JP4177810B2 - フェノールスタイリング剤含有ヘアケア組成物 - Google Patents

フェノールスタイリング剤含有ヘアケア組成物 Download PDF

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Description

本発明はヘアケア組成物、特に毛髪をスタイリングするヘアケア組成物に関する。
毛髪に特定の形またはスタイルを保持させたいという思いは、多くの人がいだいている。毛髪のスタイリングを達成する最も一般的な方法は、シャンプーおよび/もしくはコンディショニング後の湿った状態の髪に、またはスタイルを整えた後の乾燥した髪に組成物を適用することである。これら組成物は一時的なスタイリング効果を付与し、また水またはシャンプーによって容易に除去することができる。これまで、スタイリング効果を付与するためのヘアケア組成物に使われる材料は、アクリレートのポリマーやアクリレートのポリマーとグラフト化シリコーンコポリマーの併用など、天然樹脂または合成樹脂が一般的であった。通常、スタイリング組成物はスプレー剤、ムース剤、ジェル剤およびローション剤の形で適用される。
ジアルデヒド多糖とヒドロキシ芳香族化合物を毛髪に適用することを要件とし、髪を乾燥させながら加熱するとこれら2つの化合物が互いに反応しそれによって毛髪がセットされるといった、毛髪のセット方法が米国特許第4,452,261号(Bresak他)に記載されている。
本発明によれば、デンプンもしくはその誘導体を2重量%未満含んでおりかつ毛髪を染めることがない組成物、または70℃未満で反応可能な化合物でしかも式1で表される化合物と共に毛髪に適用すると両化合物の間に共有結合を生じるような化合物を含まない組成物であって、式1で表されるスタイリング化合物を含む毛髪処理用組成物が提供される。
Figure 0004177810
[式中、
nは0〜6のいずれかの整数であり、
はH、OH基、アルキル基、アルコキシド基またはそれらの塩であり、
、R、R、RおよびRはそれぞれ独立にOH基、H、炭素数1〜4のアルキル基またはそれらの混合物から選択される基であって、R、R、R、RおよびRのOH基の総数が2であり、RがOH基である場合はRもOH基であるような基である。]
本発明の別の態様においては、非共有結合的相互作用によって毛髪の繊維と相互に作用しあうような式1で表されるスタイリング化合物を含む組成物を、毛髪に適用することによって毛髪をスタイリングする方法が提供される。
Figure 0004177810
[式中、
nは0〜6のいずれかの整数であり、
はH、OH基、アルキル基、アルコキシド基またはそれらの塩であり、
、R、R、RおよびRは、それぞれ独立にOH基、H、炭素数1〜4のアルキル基またはそれらの混合物から選択される基であって、R、R、R、RおよびRのOH基の総数が2であり、RがOH基である場合はRもOH基であるような基である。]
本発明の別の態様においては、毛髪のスタイリング用に式1で表されるスタイリング化合物を使用する方法が提供される。
スタイリング化合物
本発明の毛髪処理用組成物は、毛髪の抑えを増進するために、式1で表される少なくとも1つのスタイリング化合物を含んでいる。本発明のスタイリング化合物は非高分子化合物である。
本発明の1つの実施形態においては、常温(70℃またはそれ以下)で毛髪に適用しスタイリングしても、式1で表される化合物が組成物中のその他の化合物と反応して共有結合を形成することはない。
式1で表される化合物は非共有結合性相互作用(第2の力)によって毛髪と相互に作用するものと考えられる。好ましい非共有結合性相互作用の例としては、H結合、静電力およびπスタッキングが挙げられる。
また、式1中のnが0でありかつ/またはR、R、R、RおよびRがOH基もしくはH基のいずれかであれば非常に好ましい。
、R、R、RおよびRが炭素数1〜4のアルキル基である場合、それらが分岐していないことが好ましく、メチル基であればなお好ましい。
が塩である場合、それがアルカリ金属(好ましくはナトリウムもしくはカリウム)またはアミンの塩であれば好ましい。部分的に中和された系および完全に中和している系の混合物も使用することができる。
特に好ましいスタイリング化合物は、下記式で表される化合物である。
Figure 0004177810
Figure 0004177810
この化合物の組成物中レベルは、好ましくは組成物の総量に対して0.01重量%〜10重量%、より好ましくは0.1重量%〜5重量%、最も好ましくは0.1重量%〜3重量%である。
製品の種類
本発明の組成物は、配合されてヘアケア組成物、特にヘアスタイリング組成物と称される製品となる。しかし、ムース、ジェル、ローション、ヘアトニック、ヘアスプレー、シャンプー、コンディショナー、リンスを含めた多種多様な製品タイプに配合することもできる。通常、本発明の組成物は化粧品として許容し得る希釈剤または担体を含む。本発明の組成物はヒトの毛髪のスタイリング用であることが好ましく、それとして包装され表示されることがさらに好ましい。
本発明の組成物は、衣類の洗濯に適するようには処方されていない。すなわち、本発明の組成物は洗濯用組成物ではない。
上述したような製品を配合するのに必要となる担体およびその他の成分は、製品の種類によって異なるが、当業者であれば日常茶飯事として選択することができよう。以下に、担体およびその他の成分のいくつかについて説明する。
本発明のヘアケア組成物は、毛髪への適用に好適であるような1つの担体、または複数の担体の混合物を含むことができる。そのような担体は、組成物に対して約0.5%〜約99.5%、好ましくは約5.0%〜約99.5%、さらに好ましくは約10.0%〜約98.0%の量で存在する。本明細書で使用する「毛髪への適用に好適な」とは、含まれる担体が毛髪の美を損ねたりマイナスの影響を及ぼすことがない、または毛髪の下にある皮膚に炎症を引き起こすことがないという意味である。
本発明の1つの態様においては、組成物は2重量%を上回る量のデンプンまたはその誘導体を含有せず、好ましくは組成物はデンプンまたはその誘導体を1重量%未満含有し、さらに好ましくはデンプンまたはその誘導体を含有しない。
本発明の組成物は緩衝剤またはpH調整剤を含んでいることが好ましい。好ましい緩衝剤またはpH調整剤の例としては、グリシン/水酸化ナトリウム、クエン酸、乳酸、コハク酸、酢酸塩およびそれらの塩などの弱酸または弱塩基が挙げられる。クエン酸ナトリウムとクエン酸といった、緩衝系の混合物を使用することが多い。
本発明のヘアケア組成物と共に使用するのに好適な担体の例としては、ヘアスプレー、ムース、ヘアトニック、ジェル、シャンプー、コンディショナーおよびリンスなどに使用される担体が挙げられる。適当な担体の選択は、配合しようとする製品によって決まる。本明細書において使用する担体は、従来ヘアケア組成物に使用されている広範な成分をふくむことができる。このような担体は、水、好ましいとされる炭素数1〜6のアルコール、低級アルキルアセテートおよびそれらの混合物と共に、使用しているスタイリング化合物を溶解または分散するための溶媒を含むことができる。また担体は、アセトン、炭化水素(イソブタン、ヘキサン、デセンなど)、ハロゲン化炭化水素(フレオンなど)およびシクロメチコーンなどの揮発性シリコーンといった、それ以外にも多様な材料を含有することができる。
ヘアケア組成物がヘアスプレー、ヘアトニック、ジェルまたはムースである場合、好ましい溶媒の例としては、水、エタノール、揮発性シリコーン誘導体およびそれらの混合物が挙げられる。このような混合物の形で使用される溶媒は、互いに混和性であってもよいしまたは不混和性であってもよい。ムースおよびエーロゾルヘアスプレーは、従来の噴射剤のいずれかを利用して、その材料を泡(ムースの場合)または微細かつ均一な霧(エーロゾルヘアスプレーの場合)として射出することができる。好ましい噴射剤の例としては、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジフルオロエタン、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタンまたはイソブタンなどの材料が挙げられる。低粘度を有するヘアトニックまたはヘアスプレー製品は、乳化剤を含んでいてもよい。好ましい乳化剤の例としては、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤またはそれらの混合物が挙げられる。このような乳化剤を使用する場合、乳化剤は組成物の総重量に対して約0.01%〜約7.5%のレベルで存在することが好ましい。噴射剤のレベルは所望のように調整することができるが、一般に、ムースの場合で総重量の約3%〜約30%、エーロゾルヘアスプレーの場合で総重量の約15%〜約50%のレベルで存在する。
好ましいヘアスプレー容器は当業界でよく知られており、従来の、非エアゾールポンプスプレーすなわち「アトマイザー」、前記のような噴射剤を有するエアゾール容器または缶、および噴射剤としての圧縮空気を利用したエアゾール容器が挙げられる。
ヘアケア組成物がコンディショナーおよびリンスである場合、担体は多様なコンディショニング材料を含むことができる。ヘアケア組成物がシャンプーである場合、担体は、例えば界面活性剤、沈殿防止剤、増粘剤などを含むことができる。ヘアスタイリングクリームまたはジェルも、通常ストラクチュアラント(structurant)または増粘剤などを含むことができ、その量は通常0.01%〜10重量%である。
担体は多様な形態をとることができる。例えば、水中油、油中水、水中油中水およびシリコーン中水中油を含めたエマルション担体は本発明において有用である。これらエマルションの粘度は広範囲に及び、例えば約100cps〜約200,000cpsの範囲に及ぶ。また、これらエマルションは、機械式ポンプ容器または従来の噴射剤を使用する加圧式エアゾール容器のいずれかを用いてスプレー(噴霧剤)の形態で射出することもできる。また、ムースの形態で射出することもできる。その他の好適な担体の例としては、油、アルコールおよびシリコーンなどの無水液体溶媒(例えば、鉱油、エタノール、イソプロパノール、ジメチコーン、シクロメチコーンなど)、水系単相液体溶媒(例えば、ヒドロアルコール溶媒系)およびそれら無水溶媒および水系単相溶媒を増粘したもの(例えば、溶媒の粘度を増大し、適当なガム、樹脂、ワックス、ポリマー、塩などを添加することによって固体または半固体を形成した場合)が挙げられる。
ヘア組成物には上記以外にも種々の成分を使用することができる。その例としては以下の成分が挙げられる。
ヘアスタイリング組成物
ヘアスプレー、ジェルおよびムースなどのヘアスタイリング組成物用ヘアスタイリングポリマー。ヘアスタイリングポリマーはよく知られている商品であって、ポリマーの性質を陽イオン性、陰イオン性、両性または非イン性にする成分を含有する多くのヘアスタイリングポリマーが市販されている。このようなポリマーは合成品であっても天然由来のものであってもよい。
ヘアスタイリングポリマーの量は、ヘアスタイリング組成物の総重量に対して0.5〜10%の範囲、好ましくは0.75〜6%の範囲である。
アニオンヘアスタイリングポリマーの例としては以下のものが挙げられる。
ビニルアセテートとクロトン酸のコポリマー、
ビニルアセテートと、クロトン酸と、ビニルネオデカノエートなどのα−分岐鎖状飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステルのターポリマー、
エタノールまたはブタノールなどの炭素原子を1〜4個含有する飽和アルコールで50%エステル化している、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸(モル比:約1:1)のコポリマー、ならびに
アニオンラジカル含有成分としてのアクリル酸またはメタクリル酸を、例えば、アクリル酸またはメタクリル酸と炭素原子数1〜22の1つまたはそれ以上の飽和アルコールのエステル(メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ベヘニルアクリレートなど)、アクリル酸またはメタクリル酸と炭素原子数1〜6のグリコールのエステル(ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレートなど)、スチレン、ビニルカプロラクタム、ビニルアセテート、アクリルアミド、アルキル基に1〜8個の炭素原子を有するアルキルアクリルアミドおよびメタクリルアミド(メタクリルアミド、t−ブチルアクリアミド、n−オクチルアクリアミドなど)、およびその他の相溶性不飽和モノマーなどのモノマーと共に含むアクリルコポリマー。
上記ポリマーは、ポリジメチルシロキサンなどのグラフト化シリコーンを含有していてもよい。
好適なアニオンヘアスタイリングポリマーの具体例としては以下のものが挙げられる。
National Starch社から入手可能なRESYN(登録商標)28−2930(ビニルアセテート/クロトン酸/ビニルネオデカノエートコポリマー)、
BASF社から入手可能なULTRAHOLD(登録商標)8(CTFAによる名称アクリレート/アクリルアミドコポリマー)、および
ISPコーポレーションから入手可能なGANTREZ(登録商標)ESシリーズ(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のエステル化コポリマー)。
その他の好適なアニオンヘアスタイリングポリマーの例としては、カルボキシ化ポリウレタンが挙げられる。カルボキシ化ポリウレタン樹脂は、カルボキシル側基を有し、ヒドロキシル基を末端にもつ線状コポリマーである。それらの少なくとも1つの末端はエトキシ化および/またはプロポキシ化していてよい。カルボキシル基はカルボン酸基またはエステル基のこともあるが、その場合、エステル基のアルキル部分は1〜3個の炭素原子を有する。カルボキシ化ポリウレタン樹脂は、CTFAによる名称、PVP/ポリカルバミルポリグリコールエステルを有するポリビニルピロリドンとポリウレタンのコポリマーのこともある。好適なカルボキシ化ポリウレタン樹脂については、欧州特許A−0619111および米国特許第5,000,955号に記載されている。その他の好適な親水性ポリウレタンは、米国特許第3,822,238号、同第4,156,066号、同第4,156,067号、同第4,255,550号および同第4,743,673号に記載されている。
t−ブチルアミノエチルメタクリレートなどのモノマーから得られるカチオン基と、アクリル酸またはメタクリル酸などのモノマーから得られるカルボキシ基とを含有することができる両性ヘアスタイリングポリマーも本発明において使用することができる。両性ヘアスタイリングポリマーの1つの具体例としては、National Starch and Chemical Corporationが販売するAmphomer(登録商標)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー)が挙げられる。
非イオン性ヘアスタイリングポリマーの例としては、N−ビニルピロリドンのホモポリマーおよびN−ビニルピロリドンとビニルアセテートなどの相溶性非イオン性モノマーとのコポリマーが挙げられる。N−ビニルピロリドンを含有する様々な重量平均分子量の非イオン性ポリマーがISP Corporationから市販されているが、その具体例としては、PVP K−90の名で販売されている平均分子量約630,000であるN−ビニルピロリドンのホモポリマーおよびPVP K−120の名で販売されている平均分子量約1,000,000であるN−ビニルピロリドンのホモポリマーが挙げられる。
その他の好適な非イオン性ヘアスタイリングポリマーは架橋シリコーン樹脂または架橋シリコーンガムである。具体例としては、欧州特許A−024−350に記載されているポリマーなどの硬質シリコーンポリマーおよびWO96/31188に記載されているガムなどの架橋シリコーンガムが挙げられる。
カチオンヘアスタイリングポリマーの例としては、低級アルキルアミノアルキルアクリレートなどのアミノ官能化アクリレートモノマーまたはジメチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリレートモノマーと、N−ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、アルキルメタクリレート(メチルメタクリレートおよびエチルメタクリレートなど)ならびにアルキルアクリレート(エチルアクリレートおよびn−ブチルアクリレートなど)などの相溶性モノマーとのコポリマーが挙げられる。
好適なカチオンヘアスタイリングポリマーの具体例としては、
コポリマー845、コポリマー937およびコポリマー958としてISP Corpoationから入手可能な、N−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
Stylese(登録商標)CC10としてISP Corpoationから入手可能な、N−ビニルピロリドンとジメチルアミノプロピルアクリアミドまたはメタクリルアミドとのコポリマー、
N−ビニルピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
ポリクォータニウム−4(ジアリルジモニウムクロリドとヒドロキシエチルセルロースのコポリマー)、
Gafquat(登録商標)734、755および755NとしてISPから入手可能な、また、Luviquat(登録商標)PQ11としてBASFから入手可能なポリクォータニウム−11(硫酸ジエチルの反応によって生成するビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー)、
Luviquat(登録商標)FC370、FC550、FC905およびHM−552としてBASFから入手可能なポリクォータニウム−16(メチルビニルイミダゾリウムクロリドとビニルピロリドンから生成)、ならびに
Luviquat(登録商標)HoldとしてBASFから入手可能なポリクォータニウム−46(ビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンと、メチルビニルイミダゾリウムメトサルフェートとの反応によって生成)が挙げられる。
天然に得られる好適なヘアスタイリングポリマーの例としては、シェラック、アルギネート、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘導体、およびキトサンまたはその塩および誘導体が挙げられる。市販されている例としては、Kytamer(登録商標)(Amercholから販売)およびAmaze(登録商標)(ナショナルスターチから販売)が挙げられる。
WO93/03703に記載のイオン性コポリマー、WO93/23446に開示のポリシロキサングラフト化ポリマー、WO95/00106またはWO95/32703に記載のシリコーン含有ポリカルボン酸コポリマー、WO95/01383、WO95/06078、WO95/06079およびWO95/01384に記載の熱可塑性弾性コポリマー、WO95/04518またはWO95/05800に開示のシリコーングラフト化接着性ポリマー、WO96/21417に教示のシリコーンマクログラフト化コポリマー、WO96/32918に記載のシリコーンマクロマー、WO98/48770、WO98/48771、WO98/48772またはWO98/48776に記載の接着性ポリマー、WO98/51261に記載のグラフトポリマーならびにWO98/51755に記載のグラフト化コポリマーは、本発明の組成物において場合によって使用される成分としても好適である。
上記ポリマーのうちのいくつかについては、一部の酸性基を中和して溶解性/分散性を増進する必要があろう。好適な中和剤の例としては、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール(AB)、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、トリイソプロパノールアミン(TIPA)およびジメチルステアラミン(DMS)が挙げられる。米国特許第4,874,604号に記載されているように、ステアラミドプロピルジメチルアミンまたはラウラミドプロピルジメチルアミンなどの長鎖アミン中和剤を使用してもよい。水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびホウ砂などが例として挙げられる無機中和剤も好適である。上記中和剤のうち任意のものを混合して使用することもできる。中和剤の量は、組成物の総量に対して重量で約0.001〜約10%の範囲である。
シャンプー組成物
シャンプー組成物は、化粧品として許容でき毛髪への局部適用に好適であるクレンジング界面活性剤を、1つまたはそれ以上含んでいることが好ましい。さらに、界面活性剤が乳化剤として存在していてもよい。
好適なクレンジング界面活性剤は、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン界面活性剤およびそれらの混合物の中から選択される。クレンジング界面活性剤は乳化剤と同一の界面活性剤であってもよく、また異なるものであってもよい。
アニオンクレンジング界面活性剤
通常、本発明によるシャンプー組成物は、化粧品として許容でき毛髪への局部適用に好適であるアニオンクレンジング界面活性剤を、1つまたはそれ以上含んでいる。
好適なアニオンクレンジング界面活性剤の例としては、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカリールスルホン酸塩、アルカノイルイセチオン酸塩、アルキルコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、N−アルキルサルコシン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩およびα−オレフィンスルホン酸塩が挙げられ、特にそれらのナトリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩ならびにモノ、ジ、およびトリエタノールアミン塩が例として挙げられる。一般に、アルキル基およびアシル基は8〜18個の炭素原子を含んでおり、不飽和であってよい。アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸塩およびアルキルエーテルカルボン酸塩は、1分子当たり1〜10個のエチレンオキシド単位またはプロピレンオキシド単位を含有していてよい。
本発明のシャンプー組成物に用いられる代表的なアニオンクレンジング界面活性剤には、オレイルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウムおよびN−ラウリルサルコシン酸ナトリウムが含まれる。最も好ましいアニオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸(n)EOナトリウム(ここでnは1〜3の範囲)、ラウリルエーテル硫酸アンモニウムおよびラウリルエーテル硫酸(n)EOナトリウム(ここでnは1〜3)である。
一般に、本発明のシャンプー組成物におけるアニオンクレンジング界面活性剤の総量は、5〜30重量%、好ましくは6〜20重量%、さらに好ましくは8〜16重量%である。
補助界面活性剤
シャンプー組成物は場合によっては補助界面活性剤を含んでいてよく、好ましくは両性界面活性剤または双イオン性界面活性剤を含む。含まれる両性界面活性剤または双イオン性界面活性剤の量は0〜約8重量%、好ましくは1〜4重量%の範囲である。
両性界面活性剤および双イオン性界面活性剤の例としては、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシン酸塩、アルキルカルボキシグリシン酸塩、アルキルアンフォプロピオン酸塩、アルキルアンフォグリシン酸塩、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウリン酸塩およびアシルグルタミン酸塩が挙げられる。ここでアルキル基およびアシル基は8〜19個の炭素原子を有する。本発明のシャンプー組成物に用いられる代表的な両性および双イオン性界面活性剤には、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタインおよび好ましくはラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタインおよびココアンフォプロピオン酸ナトリウムが含まれる。
別の好ましい補助界面活性剤はノニオン界面活性剤である。含まれるノニオン界面活性剤の量は0〜約8重量%、好ましくは2〜5重量%の範囲である。
本発明のシャンプー組成物に含むことができる代表的なノニオン界面活性剤には、例えば、脂肪族(炭素原子数8〜18)第一級または第二級線状または分岐鎖状アルコールまたはフェノールと、アルキレンオキシド、通常はエチレンオキシドとの縮合物であって、一般に6〜30個のエチレンオキシド基を有する縮合物が含まれる。
また、本発明のシャンプー組成物に含むことができるノニオン界面活性剤はアルキルポリグリコシド(APGs)である。通常、そのAPGは、1つまたはそれ以上のグリコシル基のブロックに(場合によっては橋基を介して)結合しているアルキル基を含むAPGである。好ましいAPGは下記式で定義される。
RO−(G)
上式において、Rは分岐鎖または直鎖状の炭素数5〜20のアルキルまたはアルケニル基であり、Gは糖基であり、nは1〜10である。
本発明のシャンプー組成物に含めることができるその他の糖由来ノニオン界面活性剤としては、例えばWO92/06154および米国特許第5,194,639号に記載されているような、炭素数12〜18のN−メチルグルカミドなどの炭素数10〜18のN−アルキル(C〜C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、ならびに炭素数10〜18のN−(3−メトキシプロピル)グルカミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドが挙げられる。
本発明のシャンプー組成物は、場合によっては1つまたはそれ以上のカチオン補助界面活性剤を0.01〜10重量%、さらに好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.05〜2重量%の量で含んでいてもよい。有用なカチオン界面活性剤については、コンディショナー組成物に関連して本明細書で後述する。
本発明のシャンプー組成物中の界面活性剤(任意の補助界面活性剤および/または任意の乳化剤を含む)の総量は、通常5〜50重量%、好ましくは5〜30重量%、さらに好ましくは10〜25重量%である。
カチオンポリマー
カチオンポリマーは、本発明のシャンプー組成物において、シャンプーのコンディショニング性能を高めるための好ましい成分である。
カチオンポリマーはホモポリマーであってもよいし、2つまたはそれ以上のモノマーから生成されるものであってもよい。上記ポリマーの分子量は、一般に5000〜10000000の範囲、通常は少なくとも10000であって、好ましくは100000〜約2000000の範囲である。これらポリマーは、第四級アンモニウム基もしくはプロトン化アミノ基またはそれらの混合物などの、窒素含有カチオン基を有する。
好適な窒素含有カチオンポリマーについては、CTFA Cosmetic Ingredient Directory(米国化粧品成分辞典)、第3版に記載されている。
カチオンコンディショニングポリマーは、アミン置換および/もしくは第四級アンモニウム置換モノマー由来のモノマー単位ならびに/または相溶性スペーサーモノマーの混合物を含んでいてよい。
好適なカチオンコンディショニングポリマーの例としては、1−ビニル−2−ピロリジンと1−ビニル−3−メチル−イミダゾリウム塩とのコポリマー(CTFA名ポリクォータニウム−16)、1−ビニル−2−ピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(CTFA名ポリクォータニウム−11)、ジアリル第四級アンモニウム含有カチオンポリマー(詳細には、CTFA名ポリクォータニウム−6およびポリクォータニウム−7、米国特許第4,009,256号に記載されているような不飽和カルボン酸のホモポリマーおよびコポリマーのアミノ−アルキルエステルの鉱酸塩)、ならびにカチオンポリアクリルアミド(WO95/22311に記載されているようなもの)が挙げられる。
本発明の組成物に使用するのに好適なカチオン多糖ポリマーの例としては、デンプンまたはセルロースなどの、無水グルコース残基を有するものが挙げられる。カチオンセルロースは、当業界(CTFA)でポリクォータニウム−10と呼ばれる、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースの塩であるポリマーがPolymer JR(商標)およびPolymer LR(商標)シリーズとしてAmerchol Corp.(米国、ニュージャージー州、Edison)から入手可能である。別種のカチオンセルロースの例としては、当業界(CTFA)でポリクォータニウム−24と呼ばれる、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースのポリマー第四級アンモニウム塩が挙げられる。これらの材料は、Polymer LM−200の商品名でAmerchol Corp.(米国、ニュージャージー州、Edison)から入手可能である。
その他の好適なカチオン多糖ポリマーの例としては、第四級窒素含有セルロースエーテル(例えば、米国特許第3,962,418号に記載されているようなもの)ならびにエーテル化セルロースおよびデンプン(例えば、米国特許第3,958,581号に記載されているようなもの)が挙げられる。
本発明の組成物に使用することができる特に好ましい種類のカチオン多糖ポリマーは、グア−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(JAGUARの商標シリーズでPhone−Poulencから市販されている)などのカチオングアガム誘導体である。特に好ましいカチオンポリマーはJAGUAR C13S、JAGUAR C14、JAGUAR C15、JAGUAR C17、JAGUAR C16、JAGUAR CHTおよびJAGUAR C162である。
通常、カチオンコンディショニングポリマーは、本発明の組成物中に0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜1重量%、さらに好ましくは0.08〜0.5重量%のレベルで存在する。
コンディショナー組成物
コンディショニング界面活性剤
通常、コンディショニング組成物は、化粧品として許容でき毛髪への局部適用に好適であるコンディショニング界面活性剤を1つまたはそれ以上含んでいる。
好適なコンディショニング界面活性剤は、カチオン界面活性剤の中から選択され、単独または混合物として使用される。
本発明の組成物において有用なカチオン界面活性剤には、本発明の組成物水溶液に溶解したときに正に帯電するようなアミノまたは第四級アンモニウム親水性成分が含まれる。
好適なカチオン界面活性剤の例としては、下記の一般式に相当する界面活性剤が挙げられる。
[N(R)(R)(R)(R)](X)
上式において、R、R、RおよびRは(a)炭素原子1〜22個を有する脂肪族基または(b)最多22個の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基もしくはアルキルアリール基の中からそれぞれ独立に選択され、Xはハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)イオン基、酢酸塩イオン基、クエン酸塩イオン基、乳酸塩イオン基、グリコール酸塩イオン基、リン酸塩イオン基、硝酸塩イオン基、硫酸塩イオン基およびアルキル硫酸塩イオン基の中から選択されるものなどの塩形成アニオンである。
脂肪族基は、炭素原子および水素原子の他に、エーテル結合およびアミノ基などの他の基を含んでいてよい。比較的長鎖の脂肪族基、例えば炭素数12またはそれ以上の脂肪族基は飽和であっても不飽和であってもよい。
本発明のコンディショナー組成物用として最も好ましいカチオン界面活性剤は、アルキル鎖長が炭素数16〜22個分であるモノアルキル第四級アンモニウム化合物である。
好適なカチオン界面活性剤の例としては、第四級アンモニウム化合物、特にトリメチル第四級アンモニウム化合物が挙げられる。
好ましい第四級アンモニウム化合物には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(BTAC)、塩化セチルピリジニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化オクチルトリメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化オクチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化デシルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジドデシルジメチルアンモニウム、塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、塩化牛脂トリメチルアンモニウム、塩化ココトリメチルアンモニウム、塩化PEG−2オレイルアンモニウム、およびそれら化合物の塩化物イオン基がハロゲンイオン基(例えば、臭化物イオン基)、酢酸塩イオン基、クエン酸塩イオン基、乳酸塩イオン基、グリコール酸塩イオン基、リン酸塩イオン基、硝酸塩イオン基、硫酸塩イオン基またはアルキル硫酸塩イオン基と置換したものなどが挙げられる。また、好適なカチオン界面活性剤には、CTFAによる名称クォータニウム−5、クォータニウム−31およびクォータニウム−18を有する材料も含まれる。前記材料のうちの任意の材料の混合物もまた好適である。本発明のヘアコンディショナー用として特に有用なカチオン界面活性剤は、例えばHoechst CelameseからGENAMIN CTACとして市販されている塩化セチルトリメチルアンモニウムである。
第一級、第二級および第三級脂肪アミンの塩もまた好適なカチオン界面活性剤である。このようなアミンのアルキル基は炭素原子12〜22個を有していることが好ましく、置換していてもしていなくてもよい。
特に有用なカチオン界面活性剤は、アミド置換第三級脂肪アミンであり、特に炭素数12〜22のアルキル鎖またはアルケニル鎖を1つ有する第三級アミンである。本発明において有用なこのようなアミンの例としては、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミンおよびジエチルアミノエチルステアラミドが挙げられる。
ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−牛脂プロパンジアミン、エトキシル化(エチレンオキシド5モルを有する)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミンおよびアラキジルベヘニルアミンもまた有用である。
通常、これらのアミン類は酸と組み合わせて使用され、カチオン種を生じる。ここで有用な好ましい酸としては、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、塩酸L−グルタミン酸およびそれらの混合物が挙げられるが、より好ましい酸はL−グルタミン酸、乳酸およびクエン酸である。本発明において有用なカチオンアミン界面活性剤の中に含まれる界面活性剤については、1981年6月23日交付された、Nachtigal等の米国特許第4,275,055号に記載されている。
プロトン化し得るアミンのHに対するモル比は、好ましくは約1:0.3〜1:1.2、さらに好ましくは約1:0.5〜1:1.1である。
本発明のコンディショナーにおいて、カチオン界面活性剤のレベルは、組成物総量に対して好ましくは0.01〜10重量%、さらに好ましくは0.05〜5重量%、最も好ましくは0.1〜2重量%である。
本節において列挙したカチオン界面活性剤は、カチオン界面活性剤がサーモトロピックなメソジェニック材料と均質に混合され、また、油質コンディショニング材料を最終ヘアコンディショニング組成物へ組み入れるに先立って、その油質コンディショニング材料と均質に混合されるような本発明の態様において使用するのにも好適である。
脂肪質
本発明のコンディショナー組成物は、さらに脂肪質を含んでいることが好ましい。コンディショニング組成物において脂肪質とカチオン界面活性剤を併用すると、結果として、カチオン界面活性剤が分散した構造化した相が形成されるため、その併用は特に有利であると考えられている
「脂肪質」とは、脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アルコール、脂肪酸またはそれらの混合物のことをいう。
脂肪質のアルキル鎖は完全に飽和していることが好ましい。
代表的な脂肪質は炭素原子を8〜22個含んでおり、さらに好ましくは16〜22個含んでいる。好適な脂肪アルコールの例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコールおよびそれらの混合物が挙げられる。これら脂肪アルコールの使用は、それらが本発明の組成物の総合的なコンディショニング特性に寄与するという点でも有利である。
アルキル鎖に約12〜約18個の炭素原子を有するアルコキシル化(例えば、エトキシル化またはプロポキシル化)脂肪アルコールを、脂肪アルコールそれ自体の代わりに、またはそれに加えて使用することもできる。その好適な例としては、エチレングリコールセチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)セチルエーテルおよびそれらの混合物が挙げられる。
本発明のコンディショナーにおいて、脂肪アルコール材料のレベルは0.01〜15重量%が好適であり、0.1〜10重量%が好ましく、0.1〜5重量%であるとさらに好ましい。カチオン界面活性剤の脂肪アルコールに対する重量比は10:1〜1:10が好適であり、4:1〜1:8が好ましく、1:1〜1:7、例えば1:3が最適である。
場合によって使用される成分
懸濁剤
好ましい実施態様においては、毛髪処理用組成物は、特にそれがシャンプー組成物である場合には0.1〜5重量%の懸濁剤をさらに含む。好適な懸濁剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルのコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エステルの架橋コポリマー、ヘテロ多糖ガムおよび結晶性長鎖アシル誘導体の中から選択される。長鎖アシル誘導体は、ステアリン酸エチレングリコール、炭素原子16〜22個を有する脂肪酸のアルカノールアミド、およびそれらの混合物の中から選択することが望ましい。ジステアリン酸エチレングリコールおよび3ジステアリン酸ポリエチレングリコールは好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、Carbopol420、Carbopol488またはCarbopol493として市販されている。多官能性剤と架橋しているアクリル酸のポリマーも使用することができ、そのようなポリマーはCarbopol910、Carbopol934、Carbopol941およびCarbopol980として市販されている。カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルの好適なコポリマーの一例としては、Carbopol1342が挙げられる。すべてのCarbopol(商標)材料はGoodrichから入手可能である。
好適なアクリル酸とアクリル酸エステルの架橋ポリマーは、Pemulen TR1またはPemulen TR2である。好適なヘテロ多糖ガムは、例えばKelzanとして市販されているキサンタンガムである。
コンディショニング剤
シリコーンコンディショニング剤
本発明の組成物は、コンディショニング性能を高めるための、シリコーンコンディショニング剤の乳化液体粒子を含んでいてよい。
好適なシリコーンには、ポリジオルガノシロキサン類、具体的にはCTFAによる名称がジメチコーンである、ポリジメチルシロキサンが含まれる。CTFAによる名称がジメチコノールである、ヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサンは、本発明の組成物(特にシャンプーおよびコンディショナー)用に好適である。WO96/31188などに記載されているような、極、低度に架橋しているシリコーンガムも本発明の組成物用に好適である。
乳化シリコーンそれ自体(エマルションまたは最終ヘアコンディショニング組成物ではない)の粘度は、通常25℃において少なくとも10,000cstである。シリコーンそれ自体の粘度は少なくとも60,000cstであることが好ましく、最も好ましくは少なくとも500,000cstであり、少なくとも1,000,000cstであることが理想的である。配合の容易さのためには、粘度が10cstを超えないことが好ましい。
本発明のシャンプー組成物用乳化シリコーンは、組成物中における平均シリコーン液体粒子径が30μm未満であり、好ましくは20μm未満であり、さらに好ましくは10μm未満であり、理想的には0.01〜1μmである。平均シリコーン液体粒子径が≦0.15μmであるシリコーンエマルションは、一般にマイクロエマルションと呼ばれる。
予め生成されている好適なエマルションの例としては、エマルションDC2−1766、DC2−1784、DC−1785およびDC−1786、ならびにマイクロエマルションDC2−1865およびDC2−1870が挙げられるが、これらはすべてダウコーニング社から入手可能である。これらはすべて、ジメチコノールのエマルション/マイクロエマルションである。架橋シリコーンガムも予め乳化した形態で入手可能であり、これは配合の容易さという点で有利である。好ましい例としては、DCX2−1787としてダウコーニング社から入手可能な材料、架橋ジメチコノールガムのエマルションがある。その他の好ましい例としては、DCX2−1391としてダウコーニング社から入手可能な材料、架橋ジメチコノールガムのマイクロエマルションがある。
本発明のシャンプーおよびコンディショナーに含まれるその他の好ましい種類のシリコーンは、アミノ官能性シリコーンである。ここで「アミノ官能性シリコーン」とは、第一級、第二級もしくは第三級アミノ基を少なくとも1つ含むシリコーン、または第四級アンモニウム基を1つ含むシリコーンのことをいう。好適なアミノ官能性シリコーンの例としては、CTFAによる名称「アモジメチコーン」を有するポリシロキサンが挙げられる。本発明において使用するのに好適なアミノ官能性シリコーンの具体例としては、アミノシリコーン油DC2−8220、DC2−8166、DC2−8466およびDC2−8950−114(すべてダウコーニング社から販売)ならびにGE1149−75(ジェネラルエレクトリックシリコーンズ社から販売)が挙げられる。好適な第四級シリコーンポリマーについては、欧州特許A−0530974に記載されている。好ましい第四級シリコーンポリマーは、Goldschmidt社から販売されているK3474である。
アミノ官能性シリコーンとノニオンおよび/またはカチオン界面活性剤のエマルションも好適である。予め生成されているアミノ官能性シリコーンのエマルションも、ダウコーニング社およびジェネラルエレクトリック社などのシリコーン油の製造元から入手可能である。具体的な例としては、DC929 Cationic Emulsion、DC939 Cationic Emulsion、ならびにノニオンエマルションDC2−7224、DC2−8467、DC2−8177およびDC2−8154(すべてダウコーニング社から販売)が挙げられる。
一部のシャンプーに関しては、アミノ官能性シリコーンと非アミノ官能性シリコーンを併用することが特に好ましい。シリコーンの総量は、組成物の総量に対して0.01〜10重量%であることが好ましく、さらに好ましくは0.3〜5重量%であり、最も好ましくは0.5〜3重量%である。
全製品形態に好適な一般的成分
− 2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルN,N−ジメチル−p−アミノベンゾエート、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、オクトクリレン、オキシベンゾーン、サリチル酸ホモメチル、サリチル酸オクチル、4,4’−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、3−ベンジリデンカンファー、3−(4−メチルベンジリデン)カンファー、ニ酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄およびそれらの混合物などの日焼け止め剤
− ピリチオン亜鉛、ピロクトンオラミン、二硫化セレン、イオウ、コールタールなどのふけ防止有効成分
− ヘアシャンプー組成物およびコンディショナー組成物用カルボン酸ポリマー増粘剤。これら架橋ポリマーは、アクリル酸、置換アクリル酸、ならびにそれらアクリル酸および置換アクリル酸の塩およびエステルから誘導されるモノマーを1つまたはそれ以上含み、またここで使用される架橋剤は炭素−炭素二重結合を2つまたはそれ以上含んでおり多価アルコールから得られる。本組成物において有用であるカルボン酸ポリマー増粘剤の例としては、カーボマー、アクリレート/C10〜C30アルキルアクリレートクロスポリマーおよびそれらの混合物から成る群から選択される増粘剤が挙げられる。本発明の組成物は、カルボン酸ポリマー増粘剤を、組成物の総量に対して重量で約0.025%〜約1%、さらに好ましくは約0.05%〜約0.75%、最も好ましくは約0.10%〜約0.50%含むことができる。
− 本発明の組成物の様々な担体成分を乳化するための乳化剤。好適な乳化剤の種類としては、ポリエチレングリコール20ソルビタンモノラウレート(ポリソルベート20)、ポリエチレングリコール5ソイステロール、ステアレス20、セテアレス20、PPG−2メチルグルコースエーテルジステアレート、セテス10、ポリソルベート80、リン酸セチル、リン酸セチルカリウム、リン酸セチルジエタノールアミン、ポリソルベート60、ステアリン酸グリセリル、PEG−100ステアレートおよびそれらの混合物が挙げられる。各乳化剤は、単独にまたは2つもしくはそれ以上の混合物として使用することができ、組成物の総量に対して重量で約0.1%〜約10%、さらに好ましくは約1%〜約7%、最も好ましくは約1%〜約5%含むことができる。
− ビタミン類およびそれらの誘導体(例えば、アスコルビン酸、ビタミンE、酢酸トコフェリル、レチノイン酸、レチノール、レチノイドなど)。
− 防腐剤、酸化防止剤、キレート化剤、金属イオン封鎖剤、ならびに芳香剤、着色剤、毛髪栄養剤および精油などの美容成分。
本発明の方法は、本明細書に記載される式1で表される化合物を毛髪に適用することを含む。上記化合物は、毛髪に適用される際には本発明の組成物の形態をとることが好ましい。しかし、例えば化合物の単純溶液などのその他の製品形態も使用することができる。
(ii)非シリコーン油質コンディショニング組成物
本発明による組成物は、分散された不揮発性かつ水不溶性油質コンディショニング剤を含有していてもよい。
「不溶性」とは、材料が25℃において0.1%(w/w)の濃度で水(蒸留水または相当物)に可溶性でないことをいう。
好適な油質または脂肪質材料は、炭化水素油、脂肪酸エステルおよびそれらの混合物の中から選択される。直鎖状炭化水素油は炭素原子を約12〜30個含んでいることが好ましい。炭素数2〜6のアルケニルモノマーなどのアルケニルモノマーのポリマー炭化水素も好適である。
好適な炭化水素油の具体例としては、パラフィン油、鉱油、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカン、ならびにそれらの混合物が挙げられる。これら化合物の分岐鎖状異性体および高鎖長炭化水素の分岐鎖状異性体も使用することができる。
好適な脂肪酸エステルは少なくとも10個の炭素原子を有することを特徴とし、その例としては、脂肪酸または脂肪アルコールから誘導されるヒドロカルビル鎖を有するエステルが挙げられる。モノカルボン酸エステルの例としては、アルコールおよび/または式R’COORで表される酸のエステルが含まれる。上式において、R’およびRは独立にアルキルまたはアルケニル基を表し、R’およびRの炭素原子数の合計は少なくとも10であり、好ましくは少なくとも20である。カルボン酸のジアルキル、トリアルキルおよびアルケニルエステルも使用することができる。
特に好ましい脂肪酸エステルはモノ、ジおよびトリグリセリドである。より具体的には、グリセロールと、炭素数1〜22のカルボン酸などの長鎖カルボン酸とのモノ、ジおよびトリエステルである。好ましい材料には、カカオ脂、パームステアリン、ひまわり油、大豆油およびココナッツ油が含まれる。
油質または脂質材料は、0.05〜10重量%のレベルで存在すると好適であり、好ましくは0.2〜5重量%、さらに好ましくは約0.5〜3重量%である。
本発明の組成物は、スタイリングポリマーを好ましくは3重量%以下含有し、スタイリングポリマーを1重量%未満含有することがさらに好ましく、0.1重量%未満であればさらに好ましく、スタイリングポリマーを含有しないことが最適である。
コンディショニング剤を含有する毛髪処理用組成物においては、カチオンポリマーも存在していることが好ましい。
添加剤
本発明の組成物はヘアケアに好適な添加剤も含んでいてよい。一般に、これら成分は、組成物の総量に対して独立に最大2重量%のレベルで、好ましくは最大1重量%のレベルで含まれる。好適なヘアケア添加剤の例としては、アミノ酸類、糖類およびセラミド類が挙げられる。
本発明の方法は、ヘアトリートメント法における従来の段階を含んでいてよい。例えば、その方法はシャンプーおよび/またはコンディショニング(シャンプーの一部としてかまたは別個の段階において)および/または毛髪のスタイリングを含むことができる。
本発明を制限しない以下の実施例によって、本発明の好ましい実施形態をさらに詳しく説明する。実施例において、また、本明細書全体を通して言及されるパーセンテージは、特にことわりのないかぎり総重量に対する重量で表わしてある。
実施例1〜10 本発明の組成物
以下に、本発明の組成物の実施例を示す。
各実施例における材料は下記のものを含む。
Figure 0004177810
スタイリングムースは下表のように配合される。
Figure 0004177810
ヘアスプレーは下表のように配合される。
Figure 0004177810
ポンプスプレーは下表のように配合される。
Figure 0004177810
スタイリングジェルは下表のように配合される。
Figure 0004177810
55%voc噴射エアゾール組成物は下表のように配合される。
Figure 0004177810
55%vocポンプヘアスプレー組成物は下表のように配合される。
Figure 0004177810
下表は本発明によるシャンプー組成物の一例である。
Figure 0004177810
下表は本発明によるヘアコンディショニング組成物の一例である。
Figure 0004177810
コンディショナー
Figure 0004177810
Figure 0004177810
2,5ジヒドロキシ安息香酸、3,4ジヒドロキシ安息香酸または3,5ジヒドロキシ安息香酸のいずれか1つをそれぞれ1重量%含有する3つの溶液を配合した。パーマ用ロッドと30cm長さの毛髪を用いて巻き毛を作った。
巻き毛を溶液中に1時間置き、蒸留水で十分にすすぎ落とした後30分間乾燥した。ロッドから毛髪をはずし、巻き毛の長さを測定した。
上記毛髪を、ファンで攪拌した状態の高湿環境の室内(90%RH,30℃)に1分間つるし、再度その長さを測定した。
Figure 0004177810

Claims (8)

  1. デンプンまたはデンプン誘導体を2重量%未満含む、式1で表されるスタイリング化合物を含む非着色剤処理用組成物を毛髪に適用する段階を含む毛髪のスタイリング方法。
    Figure 0004177810
    [式中、
    nは0に等しく、
    はOH基、アルキル基またはそれらの塩であり、
    、R、R、RおよびRは、それぞれ独立にOH基、H、炭素数1〜4のアルキル基またはそれらの混合物から選択される基であって、R、R、R、RおよびRのOH基の総数が2であり、RがOH基である場合はRもOH基であるような基である。]
  2. 、R、R、RおよびRがOHまたはHのいずれかである請求項1に記載の毛髪のスタイリング方法
  3. 前記スタイリング化合物が下記式から選択される請求項1または2に記載の毛髪のスタイリング方法
    Figure 0004177810
  4. 前記組成物がリーブオン式の製品である請求項1からのいずれかに記載の毛髪のスタイリング方法
  5. 前記組成物がリンスオフ式の製品である請求項1からのいずれかに記載の毛髪のスタイリング方法
  6. 前記組成物がシャンプー、コンディショナー、ジェルまたはムースの形態をした請求項1からのいずれかに記載の毛髪のスタイリング方法
  7. 前記組成物がさらに緩衝剤またはpH調整剤を含む請求項1からのいずれかに記載の毛髪の処理方法
  8. 式1で表される化合物を毛髪のスタイリングに使用する方法。
    Figure 0004177810
    [式中、
    nは0に等しく、
    はOH基、アルキル基またはそれらの塩であり、
    、R、R、RおよびRは、それぞれ独立にOH基、H、炭素数1〜4のアルキル基またはそれらの混合物から選択される基であって、R、R、R、RおよびRのOH基の総数が2であり、RがOH基である場合はRもOH基である。]
JP2004504995A 2002-05-15 2003-04-09 フェノールスタイリング剤含有ヘアケア組成物 Expired - Lifetime JP4177810B2 (ja)

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