JP4174382B2 - 増幅器ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CATV信号を増幅する増幅器が収納される増幅器ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、CATVシステムからCATV信号を建物の屋内に導入する際には、図17に一例を示すようにCATVライン100により伝送しているCATV信号を分岐器101により分岐し、建物の外壁に取り付けた増幅器102に供給する。そして、増幅器102により増幅した後、同軸ケーブルにより建物内に導入し、分配器103により例えば2分配してテレビジョン受像機(TV)に供給している。増幅器102は、分配器103等によるCATV信号のレベル低下を補うものであり、増幅器ケースに収納されている。また、この増幅器ケース内には増幅器102に電源を供給する電源部も収納されている。電源部は、商用交流電源(AC100V)で動作するようにされている。
【0003】
また、CATVシステムからCATV信号を建物の屋内に導入する際の他の構成を図18に示す。この例では、増幅器102に供給する電源部を増幅器ケース内に収納することに代えて、建物の屋内にて同軸ケーブルの途中に電源部104を設置している。そして、電源部104においてAC100Vの商用交流電源を例えば+15Vの直流電源に変換して同軸ケーブルにより増幅器102に供給している。この構成では、屋外にAC100Vのコンセントを設けることを不要とすることができる。
【0004】
このように、CATV信号を導入する際に、CATV信号を増幅する増幅器102に電源を供給する構成が2種類存在している。すなわち、図17に示したように増幅器102の増幅器ケース内に内蔵した電源部を用いてAC100Vで動作させる構成と、図18に示したように増幅器102から離れた場所(屋内)に電源部104を設け、この電源部104においてAC100Vを直流電源に変換し、CATV信号が供給される同軸ケーブルを利用して増幅器102に電源を供給する構成とのいずれかが用いられている。図18に示す構成は、前述したように屋外にAC100Vのコンセントがない場合に採用される。
【0005】
従って、CATV用増幅器を提供するメーカは、増幅器ケースに電源部も内蔵されているタイプと、増幅器のみを内蔵する増幅器ケースと、電源部とに分離されているタイプとの2タイプを用意しなければならないことになる。また、CATV工事を行う工事業者も同様であり、このため、在庫管理等の必要性から高コストになるという問題点があった。また、工事業者は現場対応となるため2タイプの増幅器を現場に搬入しておかなければならず、部材の確認など作業が煩雑になるという問題点があった。
【0006】
これを解決するために、増幅器ケース内に電源部を脱着可能に収納できるようにした増幅器が提案(例えば、特許文献1参照)されている。この増幅器では、屋外にAC100Vの供給源がある場合は、増幅器ケース内に電源部を収納した状態として図17に示すような構成とすることができ、屋外にAC100Vの供給源がない場合は、増幅器ケース内から電源部を取り出して屋内に設置する図18に示すような構成とすることができる。この場合、電源部には同軸ケーブルを接続することができる信号入力端子と信号出力端子が設けられると共に、増幅器にも信号入力端子と信号出力端子とが設けられている。そして、増幅器の信号出力端子は電源入力端子を兼用していると共に、電源部の信号入力端子は電源出力端子を兼用している。そこで、増幅器から電源部を分離して使用する際には、増幅器の信号出力端子と電源部の信号入力端子とを同軸ケーブルで接続することにより、増幅器に電源部から電源を供給することができるようになる。なお、電源部に入力されたCATV信号は、そのまま信号出力端子から出力される。
【0007】
【特許文献1】
特許第3239105号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような、従来の増幅器ケースにおいては増幅器ケースから電源部を取り出した際には、電源部を取り出した後の使用することのない収納空間ができることになり、無駄な収納空間が生じるという問題点があった。そこで、これを解決できるようにした増幅器ケースを本出願人は特願2003−37783として出願している。この先願の増幅器ケースは、上面が開放されて内部に収納空間を有する略直方体の形状とされ、前記収納空間に増幅器が収納可能とされている第2ケース部と、該第2ケース部の後面に嵌着できるよう断面が略コの字状に形成され、嵌着された際に前記第2ケース部に対して上下に摺動可能とされる摺動手段が形成されていると共に、前記増幅器に電源を供給する電源部を着脱可能に保持する保持手段が形成されている第1ケース部と、該第1ケース部の上部に回転可能に支持されて、前記第1ケース部の上面および前面を覆うように開閉自在とされ、閉じた際に前記第2ケース部に間隔を置いて上下に形成されている被係合手段のいずれかに係合する係合手段が形成されている蓋部とからなり、前記第1ケース部に前記電源部を収納した際には、前記蓋部を閉じた際に前記係合手段が、前記第2ケース部の上側に形成されている前記被係合手段に係合され、前記第1ケース部から前記電源部を取り外した際には、前記第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて収縮させることにより、前記係合手段が前記第2ケース部の下側に形成されている前記被係合手段に係合されて、前記電源部の収納空間をなくすことができるようにされている。
【0009】
しかしながら、先願の増幅器ケースにおいては第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて縮納させるために、蓋部の長さを短くしてその代わりに増幅器を収納する第2ケース部を前面を閉じた直方体の形状としていた。このため、増幅器ケースに増幅器を収納した状態では、増幅器に設けられているボリュームやスイッチが設けられている面が第2ケース部の前面板で隠れてしまい、ボリュームやスイッチの操作をすることができなくなるという問題点があった。これを解決するために、第2ケース部の前面板で隠れてしまわない位置にボリュームやスイッチを配置することが考えられるが、これではボリュームやスイッチの位置が制限されてしまうことから増幅器の設計の自由度が奪われてしまうという問題点が生じることになる。
【0010】
そこで、本発明は、増幅部に設けられているボリュームやスイッチが設けられている面が増幅器ケースで隠れることのない増幅器ケースを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の増幅器ケースは、下面が閉じられて内部に収納空間を有する略直方体の形状とされ、該収納空間を形成している前面板の下部が底面板に対して回転可能に枢支されて前記前面板を回転させることにより前記収納空間の前面が開放可能とされており、前記収納空間に増幅部が収納可能とされている第2ケース部と、該第2ケース部の後面に嵌着できるよう断面が略コの字状に形成され、嵌着された際に前記第2ケース部に対して上下に摺動可能とされる摺動手段が形成されていると共に、前記増幅器に電源を供給する電源部を着脱可能に保持する保持手段が形成されている第1ケース部と、該第1ケース部の上部に回転可能に支持されて、前記第1ケース部の上面および前面を覆うように開閉自在とされ、閉じた際に前記第2ケース部に間隔を置いて上下に形成されている係合手段のいずれかに係合する係止手段が形成されている蓋部とからなり、前記第1ケース部に前記電源部を収納した際には、前記蓋部を閉じた際に前記係止手段が、前記第2ケース部の上側に形成されている前記係合手段に係合され、前記第1ケース部から前記電源部を取り外した際には、前記第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて収縮させることにより、前記係止手段が前記第2ケース部の下側に形成されている前記係合手段に係合されて、前記電源部の収納空間をなくすことができるようにようにしている。
【0012】
また、上記本発明の増幅器ケースにおいて、前記第1ケース部に前記電源部を収納した際には、前記蓋部を閉じた際に前記係止手段が、前記第2ケース部の前記前面板の上部に形成されている前記係合手段に係合されると共に、前記第1ケース部における後面板の下部に形成されている第2係止手段が、前記第2ケース部における後面板の所定位置に形成されている第1係合凹部に係合されるようにしてもよい。
さらに、上記本発明の増幅器ケースにおいて、前記第1ケース部から前記電源部を取り外した際には、前記第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて収縮させることにより、前記係止手段が前記第2ケース部の前記底面板の前部に形成されている前記係合手段に係合されると共に、前記第1ケース部における後面板の下部に形成されている第2係止手段が、前記第2ケース部における後面板の下部に形成されている第2係合凹部に係合されるようにしてもよい。
【0013】
このような本発明によれば、電源部の増幅器ケース内への収納あるいは取り出しに応じて、無駄な収納空間が生じないよう第1ケース部を第2ケース部に対して摺動可能としても、第2ケース部の前面板を回転させることにより増幅部の収納空間の前面を開放することができるようになる。これにより、増幅部に設けられているボリュームやスイッチが設けられている面を露出して、ボリュームやスイッチの操作をすることができるようになる。従って、増幅部におけるボリュームやスイッチを任意の位置に配置することができるので、設計の自由度が奪われることを防止することができるようになる。また、無駄な収納空間が生じることを防止して、コンパクトなケースとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の増幅器ケースの全体構成を図1ないし図4に示す。ただし、図1は電源部を収納した増幅器ケースの構成を示す正面図であり、図2はその構成を断面で示す側面図であり、図3は電源部を取り出した増幅器ケースの構成を示す正面図であり、図4はその構成を断面で示す側面図である。
これらの図に示すように、増幅器ケース1は断面がコの字状の第1ケース部3と、第1ケース部3が上下方向に摺動可能に嵌着している下面が閉じた略直方体状の第2ケース部4と、第1ケース部3と第2ケース部4の上面および前面を覆うように蓋をすることのできる蓋部2とから構成されている。直方体状の第2ケース部4において、その前面板は回転前面板4cとされて第2ケース部4の底面板4dに枢支部34により回転可能に枢支されている。
【0015】
増幅器ケース1における第2ケース部4内には増幅部51が収納されていると共に、電源部40が着脱可能に増幅器ケース1内に収納可能とされている。蓋部2の上部には両側に一対の回転支持部8が形成されており、この回転支持部8により蓋部2は、第1ケース部3の上部に開閉可能に支持されている。この蓋部2を開けた際に増幅器ケース1に、後述するように電源部40を取り付けあるいは取り出すことができるようにされている。また、電源部40を取り出した際には、第1ケース部3を第2ケース部4に対して下方へ摺動することにより、増幅器ケース1の高さを縮めてコンパクトになるようにされている。この状態が図3および図4に示されており、増幅器ケース1内における無駄な収納空間をなくしてコンパクトにすることができるようになる。
【0016】
図1ないし図2に示す電源部40を収納した増幅器ケース1の構成について説明すると、増幅器ケース1における第2ケース部4内には増幅部51が収納されている。増幅部51の下部から突出するよう下り信号が入力され上り信号が出力される信号入出力端子5と、下り信号が出力され上り信号が入力される信号入出力端子6とが設けられている。また、増幅部51の上部には図示していないが増幅部51に電源を供給する電源入力端子52が突出しないように設けられている。この増幅部51の上側に収納される電源部40の下部からは、後述するように増幅部51で増幅された下り信号が入力され上り信号が出力されると共に電源が出力される信号入出力端子/電源出力端子42と、増幅部51で増幅された下り信号が出力され上り信号が入力される信号入出力端子43とが突出するよう設けられている。また、下部からは電源ケーブル7が導出されている。この電源ケーブル7は、第2ケース部4の前面板に形成されている挿通溝37に収納することができ、挿通溝37を通って外部へ導出される。
【0017】
第2ケース部4の底面板4dから突出するように4つの円筒状突出部36が形成されている。そして、増幅部51を第2ケース部4内に収納した際に、増幅部51から突出するよう設けられている信号入出力端子5および信号入出力端子6が円筒状突出部36内に収納されるようになる。この場合、信号入出力端子5および信号入出力端子6を増幅部51に固着している六角ナットが円筒状突出部36内に密着して収納される。この六角ナットの最大径は、円筒状突出部36の内径とほぼ等しくされていることから、増幅部51を第2ケース部4内に組み込んだ際に両者の間のガタツキを防止することができる。なお、六角ナットの厚みを厚くすることにより、より一層ガタツキを防止することができると共に、増幅部51の第2ケース部4に対する保持力を向上することができるようになる。
【0018】
次に、図3および図4に示す電源部40を取り去った増幅器ケース1の構成について説明すると、増幅器ケース1における第2ケース部4内には増幅部51のみが収納されるようになる。増幅部51の下部からは下り信号が入力され上り信号が出力される信号入出力端子5と、下り信号が出力され上り信号が入力される信号入出力端子6とが設けられている。この信号入出力端子6には、増幅器ケース1から取り去られて屋内等に設置された電源部40における信号入出力端子/電源出力端子42が同軸ケーブルを介して接続されており、電源部40から動作用の電源も供給されている。この場合、電源部40の信号入出力端子43からは、増幅部51で増幅された下り信号が出力されると共に上り信号が入力されるようになる。
【0019】
ここで、電源部40を増幅器ケース1内に収納する工程を図8を参照して説明する。図8に示すように、蓋部2のほぼ中央先端に屈曲されて形成されている摘子15を指にかけて蓋部2を開け、第1ケース部3を第2ケース部4に対して伸長した状態とする。そして、増幅器ケース1内に生じた上部の空間に電源部40を矢印で示すように収納し、電源部40を第1ケース部3の後面板に押しつけながら矢印で示すように下方へ移動させる。これにより、電源部40の信号入出力端子/電源出力端子42が増幅部51の上面に設けられている後述する電源入力端子52に上から挿入されて接続され、電源部40の信号入出力端子/電源出力端子42および増幅部51の電源入力端子52を介して、電源が増幅部51に供給されるようになる。この状態が図9に示す状態であり、電源部40の両側面に一対ずつ形成されている突部41が第1ケース部3の側面板に形成されている押さえリブ24に係合するようになって、電源部40は機械的に第1ケース部3に固着される。
【0020】
また、電源部40を増幅器ケース1内から取り外すには、図8に示す電源部40を収納する工程を説明する図において、電源部40を第1ケース部3の後面板に沿って矢印と逆方向の上側へ移動させる。これにより、電源部40の信号入出力端子/電源出力端子42が増幅部51の電源入力端子52から離脱すると共に、突部41が押さえリブ24から離脱するようになり、その間の電気的・機械的な接続が断たれるようになる。次いで、矢印と逆方向の前方へ電源部40を引き出すことにより、電源部40を取り外すことができる。そして、第1ケース部3を第2ケース部4に対して収縮させて、蓋部2を閉じることにより図3および図4に示す状態とすることができる。この場合は、外部に置いた電源部40の信号入出力端子/電源出力端子42を同軸ケーブルを介して増幅部51の信号入出力端子6に接続することにより、同軸ケーブルおよび信号入出力端子6を介して、電源が増幅部51に供給されるようになる。
【0021】
このように、電源部40を取り外した際にはコンパクトにすることのできる本発明にかかる増幅器ケース1における増幅部51と電源部40との使用態様を、図5に示す回路構成を参照して説明する。
増幅部51において、信号入出力端子5に入力された下りの信号はコンデンサC1を介して双方向増幅器である増幅回路51aに供給され所定レベルとなるように増幅される。増幅回路51aにより増幅された下りの信号はコンデンサC2を介して信号入出力端子6から出力される。また、信号入出力端子6に入力された上りの信号はコンデンサC2を介して双方向の増幅回路51aに供給され所定レベルとなるように増幅される。増幅回路51aにより増幅された上りの信号はコンデンサC1を介して信号入出力端子5から出力される。増幅回路51aには電源部40から直流電源が供給されている。
【0022】
電源部40においては、供給されたAC100Vを所定の直流電圧、例えば+15Vに変換する電源回路40aを備えており、電源回路40aから出力される直流電源はコイルL2を介して信号入出力端子/電源出力端子42から出力される。また、信号入出力端子/電源出力端子42から入力された下りの信号は、コイルL2のインピーダンスにより電源回路40a側へは伝達されず、コンデンサC3を介して信号入出力端子43から出力される。さらに、信号入出力端子43から入力された上りの信号は、コンデンサC3を通過するがコイルL2のインピーダンスにより電源回路40a側へは伝達されず信号入出力端子/電源出力端子42から出力される。
【0023】
ここで、電源部40が増幅器ケース1内に収納されている場合は、点線で示す経路aのように信号入出力端子/電源出力端子42は電源入力端子52に接続される。この場合は、信号入出力端子/電源出力端子42から出力された直流電源は増幅部51の電源入力端子52に供給され、直流電源は増幅回路51aに供給される。なお、信号入出力端子6側へはダイオードD1により阻止されて直流電源は供給されない。これにより、増幅器ケース1内に収納されている電源部40から増幅部51へ電源が供給されるようになる。この場合は、信号入出力端子5に入力された下りの信号は、前述したようにコンデンサC1を介して増幅回路51aで増幅され、コンデンサC2を通過するがコイルL1のインピーダンスにより阻止されて信号入出力端子6から出力される。そして、信号入出力端子6に接続されている同軸ケーブルを介してセットトップボックス等へ供給される。また、セットトップボックス等から同軸ケーブルを介して信号入出力端子6に入力された上りの信号は、コイルL1のインピーダンスにより阻止され、コンデンサC2を介して増幅回路51aに供給されて増幅され、コンデンサC1を介して信号入出力端子5から出力される。
【0024】
また、電源部40が分離されて増幅器ケース1とは離れたところに設置される場合は、点線で示す経路bのように信号入出力端子/電源出力端子42は増幅部51の信号入出力端子6に同軸ケーブルにより接続される。この場合は、信号入出力端子/電源出力端子42から出力された直流電源は増幅部51の信号入出力端子6に供給され、直流電源はコンデンサC2により阻止されて、コイルL1およびダイオードD1を介して増幅回路51aに供給される。これにより、増幅器ケース1と離れたところに設定されている電源部40から増幅部51へ電源が供給されるようになる。なお、信号入出力端子5に入力された下りの信号は、前述したようにコンデンサC1を介して増幅回路51aで増幅され、コンデンサC2を通過するがコイルL1のインピーダンスにより阻止されて信号入出力端子6から出力される。
【0025】
そして、同軸ケーブルを介して電源部40の信号入出力端子/電源出力端子42に下りの信号が入力され、前述したようにコイルL2のインピーダンスにより阻止されてコンデンサC3を介して信号入出力端子43から出力され、同軸ケーブルを介してセットトップボックス等へ供給される。さらに、セットトップボックス等から電源部40の信号入出力端子43に入力された上りの信号は、コンデンサC3を通過するが、コイルL2のインピーダンスにより阻止されて信号入出力端子/電源出力端子42から出力される。そして、同軸ケーブルを介して信号入出力端子6に供給される。この上りの信号はコイルL1のインピーダンスにより阻止され、コンデンサC2を介して増幅回路51aに供給されて増幅され、コンデンサC1を介して信号入出力端子5から出力される。
【0026】
次に、本発明にかかる増幅器ケース1から電源部40および増幅部51を取り去った増幅器ケース1のみの構成を図6および図7に示す。ただし、図6は増幅器ケース1の蓋部2を開いた場合の構成を示す側面図であり、図7は蓋部2および回転前面板4cを開いた場合の増幅器ケース1の構成を示す側面図である。
これらの図に示すように、蓋部2の両側の上部から後方に延伸している一対の延伸部11aの先端部には軸孔12aが形成されており、この軸孔12aに第1ケース部3における両側の側面板21の上部にそれぞれ形成されている軸が嵌挿されて、蓋部2が第1ケース部3に回転可能に支持されている。蓋部2を閉じた際には凹部13が形成されて板厚が薄くされた縁部が、側面板21の前縁に形成されている溝内に挿入されて水密に閉じることができるようにされている。なお、蓋部2を開ける際には前面部11の先端に形成されている摘子15に指をかけることにより容易に蓋部2を開けることができる。
【0027】
第1ケース部3は、第2ケース部4における両側の側面板4bにそれぞれ形成されている摺動溝39を摺動可能な後述する係合手段を備えており、摺動溝39を摺動させていくことにより第1ケース部3を第2ケース部4に対して縮めたり伸ばしたりすることができるようになる。そして、第1ケース部3を第2ケース部4に対して伸長した場合は、第1ケース部3が備える係合手段が摺動溝39のほぼ上端に形成されている第1係合突起39aに係合し、第1ケース部3を第2ケース部4に対して縮納した場合は、第1ケース部3が備える係合手段が摺動溝39のほぼ下端に形成されている第2係合突起39bに係合するようになる。第2ケース部4には前記したように増幅部51を収納する下面が閉じた略直方体状とされており、第2ケース部4を構成する前面板は回転前面板4cとされて第2ケース部4の底面板4dに枢支部34により回転可能に枢支されている。枢支部34は、底面板4dの下面から突出して形成された回転軸と、この回転軸に嵌着されて回転可能とされる回転前面板4cの下端から突出して形成されている保持部とから構成されている。図7に示す矢印のように、この回転前面板4cを回転させることにより第2ケース部4の前面が開けられて、第2ケース部4内に収納されている増幅部51の前面が開放され、前面に設けられているボリュームやスイッチを操作することができるようになる。
【0028】
このような構成の本発明にかかる増幅器ケース1において、第2ケース部4に増幅部51を収納し、次いで増幅部51の上に電源部40を収納する様子が図8に示されている。図8の説明は上述したとおりであるので、その説明は省略するが、図8に示す工程により増幅器ケース1内に増幅部51および電源部40を収納した状態が図9に示されている。収納状態においては図9に示すように、電源部40の両側面に形成されている突部41が第1ケース部3における両側の側面板21の内面に形成されているL字状の押さえリブ24で係止されることにより、電源部40が第1ケース部3に保持される。この状態において、蓋部2を閉じると、蓋部2の先端内側に突出するよう形成されている第1係止片14が、第2ケース部4における回転前面板4cの上部に形成されている第1係合片31に係合し、図1および図2に示す状態となる。
【0029】
次に、第1ケース部3を摺動自在に第2ケース部4に支持させることにより、増幅器ケース1において電源部40の収納空間をなくすようにした構成を図10ないし図13を参照しながら説明する。ただし、図10は第1ケース部3を伸長した際の第2ケース部4との結合関係を示す側面図およびその一部を断面図で示す正面図であり、図11はその裏面図である。また、図12は第1ケース部3を縮納した際の第2ケース部4との結合関係を示す側面図およびその一部を断面図で示す正面図であり、図13はその裏面図である。
これらの図に示すように、第1ケース部3の側面板21の内面から突出して形成された一列に並んだ一対とされる第1係合凸部22と第2係合凸部23とが、両側の側面板21にそれぞれ形成されている。第1係合凸部22と第2係合凸部23とは、第2ケース部4の側面板4bに縦長に形成されている摺動溝39に対応した位置に形成されて、摺動溝39内に摺動可能に係合している。また、図11に示すように第1ケース部3の後面板20の下部には一対の第2係止片25が形成されている。この第2係止片25は弾性を有するように、その両側に切り込みが設けられており、図示されていないが内側に向かう突起が先端に形成されている。また、第2ケース部4の後面板4aには一対の第2係止片25に対向する間隔の一対の係合凹部35が上下にそれぞれ一組ずつ形成されている。
【0030】
そして、第1係合凸部22と第2係合凸部23とを摺動溝39内を摺動させながら、第1ケース部3を第2ケース部4に対して伸長させていくと、側面板21の上部に形成されている第2係合凸部23が、摺動溝39内の上部に形成されている第1係合突起39aを乗り越えて摺動溝39の上端に係止されるようになる。また、第1ケース部3の後面板20に形成されている一対の第2係止片25が第2ケース部4の後面板4aの上側に形成されている一対の係合凹部35に係合する(図11においては、係合している係合凹部35は第2係止片25により隠れて図示されていない)。この状態が、図10および図11に示す第1ケース部3を第2ケース部4に対して伸長させて、電源部40の収納空間を確保した状態となる。
【0031】
また、第1係合凸部22と第2係合凸部23とを摺動溝39内を摺動させながら、第1ケース部3を第2ケース部4に対して縮納させていくと、側面板21の下部に形成されている第1係合凸部22が、摺動溝39内の下部に形成されている第2係合突起39bを乗り越えて摺動溝39の下端に係止されるようになる。また、第1ケース部3の後面板20に形成されている一対の第2係止片25が第2ケース部4の後面板4aの下側に形成されている一対の係合凹部35に係合する(図13においては、係合している係合凹部35は第2係止片25により隠れて図示されていない)。この状態が、図12(a)(b)および図13に示す第1ケース部3を第2ケース部4に対して縮納させて、電源部40の収納空間をなくした状態となる。
【0032】
なお、第1ケース部3を第2ケース部4に対して伸長させた際に第1ケース部3にある程度の縮納力を加えても、第2係合凸部23と第1係合突起39aとの係合作用および第2係止片25と係合凹部35との係合作用により、第1ケース部3は第2ケース部4に対してそのままの状態を保持するようになる。また、第1ケース部3を第2ケース部4に対して縮納させた際に第1ケース部3にある程度の伸長力を加えても、第1係合凸部22と第2係合突起39bとの係合作用および第2係止片25と係合凹部35との係合作用により、第1ケース部3は第2ケース部4に対してそのままの状態を保持するようになる。
【0033】
次に、電源部40の構成を図14ないし図16に示す。ただし、図14は電源部40の構成を示す正面図であり、図15は電源部40の構成を示す下面図であり、図16は電源部40の構成を示す側面図である。
これらの図に示すように電源部40は、細長い直方体状とされており両側面からそれぞれ一対の突部41が突出するよう形成されている。突部41の断面形状は縦方向に細長い矩形状とされている。また、電源部40の下面からは信号入力端子/電源出力端子42と信号出力端子43とが突出するよう設けられている。この信号入力端子/電源出力端子42と信号出力端子43とは同軸コネクタにより構成されており、同軸ケーブルの先端に設けられている同軸プラグが装着できるようにされている。さらに、電源部40の下部からは電源ケーブル7が導出されていると共に、本体部の下面の後端部の両側から下方へ突出する一対の位置決め片44が形成されている。この位置決め片44の先端に細長い溝が形成されており、この溝が第2ケース部4の後面板4aの内側に形成されている第1リブ33の先端の切溝33a(図6、図7参照)に確実に係止するようになる。また、電源部40を増幅器ケース1から取り外して使用する場合には、位置決め片44が取付部になる。すなわち、位置決め片44の先端の溝内に取り付けネジを挿入して被取付体に螺着することにより、電源部40を被取付体である壁面等に固着することができるようになる。
【0034】
以上説明した本発明にかかる増幅器ケース1を構成している蓋部2、第1ケース部3および第2ケース部4は合成樹脂製とされ樹脂成形により作成されている。また、これに限ることはなく本発明にかかる増幅器ケース1を、合成樹脂成形により作成することに替えて、アルミダイキャスト製としてもよい。さらに、増幅部51はシールドケースに入れられており増幅部51が備える信号入出力端子5,6およびモールドされている電源部40が備える信号入出力端子/電源出力端子42、信号入出力端子43は、例えばF型同軸接栓とすることができるが、これに限るものではなく種々の種類の同軸接栓とすることができる。さらに、増幅部51あるいは電源部40に入力される下りの信号および上りの信号は、例えばCATV信号やインターネットの信号とすることができる。さらにまた、本発明にかかる増幅器ケース1では増幅器を収納するようにしていたが、増幅器に限るものではなく電源を必要とする能動機器ならばいずれの能動機器のケースにでも、本発明の増幅器ケースを適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
上記したように本発明の増幅器ケースは、電源部の増幅器ケース内への収納あるいは取り出しに応じて、無駄な収納空間が生じないよう第1ケース部を第2ケース部に対して摺動可能としても、第2ケース部の前面板を回転させることにより増幅部の収納空間の前面を開放することができるようになる。これにより、増幅部に設けられているボリュームやスイッチが設けられている面を露出して、ボリュームやスイッチの操作をすることができるようになる。従って、増幅部におけるボリュームやスイッチを任意の位置に配置することができるので、設計の自由度が奪われることを防止することができるようになる。また、無駄な収納空間が生じることを防止して、コンパクトなケースとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の増幅器ケースに電源部を収納した場合の全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態の増幅器ケースに電源部を収納した場合の全体構成を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の増幅器ケースに電源部を取り外した場合の全体構成を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態の増幅器ケースに電源部を取り外した場合の全体構成を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースに収納され増幅部と電源部の回路構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の増幅器ケースにおいて蓋部を開いた場合の構成を示す側面図である。
【図7】本発明の実施の形態の増幅器ケースにおいて蓋部および回転前面板を開いた場合の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースに電源部を収納する工程を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースに増幅部と電源部とを収納した状態を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおいて、第1ケースと第2ケースとの伸長状態を説明するための側面図および正面図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおいて、第1ケースと第2ケースとの伸長状態を説明するための裏面図である。
【図12】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおいて、第1ケースと第2ケースとの縮納状態を説明するための側面図および正面図である。
【図13】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおいて、第1ケースと第2ケースとの縮納状態を説明するための裏面図である。
【図14】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおける電源部の構成を示す正面図である。
【図15】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおける電源部の構成を示す下面図である。
【図16】本発明の実施の形態にかかる増幅器ケースにおける電源部の構成を示す側面図である。
【図17】CATVシステムからCATV信号を建物の屋内に導入する際の第1の態様を示す図である。
【図18】CATVシステムからCATV信号を建物の屋内に導入する際の第2の態様を示す図である。
【符号の説明】
1 増幅器ケース、2 蓋部、3 第1ケース部、4 第2ケース部、4a 後面板、4b 側面板、4c 回転前面板、4d 底面板、5 信号入出力端子、6 信号入出力端子、7 電源ケーブル、8 回転支持部、11 前面部、11a 延伸部、12 上面部、12a 軸孔、13 凹部、14 第1係止片、15 摘子、20 後面板、21 側面板、22 第1係合凸部、23 第2係合凸部、24 押さえリブ、25 第2係止片、31 第1係合片、32 第2係合片、33 第1リブ、33a 切溝、34 枢支部、35 係合凹部、36 円筒状突出部、37 挿通溝、39 摺動溝、39a 第1係合突起、39b 第2係合突起、40 電源部、40a 電源回路、41 突部、42 電源出力端子/電源出力端子、43 信号入出力端子、43 信号出力端子、44 位置決め片、51 増幅部、51a 増幅回路、52 電源入力端子、100 ライン、101 分岐器、102 増幅器、103 分配器、104 電源部
Claims (3)
- 下面が閉じられて内部に収納空間を有する略直方体の形状とされ、該収納空間を形成している前面板の下部が底面板に対して回転可能に枢支されて前記前面板を回転させることにより前記収納空間の前面が開放可能とされており、前記収納空間に増幅部が収納可能とされている第2ケース部と、
該第2ケース部の後面に嵌着できるよう断面が略コの字状に形成され、嵌着された際に前記第2ケース部に対して上下に摺動可能とされる摺動手段が形成されていると共に、前記増幅器に電源を供給する電源部を着脱可能に保持する保持手段が形成されている第1ケース部と、
該第1ケース部の上部に回転可能に支持されて、前記第1ケース部の上面および前面を覆うように開閉自在とされ、閉じた際に前記第2ケース部に間隔を置いて上下に形成されている係合手段のいずれかに係合する係止手段が形成されている蓋部とからなり、
前記第1ケース部に前記電源部を収納した際には、前記蓋部を閉じた際に前記係止手段が、前記第2ケース部の上側に形成されている前記係合手段に係合され、前記第1ケース部から前記電源部を取り外した際には、前記第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて収縮させることにより、前記係止手段が前記第2ケース部の下側に形成されている前記係合手段に係合されて、前記電源部の収納空間をなくすことができるようにしたことを特徴とする増幅器ケース。 - 前記第1ケース部に前記電源部を収納した際には、前記蓋部を閉じた際に前記係止手段が、前記第2ケース部の前記前面板の上部に形成されている前記係合手段に係合されると共に、前記第1ケース部における後面板の下部に形成されている第2係止手段が、前記第2ケース部における後面板の所定位置に形成されている第1係合凹部に係合されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の増幅器ケース。
- 前記第1ケース部から前記電源部を取り外した際には、前記第1ケース部を前記第2ケース部方向に摺動させて収縮させることにより、前記係止手段が前記第2ケース部の前記底面板の前部に形成されている前記係合手段に係合されると共に、前記第1ケース部における後面板の下部に形成されている第2係止手段が、前記第2ケース部における後面板の下部に形成されている第2係合凹部に係合されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の増幅器ケース。
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