JP2014127103A - 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 - Google Patents
資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014127103A JP2014127103A JP2012284640A JP2012284640A JP2014127103A JP 2014127103 A JP2014127103 A JP 2014127103A JP 2012284640 A JP2012284640 A JP 2012284640A JP 2012284640 A JP2012284640 A JP 2012284640A JP 2014127103 A JP2014127103 A JP 2014127103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annotation
- display
- display range
- data
- indicating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
- G06Q10/101—Collaborative creation, e.g. joint development of products or services
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0481—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0484—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
- G06F3/04845—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/14—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
- G06F3/1454—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units involving copying of the display data of a local workstation or window to a remote workstation or window so that an actual copy of the data is displayed simultaneously on two or more displays, e.g. teledisplay
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
- G06F40/166—Editing, e.g. inserting or deleting
- G06F40/169—Annotation, e.g. comment data or footnotes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/40—Support for services or applications
- H04L65/403—Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Entrepreneurship & Innovation (AREA)
- Human Resources & Organizations (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Marketing (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Tourism & Hospitality (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Economics (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
【課題】他の端末装置において資料に付加された注釈の位置が表示範囲外である場合、注釈データの受信を示す標識を表示部に表示する処理をコンピュータに実行させる資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法を提供する。
【解決手段】他の端末装置から、資料に付加した注釈を示す注釈データを受信したら(S41:YES)、CPUは、注釈の注釈領域が資料の表示範囲内に含まれるか否か判断する。注釈領域が表示範囲内に含まれない場合(S47:NO)、CPUは、注釈領域の中心座標と表示領域の中心座標を比較した結果に基づき(S51)、注釈が、表示範囲外にあることを示す標識を、表示範囲内に表示する(S73)。標識には、表示領域の中心座標から注釈領域の中心座標へ向かう方向を示す矢印の図が使用され、ユーザは、注釈データの受信と、注釈が付加された位置を知ることができる。
【選択図】図6
【解決手段】他の端末装置から、資料に付加した注釈を示す注釈データを受信したら(S41:YES)、CPUは、注釈の注釈領域が資料の表示範囲内に含まれるか否か判断する。注釈領域が表示範囲内に含まれない場合(S47:NO)、CPUは、注釈領域の中心座標と表示領域の中心座標を比較した結果に基づき(S51)、注釈が、表示範囲外にあることを示す標識を、表示範囲内に表示する(S73)。標識には、表示領域の中心座標から注釈領域の中心座標へ向かう方向を示す矢印の図が使用され、ユーザは、注釈データの受信と、注釈が付加された位置を知ることができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う端末装置のコンピュータが実行可能な資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法に関する。
複数の端末装置間で、ネットワークを介し、資料を共有する遠隔会議の製品などのプログラムが知られている。これらのプログラムは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の端末装置のコンピュータによって実行される。端末装置のユーザは、共有した資料を表示部に表示させ、資料を参照しながら遠隔会議または作業等を行うことができる。これらの端末装置の表示部の大きさおよび解像度は端末装置によって異なる。故に、一部の端末装置のユーザは、資料の全体が表示範囲として表示部に表示されても、資料を読むことができる。また、一部の端末装置のユーザは、資料の全体が表示範囲として表示部に表示された場合、表示部のサイズが原因で資料を読めない可能性がある。この場合、ユーザは、資料の一部が表示範囲となるように資料を拡大することで、資料を読み取ることができるようになる。
第一のユーザが資料に対して注釈等を付加する場合、表示部に、他の端末装置における資料の表示範囲と共通する範囲を示すことができる表示方法がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、第一のユーザがその範囲内に注釈を付加することで、他の端末装置を使用する第二のユーザは、表示範囲を変更することなく注釈を参照することができる。
しかしながら、ユーザが資料を拡大している場合、各端末装置における資料の表示範囲において共通しない領域が生じる可能性がある。例えば、第一のユーザが注釈を付加した位置が第二のユーザの端末装置において表示範囲外であった場合、第二のユーザは資料に注釈が付加されたことに気づかない可能性がある。このような場合、端末装置のコンピュータは、資料全体を表示範囲として表示部に表示することで、第二のユーザが注釈を参照できるようにしてもよい。しかし、第二のユーザは、資料を読むために拡大していたにもかかわらず資料全体が表示されるため、資料を読むことが中断される。第二のユーザは、資料とともに縮小表示された注釈を参照した後、表示部の表示をもとの表示範囲に戻すためには資料を拡大表示させる操作を行わなければならず、手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、他の端末装置において資料に付加された注釈の位置が表示範囲外である場合、注釈データの受信を示す標識を表示部に表示する処理をコンピュータに実行させる資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法を提供することを目的とする。
本発明の第1態様によれば、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う前記端末装置のコンピュータが実行可能なプログラムであって、前記コンピュータに、前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得ステップと、取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示ステップと、他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信ステップと、前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断ステップと、前記第一判断ステップにおいて前記表示範囲内に前記注釈の位置が含まれないと判断された場合、前記受信ステップにおいて前記注釈データが受信されたことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示ステップと、ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否かを判断する第二判断ステップと、前記第二判断ステップにおいて前記操作情報が前記標識に対する操作を示すと判断された場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更ステップと、を実行させることを特徴とする資料共有プログラムが提供される。
第1態様の資料共有プログラムを実行することによって、コンピュータは、端末装置間で共有される資料の表示範囲外に注釈が付加された場合に標識を表示して、ユーザに注釈データの受信を報せることができる。さらにコンピュータは、ユーザが標識に対する操作を行った場合に、資料の表示範囲を変更し、標識に対応する注釈を表示部に表示することができる。ユーザは、資料の拡大表示または縮小表示のための操作を行わずとも注釈を閲覧することができ、注釈閲覧のために多段の操作を行う手間を軽減することができる。
第1態様において、前記コンピュータに、前記変更ステップが実行された後に、前記表示範囲内に含まれる前記注釈に対応する前記標識を削除する削除ステップをさらに実行させてもよい。コンピュータが表示部に表示した注釈に対応する標識を削除することで、ユーザは、未表示の注釈が存在するか否かを知ることができ、資料の全体を参照して確認する手間を省くことができる。
第1態様において、前記コンピュータに、前記資料における前記表示範囲の位置と、前記注釈の位置とを比較する第一比較ステップをさらに実行させてもよい。この場合に前記コンピュータは、前記第二表示ステップにおいて、前記第一比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記表示範囲の位置を基準に前記注釈が位置する方向を示す前記標識を表示してもよい。コンピュータが、注釈の位置する方向を示す標識を表示することで、ユーザは、注釈データの受信を知るだけでなく、注釈がどの方向に付加されたのか知ることができる。
第1態様において、前記コンピュータは、前記第二判断ステップにおいて、前記標識に対する操作として、前記操作情報が前記表示範囲の位置を前記注釈の位置する方向へ移動させる操作を示すか否かを判断してもよい。コンピュータは、ユーザによる操作が、注釈が表示される向きに表示範囲の位置を移動させる操作であるかを判断することで、標識に対する操作の検出精度を高め、ユーザの意図通りに注釈を表示部に表示することができる。
第1態様において、前記コンピュータに、前記操作情報が前記資料における前記表示範囲の位置の移動を示す操作情報か否かを判断する第三判断ステップと、前記第三判断ステップにおいて前記操作情報が表示範囲の位置の移動を示すと判断された場合、前記資料表示における前記表示範囲の位置と、前記注釈の位置とを比較する第二比較ステップと、前記第二比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記表示範囲の位置を基準に前記注釈が位置する方向を示す前記標識を表示する第三表示ステップと、をさらに実行させてもよい。コンピュータは、ユーザによる操作が、表示範囲の単なる変更を意図する操作であるか、あるいは標識に対する操作であるかを判断することができるので、ユーザの意図とは異なる処理を行う可能性を低減できる。また、コンピュータは、ユーザの操作に従い表示範囲の変更を行った場合、位置関係を再演算することで、変更後の表示範囲に対して注釈の位置する方向を示す標識を表示することができる。
第1態様において、前記コンピュータに、前記表示部に、前記資料とは異なる画像が表示されているか否かを判断する第四判断ステップと、前記第一判断ステップにおいて前記表示部に前記資料とは異なる画像が表示されていると判断された場合、前記操作部において前記資料を表示させる処理の実行を指示する操作の入力を受け付ける操作領域に、前記注釈データが受信されたことを示す前記標識を表示する第四表示ステップと、をさらに実行させてもよい。コンピュータは、注釈が付加された資料とは異なる画像を表示部に表示していても、資料に対する注釈データを受信したら、ユーザに注釈データの受信を報せることができる。よってユーザは注釈を見落としにくい。
本発明の第2態様によれば、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う端末装置であって、前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得手段と、取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示手段と、他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信手段と、前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断手段と、前記第一判断手段が前記表示範囲内に前記注釈が含まれないと判断した場合、前記受信手段が前記注釈データを受信したことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示手段と、ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否かを判断する第二判断手段と、前記第二判断手段が、前記操作部から取得された操作情報が前記標識に対する前記操作情報であると判断した場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更手段と、を備える端末装置が提供される。
本発明の第3態様によれば、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う前記端末装置のコンピュータが実行可能な資料共有方法であって、前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得ステップと、取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示ステップと、他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信ステップと、前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断ステップと、前記第一判断ステップにおいて前記表示範囲内に前記注釈が含まれないと判断された場合、前記受信ステップにおいて前記注釈データが受信されたことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示ステップと、ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から、取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否を判断する第二判断ステップと、前記第二判断ステップにおいて前記操作情報が前記標識に対する操作を示すと判断された場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更ステップと、を含むことを特徴とする資料共有方法が提供される。
第2態様の端末装置を用い、あるいは第3態様の資料共有方法に従って資料を共有することで、第1態様と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1を参照し、本発明に係る資料共有プログラムがインストールされた端末装置が構成するシステムについて説明する。本実施形態では、端末装置の一例として、図1に示す、公知の構成のスマートフォン1、タブレット端末3、およびパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)4を挙げる。スマートフォン1およびタブレット端末3は、表示部および入力部が一体となったタッチパネル19および31をそれぞれ備える。PC4は、表示部としてモニタ41を備え、入力部としてマウス42およびキーボード43を備える。スマートフォン1、タブレット端末3およびPC4は、ネットワーク9を介してそれぞれが互いに通信可能に接続することができる。また、ネットワーク9には、公知の構成のPCを用いて構築したサーバ2が接続されている。サーバ2は、スマートフォン1、タブレット端末3およびPC4のコンピュータにログインさせて、資料(後述)を共有することができるシステムを構築する。資料を示す資料データは、スマートフォン1、タブレット端末3、またはPC4からサーバ2に対して送信される。サーバ2は、ネットワーク9を介し、ログインしている各端末装置に対して、受信された資料データを送信する。スマートフォン1、タブレット端末3およびPC4のコンピュータは、資料共有プログラムをそれぞれ実行し、サーバ2から受信した資料データをそれぞれの表示部に表示する。このようにして、資料の共有が実現される。なお、資料データは、サーバ2が備える図示しない記憶装置に予め記憶されていてもよい。なお、後述する注釈を示す注釈データも同様に、注釈が入力された端末からサーバ2に対して、注釈データが送信される。そして、サーバ2が、ログインしている各端末装置に対して、受信された注釈データを送信することで、各端末装置において共有資料に対する注釈を表示することが可能になる。なお、注釈データは、端末装置間での直接通信によって送受信されてもよい。
また、サーバ2の記憶装置には後述する資料共有プログラムが記憶されている。ネットワーク9を介してサーバ2にログインしたスマートフォン1、タブレット端末3およびPC4のコンピュータは、資料共有プログラムをダウンロードし、インストールすることができる。なお、サーバ2とは別体にプログラムダウンロード用のサーバが設けられる場合、各端末装置は、プログラムダウンロード用のサーバから資料共有プログラムをダウンロードし、インストールすることができる。資料共有プログラムは、各端末装置に応じたコードにコンパイルされて提供される。各端末装置における資料の表示方法または資料に対する操作方法は、各端末装置の入出力デバイスに準ずるため、異なる場合がある。しかし、各端末装置のコンピュータが資料共有プログラムを実行することにより得られる結果は略同じである。以下では、便宜上スマートフォン1に着目し、スマートフォン1の電気的構成および資料共有プログラムの実行に伴う動作について説明を行う。
スマートフォン1は、スマートフォン1の制御を司るCPU11を備える。CPU11は、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、通信インターフェイス(以下、「通信I/F」という)15、ディスプレイ16、タッチパッド17、および操作ボタン18と電気的に接続する。ROM12は、ブートプログラム、BIOS等を記憶する。RAM13は、タイマ、カウンタ、一時的なデータ等を記憶する。フラッシュメモリ14は、CPU11の制御プログラムを記憶する。後述する資料共有プログラムは、フラッシュメモリ14に記憶される。
通信I/F15は、WiFi(登録商標)等の無線LAN、または3G、LTE(Long Term Evolution)、4G等の通信規格による無線通信を行うためのインターフェイスである。スマートフォン1は、ネットワーク9のアクセスポイント(図示外)に接続する。スマートフォン1は、同様にしてネットワーク9に接続するサーバ2、タブレット端末3およびPC4と、ネットワーク9を介して通信する。スマートフォン1は、無線LANにより、ネットワーク9を介さず直接、サーバ2、タブレット端末3およびPC4と通信してもよい。また、通信I/F15は、有線通信を行うインターフェイスであってもよい。
ディスプレイ16は、例えば液晶パネル等の表示装置である。ディスプレイ16は、例えば対辺が4インチでアスペクト比が16:9の大きさを有する。なお、ディスプレイ16は、有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイなど、その他の表示方式を用いた表示装置であってもよい。タッチパッド17は、ユーザの指等が触れた位置を検出する。タッチパッド17は、例えば、静電容量式の位置検出装置である。なお、タッチパッド17は、感圧式タッチパッドなど、その他の検出方式を用いた位置検出装置であってもよい。ディスプレイ16とタッチパッド17は略同じ大きさに形成される。ディスプレイ16上にタッチパッド17が重ねて設けられることで、タッチパネル19が構成される。操作ボタン18は、ユーザがスマートフォン1に対する入力操作をタッチパッド17の他にも行うことができる物理的なスイッチである。操作ボタン18は、本実施形態では資料共有プログラムの実行の終了(アプリケーションの終了)に用いられる。
このような構成のスマートフォン1のCPU11は、資料共有プログラムの実行に伴い、ネットワーク9を介してサーバ2、タブレット端末3、PC4と接続し、サーバ2を介して資料の共有を行う。資料は、例えば、テキスト、図形、表、グラフ、画像、映像等、あるいはそれらの組み合わせからなる情報である。資料は、端末装置のコンピュータ(例えばスマートフォン1のCPU11)が表示部(例えばスマートフォン1のディスプレイ16)に表示して、ユーザが閲覧することのできるコンテンツである。資料は、コンピュータが扱うことのできる形式のデータである資料データで示される。資料データはサーバ2から送信されて、端末装置の記憶装置(例えばスマートフォン1のフラッシュメモリ14)に記憶される。
後述する資料共有プログラムの実行に伴い、端末装置のコンピュータは、資料データの受信処理、資料データに基づく資料の表示処理、資料に対するユーザの操作に応じた処理等を行う。また、コンピュータは、端末装置のユーザによる資料への注釈の追加に関する処理を行う。端末装置は、資料に加えて注釈を共有する。これらの処理は公知であるので、資料閲覧および注釈追加に関連する端末装置の動作について、スマートフォン1を例に、以下に概略的に説明する。なお、本実施形態において、コンピュータは、資料に注釈が付加されたことを示す標識を表示する処理を行う。標識の表示に関連する処理については、後述する資料共有プログラムのフローチャートの説明において、スマートフォン1を例に、詳細に説明するものとする。
資料データに基づく資料は、各端末装置の表示部に表示される。例えば図2に示すように、スマートフォン1のCPU11は、資料共有プログラムの実行に伴い、ディスプレイ16に、資料5を表示可能な表示領域61と、ユーザによる操作の入力を受け付ける操作領域62を設定する。CPU11は、資料データをフラッシュメモリ14から読み出し、資料データに基づく資料5を表示領域61に表示する。なお、操作領域62は、例えば、資料5に対して注釈を追加するモードに移行する追加ボタン63、表示領域61に表示された資料5を他の資料に切り替え可能な切替ボタン64等が設けられている。
資料5は、例えば3つの図形51,52,53が平面上で重ならずに描かれた、略正方形の図面であるとする。また、資料5において、図形51,52はそれぞれ資料5の中央よりも左上部,右上部に配置される。図形53は、中央よりも下部に配置される。資料5は、表示範囲として設定された部分が、ディスプレイ16の表示領域61内に表示される。図2のように、資料5の全体が図中一点鎖線で示す表示範囲71として設定された場合、ディスプレイ16の表示領域61内に表示範囲71が含まれるように、資料5の全体が表示される。同様に、図3に示すように、PC4のCPU(図示外)は、資料データに基づく資料5をモニタ41に表示することができる。モニタ41は、例えば対辺が19インチでアスペクト比が4:3の大きさを有する。従って、PC4のユーザは、モニタ41に映し出された資料5の細部を拡大表示することなく読むことが可能である。
一方で、スマートフォン1のディスプレイ16は、PC4のモニタ41と比べて小さい。スマートフォン1のディスプレイ16は、上記したように、例えば対辺が4インチである。図2に示すように、資料5の全体が表示範囲71に設定され、ディスプレイ16の表示領域61内に資料5の全体が表示された場合、スマートフォン1のユーザは、資料5の細部を読みにくい場合がある。このような場合、ユーザは、タッチパッド17上を指等で触れて、例えば資料5の全体が含まれる表示範囲71を、図形51のみが含まれる表示範囲72(図中一点鎖線で示す)に狭める公知のピンチ操作を行う。ピンチ操作は、例えば、2本の指でタッチパッド17に接触し、2本の指の間隔をタッチパッド17上で変更する操作である。図4に示すように、スマートフォン1のCPU11は、ユーザの操作をタッチパッド17による位置検出に基づいて検出し、表示領域61に資料5の表示範囲72(図2参照)内の部分を表示することで、資料5をディスプレイ16に拡大表示することができる。さらにユーザが公知のフリック操作あるいはスワイプ操作を行った場合、CPU11は、資料5を拡大表示したまま、資料5における表示範囲72の位置を操作に応じて変更することで、表示領域61内において資料5をスクロールさせることができる。フリック操作あるいはスワイプ操作は、例えば、タッチパッド17に接触した指をタッチパッド17上で移動させる操作である。
上記したように、各端末装置のユーザは資料に注釈を付加することができる。注釈は、端末装置のユーザが入力装置(タッチパッド17、マウス42、キーボード43等)を用い、資料に重ねるように描画することのできる情報である。端末装置のコンピュータは、注釈を、資料に重ねてレイヤー表示する。ユーザが資料に注釈を付加すると、コンピュータは、資料において注釈の描画された位置の情報を求め、描画された注釈の画像としてのデータと当該位置情報を資料に対応付けた注釈データを生成する。注釈データを生成した端末装置のコンピュータは、他の端末装置に対し、サーバ2を介して注釈データを一斉送信する。コンピュータは、資料共有プログラムの実行時に記憶装置(スマートフォン1ではフラッシュメモリ14)にテーブル(図示外)を構築する。注釈データを受信した端末装置のコンピュータは、受信した注釈データ(対応付けられた資料の識別情報(資料データのファイル名、IDなど)、資料における位置情報、画像データ)を、受信した順にテーブルに記憶する。また、テーブルには、個々の注釈データに対し、新規に受信したことを示すフラグ(受信フラグ)と、注釈が未表示であることを示すフラグ(未表示フラグ)とが対応付けられて記憶される。
例えば図3に示すように、PC4のCPU(図示外)は、資料共有プログラムの実行に伴い、モニタ41に資料5を表示する。PC4のユーザは、マウス42(図1参照)を操作してカーソル44を動かし、追加ボタン63をクリックしてから、注釈55を資料5上に描画することができる。注釈55は、例えば、資料5の図形52の左下側の余白部分から図形53の中央付近にかけて描画されている。PC4のCPUは、注釈55が描画された領域を示す注釈領域55Aの資料5における位置情報を求める。なお、本実施形態において、注釈領域は注釈に外接する長方形で表し、資料を基準に求めた長方形の四隅の点の座標を位置情報とする。具体的に、例えば、PC4のCPUは、資料5の左上隅の点を基準(原点)とし、資料5の全体をXY座標系で表す。PC4のCPUは、資料5上において注釈領域55Aの四隅の点が位置する座標をそれぞれ計算し、位置情報として求める。PC4のCPUは、描画された注釈55の画像データと、求めた位置情報を、注釈55が付加される対象である資料5に対応付け、注釈データとして生成する。PC4のCPUは、注釈データを、サーバ2を介して他の端末装置、即ち、スマートフォン1、タブレット端末3に対して送信する。具体的には、PC4のCPUは、ネットワーク9を介し、注釈データをサーバ2に対して送信する。サーバ2は、PC4から受信した注釈データを、他の端末装置に対して送信する。
ユーザは、複数の資料に対し、それぞれ注釈を任意に追加することができる。また、ユーザは、1つの資料に対し、複数の注釈を追加することができる。例えば、ユーザが注釈56,57をそれぞれ付加した場合、PC4のCPUは、注釈領域56A,57Aの位置情報を注釈56,57の画像データと共に資料5に対応付け、それぞれ注釈データとして生成する。PC4のCPUは、生成されたそれぞれの注釈データを、サーバ2を介して他の端末装置に送信する。注釈56は、例えば、図形52の上部左側から左下の余白部分にかけて描画されている。また、注釈57は、図形52の上部中央やや右寄りの部位にかかるように余白部分に描画されている。
次に、資料に注釈が付加されたことを示す標識の表示に関する一連の処理について、スマートフォン1のCPU11が行う処理を例に、図5〜図7のフローチャートを参照しながら説明する。図5に示す、標識表示処理は、スマートフォン1のCPU11が、ユーザの操作に基づき資料共有プログラムを実行すると処理が開始されるモジュールの一つである。CPU11は、上記したように、ディスプレイ16に表示領域61と操作領域62を設定し、資料データをフラッシュメモリ14から読み出して(S11)、資料データに基づく資料を表示領域61に表示する(S13)。表示された資料データの識別情報は、RAM13に記憶される。なお、資料が複数ある場合、CPU11は、S11の資料データの読込みの際に、ユーザに表示する資料(例えば資料5)を選択させる処理を行う。また、上記した資料閲覧に関する一連の処理(表示された資料に対するユーザの操作に応じた処理等)は、CPU11が、資料共有プログラムの他のモジュール(図示外)を実行することによってなされる。なお、スマートフォン1のディスプレイ16には、図4に示すように、拡大表示によって表示範囲72(図2参照)が設定された資料5が表示されているものとする。
図5に示すように、CPU11は、注釈追加処理のサブルーチンを実行する(S15)。注釈データは、上記したように、他の端末装置から受信した順にフラッシュメモリ14のテーブル(図示外)に記憶されている。図6に示すように、注釈追加処理において、CPU11は、フラッシュメモリ14のテーブルを参照し、新規に注釈データを受信しているか、受信フラグの状態に基づき判断する(S41)。CPU11は、新規に注釈データを受信しておらず、受信フラグがONの注釈データがない場合(S41:NO)、CPU11は、処理を図5の標識表示処理に戻す。
図6に戻り、S41において、注釈データを新規に受信しており、受信フラグがONの注釈データがある場合(S41:YES)、CPU11は、注釈データに対応付けられた資料がS13の処理で表示した資料5であるか否か判断する(S43)。具体的には、CPU11は、フラッシュメモリ14のテーブルに記憶される注釈データに対応付けられた資料データの識別情報が、RAM13に記憶される表示中の資料の識別情報に一致するか否かを判断する。新規に受信した注釈データに基づく注釈が表示中の資料5に対応する注釈でない場合(S43:NO)、CPU11は、操作領域62の切替ボタン64に、注釈データの受信を示す標識67(図4参照)を表示する(S45)。図4に示すように、本実施形態では、CPU11は標識67として、切替ボタン64上に数字を添付した図形を表示することができる。CPU11は、S45の処理が実行されるたびに、標識67の数字を+1増加する。これにより、CPU11は、表示中の資料5とは異なる資料に対応する注釈データを受信したことをユーザに伝えるだけでなく、注釈データの数についてもユーザに伝えることができる。CPU11は、標識67を表示したら、注釈データの受信フラグをOFFにして、処理を図5の標識表示処理に戻す。
図6に戻り、S43の処理において、新規に受信した注釈データに基づく注釈が表示中の資料5に対応する注釈であった場合(S43:YES)、CPU11は、注釈領域が資料の表示範囲に含まれるか否か判断する(S47)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された注釈データに含まれる注釈領域の位置情報を取得する。上記したように、注釈領域の位置情報は資料5を基準とする注釈領域の四隅の点の座標で示される。表示範囲についても同様に、資料5を基準とする四隅の点の座標で示される。CPU11は、現在、拡大表示されている資料5上において注釈領域が位置する場所を、位置情報に基づいて求める。注釈領域の位置が、現在表示されている資料5の表示範囲72内に含まれる場合(S47:YES)、CPU11は、注釈データに基づく注釈を資料5に重ねてレイヤー表示する(S49)。即ち、スマートフォン1のディスプレイ16の表示領域61内に、注釈が表示される。CPU11は、注釈を表示したら、注釈データの受信フラグと未表示フラグを共にOFFにして、処理を図5の標識表示処理に戻す。
図6に戻り、CPU11が、S43の処理において、例えば、新規に注釈55(図2参照)の注釈データを受信したものとする。注釈55は、上記のように、図形52から図形53の中央付近にかけて描画されている。ゆえに注釈55の注釈領域55Aは、表示範囲72に含まれていない。注釈領域が資料の表示範囲72に含まれなかった場合(S47:NO)、CPU11は、注釈方向表示処理のサブルーチンを実行する(S51)。
図7に示すように、注釈方向表示処理において、CPU11は、資料5における表示範囲72の四隅の点の座標の値をすべて足し合わせる。CPU11は、足し合わせた座標の値を4で割って平均値を演算し、表示範囲72の中心座標を求める(S61)。同様に、CPU11は、注釈領域55Aの四隅の点の座標の値をすべて足し合わせ、4で割って平均値を演算し、注釈領域55Aの中心座標を求める(S63)。CPU11は、注釈領域55Aの中心座標の値から表示範囲72の中心座標の値を減ずる演算を行い、表示範囲72の中心座標を基準に注釈領域55Aの中心座標が向く方向を示すベクトル座標を求める(S65)。CPU11は、このように求めた注釈領域の方向を示すベクトル座標を、RAM13に記憶する。
CPU11は、表示範囲72内で、表示範囲72の中心座標と注釈領域55Aの中心座標とを結び、表示範囲72の縁に近い位置を、標識65の配置位置として決定する(S67)。具体的に、CPU11は、表示範囲72の中心座標と注釈領域55Aの中心座標とを結ぶ線分と、表示範囲72の四隅の点を結ぶ線分とが交差する交点を演算する。CPU11は、表示範囲72の中心座標と注釈領域55Aの中心座標とを結ぶ線分上で、前記交点から表示範囲72の中心座標へ向けて、あらかじめ設定された所定距離分、近づけた位置の座標を演算する。CPU11は、求めた位置を、注釈55の注釈データを受信したことを示す標識65を配置する位置として決定する。
CPU11は、決定した位置に、すでに他の標識が配置されていなければ(S69:NO)、当該位置に、表示範囲72の中心座標から注釈領域55Aの中心座標を向く矢印の図を標識65として表示する(S73)。即ち、CPU11は、S65の処理で求めた、注釈領域の方向を示すベクトル座標に基づく方向を指す矢印の図を、標識65として表示する。CPU11は、標識65を表示したら、注釈データの受信フラグをOFFにして、処理を図5の標識表示処理に戻す。
図6に戻り、CPU11がS69の処理を行う前に、例えば、注釈56(図3参照)の注釈データをすでに受信しており、それに対する標識の表示を行った状態で、新規に注釈57(図3参照)の注釈データを受信したものとする。注釈56,57は、上記のように、共に、図形52の上部の余白部分にかけて描画されている。注釈56の注釈データの受信を示す標識66は、表示範囲72の中心座標から注釈領域56Aの中心座標を向く矢印の図で表され、両中心座標を結び表示範囲72の縁に近い位置に配置される。表示範囲72の中心座標を基準とする注釈領域57Aの中心座標の位置が、注釈領域56Aの中心座標の位置に近いため、CPU11は、注釈57の注釈データを受信したことを示す標識の配置位置を標識66と略同じ位置に決定する。よって注釈57の受信を示す標識の配置位置にはすでに注釈56の受信を示す標識66が配置されているので(S69:YES)、CPU11は、処理をS71へ進める。CPU11は、新たな注釈57の受信をユーザに知らせるため、数字を添付した図形からなる追加標識66Aを標識66に重ねて表示する(S71)。CPU11は、追加標識66Aを表示したら、注釈データの受信フラグをOFFにして、処理を図6の注釈追加処理に戻す。図6に示す、注釈追加処理において、CPU11は、さらに、処理を図5の標識表示処理に戻す。
図5に示す、標識表示処理において、CPU11は、処理をS19に進める。CPU11は、フラッシュメモリ14のテーブルを参照し、注釈データに基づく注釈で未表示のものが存在するか、未表示フラグの状態に基づき判断する(S19)。未表示フラグがONの注釈データがなければ(S19:NO)、CPU11は処理をS35に進める。ユーザが指等でタッチパッド17に触れ、切替ボタン64を操作した場合(S35:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ14のテーブルに記憶した注釈データのうち、未表示フラグがONである注釈データの受信フラグを再びONする。CPU11は処理をS11に戻し、フラッシュメモリ14から他の資料データを読み出して(S11)、他の資料をディスプレイ16の表示領域61に表示する(S13)。注釈追加処理(S15,図6)では、未表示の注釈データの受信フラグが再びONとなっているので、CPU11は、切り替えられた他の資料に対応する注釈の位置に応じた標識の表示を行う。
S35の処理で、ユーザによる操作がなかった場合、または操作があっても切替ボタン64の操作ではなかった場合(S35:NO)、CPU11は処理をS37に進める。ユーザが操作ボタン18を押した場合(S37:YES)、CPU11は、資料共有プログラムの実行を終了する。操作ボタン18が操作されなければ(S37:NO)、CPU11は処理をS15に戻す。
次に、S19の処理で、未表示フラグがONの注釈データがあり注釈データに基づく注釈で未表示のものが存在する場合(S19:YES)、CPU11は、タッチパッド17による位置検出に基づくユーザの操作を検出する(S21)。ユーザによる操作がない場合、あるいは、ユーザによる操作があり、その操作が標識65,66に対応付けられた操作でない場合(S21:NO)、CPU11は処理をS23に進める。CPU11はさらに、ユーザによる操作があり、その操作が、ユーザが表示範囲72の位置を変更するフリック操作あるいはスワイプ操作であるか否か判断する(S23)。ユーザによる操作が表示範囲72の位置を変更する操作ではないと判断した場合(S23:NO)、CPU11は、処理をS35に進め、上記同様、処理を繰り返す。
また、S21の処理において、ユーザによる操作を検出し、その操作が標識65,66に対応付けられた操作であった場合(S21:YES)、CPU11は、処理をS25に進める。上記したように、標識65は、ディスプレイ16に表示された資料5の表示範囲72の中心座標から注釈領域55Aの中心座標を向く矢印の図である。また、標識66は、表示範囲72の中心座標から注釈領域56A,57Aの中心座標を向く矢印の図である。図8に示すように、ユーザが指8でタッチパッド17に触れ、ディスプレイ16に表示された資料5の表示範囲72(図2参照)の位置を変更可能なフリック操作(あるいはスワイプ操作)を行う。本実施形態では、ディスプレイ16の表示領域61内に標識65,66が表示された状態で、ユーザの指8によるフリック操作の操作方向68が、標識65または標識66の矢印が示す方向に対して略180°反対方向である場合に、その操作を標識65,66に対する操作として対応付けている。
図8では、ユーザが、標識65の矢印が示す方向とは反対向きに指8を動かすフリック操作を行っている。この操作は、一般には、資料5の現在の表示範囲72内に表示されている部分が操作方向68へ向けて移動され、資料5の新たな表示範囲が標識65の矢印が示す方向へ向けて変更される操作である。CPU11は、フリック操作の操作方向68が、標識65の矢印が示す方向に対して略180°反対向きであることを条件に、その操作が標識65に対する操作であると検知する。なお、CPU11は、フリック操作の操作方向68が、標識65の矢印が示す方向を基準にあらかじめ設定した所定角度範囲内であれば、標識65に対する操作として検知してもよい。また、CPU11は、標識65に対する操作の検知条件として、上記フリック操作に加え、フリック時に指8がタッチパッド17に触れていた時間、またはタッチパッド17に触れた状態で指8を移動させた長さ等を含めてもよい。
図5に示すように、標識65に対応付けられた操作を検出したCPU11は、資料5の表示範囲を、標識65が対応する注釈55の注釈領域55Aを含む位置に変更する(S25)。図9に示すように、資料5のうち、表示領域61内に表示される範囲が、注釈55の注釈領域55Aを含む表示範囲73(図2において一点鎖線で示す)に変更される。通常、フリック操作またはスワイプ操作では、指等を動かす大きさまたは速さに応じた量の画面のスクロールが行われることが多い。本実施形態では、端末装置のコンピュータは、ユーザの行ったフリック操作またはスワイプ操作が標識に対する操作であると検知した場合、指等を動かす大きさまたは速さに関わらず、確実に、標識に対応する注釈の注釈領域を表示範囲に含めるように変更する処理を行う。CPU11がS25の処理を行うことによって、ユーザは、資料5を縮小表示することなく注釈データの受信確認と、注釈55の閲覧を行うことができる。
図5に示すように、CPU11は、ディスプレイ16の表示領域61内に表示した注釈55に対応する標識65を削除し、注釈55の注釈データについて、未表示フラグをOFFにする(S29)。CPU11は、フラッシュメモリ14のテーブルを参照し、未表示フラグがONの注釈データがなければ(S31:NO)、処理をS35に進め、上記同様、処理を繰り返す。
S31の処理で、未表示フラグがONの注釈データがある場合(S31:YES)、CPU11は、注釈方向表示処理のサブルーチンを実行する(S33)。CPU11は、上記同様、図7に示す、注釈方向表示処理を実行し、未表示の注釈に対応する標識の表示を行う。図9に示すように、注釈55の表示が行われ、注釈56,57が未表示である場合、CPU11は、表示範囲73(図2参照)の中心座標から注釈領域56Aの中心座標を向く矢印の図を標識69として表示する。さらにCPU11は、表示範囲73の中心座標から注釈領域57Aの中心座標を向く矢印の図を標識70として表示する。なお、標識70の配置位置が標識69の配置位置と略同じ位置であった場合、CPU11が、標識69に数字を添付した図形からなる標識を重ねて表示する点は、先述した通りである。標識69,70の表示後、CPU11は処理をS35に進め、上記同様、処理を繰り返す。
ところで、表示領域61内に標識65,66が表示された状態で、ユーザが表示範囲72の位置を変更するフリック操作またはスワイプ操作を行い、その操作が標識65,66に対する操作でなかった場合(S21:NO,S23:YES)、CPU11は処理をS27に進める。CPU11は、操作に応じて表示範囲72の位置を変更後、新たな表示範囲内に、注釈55〜57の注釈領域55A〜57Aの一部が含まれるか否か判断する(S27)。例えば、新たな表示範囲内に注釈領域55Aの四隅の座標のうちの少なくとも一つが含まれる場合、CPU11は、注釈領域55Aが新たな表示領域内に含まれると判断する。なお、CPU11は、注釈領域55Aの四隅の座標のうちの二つ以上が新たな表示範囲内に含まれる場合に、新たな表示範囲内に注釈領域55Aが含まれると判断してもよい。あるいは、新たな表示範囲内に注釈領域55Aの中心座標が含まれる場合に、CPU11は、新たな表示範囲内に注釈領域55Aが含まれると判断してもよい。注釈領域56A,57Aについても同様である。
新たな表示範囲内に注釈領域55A〜57Aが含まれなければ(S27:NO)、CPU11は処理をS33に進め、上記同様、注釈方向表示処理のサブルーチンを実行する(S33)。CPU11は、上記同様、図7に示す、注釈方向表示処理を実行し、新たな表示範囲の中心座標から注釈領域55A〜57Aの中心座標を向く標識をそれぞれ表示する。一方、図5に示すように、新たな表示範囲内に注釈領域55A〜57Aの少なくともいずれかが含まれる場合(S27:YES)、CPU11は処理をS29に進め、新たな表示範囲内に含まれる注釈に対応する標識を削除する。言い換えると、CPU11は、ユーザによる画面の任意のスクロールの際にディスプレイ16の表示領域61内に表示されることとなった注釈は、ユーザが閲覧したものとみなし、その注釈に対応する標識を削除して、未表示フラグをOFFにする。
以上説明したように、資料共有プログラムの実行によって、CPU11は、端末装置間で共有される資料5の表示範囲72外に注釈55が付加された場合に標識65を表示して、ユーザに注釈データの受信を報せることができる。さらにCPU11は、ユーザが標識65に対するフリック操作を行った場合に、資料5の表示範囲72を、注釈領域55Aを含む表示範囲73に変更し、標識65に対応する注釈55を表示領域61に表示することができる。ユーザは、資料5の拡大表示または縮小表示のための操作を行わずとも注釈55を閲覧することができ、注釈55の閲覧のために多段の操作を行う手間を軽減することができる。
S29の処理において、CPU11がディスプレイ16の表示領域61に表示した注釈55に対応する標識65を削除することで、ユーザは、未表示の注釈56,57が存在するか否かを知ることができ、縮小表示あるいは画面のスクロールによって資料5の全体を参照して確認する手間を省くことができる。また、CPU11が、S51の処理において注釈の位置する方向を演算した結果を示す標識を表示することで、ユーザは、注釈データの受信を知るだけでなく、注釈がどの方向に付加されたのか知ることができる。また、CPU11は、S21の処理において、ユーザによる操作が、注釈55が表示される向きに表示範囲72の位置を移動させる操作であるか否かを判断することで、標識65に対する操作の検出精度を高め、ユーザの意図通りに注釈55をディスプレイ16の表示領域61に表示することができる。
また、CPU11は、S33の処理で行うS51の処理と同等の処理において、ユーザによる操作が、表示範囲72の単なる変更を意図する操作であるか、あるいは標識に対する操作であるかを判断することができるので、ユーザの意図とは異なる処理を行う可能性を低減できる。さらにCPU11は、S33の処理で行うS73の処理と同等の処理において、ユーザの操作に従い表示範囲の変更を行った場合、位置関係を再演算することで、変更後の表示範囲に対して注釈の位置する方向を示す標識を表示することができる。また、CPU11は、注釈が付加された資料5とは別の資料または画像等をディスプレイ16に表示していても、資料5に対する注釈データを受信したら、ユーザに注釈データの受信を報せることができる。よってユーザは注釈を見落としにくい。
なお本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、CPU11は、切替ボタン64の操作によって表示領域61に表示した資料5を他の資料に切り替えて表示した。表示領域61に表示するのは資料だけでなく、例えばスマートフォン等に付属のカメラ等で撮影した画像あるいは映像などでもよく、CPU11は、切替ボタン64の操作によって資料とは異なる画像等の表示に切り替えてもよい。標識65,66の矢印の長さを、ユーザが行うフリック操作の大きさ(表示範囲の移動距離)に応じた長さにしてもよい。標識の配置位置が重なる場合、CPU11は、矢印と共に数字で重なった注釈の数を示したが、注釈の数分の矢印をそれぞれ色分けし、重ならないように、あるいは多少重なっても完全には重ねないようにずらした状態で、表示範囲72内に配置してもよい。
サーバ2はなくてもよく、端末装置同士がネットワーク9を介して直接接続し、それぞれの記憶装置に記憶する資料データを共有させてもよい。注釈領域55A〜57Aは注釈55〜57の図形に外接する長方形としたが、長方形に限らず、円形でも楕円形でも、多角形でもよい。また、注釈領域55A〜57Aは、例えば、注釈の図形の中央から外接する円形であってもよいし、あるいは外接円よりも半径の小さな円形であってもよい。また、注釈領域55A〜57Aは、注釈の図形に外接する長方形よりも少し小さめの矩形であってもよい。
なお、コンピュータ(CPU11等)に、記憶装置(フラッシュメモリ14等)から資料データを読み出す処理を実行させるS11の処理が、本発明の「取得ステップ」に相当する。コンピュータに、資料データに基づく資料5を表示領域61に表示する処理を実行させるS13の処理が、「第一表示ステップ」に相当する。コンピュータに、注釈データの受信時に処理をS43以降の処理を実行させるS41の処理が、「受信ステップ」に相当する。コンピュータに、注釈領域55Aが資料5の表示範囲72に含まれるか否か判断させるS47の処理が、「第一判断ステップ」に相当する。コンピュータに、S59で決定させた位置に標識65を表示させるS73の処理が、「第二表示ステップ」に相当する。コンピュータに、標識65に対する操作を検出したか否かを判断させるS21の処理が、「第二判断ステップ」に相当する。コンピュータに、現在の表示範囲72から、注釈領域55Aを含む位置である表示範囲73に変更させるS25の処理が、「変更ステップ」に相当する。
コンピュータに、表示領域61内に表示した注釈55に対応する標識65を削除させるS29の処理が、「削除ステップ」に相当する。コンピュータに、資料5の表示範囲72の中心座標の位置と、注釈55の注釈領域55Aの中心座標の位置とを比較させるS51の処理が、「第一比較ステップ」に相当する。コンピュータに、ユーザによる操作が表示範囲72の位置の変更を意図する操作であるか判断させるS23の処理が、第三判断ステップ」に相当する。コンピュータに、S51の処理と同等の処理を行わせるS33の処理が、「第二比較ステップ」に相当する。コンピュータに、S73と同等の処理を行わせるS33の処理が、「第三表示ステップ」に相当する。コンピュータに、現在表示中の資料5が、注釈データに対応付けられた資料であるか否かを判断させるS43の処理が、「第四判断ステップ」に相当する。コンピュータに、注釈データの受信を示す標識67を操作領域62の切替ボタン64に表示させるS45の処理が、「第四表示ステップ」に相当する。
1 スマートフォン
3 タブレット端末
4 PC
5 資料
9 ネットワーク
11 CPU
14 フラッシュメモリ
16 ディスプレイ
17 タッチパッド
55〜57 注釈
55A〜57A 注釈領域
64 切替ボタン
65,66 標識
66A 追加標識
71〜73 表示範囲
3 タブレット端末
4 PC
5 資料
9 ネットワーク
11 CPU
14 フラッシュメモリ
16 ディスプレイ
17 タッチパッド
55〜57 注釈
55A〜57A 注釈領域
64 切替ボタン
65,66 標識
66A 追加標識
71〜73 表示範囲
Claims (8)
- ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う前記端末装置のコンピュータが実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得ステップと、
取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示ステップと、
他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信ステップと、
前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断ステップと、
前記第一判断ステップにおいて前記表示範囲内に前記注釈の位置が含まれないと判断された場合、前記受信ステップにおいて前記注釈データが受信されたことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示ステップと、
ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否かを判断する第二判断ステップと、
前記第二判断ステップにおいて前記操作情報が前記標識に対する操作を示すと判断された場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更ステップと、
を実行させることを特徴とする資料共有プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記変更ステップが実行された後に、前記表示範囲内に含まれる前記注釈に対応する前記標識を削除する削除ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の資料共有プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記資料における前記表示範囲の位置と、前記注釈の位置とを比較する第一比較ステップをさらに実行させ、
前記第二表示ステップは、前記第一比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記表示範囲の位置を基準に前記注釈が位置する方向を示す前記標識を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の資料共有プログラム。 - 前記第二判断ステップは、前記標識に対する操作として、前記操作情報が前記表示範囲の位置を前記注釈の位置する方向へ移動させる操作を示すか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の資料共有プログラム。
- 前記コンピュータに、
前記操作情報が前記資料における前記表示範囲の位置の移動を示す操作情報か否かを判断する第三判断ステップと、
前記第三判断ステップにおいて前記操作情報が表示範囲の位置の移動を示すと判断された場合、前記資料表示における前記表示範囲の位置と、前記注釈の位置とを比較する第二比較ステップと、
前記第二比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記表示範囲の位置を基準に前記注釈が位置する方向を示す前記標識を表示する第三表示ステップと、
をさらに実行させることを特徴とする請求項3または4に記載の資料共有プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記表示部に、前記資料とは異なる画像が表示されているか否かを判断する第四判断ステップと、
前記第一判断ステップにおいて前記表示部に前記資料とは異なる画像が表示されていると判断された場合、前記操作部において前記資料を表示させる処理の実行を指示する操作の入力を受け付ける操作領域に、前記注釈データが受信されたことを示す前記標識を表示する第四表示ステップと、
をさらに実行させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の資料共有プログラム。 - ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う端末装置であって、
前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得手段と、
取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示手段と、
他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信手段と、
前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断手段と、
前記第一判断手段が前記表示範囲内に前記注釈が含まれないと判断した場合、前記受信手段が前記注釈データを受信したことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示手段と、
ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否かを判断する第二判断手段と、
前記第二判断手段が、前記操作部から取得された操作情報が前記標識に対する前記操作情報であると判断した場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で各種データの送受信を行う前記端末装置のコンピュータが実行可能な資料共有方法であって、
前記複数の端末装置間で共有される資料を示す資料データを取得する取得ステップと、
取得された前記資料データに基づく前記資料の少なくとも一部を示す表示範囲を、前記端末装置の表示部に表示する第一表示ステップと、
他の端末装置において前記資料に付加された注釈を示す注釈データを受信する受信ステップと、
前記表示範囲内に、前記注釈データに基づく前記注釈の位置が含まれるか否かを判断する第一判断ステップと、
前記第一判断ステップにおいて前記表示範囲内に前記注釈が含まれないと判断された場合、前記受信ステップにおいて前記注釈データが受信されたことを示す標識を前記表示部に表示する第二表示ステップと、
ユーザによる操作の入力を受け付ける操作部から、取得された操作情報が、前記標識に対する操作を示す操作情報か否を判断する第二判断ステップと、
前記第二判断ステップにおいて前記操作情報が前記標識に対する操作を示すと判断された場合、前記表示部に表示された前記資料の前記表示範囲を、前記注釈を含む位置に変更する変更ステップと、
を含むことを特徴とする資料共有方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012284640A JP2014127103A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 |
US14/141,475 US20140189486A1 (en) | 2012-12-27 | 2013-12-27 | Non-Transitory Computer Readable Medium Storing Document Sharing Program, Terminal Device and Document Sharing Method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012284640A JP2014127103A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014127103A true JP2014127103A (ja) | 2014-07-07 |
Family
ID=51018796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012284640A Pending JP2014127103A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140189486A1 (ja) |
JP (1) | JP2014127103A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176436A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、画像通信システム、表示方法、及びプログラム |
CN114185503A (zh) * | 2020-08-24 | 2022-03-15 | 荣耀终端有限公司 | 多屏交互的系统、方法、装置和介质 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7533808B2 (en) | 2005-02-09 | 2009-05-19 | Yuh-Shen Song | Privacy protected cooperation network |
WO2016174771A1 (ja) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | 楽天株式会社 | 情報表示装置、情報表示方法及び情報表示プログラム |
US9904447B2 (en) | 2016-01-08 | 2018-02-27 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Universal inking support |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7647373B2 (en) * | 2001-03-13 | 2010-01-12 | Eplus Capital, Inc. | System and process for network collaboration through embedded annotation and rendering instructions |
US20030204490A1 (en) * | 2002-04-24 | 2003-10-30 | Stephane Kasriel | Web-page collaboration system |
US8271887B2 (en) * | 2008-07-17 | 2012-09-18 | The Boeing Company | Systems and methods for whiteboard collaboration and annotation |
US9274682B2 (en) * | 2010-02-19 | 2016-03-01 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Off-screen gestures to create on-screen input |
JP5747673B2 (ja) * | 2011-06-10 | 2015-07-15 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
US8823744B2 (en) * | 2012-03-23 | 2014-09-02 | Bluebeam Software, Inc. | Method for indicating annotations associated with a particular display view of a three-dimensional model independent of any display view |
-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012284640A patent/JP2014127103A/ja active Pending
-
2013
- 2013-12-27 US US14/141,475 patent/US20140189486A1/en not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176436A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、画像通信システム、表示方法、及びプログラム |
JP7095361B2 (ja) | 2018-03-29 | 2022-07-05 | 株式会社リコー | 通信端末、画像通信システム、表示方法、及びプログラム |
CN114185503A (zh) * | 2020-08-24 | 2022-03-15 | 荣耀终端有限公司 | 多屏交互的系统、方法、装置和介质 |
CN114185503B (zh) * | 2020-08-24 | 2023-09-08 | 荣耀终端有限公司 | 多屏交互的系统、方法、装置和介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140189486A1 (en) | 2014-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2325740A2 (en) | User interface apparatus and method | |
US20080174562A1 (en) | Mobile electronic apparatus with touch input device and display method using the same | |
US20140075302A1 (en) | Electronic apparatus and handwritten document processing method | |
US20140028719A1 (en) | Display terminal device connectable to external display device and method therefor | |
US20180121076A1 (en) | Drawing processing method, drawing program, and drawing device | |
KR20110063561A (ko) | 다접촉 터치 스크린 상의 그래픽 객체를 다루는 것에 의해 전자 기기를 제어하기 위한 장치 | |
CN112947825B (zh) | 显示控制方法、装置、电子设备及介质 | |
CN102402375A (zh) | 显示终端和显示方法 | |
JP2014127103A (ja) | 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法 | |
US20150067483A1 (en) | Electronic device and method for displaying electronic document | |
CN104461312A (zh) | 一种显示控制方法及电子设备 | |
JP2013239019A (ja) | タッチパネル装置及びプログラム | |
JP2014075044A (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
US20150067469A1 (en) | Electronic apparatus and method for display control | |
US10691287B2 (en) | Touch panel type information terminal device, information input processing method and program thereof | |
US20150067546A1 (en) | Electronic apparatus, method and storage medium | |
JP6100013B2 (ja) | 電子機器および手書き文書処理方法 | |
US9146653B2 (en) | Method and apparatus for editing layout of objects | |
US9753633B2 (en) | Information processing apparatus and method for arranging elements on a display region | |
JP2013012063A (ja) | 表示制御装置 | |
JP2011192173A (ja) | 情報処理装置およびタッチパネル操作方法 | |
JP2014182652A (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラム | |
JP2014112335A (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP5620895B2 (ja) | 表示制御装置、方法及びプログラム | |
US20140157118A1 (en) | Information processing apparatuses, non-transitory computer readable medium, and information processing method |