JP2017152028A - 表示制御装置 - Google Patents

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優哉 山口
Yuya Yamaguchi
優哉 山口
誉行 藤木
Takayuki Fujiki
誉行 藤木
厚志 三浦
Atsushi Miura
厚志 三浦
舜一 岸本
Shunichi Kishimoto
舜一 岸本
恒雄 宮下
Tsuneo Miyashita
恒雄 宮下
嘉希 室谷
Yoshiki Murotani
嘉希 室谷
裕太 坂本
Hirota Sakamoto
裕太 坂本
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Abstract

【課題】操作性を向上させる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御装置1は、ディスプレイ10に表示されたポインタを移動させる操作を検出すると、ポインタの可動領域端までは、その操作に応じてポインタを移動させて、ポインタの可動領域端においては、その操作に応じてディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせるコントローラ30を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置に関する。より詳細には、本発明は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などのディスプレイにおける表示を制御する装置に関する。
例えばデスクトップPC又はノートPCのような端末において、ユーザに操作を促すために、ディスプレイに種々のGUI(Graphical User Interface)を表示することがある。例えば、ディスプレイにポインタを表示することにより、ユーザは、マウス又はタッチパッドなどのような入力デバイスを用いて、ポインタの位置を移動させる操作を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。また、例えば、ディスプレイにスクロールバーを表示することにより、ユーザは、スクロールバーのノブを上下又は左右に移動させたり、スクロールバー両端のアローをクリックしたりするなどの操作を行い、画面をスクロールさせることができる。
特開2009−295147号公報
上述のような各種端末において、簡単で直感的な操作により、ポインタの移動及び画面のスクロールを実現すれば、端末の操作性を向上させることができる。
本発明の目的は、操作性を向上させる表示制御装置を提供することにある。
第1の観点に係る表示制御装置は、
ディスプレイに表示されたポインタを移動させる操作を検出すると、
前記ポインタの可動領域端までは、前記操作に応じて前記ポインタを移動させて、
前記ポインタの可動領域端においては、前記操作に応じて前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせるコントローラを備える。
本発明の実施形態に係る表示制御装置によれば、操作性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置の動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置の適用例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
以下説明する発明の一実施形態においては、例えばデスクトップPC又はノートPCのようなPCの端末を想定して説明する。しかしながら、本発明の一実施形態は、PCのような端末に限定されるものではなく、例えばタブレット型PC、スマートフォン、フィーチャーフォン、及びゲーム端末など、ディスプレイにポインタを表示して使用する任意の電子機器とすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、ディスプレイ10、操作部12、タッチセンサ14、コントローラ30、及びメモリ40を備えている。
ディスプレイ10は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又は無機ELディスプレイ等の任意の表示デバイスである。ディスプレイ10は、表示制御装置1を操作するユーザに操作を促すために、ポインタをはじめとする種々のGUIを構成するオブジェクト、及びアイコン画像などを表示する。また、ディスプレイ10は、文字、記号、画像など、各種の情報を表示することができる。
操作部12は、例えばキーボードのようなキー(物理キー)、及び、マウス又はトラックボールのようなポインティングデバイスなど、ユーザが操作を行うために使用する任意の入力デバイスとすることができる。操作部12を物理キーとする場合、各キーは、それぞれ、例えば押しボタン式の自動復帰型スイッチなどで構成することができる。
タッチセンサ14は、ユーザによる接触の有無及び当該接触の位置を検出する。このタッチセンサ14は、例えばタッチパッドのようなポインティングデバイスを採用することができる。また、タッチセンサ14は、ディスプレイ10の前面に重ねて配置した構成(ディスプレイ10及びタッチセンサ14によりタッチパネルを構成)とすることもできる。このような構成においては、例えばテンキーなどのキー又はアイコン等をオブジェクトとしてディスプレイ10に表示して、当該オブジェクトに対して操作者が接触する操作を、タッチセンサ14により検出することができる。タッチセンサ14は、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式などの種々の方式のものを採用することができる。
コントローラ30は、表示制御装置1の各機能ブロックをはじめとして、表示制御装置1の全体を制御及び管理するプロセッサで構成することができる。コントローラ30は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサとすることができる。コントローラ30が実行するプログラムは、例えばメモリ40又は外部の記憶媒体等に格納することができる。
メモリ40は、半導体メモリ等の記憶装置で構成することができ、各種情報や表示制御装置1を動作させるためのプログラム等を記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。メモリ40は、例えばRAM及びROMなどを含んで構成することができる。メモリ40は、コントローラ30に特定の機能を実行させる、例えば、アプリケーションに対応する特定のプログラム、及びGUIを構成するオブジェクトの画像のデータなどを格納する。
次に、本実施形態に係る表示制御装置1の動作について説明する。
GUI環境においては、例えばマウスなどのポインティングデバイスを使って、ディスプレイに表示されたポインタの位置を移動させることができるものがある。ここで、「ポインタ」とは、例えば、GUI環境において操作対象を示すために表示される矢印などの小さな図形(例えばマウスで操作されるマウスポインタ)の画像とすることができる。しかしながら、本実施形態において、ポインタとは、このような態様に限定されるものではなく、任意の各種の画像により構成することができる。このような環境においては、例えばユーザがマウスを上方向に移動させる操作を行うと、この操作に伴って、ディスプレイに表示されたポインタも上方向に移動する。このような操作を行う際に用いられるポインティングデバイスは、マウスのようなものに限定されず、例えばトラックボール又はタッチパッドのようなものとすることもできる。
また、このようなGUI環境においては、ディスプレイの一画面に収まらないような情報を表示する際などに、ディスプレイに表示される画面をスクロールできるものがある。例えば、上述したマウスのようなポインティングデバイスがスクロールホイールを備える場合、このスクロールホイールによって、ディスプレイに表示される画面をスクロールすることができる。このような環境においては、例えばユーザがスクロールホイールを下方向に回転させる操作を行うと、この操作に伴って、ディスプレイに表示された画面が上方向にスクロールする。また、入力デバイスによっては、スクロールホイールを左右に倒すように傾ける操作によって、ディスプレイに表示された画面を左右にスクロールさせることができるものもある。
さらに、ディスプレイに表示された画面にスクロールバーを表示する場合、スクロールバーのノブの移動(ドラッグ)、又はスクロールバー両端のアローのクリックによって、ディスプレイに表示される画面をスクロールすることができるものもある。このような環境においては、例えばユーザがスクロールバーのノブを下方向に移動させたり、スクロールバー下端のアローをクリックしたりする操作を行うと、この操作に伴って、ディスプレイに表示された画面が上方向にスクロールする。また、画面の左右方向のスクロールを行うことができるように、水平方向のスクロールバーを表示するものもある。
上述したように、従来、ポインタの移動を行うためにはマウスの移動などの操作を行う必要があり、画面のスクロールを行うためにはスクロールホイール又はスクロールバーなどの操作を行う必要がある。すなわち、従来、ポインタの移動と、画面のスクロールとにおいては、それぞれ異なる操作が要求される。そこで、本発明の一実施形態においては、ポインタの移動及び画面のスクロールの双方を、簡単で直感的な一連の操作により実現する。すなわち、本発明の一実施形態においては、ポインタの移動を行う操作により、ポインタの移動のみならず、画面のスクロールも行うこともできるようにする。
図2は、表示制御装置1の動作を説明するフローチャートである。また、図3および図4は、表示制御装置1のディスプレイ10における画面の表示の例を示す図である。
図2に示す動作が開始する時点では、表示制御装置1において、マウス又はタッチパッドなどのポインティングデバイスがユーザによる操作を検出可能であるものとする。ここで、本実施形態においては、例えばマウスのようなポインティングデバイスを操作部12とすることができる。また、本実施形態においては、例えばタッチパッド又はタッチパネルのようなデバイスをタッチセンサ14とすることができる。
以下、図2に示す動作が開始する時点では、一例として、表示制御装置1のコントローラ30は、図3(A)に示すような画面をディスプレイ10に表示しているものとする。図3(A)は、一例として、インターネットブラウザを用いて、あるウェブサイトにおいて何らかの人気ランキングを閲覧している場面を想定している。図3(A)に示すように、ディスプレイ10の画面には、ポインタ50が表示されている。
図2に示す動作が開始すると、コントローラ30は、ポインタを移動させる操作が行われたか否かを判定する(ステップS11)。すなわち、ステップS11において、コントローラ30は、ユーザの操作が操作部12又はタッチセンサ14に対して行われたか否かを判定する。具体的には、操作部12がマウスである場合、ユーザによってマウスの位置を移動させる操作が行われたか否かを判定する。また、タッチセンサ14がタッチパッドである場合、ユーザによってタッチパッド上がドラッグ又はフリック(スライド)操作が行われたか否かを判定する。ステップS11においてポインタを移動させる操作が行われていない場合、コントローラ30は、ステップS11の動作を繰り返す。
ステップS11においてポインタを移動させる操作が行われた場合、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示されたポインタ50が、ポインタの可動領域の端に位置するか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、ポインタの可動領域とは、ポインタ50を移動させることができる領域であり、典型的には、例えば図3(A)に示すディスプレイ10の画面全体とすることができる。本実施形態においては、ディスプレイ10の画面以外の位置にはポインタ50を表示させることができない。したがって、表示制御装置1は、ポインタ50が可動領域の端に位置する場合、それ以上先にポインタ50を移動させようとする操作を検出しても、当該可動領域の端の位置にポインタ50を留めるように表示してもよい。
一方、画面の表示によっては、例えば図3(D)に示す領域Xのように、ポインタ50が指示することができない領域を表示する場合もある。図3(D)に示す領域Xには、例えばファンクションキーのような所定の物理キーに対応する機能の名称が表示されており、ポインタ50は、領域Xに表示された項目を指示することができないようになっている。図3(D)において、ポインタ50の一部は領域Xに侵入しているが、ユーザがさらに下にポインタ50を移動させる操作を行っても、ポインタ50が指示する先端部分は領域Xに侵入しないようになっている。このような場合、ポインタの可動領域とは、図3(D)に示すように、ディスプレイ10の画面において領域Xを除く領域とすることができる。
ステップS12においてポインタ50が可動領域の端に位置しない場合、コントローラ30は、検出された操作に対応する方向に、ディスプレイ10上でポインタ50を移動させて表示する(ステップS13)。このようにしてポインタ50を移動させて表示したら、コントローラ30は、図3に示す動作を終了し、再び図3に示す動作を開始するのが好適である。
図3(A)においては、ポインタ50はディスプレイ10の中央付近に位置し、ポインタの可動領域の端に位置していない。このような場合、ユーザによってポインタ50を下方向に移動させる操作が行われると(ステップS11)、図3(B)に示すように、ポインタ50はディスプレイ10の画面下方に移動する(ステップS13)。ここで、コントローラ30は、ポインタ50の可動領域内において、ポインタ50を移動させる操作の移動量に応じて、ディスプレイ10に表示するポインタ50を移動させる量を変化させてもよい。すなわち、ポインタ50を移動させる操作の移動量が大きいほど、ディスプレイ10に表示するポインタ50を移動させる量を大きくしてもよい。図4(B)に示す状態において、ユーザによってポインタ50をさらに下方向に移動させる操作が行われると(ステップS11)、図3(C)に示すように、ポインタ50はさらにディスプレイ10の画面下方に移動する(ステップS13)。
このように、本実施形態において、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示されたポインタ50を移動させる操作を検出すると、ポインタ50の可動領域端までは、前記操作に応じてポインタ50を移動させる。
図3(C)に示す状態においては、ポインタ50はディスプレイ10の下端、すなわちポインタの可動領域の端に位置している。図3(C)においては、ポインタ50の一部は可動領域の外に出ておりディスプレイ10に表示されないため、当該一部を破線により示してある。図3(C)に示すように、ポインタ50の一部が可動領域の外に出ている状態であっても、ポインタ50が指示する先端部分はポインタの可動領域の端に位置する。このような場合も、本実施形態において、ポインタ50は可動領域の端に位置するものとする。
以下、図3(C)に示すようにポインタ50が可動領域の端に位置する状態で、ユーザがそれ以上先(下方向、すなわち、可動領域内から可動領域外へ出る方向)にポインタ50を移動させようとする操作を検出した場合について説明する。すなわち、この場合は、ステップS11においてユーザがポインタを移動させる操作が検出された際に、ステップS12においてポインタが可動領域の端に位置する場合に相当する。
ステップS12においてポインタが可動領域の端に位置する場合、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示される画面をスクロールする(ステップS14)。ステップS14においては、コントローラ30は、ステップS11において検出されたポインタ50の移動方向とは逆の方向に、ディスプレイ10に表示される画面をスクロールするのが好適である。
図4(A)は、ポインタ50が可動領域の下端に位置する状態で、ユーザがさらにポインタ50を方向R1に移動させようとする操作を検出する状況を示している。この場合、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示させる画面を、方向S1にスクロールする。ここで、ポインタ50は、可動領域から出たことを示すために、ディスプレイ10において表示しないようにしてもよいし、図4(A)に示すような状態で移動させずに表示してもよい。また、ユーザがポインタ50を下方向に移動させようとする操作に左右方向の成分が含まれていた場合には、その左右方向の成分に対応させて、ポインタ50を左右方向にのみ移動させてもよい。
図4(A)に示すような状況で、ユーザがさらにポインタ50を方向R1に移動させようとする操作を検出すると、図4(B)に示すように、ディスプレイ10に表示される画面がスクロールする。図4(B)においては、画面が上方向(方向S1)にスクロールしたため、人気ランキングとして表示されている項目が増えていることを示している。ここで、コントローラ30は、ポインタ50の可動領域端において、ポインタ50を移動させる操作の移動量に応じて、ディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせる量を変化させてもよい。すなわち、ポインタ50を移動させる操作の移動量が大きいほど、ディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせる量を大きくしてもよい。
このように、本実施形態において、コントローラ30は、ポインタ50の可動領域端においては、ディスプレイ10に表示されたポインタ50を移動させる操作を検出すると、前記操作に応じてディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせる。また、本実施形態において、コントローラ30は、ポインタ50の可動領域端において、ポインタ50を移動させる操作の方向とは逆方向に、ディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせるのが好適である。さらに、コントローラ30は、ポインタ50の可動領域端において、前記操作の移動量に応じて、ディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせる量を変化させてもよい。また、ポインタ50を移動させる操作が、例えばタッチセンサ14をゆっくりスライドさせる操作ではなくフリックのように素早い操作である場合、そのような操作の後でも、画面のスクロールの余韻が残るようしてもよい。
ステップS14において画面をスクロールさせたら、コントローラ30は、それまでの操作とは逆方向にポインタを移動させようとする操作が検出されたか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、ステップS15においては、コントローラ30は、ステップS11で検出したポインタ50を移動させる操作とは逆方向にポインタを移動させようとする操作が検出されたか否かを判定する。この操作は、具体的には、例えば、ステップS14における画面のスクロールを行った操作がポインタ50を下方向に移動させようとする操作である場合、ステップS14の直後に上方向にポインタ50を移動させようとする操作である。
ステップS15においてポインタを逆方向に移動させる操作が検出されなければ、コントローラ30は、図2に示す動作を終了する。一方、ステップS15においてポインタを逆方向に移動させる操作が検出されたら、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示する画面を、ステップS14のスクロールとは逆方向にスクロールさせてから(ステップS16)、図2に示す動作を終了する。
上述したように、図4(A)に示した方向R1にポインタ50を移動させる操作が行われると、方向S1に画面のスクロールが行われて図4(B)に示すような画面の表示になる。この直後に、方向R1とは逆方向にポインタ50を移動させる操作を検出すると、図4(C)に示すように、方向S1とは逆方向に画面のスクロールが行われる。図4(C)においては、方向R1とは逆方向である方向R2にポインタ50を移動させる操作が検出されて、方向S1とは逆方向である方向S2に画面のスクロールが行われた様子を示している。
このような逆方向のスクロールが行われるのは、ステップS14における画面スクロールからステップS15における操作の検出までの時間が、例えば0.5秒などの所定の短時間よりも短い場合としてもよい。すなわち、ステップS14における画面スクロールの直後にポインタ50を逆方向に移動させる操作が検出された場合のみ逆方向のスクロールを行い、少し間が空いてからでは逆方向のスクロールは行われないようにしてもよい。
また、タッチセンサ14によってポインタ50を移動させる操作が行われる場合にこのような逆方向のスクロールが行われるのは、ステップS14における画面スクロールから、リリース(接触状態の解除)を検出することなく、ステップS15における操作を検出した場合としてもよい。すなわち、ステップS14における画面スクロールの後にリリースを検出することなく、ポインタ50を逆方向に移動させる操作が検出された場合のみ逆方向のスクロールを行い、一方で、ステップS14における画面スクロール後、リリースを検出した後にポインタ50を逆方向に移動させる操作が検出された場合には逆方向のスクロールは行われないようにしてもよい。
このように、本実施形態において、コントローラ30は、ディスプレイ10に表示する画面をスクロールさせた直後、ポインタ50を逆方向に移動させる操作を検出すると、ディスプレイ10に表示する画面を逆方向にスクロールさせてもよい。また、このような逆方向のスクロールは、例えばポインタ50を移動させる操作がリリースされた時点で停止するようにしてもよい。また、このような逆方向のスクロールは、ポインタ50を逆方向に移動させる操作とは異なる操作、例えば当該方向に垂直な方向にポインタ50を移動させる操作が検出された時点で停止するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、ポインタ50の移動、及びディスプレイ10に表示される画面のスクロールの双方を、簡単で直感的な一連の操作により実現することができる。すなわち、本発明の実施形態においては、ポインタ50の移動を行う操作により、ポインタ50の移動のみならず、ディスプレイ10に表示される画面のスクロールも行うこともできる。したがって、本発明の実施形態に係る表示制御装置によれば、各種端末の操作性を向上させることができる。
上述した説明においては、ポインタ50を下方向に移動させて画面が上方向にスクロールする場合、及び直後にポインタ50を上方向に移動させて画面が下方向にスクロールする場合について述べた。本実施形態に係る表示制御装置1は、当然ながら、逆の操作に対応させることもできる。すなわち、ポインタ50を上方向に移動させて画面を下方向にスクロールさせること、及び直後にポインタ50を下方向に移動させて画面をうえ方向にスクロールさせることもできる。さらに、本実施形態に係る表示制御装置1は、当然ながら、上述のような動作を上下方向の動作のみならず、左右方向など任意の向きの動作とすることもできる。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部及びステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
例えば、図1においては、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、ディスプレイ10を含むものとして説明した。しかしながら、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1を例えばデスクトップPCに採用するような場合は、デスクトップPCの本体とは別に、外付けのディスプレイを設置することが多い。このような場合、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、ディスプレイ10を含まずに構成することもできる。
また、上述した本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、例えば図5(A)に示すようなノートPC100、又はデスクトップPCのような端末に採用することを想定して説明した。この場合、例えば操作部12であるマウスを用いてポインタ50をドラッグさせる操作、又はタッチセンサ14であるタッチパッドを用いてポインタ50をスライドさせる操作に応じて、ポインタ50を移動させることができる。また、図5(A)に示すようなノートPC100のディスプレイ10がタッチセンサ14を備えたタッチパネル10(14)である場合、このタッチパネルを用いてポインタ50をスライドさせる操作に応じて、ポインタ50を移動させることができる。
一方、上述したように、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、PCのような端末に限定されるものではない。例えば、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、図5(B)に示すようなスマートフォン200のような端末に採用してもよい。この場合、スマートフォン200のディスプレイ10がタッチセンサ14を備えたタッチパネル10,14である場合、このタッチパネルを用いてポインタ50をスライドさせる操作に応じて、ポインタ50を移動させることができる。また、本発明の一実施形態に係る表示制御装置1は、例えば、図5(C)に示すようなフィーチャーフォン300のような端末に採用してもよい。この場合、フィーチャーフォン300の操作部12を構成する方向キー(カーソルキー)22又はテンキー(ダイヤルキー)24などを押下する操作に応じて、押下されたキーに対応する方向にポインタ50を移動させることができる。
フィーチャーフォン300のような端末は、タッチセンサを備えないものが多い。しかしながら、図5(C)に示すように、フィーチャーフォン300の操作部12を構成する各キーを含む操作面の少なくとも一部が、タッチセンサ14の機能を有するものもある。このような端末においては、各キー上及び/又は筐体において各キーを除く操作面上が、例えば静電式センサとなっており、ユーザによるタッチ又はスライドのような操作を検出することができる。このような構成においては、図5(C)に示すタッチセンサ14上でユーザがポインタ50をスライドさせる操作に応じて、ディスプレイ10に表示されるポインタ50の移動及び/又は画面のスクロールを行うことができる。このようなタッチセンサ14は、例えば操作部12を構成する各キーのうちセンターキー20、方向キー(カーソルキー)22、及びテンキー(ダイヤルキー)24(並びにその周辺領域)の全てにおいてユーザの操作を検出してもよい。また、このようなタッチセンサ14は、例えば操作部12を構成する各キーのうちセンターキー20又は方向キー(カーソルキー)22(及びその周辺領域)のみにおいてユーザの操作を検出してもよい。また、このようなタッチセンサ14は、例えば操作部12を構成する各キーのうちテンキー(ダイヤルキー)24(及びその周辺領域)のみにおいてユーザの操作を検出してもよい。フィーチャーフォン300がテンキー24(及びその周辺領域)においてユーザの操作を検出する場合、図5(C)に示すテンキー24を構成する例えば数字1,4,7の各キーの間隔を少し開けてもよい。このようにすれば、例えば1,4,7の各キーがそれぞれ静電式センサなどを備えていなくても、各キーの間にそのようなセンサを配置することにより、テンキー24(及びその周辺領域)においてユーザの操作を検出することができる。
また、上述した本発明の実施形態においては、ディスプレイ10に表示して移動させるものはポインタ50を想定して説明した。しかしながら、本発明の実施形態においては、ポインタ50の代わりにカーソルとするなど、GUI環境において操作対象を示すために表示される種々の要素を用いることができる。
1 表示制御装置
10 ディスプレイ
12 操作部
14 タッチセンサ
30 コントローラ
40 メモリ
50 ポインタ
100 ノートパソコン(ノートPC)
200 スマートフォン
300 フィーチャーフォン
第1の観点に係る表示制御装置は、
ディスプレイに表示されたポインタを移動させる操作を検出すると、
前記ポインタの可動領域端までは、前記操作に応じて前記ポインタを移動させて、
前記ポインタの前記可動領域端においては、前記操作に応じて前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせるとともに、前記ポインタを前記操作の方向に移動させて可動領域外へ出すコントローラを備える。

Claims (4)

  1. ディスプレイに表示されたポインタを移動させる操作を検出すると、
    前記ポインタの可動領域端までは、前記操作に応じて前記ポインタを移動させて、
    前記ポインタの可動領域端においては、前記操作に応じて前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせるコントローラを備える、表示制御装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記ポインタの可動領域端において、前記操作の移動量に応じて、前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせる量を変化させる、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記コントローラは、前記ポインタの可動領域端において、前記ポインタを移動させる操作の方向とは逆方向に、前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせる、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記コントローラは、前記操作に応じて前記ディスプレイに表示する画面をスクロールさせた後、前記操作がリリースされることなく、当該操作の方向とは逆方向への操作を検出すると、前記ディスプレイに表示する画面を逆方向にスクロールさせる、請求項1から3のいずれかに記載の表示制御装置。
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