JP4175936B2 - 板状部品の反り検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板状部品の反りを検査する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼等の金属で形成された偏平な板状部品には、熱処理や打ち抜き加工等に伴って反りが発生することがある。このような板状部品を組立ライン等に供給する場合は、組立作業や組立製品に不具合をもたらすような反り高さが所定値を越える板状部品を排除する必要がある。特に、部品供給装置を用いて板状部品を自動供給する場合は、反り高さが所定値を越える板状部品を判別して、自動的に排除することが望まれる。
【0003】
本発明の出願人等は、板状部品である金属ベルト用エレメントの整列供給装置を構成する振動式ボウルフィーダに、前記エレメントの反りを検査する手段として、ボウルフィーダのボウル最外周の搬送路に、所定の隙間を開けたゲート部材を配置し、このゲート部材を通過しない所定の反り高さを越えたエレメントをボウルの外に排除するものを先に提案している(特願2001−374569号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の板状部品の反り検査手段は、部品供給装置としてのボウルフィーダの振動部位に反り検査手段としてのゲート部材を配置しているので、ゲート部材を通過する板状部品が上下動するため、ゲート部材の所定の隙間を厳格に設定できず、高精度な反り検査をできない問題がある。また、上下動する板状部品がゲート部材と接触して減速されるため、部品供給の高速化が制約される問題もある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、板状部品の反りを高速で精度よく検査できる装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明の板状部品の反り検査装置は、互いに平行な対向平面を有する一対の第1および第2のゲージ部材を、前記対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設して、これらの第1および第2のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源を設け、前記対向平面間に検査される板状部品を挿入して、前記対向平面を互いに接近させていったときに、前記両ゲージ部材が一体移動するときの相対接近位置を検出し、この検出された相対接近位置が所定の基準位置よりも離れている場合に、前記板状部品が反り不良と判定する構成を採用した。
【0007】
すなわち、検査される板状部品が挿入される互いに平行な対向平面を有する一対のゲージ部材を、対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設して、これらの第1および第2のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源を設け、対向平面を互いに接近させていったときに、両ゲージ部材が一体移動するときの相対接近位置から板状部品の反り不良を判定することにより、平行な対向平面を有する一対のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源の1ストロークの動きで、板状部品の反りを高速で精度よく検査できるようにした。
【0008】
前記第1および第2のゲージ部材を、前記対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設する手段としては、第1のゲージ部材を支持部材に支持して、第1の弾性部材で第2のゲージ部材に向けて付勢し、前記支持部材と第2のゲージ部材との間に、前記対向平面を離反させる方向に付勢する第2の弾性部材を介在させ、前記支持部材を第3の弾性部材で前記第2のゲージ部材に向けて付勢し、第1の弾性部材の弾性定数を第2の弾性部材よりも小さく、第2の弾性部材の弾性定数を第3の弾性部材よりも小さく設定し、前記第1および第2のゲージ部材の相対移動と一体移動を平行に案内する手段を設ける手段を採用することができる。
【0009】
前記第1および第2のゲージ部材の相対移動と一体移動を平行に案内する手段としては、前記支持部材に設けた複数のガイドポストや、前記支持部材と前記第1および第2のゲージ部材とをそれぞれ連結する、両端の連結部が回転自在な一対の平行なリンクを用いることができる。
【0010】
前記両端の連結部が回転自在なリンクとしては、前記両端の連結部を可撓性のある薄板で形成した板状リンクを採用することができる。
【0011】
前記第1および第2のゲージ部材の少なくとも一方に、ゲージピンを他方のゲージ部材の前記対向平面に向けてスライド可能に配設し、前記対向平面を接近させるときに、対向平面に向けられた前記スライド可能なゲージピンの先端を、所定の位置に位置決めする手段を設けることにより、板状部品に局部的な凹凸部がある場合に、ゲージピンをこの凹凸部の位置に合致させて配置し、その位置決めした先端を、対向平面を接近させるときに凹凸部に当接して、前記両ゲージ部材が一体移動するときの相対接近位置を検出し、凹凸部の高さ寸法の良否や、凹部に入り込んだ異物の有無を判定することができる。
【0012】
前記検査された板状部品を自動的に排出する手段と、この排出される検査済の板状部品から、前記反り不良と判定された板状部品を排除する手段とを設けることにより、反り不良の板状部品を自動的に排除することができる。
【0013】
前記反り検査装置を振動式部品供給装置の排出端に設け、この排出端から排出される前記板状部品が、前記対向平面間に自動的に挿入されるようにすることにより、振動式部品供給装置で供給される板状部品から、反り不良の板状部品を精度よく排除することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図9に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1乃至図6は、第1の実施形態を示す。この板状部品の反り検査装置2は、図1(a)、(b)に示すような偏平で片面側へ突出してへこむ凹部1aを有する板状部品1を検査するものである。この反り検査装置2は、図2に示すように、ボウルフィーダ3と直進フィーダ4を組み合わせた振動式部品供給装置の排出端5に設けられており、排出端5から排出される板状部品1の反り高さを検査してその合否を判定し、検査済の板状部品1を排出シュート6に設けた切り換えベーン7で合格品と不合格品とに振り分けて、別々に回収ボックス8に回収する。なお、後述するように、この検査装置2では、板状部品1の凹部1aへの異物の詰まりも検査するようになっている。
【0015】
前記反り検査装置2は、図3および図4に示すように、基台フレーム9に垂直なガイドレール10とギヤ付きモータ11が設けられ、第3の弾性部材である圧縮コイルばね12で上方へ付勢された支持部材13と、第4の弾性部材である引張コイルばね14で下方へ付勢された押圧部材15とが、ガイドレール10にスライド自在に取り付けられている。往復駆動源としての押圧部材15は、モータ11の回転軸に取り付けられた偏芯カム16と、押圧部材15に取り付けられたカムフォロワ17の係合により、高速で上下動するようになっており、下方へ移動したときに、そのアーム部15aで後述する部品押さえ部材20を介して支持部材13を押圧する。第3の弾性部材である圧縮コイルばね12の弾性定数は、第4の弾性部材である引張コイルばね14の弾性定数よりも小さく設定されており、コイルばね12で上方へ付勢された支持部材13は、その下部に設けられた張出部13aで、ストッパ18により上限位置を規制されている。
【0016】
前記支持部材13には、第1のゲージ部材である部品受け部材19と第2のゲージ部材である部品押さえ部材20とを、それぞれ上下にスライド自在に案内する各一対のガイドポスト21、22が対角線上に配設されている。部品受け部材19と部品押さえ部材20は、各ガイドポスト21、22に装着された、第1および第2の弾性部材である圧縮コイルばね23、24で上方へ付勢され、部品受け部材19はストッパ25で、部品押さえ部材20は、押さえ板20bを介してストッパ26で、それぞれ支持部材13に対する相対上限位置を規制されている。また、第2の弾性部材である圧縮コイルばね24の弾性定数は、第3の弾性部材である圧縮コイルばね12の弾性定数よりも小さく、第1の弾性部材である圧縮コイルばね23の弾性定数よりも大きく設定されている。
【0017】
前記部品受け部材19の上面と部品押さえ部材20の下面には、互いに平行な対向平面19a、20aが設けられ、これらの対向平面19a、20a間に、検査される板状部品1が直進フィーダ4の排出端5から自動的に送り込まれるようになっている。また、支持部材13には、その上下動に伴って回動する基台フレーム9に連結されたリンク27と、このリンク27と連動する回動アーム28が取り付けられており、回動アーム28の先端に取り付けられたプッシャ29が、対向平面19a、20a間に進退して、検査済の板状部品1を排出シュート6に自動的に排出するようになっている。したがって、高速で上下動する押圧部材15の1ストロークの動きで、直進フィーダ4から送り込まれる板状部品1が次々と高速で検査される。なお、部品受け部材19には、プッシャ29に対向して起立する回動自在なストッパ30が取り付けられ、プッシャ29が板状部品1を排出シュート6側に押し出すときに、ストッパ30が転倒するようになっている。
【0018】
図5に示すように、前記部品受け部材19と部品押さえ部材20の対向平面19a、20a間には、板状部品1が凹部1aを上向きにして挿入されるようになっており、対向平面19aには、凹部1aの下側の突出部を受け入れる段差が設けられている。また、部品押さえ部材20には、板状部品1の凹部1aに向けられたゲージピン31が、コイルばね32で上方に付勢されてスライド自在に孔に嵌め込まれており、押圧部材15のアーム部15aの下面が部品押さえ部材20の上面に押圧されたときに、アーム部15aの下面凹部に取り付けられた位置決めピン33が、ゲージピン31の先端部を所定の長さだけ対向平面20aの下側へ突出させるように位置決めするようになっている。
【0019】
前記支持部材13には、部品押さえ部材20の下面に当接される基準面34が設けられ、押圧部材15で押圧された部品押さえ部材20の下面が基準面34に当接されたときに、対向平面19a、20a間に所定の隙間が設定される。部品受け部材19の下面には変位センサ36が当接され、部品受け部材19の支持部材13に対する相対移動位置、すなわち、基準面34に当接された部品押さえ部材20との相対接近位置が検出されるようになっている。なお、変位センサ36はコイルばね35aにより沈み込み可能に支持されており、その上下位置をナット35bで調整することができる。
【0020】
以下に、図6に基づいて、前記対向平面19a、20a間に挿入される板状部品1の反り高さと、凹部1aへの異物の詰まりの有無を検査するメカニズムを説明する。変位センサ36の出力は、説明の便宜上、ダイヤル目盛36aで表示している。なお、変位センサ36の出力はコントローラ(図示省略)に入力されており、コントローラは変位センサ36による検査結果に基づいて、排出シュート6の切り換えベーン7を操作し、合格品と不合格品とを振り分ける。
【0021】
図6(a)は、押圧部材15が上昇位置にある状態であり、上方からの押圧を受けない部品受け部材19と部品押さえ部材20が、それぞれストッパ25、26で支持部材13に対する相対上限位置に規制され、部品受け部材19の下面を検出する変位センサ36のダイヤル目盛36aの針は、零点を指している。
【0022】
図6(b)、(c)、(d)は、いずれも押圧部材15が下降して、そのアーム部15aが部品押さえ部材20を介して支持部材13を下方へ押圧している状態である。前述したように、部品受け部材19、部品押さえ部材20および支持部材13を上方へ付勢する各コイルばね23、24、12は、その弾性定数が前記第1、第2、第3の弾性部材に該当する順で大きく設定されているので、アーム部15aの下面と部品押さえ部材20の上面との間、および部品押さえ部材20の下面と支持部材13の基準面34との間はいずれも密着した状態で、一対のゲージ部材である部品受け部材19と部品押さえ部材20とが、下方へ一体移動している。
【0023】
図6(b)は、反りも凹部1aへの異物の詰まりもない板状部品1を検査している例であり、板状部品1の上下面が対向平面19a、20a間で浮き上がることなく挟持され、かつ、ゲージピン31が凹部1aの底まで挿入されて、部品受け部材19と部品押さえ部材20が一体移動している。したがって、ダイヤル目盛36aの針は、両者の相対接近位置の所定基準位置よりもやや小さい変位に相当する値を指しており、この板状部品1は合格品と判定される。
【0024】
図6(c)、(d)は、それぞれ反り高さの大きい板状部品1と、凹部1aに異物の詰まった板状部品1を検査している例である。これらの場合は、反り高さや異物の詰まり分だけ、部品受け部材19と部品押さえ部材20の相対接近位置が離れた状態で両者が一体移動し、ダイヤル目盛36aの針が、所定基準位置に相当する変位よりも大きい値を指している。したがって、これらの板状部品1は不合格品と判定される。
【0025】
図7乃至図9は、第2の実施形態を示す。この板状部品の反り検査装置は、基本的な構成と検査対象とする板状部品1は、第1の実施形態のものと同じであり、図7および図8に示すように、前記支持部材13と部品押さえ部材20を上方へ付勢する第3および第2の弾性部材が、それぞれ引張コイルばね12a、24aである点、前記部品受け部材19と部品押さえ部材20とが、それぞれ上下一対の平行な板状リンク37、38で、支持部材13に対する上下の平行移動を案内され、支持部材13の延長された張出部13aに、各ストッパ39、40で上限位置を規制されている点、および部品押さえ部材20の下部に当接される基準部41も張出部13aに設けられている点が異なる。
【0026】
前記各板状リンク37、38は、図9(a)、(b)に示すように、矩形状の中央部が剛性のある厚肉部42とされ、その両端の連結部43が可撓性のある薄板で形成されたものであり、各連結部43に連結用のボルト孔44が設けられている。図7に示したように、各上下一対の板状リンク37、38は、一端側の連結部43を支持部材13に、他端側の連結部43を部品受け部材19または部品押さえ部材20に連結されている。部品受け部材19および部品押さえ部材20が、支持部材13に対して上下に相対移動すると、可撓性のある各連結部43が根元で屈曲して、上下一対の厚肉部42が平行四辺形状に傾斜し、部品受け部材19および部品押さえ部材20の平行移動を案内する。
【0027】
前記部品受け部材19と部品押さえ部材20の対向平面19a、20a間に挿入される板状部品1の反り高さと、凹部1aへの異物の詰まりの有無を検査するメカニズムは、図6に示した第1の実施形態のものと同じである。
【0028】
上述した各実施形態では、一対のゲージ部材である部品受け部材と部品押さえ部材の上下平行移動を、複数のガイドポストや一対の平行な板状リンクで案内したが、両端の連結部がピン結合で回転自在とされた一対の平行リンクで案内することもできる。
【0029】
また、一対のゲージ部材の形態は、各実施形態のものに限定されることはなく、両者に設けた対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように平行移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに、一体移動するものであればよい。
【0030】
さらに、一対のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源も実施形態のものに限定されることはなく、往復シリンダ等を用いることもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明の板状部品の反り検査装置は、検査される板状部品が挿入される互いに平行な対向平面を有する一対のゲージ部材を、対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設して、これらの第1および第2のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源を設け、対向平面を互いに接近させていったときに、両ゲージ部材が一体移動するときの相対接近位置から板状部品の反り不良を判定するようにしたので、平行な対向平面を有する一対のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源の1ストロークの動きで、板状部品の反りを高速で精度よく検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは本発明に係る反り検査装置で検査される板状部品の例を示す平面図、bはaの縦断面図
【図2】第1の実施形態の反り検査装置を振動式部品供給装置に組み込んだ状態を示す一部切欠き平面図
【図3】図2の反り検査装置を示す正面図
【図4】図3の縦断側面図
【図5】図4のゲージ部材部分近傍を拡大して示す縦断側面図
【図6】a、b、c、dは、それぞれ図5のゲージ部材による検査のメカニズムを説明する縦断側面図
【図7】第2の実施形態の反り検査装置を示す縦断側面図
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った断面図
【図9】aは図7の板状リンクを示す平面図、bはaの縦断面図
【符号の説明】
1 板状部品
1a 凹部
2 反り検査装置
3 ボウルフィーダ
4 直進フィーダ
5 排出端
6 排出シュート
7 切り換えベーン
8 回収ボックス
9 基台フレーム
10 ガイドレール
11 モータ
12、12a コイルばね
13 支持部材
14 コイルばね
15 押圧部材
15a アーム部
16 偏芯カム
17 カムフォロワ
18 ストッパ
19 部品受け部材
20 部品押さえ部材
19a、20a 対向平面
20b 押さえ板
21、22 ガイドポスト
23、24、24a コイルばね
25、26 ストッパ
27 リンク
28 回動アーム
29 プッシャ
30 ストッパ
31 ゲージピン
32 コイルばね
33 位置決めピン
34 基準面
35a コイルばね
35b ナット
36 変位センサ
36a ダイヤル目盛
37、38 板状リンク
39、40 ストッパ
41 基準部
42 厚肉部
43 連結部
44 ボルト孔

Claims (7)

  1. 互いに平行な対向平面を有する一対の第1および第2のゲージ部材を、前記対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設して、これらの第1および第2のゲージ部材を接近、離反させる往復駆動源を設け、前記対向平面間に検査される板状部品を挿入して、前記対向平面を互いに接近させていったときに、前記両ゲージ部材が一体移動するときの相対接近位置を検出し、この検出された相対接近位置が所定の基準位置よりも離れている場合に、前記板状部品が反り不良と判定するようにした板状部品の反り検査装置において、前記第1および第2のゲージ部材を、前記対向平面が平行を保って互いに接近、離反するように相対移動し、かつ、対向平面が互いに接近したときに一体移動するように配設する手段を、第1のゲージ部材を支持部材に支持して、第1の弾性部材で第2のゲージ部材に向けて付勢し、前記支持部材と第2のゲージ部材との間に、前記対向平面を離反させる方向に付勢する第2の弾性部材を介在させ、前記支持部材を第3の弾性部材で前記第2のゲージ部材に向けて付勢し、第1の弾性部材の弾性定数を第2の弾性部材よりも小さく、第2の弾性部材の弾性定数を第3の弾性部材よりも小さく設定し、前記第1および第2のゲージ部材の相対移動と一体移動を平行に案内する手段を設けたものとしたことを特徴とする板状部品の反り検査装置。
  2. 前記第1および第2のゲージ部材の相対移動と一体移動を平行に案内する手段が、前記支持部材に設けた複数のガイドポストである請求項に記載の板状部品の反り検査装置。
  3. 前記第1および第2のゲージ部材の相対移動と一体移動を平行に案内する手段が、前記支持部材と前記第1および第2のゲージ部材とをそれぞれ連結する、両端の連結部が回転自在な一対の平行なリンクである請求項に記載の板状部品の反り検査装置。
  4. 前記両端の連結部が回転自在なリンクが、前記両端の連結部を可撓性のある薄板で形成した板状リンクである請求項に記載の板状部品の反り検査装置。
  5. 前記第1および第2のゲージ部材の少なくとも一方に、ゲージピンを他方のゲージ部材の前記対向平面に向けてスライド可能に配設し、前記対向平面を接近させるときに、前記他方のゲージ部材の対向平面に向けられた前記スライド可能なゲージピンの先端部を、所定の長さだけ前記一方のゲージ部材の対向平面から突出させるように位置決めする手段を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の板状部品の反り検査装置。
  6. 前記検査された板状部品を自動的に排出する手段と、この排出される検査済の板状部品から、前記反り不良と判定された板状部品を排除する手段とを設けた請求項1乃至5のいずれかに記載の板状部品の反り検査装置。
  7. 前記反り検査装置を振動式部品供給装置の排出端に設け、この排出端から排出される前記板状部品が、前記対向平面間に自動的に挿入されるようにした請求項1乃至6のいずれかに記載の板状部品の反り検査装置。
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