JP4177835B2 - コールセンタ運用方法及び装置 - Google Patents

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本願発明は、コールセンタで利用する設備の組合せの自由度を向上させ、設備新規構成や設備構成変更が容易にできるようにし、コールセンタ内の機能追加をする際にも既存設備を新規導入設備と共存利用し易くすることで、既存設備を有効活用して新規追加の設備を削減し、このようにして総合的なコールセンタ運営費を抑えることができるコールセンタ運用方法、コールセンタ運用装置、及び該コールセンタ運用装置に係るコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
顧客に発信する通話によるアウトバウンド業務に関しては、例えば特許文献1では、発信呼数を随時状況に応じて適切に設定し、オペレータの待ち時間を効果的に低減して、業務の効率を向上するという技術が開示されている。
又、このようなアウトバウンド業務、及び顧客から着信する通話によるインバウンド業務を、いずれも複数のオペレータを擁する複数のコールセンタにて運営することも少なくない。
コールセンタ・システムは、インバウンド業務とアウトバウンド業務に大別される。
インバウンド業務とは、顧客からの電話その他を受け付ける業務である。該インバウンド業務では、電話以外にも、FAXや、電子メールなども受付対象となる。従って、オペレータ、音声応答装置、FAX装置、電子メール関連の装置などが利用される。
特許文献2や特許文献3では、インバウンド業務において、顧客に応対するコールセンタのオペレータを遠隔地にも配置できるようにするという技術が開示されている。
ここで、コールセンタにおいては、PBX(Private Branch eXchange)に加えて、CTI装置や、音声応答装置など様々な装置や機器が用いられている。
特開平8−46699号公報 特開平6−291877号公報 特開平11−317817号公報
しかしながら、従来では、以下の問題点がある。即ち、既に稼働しているコールセンタにおいて、例えば、プレディクティブ発信装置などを設備増設する場合である。あるいは、既に稼働しているコールセンタにおいて、その稼動状況を他のシステムに通知する場合である。
従来では、このような場合、設備増設されたプレディクティブ発信装置と、既に稼働しているコールセンタとの連携動作、例えば、プレディクティブ発信装置を使用しているオペレータと既に稼働しているコールセンタのオペレータ間のデータ付き呼転送やオペレータの一括管理などができなかった。又コールセンタにおいて、その稼働状況を他のシステムに通知できないことにより、複数のコールセンタを統合管理することが困難な場合があった。
本願発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、コールセンタで利用する設備の組合せの自由度を向上させ、設備新規構成や設備構成変更が容易にできるようにし、コールセンタ内の機能追加をする際にも既存設備を新規導入設備と共存利用し易くすることで、既存設備を有効活用して新規追加の設備を削減し、このようにして総合的なコールセンタ運営費を抑えることができるコールセンタ運用システムを提供することを課題とする。
まず、本願の第1発明のコールセンタ運用方法は、予め、PBXに接続されている電話機それぞれの内線番号、及びPBXが管理しているACD番号の少なくともどちらか一方を登録しておき、PBXに接続されている電話機の状態を表す情報、及びACDキューの状態を表わす情報の少なくともどちらか一方を、該PBXから受け、収集し、ペーシング制御部に通知するPBX情報収集・配信制御装置を用い、該ペーシング制御部は、該通知の情報に基づき、ログインしているにも拘わらず、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数を求め、該オペレータ数に基づいて自動発信すべきコール数を算出し、該コール数をデータベース制御部に送り、該データベース制御部は、データベース情報記憶部から、少なくとも発信先の電話番号を含む情報を抽出し、CTI装置とは別に設ける発信制御部に送り、該発信制御部は、該電話番号に対して呼を発信させる指示を前記PBXに与え、該発信要求により該PBXが行なう発信の呼が、発信先に接続し、又オペレータの電話機に一旦接続した後には、該呼の転送、及び、該PBXに接続されている電話機を利用するオペレータに対する、呼に関する情報提供は、前記発信制御部とは別に設ける前記CTI装置により行うことにより、前記課題を解決したものである。
次に本願の第2発明のコールセンタ運用装置は、予め、PBXに接続されている電話機それぞれの内線番号、及びPBXが管理しているACD番号の少なくともどちらか一方を登録しておき、PBXに接続されている電話機の状態を表す情報、及びACDキューの状態を表わす情報の少なくともどちらか一方を、該PBXから受け、収集し、ペーシング制御部に通知するPBX情報収集・配信制御装置を備え該ペーシング制御部は、該通知の情報に基づき、ログインしているにも拘わらず、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数を求め、該オペレータ数に基づいて自動発信すべきコール数を算出し、該コール数をデータベース制御部に送るものであって、該データベース制御部は、データベース情報記憶部から、少なくとも顧客の電話番号を含む情報を抽出し、CTI装置とは別に設ける発信制御部に送るものであって、該発信制御部は、該電話番号に対して呼を発信させる指示を前記PBXに与えるものであって、該発信要求により該PBXが行なう発信の呼が、発信先に接続し、又オペレータの電話機に一旦接続した後には、該呼の転送、及び、該PBXに接続されている電話機を利用するオペレータに対する、該呼に関する情報提供は、前記発信制御部とは別に設ける前記CTI装置により行うことにより、前記課題を解決したものである。
更に、本願の第3発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記第2発明のコールセンタ運用装置を実現するコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することで、前記課題を解決したものである。
なお、以上に述べた第1発明〜第3発明において、広域ネットワークとは、一般的なWANに限定されるものではない。即ち、異なる構内にある装置間を接続するネットワークであればよい。例えば、異なる構内交換機が配置されているような異なる構内にある装置間を接続するネットワークなどである。従って、本発明のこのような広域ネットワークには、専用回線を用いたものや、公衆データ回線を用いたものや、インターネットを利用するものや、更には、これらなどが混在するものが含まれる。
以下、本願発明の作用について、簡単に説明する。
本発明においては、コールセンタの設備として例えばCTI装置などと共に、PBX情報収集・配信制御装置と称するものを用いる。又、CTI装置とは別に、発信制御部を設けるようにしている。
該PBX情報収集・配信制御装置では、予め、PBXに接続されている電話機それぞれの内線番号、及びPBXが管理しているACD番号の少なくともどちらか一方を登録しておく。ACD番号は呼を分配する際の、電話機などの分配先の識別名称になる。又、該PBX情報収集・配信制御装置では、PBXに接続されている電話機の状態、及びACDキューの状態の少なくともどちらか一方を表す情報を、該PBXから受け、収集する。そうして、前記電話機の状態、及び前記ACDキューの状態の少なくともどちらか一方が変化した場合には、該変化を伝達する状態変化通知を該PBX情報収集・配信制御装置から、外部の他装置に対して送出する。
この外部他装置を本発明は特に限定するものではないが、例えば、特に指定されてはいない仕様(以下異仕様とする)のCTI装置などが含まれる。例えば、製造元が異なるCTI装置などが含まれる。
なお、上述の電話機の状態には様々のものが含まれ、又その内でどれを本発明の対象とするかは、特に限定されるものではない。例えば、電話機の状態には、コールセンタにおける様々な状態が含まれる。例えば、その電話機のオペレータのログイン中や、ログアウト中、離席中などの状態がある。又、電話機の状態には、その要因を問わず、着信可能状態や、着信不可能状態がある。更にはこのような電話機の状態には、発信中や通話中などの、電話機の通話状態も含まれる。
なお、上述のACDキューは、顧客に対して接続されているが、未だオペレータの電話機には接続されていない、オペレータの電話機に対する接続の分配待ちである。そうして、このACDキューの状態には、例えば、分配待ちが空であるか否かとか、平均待ち時間などが含まれる。しかしながら、本発明は、このようなACDキューの状態がどのようなものであるかを具体的に限定するものではない。
ここで、例えば上述のPBX情報収集・配信制御装置を異仕様CTI装置が稼動しているコールセンタ又はコンタクトセンタに付加する。これによって、当該異仕様CTI装置が制御しているPBX、当該PBXに接続されている電話機、当該PBXが管理しているACDキュー、及び当該PBXに接続されている音声応答装置の状態変化情報を収集し、更にその収集結果を他のシステムヘ配信することができる。但し、当該異仕様CTI装置が制御しているPBX、当該PBXに接続されている電話機、当該PBXが管理しているACD番号、及び当該PBXに接続されている音声応答装置の内線番号などの情報は、予めPBX情報収集・配信制御装置に登録しておく必要がある。
あるいは例えば、PBXを制御して接続呼を転送したり、該PBXに接続される電話機を利用するオペレータに対する、前記接続呼に関する情報を提供したりするCTI装置(後述する実施形態においては異仕様CTI装置310)を用いると共に、PBX情報収集・配信制御装置が送出する状態変化通知に基づいて、データベースに格納された発信先の電話番号に対して呼を発信させる指示を前記PBXに与える発信制御部を用いることも可能である。この場合には、呼の発信は該発信制御部により制御し、該呼が一旦接続してからは、その接続呼の制御は前記CTI装置により行うようにすることができる。上記の呼の発信の際には、プレディクティブ・ダイヤラの機能を活用することもでき、例えばペーシング制御を行いながら当該PBXに対して発信命令(CTI命令)を送信することもできる。
このようにCTI装置とは別に上述のような発信制御部を設けることで、CTI装置や、PBXや、プレディクティブ・ダイヤラの機能などを備えた自動発信装置などが、製造者が互いに異なるなどして、相互接続のインタフェイス仕様を含む諸仕様の内で少なくとも一部が相互に異なったりしても、これらを組み合わせて利用することが容易になる。なお、このCTI装置は、後述する実施形態においては異仕様CTI装置310に相当する。
なお、本願発明におけるエージェントは、オペレータ、及び該オペレータが利用する設備の複合的なものである。又本発明において、リモート・エージェントは、顧客との接続をするPBXや局側交換機などの交換機とは異なる場所にあるエージェントである。従って、リモート・エージェントは、後述する実施形態のように、PBX116や局側交換機172などの交換機とは異なる場所にある、在宅エージェントが含まれるだけでなく、遠隔地のコールセンタ110のエージェントが含まれる。
従って本願発明によれば、CTI装置や、PBXや、自動発信装置など、コールセンタで利用する設備の組合せの自由度を向上させ、設備新規構成や設備構成変更が容易にできるようにし、コールセンタ内の機能追加をする際にも既存設備を新規導入設備と共存利用し易くすることで、既存設備を有効活用して新規追加の設備を削減し、このようにして総合的なコールセンタ運営費を抑えることができる。
以下、図を用いて本願発明についての実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本願発明が適用された第1実施形態の構成を示すブロック図である。
この図において2つのコールセンタ110は、いずれも、自動発信制御装置320を用いたアウトバウンド業務が可能になっている。コールセンタ110は2つに限定されるものではなく、これ以上設けてもよい。
又、これらコールセンタ110は、いずれも、自動発信制御装置320とは異なる拠点に設けられている。従って、いずれもリモート・エージェントになっている。これらいずれのコールセンタ110においても、WAN(wide Area Network)150を経由して自動発信制御装置320を活用する機能を利用することができる。
あるいは、自動発信制御装置320は、図2の変形例の如く、いずれかのコールセンタ110と同一の拠点に併せて設けるようにしてもよい。この場合、自動発信制御装置320が設けられていないコールセンタ110が、リモート・エージェントになり、WAN150を経由して自動発信制御装置320を活用する機能を利用することができる。
この図において、コールセンタ110においては、電話機112及びオペレータ端末114は、オペレータ毎に配置されている。電話機112は、PBX116を経由して公衆網101に接続されている。電話機112は公衆網101により顧客の電話機に接続される。又、オペレータ端末114は、例えばパーソナル・コンピュータによって実現することも可能である。
ここで、異仕様CTI装置310は、後述する発信制御部344とは別に設けられるものであり、又、所定の命令を送ることでPBX116を制御し、該PBX116を動作させて接続呼を転送することができる。又、該PBX116に接続される電話機112を利用するオペレータに対する、該接続呼に関する情報を、オペレータ端末114により提供することができる。例えば接続した顧客の、住所や、過去の問い合わせについての履歴などの、オペレータ業務に利用できる情報を提供することができる。
又、異仕様CTI装置310は、インバウンド業務で顧客からの着信があると、該着信をオペレータに分配するため、PBX116を制御する。この際、着信に係る必要な情報を、該異仕様CTI装置310内部のデータベース装置、あるいは図示されない経路でデータベース制御部350及びデータベース情報記憶部352から得て、該当するオペレータのオペレータ端末114に送る。
又、この図において□印は、ネットワーク間を接続する接続装置である。すべてのオペレータ端末114又PBX116は、それぞれのコールセンタ110に敷設されているLAN(Local Area Network)18に接続されている。又、いずれのLAN118も上述の接続装置により、WAN150に接続されている。
従って、自動発信制御装置320は、WAN150及び個々のコールセンタ110のLAN118を経由して、PBX116と情報の授受が可能になっている。具体的には自動発信制御装置320は、必要な情報をPBX116から得ることができる。又自動発信制御装置320は、予め定められている命令情報をPBX116に送ることができ、これによりPBX116の動作を制御することができる。
図3は、本実施形態で用いる自動発信制御装置320の構成を示すブロック図である。
図示されるように自動発信制御装置320は、PBX情報収集・配信制御装置322と、ペーシング制御部342と、発信制御部344と、データベース制御部350と、データベース情報記憶部352とにより構成されている。又、PBX情報収集・配信制御装置322は、PBX情報収集制御部332と、PBX情報配信制御部334とにより構成されている。
ここで、ペーシング制御部342と、発信制御部344と、データベース制御部350と、データベース情報記憶部352とにより、プレディクティブ・ダイヤラの機能も実現されている。該機能によるプレディクティブ発信に際しては、データベース制御部350により制御され読み出される、データベース情報記憶部352に格納されている、顧客の電話番号など、発信先の顧客に関する情報を利用する。該情報は、後述する発信情報となる。そうして、ペーシング制御部342により、実際のプレディクティブ発信(予測発信)をする。この際の公衆網101に対する発信のPBX116におけるダイヤルは、上記のように読み出された顧客電話番号に基づいた発信制御部344の発信要求に従いPBX116によって行う。
後述するように、発信制御部344は、該発信要求に先立ってデータベース情報記憶部352から発信情報を受ける。従って、いうまでもなく、該発信制御部344は、該発信要求に際し、データベース情報記憶部352から抽出された該発信情報をPBX116に対して伝達する。このようにして、逐次複数の顧客に対して、プレディクティブ発信を順次行っていく。
図4は、本願発明が適用された第2実施形態の構成を示すブロック図である。又図5は、本実施形態において用いる自動発信制御装置320の構成を示すブロック図である。
まず図4から判るように、前述した第1実施形態の図2の変形例と同様に、自動発信制御装置320は、一方のコールセンタ110において配置されている。更に、図5から判るように、自動発信制御装置320には、異仕様CTI装置310が取り込まれている。従って、本実施形態は上述の変形例と同様の構成であり、該変形例と同様に機能することができる。
図6は、本願発明が適用された第3実施形態の構成を示すブロック図である。又図7は、本実施形態において用いる自動発信制御装置320の構成を示すブロック図である。
まず図7から判るように、前述した第1実施形態においては自動発信制御装置320に内蔵されていたPBX情報収集・配信制御装置322が、本実施形態においては自動発信制御装置320の外部に設けられている。しかしながら、このような第3実施形態の自動発信制御装置320は、図6に示すようにPBX情報収集・配信制御装置322と共にLAN152で接続され、これらは協調して動作し、即ち前述した第1実施形態の自動発信制御装置320と同様に動作する。従って、本実施形態は前述の第1実施形態と同様の構成であり、同様に機能することができる。
図8は、本願発明が適用された第4実施形態の構成を示すブロック図である。又図9は、本実施形態において用いるPBX情報収集・配信制御装置322の構成を示すブロック図である。
まず図9から判るように、前述した第1実施形態の自動発信制御装置320の内部にあったPBX情報収集・配信制御装置322は、本実施形態においては、単独の装置として用いられ、LAN152に接続されている。本実施形態においては自動発信制御装置320を有していない。本実施形態においては、PBX情報収集・配信制御装置322で得られた情報を、他システム316に送出するようになっている。即ち、この図8に図示する範囲において本実施形態は、自動発信機能は有していない。しかしながら、他システム316が自動発信機能を有するなど、何らかの自動発信機能を備えるようにすることも可能である。
図10は、本願発明が適用された第5実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、前述した第3実施形態に対して在宅エージェント装置200が追加されている。他については第3実施形態と同様である。
この図において2つのコールセンタ110は、いずれも、自動発信制御装置320及びPBX情報収集・配信制御装置322を用いたアウトバウンド業務が可能になっている。コールセンタ110は2つに限定されるものではなく、これ以上設けてもよい。
又、これらコールセンタ110は、いずれも、自動発信制御装置320及びPBX情報収集・配信制御装置322とは異なる拠点に設けられている。従って、いずれもリモート・エージェントになっている。
あるいは、自動発信制御装置320及びPBX情報収集・配信制御装置322は、いずれかのコールセンタ110と同一の拠点に併せて設けるようにしてもよい。この場合、該コールセンタ110以外がリモート・エージェントになる。
更には本実施形態では、在宅エージェント装置200は、リモート・エージェントの一種であり、在宅勤務者など基本的に1人のオペレータをリモート・オペレータとしている。しかしながら、数人を対象にするようにしてもよい。なお、在宅エージェント装置200としては、図16〜図18に示し、前述したようなものを用いることができる。
図11は、前述した第1実施形態〜第3実施形態、第5実施形態において、更には前述した第4実施形態で自動発信機能を付加した場合においての動作例を示すシーケンス図である。又、図12は、該図11に続くシーケンス図である。
まず図11において、まずステップS700では、異仕様CTI装置310で登録されているすべての電話機112の状態監視を、発信制御部344がPBX116に要求する。又、電話機112及びオペレータ端末114が割り当てられているオペレータが自身のオペレータ端末114でログイン操作を行うと、該ログイン操作に係る情報がオペレータ端末114から異仕様CTI装置310に伝達される。そうしてステップS701では、異仕様CTI装置310はPBX116に対してログイン要求を行う。
するとステップS702では、該PBX116は、該ログイン要求が行われた電話機112の状態を、異仕様CTI装置310、及びPBX情報収集・配信制御装置322に内蔵されるPBX情報収集制御部332に対して通知する。又ステップS703では、PBX情報収集制御部332は、該通知の情報を、PBX情報収集・配信制御装置322に内蔵されるPBX情報配信制御部334、及びペーシング制御部342に対して通知する。
なお、前述のように、ACDキューを管理しているPBXがある。PBX情報収集・配信制御装置322は、このようなACDキューの状態変化情報も収集し、上記のログイン要求と同様の処理を行うものである。
ステップS704では、ペーシング制御部342は、PBX情報収集制御部332から得た通知の情報に基づき、例えばログインしているにも拘わらず、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数などを求める。そうして、該オペレータ数などに基づいて、例えば該オペレータ数に所定の係数を乗算して、自動発信すべきコール数を算出する。又、該ステップS704では、該コール数をデータベース制御部350に送る。
ステップS705では、該コール数に相当する顧客数だけ、データベース制御部350がデータベース情報記憶部352から、少なくとも発信先の電話番号を含む発信情報を抽出する。該発信情報は、発信制御部344に送られる。ステップS707では、発信制御部344は、各顧客に対する発信に対応し、PBX116に対して発信要求を行う。するとステップS708では、該発信要求に基づいてPBX116は、顧客に対する呼を発信するよう、公衆網101に対してダイヤル発信する。
なお、PBX116に接続されている電話機112の状態が変化したり、PBX116自体の状態が変化したりすると、適宜、例えばステップS706などでは、該状態変化を示す情報が、他システム316などに通知される。
なお、図11のステップS707及びS708は、図12においても図示される。又、ステップS708以降については、図12に示されるとおりである。
顧客に対する発信が接続すると、ステップS708に続いて図12のステップS733では、上述のように、ステップS707における発信制御部344からの発信要求により、ステップS708においてPBX116が顧客に対して発信し、発信先に接続された呼を、ログインしているオペレータの電話機112に、異仕様CTI装置310によって分配する。そうして、顧客に発信し顧客に接続している呼が該当する電話機112に対して着信する。又、ステップS734では、PBX116は、呼が接続されるなどして変化した電話機112の状態を、異仕様CTI装置310、及びPBX情報収集・配信制御装置322に内蔵されるPBX情報収集制御部332に対して通知する。又ステップS735では、該通知の情報を、PBX情報収集・配信制御装置322に内蔵されるPBX情報配信制御部334、及びペーシング制御部342に対して通知する。
ここで、ステップS733において接続呼が分配され、ステップS734において状態通知がなされると、図中符号F1で示すように、オペレータの電話機112に着信した呼は、異仕様CTI装置310で制御されるようになる。
即ち、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数を求めて、これに応じて抽出した発信情報に基づいた発信は、発信制御部344の発信要求により、PBX116が行なう。該発信の呼が着信し、又オペレータに一旦接続した後には、その接続呼の制御は異仕様CTI装置310により行われるようになる。例えば、一旦接続してからは、呼は、異仕様CTI装置310によって、PBX116により交換される内線の電話機112や、更には公衆網101を経由する外線の電話機に、転送することも可能になっている。
ステップS736では、ステップS704と同様にして、自動発信すべきコール数を算出する。又、該ステップS736では、該コール数をデータベース制御部350に送る。
ステップS737では、該コール数に相当する顧客数だけ、データベース制御部350がデータベース情報記憶部352から発信情報を抽出する。該発信情報は、発信制御部344に送られる。ステップS738では、発信制御部344は、各顧客に対する発信に対応し、PBX116に対して発信要求を行う。するとステップS739では、該発信要求に基づいてPBX116は、顧客に対する呼を発信するよう、公衆網101に対してダイヤル発信する。
なお、PBX116に接続されている電話機112の状態が変化したり、PBX116自体の状態が変化したりすると、適宜、例えばステップS740などでは、該状態変化を示す情報が、他システム316などに通知される。
以上説明したように、第1実施形態〜第5実施形態によれば、本願発明を効果的に適用することができる。従って、コールセンタで利用する設備の組合せの自由度を向上させ、設備新規構成や設備構成変更が容易にできるようにし、コールセンタ内の機能追加をする際にも既存設備を新規導入設備と共存利用し易くすることで、既存設備を有効活用して新規追加の設備を削減し、このようにして総合的なコールセンタ運営費を抑えることができる。
本発明によれば、効率よくコールセンタ運営ができ、その運営費の削減などが可能となる。
本発明が適用された第1実施形態の構成を示すブロック図 第1実施形態の変形例の構成を示すブロック図 第1実施形態で用いる自動発信制御装置の構成を示すブロック図 本発明が適用された第2実施形態の構成を示すブロック図 第2実施形態において用いる自動発信制御装置の構成を示すブロック図 本発明が適用された第3実施形態の構成を示すブロック図 第3実施形態において用いる自動発信制御装置の構成を示すブロック図 本発明が適用された第4実施形態の構成を示すブロック図 第4実施形態において用いるPBX情報収集・配信制御装置の構成を示すブロック図 本発明が適用された第5実施形態の構成を示すブロック図 第1実施形態〜第3実施形態、第5実施形態において、更には前述した第4実施形態で自動発信機能を付加した場合においての動作例を示すシーケンス図 該図11に続くシーケンス図
符号の説明
101…公衆網
110…コールセンタ
112…電話機
114…オペレータ端末
116…PBX
118、152…LAN
130…プレディクティブ・ダイヤラ装置
131…プレディクティブ・ダイヤラ制御部
133…CTI制御装置
135…ペーシング制御装置
137…管理制御装置
140…データベース管理装置
142…ウェブ・サーバ装置
144…ウェブ・アプリケーション・プログラム
146…プレディクティブ・ダイヤラ・エンジン
150…WAN
200…在宅エージェント装置
202…TA装置
210…音声通話インタフェイス装置
310…異仕様CTI装置
316…他システム
320…自動発信制御装置
322…PBX情報収集・配信制御装置
332…PBX情報収集制御部
334…PBX情報配信制御部
342…ペーシング制御部
344…発信制御部
350…データベース制御部
352…データベース情報記憶部

Claims (3)

  1. 予め、PBXに接続されている電話機それぞれの内線番号、及びPBXが管理しているACD番号の少なくともどちらか一方を登録しておき、PBXに接続されている電話機の状態を表す情報、及びACDキューの状態を表わす情報の少なくともどちらか一方を、該PBXから受け、収集し、ペーシング制御部に通知するPBX情報収集・配信制御装置を用い、
    該ペーシング制御部は、該通知の情報に基づき、ログインしているにも拘わらず、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数を求め、該オペレータ数に基づいて自動発信すべきコール数を算出し、該コール数をデータベース制御部に送り、
    該データベース制御部は、データベース情報記憶部から、少なくとも発信先の電話番号を含む情報を抽出し、CTI装置とは別に設ける発信制御部に送り、
    該発信制御部は、該電話番号に対して呼を発信させる指示を前記PBXに与え、
    該発信要求により該PBXが行なう発信の呼が、発信先に接続し、又オペレータの電話機に一旦接続した後には、該呼の転送、及び、該PBXに接続されている電話機を利用するオペレータに対する、呼に関する情報提供は、前記発信制御部とは別に設ける前記CTI装置により行うことを特徴とするコールセンタ運用方法。
  2. 予め、PBXに接続されている電話機それぞれの内線番号、及びPBXが管理しているACD番号の少なくともどちらか一方を登録しておき、PBXに接続されている電話機の状態を表す情報、及びACDキューの状態を表わす情報の少なくともどちらか一方を、該PBXから受け、収集し、ペーシング制御部に通知するPBX情報収集・配信制御装置を備え
    該ペーシング制御部は、該通知の情報に基づき、ログインしているにも拘わらず、インバウンド業務もアウトバウンド業務もしていないオペレータ数を求め、該オペレータ数に基づいて自動発信すべきコール数を算出し、該コール数をデータベース制御部に送るものであって、
    該データベース制御部は、データベース情報記憶部から、少なくとも顧客の電話番号を含む情報を抽出し、CTI装置とは別に設ける発信制御部に送るものであって、
    該発信制御部は、該電話番号に対して呼を発信させる指示を前記PBXに与えるものであって、
    該発信要求により該PBXが行なう発信の呼が、発信先に接続し、又オペレータの電話機に一旦接続した後には、該呼の転送、及び、該PBXに接続されている電話機を利用するオペレータに対する、該呼に関する情報提供は、前記発信制御部とは別に設ける前記CTI装置により行うことを特徴とするコールセンタ運用装置。
  3. 請求項2に記載のコールセンタ運用装置を実現するコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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