作方法を簡単にすることができる。
【0058】
(J)前記情報処理装置が、前記表示画面におけるスクロール可能な方向を指し示す指示表示を表示部に表示するステップを実行することを特徴とする(F)〜(I)のいずれか一項に記載のプログラム。これにより、表示されていないコンテンツがあるか否か容易に知ることができ、コンテンツ全体を容易に見ることができる。
【0059】
(K)(F)〜(J)のいずれか一項に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記録装置にて読み取り可能な記録媒体。このため、ポインティング・カーソルが表示部の特定の位置に移動するだけで、表示画面のスクロールを行うことができ、操作が簡単、かつ、わかりやすくなる。
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ポインティング・デバイスにて表示画面のスクロールが簡単に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パソコンの概略構成図。
【図2】パソコンの制御システムのブロック図。
【図3】表示画面のスクロール方法の説明図。
【図4】表示画面のスクロール方法の説明図。
【図5】表示画面のスクロール方法の説明図。
【図6】表示画面のスクロール方法の説明図。
【符号の説明】
1…パソコン、5…記憶装置、6…入力装置、7…出力装置、9…通信装置、11…マウス、12…表示部、31、71…表示画面、34…表示画面31の表示領域、35…マウスカーソル、41A〜41D…スクロール指示マーク、42A〜42D…スクロール指示領域。

Claims (3)

  1. 表示画面を表示する表示部を備え、前記表示画面の表示領域にコンテンツを表示する情報処理装置において、
    前記情報処理装置は、
    ポインティング・デバイスに対応し、かつ、前記表示部に表示したポインティング・カーソルが前記表示部における特定の領域に位置したことを検知する手段と、
    前記ポインティング・カーソルが前記特定の領域に位置したことを検知したとき、前記ポインティング・カーソルの位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせ、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示する手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記表示画面のスクロール可能な方向を指し示す指示表示を表示部に表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 情報処理装置が表示部に表示された表示画面をスクロールし、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示するプログラムにおいて、
    前記情報処理装置が、
    ポインティング・デバイスに対応し、かつ、前記表示部に表示したポインティング・カーソルが前記表示部における特定の領域に位置したことを検知するステップと、
    前記ポインティング・カーソルが前記特定の領域に位置したことを検知したとき、前記ポインティング・カーソルの位置に基づいて前記表示画面をスクロールさせ、前記表示画面の表示領域外のコンテンツを表示するステップと、
    を実行することを特徴とするプログラム。
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