JP4360220B2 - 揺動スイッチ - Google Patents

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JP4360220B2
JP4360220B2 JP2004027980A JP2004027980A JP4360220B2 JP 4360220 B2 JP4360220 B2 JP 4360220B2 JP 2004027980 A JP2004027980 A JP 2004027980A JP 2004027980 A JP2004027980 A JP 2004027980A JP 4360220 B2 JP4360220 B2 JP 4360220B2
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Description

この発明は、揺動スイッチに関し、特に、防水防塵パッキングをボックス、カバー、ボ
タンおよび可動接片操作部で狭持することにより高い防水防塵性能を発揮する揺動スイッ
チに関する。
当該特許出願人の出願に関わる揺動スイッチの先行例を説明する。
図1はボタンを説明する図である。図1(a)はボタンを上から視たところを示す図、
図1(b)は図1(a)のボタンを揺動軸方向から視たところを示す図、図1(c)は図
1(a)のボタンを揺動軸方向と直交する方向から視たところを示す図である。図2は図
1の続きであり、図2(d)はボタンを下から視たところを示す図、図2(e)は図2(
d)の線e−e’に沿った断面を示す図である。
図1および図2において、1はボタン全体を示す。ボタン1の互に対向する両側壁外面
には一直線上に整列して1対の支軸部11が外方に突出形成されている。そして、これら
両側壁内面の支軸部11近傍には可動接片操作部12が内方に突出、垂下形成されている
。121は揺動スイッチ組み立て時にボタン1の組み込みに必要とされる分離領域である
。左右の可動接片操作部12は中間においてボタン1の頂部下面から垂下形成される連結
壁13を介して相互に接続している。14はボタン1の下端周縁部である。
図3はスイッチのボックスを説明する図である。図3(a)はボックスを上から視たと
ころを示す図、図3(b)はボックスを側方から視たところを示す図、図3(c)はボッ
クスの側方を図3(b)と直角の方から視たところを示す図、図3(d)はボックスを下
から視たところを示す図である。図4は図3の続きを示す。図4(e)はボックスを上か
ら視た図、図4(f)は図4(e)における線f−f’に沿った上下方向断面を示す図、
図4(g)は図4(e)における線g−g’に沿った上下方向断面を示す図、図4(h)
は図4(e)における線h−h’に沿った上下方向断面を示す図である。
図3および図4において、2はスイッチのボックス全体を示す。21はボックス2の互
いに対向する一方の側壁の間に亘って他方の側壁に平行に形成されたボタン係合壁であり
、211はボタン係合壁の上端中間部に形成された可動接片操作部係合部を示す。212
はボタン係合壁21の上端左右部に形成されたボタン係止部を示す。22はボックス2の
上枠部、23は互いに対向する一方の側壁外側上部に形成されたバネ取り付け部、24は
バネ取り付け部23に係止される取り付けバネ、25は対向する側壁に形成される1対の
軸孔であり、ボタン1の支軸部11が嵌挿されてボタン1がボックス2に軸支されるに到
る。212はボックス2の底壁に形成される突条である。27は底壁に形成される固定接
片挿通スリット、28は同様に底壁に形成される可動接片支持部材挿通スリットである。
図3(d)において、固定接片挿通スリット27の外側の両側部には後で説明される固定
接片4の固定接片カシメ付け片421がカシメつけられる拡開段部271が形成されてい
る。同様に、28の外側の両側部には後で説明される可動接片支持部材5の可動接片支持
部材カシメ付け片511がカシメつけられる拡開段部281が形成されている。
図5は可動接片を説明する図である。図5(a)は可動接片を正面から視た図であり、
図5(b)は可動接片を側方から視た図であり、図5(c)は可動接片を後方から視た図
であり、図5(d)は図(b)を下から視た図である。
図5において、3は可動接片の全体を示す。可動接片3は燐青銅の如きバネ性を有する
バネ材の細長片をU字状に折り返して形成される。31は可動接点である。32は先端部
に可動接点31を取り付け固定した可動接点担持片である。可動接点担持片32は中間部
の両側部に切り欠き321が形成されている。33は可動接点担持片32からU字状に折
り返し形成された操作部案内片である。操作部案内片33は変曲部331において、外向
きに極く僅かに屈曲せしめられている。
図6は固定接片を説明する図であり、図6(a)は固定接片を上から視た図、図6(b
)は固定接片を側方から視た図、そして図6(c)は図6(b)における線c−c’に沿
った断面を示す図である。
図6において、4は固定接片の全体を示す。固定接片4は厚さを厚くして剛性の大なる
金属細長片をコ字状に屈曲して、タブ端子42、タブ端子42から屈曲形成された固定接
点固定部43、固定接点固定部43から屈曲形成された垂下部片44より成る。41によ
り示される固定接点は固定接点固定部43に取り付け固定されている。タブ端子42には
その中間部の僅か上方の左右両縁に固定接片カシメ付け片421が突出形成されている。
図7は可動接片支持部材を説明する図であり、図7(a)は可動接片支持部材を上から
視た図、図7(b)は可動接片支持部材を側方から視た図、図7(c)は図7(b)にお
ける線c−c’に沿った断面を示す図である。
図7において、5は可動接片支持部材の全体を示す。可動接片支持部材5も、厚さを厚
くして剛性の大なる金属細長片を原材料とし、これに金属加工を施して形成されたタブ端
子51、タブ端子51から屈曲形成された可動接片支点本体52、可動接片支点本体52
からタブ端子51と同じ向きに屈曲形成された垂下部片53より成る。タブ端子51には
その中間部の僅か上方の左右両縁に可動接片支持部材カシメ付け片511が突出形成され
ている。可動接片支点本体52はその一方の端部においてタブ端子51と逆向きに屈曲形
成された支持部521を構成している。支持部521の上端に水平の切り欠き520を形
成し、可動接片3が載置された暁において可動接点31が突出する側に傾斜面522を削
除形成して可動接片支持突条部523を形成すると共に左右端部に案内突起524を残存
形成する。
揺動スイッチの組み立て順序を簡単に説明する。揺動スイッチのボックス2の底壁に形
成される固定接片挿通スリット27に固定接片4のタブ端子42を挿通して固定接片カシ
メ付け片421を拡開段部271にカシメ付けると共に、同様に底壁に形成される可動接
片支持部材挿通スリット28に可動接片支持部材5のタブ端子51を挿通して可動接片支
持部材カシメ付け片511を拡開段部281にカシメ付ける。以上の通りにして、固定接
片4および可動接片支持部材5をボックス2に対して簡単容易、正確安定に取り付け組み
立てることができる。次いで、ボックス2に取り付けられた可動接片支持部材5の可動接
片支点本体52に屈曲形成される支持部521の可動接片支持突条部523に可動接片3
の可動接点担持片32の両側部に形成される切り欠き321を左右両案内突起524を介
して可動接片3を載置し、可動接片3を可動接片支持部材5の可動接片支持突条部523
に電気機械的に接触せしめる。支持部521の上端に水平の切り欠き520を形成し、可
動接片3が載置された暁において可動接点31が突出する側に傾斜面522を削除形成し
て可動接片支持突条部523を形成することにより傾斜面522は可動接片3の下面に対
して可動接片3の動作に支障となることはなく急速クリック反転を確保し、接点の解放遮
断時に生起するアークを短時間で消弧する。案内突起524は上端部に傾斜を付与するこ
とにより、可動接片支持突条部523に対する可動接片3の組込みを容易にしている。最
後に、ボックス2の対向する側壁に形成される1対の軸孔25にボタン1の支軸部11を
嵌挿し、ボタン1をボックス2に軸支させる。図8および図9は組み立てられた揺動スイ
ッチの動作状態を示す図である。図8(a)は揺動軸に直交する方向の縦方向断面を示す
図、図8(b)は揺動軸方向に沿った縦方向の断面を可動接片支持部材5側から視た図で
あり、揺動スイッチのオフ状態を示している。図9は図8の続きであるり、図9(c)は
揺動軸方向に沿った縦方向の断面を固定接片4側から視た図、図9(d)は揺動軸に直交
する方向の縦方向断面を示す図であり、揺動スイッチのオン状態を示している。
上述した揺動スイッチは、スイッチのボックス2の内奥には可動接片3、固定接片4、
可動接片支持部材5を含むスイッチング部SWを具備すると共に、ボックス2の開口部H
には揺動するボタン1を具備している。ここで、ボックス2の上面に形成した開口部Hの
内奥に、スイッチング部SWとボタン1との間に両者を仕切る防水防塵パッキング6(特
許文献1 参照)を介在させ、スイッチング部SWを押圧操作するボタン1の可動接片操
作部12を包囲するカラー61をこの防水防塵パッキング6に一体形成している。この防
水防塵パッキング6には、更に、ボタン係止部212に係止するスカート部62を全周に
亘って一体に形成されている。
揺動スイッチは、以上の防水防塵パッキング6により、ボックス2の上面に形成した開
口部Hを介してボックス2内に水滴或いは塵埃が進入するのを阻止している。
特開2001−195955 公報
しかし、防水防塵パッキング6のカラー61と可動接片操作部12との間の封止、およ
び防水防塵パッキング6のスカート部62とボタン係止部212との間の封止は共に充分
になされているとは言い難く、スイッチ動作中にこれらの封止が不完全となって水滴或い
は塵埃がこの間を介してスイッチング部SWに進入する恐れが生ずる。
この発明は、防水防塵パッキングをボックス、カバー、ボタンおよび可動接片操作部で
狭持することにより高い防水防塵性能を発揮する揺動スイッチを提供するものである。
操作部先端(125)を介して可動接片(3)を切り替える可動接片操作部(12)を具備し、
可動接片操作部(12)に嵌合結合する結合部(10)を下面に有するボタン(1)を具備し、
上方開口部に形成された肉厚開口部(22)の内側面立ち上がり部嵌合溝(222)および圧し付け段部(221)を並設すると共に、側壁外側下方に相互係合凹部(29’)を形成される筒状の上側ボックス(2 を具備し、
互いに対向する一方の側壁に立ち下がり係合片係合凹部(20)が形成されると共に互いに対向する他方の側壁外側下方に相互結合突起(29)を形成し、上側ボックス(2 )内に嵌合固定される有底筒状の下側ボックス(2 を具備し、
上側ボックス(2 の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して下側ボックス(2 の開口を覆う形状寸法に形成される平坦本体部(70)を有し、平坦本体部(70)の対向する2辺には立ち下がり係合片(72)および立ち上がり部(73)が形成されると共にその中心部には可動接片操作部(12)を挿通する挿通開口(711)が開口される隆起筒部(71)が形成されるカバー(7)を具備し、
上側ボックス(2 の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵する形状寸法に形成される水平封止部(61)と水平封止部(61)の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部(62)とより成り、筒状封止部(62)の頂部には中心部が開口して開口(622)周縁が鍔部(623)を形成している有底円筒を有する防水防塵パッキング(6)を具備し、
下側ボックス(2 )の立ち下がり係合片係合凹部(20)にカバー(7)の立ち下がり係合片(72)を係合する一方、
ボタン(1)と可動接片操作部(12)の上方側に設けた嵌合部(123)とにより開口(622)を介して防水防塵パッキング(6)の鍔部(623)を挟持すると共に、可動接片操作部(12)をカバー(7)の隆起筒部(71)内に進入させ、
上側ボックス(2 )内に下側ボックス(2 )を下方側から嵌合した状態で前記上側ボックス(2 )を圧し下げることにより、
上側ボックス(2 )の相互係合凹部(29’)に下側ボックス(2 )の相互結合突起(29)を係合する一方、
上側ボックス(2 )の立ち上がり部嵌合溝(222)にカバー(7)の立ち上がり部(73)を嵌合すると共に、
肉厚開口部(22)の圧し付け段部(221)とカバー(7)の平坦本体部(70)とにより防水防塵パッキング(6)の水平封止部(61)を挟持した揺動スイッチを構成した。
この発明は、上側ボックス2Uの水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して下側ボックス
Lの開口を覆う形状寸法に形成される平坦本体部70を有し、平坦本体部70の対向す
る2辺には立ち下がり係合片72および立ち上がり部73が形成されると共にその中心部
には可動接片操作部12を挿通する挿通開口711が開口される隆起筒部71が形成され
るカバー7を具備する。更に、上側ボックス2Uの水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵す
る形状寸法に形成される水平封止部61と水平封止部61の中心部から一体に隆起形成さ
れた筒状封止部62とより成り、筒状封止部62の頂部には中心部が開口622に開口周
縁が鍔部623を形成している有底円筒621を有する防水防塵パッキング6を具備して
いる。
ここで、ボタン1と可動接片操作部12の嵌合部123とにより開口622を介して防
水防塵パッキング6の鍔部623を挟持すると共に肉厚開口部22の圧し付け段部221
とカバー7の平坦本体部70とにより防水防塵パッキング6の水平封止部61を挟持する
ことにより、下側ボックス2Lの開口は防水防塵パッキング6により封止されて下側ボッ
クス2Lと上側ボックス2Uとの間は遮断される上に、防水防塵パッキング6とその外側と
の間も遮断される。従って、上側ボックス2Uの肉厚開口部22およびボタン1近傍から
ボックス2に進入する塵埃、水滴は、防水防塵パッキング6に阻止されて、スイッチング
部SWが収容される下側ボックス2Lに進入する恐れはなくなる。
発明を実施するための最良の形態を図の実施例を参照して説明する。なお、実施例にお
いて、先行例における部材と共通する部材には共通する参照符合を付与している。
図10はボタンを説明する図である。図10(a)はボタンを下から視たところを示す
図、図10(b)はボタンを側方から視たところを示す図、図10(c)は図10(a)
における線c−c’に沿った断面を示す図、図2(d)は図2(a)における線d−d’
に沿った断面を示す図である。
図10において、1はボタン全体を示す。ボタン1の下面には、後で説明される結合部
嵌合孔124に嵌合結合する結合部10が一体に垂下形成されている。ボタン1の側部に
は、後で説明される可動接片操作部12が嵌入する軸受け11’が形成されている。
図11は可動接片操作部を説明する図である。可動接片操作部12は、ボタン1の結合
部10が嵌合する嵌合部123と、この嵌合部123から延伸して一体に形成された1対
の操作部先端125とより成る。嵌合部123には結合部嵌合孔124が形成されている
。可動接片操作部12は、ボタン1を押圧操作することにより、操作部先端125を介し
て可動接片3を切り替える部材である。
図12および図13はスイッチのボックスを説明する図であり、図12はその内の上側
ボックスを説明する図、図13はその内の下側ボックスを説明する図である。
図12(a)は上側ボックスを上から視たところを示す図、図12(b)は上側ボック
スを側方から視たところを示す図、図12(c)は上側ボックスを下から視たところを示
す図、図12(d)は図12(a)における線d−d’に沿った断面を示す図、図12(
e)は図12(a)における線e−e’に沿った断面を示す図である。
図12において、2U は上側ボックス全体を示す。22は上側ボックス2U の肉厚開口
部を示す。肉厚開口部22の下端部には圧し付け段部221および立ち上がり部嵌合溝2
22が形成されている。24は対向する2側壁に形成された取り付けバネである。25’
は肉厚開口部内面上部に対向して形成されたボタン位置決め軸部である。段部は相互係合
凹部であり、後で説明される相互結合突起29を嵌合せしめるところである。
図13(a)は下側ボックスを上から視たところを示す図、図13(b)は下側ボック
スを下から視たところを示す図、図13(c)は図13(a)における線c−c’に沿っ
た断面を示す図、図13(d)は図13(a)における線d−d’に沿った断面を示す図
である。
図13において、2L は下側ボックス全体を示す。20は上側ボックス2L の互いに対
向する一方の側壁に形成される立ち下がり係合片係合凹部である。21’は上側ボックス
L の互いに対向する一方の側壁の間に亘って互いに対向する他方の側壁に平行に形成さ
れた操作部係合壁である。26は下側ボックス2L の底壁下面に形成される隔壁である。
27は底壁に形成される固定接片挿通スリット、28は同様に底壁に形成される可動接片
支持部材挿通スリットである。29は相互結合突起であり、上側ボックス2U と下側ボッ
クス2L とを組み合わせて結合するに際して、上側ボックス2U の側壁に形成される相互
係合凹部段部に嵌合結合する部材である。
図14はカバーを説明する図である。図14において、7はカバー全体を示す参照符合
である。カバー7は平坦本体部70を有する。平坦本体部70の形状寸法は、上側ボック
ス2U の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して、下側ボックス2L の開口を覆う形状寸
法に形成される。平坦本体部70の対向する2辺には、立ち下がり係合片72が形成され
ると共に、立ち上がり部73が形成されている。平坦本体部70は、更に、その中心部に
可動接片操作部12を挿通する隆起筒部71が形成されている。711は隆起筒部71の
上端部に形成される挿通開口である。
図15は防水防塵パッキングを説明する図である。図15において、6は防水防塵パッ
キング全体を示す参照符合である。防水防塵パッキング6は、水平封止部61と、水平封
止部61の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部62より成る。筒状封止部62の
頂部には底を有する有底円筒621が形成され、有底円筒621の底はその中心部が開口
622して開口周縁は鍔部623を形成している。有底円筒621の内径は可動接片操作
部12の嵌合部123上端の外径にほぼ等しく形成される。
揺動スイッチの組み立て順序を簡単に説明する。図16および図17は組み立てられた
揺動スイッチの動作状態を示す図である。図17は図16の続きである。
(工程1) 下側ボックス2L の底壁に対して固定接片4および可動接片支持部材5を
取り付け、可動接片支持部材5に対して可動接片3を揺動状態に組み付けてスイッチング
部SWを構成する。
(工程2) 下側ボックス2L の開口端縁にカバー7を係合固定する。これに際して、
下側ボックス2L の立ち下がり係合片係合凹部20対して、カバー7の平坦本体部70の
対向する2辺に形成される立ち下がり係合片72を係合する。
(工程3) 防水防塵パッキング6の有底円筒621の開口622に対してボタン1の
結合部10を挿通した状態で、この結合部10を可動接片操作部12の嵌合部123の結
合部嵌合孔124に圧入固定することにより、ボタン1と防水防塵パッキング6と可動接
片操作部12の3者を相互に結合一体化する。この状態で、623はボタン1の結合部1
0の基部と有底円筒621の開口周縁の鍔部623とにより狭持される。
(工程4) 工程3において結合一体化された状態のボタン1と防水防塵パッキング6
と可動接片操作部12の3者の可動接片操作部12を、カバー7の隆起筒部71の上端部
に形成される挿通開口711を介して挿通してカバー7の隆起筒部71内に進入せしめる
。これに際して、防水防塵パッキング6の水平封止部61の長辺、短辺をカバー7の平坦
本体部70の長辺、短辺に整列した状態にして、防水防塵パッキング6をカバー7に重ね
合わせる。
(工程5) 上側ボックス2U を下側ボックス2L に嵌合した状態で圧し下げ、相互係
合凹部段部に相互結合突起29を係合せしめてボックス2を構成する。この時、カバー7
の立ち上がり部73は立ち上がり部嵌合溝222に嵌合し、圧し付け段部221は防水防
塵パッキング6の水平封止部61に係合してこれをカバー7の平坦本体部70に圧し付け
挟持した状態が実現する。
ボタンを説明する図。 図1の続き。 ボックスを説明する図。 図3の続き。 可動接片を説明する図。 固定接片を説明する図。 可動接片支持部材を説明する図。 揺動スイッチの動作を説明する図。 図8の続き。 ボタンの実施例を説明する図。 可動接片操作部を説明する図。 上側ボックスを説明する図。 下側ボックスを説明する図。 カバーを説明する図。 防水防塵パッキングを説明する図。 組み立てられた揺動スイッチの動作状態を示す図。 図17は図16の続き。
1 ボタン 10 結合部
11’軸受け 12 可動接片操作部
123 嵌合部 124 結合部嵌合孔
125 操作部先端 2L 下側ボックス
U 上側ボックス 20 立ち下がり係合片係合凹部
21’ 操作部係合壁 22 肉厚開口部
221 圧し付け段部 222 立ち上がり部嵌合溝
24 取り付けバネ 25’ ボタン位置決め軸部
26 隔壁 27 固定接片挿通スリット
28 可動接片支持部材挿通スリット 29 相互結合突起
29’相互係合凹部 3 可動接片
4 固定接片 5 可動接片支持部材
6 防水防塵パッキング 61 水平封止部
62 筒状封止部 621 有底円筒
622 開口 623 鍔部
7 カバー 70 平坦本体部
71 隆起筒部 711 挿通開口
72 立ち下がり係合片 73 立ち上がり部
SW スイッチング部

Claims (1)

  1. 操作部先端(125)を介して可動接片(3)を切り替える可動接片操作部(12)を具備し、
    可動接片操作部(12)に嵌合結合する結合部(10)を下面に有するボタン(1)を具備し、
    上方開口部に形成された肉厚開口部(22)の内側面立ち上がり部嵌合溝(222)および圧し付け段部(221)を並設すると共に、側壁外側下方に相互係合凹部(29’)を形成される筒状の上側ボックス(2 を具備し、
    互いに対向する一方の側壁に立ち下がり係合片係合凹部(20)が形成されると共に互いに対向する他方の側壁外側下方に相互結合突起(29)を形成し、上側ボックス(2 )内に嵌合固定される有底筒状の下側ボックス(2 を具備し、
    上側ボックス(2 の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵して下側ボックス(2 の開口を覆う形状寸法に形成される平坦本体部(70)を有し、平坦本体部(70)の対向する2辺には立ち下がり係合片(72)および立ち上がり部(73)が形成されると共にその中心部には可動接片操作部(12)を挿通する挿通開口(711)が開口される隆起筒部(71)が形成されるカバー(7)を具備し、
    上側ボックス(2 の水平方向横断面形状寸法にほぼ匹敵する形状寸法に形成される水平封止部(61)と水平封止部(61)の中心部から一体に隆起形成された筒状封止部(62)とより成り、筒状封止部(62)の頂部には中心部が開口して開口(622)周縁が鍔部(623)を形成している有底円筒を有する防水防塵パッキング(6)を具備し、
    下側ボックス(2 )の立ち下がり係合片係合凹部(20)にカバー(7)の立ち下がり係合片(72)を係合する一方、
    ボタン(1)と可動接片操作部(12)の上方側に設けた嵌合部(123)とにより開口(622)を介して防水防塵パッキング(6)の鍔部(623)を挟持すると共に、可動接片操作部(12)をカバー(7)の隆起筒部(71)内に進入させ、
    上側ボックス(2 )内に下側ボックス(2 )を下方側から嵌合した状態で前記上側ボックス(2 )を圧し下げることにより、
    上側ボックス(2 )の相互係合凹部(29’)に下側ボックス(2 )の相互結合突起(29)を係合する一方、
    上側ボックス(2 )の立ち上がり部嵌合溝(222)にカバー(7)の立ち上がり部(73)を嵌合すると共に、
    肉厚開口部(22)の圧し付け段部(221)とカバー(7)の平坦本体部(70)とにより防水防塵パッキング(6)の水平封止部(61)を挟持したことを特徴とする揺動スイッチ。
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