JP4173490B2 - トリガスイッチ - Google Patents

トリガスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4173490B2
JP4173490B2 JP2005091571A JP2005091571A JP4173490B2 JP 4173490 B2 JP4173490 B2 JP 4173490B2 JP 2005091571 A JP2005091571 A JP 2005091571A JP 2005091571 A JP2005091571 A JP 2005091571A JP 4173490 B2 JP4173490 B2 JP 4173490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
contact piece
tab terminal
waterproof
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005091571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006277998A (ja
Inventor
亀久善 西川
Original Assignee
株式会社サガミ電子工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サガミ電子工業 filed Critical 株式会社サガミ電子工業
Priority to JP2005091571A priority Critical patent/JP4173490B2/ja
Publication of JP2006277998A publication Critical patent/JP2006277998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4173490B2 publication Critical patent/JP4173490B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Description

この発明は、トリガスイッチに関し、特に、可動接片操作部の頭部を球状頭部に形成し、防水防塵パッキング中心部の開口に可動接片操作部の嵌合部123を圧入すると共に防水防塵パッキングのスカートをボックスおよびカバーで狭持し、このスイッチに図2に図示される可動接片部材を組み合わせ使用することにより、高い防水防塵性能を発揮する上に操作桿の操作が平滑で急速な摺動が実現される単極双投型のトリガスイッチに関する。
トリガスイッチの従来例を図を参照して説明する。
図4を参照してトリガスイッチの上側ボックスを説明する。図4(a)は上側ボックスを上から視たところを示す図、図4(b)は上側ボックスを側方から視たところを示す図、図4(c)は上側ボックスを下から視たところを示す図、図4(d)は図4(a)における線d−d’に沿った断面を示す図、図4(e)は図4(a)における線e−e’に沿った断面を示す図である。
図4において、2U は上側ボックス全体を示す。22は上側ボックス2U の肉厚開口部を示す。肉厚開口部22の下端部には圧し付け段部221および立ち上がり部嵌合溝222、保持枠嵌合段部223が形成されている。29’は相互係合凹部であり、後で説明される相互結合突起29を嵌合せしめるところである。上側ボックス2U の上側には、隣接する2壁を欠いた構造の操作桿保持枠8が上から嵌合される。操作桿保持枠8には、案内溝81が形成されている。この案内溝81と上側ボックス2U の上面との間により操作桿9を摺動案内する案内部が構成される。
図5を参照してトリガスイッチの下側ボックスを説明する。図5(a)は下側ボックスを上から視たところを示す図、図5(b)は下側ボックスを下から視たところを示す図、図5(c)は図5(a)における線c−c’に沿った断面を示す図、図5(d)は図5(a)における線d−d’に沿った断面を示す図である。
図5において、2L は下側ボックス全体を示す。20は上側ボックス2L の互いに対向する一方の側壁に形成される立ち下がり係合片係合凹部である。27は底壁に形成される挿通スリット、28は同様に底壁に形成される挿通スリットである。29は相互結合突起であり、上側ボックス2U と下側ボックス2L とを組み合わせて結合するに際して、上側ボックス2U の側壁に形成される相互係合凹部段部に嵌合結合する部材である。
図6はカバーを説明する図である。図6において、7はカバー全体を示す参照符合である。カバー7は平坦本体部70を有する。平坦本体部70の形状寸法は、上側ボックス2U の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して、下側ボックス2L の開口を覆う形状寸法に形成される。平坦本体部70の対向する2辺には、立ち下がり係合片72が形成されると共に、立ち上がり部73が形成されている。平坦本体部70は、更に、その中心部に可動接片操作部12を挿通する隆起筒部71が形成されている。711は隆起筒部71の上端部に形成される挿通開口である。
図7は防水防塵パッキングを説明する図である。図7において、6は防水防塵パッキング全体を示す参照符合である。防水防塵パッキング6は、水平封止部61と、水平封止部61の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部62より成る。筒状封止部62の頂部には底を有する有底円筒621が形成され、有底円筒621の底はその中心部が開口622して開口周縁は鍔部623を形成している。有底円筒621の内径は可動接片操作部12の嵌合部123上端の外径にほぼ等しく形成される。
図8を参照して可動接片を説明する。図8(a)は可動接片を正面から視た図であり、図8(b)は可動接片を側方から視た図であり、図8(c)は可動接片を後方から視た図であり、図8(d)は図(b)を下から視た図である。
図8において、3は可動接片の全体を示す。可動接片3は燐青銅の如きバネ性を有するバネ材の細長片をU字状に折り返して形成される。31は可動接点である。32は先端部に可動接点31を取り付け固定した可動接点担持片である。可動接点担持片32は中間部の両側部に切り欠き321が形成されている。33は可動接点担持片32からU字状に折り返し形成された操作部案内片である。操作部案内片33は変曲部331において、外向きに極く僅かに屈曲せしめられている。
図9は固定接点固定部材を説明する図であり、図9(a)は固定接点固定部材を上から視た図、図9(b)は固定接点固定部材を側方から視た図、そして図9(c)は図9(b)における線c−c’に沿った断面を示す図である。
図9において、4は固定接点固定部材の全体を示す。固定接点固定部材4は厚さを厚くして剛性の大なる金属細長片をコ字状に屈曲して、タブ端子42、タブ端子42から屈曲形成された固定接点固定部43、固定接点固定部43から屈曲形成された垂下部片44より成る。41により示される固定接点は固定接点固定部43に取り付け固定されている。タブ端子42にはその中間部の僅か上方の左右両縁に固定接片カシメ付け片421が突出形成されている。
図10は可動接片支持部材の従来例を説明する図であり、図10(a)は可動接片支持部材を上から視た図、図10(b)は可動接片支持部材を側方から視た図、図10(c)は図10(b)における線c−c’に沿った断面を示す図である。
図10において、5は可動接片支持部材の全体を示す。可動接片支持部材5も、厚さを厚くして剛性の大なる金属細長片を原材料とし、これに金属加工を施して形成されたタブ端子51、タブ端子51から屈曲形成された可動接片支点本体52、可動接片支点本体52からタブ端子51と同じ向きに屈曲形成された垂下部片53より成る。タブ端子51にはその中間部の僅か上方の左右両縁に可動接片支持部材カシメ付け片511が突出形成されている。可動接片支点本体52はその一方の端部においてタブ端子51と逆向きに屈曲形成された支持部521を構成している。支持部521の上端に水平の切り欠き520を形成し、可動接片3が載置された暁において可動接点31が突出する側に傾斜面522を削除形成して可動接片支持突条部523を形成すると共に左右端部に案内突起524を残存形成する。
図11は可動接片操作部を説明する図である。可動接片操作部12は、頭部120と、嵌合部123と、この嵌合部123から延伸して一体に形成された1対の操作部先端125とより成る。嵌合部123には結合部嵌合孔124が形成され、これに頭部120が嵌合結合される。可動接片操作部12は、後で説明される操作桿9を摺動操作することにより駆動され、操作部先端125を介して可動接片3を切り替える部材である。
図12に示される組み立てられた状態のトリガスイッチを参照してトリガスイッチの組み立て順序を簡単に説明する。
(工程1) 下側ボックス2L の底壁に対して固定接点固定部材4および可動接片支持部材5を取り付け、可動接片支持部材5に対して可動接片3を揺動状態に組み付けてスイッチング部を構成する。
(工程2) 下側ボックス2L の開口端縁にカバー7を係合固定する。これに際して、下側ボックス2L の立ち下がり係合片係合凹部20対して、カバー7の平坦本体部70の対向する2辺に形成される立ち下がり係合片72を係合する。
(工程3) 防水防塵パッキング6の有底円筒621の開口622に対して可動接片操作部12の嵌合部123を圧入し、その結合部嵌合孔124に頭部120の下部を固定することにより、防水防塵パッキング6と可動接片操作部12は相互に結合一体化する。
(工程4) 工程3において結合一体化された状態の防水防塵パッキング6と可動接片操作部12の可動接片操作部12を、カバー7の隆起筒部71の上端部に形成される挿通開口711を介して挿通してカバー7の隆起筒部71内に進入せしめる。これに際して、防水防塵パッキング6の水平封止部61の長辺、短辺をカバー7の平坦本体部70の長辺、短辺に整列した状態にして、防水防塵パッキング6をカバー7に重ね合わせる。
(工程5) 上側ボックス2U を下側ボックス2L に嵌合した状態で圧し下げ、相互係合凹部段部に相互結合突起29を係合せしめてボックス2を構成する。この時、カバー7の立ち上がり部73は立ち上がり部嵌合溝222に嵌合し、圧し付け段部221は防水防塵パッキング6の水平封止部61に係合してこれをカバー7の平坦本体部70に圧し付け挟持した状態が実現する。
(工程6) 可動接片操作部12の頭部120に操作桿9の係合凹部91を嵌合し、操作桿9を下向きに押圧しながら図示される状態を実現し、ここで、案内溝81を操作桿9に整列した状態で操作桿保持枠8を上側ボックス2U に圧し下げ嵌合して組み立て工程を終了する。
トリガスイッチは、以上の防水防塵パッキング6により、ボックス2の上面に形成した開口部を介してボックス2内に水滴或いは塵埃が進入するのを阻止している。
特開2004−303727号公報
以上のトリガスイッチは、図12に図示された状態において、駆動部92を動作させて操作桿9を引き出すと、係合凹部91が可動接片操作部12の先端部120に係合して反転し、スイッチ3をオフに切り替えることができる。この状態において、逆に、操作桿9を押し込むと、スイッチ3はオンに切り替えられる。ところが、この可動接片操作部12の頭部120は丸棒を切断した端面が水平の先端部に構成されているところから、操作桿9の操作が平滑で急速な摺動が確保されないという憾みがあることが判った。そして、このトリガスイッチの従来例のスイッチの型は、スイッチ3の形状構造、固定接点固定部材および可動接片支持部材の形状、構造、配列の関係上、双極単投型のトリガスイッチとされている。
この発明は、上述した双極単投型のトリガスイッチについて、その可動接片操作部12の頭部を球状の頭部120に構成し、防水防塵パッキング中心部に可動接片操作部12を圧入した状態とすると共に防水防塵パッキングのスカートをボックス、カバーで狭持し、可動接片部材として、先端部に可動接点を有する1対の可動接片の形状構造を含む可動接片部材全体の形状構造を、両可動接片が駆動される共通面に直交する面に関して面対称に構成した可動接片部材を組み合わせ使用することにより、操作桿の操作が平滑で急速な摺動が実現される上に高い防水防塵性能を発揮する単極双投型のスイッチとしたトリガスイッチを提供するものである。
肉厚開口部22に圧し付け段部221が形成されると共に相互係合凹部29’を側壁外側下方に形成される上側ボックス2U を具備し、
互いに対向する一方の側壁に立ち下がり係合片係合凹部20が形成されると共に互いに対向する他方の側壁外側下方に相互結合突起29を形成し、上側ボックス2U に嵌合固定される下側ボックス2L を具備し、下側ボックス2L の底壁には挿通スリットの対28および27を2対形成し、
タブ端子42およびタブ端子42から屈曲形成された固定接点固定部43を有する固定接点固定部材4を2個具備し、
タブ端子51、タブ端子51から屈曲形成された可動接片支点本体52、可動接片支点本体52からタブ端子51と同じ向きに屈曲形成された垂下部片53を有し、可動接片支点本体52はその一方の端部においてタブ端子51と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部521を構成し、支持部521の先端部近傍上側に1対の位置決め突起522を上向きに突出形成した可動接片支持部材5を具備し、
可動接片141の1対を、可動接片部材14の中心部から一体にその駆動される共通面内において当該共通面に直交する軸を軸としてU字状に屈曲して構成し、駆動舌片142の1対を、それぞれ、可動接片部材14の中心部から一体に先の共通面に直交する軸を軸としてU字状に折り返し屈曲して構成し、その先端部を接片駆動部材係合孔を形成した係合凹部1420とし、可動接片部材14の中心部には共通面に直交する軸の方向に可動接片部材支持溝140を形成した可動接片部材14を具備し、
頭部120と、結合部嵌合孔124を有する嵌合部123と、嵌合部123から延伸して一体に形成された1対の操作部先端125とより成る可動接片操作部12を具備し、
上側ボックス2U の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して下側ボックス2L の開口を覆う形状寸法に形成される平坦本体部70を有し、平坦本体部70の対向する2辺には立ち下がり係合片72および立ち上がり部73が形成されると共にその中心部には可動接片操作部12を挿通する挿通開口711が開口される隆起筒部71が形成されるカバー7を具備し、
上側ボックス2U の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵する形状寸法に形成される水平封止部61と水平封止部61の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部62とより成り、筒状封止部62の頂部には中心部が開口622して開口周縁が鍔部623を形成している有底円筒621を有する防水防塵パッキング6を具備し、
一方の対の挿通スリット28および27の双方に対して、それぞれ固定接点固定部材4のタブ端子42を挿通して固定接点固定部材4を下側ボックス2L の底壁に取り付け固定し、
対向する他方の対の挿通スリットの一方28にタブ端子51を挿通し、ここで、タブ端子51と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部521の先端部を先の両固定接点固定部材4の中間部に位置決めした状態で、可動接片支持部材5を下側ボックス2L の底壁に取り付け固定し、
可動接片部材14を、可動接片支持部材5の1対の位置決め突起522に、可動接片部材支持溝140を介して嵌合して位置決め載置し、
防水防塵パッキング6の有底円筒621の開口622に、可動接片操作部12の嵌合部123を圧入し、結合部嵌合孔124に頭部120を嵌合結合することにより、防水防塵パッキング6と可動接片操作部12を相互に結合一体化し、
可動接片操作部12と相互に結合一体化された防水防塵パッキング6の可動接片操作部12を、カバー7の挿通開口711を介して挿通し、可動接片操作部12の操作部先端125を駆動舌片142の先端部に形成した係合凹部1420に係合した状態で、カバー7に防水防塵パッキング6を重ね合わせ、
肉厚開口部22の圧し付け段部221とカバー7の平坦本体部70とにより防水防塵パッキング6の水平封止部61を挟持し、
可動接片操作部12の頭部120に操作桿9の係合凹部91を嵌合し、操作桿9を下向きに押圧しながら案内溝81を操作桿9に整列した状態で、操作桿保持枠8を上側ボックス2U に圧し下げ嵌合したトリガスイッチを構成した。
この発明に依れば、操作桿の操作が平滑で急速な摺動が実現される上に高い防水防塵性能を発揮する単極双投型のスイッチとしたトリガスイッチを提供することができる。
発明を実施するための最良の形態を図の実施例を参照して説明する。実施例において、従来例における部材と共通する部材には共通する参照符合を付与している。
実施例においては、先の図9を参照して図示説明した固定接点固定部材4を使用する。上側ボックスとして先の図4を参照して図示説明した上側ボックス2U を使用する。下側ボックスも、先の図5を参照して図示説明した下側ボックス2L を使用する。そして、カバーおよび防水防塵パッキングも、先の図6および図7を参照して図示説明したカバー7および防水防塵パッキング6を使用する。また、可動接片操作部も先の図11を参照して図示説明した操作部12 を使用する。
ここで、図2を参照するに、これは可動接片部材の実施例を説明する。図2(a)は可動接片部材を上から視たところを示し、図2(b)は可動接片部材の両可動接片が駆動される共通面に直交する面の面方向に視たところを示す図であり、図2(c)は可動接片部材の両可動接片が駆動される共通面の方向に視たところを示す図であり、図2(d)は図2(b)の可動接片部材を両可動接片が駆動される共通面の方向に圧し開いて水平にしたところを示す図である。
図2において、14は可動接片部材の全体を示す参照符合である。141は可動接片であり、両可動接片141を屈曲して扁平なU字状に構成し、先端部に可動接点1410を有している。142は駆動舌片であり、駆動舌片それぞれを扁平なU字状に折り返し屈曲してその先端部に係合凹部1420を形成している。140は可動接片が駆動される共通面に直交する面の面方向に形成配列された可動接片部材支持溝である。可動接片部材14は、結局、1対の可動接片140の形状構造を含む可動接片部材全体の形状構造を、両可動接片140が駆動される共通面に直交する面に関して面対称に構成された可動接片部材である。この可動接片部材14は、図2(d)に示される形状状態の素材を図2(a)〜(c)に示される形状に塑性変形して構成することができる。
図3は可動接片支持部材を説明する図であり、図3(a)は可動接片支持部材を上から視た図、図3(b)は可動接片支持部材を側方から視た図、図3(c)は図3(b)における線c−c’に沿った断面を示す図である。
図3において、5は可動接片支持部材の全体を示す。実施例の可動接片支持部材5も、厚さを厚くして剛性の大なる金属細長片を原材料とし、これに金属加工を施して形成されたタブ端子51、タブ端子51から屈曲形成された可動接片支点本体52、可動接片支点本体52からタブ端子51と同じ向きに屈曲形成された垂下部片53より成る。タブ端子51にはその中間部の僅か上方の左右両縁に可動接片支持部材カシメ付け片511が突出形成されている。可動接片支点本体52はその一方の端部においてタブ端子51と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部521を構成している。支持部521の先端部近傍上側に1対の位置決め突起522を上向きに突出形成し、可動接片部材14が載置された暁において可動接片部材支持溝140に嵌合せしめる。
図1を参照してトリガスイッチの実施例を説明する。なお、8は操作桿保持枠であり、81はその上壁下面に形成された案内溝である。9は操作桿であり、91はその下側に形成された係合凹部である。92は駆動部であり、操作桿9を駆動する。操作桿9の係合凹部91を可動接片操作部12の頭部120に嵌合し、操作桿9を下向きに押圧しながら可動接片部材14を図示される状態にし、ここで、案内溝81を操作桿9に整列した状態で操作桿保持枠8を上側ボックス2U に圧し下げ嵌合して組み立てる。
(工程1) 下側ボックス2L の底壁に形成される挿通スリット28および同様に底壁に形成される挿通スリット27の双方に対して、固定接点固定部材4のタブ端子42を挿通して固定接点固定部材4を取り付け固定する。そして、可動接片支持部材5を、挿通スリット27に対向する他の挿通スリット28にタブ端子51を挿通して可動接片支持部材5を取り付け固定する。可動接片支持部材5を取り付け固定するに際して、タブ端子51と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部521の先端部を、先の両固定接点固定部材4の中間部に位置決めした状態で、可動接片支持部材5を下側ボックス2L の底に取り付け固定する。
(工程2) 可動接片部材14を、行程1において下側ボックス2L の底に取り付け固定された可動接片支持部材5の1対の位置決め突起522に、可動接片部材支持溝140を介して嵌合して位置決め載置する。
(工程3) 下側ボックス2L の開口端縁にカバー7を係合固定する。これに際して、下側ボックス2L の立ち下がり係合片係合凹部20対して、カバー7の平坦本体部70の対向する2辺に形成される立ち下がり係合片72を係合する。
(工程4) 防水防塵パッキング6の有底円筒621の開口622に、可動接片操作部12の嵌合部123を圧入し、結合部嵌合孔124に頭部120を嵌合結合することにより、防水防塵パッキング6と可動接片操作部12は相互に結合一体化する。
(工程5) 上側ボックス2U を下側ボックス2L に嵌合した状態で圧し下げ、相互係合凹部段部に相互結合突起29を係合せしめてボックス2を構成する。この時、カバー7の立ち上がり部73は立ち上がり部嵌合溝222に嵌合し、圧し付け段部221は防水防塵パッキング6の水平封止部61に係合してこれをカバー7の平坦本体部70に圧し付け挟持した状態が実現する。
(工程6) 工程4において結合一体化された状態の防水防塵パッキング6と可動接片操作部12を、カバー7の隆起筒部71の上端部に形成される挿通開口711を介して挿通してカバー7の隆起筒部71内に進入せしめる。この場合、防水防塵パッキング6の水平封止部61の長辺、短辺をカバー7の平坦本体部70の長辺、短辺に整列した状態にして、防水防塵パッキング6をカバー7に重ね合わせる。可動接片操作部12の操作部先端125を、駆動舌片142の先端部に形成した係合凹部1420に係合した状態とする。この係合状態は防水防塵パッキング6のゴム弾性により保持される。
(工程7) 可動接片操作部12の頭部120に操作桿9の係合凹部91を嵌合し、操作桿9を下向きに押圧しながら図示される状態を実現し、ここで、案内溝81を操作桿9に整列した状態で操作桿保持枠8を上側ボックス2U に圧し下げ嵌合して組み立て工程を終了する。
図1に示される組み立てられた状態の実施例を参照してその操作を説明する。
図1に図示された状態において、駆動部92を動作させて操作桿9を引き出すと、係合凹部91が可動接片操作部12の頭部120に係合して反転し、可動接片部材14をオフに切り替えることができる。この状態において、逆に、操作桿9を押し込むと、可動接片部材14をオンに切り替えることができる。
トリガスイッチの実施例を説明する図。 可動接片部材を説明する図。 可動接片支持部材を説明する図 上側ボックスを説明する図。 下側ボックスを説明する図。 カバーを説明する図。 防水防塵パッキングを説明する図。 可動接片の従来例を説明する図。 固定接点固定部材を説明する図。 可動接片支持部材の従来例を説明する図。 可動接片操作部を説明する図。 トリガスイッチの従来例を説明する図。
符号の説明
12 可動接片操作部 120 頭部
123 嵌合部 124 結合部嵌合孔
125 操作部先端 14 可動接片部材
140 可動接片部材支持溝 141 可動接片
142 駆動舌片 1420 係合凹部
20 立ち下がり係合片係合凹部 22 肉厚開口部
221 圧し付け段部 27 挿通スリット
28 挿通スリット 29 相互結合突起
29’相互係合凹部 2L 下側ボックス
U 上側ボックス 4 固定接点固定部材
42 タブ端子 43 固定接点固定部
44 垂下部片 5 可動接片支持部材
51 タブ端子 52 可動接片支点本体
521 支持部 522 位置決め突起
53 垂下部片 6 防水防塵パッキング
61 水平封止部 62 筒状封止部
621 有底円筒 622 開口
623 鍔部 7 カバー
70 平坦本体部 71 隆起筒部
711 挿通開口 72 立ち下がり係合片
73 立ち上がり部 8 操作桿保持枠
81 案内溝 9 操作桿
91 係合凹部

Claims (1)

  1. 肉厚開口部に圧し付け段部が形成されると共に相互係合凹部を側壁外側下方に形成される上側ボックス を具備し、
    互いに対向する一方の側壁に立ち下がり係合片係合凹部が形成されると共に互いに対向する他方の側壁外側下方に相互結合突起を形成し、上側ボックスに嵌合固定される下側ボックスを具備し、下側ボックスの底壁には挿通スリットの対を2対形成し、
    タブ端子およびタブ端子から屈曲形成された固定接点固定部を有する固定接点固定部材を2個具備し、
    タブ端子、タブ端子から屈曲形成された可動接片支点本体、可動接片支点本体からタブ端子と同じ向きに屈曲形成された垂下部片を有し、可動接片支点本体はその一方の端部においてタブ端子と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部を構成し、支持部の先端部近傍上側に1対の位置決め突起を上向きに突出形成した可動接片支持部材を具備し、
    可動接片の1対を、可動接片部材の中心部から一体にその駆動される共通面内において当該共通面に直交する軸を軸としてU字状に屈曲して構成し、駆動舌片の1対を、それぞれ、可動接片部材の中心部から一体に先の共通面に直交する軸を軸としてU字状に折り返し屈曲して構成し、その先端部を接片駆動部材係合孔を形成した係合凹部とし、可動接片部材の中心部には共通面に直交する軸の方向に可動接片部材支持溝を形成した可動接片部材を具備し、
    球状の頭部と、結合部嵌合孔を有する嵌合部と、嵌合部から延伸して一体に形成された1対の操作部先端とより成る可動接片操作部を具備し、
    上側ボックスの水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して下側ボックスの開口を覆う形状寸法に形成される平坦本体部を有し、平坦本体部の対向する2辺には立ち下がり係合片および立ち上がり部が形成されると共にその中心部には可動接片操作部を挿通する挿通開口が開口される隆起筒部が形成されるカバーを具備し、
    上側ボックスの水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵する形状寸法に形成される水平封止部と水平封止部の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部とより成り、筒状封止部の頂部には中心部が開口して開口周縁が鍔部を形成している有底円筒を有する防水防塵パッキングを具備し、
    一方の対の挿通スリットの双方に対して、それぞれ固定接点固定部材のタブ端子を挿通して固定接点固定部材を下側ボックスの底壁に取り付け固定し、
    対向する他方の対の挿通スリットの一方にタブ端子を挿通し、ここで、タブ端子と逆向きに屈曲すると共に水平方向に延伸して形成された支持部の先端部を先の両固定接点固定部材の中間部に位置決めした状態で、可動接片支持部材を下側ボックスの底壁に取り付け固定し、
    可動接片部材を、可動接片支持部材の1対の位置決め突起に、可動接片部材支持溝を介して嵌合して位置決め載置し、
    防水防塵パッキングの有底円筒の開口に、可動接片操作部の嵌合部を圧入し、結合部嵌合孔に球状の頭部を嵌合結合することにより、防水防塵パッキングと可動接片操作部を相互に結合一体化し、
    可動接片操作部と相互に結合一体化された防水防塵パッキングの可動接片操作部を、カバーの挿通開口を介して挿通し、可動接片操作部の操作部先端を駆動舌片の先端部に形成した係合凹部に係合した状態で、カバー7に防水防塵パッキングを重ね合わせ、
    肉厚開口部の圧し付け段部とカバーの平坦本体部とにより防水防塵パッキングの水平封止部を挟持し、
    可動接片操作部の球状の頭部に操作桿の係合凹部を嵌合し、操作桿を下向きに押圧しながら案内溝を操作桿に整列した状態で、操作桿保持枠を上側ボックスに圧し下げ嵌合したことを特徴とするトリガスイッチ。
JP2005091571A 2005-03-28 2005-03-28 トリガスイッチ Expired - Fee Related JP4173490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091571A JP4173490B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 トリガスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091571A JP4173490B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 トリガスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006277998A JP2006277998A (ja) 2006-10-12
JP4173490B2 true JP4173490B2 (ja) 2008-10-29

Family

ID=37212570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005091571A Expired - Fee Related JP4173490B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 トリガスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4173490B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5898993B2 (ja) 2011-03-15 2016-04-06 株式会社マキタ 電動工具用トリガースイッチ
JP5270773B2 (ja) * 2012-02-17 2013-08-21 佐鳥エス・テック株式会社 トリガースイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006277998A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0436065Y2 (ja)
US8671505B2 (en) Windshield wiper blade assembly
JP4007279B2 (ja) 雌端子金具
JP2007153327A (ja) ワイパーブレード
JP4696707B2 (ja) 車両用プッシュスイッチ
JP4371987B2 (ja) プッシュオンスイッチ
JP2001351714A (ja) 雌端子金具
JP2573191Y2 (ja) 揺動スイツチの可動接片支持構造
JP4173490B2 (ja) トリガスイッチ
JP2003308903A (ja) 雄側端子金具
JP2006244977A (ja) 押釦スイッチ
JP4323363B2 (ja) スイッチ装置
JP3159973B1 (ja) 端子・ばね一体型のクランプ端子
JP6017647B1 (ja) ワイパー組み立て体
CN108604749A (zh) 端子零件
JP4360220B2 (ja) 揺動スイッチ
JP3848925B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JP4814691B2 (ja) リベットとの組み付けが容易な、圧縮コイルばね用のストッパと該ストッパを備えたワイパーアーム
JP4525954B2 (ja) スイッチ装置及び可動接触子
JP4247242B2 (ja) 揺動スイッチ
JP2000012137A (ja) 端子金具の接続構造及び雄端子金具
KR200490278Y1 (ko) 전원용 스위치 모듈장치
JP3825409B2 (ja) 揺動スイッチ
JP3590403B2 (ja) 接続端子の製造方法
JPH0121571B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees