JP4173455B2 - 画像読取装置、画像形成装置、画像読取用プログラム、記憶媒体及び画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、画像読取用プログラム、記憶媒体及び画像読取方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取素子として前・後半部で分割出力するタイプのイメージセンサを用いる画像読取装置、画像形成装置、画像読取用プログラム、記憶媒体及び画像読取方法に関する。
従来、イメージスキャナ単体の他、デジタル複写機やファクシミリなどに利用されている画像読取装置で使用されているCCDリニアイメージセンサでは、ODD/EVEN出力というように奇数/偶数画素番目で出力を交互に振り分けることが行われている。即ち、ODD/EVEN2チャンネル出力イメージセンサ及びアナログ信号処理回路を備え、奇数/偶数番目に各々イメージセンサから出力されるアナログ画像信号をそのまま独立して並列処理することにより、読取速度の高速化が図られている。
しかしながら、現在では従来以上に読取速度の速い画像読取装置の要望が高まっており、このようなODD/EVEN2チャンネル出力イメージセンサでは達成できない読取速度の実現が必要となっている。
このようなことから、最近では、ODD/EVEN2チャンネル出力イメージセンサの2倍の読取速度を実現できるセンサとして、ODD/EVENの分離読出しに加えて、受光素子列を主走査方向の中央で左右に2分割して前半部(First)と後半部(Last)とに分けて、全体で4分割することにより、画素周波数を1/4にする構造、いわゆる4チャンネル出力イメージセンサ(FL型イメージセンサ)が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
このような4チャンネル出力イメージセンサを用いた画像読取装置では、FL型CCDの画像の繋ぎ目部分(画像の中央部分)にてレベル差が生じることがある。通常、画像読取装置は白側、黒側にてデータの正規化を行うので、高濃度或いは低濃度の原稿を読み取った画像は違和感無く見える。しかし、中間の濃度の原稿を読み取った画像は、白側、黒側にてデータの正規化を行っても画像の左側と右側との出力レベルに差が生じやすい。
特開2000−188686公報
そこで、特許文献1では、機体内から発生された階調パターンを画出しし、この階調パターンの読み出し処理で得られる、各階調データに対する4チャンネル出力CCDの左側(前半部)に相当する画像データを基準データとして右側(後半部)に相当する画像データとの差により補正処理計算を行い、この計算された補正データを左右補正回路の左右補正テーブルに設定し、上記基準データとしての左側に相当する画像データに基づいてガンマ補正を行いガンマ補正テーブルに設定するようにしている。
即ち、特許文献1は上記問題を解決すべく提案されたが、この補正にはプリンタ部のアウトプットが必須であり、単独の画像読取装置ではこの方式を適用することはできない。また、基準となる原稿を予め用意しておけば良いのであるが、今問題にしているのが僅かな信号段差であるので、原稿の僅かな汚れとか傷が画像読取装置の特性を逆に悪くしてしまう可能性がある。
本発明の目的は、いわゆるFL型CCDを用いて読み取った画像の繋ぎ目部分での、段差を目立たなくすることである。
発明の画像読取装置は、光画像情報を受光する多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されて受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力するイメージセンサと、振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々デジタル画像データに変換するA/D変換器と、変換された前記デジタル画像データ中の少なくとも前記繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減させる手段と、差分が低減された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う手段と、を備える。
本発明及び以下の発明において、「所定の画像処理」とは、デジタル画像データ全体について像域分離処理を行い、その像域に応じてエッジ強調処理、平滑処理などのフィルタ処理を行い、さらには、MTF補正処理、電気的変倍処理等を行う通常の画像処理を意味する。
本発明の画像読取装置において、前記イメージセンサは、前記前半部と前記後半部との各々がさらに偶数画素部と奇数画素部とに2分割されて前記センサ列の画素出力を各々対応する前記A/D変換器に対して交互に振り分け出力する。
本発明の画像読取装置において、前記イメージセンサは、RGB各色毎のセンサ部を有するカラーイメージセンサである。
本発明の画像読取装置において、前記差分を低減させる手段の前段に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える手段を備える。
本発明の画像読取装置において、前記差分を低減させる手段は、前記繋ぎ目部分を含む領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う手段と、像域分離により文字領域以外と判定された領域に対して平滑処理を行う手段と、を備える。
本発明の画像読取装置において、前記像域分離の処理を行わせる領域を、前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する手段を備える。
本発明の画像読取装置において、前記限定する手段は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する。
本発明の画像読取装置において、前記像域分離を行う手段は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
本発明の画像読取装置において、前記像域分離を行う手段は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
発明の画像形成装置は、原稿の画像を読み取る請求項1ないし9の何れか一記載の画像読取装置と、この読み取った原稿の画像に基づいて記録媒体上に画像形成を行うプリンタエンジンと、を備える。
発明の画像読取用プログラムは、光画像情報を受光する多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されて受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力するイメージセンサと、振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々デジタル画像データに変換するA/D変換器とを有する画像読取装置が備えるコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、変換された前記デジタル画像データ中の少なくとも前記繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減させる機能と、差分が低減された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う機能と、を実行させる。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記差分を低減させる機能の実行前に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える機能を、前記コンピュータに実行させる。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記差分を低減させる機能は、前記繋ぎ目部分を含む領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う機能と、像域分離により文字領域以外と判定された領域に対して平滑処理を行う機能と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記像域分離の処理を行わせる領域を、前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する機能を前記コンピュータに実行させる。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記限定する機能は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記像域分離を行う機能は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
本発明の画像読取用プログラムにおいて、前記像域分離を行う機能は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
発明の記憶媒体は、本発明の画像読取用プログラムを格納している。
発明の画像読取方法は、多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されたイメージセンサにより光画像情報を受光しその受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力し、振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々A/D変換器によりデジタル画像データに変換するようにした画像読取方法であって、変換された前記デジタル画像データ中の少なくとも前記繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減させる工程と、差分が低減された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う工程と、を備える。
本発明の画像読取方法において、前記差分を低減させる工程の前段に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える工程を、を備える。
本発明の画像読取方法において、前記差分を低減させる工程は、前記繋ぎ目部分を含む領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う工程と、像域分離により文字領域以外と判定された領域に対して平滑処理を行う工程と、を備える。
本発明の画像読取方法において、前記像域分離の処理を行わせる領域を、前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する工程を備える。
本発明の画像読取方法において、前記限定する工程は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する。
本発明の画像読取方法において、前記像域分離を行う工程は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
本発明の画像読取方法において、前記像域分離を行う工程は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない。
発明によれば、所定の画像処理を行う前に、前半部・後半部で振り分け出力されるイメージセンサからの出力信号に関して、繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減する処理を施すので、繋ぎ目部分での段差の見えにくい滑らかな画像データを得ることができる。特に、当該低減する処理を所定の画像処理を行う前の段階で行っているので、所定の画像処理を行う段階では段差の影響のないより生データに近い画像データについて適正な画像処理を施すことができる。また、プリンタ部によるアウトプットを必要とせず、当該画像読取装置単体において通常の画像読取り動作を行うだけで補正処理を適正に行うことができる。
発明によれば、具体的な差分の低減処理として、像域分離により文字領域以外の領域を抽出し、当該領域に対して平滑処理を行うようにしたので、既存の技術を利用して簡単かつ確実に実現することができる。
発明によれば、像域分離を行う対象領域を特定領域に限定しているので、差分を低減させる処理に要する時間を短縮させることができる。
発明によれば、アドレス指定方式により上記発明を容易に実現できる。
発明によれば、繋ぎ目部分の濃度差により当該繋ぎ目部分が本来の画像上の文字領域と誤判定されてしまうおそれがあるが、このような繋ぎ目部分は文字領域とは判定しないようにしたので、繋ぎ目部分の段差が文字部と見做されてそのまま残ることはなく、適正に差分を低減させる平滑処理を施すことができる。
発明によれば、アドレス指定方式により上記発明を容易に実現できる。
発明の画像形成装置によれば、発明の画像読取装置を備えているので、これらの発明と同様の効果を奏することができる。
発明の記憶媒体によれば、発明の画像読取用プログラムを格納しているので、これらの発明と同様の効果を奏することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は本実施の形態の画像読取装置1の全体構成を示す縦断側面図である。図1に示すように、画像読取装置1は、フラットベッドタイプのもので、原稿2を載置するコンタクトガラス3と、原稿2の露光用のハロゲンランプ(光源)4及び第1反射ミラー5とからなる第1キャリッジ6と、第2反射ミラー7及び第3反射ミラー8からなる第2キャリッジ9と、イメージセンサであるCCDリニアイメージセンサ10(以下では、単にCCD10という)と、CCD10に結像するためのレンズユニット11と、シェーディング補正用の白色基準板12と、第1キャリッジ6及び第2キャリッジ9を駆動するステッピングモータ14と、を備えている。CCD10はセンサ基板13上に設けられている。ハロゲンランプ4、第1、第2、第3反射ミラー5,7,8及びレンズユニット11は走査光学系を構成する。
ハロゲンランプ4は、白色基準板12やコンタクトガラス3の読取面に対してある角度で光を照射し、白色基準板12又は原稿2で反射した光は、第1、第2、第3反射ミラー5,7,8及びレンズユニット11を経由してCCD10に入射する。CCD10は入射光量に対応した電圧をアナログ画像信号として出力する。第1、第2キャリッジ6,9は、ステッピングモータ14の駆動により、原稿2の読取面とCCD10との間の距離を一定に保ちながら副走査方向に移動し、原稿2を露光走査する。
ここで、CCD10として、本実施の形態では図2に示すような4チャンネル出力イメージセンサ(FL型CCD)が用いられている。図2は、このようなFL型CCD10の内部構成例を示すブロック図である。図2において、21は当該CCD10において実際に原稿面からの反射光を受光する多数の画素を一列に配列させてあるフォトダイオードアレイなるセンサ列(受光画素列)である。22〜25はフォトダイオードアレイ21の各画素に蓄積された電荷を奇数(ODD)画素と偶数(EVEN)画素とに分離し、さらに異なる方向に各々順番に読み出すためのシフトゲートレジスタであり、フォトダイオードアレイ21との間にはシフトゲート26,27が介在されている。また、29〜32は、これらのシフトゲートレジスタ22〜25から読み出される電荷を電圧信号に変換して出力するための出力アンプである。
このような構成により、本実施の形態のCCD10のシフトゲートレジスタ22〜25は、フォトダイオードアレイ21の各画素に蓄積された電荷を主走査方向の中央(繋ぎ目部分)を境に前半部(First)と後半部(Last)とで左右に2分割し、さらに各々ODD/EVENに交互に振り分けて読み出す。より詳細には前半部側では先頭画素から順次前半分の画素を出力し、後半部側では末尾画素から順次後半分の画素を出力する。
図2において、信号SHは、電荷シフトパルスであり、フォトダイオードアレイ21に蓄積された電荷をシフトゲートレジスタ22〜25へ一斉にシフトさせるためのシフトゲート26,27を制御する。また、信号φ1,φ2はシフトゲートレジスタ22〜25を駆動するための電荷転送パルスであり、フォトダイオードアレイ21から電荷シフトパルスSHによって一斉にシフトゲートレジスタ22〜25にシフト移動された電荷を、各々のシフトゲートレジスタ22〜25の端部の出力アンプ29〜32の方向へ各々1画素ずつ順番に移動させる。この結果、FO,FE,LO,LEに示すような4系列のアナログ画像信号が出力される。
このようなCCD10を用いた本実施の形態の画像読取装置の一部の概略ブロック図を図3に示す。図3では、画像処理手段による処理までを示している。CCD10は、上述のようなFE,FO,LE,LOの4チャンネル分のアナログ画像信号を並列的に出力する4チャンネル出力イメージセンサであり、FE,FO,LE,LOが各々LSIで構成されてアナログ処理を行う対応するAFE(アナログフロントエンドプロセッサ)31a〜31dに入力される。そして、当該AFE31a〜31dにより所定のアナログ処理が施された後、A/DC(A/D変換器)32a〜32dに入力されて各々デジタル画像データに変換され、変換された各系統のデジタル画像データに対してシェーディング補正手段33により公知のシェーディング補正処理が施され、これらの4系統のデジタル画像データが並べ替え手段34により主走査方向の点順次データ、即ち、1つの時系列データに並べ替えられる。そして、このように並べ替えられた1つの時系列データに対して画像処理手段35により通常行われている所定の画像処理(像域分離判定結果に従ったフィルタ処理など)を施すわけであるが、本実施の形態では、このような画像処理手段35により所定の画像処理を行う前の段階で、1つの時系列データを用いてFL型CCD10の繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減させる処理を行う境界低減手段36が付加されている。
この場合のCCD10、AFE31、A/DC32の動作タイミング等は、タイミング生成手段37からのタイミング信号により制御される。
また、シェーディング補正手段33、並べ替え手段34、境界低減手段36、画像処理手段35並びにタイミング生成手段37はバス38に接続されている。このバス38には、ROM39、RAM40とともにマイクロコンピュータを構成し、当該画像読取装置1の各部の制御処理などを受け持つCPU41が接続されている。ROM39にはCPU41が実行する画像読取用プログラム、各種制御プログラム等が格納されている。即ち、本実施の形態では、ROM39に後述するような各種機能を実現するための画像読取用プログラムが格納されており、このROM39が画像読取用プログラムを記憶した記憶媒体として機能する。このため、本実施の形態では、ROM39が例えばEEPROMやフラッシュメモリにより構成され、ROM39に記憶されているプログラムが書換え自在とされている。
ここに、境界低減手段36の構成例を図4に示す。この境界低減手段36は、例えば、像域分離回路42と平滑処理回路43と遅延回路44と合成処理回路45とにより構成されている。まず、並べ替え手段34により1つの時系列データとして並び替えられたデータ中、少なくともFL型CCD10の繋ぎ目部分を含む任意の領域について像域分離回路42は文字領域であるかそれ以外の非文字領域(網点画像やベタ画像などの領域)であるかの判定処理により像域分離処理を行う。この像域分離に関する処理は、例えばエッジ検出等の公知の技術を用いることにより容易に実現できる(例えば、特許第3358133号公報等参照)。
像域分離回路42による像域分離処理の結果、非文字領域のデータであれば、平滑処理回路43により注目画素データを平均化することで当該非文字領域中のデータ間の段差を低減させるための平滑化処理を施す。この場合の平滑処理としても、例えばフィルタ演算処理等の公知の技術を用いることにより容易に実現できる(例えば、上記特許第3358133号公報等参照)。この結果、FL型CCD10の繋ぎ目部分の画像データも当該非文字領域に含ませ、平滑処理回路43により平滑化処理を施すことにより、FL型CCD10の繋ぎ目部分に相当するデータ間の段差を低減させる(目立たなくする)ことができる。一方、文字領域と判定されたデータは遅延回路44により、平滑処理回路43による平滑処理を受けるデータとタイミングを合わせるための遅延処理が施され、合成処理回路45により文字部と非文字部とのデータが合成され、次段の画像処理手段35に出力される。この画像処理手段35では、画像全体について像域分離を行い、その像域分離判定結果に従ったフィルタ処理などの一般的な処理の画像処理を施す。
このように、本実施の形態によれば、画像処理手段35で所定の画像処理を行う前に、前半部・後半部で振り分け出力されるFL型CCD10からの出力信号に関して、境界低減手段36によって繋ぎ目部分に相当するデータ間の差分を低減する処理を施すので、繋ぎ目部分での段差の見えにくい滑らかな画像データを得ることができる。特に、当該低減する処理を所定の画像処理を行う前の段階で行っているので、所定の画像処理を行う段階では段差の影響のない、より生データに近い画像データについて適正な画像処理を施すことができる。また、プリンタ部によるアウトプットを必要とせず、当該画像読取装置1単体において通常の画像読取り動作を行うだけで補正処理を適正に行うことができる。
なお、本実施の形態を実施する上で、図4は境界低減手段36をハードウェア的なデジタル回路構成で実現する例を想定して示しているが、当該手段の機能をROM39に格納した画像読取用プログラムに従いソフトウェア的に実現するようにしてもよい。その例を図5に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、並べ替え手段34により1つの時系列データとして並び替えられたデータ中、少なくともFL型CCD10の繋ぎ目部分を含む任意の領域について文字領域であるかそれ以外の非文字領域であるかの判定処理により像域分離処理を行わせる(ステップS1)。この像域分離処理の結果、非文字領域のデータであれば(S1のY)、注目画素データを平均化することで当該非文字領域中のデータ間の段差を低減させるための平滑化処理を施す(S2)。一方、文字領域と判定されたデータは(S1のN)、平滑処理を受けるデータとタイミングを合わせるための遅延処理を施す(S3)。そして、文字部と非文字部とのデータを合成し(S4)、次段の画像処理手段35に出力させる。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態を図6ないし図8に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の実施の形態でも同様とする)。
本実施の形態では、境界低減手段36において、像域分離回路42の前段に、その像域分離の処理を行わせる領域を、画像領域全面ではなく、繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する手段として領域判定回路46を付加し、この領域判定回路46により対象領域とされた領域についてのみ像域分離回路42による処理に供するようにしたものである。そして、非対象領域については何も処理しないため、タイミング調整のための遅延回路47が付加されている。ここに、領域判定回路46中には特定領域を規定するためのアドレス情報が予め設定されているとともに、処理対象となる注目画素に関するアドレス情報も入力されており、当該アドレス情報と設定されているアドレス情報との対比により注目画素が処理対象となる特定領域中に存在するか否かを判定する。
例えば、図7において、画像中央部に繋ぎ部分を持つ主走査方向のアドレスをX、副走査方向のアドレスをYとし、(X0,Y0)、(Xm,Y0)、(X0,Yn)、(Xm,Yn)のアドレスで囲まれた領域を原稿画像領域全体、網掛けを施して示すような繋ぎ目部分を含む(Xa,Y0)、(Xb,Y0)、(Xa,Yn)、(Xb,Yn)のアドレスで囲まれた領域を特定領域として、像域分離を行わせるような例である。特定領域の指定方法は、(Xa,Y0),(Xb,Yn)のような対角2点アドレス指定、Xa〜XbのようなX座標指定等、任意の方法でよい。この場合、注目画素の主走査方向のアドレスがXa以上、Xb以下の場合には、当該特定領域の範囲内となり、像域分離対象となり、それ以外のアドレスの場合には非対象領域とされる。
従って、本実施の形態によれば、像域分離を行う対象領域を特定領域に限定しているので、差分を低減させる処理に要する時間を短縮させることができる。また、このような処理を、アドレス指定方式により容易に実現できる。
なお、本実施の形態を実施する上で、図6は境界低減手段36をハードウェア的なデジタル回路構成で実現する例を想定して示しているが、当該手段の機能をROM39に格納した画像読取用プログラムに従いソフトウェア的に実現するようにしてもよい。その例を図8に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、並べ替え手段34により1つの時系列データとして並び替えられたデータ中、注目画素のアドレスを予め設定されている特定領域を表すアドレスと対比することにより、注目画素が対象となる特定領域中に存在するか否かを判定する(S5)。対象となる特定領域中のデータであれば、後は前述のステップS1〜S3の処理を同様に行わせればよい。
[第三の実施の形態]
本発明の第三の実施の形態を図9及び図10を参照して説明する。本実施の形態では、像域分離回路42について予め繋ぎ目部分に相当するアドレス情報を指定アドレス情報として設定登録しておき、注目画素のアドレス情報をこの像域分離回路42に入力させ、当該注目画素のアドレスが設定登録されている繋ぎ目部分に相当する指定アドレス情報と一致する場合には、当該注目画素のデータについては、文字領域と判定されるようなデータであっても非文字領域と見做し判定するようにしたものである。例えば、図7を参照すると、指定アドレス情報としては、(Xi,Y*),(Xj,Y*)(*は任意)のように、前半部の最終アドレスと後半部の先頭アドレスとが指定される。
即ち、FL型CCD10の前半部と後半部との出力データに着目した場合、両者の繋ぎ目部分の濃度差によりエッジと見做され当該繋ぎ目部分が本来の画像上の文字領域と誤判定されてしまうおそれがあるが、像域分離回路42においてこのような繋ぎ目部分は文字領域とは判定しないようにしたので、繋ぎ目部分の段差がそのまま残ることはなく(文字領域であれば平滑処理は施されない)、適正に差分を低減させる平滑処理を施すことができる。また、本実施の形態は、予め繋ぎ目部分に相当するアドレス情報を指定アドレス情報として設定登録しておくだけで、容易に実現できる。
なお、本実施の形態を実施する上で、図9は境界低減手段36をハードウェア的なデジタル回路構成で実現する例を想定して示しているが、当該手段の機能をROM39に格納した画像読取用プログラムに従いソフトウェア的に実現するようにしてもよい。その例を図10に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、並べ替え手段34により1つの時系列データとして並び替えられたデータ中、少なくともFL型CCD10の繋ぎ目部分を含む任意の領域について文字領域であるかそれ以外の非文字領域であるかの判定処理により像域分離処理を行わせる(S1)。この像域分離処理の結果、非文字領域のデータであれば(S1のY)、後は前述のステップS1〜S3の処理を同様に行わせればよい。一方、文字領域であっても(S1のN)、その注目画素のアドレスが指定アドレスに一致するか否かを判定し(S6)、一致すれば(S6のY)、当該注目画素は繋ぎ目部分の画素であり文字領域ではないものと見做し、前述したように、ステップS2〜S3の処理を行なわせ、一致しない本来の文字領域の場合に(S6のN)、単に遅延処理を行わせる(S4)ようにすればよい。
[第四の実施の形態]
本発明の第四の実施の形態を図11及び図12に基づいて説明する。本実施の形態は、前述の第二の実施の形態と第三の実施の形態とを組合せたものである。即ち、本実施の形態では、まず、境界低減手段36において、像域分離回路42の前段に、その像域分離の処理を行わせる領域を、画像領域全面ではなく、繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する手段として領域判定回路46を付加し、この領域判定回路46により対象領域とされた領域についてのみ像域分離回路42による処理に供するようにしたものである。そして、非対象領域については何も処理しないため、タイミング調整のための遅延回路47が付加されている。ここに、領域判定回路46中には特定領域を規定するためのアドレス情報が予め設定されているとともに、処理対象となる注目画素に関するアドレス情報も入力されており、当該アドレス情報と設定されているアドレス情報との対比により注目画素が処理対象となる特定領域中に存在するか否かを判定する。加えて、像域分離回路42について予め繋ぎ目部分に相当するアドレス情報を指定アドレス情報として設定登録しておき、注目画素のアドレス情報をこの像域分離回路42に入力させ、当該注目画素のアドレスが設定登録されている繋ぎ目部分に相当する指定アドレス情報と一致する場合には、当該注目画素のデータについては、文字領域と判定されるようなデータであっても非文字領域と見做し判定するようにしたものである。
従って、本実施の形態によれば、前述の第二の実施の形態と第三の実施の形態との作用効果を併せ持つ。
なお、本実施の形態を実施する上で、図11は境界低減手段36をハードウェア的なデジタル回路構成で実現する例を想定して示しているが、当該手段の機能をROM39に格納した画像読取用プログラムに従いソフトウェア的に実現するようにしてもよい。その例を図12に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、並べ替え手段34により1つの時系列データとして並び替えられたデータ中、注目画素のアドレスを予め設定されている特定領域を表すアドレスと対比することにより、注目画素が対象となる特定領域中に存在するか否かを判定する(S5)。対象となる特定領域中のデータであれば(S5のY)、文字領域であるかそれ以外の非文字領域であるかの判定処理により像域分離処理を行わせる(S1)。この像域分離処理の結果、非文字領域のデータであれば(S1のY)、後は前述のステップS1〜S3の処理を同様に行わせればよい。一方、文字領域であっても(S1のN)、その注目画素のアドレスが指定アドレスに一致するか否かを判定し(S6)、一致すれば(S6のY)、当該注目画素は繋ぎ目部分の画素であり文字領域ではないものと見做し、前述したように、ステップS2〜S3の処理を行なわせ、一致しない本来の文字領域の場合に(S6のN)、単に遅延処理を行わせる(S4)ようにすればよい。
[第五の実施の形態]
本発明の第五の実施の形態を図13に基づいて説明する。本実施の形態は、前述したような画像読取装置1単体での使用例に代えて、例えば、図13に示すように、当該画像読取装置1と、プリンタエンジン62と、全体を制御するマイコンなどからなる制御部63とを備える画像形成装置としてのデジタル複写機61等への適用例を示す。
画像読取装置1の構成は、前述した通りである。プリンタエンジン62は、用紙などの記録媒体上に画像形成を行なうものであり、その印刷方式は、電子写真方式の他、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、周知の各種方式を用いることができる。制御部63は、画像読取装置1及びプリンタエンジン62を制御して、画像読取装置1で原稿2を読取り、この読取った画像データに基づいてプリンタエンジン62で画像形成を行なう。
従って、このデジタル複写機61によれば、FL型CCDを用いた場合のF系列とL系列とでその繋ぎ目部分の段差が目立たず滑らかな繋ぎの画像形成が可能となる。
なお、特に図示しないが、前述した各実施の形態は、図2に示したようなCCD10をRGBの各色毎のセンサチップとして一体に並設させてなるカラーCCD(カラーイメージセンサ)を用いるカラー画像読取装置の場合にも同様に適用することができる。
本発明の第一の実施の形態の画像読取装置の構成例を示す概略側面図である。 FL型CCDの内部構成例を示すブロック図である。 画像読取装置の一部の構成例を示す概略ブロック図である。 その境界低減手段の構成例を示す概略ブロック図である。 ソフトウェア処理例を示す概略フローチャートである。 本発明の第二の実施の形態の境界低減手段の構成例を示す概略ブロック図である。 像域分離の対象となる特定領域を説明するための説明図である。 ソフトウェア処理例を示す概略フローチャートである。 本発明の第三の実施の形態の境界低減手段の構成例を示す概略ブロック図である。 ソフトウェア処理例を示す概略フローチャートである。 本発明の第四の実施の形態の境界低減手段の構成例を示す概略ブロック図である。 ソフトウェア処理例を示す概略フローチャートである。 本発明の第五の実施の形態のデジタル複写機を示す概略正面図である。
符号の説明
1 画像読取装置
10 イメージセンサ
32 A/D変換器
35 画像処理を行う手段
36 差分を低減させる手段
42 像域分離を行う手段
43 平滑処理を行う手段
46 限定する手段
62 プリンタエンジン

Claims (19)

  1. 光画像情報を受光する多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されて受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力するイメージセンサと、
    振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々デジタル画像データに変換するA/D変換器と、
    前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する限定手段と、
    前記限定手段により限定された前記特定領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う像域分離手段と、
    前記特定領域のうち前記像域分離手段により文字領域以外と判定された領域の前記デジタル画像データに対して平滑処理を行う平滑手段と、
    前記平滑手段により平滑処理された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う手段と、を備える画像読取装置。
  2. 前記イメージセンサは、前記前半部と前記後半部との各々がさらに偶数画素部と奇数画素部とに2分割されて前記センサ列の画素出力を各々対応する前記A/D変換器に対して交互に振り分け出力する、請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記イメージセンサは、RGB各色毎のセンサ部を有するカラーイメージセンサである、請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記差分を低減させる手段の前段に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える手段を備える、請求項1ないし3の何れか一記載の画像読取装置。
  5. 前記限定する手段は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する、請求項記載の画像読取装置。
  6. 前記像域分離を行う手段は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項1又は5記載の画像読取装置。
  7. 前記像域分離を行う手段は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項記載の画像読取装置。
  8. 原稿の画像を読み取る請求項1ないしの何れか一記載の画像読取装置と、
    この読み取った原稿の画像に基づいて記録媒体上に画像形成を行うプリンタエンジンと、を備える画像形成装置。
  9. 光画像情報を受光する多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されて受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力するイメージセンサと、振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々デジタル画像データに変換するA/D変換器とを有する画像読取装置が備えるコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する機能と、
    前記限定する機能により限定された前記特定領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う機能と、
    前記特定領域のうち前記像域分離を行う機能により文字領域以外と判定された領域の前記デジタル画像データに対して平滑処理を行う機能と、
    前記平滑処理を行う機能により平滑処理された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う機能と、を実行させる画像読取用プログラム。
  10. 前記差分を低減させる機能の実行前に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える機能を、前記コンピュータに実行させる、請求項記載の画像読取用プログラム。
  11. 前記限定する機能は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する、請求項記載の画像読取用プログラム。
  12. 前記像域分離を行う機能は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項9又は11記載の画像読取用プログラム。
  13. 前記像域分離を行う機能は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項12記載の画像読取用プログラム。
  14. 請求項ないし13の何れか一記載の画像読取用プログラムを格納している記憶媒体。
  15. 多数の画素からなるセンサ列が主走査方向の中央を繋ぎ目部分として前半部と後半部とに2分割されたイメージセンサにより光画像情報を受光しその受光量に応じたアナログ画像信号を振り分け出力し、振り分け出力される前記アナログ画像信号を各々A/D変換器によりデジタル画像データに変換するようにした画像読取方法であって、
    前記繋ぎ目部分を含む特定領域を対象領域として限定する工程と、
    前記限定する工程により限定された前記特定領域について文字領域か否かの判定により像域分離を行う工程と、
    前記特定領域のうち前記像域分離を行う工程により文字領域以外と判定された領域の前記デジタル画像データに対して平滑処理を行う工程と、
    前記平滑処理を行う工程により平滑処理された前記デジタル画像データに対して所定の画像処理を行う工程と、を備える画像読取方法。
  16. 前記差分を低減させる工程の前段に、複数の前記A/D変換器から出力される前記デジタル画像データを主走査方向の点順次データに並べ替える工程を、を備える請求項15記載の画像読取方法。
  17. 前記限定する工程は、前記特定領域をアドレス指定に基づき判定する、請求項15記載の画像読取方法。
  18. 前記像域分離を行う工程は、前記繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項15又は17記載の画像読取方法。
  19. 前記像域分離を行う工程は、前記繋ぎ目部分のアドレス指定に基づき当該繋ぎ目部分を文字領域とは判定しない、請求項18記載の画像読取方法。
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