JP2000078397A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
動作させることによる振動などによる問題を回避し、複
雑な計算処理も行わず、かつ多大なメモリも必要としな
い手法で副走査方向の縮小を実現する。 【解決手段】複写倍率を設定する手段と、設定された複
写倍率に応じてキャリッジの移動速度を変更する手段
と、少なくとも読取り原稿1ページ分の2値データを記
憶する手段とを有し、縮小時にある倍率以下の場合には
それまでの倍率とキャリッジ移動速度の関係からすると
2分の1のキャリッジ移動速度でキャリッジを走査し、
読取り主走査方向1ライン分の画素数×階調のラインメ
モリを有し、主走査2ライン分のデータを多値データの
うちに計算処理することにより、副走査方向の縮小変倍
を行う画像形成装置であって、縮小時に画像副走査方向
倍率変更をキャリッジ移動速度と信号処理を併用して行
うことを特徴とする。
Description
る画像読取り用の光電変換素子として、例えば、電荷結
合素子(CCD)を用いるようにした画像形成装置にお
いて、特に、画像形成装置の画像読取りにおける副走査
方向(キャリッジ移動方向)の変倍を従来のキャリッジ
の移動速度を変えて行う手法と信号処理によって行う手
法とを併用して行うようにした画像形成装置に関する。
写機(PPC)、ファクシミリなどの画像形成装置にお
いては、スキャナ部における画像読取り用の光電変換素
子として、例えば、電荷結合素子(CCD)が用いられ
ている。
用いて画像データを読み取る読取りスキャナ光学系にお
いて、主走査方向については、CCDの画素数、レンズ
倍率によって読取り画像の大きさ(倍率)が決まってし
まうために、出力時に倍率を変える手法としてデジタル
信号を計算処理によって行うようにした手法が広く用い
られている。
については、キャリッジの移動速度を変えることによ
り、1主走査ラインで読み取る原稿幅を変えることで倍
率を変える手法、あるいは1ページ分の画像データを読
み込んだ後に画像処理(計算処理)により倍率を変える
手法などが用いられている。
の変倍をキャリッジの移動速度を変化させて行う手法に
おいては、例えば、倍率可変範囲が25%から400%
までであったときに、キャリッジ移動速度について考え
ると、400%時の移動速度に対して25%時の移動速
度は16倍のスピードが必要となる。
移動速度が200mm/secであったとすると、40
0%時には50mm/sec、25%時には800mm
/secの速度が必要であるということである。
動するモータとして、この16倍のスピード範囲で使え
るものでなければならないし、なによりキャリッジの移
動速度を800mm/secという高速で安定して画像
読取りを行うためには、画像領域以外(原稿の大きさ以
上)に非常に長い加速距離、キャリッジ駆動の安定化ま
での距離が必要となり、結果として機体、あるいはスキ
ャナ部が大きくなってしまうという欠点があった。
変倍を行うために、画像処理(計算処理)によった変倍
手法を採用した場合には、1ページ分の画像データを読
み込んだ後に、このデータを一旦メモリなどに記憶する
必要がある。
あるから、このまま1ページ分の画像データをそのまま
メモリに記億させようとすると、例えば、A4サイズで
8bitデータとすると、A3サイズのデータは600
dpiの解像力とすると、約9MBであるからこれを8
bitデータで記憶するとすると9×8=72MBのメ
モリが必要となる。
素子で得ようとすると、非常に高価になり、また、ハー
ドディスクなどの記憶装置でこのメモリ容量を実現しよ
うとすると、ハードディスクの読み書きのスピードに時
間がかかり、処理スピードが遅くなる。
させる手法では、2値データに変換後に変倍処理を行っ
たのでは、著しく画像が劣化し、途中途中で変倍処理を
行うためには、副走査方向の倍率に応じた主走査ライン
数のラインメモリを管埋することが必要となり、計算も
非常に複雑になるという欠点があった。
てなされたもので、スキャナ部における画像読取り用の
光電変換素子として、例えば、電荷結合素子(CCD)
を用いるようにした画像形成装置において、特に、画像
形成装置の画像読取りにおける副走査方向(キャリッジ
移動方向)の変倍を従来のキャリッジの移動速度を変え
て行う手法と信号処理によって行う手法とを併用して行
うことにより、機体幅(読取りスキャナの大きさ)を大
きくせず、またキャリッジを高速で動作させることによ
る振動などの問題を回避し、複雑な計算処理も行わず、
かつ多大なメモリも必要としない手法で副走査方向の縮
小を実現することができるようにした画像形成装置を提
供することを目的とする。
題を解決するために、形成すべき原稿画像をキャリッジ
によって走査して得られる光画像情報を受光して光電変
換した電気信号を1ラインの素子に蓄積する蓄積手段
と、前記形成すべき原稿画像の複写倍率を設定する倍率
設定手段と、この倍率設定手段によって設定された複写
倍率に応じて前記キャリッジの移動速度を変更するもの
で、設定された複写倍率が縮小時においてある倍率以下
の場合にはそれまでの倍率とキャリッジ移動速度の関係
からの2分の1のキャリッジ移動速度でキャリッジを走
査する速度変更手段と、前記蓄積手段に蓄積された電気
信号をデジタル信号に変換し、主走査方向1ライン分の
入力画像データを記憶するラインメモリを有し、主走査
方向2ライン分のデータを多値データのうちに計算処理
することにより、副走査方向の縮小変倍を行ってから、
該主走査方向1ライン分の入力画像データとして出力す
る前処理手段と、この前処理手段から出力される主走査
方向1ライン分の入力画像データを画素毎に取り込んで
2値データとする処理を含む所定の画像データ処理を行
う画像データ処理手段と、前記画像データ処理手段から
の2値データに対し少なくとも前記形成すべき原稿画像
1ページ分の2値データを記憶する記憶手段とを有し、
前記縮小時に、前記速度変更手段によって副走査方向倍
率変更をキャリッジ移動速度のみで行うときのキャリッ
ジ移動速度の半分のキャリッジ移動速度とすると共に、
前記前処理手段によって主走査方向2ライン分のデータ
を多値データのうちに平均化処理で行うことにより、副
走査方向倍率を変更することを特徴とする画像形成装置
が提供される。
るために、縮小時に、前記速度変更手段によって副走査
方向倍率変更をキャリッジ移動速度のみで行うときのキ
ャリッジ移動速度の半分のキャリッジ移動速度とすると
共に、前記前処理手段によって主走査方向1ライン分の
データを多値データのうちに間引き処理することによ
り、副走査方向倍率を変更することを特徴とする画像形
成装置が提供される。
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用
されるデジタル複写機の要部の概略構成を示すものであ
る。
上述したようにスキャナ部4、画像処理部5、プリンタ
部6から構成されている。図1に示すように、このデジ
タル複写機の要部による原稿画像の読み込みは、原稿面
に露光ランプ25で直接光をあてて、その反射光による
光画像をミラー26、30、31、結像レンズ32を用
いて4チャンネル出力CCD34まで導くことによって
行われる。
光画像を光電変換することによって複数(例えば600
dpiの場合7500個)のそれぞれの受光素子毎に電
荷信号に置き換える。
34内部の後述するCCDアナログシフトレジスタによ
ってアナログ信号として順番に転送出力される。図1に
示すように、制御システムは、4チャンネル出力CCD
34を含んだ読み込み制御部81、ページメモリボード
82、編集ボード83、画像処理部84と書き込み制御
処理部85、レーザ駆動部87、ポリゴンモータドライ
ブ88とを有し、半導体レーザ41からのレーザ光がポ
リゴンミラー36で偏向されて感光体ドラム44へ導か
れるように構成されている。
成を詳細に示したもので、順番に配列された受光素子
(フォトダイオード等)S1〜S7500、シフトゲー
ト101、シフトゲート102、CCDアナログシフト
レジスタ111〜114、出力バッファ121〜124
で構成される。
D34の場合は、信号出力が偶数成分と奇数成分を、さ
らにそれぞれを左右に分割して4系統の出力構成として
いるため、CCDアナログシフトレジスタ111、11
2、113、114が4つ存在する。
タ111によって奇数成分の左端の受光素子による信号
より順番に転送出力され、アナログシフトレジスタ11
2によって偶数成分の左端の受光素子による信号より順
番に転送出力され、アナログシフトレジスタ113によ
って奇数成分の右端の受光素子による信号より順番に転
送出力され、アナログシフトレジスタ114によって偶
数成分の右端の受光素子による信号より順番に転送出力
されることになる。
から出力される最後の信号は、受光素子S1〜S750
0の中央にて、隣り合って並ぶ受光素子S3749,S
3750,S3751,S3752による信号となる。
るために必要な制御信号(転送クロック、シフトゲート
信号、リセット信号、クランプ信号)は、後述する高速
スキャナ制御ASICのCCD駆動機能により生成され
る。
4チャンネル出力CCD34における画像データの転送
を行う前処理システム130と、高速スキャナ制御AS
IC135の構成を示すものである。
31、132、A/Dコンバータ133、134とから
構成されている。前処理システム130において、4チ
ャンネル出力CCD34から出力されたアナログ信号
は、アンプ(Amp:アナログ信号処理集積回路)13
1、132において画素信号毎にサンプリングされた
後、信号増幅される。
1チップで2チャンネル分の処理が並列(パラレル)で
可能である。そして、アンプ131には、4チャンネル
出力CCD34の画素信号の奇数成分の左右2チャンネ
ル(出力端子OS1、OS3)が入力される。
力CCD34の画素信号の偶数成分の左右2チャンネル
(出力端子OS2、OS4)が入力される。それぞれの
アンプ131,132内部においては,4チャンネル出
力CCD34の左右からの2チャンネルの画素信号が並
列で処理(サンプリング及び信号増幅)され、その後
で、1チャンネルに合成(マルチプレクス)される。
分の左右の信号を合成して1チャンネルに、アンプ13
2においては偶数成分の左右の信号を合成して1チャン
ネルにし、それぞれアンプ131、132より出力する
という方式をとっている。
CCD34の奇数成分の左右の画素信号をまとめて処理
し、アンプ132では4チャンネル出力CCD34の偶
数成分の左右の画素信号をまとめて処理するという構成
である。
ンネル出力CCD34の出力信号の偶数成分、奇数成
分、それぞれの左右の信号の歪みがアンプ(131、1
32)のチップ間のバラツキ(チップ差による回路特性
のばらつき)に依存しないようにするための配慮がなさ
れている。
らの信号出力レートは、アンプ131、132への信号
入力レートの2倍となる。このアンプ131、132よ
り出力される信号処理の上で適切なレベルまで増幅され
た画素毎のアナログ信号は、A/Dコンバータ(ADC
133、134)によってAD変換されてデジタル信号
となる。
出力CCD34から出力された奇数成分の左右2チャン
ネルの画素信号をそれぞれ並列でサンプリングして信号
増幅した後、さらに、これらの信号を1チャンネルに合
成する。
信号については、A/Dコンバータ133によってAD
変換するようになっている。また、アンプ132は、4
チャンネル出力CCD34から出力された偶数成分の左
右2チャンネルの画素信号をそれぞれ並列でサンプリン
グして信号増幅した後、さらに、これらの信号を1チャ
ンネルに合成する。
信号については、A/Dコンバータ134によってAD
変換するようになっている。また、ここで使用するA/
Dコンバータ133、134の分解能は、8ビット(b
it:256ステップ)なので、画素データとしては1
画素あたり8ビットデータとなる。
て読込まれた画像情報(光画像データとして4チャンネ
ル出力CCD34に入力されるもの)に基づいて、4チ
ャンネル出力CCD34より出力される画素信号(アナ
ログ信号)をアンプ131、132にて信号増幅及び合
成し、それらの信号をA/Dコンバータ133、134
によってAD変換してデジタル信号にするといった一連
の処理がスキャナ部4における前処理と呼ばれる。
ム130を構成する。また、アンプ131、132を駆
動するために必要な制御信号(サンプルホールドパル
ス、合成信号、クランプ信号)及びA/Dコンバータ1
33、134においてAD変換処理に必要なAD変換用
クロックについては、高速スキャナ制御ASIC135
の前処理LSI駆動機能より生成される。
に基づく画素信号(1画素あたり8ビットデータ、以下
画像データと記述する)は、高速スキャナ制御ASIC
135へと入力され、高速スキャナ制御ASIC135
内部においてシェーディング補正処理及び左右補正処
理、ラスタ変換処理が施される。
の構成を示すものである。すなわち、この高速スキャナ
制御ASIC135は、バス幅変換回路140、シェー
ディング補正回路141、142、143、144、バ
スセレクト回路(SEL)147、148、左右補正回
路160、ビット反転回路161、162、163、1
64、及びラスタ変換回路165から構成されている。
前処理が施された画像データは、DOAX(8ビット:
奇数成分の左右合成されたデータ)及びDOBX(8ビ
ット:偶数成分の左右合成されたデータ)として2チャ
ンネルで高速スキャナ制御ASIC135に入力され
る。
内部における全ての処理は、前処理システム130にお
いてデジタル化された画像データに対して行われるもの
である。
路140を通ることにより奇数成分、偶数成分それぞれ
において左のデータと右のデータに分けられる。すなわ
ち、奇数成分の左右合成されたデータであるDOAX
(8ビット)は、バス幅変換回路140によりDOA1
X(8ビット:奇数成分の左のデータ)とDOA2X
(8ビット:奇数成分の右のデータ)とに分解される。
あるDOBX(8ビット)は、バス幅変換回路140に
よりDOB1X(8ビット:偶数成分の左のデータ)と
DOB2X(8ビット:偶数成分の右のデータ)とに分
解される。
て2チャンネルで入力される画像データは4チャンネル
に分解されるため、例えば、画像データのデータレート
が2チャンネルで1チャンネル当り40MHzとしてD
OAX、DOBXより入力された場合、バス幅変換処理
後の出力としての画像データは4チャンネルで1チャン
ネル当り20MHzとしてDOA1X、DOA2X、D
OB1X、DOB2Xに変換された状態で出力され、次
段に入力されることになる。
の画像データDOA1X(8ビット:奇数成分の左のデ
ータ)、DOA2X(8ビット:奇数成分の右のデー
タ)、DOB1X(8ビット:偶数成分の左のデー
タ)、DOB2X(8ビット:偶数成分の右のデータ)
は、シェーディング補正回路141、142、143、
144によりシェーディング補正処理が施される。
ASIC135の場合、シェーディング補正回路を4つ
準備することにより、バス幅変換処理された4チャンネ
ルの画像データDOA1X,DOA2X,DOB1X,
DOB2Xをそれぞれ並列で同時に処理できるような構
成をとっている。
素毎に生じる濃度勾配的な偏差の影響については、シェ
ーディング補正機能により補正され、画像濃度に対する
左右の画像データ間(信号伝達経路間(処理経路間))
に生じるリニアリティ的な偏差の影響については左右補
正回路160により補正される。
5内部において、これら一連の処理が施された画像デー
タは、AIDTAX(8ビット)、AIDTBX(8ビ
ット)、AIDTCX(8ビット)、AIDTDX(8
ビット)として高速スキャナ制御ASIC135より出
力され、画像処理ASIC84へと受け渡される。
ータは、画像処理ASIC84内部において、フィルタ
リング処理、レンジ補正処理、倍率変換(拡大、縮小)
処理、γ補正濃度変換処理、階調処理といった画像処理
による一連のデータ加工処理が施される。
部における画像読取り用の光電変換素子として、例え
ば、電荷結合素子(CCD)として高速デジタルPPC
向けの4チャンネル出力CCDを用いるようにした画像
形成装置において、特に、画像形成装置の画像読取りに
おける副走査方向(キャリッジ移動方向)の変倍を従来
のキャリッジの移動速度を変えて行う手法と信号処理に
よって行う手法とを併用して行うことにより、機体幅
(読取りスキャナの大きさ)を大きくせず、またキャリ
ッジを高速で動作させることによる振動などの問題を回
避し、複雑な計算処理も行わず、かつ多大なメモリも必
要としない手法で副走査方向の縮小を実現することがで
きるようにした画像形成装置及びその制御方法を提供す
るためになされた本発明の要部について説明する。
の構成として画像信号の流れに沿って示したブロック図
である。すなわち、図5に示すように、前述したスキャ
ナ部4のCCD701で読み取られたアナログの画像信
号は、前処理システム130のAMP(増幅器)702
で増幅された後、ADC(A/Dコンバータ)703で
デジタルの画像データに変換されて、スキャナ画像用A
SIC(1)704に入力される。
3からのデジタルの画像データは、スキャナ用ASIC
(1)704においてCCD701の画素毎の感度の補
正を行うために前述したようなシェーディング補正と呼
ばれる処理が施された後、後段の画像処理ASIC
(2)705に送られてフィルタ処理などの画像処理が
施される。
ィルタ処理などの画像処理が施されたデジタルの画像デ
ータは、2値データとして、このASIC(2)705
から出力されてページメモリ(PM)706と呼ばれる
メモリに記億された後に、プリントデータ出力用ASI
C(3)707に送られる。
C(3)707からのプリントデータ出力に基づいて、
レーザ部708からレーザビームが打ち出されことによ
って前述したような感光体ドラム上に形成される潜像を
現像し、それをトナーを用いて用紙に転写した後、定着
することにより、コピーとして出力される。
光量(lx/sec)を一定とするため、CCD701
で1主走査ライン分の光を受光してから、CCD701
内の送信バッファヘ信号をシフトさせるまでの光蓄積時
間と呼ばれる時間を一定時間とする。
は、キャリッジの移動速度を変えることにより、1主走
査ラインで読み取る副走査方向の長さを変えることによ
って行われている。
ec)は、100%コピー時のキャリッジ移動速度をV
(mm/sec)、コピー倍率をn%とすると V′=V×(100/n) で与えられる。
ec)とコピー倍率(%)との関係を示している図6の
実線で表される。本発明では、キャリッジの移動速度を
非常に早くしなければならない縮小側のある倍率以下の
倍率での縮小を従来のキャリッジ速度の変更だけではな
く、画像処理(計算処理)と合わせて行う。 <実施例1>つまり、 (1)従来のキャリッジ移動速度を変化させるだけで副
走査方向倍率の変倍を行う場合のキャリッジ移動速度を
本発明では、縮小時にある倍率より小さい(キャリッジ
移動速度が速い)場合には、キャリッジ移動速度を設定
倍率の2倍相当(移動速度としては、図6の破線で表さ
れるような従来の方式での移動速度の半分)とする。
長さ(主走査方向の読取りライン数)は、この倍率で得
たい倍率の2倍の大きさとなってしまう。これを避ける
ために、本発明では、さらに、スキャナ用ASIC
(1)704内に主走査1ライン分のラインメモリを設
け、図7に示すように、最初の1ライン文のデータS
1,S2……S100を記憶し、次の主走査ラインを取
り込んだ時点で最初のラインのデ−タとの平均化処理
(S1+S2)/2,(S3+S4)/2……(S99
+S100)/2を行った後に、後段の画像処理ASI
C(2)705に出力するようにしている。
(2)705では、通常タイミングでの画像データ転送
に対して、主走査方向のデータが1ラインおきの間隔で
送られてくることになり、結果として副走査方向の画像
データ量は、図8に示すように、平均化処理を行わない
とき(S1,S2……S100)に、比較して半分とな
り、所定の倍率相当のデータを得ることができる。
5でのフィルタ処理、階調処理、2値化、主走査方向倍
率変更処理は、処理的には通常時と同様に処理すること
ができる。
705で画像処理されたデータが、このままプリントデ
ータ出力用ASIC(3)707(レーザビームの打ち
出し)に直接送られたのではレーザ部708での印字
が、1ラインおきに行われることになってしまう。
は、後段の画像処理ASIC(2)705で画像処理さ
れたデータを、一旦、ページメモリ(PM)706に記
憶させるようにしている。
SIC(2)705で画像処理されたデータは2値化さ
れているので、前述したスキャナ部4のCCD701で
読み取られたアナログの画像信号を前処理システム13
0のAMP(増幅器)702で増幅した後、ADC(A
/Dコンバータ)703でデジタルの画像データとされ
た多値データをそのまま記憶するのと比較すると、非常
に少ないメモリ容量で記憶させることができる。
下のときに、キャリッジ移動速度と主走査2ラインデー
タ平均化による縮小処理を行うような説明図を用いてい
るが、この制御切換の倍率は必ずしも50%という倍率
で切り替えるものではなく、例えば、制御の切換ポイン
トを60%とか、65%とかにしてもかまわない。 <実施例2>上述した実施例1では、上記(2)主走査
ライン分のラインメモリを用いることで1ライン分のデ
ータを記憶させ、次の1ラインのとの平均化を行う処理
で画像データを2分の1とし副走査方向倍率を半分とし
たが、ラインメモリを用いないでも画像劣化が許容範囲
に収まるならば、図9に示すように主走査方向データを
1ラインづつ間引く(S1,S3……S99)ことによ
りデータ量を半分とし、倍率変更を行ってもほど同等の
効果が得られる。
(読取りスキャナの大きさ)を大きくせず、またキャリ
ッジを高速で動作させることによる振動などによる問題
を回避し、複雑な計算処理も行わず、かつ多大なメモリ
も必要としない手法で副走査方向の縮小を実現すること
ができる。
ば、スキャナ部における画像読取り用の光電変換素子と
して、例えば、電荷結合素子(CCD)として高速デジ
タルPPC向けの4チャンネル出力CCDを用いるよう
にした画像形成装置において、特に、画像形成装置の画
像読取りにおける副走査方向(キャリッジ移動方向)の
変倍を従来のキャリッジの移動速度を変えて行う手法と
信号処理によって行う手法とを併用して行うことによ
り、機体幅(読取りスキャナの大きさ)を大きくせず、
またキャリッジを高速で動作させることによる振動など
の問題を回避し、複雑な計算処理も行わず、かつ多大な
メモリも必要としない手法で副走査方向の縮小を実現す
ることができるようにした画像形成装置を提供すること
ができる。
を示す図。
構成を示す図。
ク図。
成として画像信号の流れに沿って示したブロック図。
c)とコピー倍率(%)との関係を示した特性図。
データを記憶し、次の主走査ラインを取り込んだ時点で
最初のラインのデ−タとの平均化処理を行った後に、後
段の画像処理ASIC(2)705に出力していること
を示すタイミングチャート。
平均化処理を行わないで、後段の画像処理ASICに出
力する場合を示すタイミングチャート。
1ラインづつ間引いて、後段の画像処理ASICに出力
する場合を示すタイミングチャート。
Claims (2)
- 【請求項1】 形成すべき原稿画像をキャリッジによっ
て走査して得られる光画像情報を受光して光電変換した
電気信号を1ラインの素子に蓄積する蓄積手段と、 前記形成すべき原稿画像の複写倍率を設定する倍率設定
手段と、 この倍率設定手段によって設定された複写倍率に応じて
前記キャリッジの移動速度を変更するもので、設定され
た複写倍率が縮小時においてある倍率以下の場合にはそ
れまでの倍率とキャリッジ移動速度の関係からの2分の
1のキャリッジ移動速度でキャリッジを走査する速度変
更手段と、 前記蓄積手段に蓄積された電気信号をデジタル信号に変
換し、主走査方向1ライン分の入力画像データを記憶す
るラインメモリを有し、主走査方向2ライン分のデータ
を多値データのうちに計算処理することにより、副走査
方向の縮小変倍を行ってから、該主走査方向1ライン分
の入力画像データとして出力する前処理手段と、 この前処理手段から出力される主走査方向1ライン分の
入力画像データを画素毎に取り込んで2値データとする
処理を含む所定の画像データ処理を行う画像データ処理
手段と、 前記画像データ処理手段からの2値データに対し少なく
とも前記形成すべき原稿画像1ページ分の2値データを
記憶する記憶手段とを有し、 前記縮小時に、前記速度変更手段によって副走査方向倍
率変更をキャリッジ移動速度のみで行うときのキャリッ
ジ移動速度の半分のキャリッジ移動速度とすると共に、
前記前処理手段によって主走査方向2ライン分のデータ
を多値データのうちに平均化処理で行うことにより、副
走査方向倍率を変更することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 形成すべき原稿画像をキャリッジによっ
て走査して得られる光画像情報を受光して光電変換した
電気信号を1ラインの素子に蓄積する蓄積手段と、 前記形成すべき原稿画像の複写倍率を設定する倍率設定
手段と、 この倍率設定手段によって設定された複写倍率に応じて
前記キャリッジの移動速度を変更するもので、設定され
た複写倍率が縮小時においてある倍率以下の場合にはそ
れまでの倍率とキャリッジ移動速度の関係からの2分の
1のキャリッジ移動速度でキャリッジを走査する速度変
更手段と、 前記蓄積手段に蓄積された電気信号をデジタル信号に変
換し、主走査方向1ライン分の入力画像データを記憶す
るラインメモリを有し、主走査方向2ライン分のデータ
を多値データのうちに計算処理することにより、副走査
方向の縮小変倍を行ってから、該主走査方向1ライン分
の入力画像データとして出力する前処理手段と、 この前処理手段から出力される主走査方向1ライン分の
入力画像データを画素毎に取り込んで2値データとする
処理を含む所定の画像データ処理を行う画像データ処理
手段と、 前記画像データ処理手段からの2値データに対し少なく
とも前記形成すべき原稿画像1ページ分の2値データを
記憶する記憶手段とを有し、 前記縮小時に、前記速度変更手段によって副走査方向倍
率変更をキャリッジ移動速度のみで行うときのキャリッ
ジ移動速度の半分のキャリッジ移動速度とすると共に、
前記前処理手段によって主走査方向1ライン分のデータ
を多値データのうちに間引き処理することにより、副走
査方向倍率を変更することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
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