JP4175319B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は光ディスク装置に関し、特に同期情報の構成に関する。
従来より、光ディスク装置においてはOPC(Optimum Power Control)およびR−OPC(Running Optimum Power Control)により記録パワーの最適化を図りデータを記録している。OPCでは、データの記録に先立ち、光ディスクの所定領域(PCA)において記録パワーを種々変化させてテストデータを記録し、該テストデータを再生してその再生信号品質(例えばβ値)が最良となる記録パワーを選択して最適記録パワーとする。一方、R−OPCでは、光ディスクの記録膜感度が面内で必ずしも一様でないことを考慮し、OPCで決定された最適記録パワーでデータを実際に記録する際に、データ記録時の戻り光量をモニタし、この戻り光量が一定値となるように記録パワーをフィードバック制御するものである。一般に、戻り光量はレベルBの光量が用いられ、このレベルBは記録パワーを照射したときにピットが形成された場合に得られる戻り光量(ピットで回折された記録パワーの戻り光量)である。具体的には、レベルBの戻り光量が一定値よりも小さいときにはピットが過剰に形成されていると判定して記録パワーを低下させ、レベルBの戻り光量が一定値よりも大きいときにはピットが十分形成されていないとして記録パワーを増大させる。
ここで、CD−R/RW等においては、3T〜11Tの長さ(Tは基準のクロック長)を有するデータを記録するが、短いピット長において戻り光量をモニタしフィードバック制御することは困難であることに鑑み、最長の11Tを記録する際の戻り光量を検出してR−OPCを実行している。CD−R/RWにおいては、11Tは同期情報(SYNC)に含まれ、各フレーム毎に11Tが常に2回連続して出現する規格となっているため、11Tはどちらか一方が必ずマーク(記録パワーを照射してピットを形成する部分)となるので11Tを用いて周期的に(つまり周期的に挿入される同期情報のタイミングで)R−OPCを実行し、周期的に記録パワーの最適化を図ることができる。
ところが、DVD−R/RW等においては、CD−R等と同様に3T〜11Tのデータ長を形成するが、同期情報としては14Tが用いられ、14TはCD−Rのように2回連続(マークとスペースが対として)で挿入されるものではなく、1フレーム(93バイト)内に1回のみ挿入される規格となっている。そして、14Tをマーク、スペースのいずれにするかは任意であり、例えば14Tを全てスペースとした場合には、この最長の14Tでピットが形成されないためR−OPCを実行することができず、結果として周期的に記録パワーを最適化できず記録品質を維持することが困難となる問題があった。もちろん、14Tを全てマークとすることでR−OPCの実行を可能とすることも考えられるが、14Tを全てマークとした場合、DSV値が増大して低周波数成分が増大するおそれがある。ここで、DSV(Digital Sum Value)とは、2つの状態をとるビット列の一方の状態(例えば1)を+1、他方の状態(例えば0)を−1としてビット列の先頭から累積した値であり、DSV値が小さければ低周波成分(DC成分)が小さいことになり、記録再生品質が向上する。
また、HD−DVDにおいては2T〜11Tのデータ長を形成し、同期情報として13Tが用いられるが、13Tは1同期フレーム内に1回のみ挿入されるため、同様の問題が生じ得る。
このような事情に鑑み、下記に示す従来技術では、同期情報としてマークとスペースが交互に配置されるように設定する技術が記載されている。この技術によれば、マークの同期情報においてR−OPC等を周期的に実行して記録パワーの最適化を図ることが可能となる。
特開2003−91819号公報
しかしながら、同期情報を交互にマークとスペースとなるように配置した場合であっても、DSV値が必ずしも抑制されるとは限らない問題がある。すなわち、DSV値は同期情報及びそれに続く変調データで決定され、同期情報の極性(マークとするかスペースとするか)及び変調データの極性の両者を合わせてDSV値を最小にするところ、同期情報を一律にマークとスペースが交互に配置されるように設定すると、変調データのみでDSV値を調整する必要が生じるため、DSV値を抑制できない場合も生じ得る。
また、同期情報を一律にマークとスペースが交互に配置するように固定してしまうと、例えば書換可能光ディスクに記録する際には常にマークとなる部位が生じ、記録膜の特性が劣化して書換可能回数が低下するおそれもある。
一方、DVD−RやDVD−RWのようにランドプリピット(LPP)を有する光ディスクに同期情報を形成する際に、同期用LPPに同期して14Tの同期情報を形成すると、同期情報の極性によりLPP信号の検出精度が変化し、特にマークの極性で同期情報を形成するとLPP信号の振幅が低下して検出精度が劣化する問題もある。すなわち、LPPはウォブル信号に同期して形成されており、ウォブル信号のピークにLPP信号が重畳している。LPP信号が十分なレベルを有する限り、適当な二値化しきい値やウインドウ設定によりLPP信号を抽出することは可能であるが、LPPの位置に14Tのマークで同期情報を記録するべくレーザ光パワーを変調して光ディスクに照射すると、照射されたレーザ光パワーにより14Tのマークを形成する過程において隣接するランドにも熱拡散し、隣接するランドのLPPに変形等が生じてLPP信号レベルが低下してしまう場合がある。また、14Tのマークで同期情報を記録した後に再生する場合、ウォブル信号にLPP信号が重畳しているが、LPP信号は14Tマークの記録の影響を受けてLPPが歪み、その信号レベルが低下してしまう場合がある。14Tマーク部分はピットとなるためそれ自身の反射率も低下していることと相俟って、再生信号からLPP信号を抽出することが困難となる。データ記録後にデータを再生する場合においても、同様に問題が生じ得る。すなわち、14Tの同期情報とLPPの同期位置とは同期した位置に存在するため、再生信号の14Tの部分にLPP信号が含まれることとなり、14Tの同期情報の検出エラーが生じるおそれもある。
したがって、マークの出現頻度を所望の頻度としてLPP信号の検出精度やROPCを確保するとともに、DSV値を抑制できるような同期情報の極性の設定が望まれている。
本発明は、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、マークとスペースが交互に配置される規則に従い、前回の極性に応じて次回の同期情報の極性をマークあるいはスペースのいずれかに仮設定する仮設定手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずDSV値が最小となる極性で次回の同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、奇数フレームでは同期情報の極性をマークとし、偶数フレームではDSV値が最小となる極性とする規則に従って、奇数フレームにおいてマークの同期情報を仮設定する手段と、仮設定された極性で同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずスペースの同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報の極性をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をDSV値が最小となる極性とする規則に従い、前回の極性がスペースである場合に次回の同期情報の極性をマークに仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずスペースの同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。また、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報の極性をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をスペースに設定する規則に従い、前回の極性に応じて次回の同期情報の極性をマークあるいはスペースのいずれかに仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で次回の同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。また、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をDSV値が最小となる極性とし、それに続く同期情報は、連続する2回のうちの最初の極性をDSV値が最小となる極性とし、残りを常にマークに設定する規則に従い、前記連続する2回のうちの残りの極性をマークに仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。また、所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、連続した複数回のうち第i番目(iは0以上の整数)及び第i+1番目の同期情報は、それぞれDSV値が最小となる極性とし、第i+2番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と異なる極性、第i+3番目の同期情報は第i+1番目の同期情報の極性と異なる極性とする規則に従い、第i+2番目と第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とするまた、所定の情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、連続した複数回のうちの第i番目(iは0以上の整数)の同期情報はDSV値が最小となる極性とし、第i+1番目及び第i+2番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と異なる極性とし、第i+3番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と同一の極性とする規則に従い、第i+1番目、第i+2番目、第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。さらに、所定の情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、連続した複数回のうちの第i番目(iは0以上の整数)の同期情報はDSV値が最小となる極性とし、第i+1番目の同期情報は第i番目の同期情報と同一極性、第i+2番目及び第i+3番目の同期情報は第i番目の同期情報と異なる極性とする規則に従い、第i+1番目、第i+2番目、第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、DSV値が制限値以下であれば所定の規則に従った極性で同期情報を挿入し、制限値を超える場合にはDSV値を優先させて極性を設定するので、同期情報の極性を規則とおりの所望の配列に設定しつつ、DSV値も確実に抑制することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る光ディスク装置の構成ブロック図が示されている。光ディスク10はスピンドルモータ12によりCAV(あるいはCLV)回転駆動される。光ディスク10がDVD−RやDVD−RWである場合、情報記録トラックであるグルーブの間の領域(ランド)には所定の間隔でプリピット(ランドプリピット:LPP)が形成されており、このプリピットを検出することで光ディスク10の面内位置を特定することができる。
光ピックアップ14は、光ディスク10に対向配置され、記録パワーのレーザー光を光ディスク10に照射してデータを記録するとともに、再生パワーのレーザ光を照射して記録データを再生する。記録時には、コントローラ20からの記録データをエンコーダ18にて変調し、さらにLD駆動部16にて駆動信号に変換して光ピックアップ14のレーザダイオード(LD)を駆動する。再生時には、光ピックアップ14で電気信号に変換された戻り光量をRF信号処理部22に供給し、さらにデコーダ24にて復調した後、再生データとしてコントローラ20に供給する。
RF信号処理部22は、アンプやイコライザ、2値化部、PLL部などを有し、RF信号をブーストした後2値化し、同期クロックを生成してデコーダ24に出力する。また、再生RF信号はプリピット検出部26にも供給する。
プリピット検出部26は、再生RF信号に含まれる、グルーブに隣接するランド(グルーブの外周側に隣接するランド)に形成されたプリピットLPPの信号成分を検出し、コントローラ20に供給する。
コントローラ20は、マイコン等で構成され、記録データをエンコーダ18に供給するとともに、検出されたプリピット情報をエンコーダ18に供給する。エンコーダ18は、記録データを変調するとともに、このプリピット検出情報に基づき同期情報を周期的に挿入してLD駆動部16にデータ信号を供給する。エンコーダ18の詳細については後述する。
なお、この他にもフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボによりフォーカス及びトラッキングを制御するサーボ系があるが、これについては従来と同一であるので説明は省略する。また、データを記録する際のストラテジについても従来と同様の記録ストラテジを用いることができる。すなわち、再生レベルに記録パルスを重畳して記録パワーのレーザ光とするとともに、1つのピットを形成するのに1つの記録パルスを用いるのではなく複数のパルス(マルチパルス)を用いて記録する。具体的には、3Tについては1パルスとし、4T以上(14Tを含む)についてはマルチパルスで記録する。
また、本実施形態に係る光ディスク装置では、OPC(Optimum Power Control)及びROPC(Running Optimum Power Control)を実行して記録パワーの最適化を図る。すなわち、記録に先立ち、コントローラ20はエンコーダ18にテストデータを供給し、記録パワーを複数段階に変化させて該テストデータを光ディスク10のPCAエリアに記録する。そして、記録された該テストデータを再生パワーで再生し、そのときの再生RF信号のβ値等から最適の記録パワーを選択してデータを記録する。さらに、コントローラ20は、データ記録時の戻り光量を周期的に検出し、そのレベルB(ピット形成後の反射レベル)が予め定められメモリに記憶されている一定値と一致するか否かを判定し、一致しない場合にはその大小関係に応じてLD駆動部16を制御し記録パワーを増減調整する。本実施形態におけるROPCは、同期情報に含まれる14Tのピット長形成時(マーク)に実行される。
光ディスク10がDVD−RやDVD−RWである場合、既述したようにグルーブの間の領域であるランドに所定の間隔でプリピットが形成される。グルーブに記録されるデータは予め情報単位であるSYNCフレームごとに分割され、第0フレーム〜第25フレームの計26個のSYNCフレームで1セクタが構成され、16セクタで1ECCブロックが構成される。そして、各々のSYNCフレームの先頭にSYNCフレーム毎の同期を取るための同期情報(SYNCあるいはSY)が挿入される。同期情報SYNCとしては、確実にSYNCフレーム同期がとれるようにデータ変調部分に出現する最長の11Tよりも十分長い14Tが用いられる。DVD−Rの規格では、14Tの同期情報としてはマーク、スペースのいずれかを選択することができ、本実施形態におけるエンコーダ18は14Tの同期情報を所定の規則に従って選択してデータ列に挿入する。グルーブは所定の周波数でウォブル(蛇行)しているが、これは、ウォブル周波数を検出することにより光ディスク10の回転数を検出するためである。SYNCフレームは、偶数フレーム(EVENフレーム)と奇数フレーム(ODDフレーム)に大別され、プリピットは通常偶数フレームに対応させて形成される。但し、記録すべきグルーブの両隣のランドの略同一位置にプリピットが配置された場合には、戻り光に2つのプリピット成分が混入してしまうので、このような干渉をさけるために奇数フレームにシフトして配置される。また、ウォブル周波数はSYNCフレーム周波数の8倍となっており、プリピットは1つのSYNCフレーム中の最初の3つのウォブルの頂点に位置するように配置され、そのうちの最初のプリピットが同期位置を示すSYNCプリピットとなる。光ディスク装置は、再生信号からこのSYNCプリピットを検出することで同期位置を検出または予測でき、この同期位置に同期情報(SYNCデータ)の14Tを割り当ててデータを記録する。
同期情報は、各SYNCフレームを識別できるように異なる8種類が定義されており、それぞれにプライマリ同期情報とセカンダリ同期情報の2種類が定義される。プライマリとセカンダリの極性は互いに逆であり、プライマリ同期情報がマークの場合にはセカンダリ同期情報はスペース、プライマリ同期情報がスペースの場合にはセカンダリ同期情報はマークである。同じプライマリ同期情報でも、それがマークになるかスペースになるかは、それ以前のデータ系列に依存して決定される。DSV値を抑制する場合、プライマリ同期情報とセカンダリ同期情報を用いた場合のそれぞれのDSV値を大小比較し、DSV値が小さくなる方を選択する。なお、DSV値を抑制するための方法としては、変調前の8ビットデータが0〜87の範囲にあるときにメイン変換テーブルに代えてサブ変換テーブルを用いる方法や、変調前の8ビットデータが88〜255の範囲にあるときにステートを代える方法もある。
以下、同期情報の極性を設定するエンコーダ18の構成及びその処理について説明する。
図2には、図1におけるエンコーダ18の詳細な機能ブロック図が示されている。エンコーダ18は、変調器18a、DSV演算部18b、SYNC生成部18e、SYNC選択部18gおよび選択スイッチ18c、18d、18fを含んで構成される。
変調器18aは、コントローラ20から供給された記録データを8/16変換し、3T〜11Tの信号を生成して選択スイッチ18cに供給する。変調器18aは、記録データに基づき2種類(メイン変換テーブルに基づき変換されたデータおよびサブ変換テーブルに基づき変換されたデータ)のデータを生成して選択スイッチ18cに供給する。2種類の変調データを生成するのは、上記のようにDSV演算部18bにてDSV値が最小となる変調データを選択できるようにするためである。
DSV演算部18bは、LD駆動部16に供給される変調後のデータ系列、すなわち光ディスク10に記録されるデータのDSV値を演算し、この演算結果に基づいて選択スイッチ18cに選択信号を供給し変調データを選択する。DSVとは2つの状態をとるビット列の一方の状態(例えば1)を+1、他方の状態(例えば0)を−1としてビット列の先頭から累積した値である。このDSVの絶対値が小さければ低周波成分が小さいことになり、低周波成分を抑制して記録再生品質を向上させることができる。選択スイッチ18cでDSV値に基づき選択された変調データは、次に選択スイッチ18dに供給される。
選択スイッチ18dは、変調データと同期情報とを切り換えるためのスイッチであり、コントローラ20からのプリピット検出データ(データ/SYNC選択データ)及びクロックに基づき切り換えられる。すなわち、コントローラ20からプリピット検出データ(例えば偶数フレーム)及びそこから所定クロックがカウントされた(例えば奇数フレーム)場合には、同期情報を挿入するタイミングであるため選択スイッチ18dはSYNCデータ側に切り換えて出力し、それ以外のタイミングにおいては選択スイッチ18cから供給された変調データ側に切り換えてLD駆動部16に出力する。これにより、同期位置に同期情報を挿入することが可能となる。選択スイッチ18dからの変調データ/SYNCは、NRZI方式に変換後、LD駆動部16に供給される。
SYNC生成部18eは、14Tの同期情報を生成するものであり、前のSYNCフレームとの接続部分、つまり直前の変調データに依存して決定する、14Tがマークとなるパターン(Aパターン)と14Tがスペースとなるパターン(Bパターン)の2つのパターンを生成して選択スイッチ18fに供給する。
選択スイッチ18fはAパターン(マーク)、Bパターン(スペース)のいずれかの極性を選択するスイッチであり、その選択はSYNC選択部18gにて制御される。SYNC選択部18gは、DSV値や前回ないし前々回の同期情報の極性に基づいて、挿入すべき同期情報の極性を決定する。以下、SYNC選択部18gにおける選択処理について説明する。
図3には、SYNC選択部18gにおける極性選択の前提となる処理フローチャートが示されている。この極性選択アルゴリズムは、交互にマーク、スペース、マーク、スペース、・・となるようなアルゴリズムである。まず、前回の同期情報の極性がマークであるか否かを判定する(S101)。前回がスペースである場合には、今回はその極性をマークとし(S102)、前回がマークである場合には、今回はその極性をスペースとする(S103)。極性を選択した後、選択した極性で14Tの同期情報を記録する(S104)。交互に極性を変化させることで、2回に1回は常にマークとなることが保証されるから、マークとなる部分でROPCを実行することができる。しかし、DSV値の抑制が必ずしも保証されているわけではない。
図4には、図3の処理フローチャートを前提とした、本実施形態の処理フローチャートが示されている。まず、S101と同様に、前回がマークであるか否かを判定する(S201)。そして、前回がスペースである場合には、今回の極性をマークに仮設定し(S202)、前回がマークである場合には、今回は極性をスペースに仮設定する(S203)。そして、仮設定された極性で14Tの同期情報を記録した場合のDSV値を演算し、DSV値が所定の制限値以下であるか否かを判定する(S204)。この判定処理は、仮設定された極性で同期情報を記録した場合にDSV値が抑制されることを保証するための処理であり、DSV値の制限値は、例えば±1023とすることができる。もちろん、これよりも厳しい制限値を設定してもよい。仮設定された極性で同期情報を記録する場合のDSV値が制限値以下であれば、DSV値の抑制が保証されることになるため、S202,S203で仮設定された極性をそのまま採用し、仮設定された極性で同期情報を記録する(S205)。一方、仮設定された極性で同期情報を記録するとDSV値が制限値を超えることとなる場合には、図3に示された基本アルゴリズムに従うことはできないとして、仮設定された極性と異なる極性で同期情報を記録する(S206)。以後は、再びS201移行の処理を繰り返す。
したがって、本実施形態の処理では、基本的にはマーク、スペース、マーク、スペースとその極性が交互になるべきところ、第4番目の同期情報の極性をスペースとするとDSV値が制限値を超えると判定された場合には、マーク、スペース、マーク、マークと記録されることとなる。
本実施形態では、極性を交互に変化させるとの基本アルゴリズムを採用しているため、基本的には2回に1回の頻度でマークを出現させてROPCを実行できるとともに、DSV値も確実に抑制することが可能である。
図5には、前提となる他の処理フローチャートが示されている。奇数フレームでは同期情報の極性をマークとし、偶数フレームではDSV値を最小とするような極性に設定する処理である。まず、奇数フレームか否かを判定する(S301)。同期情報を記録すべきフレームが奇数番目のフレームである場合には、同期情報の極性を一律にマークとする(S302)。一方、偶数番目のフレームであれば、同期情報の極性をDSV値が小さくなる極性に設定する(S303)。そして、設定された極性で同期情報を記録する(S304)。奇数フレームでは常にマークとなるため、少なくとも2回に1回はマークとなるためこのタイミングでROPCを実行することができる。また、偶数フレームではDSV値が最小となる方の極性を選択するため、DSV値もある程度抑制され得る。さらに、LPPは通常偶数フレームに形成されているため、偶数フレームにおいて一定の頻度でのスペース出現が期待でき、マークによるLPP信号の劣化も抑制される。
図6には、図5の処理を前提とした、本実施形態の処理フローチャートが示されている。まず、S301と同様に、同期情報を記録すべきフレームが奇数フレームか否かを判定する(S401)。奇数フレームであれば、14Tの同期情報の極性をマークに仮設定する(S402)。偶数フレームであれば、DSV値が最小となる方の極性に仮設定する(S403)。そして、極性をマークに仮設定した場合には、仮設定された極性で同期情報を記録した場合のDSV値が所定の制限値以下であるか否かを判定する(S404)。制限値は例えば±1023であるが、他の値を設定してもよい。そして、制限値以下であれば、奇数フレームにおいてマークとしてもDSV値の抑制が保証されることになるから、仮設定された極性でそのまま同期情報を記録する(S405)。一方、制限値を超えてしまう場合には、奇数フレームにおいてマークとすることは適当ではないことになるから、仮設定された極性と異なる極性、つまりスペースで同期情報を記録する(S406)。なお、偶数フレームの場合にはDSV値が最小となる極性が仮設定されるため、S404の判定処理を経ることなく、そのままその極性で同期情報を記録すればよい。
本実施形態では、本来であれば、マーク、DSVによる極性、マーク、DSVによる極性、・・となるべきところ、第3番目をマークとすると制限値を超えると判定された場合には、マーク、DSVによる極性、スペース、DSVによる極性、・・となり、マークでのROPCを確保するとともに、DSV値の抑制がより確実に保証される。また、奇数フレームにおいてもマークではなくスペースとなる場合があるため、結果としてLPP信号への影響も抑制され得る。
図7には、前提となる他の処理フローチャートが示されている。DSV値が最小となる極性を設定し、その結果に応じて次の同期情報の極性を決定するものである。まず、DSV値が最小となるように同期情報の極性を設定し、同期情報を記録する(S501)。次に、その同期情報の極性がマークであったかスペースであったかを判定する(S502)。極性がスペースであった場合には、次の同期情報の極性をマークに設定し(S503)、マークであった場合には、次の同期情報の極性をさらにDSV値に基づいて設定する(S504)。そして、設定された極性で当該次の同期情報を記録する(S505)。この処理では、DSV値を抑制するために極性としてスペースが選択された場合には次回は常にマークとなるため、このマークにおいてROPCを実行することができる。また、少なくとも2回に1回は常にDSV値に基づいて極性が設定されるため、DSV値も抑制される。
図8には、図7の処理を前提とした、本実施形態の処理フローチャートが示されている。まず、S501と同様に、最初の同期情報の極性をDSV値に基づいて設定し、記録する(S601)。次に、その同期情報の極性がマークであったかスペースであったかを判定し(S602)、スペースであった場合には次の同期情報の極性をマークに仮設定する(S603)。一方、極性がマークであった場合には、次の同期情報の極性をDSV値に基づいて仮設定する(S604)。次の同期情報の極性を仮設定した後、仮設定された同期情報を記録する場合のDSV値を演算し、その値が制限値を超えるか否かを判定する(S605)。制限値を超えていない場合には、仮設定された極性であるマークで同期情報を記録してもDSV値の抑制は保証されているため、仮設定された極性で当該次の同期情報を記録する(S606)。一方、制限値を超える場合には、仮設定された極性と異なる極性、つまりスペースで当該次の同期情報を記録する(S607)。なお、S604でDSV値に基づいて次の同期情報の極性を仮設定した場合には、S605の処理を経ることなく同期情報をそのまま記録できる。
本実施形態では、本来であれば、DSVによる極性でマーク、DSVによる極性、DSVによる極性でスペース、マーク、・・となるべきところ、4番目の同期情報のDSV値が制限値を超えると判定された場合には、DSVによる極性でマーク、DSVによる極性、DSVによる極性でスペース、スペース、・・となり、一定の頻度でマークを出現させてROPCを実行するとともに、DSV値を一層抑制することができる。
図9には、図8の処理フローチャートの変形例が示されている。前提となる処理は、最初の同期情報の極性がDSV値によりマークに設定された場合、次の同期情報の極性をDSV値に基づいて設定するのではなく、一律にスペースに設定するというものである。すなわち、DSVによる極性でマーク、スペース、DSVによる極性でスペース、マーク、・・・となる処理である。これによっても、2回に1回は常にマークとなってROPCを実行でき、かつ、DSV値も抑制される。本実施形態はこの処理において、次回の同期情報の極性を確定的に設定するのではなく仮設定し、DSV値が許容値の範囲内であるときのみ仮設定の極性を採用する。
まず、S601と同様に最初の同期情報の極性をDSV値に基づき設定し、その極性で同期情報を記録する(S701)。次に、その極性がマークであったかスペースであったかを判定し(S702)、スペースであった場合には次の同期情報の極性をマークに仮設定し(S703)、マークであった場合には次の同期情報の極性をスペースに仮設定する(S704)。そして、仮設定された極性で同期情報を記録する場合のDSV値を演算し、その値が制限値以下であるか否かを判定する(S705)。制限値以下である場合には、仮設定された極性を採用し、その極性で当該次の同期情報を記録する(S706)。一方、DSV値が制限値を超える場合には、仮設定された極性と異なる極性で同期情報を記録する(S707)。
本実施形態では、本来では、上記のようにDSVによる極性でマーク、スペース、DSVによる極性でスペース、マーク、・・となるべきところ、4番目の同期情報をマークとすると制限値を超えると判定された場合には、DSVによる極性でマーク、スペース、DSVによる極性でスペース、スペース、・・になる。
このように、本実施形態におけるエンコーダ18のSYNC選択部18gは、前提となる規則に従って同期情報の極性を仮設定する。仮設定される極性は、ランダムではなく一定の規則、すなわち一定の頻度でマークを出現させてROPCを実行でき、LPPへの影響を抑制するためにLPPが形成されたフレームにおいてはできるだけスペースを出現させるように設定する。そして、仮設定された極性がDSV値の制限値以下であるか否かを確認し、制限値以下である場合のみに仮設定された極性を採用してその極性で同期情報を記録する。制限値を超える場合には、仮設定された極性をそのまま採用せず、逆の極性で同期情報を記録する。なお、逆の極性で記録することでDSV値が制限値以下となることは必ずしも保証されるものではないが、DSV値が抑制される方向に機能することが期待できる。
図10には、本実施形態の概念的な基本フローチャートが示されている。同期情報の記録(挿入)タイミングにおいて、同期情報の極性を所定のアルゴリズムに従って仮設定する(S801)。これにより、その同期情報の極性がマークあるいはスペースのいずれかに仮設定される。そして、仮設定された同期情報を記録するときのDSV値を演算する(S802)。演算して得られたDSV値と制限値とを大小比較し(S803)、制限値以下であれば所定のアルゴリズムどおり、仮設定された極性で同期情報を実際に記録する(S804)。この場合、アルゴリズムの所期の目的が達成される。一方、DSV値が制限値を超えてしまう場合には、仮設定された極性を採用せず、DSV値が最小となる極性で同期情報を実際に記録する。DSV値が最小となる極性は、結果として仮設定された極性と逆の極性であろう。これにより、アルゴリズムの所期の目的は多少阻害されるものの、DSV値を確実に抑制し、結果として記録再生品質を向上できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の各実施態様に限定されるものではなく、図10に示された基本フローチャートに示される技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、所定のアルゴリズムとして、図7に示されるように、最初はDSV値に基づいてその極性を設定し、次回は最初の極性がスペースの場合にはマークに設定し、マークの場合にはDSV値に基づいて設定するとともに、それに続く同期情報は、連続する2回のうちの最初の極性はDSV値に基づいて設定し、残りは常にマークに設定する、を採用することもできる。この場合、連続する2回のうちの残りの極性をマークに仮設定しておき、DSV値が制限値以下であれば仮設定されたマークで同期情報を実際に記録し、制限値を超える場合にはスペースで記録すればよい。
また、所定のアルゴリズムとして、連続した複数回のうち第i番目(iは0以上の整数)及び第i+1番目は、それぞれDSV値が最小となるようにマークあるいはスペースのいずれかの極性で前記同期情報を設定し、第i+2番目は第i番目の逆極性、第i+3番目は第i+1番目の逆極性となるように同期情報の極性を設定する、を採用することもできる。このアルゴリズムによれば、第i番目と第i+2番目の同期情報が常に逆極性となるため、例えば第i番目の同期情報が偶数フレームである場合には第i番目あるいは第i+2番目のいずれかの同期情報がスペースとなり、偶数フレームにLPPが形成されている場合でもLPPへの影響を抑制できる。そして、第i+1番目と第i+3番目の同期情報も常に逆極性となるため、奇数フレームにLPPが形成されている場合でも第i+1番目あるいは第i+3番目のいずれかの同期情報がスペースとなるので同様にLPPへの影響を抑制できる。さらに、偶数フレームあるいは奇数フレームのいずれにおいても、2つのフレームの同期情報のいずれかはマークとなるため、マークのタイミングでROPCを実行することもできる。さらに、第i番目と第i+1番目の同期情報はDSVに基づいてその極性が設定されるので、DC成分を抑制できる。
そして、このようなアルゴリズムを前提として第i+2番目と第i+3番目の同期情報の極性を仮設定し、仮設定された極性で同期情報を記録する場合のDSV値を演算し、制限値以下であるか否かを判定する。そして、制限値以下であれば、仮設定された極性で第i+2番目と第i+3番目の同期情報を記録する。つまり、それぞれ第i番目と第i+1番目の極性と逆の極性で同期情報を記録する。一方、制限値を超える場合には、仮設定された極性を採用せず、DSV値が最小となる極性(一般には仮設定された極性と逆の極性)で同期情報を記録する。この場合、本来であればDSVの極性でマーク、DSVの極性でスペース、スペース、マーク、・・となるべきところ、3番目の同期情報を1番目の同期情報と逆極性のスペースとするとDSV値が制限値を超えてしまうこととなるため、DSVの極性でマーク、DSVの極性でスペース、マーク、マーク、・・となる。
また、所定のアルゴリズムとして、連続した複数回のうち第i番目(iは0以上の整数)はDSV値が最小となるようにマークあるいはスペースのいずれかの極性で同期情報を設定し、第i+1番目及び第i+2番目は第i番目の逆極性、第i+3番目は第i番目と同一極性となるように設定する、を採用することもできる。このアルゴリズムでも、第i番目と第i+2番目の同期情報が常に逆極性となるため、例えば第i番目の同期情報が偶数フレームである場合にはこれらのいずれかの同期情報がスペースとなり、偶数フレームにLPPが形成されている場合でもLPPの影響を抑制できる。そして、第i+1番目と第i+3番目の同期情報も常に逆極性となるため、奇数フレームにLPPが形成されている場合でもこれらのいずれかの同期情報はスペースとなるので同様にLPPの影響を抑制できる。さらに、偶数フレームあるいは奇数フレームのいずれにおいても2つのフレームのいずれかの同期情報はマークとなるため、マークのタイミングでROPCを実行することもできる。
そして、このようなアルゴリズムと前提として、第i+1番目及び第i+2番目は第i番目の逆極性、第i+3番目は第i番目と同一極性となるようにその極性を仮設定し、それぞれの同期情報においてDSV値を演算しその値が制限値以下となるか否かを判定する。制限値以下であれば仮設定された極性をそのまま採用して同期情報を記録し、制限値を超える場合には仮設定された極性を採用せず、DSV値が最小となる極性、あるいは仮設定された極性の逆の極性を採用する。
また、所定のアルゴリズムとして、連続した複数回のうち第i番目(iは0以上の整数)は、DSV値が最小となるようにマークあるいはスペースのいずれかの極性で同期情報を設定し、第i+1番目は第i番目と同一極性、第i+2番目及び第i+3番目は第i番目の反対極性となるように前記同期情報を設定する、を採用してもよい。この場合においても、第i+1〜第i+3番目の極性を仮設定しておき、DSV値が制限値以下である場合のみ仮設定された極性をそのまま採用して同期情報を記録する。
また、所定のアルゴリズムとして、複数の同期情報のうちの少なくとも1つがスペースとなるようにする、を採用することも可能である。スペースとすべき位置の同期情報の極性をスペースに仮設定しておき、スペースとしてもDSV値が制限値以下である場合のみ仮設定されたスペースをそのまま採用して同期情報を記録すればよい。
当業者であれば、任意のアルゴリズムを想定することが可能であろう。DVD−RやDVD−RWのように、LPPが形成されている光ディスクでは、上記のようにLPPに同期した位置に記録される同期情報の極性はスペースであることが望ましいが、LPPが形成されていないディスクではこの点を考慮する必要はなく、ROPCとDSV値とから同期情報の極性を仮設定できる。書き換え可能な光ディスクでは、同一位置の同期情報の極性を常にマークとして記録すると書き換え回数が低下するおそれがあるため、スペースを含めるように仮設定することが好適である。
本実施形態では、DSV値が制限値以下であれば所定のアルゴリズムに従って仮設定された極性がそのまま採用されるため、制限値はどの程度所定のアルゴリズムを優先させるか(言い換えればどの程度DSV値を優先させるか)の目安として機能する。したがって、光ディスクに応じて、あるいはデータ記録の目的に応じて、制限値を変更することも好適であろう。DC成分をより抑制したい状況では制限値を1023より小さな値とし、DC成分よりもROPCをより重視したい状況では制限値を1023より大きな値とする等である。制限値はSYNC選択部18gの内蔵メモリに予め記憶しておいてもよく、コントローラ20の内蔵メモリに記憶してSYNC選択部18gに供給してもよい。
また、本実施形態では、DVD−Rドライブ、DVD−RWドライブを例にとり説明したが、他のドライブ、例えばDVD+Rドライブ、DVD+RWドライブにも同様に適用することができ、HD DVDに適用することもできる。HD DVDでは、同期情報は14Tではなく13Tとして挿入される。なお、DVD+R/RW、HD DVDはLPPが形成されていないディスクである。
実施形態に係る光ディスク装置の全体構成図である。 図1におけるエンコーダの構成図である。 実施形態の前提となる同期情報極性設定フローチャートである。 図3に対応する実施形態の処理フローチャートである。 実施形態の前提となる他の同期情報極性設定フローチャートである。 図5に対応する実施形態の処理フローチャートである。 実施形態の前提となる他の同期情報極性設定フローチャートである。 図7に対応する実施形態の処理フローチャートである。 実施形態の他の処理フローチャートである。 実施形態の基本処理フローチャートである。
符号の説明
10 光ディスク、18 エンコーダ、20 コントローラ。

Claims (8)

  1. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    マークとスペースが交互に配置される規則に従い、前回の極性に応じて次回の同期情報の極性をマークあるいはスペースのいずれかに仮設定する仮設定手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずDSV値が最小となる極性で次回の同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    奇数フレームでは同期情報の極性をマークとし、偶数フレームではDSV値が最小となる極性とする規則に従って、奇数フレームにおいてマークの同期情報を仮設定する手段と、
    仮設定された極性で同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずスペースの同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報の極性をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をDSV値が最小となる極性とする規則に従い、前回の極性がスペースである場合に次回の同期情報の極性をマークに仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せずスペースの同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報の極性をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をスペースに設定する規則に従い、前回の極性に応じて次回の同期情報の極性をマークあるいはスペースのいずれかに仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で次回の同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    DSV値が最小となる極性がスペースである場合に次の同期情報をマークに設定し、前記DSV値が最小となる極性がマークである場合に次の同期情報の極性をDSV値が最小となる極性とし、それに続く同期情報は、連続する2回のうちの最初の極性をDSV値が最小となる極性とし、残りを常にマークに設定する規則に従い、前記連続する2回のうちの残りの極性をマークに仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置
  6. 所定情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    連続した複数回のうち第i番目(iは0以上の整数)及び第i+1番目の同期情報は、それぞれDSV値が最小となる極性とし、第i+2番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と異なる極性、第i+3番目の同期情報は第i+1番目の同期情報の極性と異なる極性とする規則に従い、第i+2番目と第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置
  7. 所定の情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    連続した複数回のうちの第i番目(iは0以上の整数)の同期情報はDSV値が最小となる極性とし、第i+1番目及び第i+2番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と異なる極性とし、第i+3番目の同期情報は第i番目の同期情報の極性と同一の極性とする規則に従い、第i+1番目、第i+2番目、第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置
  8. 所定の情報単位毎に同期情報を挿入しつつ光ディスクにデータを記録する光ディスク装置であって、
    連続した複数回のうちの第i番目(iは0以上の整数)の同期情報はDSV値が最小となる極性とし、第i+1番目の同期情報は第i番目の同期情報と同一極性、第i+2番目及び第i+3番目の同期情報は第i番目の同期情報と異なる極性とする規則に従い、第i+1番目、第i+2番目、第i+3番目の同期情報の極性を仮設定する手段と、
    仮設定された極性で次回の同期情報を挿入した場合のDSV値を演算する演算手段と、
    演算された前記DSV値が一定の制限値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果、制限値以下である場合に前記規則を維持すべく仮設定された極性を許容してその極性で次回の同期情報を挿入し、制限値を超える場合に前記規則によらず仮設定された極性を採用せず仮設定された極性と異なる極性で同期情報を挿入する同期情報制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
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