JP4178268B2 - マイクロコントローラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロコントローラに関し、特にメモリに対する命令のアクセス効率を向上させたマイクロコントローラに関する。
【0002】
近年のシステムLSI化に伴ない、メモリロジック混載LSIが要求されている。さらに、そのLSIを搭載する家電製品の高性能化に伴ない、回路の高速化を図り、プログラムをより効率的に処理を行う必要がある。
【0003】
【従来の技術】
図6は従来のマイクロコントローラの構成例を示す図である。ここでは、マイクロコントローラに内蔵するメモリとして、フラッシュメモリの場合を例に説明する。
【0004】
従来構成のマイクロコントローラは、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)101を備え、この中央演算処理装置101は、2つの独立した命令専用の命令バスIbusおよびデータ専用のデータバスDbusによってバス制御ユニット102に接続されている。このバス制御ユニット102は、また、フラッシュメモリバスFbusを経由してフラッシュインタフェース回路103に接続され、このフラッシュインタフェース回路103にフラッシュメモリ104が接続されている。また、中央演算処理装置101とバス制御ユニット102との間に設けられた命令バスIbusには、命令の実行効率を上げるための命令キャッシュメモリ105が接続されている。さらに、中央演算処理装置101とバス制御ユニット102と命令キャッシュメモリ105との間には、キャッシュ制御信号を伝達する制御線106が設けられている。
【0005】
このように、フラッシュメモリ104は、命令アクセスおよびデータアクセスの両方を行うため、通常は、命令バスIbusとデータバスDbus以外のプリンストンバスと呼ばれるフラッシュメモリバスFbusに接続されている。
【0006】
以上の構成のマイクロコントローラの動作をタイムチャートを参照して説明する。
図7はマイクロコントローラの動作を説明する命令アクセスのタイミングチャートである。
【0007】
この図において、上からクロック信号、命令バスアドレスIA、命令バスデータID、フラッシュメモリバスアドレスFA、フラッシュメモリバスデータFD、キャッシュミス判定信号を示している。
【0008】
中央演算処理装置101からフラッシュメモリ104に命令アクセスを行うには、まず、中央演算処理装置101は命令バスIbusに命令バスアドレスIAを出力する。ここで、命令キャッシュメモリ105に該当するアドレスの命令バスデータIDが存在する、つまりキャッシュヒットすると、その命令バスアドレスIAに対して直ちに応答し、1サイクルで、ヒットした命令バスデータIDを命令キャッシュメモリ105から取り出すことができる。
【0009】
もし、命令キャッシュメモリ105にデータが残っていない場合は、もう一度フラッシュメモリ104までアクセスしにいかなければならない。命令キャッシュメモリ105にアクセスする際には、命令キャッシュメモリ105にデータがあるかないかを判断する判定サイクルがある。この判定サイクルで、キャッシュミスした場合、2サイクル目にキャッシュミス判定信号が制御線106を経由してバス制御ユニット102に送られる。バス制御ユニット102は、キャッシュミス判定信号を認識し、3サイクル目にフラッシュメモリバスFbusにフラッシュメモリバスアドレスFAを出す。すなわち、バス制御ユニット102は、2サイクル目に命令バスアドレスIAを取得し、3サイクル目にフラッシュメモリバスアドレスFAを出すことから、結果的に出力が1サイクル遅れることになり、2サイクル目がペナルティサイクルとなる。そして、フラッシュインタフェース回路103は、4サイクル目にフラッシュメモリ104にアクセスしてキャッシュミスしたデータであるフラッシュメモリバスデータFDをフラッシュメモリバスFbusに出し、これが命令バスデータIDとなる。つまり、キャッシュミスした場合に、全体として4サイクルかかり、キャッシュヒットした場合には、1サイクルアクセスが可能となっている。
【0010】
ちなみに、命令キャッシュメモリがない場合は、キャッシュヒットすることがないので、すべてフラッシュメモリ104にアクセスすることになる。また、ペナルティサイクルが不要であるため、アクセスするのに3サイクルで済む。すなわち、図8に示したように、最初の1サイクルで命令バスアドレスIAが出され、次の1サイクルでフラッシュメモリバスアドレスFAに対応するフラッシュメモリバスデータFDを取得し、次の1サイクルでフラッシュメモリバスデータFDが命令バスデータIDとして取得される。
【0011】
このように、中央演算処理装置101からフラッシュメモリ104に命令アクセスを行うには、回路を高速で動作させるためにバス制御ユニット102で2サイクルの制御時間が必要なことから、命令キャッシュメモリ105がない場合は、確実に最低3サイクルかかってしまう。一方、命令の実行効率を上げるために、命令バスIbusに命令キャッシュメモリ105を搭載した場合には、命令キャシュメモリヒット時は命令アクセスが1サイクルで行うことが可能である。しかし、キャッシュミス時には、ペナルティサイクルが加わるので、命令アクセスが命令キャッシュメモリ105がない場合に比べ1サイクル多い4サイクルかかってしまう。キャッシュのヒット率を上げるためには、命令キャッシュメモリ105の容量を上げる方法があるが、この場合、チップ面積が大きくなり、マイクロコントローラのコストが高くなってしまう。
【0012】
ここで、フラッシュメモリアクセスを1サイクルで行う方法として、フラッシュメモリを命令バスに接続する方法があり、その回路構成を図9に示す。
図9は従来のマイクロコントローラの別の構成例を示す図である。
【0013】
このマイクロコントローラによれば、命令バスIbusにフラッシュインタフェース回路103およびフラッシュメモリ104を配置し、フラッシュメモリ104をより中央演算処理装置101に近い位置に置いている。これにより、中央演算処理装置101は、フラッシュメモリ104に対して、バス制御ユニット102を経由せずにアクセスできることから、1サイクルでデータアクセスが可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、命令バスにフラッシュメモリを接続する構造では、元々命令バスが命令専用のバスであるため、フラッシュメモリに対して命令アクセスのみならずデータアクセスも可能なようにバスプロトコルの変更が必要になり、それによるバス制御ユニットの変更も必要になるため、バス制御ユニットの制御を複雑化させるという問題点がある。
【0015】
また、データアクセスしている間は、基本的には中央演算処理装置が命令を読み込むことはできず、命令アクセスが止まってしまうことになるため、命令アクセスおよびデータアクセス専用の命令バスおよびデータバスを分けて設けたことで回路を高速に動作させるというメリットが失われるという問題点がある。
【0016】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、従来のキャッシュメモリ内蔵の回路構成を変更することなく容易に組み込むことが可能で、かつ1サイクルで中央演算処理装置からのメモリアクセスが可能なマイクロコントローラを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
図1は上記目的を達成する本発明の原理図である。
本発明によるマイクロコントローラは、中央演算処理装置1とバス制御ユニット2とを備え、これらは命令専用の命令バスIbusおよびデータ専用のデータバスDbusによって接続されている。メモリインタフェース回路3は、中央演算処理装置1とバス制御ユニット2との間の命令バスIbusに接続され、バス制御ユニット2からのメモリバス5に接続され、さらに、メモリ4に接続されている。
【0018】
メモリインタフェース回路3は、命令バスIbus上の命令バスアドレスがメモリ4へのアクセスであった場合、命令キャッシュメモリが接続されていたときのキャッシュヒットに対応する動作をし、1サイクルで命令バスデータを出すことができる。しかも、メモリ4へのアクセスは、すべてキャッシュヒットとなるため、キャッシュミスしたときのペナルティはない。これにより、命令のアクセスの効率が向上することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概略について図面を参照して説明する。
図1は本発明によるマイクロコントローラの原理的な構成を示す図である。
【0020】
本発明によるマイクロコントローラは、中央演算処理装置1と、バス制御ユニット2と、メモリインタフェース回路3と、メモリ4とを備えている。中央演算処理装置1とバス制御ユニット2とは、命令専用の命令バスIbusおよびデータ専用のデータバスDbusの2つの独立したバスによって接続されている。メモリインタフェース回路3は、中央演算処理装置1とバス制御ユニット2との間に接続された命令バスIbusに接続され、また、バス制御ユニット2からのメモリバス5に接続されている。そして、このメモリインタフェース回路3は、メモリ4に接続されている。
【0021】
以上の構成において、中央演算処理装置1から命令バスIbus上に出された命令バスアドレスがメモリ4に対するアクセスであった場合を説明する。中央演算処理装置1から出された命令バスIbus上の命令バスアドレスがメモリ4へのアクセスであった場合、メモリインタフェース回路3を経由してメモリ4にアクセスする。メモリ4には、その命令バスアドレスに命令バスデータが格納されているので、その命令バスデータを1サイクルで取り出すことができる。
【0022】
このように、命令バスIbus上の命令バスアドレスがメモリ4に対するものであった場合、バス制御ユニット2をバイパスするような形で、メモリインタフェース回路3を経由して直接メモリ4に命令アクセスが行われる。これは、従来の命令キャッシュメモリを有するときのキャッシュヒットに対応する動作と同じ動作である。しかも、この命令アクセスは、ヒットミスがなく、100%ヒットが保証された動作になるため、1サイクルアクセスが可能であり、キャッシュミスした場合のペナルティサイクルも発生しない。これにより、命令のアクセスの効率が向上することになる。
【0023】
また、メモリインタフェース回路3は、中央演算処理装置1およびバス制御ユニット2の周辺回路およびバスプロトコルをまったく変更することなく、命令キャッシュメモリの代わりとしてマイクロコントローラに容易に組み込むことが可能である。
【0024】
次に、本発明の実施の形態を、メモリとしてフラッシュメモリを搭載したマイクロコントローラの場合を例にして説明する。
図2は本発明によるマイクロコントローラの回路構成を示す図である。
【0025】
このマイクロコントローラは、中央演算処理装置10と、バス制御ユニット20と、フラッシュインタフェース回路30と、フラッシュメモリ40とを備え、好ましくは、全体として1つの集積回路によって構成されている。
【0026】
中央演算処理装置10とバス制御ユニット20との間には、命令専用の命令バスIbusおよびデータ専用のデータバスDbusが接続され、その命令バスIbusは、フラッシュインタフェース回路30にも接続されている。中央演算処理装置10とバス制御ユニット20とフラッシュインタフェース回路30との間には、キャッシュ制御信号を伝達する制御線が接続されている。この制御線は、フラッシュインタフェース回路30から中央演算処理装置10にウエイト信号WAITを送る制御線51と、フラッシュインタフェース回路30からバス制御ユニット20にキャッシュイネーブル信号CACHEBLおよびキャッシュミス判定信号$MISSを送る制御線52,53とから成っている。また、フラッシュインタフェース回路30は、バス制御ユニット20との間がフラッシュメモリバスFbusによって接続され、フラッシュメモリ40との間がフラッシュメモリ制御信号のために制御線54およびメモリデータのためにデータ線55によって接続されている。なお、バス制御ユニット20は、図示はしないが、フラッシュメモリ40以外の外部のメモリにも接続できるよう構成され、さらに、周辺装置がフラッシュメモリ40を参照する際に中央演算処理装置10を経由せずに直接アクセスする制御を行うダイレクトメモリアクセスコントローラも接続されている。
【0027】
図3はフラッシュインタフェース回路の回路構成を示す図である。
フラッシュインタフェース回路30は、フラッシュメモリバスFbusに接続された設定レジスタ31およびフラッシュバスインタフェース回路32と、命令バスIbusに接続された命令バスインタフェース回路33と、命令バスインタフェース回路33に接続されてフラッシュメモリ40へのアクセスかどうかを判定するメモリ領域判定回路34と、フラッシュメモリバスFbusからのデータアクセスと命令バスIbusからの命令アクセスとが同時に発生したときにバスの調停を行うバス調停回路35と、フラッシュバスインタフェース回路32および命令バスインタフェース回路33のフラッシュメモリバス信号および命令バス信号を取り込んでフラッシュメモリ40への制御信号を生成するフラッシュメモリ制御回路36とを備えている。
【0028】
設定レジスタ31は、バス制御ユニット20を通らずにフラッシュインタフェース回路30を経由した命令アクセスとするか、バス制御ユニット20を経由した命令アクセスとするかを設定するもので、フラッシュメモリバスFbusを経由してデータアクセスをすることで設定される。ここでは、設定レジスタ31に設定されたキャッシュイネーブル信号CACHEBLがたとえばハイレベルの論理信号の場合、バス制御ユニット20に対してバス制御ユニット20を経由しない命令アクセスであることを通知する。また、キャッシュイネーブル信号CACHEBLがローレベルの論理信号の場合には、バス制御ユニット20に対してバス制御ユニット20を経由した命令アクセスであることを通知するとともに、フラッシュメモリ制御回路36に対して命令バスインタフェース回路33からの命令バス信号を受け付けないようにし、かつ、メモリ領域判定回路34に対してその動作を無効にする。
【0029】
バス調停回路35は、フラッシュバスインタフェース回路32がデータアクセスを受けると同時に命令バスインタフェース回路33が命令アクセスを受けた場合、フラッシュメモリ制御回路36にフラッシュメモリバスFbusのデータアクセスを優先するようにし、命令バスIbusからの命令アクセスに対しては、中央演算処理装置10にウエイト信号WAITを出力する。
【0030】
フラッシュインタフェース回路30は、また、フラッシュメモリ40のメモリデータをフラッシュバスインタフェース回路32または命令バスインタフェース回路33に供給するよう構成されている。
【0031】
以上の回路構成をもとにして、命令アクセスのタイミングチャートを参照しながらマイクロコントローラの動作を説明する。
図4はマイクロコントローラの命令アクセス動作を説明した命令アクセスのタイミングチャートである。
【0032】
まず、中央演算処理装置10から命令バスIbusに命令バス信号が出されると、その命令バス信号はフラッシュインタフェース回路30の命令バスインタフェース回路33に取り込まれる。取り込まれた命令バス信号は、メモリ領域判定回路34にてフラッシュメモリ40へのアクセスかどうかが判定される。
【0033】
ここで、メモリ領域判定回路34がフラッシュメモリ40へのアクセスであると判定すると、ローレベルのキャッシュミス判定信号$MISSを出力し、バス制御ユニット20に通知してバス制御ユニット20を経由したフラッシュメモリ40へのアクセスを無効にし、フラッシュインタフェース回路30の命令バスインタフェース回路33が命令バス信号の受け付けを行うようにする。そこで、フラッシュインタフェース回路30のフラッシュメモリ制御回路36を経由してフラッシュメモリ40にアクセスして、1サイクルで、命令バスIbusに命令バスデータIDを出す。すなわち、フラッシュメモリ40への命令アクセスの場合には、バス制御ユニット20を通らないようバイパスしてフラッシュインタフェース回路30経由でフラッシュメモリ40にアクセスする。つまり、命令キャッシュメモリを備えた従来の構成にて、命令キャッシュメモリへアクセスし、キャッシュヒットした動作と見かけ上同じ動作となる。
【0034】
このとき、すべてのアクセスがヒットするようなアクセスとなる。したがって、図4に示したように、ヒットミスがないことから、ペナルティサイクルもなくなり、バス制御ユニット20を経由しての命令アクセスもなくなる。
【0035】
また、従来の命令キャッシュメモリを持つ回路構成およびキャッシュ制御信号のための周辺回路構成をそのまま利用しているため、フラッシュインタフェース回路30を、従来のバスプロトコルや周辺回路を変更することなくそのまま組み込むことができる。
【0036】
なお、フラッシュメモリ40へデータアクセスを行う場合は、従来のデータアクセスと同様に、データバスDbusからバス制御ユニット20、フラッシュメモリバスFbusおよびフラッシュインタフェース回路30を経由してデータアクセスを行う。
【0037】
なお、フラッシュインタフェース回路30は、命令バスIbusとフラッシュメモリバスFbusとの両方受けているが、フラッシュメモリバスFbusの方がデータバスDbusを経由してバス制御ユニット20から来るデータアクセスなので、これらが両方同時にアクセスする可能性がある。このデータアクセスと命令アクセスとが同時に発生した場合について、命令アクセスのタイミングチャートを参照しながらマイクロコントローラの動作を説明する。
【0038】
図5はマイクロコントローラのバス調停動作を説明した命令アクセスのタイミングチャートである。
同一サイクル内に、命令バスインタフェース回路33が中央演算処理装置10からの命令バスアドレスIA1を受けるとともにフラッシュバスインタフェース回路32がバス制御ユニット20からデータアクセスのためのフラッシュメモリバスアドレスFA1を受けた場合、バス調停回路35は、命令アクセスを待たせてデータアクセスを優先的に処理するよう調停する。すなわち、バス調停回路35は、ウエイト信号WAITを中央演算処理装置10に出して命令バスアドレスIA1を継続して出力させるようにする。そのサイクルの間、フラッシュメモリバスアドレスFA1に対応するフラッシュメモリバスデータFD1がフラッシュメモリ40から取り出される。
【0039】
データアクセスが終了した次のサイクルでは、ウエイト信号WAITはなくなり、引き続き出力されている命令バスアドレスIA1に対応する命令バスデータID1がフラッシュメモリ40から取り出される。
【0040】
もし、次のサイクルで命令バスアドレスIA2が出された場合には、図示の例ではデータアクセスがないため、その命令バスアドレスIA2に対応する命令バスデータID2が同じサイクル内でフラッシュメモリ40から取り出される。
【0041】
以上、本発明をその好適な実施の形態について詳述したが、本発明は、その特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神の範囲内で幾多の変化変形が可能である。たとえば、好適な実施の形態では、メモリとしてフラッシュメモリの場合を例に説明したが、あらゆるメモリに適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、従来命令キャッシュメモリを接続していた位置に命令バスおよびメモリバスに接続可能なメモリへのメモリインタフェース回路を配置するように構成した。これにより、キャッシュ搭載可能な構成を有する回路およびバスプロトコルをまったく変更しないで、メモリインタフェース回路の組み込みが可能である。また、命令キャッシュメモリ搭載時のキャッシュヒット動作と同じ動作が常に発生することから、キャッシュミスしたときのペナルティサイクルがなく、1サイクルで命令アクセスが可能になり、これにより命令のアクセス効率が向上し、マイクロコントローラの命令処理性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロコントローラの原理的な構成を示す図である。
【図2】本発明によるマイクロコントローラの回路構成を示す図である。
【図3】フラッシュインタフェース回路の回路構成を示す図である。
【図4】マイクロコントローラの命令アクセス動作を説明した命令アクセスのタイミングチャートである。
【図5】マイクロコントローラのバス調停動作を説明した命令アクセスのタイミングチャートである。
【図6】従来のマイクロコントローラの構成例を示す図である。
【図7】マイクロコントローラの動作を説明する命令アクセスのタイミングチャートである。
【図8】命令キャッシュメモリがない場合の動作を説明する命令アクセスのタイミングチャートである。
【図9】従来のマイクロコントローラの別の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 中央演算処理装置
2 バス制御ユニット
3 メモリインタフェース回路
4 メモリ
5 メモリバス
10 中央演算処理装置
20 バス制御ユニット
30 フラッシュインタフェース回路
31 設定レジスタ
32 フラッシュバスインタフェース回路
33 命令バスインタフェース回路
34 メモリ領域判定回路
35 バス調停回路
36 フラッシュメモリ制御回路
40 フラッシュメモリ
51,52,53,54 制御線
55 データ線
101 中央演算処理装置
102 バス制御ユニット
103 フラッシュインタフェース回路
104 フラッシュメモリ
105 命令キャッシュメモリ
106 制御線

Claims (6)

  1. 算処理を行う中央演算処理装置と、
    独立した命令バスおよびデータバスによって前記中央演算処理装置に接続されたバス制御ユニットと、
    前記命令バスおよび前記バス制御ユニットのメモリバスを受けて命令アクセスは前記命令バスを経由して行い、データアクセスは前記メモリバスを経由して行うようにしたメモリインタフェース回路と、
    前記命令アクセスおよび前記データアクセスが前記メモリインタフェース回路を経由して行われるメモリと、
    を備えていることを特徴とするマイクロコントローラ。
  2. 前記メモリインタフェース回路は、前記メモリバスを受ける第1バスインタフェース回路と、前記命令バスを受ける第2バスインタフェース回路と、前記第1バスインタフェース回路および前記第2バスインタフェース回路の2つのバス信号を調停するバス調停回路と、前記バス信号を取り込んで前記メモリへの制御信号を生成するメモリ制御回路とを備えていることを特徴とする請求項1記載のマイクロコントローラ。
  3. 前記バス調停回路は、前記第1バスインタフェース回路が前記メモリバスからのデータアクセスを受けると同時に前記第2バスインタフェース回路が前記命令バスからの命令アクセスを受けた場合に、ウエイト信号を出力して前記中央演算処理装置からの命令アクセスをウエイトするようにしたことを特徴とする請求項2記載のマイクロコントローラ。
  4. 前記メモリインタフェース回路は、前記第2バスインタフェース回路が前記命令バスから受けた命令アクセスが前記メモリに対するアクセスの場合に、前記バス制御ユニットにキャッシュミス判定信号を出力するメモリ領域判定回路を備えていることを特徴とする請求項2記載のマイクロコントローラ。
  5. 前記メモリインタフェース回路は、命令アクセス時に前記メモリインタフェースを経由するかどうかを設定する設定レジスタを備えていることを特徴とする請求項2記載のマイクロコントローラ。
  6. 前記設定レジスタは、前記メモリバスを経由してデータアクセスをすることで設定され、設定されたキャッシュイネーブル信号を前記バス制御ユニットに与えるようにしたことを特徴とする請求項5記載のマイクロコントローラ。
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