JP4173169B2 - 有害物質除去装置および有害物質との接触促進を行うための筒ユニット - Google Patents

有害物質除去装置および有害物質との接触促進を行うための筒ユニット Download PDF

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Description

本発明は、工場等から排出される気体状の有害物質を除去する有害物質除去装置に関する。
工場では、様々な工業製品が製造される。その過程において、油煙が発生することが多い。
例えば、金属を焼入れ時に700℃〜800℃の油に入れ、焼き戻す場合には、バーナーでその金属を加熱するときに、その金属に焼入れ時に付着した油(鉱油)により油煙が生じる。また、例えば、テントを製造する際に、塩化ビニールの可塑剤(DOP)を液状にして帆布に含浸させて、しごいて乾燥させるが、この乾燥時に、油煙が発生する。くつの生地、床剤、建材等に塩化ビニールを用いる場合にも、その塩化ビニールの乾燥時に油煙が発生する。また、糸の染色時に、糸をなじませるために、糸に油(数種類の鉱油)を塗るが、その油が乾燥時に蒸発して油煙が発生する。また、真空ポンプまたはコンプレッサのシリンダの油(鉱油)から動作時に油煙が発生する。
また、ゴムをロールで練る際に樹脂を混入させることがあるが、その際にも、油煙が発生する。また、焼却炉では、あらゆるものが燃焼されるが、多くのものは、炭素を含んでいる。この炭素(CO)も広義では、油である。よって、焼却炉からも廃棄物の燃焼時に油煙が発生するということができる。この他、例えば、石炭を燃焼するときも、同様に油煙が発生する。
油煙を始めとする有害物質の多くは気体であり、環境や人体への影響を考えた場合、その排出量は抑えることが望ましい。
このような気体状の有害物質を除去する第1の従来技術として、非特許文献1等に開示される、燃焼方式が知られている。この方式では、ブタンガスを使用して油煙を再燃焼して除去している。
しかし、ボイラー等の設備コスト、燃料のブタンガスのコスト等がかかり安価には実現できない。さらに、油煙の除去処理の結果、二酸化炭素(CO2)が排出されるという欠点を有する。
一方、第2の従来技術として、電気式集塵機がある。この技術では、油煙を電極に付着させることで、油煙に含まれる油を流れ出すようにしている。しかし、火災事故が頻繁に発生し、安全性の面から問題がある。
「実例にみる脱臭技術」檜山和成著、工業調査会、55ページ、1999年10月、初版発行
本発明の課題は、簡素な構成にして、気体状の有害物質を効率的に除去できるとともに、周辺の環境面に配慮した有害物質除去装置、および、有害物質との接触促進を行うための筒ユニットを提供することである。
本発明の第1態様の有害物質除去装置は、気体状の有害物質を捕集する液状の捕集剤が貯められる水槽と、前記気体状の有害物質を、自身の上部開口部から吸引して、自身の内部に設置された複数のノズルから噴射される前記捕集剤と融合させて、自身の下部開口部を介して前記水槽に送り込む、円筒または略円筒形状を有する吸引塔と、自身の下部開口部を介して前記水槽と通じるとともに、自身の上部開口部を介して排気を行うことができる排気塔と、前記水槽内の捕集剤を汲み上げるポンプを備え、前記吸引塔内には、前記複数のノズルが、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作るようにして配置されることを特徴とする有害物質除去装置である。
ここで、油煙等のある種の気体状の有害物質に対しては、複数のノズルを、それらノズルから噴射される捕集剤が吸引塔の内壁面に沿った流れを作るようにして配置することで、捕集剤とその気体状の有害物質の融合が促進される、という本願の発明者によって、見出された実験結果により、簡素な構成にして、気体状の有害物質を効率的に除去できる。また、油煙等の気体状の有害物質を捕集剤と融合して液化する過程で、燃焼を伴わないため二酸化炭素等が排出されない(または問題にならない程度の微量しか排出されない)。よって、周辺の環境面を配慮して、気体状の有害物質を除去できる。また、吸引塔は、円筒または略円筒形状を有するので、それ以外の形状を有する場合と比較し、複数のノズルから噴射される捕集剤の死角を可能な限りなくしてそれらノズルを吸引塔内に配置することができ、気体状の有害物質の除去効果を一層高めることができる。
第1態様において、複数のノズルは、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作るようにして配置されるとともに、それらノズルから捕集剤が死角をなくす、または、死角を略なくすように噴射されるようにしてもよい。
このようにすることで、気体状の有害物質を効率的に除去できることが、本願の発明者が実験により見出した。
また、第1態様において、複数のノズルは、その吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプの側面に取り付けられるとともに、それらパイプは、その吸引塔内に設置されるようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、複数のノズルを、その吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプから分岐したパイプの先端部に取り付けるとともに、それら分岐したパイプを、その吸引塔側面に設けられた穴部を介して吸引塔内に挿通させる場合と比較し、吸引塔への穴開け作業の負担が減り、一層簡単に有害物質除去装置を製造できる。
本発明の第2態様の筒ユニットは、両端に開口部を備えるとともに、円筒または略円筒形状を有する、内部が空洞である筒ユニットにおいて、気体状の有害物質を、前記一端の開口部から吸引して、自身の内部に設置された複数のノズルから噴射される捕集剤と融合させて、前記他端の開口部を介して排気し、前記筒ユニットの内には、前記複数のノズルが、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作るようにして配置されることを特徴とする、有害物質との接触促進を行うための筒ユニットである。
本発明によれば、簡素な構成にして、気体状の有害物質を効率的に除去できる。また、その除去時に燃焼を伴わないため二酸化炭素等が排出されない(または問題にならない程度の微量しか排出されない)。よって、周辺の環境面を配慮して、気体状の有害物質を除去できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1Aおよび図1Bは、本発明の第1実施形態の有害物質除去装置の正面図および背面図である。
図1Aにおいて、有害物質除去装置10は、気体状の有害物質を捕集する液状の捕集剤が貯められる水槽11、気体状の有害物質を、自身の上部開口部から吸引し、自身の内部に設置された複数のノズルから噴射される捕集剤と融合させて、自身の下部開口部を介して水槽11に送り込む、円筒または略円筒形状を有する吸引塔12、自身の下部開口部を介して水槽11と通じるとともに、自身の上部開口部を介して排気を行う排気塔13、水槽11内の捕集剤を汲み上げるポンプ14、を備える。なお、吸引塔12は、有害物質と捕集剤との接触促進を行うための塔ユニット(筒ユニット)ということができる。
図1Aが装置正面図であるのに対し、図1Bは背面図である。図1Bに示されるように、水槽11のほぼ底部の穴部18、パイプ19を介して、水槽11内の捕集剤は、ポンプ14に送られて、そのポンプ14によって吸引塔12内の各ノズルの位置まで汲み上げられる。
図2は、吸引塔の長手方向に設置されたパイプの様子を説明する図である。図1のパイプ15は、図2に示すように、吸引塔12内で4本のパイプに分岐している。これら4本のパイプは、図に示すように、吸引塔12の長手方向に平行に設置されている。そして、吸引塔12の上端から距離Xだけ下がった位置P1、その位置P1からさらに距離Yだけ下がった位置P2、その位置P2からさらに距離Yだけ下がった位置P3、等の位置において、それぞれのパイプ15にノズルが取り付けられている。なお、ノズルから所定の角度で液体(捕集剤)は噴射されるが、その捕集剤が、吸引塔12の上端から飛び出さないように、上端から見てノズルを最初に設置する場所は、その上端から距離Xだけ離されている。
このようにして、ポンプ14から汲み上げられた捕集剤は、パイプ15、吸引塔12内部でパイプ15の側面に取り付けられた各ノズルを介して吸引塔12内部に噴射される。これにより、気体状の有害物質と捕集剤が吸引塔12において接触して融合する。なお、ノズルは、先端部に細い穴があり、その細い穴から捕集剤が噴射される。
図3は、図2のいずれかのノズルの設置位置における上から見た断面図である。
図3に示すように、それぞれのノズル16は、それらノズル16から噴射される捕集剤が内壁面に沿った右または左向きの流れ(図では、左向きの流れ)を作るようにして、それぞれのパイプ15から露出されている。噴射される捕集剤を内壁面に沿って右向きとするか左向きとするかは、吸引塔12の設置位置毎に決められる。例えば、すべての設置位置で右向きの流れが生じるようにしてもよいし、左向きの流れが生じるようにしてもよい。また、交互に流れの向きを変える等できる。
本願の発明者は、ノズルの配置を変更して実験を行ったが、油煙等のある種の(気体状の)有害物質に対しては、それぞれのノズルから噴射される捕集剤が吸引塔の内壁面に沿った右または左向きの流れを作るように、それぞれのノズルを配置した場合が、最もよく気体状の有害物質を除去する場合の1つであることが判明した。
内壁面に沿って回転させることにより、気体状の有害物質が捕集剤と接触する時間を稼ぐことができる、ということがその理由として考えられる。
また、各ノズル16から噴射される捕集剤が死角をなるべくなくすようにすることで、気体状の有害物質の除去効果が一層上がることが、実験を通して、本願の発明者によって発見された。
すなわち、それぞれのノズル16にかかる圧力に応じて、それらノズル16から噴射される捕集剤の角度が決まるが、それぞれのノズル16を図4Aに示すような向きでそれぞれのパイプ15に設置した場合には、図4Aの斜線A部分が、捕集剤が噴射されない死角となるとともに、斜線B部分が、捕集剤と気体状の有害物質との融合の度合いが弱い部分となる。
これに対して、それぞれのノズル16を図4Bに示すような向きでそれぞれのパイプ15に設置した場合には、捕集剤が噴射されない死角がなくなるので、捕集剤と気体状の有害物質との融合が一層促進される。なお、図4Bにおいても、捕集剤と気体状の有害物質との融合の度合いが弱い部分(図4Bの斜線部A)は依然として残っている。
なお、図2、図3、図4A、図4Bでは、4本のパイプ15が吸引塔12内に設置される場合を例にとって説明したが、吸引塔12内に設置されるパイプ数はそれ以外の数(6本、8本、等)であってもよい。例えば、図5は、6本のパイプを吸引塔12に設置した場合の上から見た断面図である。
なお、本発明の有害物質除去装置が対象とする有害物質の1つに、油煙がある。油煙は上述したような過程で発生するものである。この油煙に対しては、エチレングリコールの水溶液を捕集剤として使用する。この水溶液の濃度は、油煙の濃度にもよるので、一概には言えない。しかし、例えば、5%溶液または略5%溶液であれば、発生するものと想定される殆どの油煙に対して、十分な除去効果が発揮できた。
図6は、吸引塔を図1Aの矢印X方向から見た図である。
図6に示すように、水槽11の所定の高さ位置には、横穴17が設けられている。例えば、捕集剤がオーバーフローした場合は、この横穴17からそのオーバーフロー分が流れ出す。
続いて、有害物質除去装置10の動作を説明する。
有害物質除去装置10の運転時には、吸引塔12内で、ノズル16から噴射された捕集剤が吸引塔12の上部開口部から流入する気体状の有害物質と融合することで、その気体状の有害物質(油煙)が液化した油が、水槽11内のエチレングリコール5%溶液に混入する。また、水槽11内のエチレングリコール5%溶液(油煙に対する捕集剤)は、絶えず、ポンプ14によって吸い上げられているため、その水槽11内では、エチレングリコール5%溶液と、油煙が液化した油とが混ざり合った状態にある。よって、ノズル16から噴射される捕集剤中には、正確には、油煙が液化した油も混入している。
有害物質除去装置10の運転が終了すると、油煙が液化した油の層が、エチレングリコール5%溶液の上に形成される。水槽11に水を入れることで、その入れた水の分だけ、上層に形成された油が横穴17を介して排出される。
なお、有害物質除去装置10自体は、引圧(負圧)や陽圧を発生させる機構を備えていないので、前段に陽圧発生部を追加するか、または、後段に引圧発生部を追加するかして使用する。
図7Aは、ブロワーの構成を示す図である。
図7Aに示すように、ブロワー30は、モーター31、モーター31と連結され、筺体32で保護されたファン(不図示)、入口開口33、出口開口34、を備える。
ブロワー30は、モーター31が回転することで、ファンが回転して、入口開口33から気体を吸引して出口開口34から排出するように動作する。
よって、図7Bに示すように、ブロワー30の入口開口33を有害物質除去装置10の排気塔13の上部開口部と連結すれば、有害物質除去装置10内に引圧を発生させることができるし、また、ブロワー30の出口開口34を有害物質除去装置10の吸引塔12の上部開口部と連結すれば、有害物質除去装置10内に陽圧を発生させることができる。このように、ブロワー30を、陽圧発生部または引圧発生部として使用することが可能である。
なお、ブロワー以外の方法で陽圧または引圧を発生させてもかまわないことは言うまでもない。
図8Aおよび図8Bは、本発明の第2実施形態の有害物質除去装置の正面図および背面図である。
図8Aにおいて、有害物質除去装置40は、気体状の有害物質を捕集する液状の捕集剤が貯められる水槽11、自身の上部開口部から吸引された気体状の有害物質を、自身の内壁から露出した複数のノズル46から噴射される捕集剤と融合させて、自身の下部開口部を介して水槽11に送り込む、円筒または略円筒形状を有する吸引塔42、自身の下部開口部を介して水槽11と通じるとともに、自身の上部開口部を介して排気を行う排気塔13、水槽11内の捕集剤を汲み上げるポンプ14、を備える。なお、吸引塔42は、有害物質と捕集剤との接触促進を行うための塔ユニット(筒ユニット)ということができる。
図8Aが装置正面図であったのに対し、図8Bは背面図である。図8Bに示されるように、水槽11のほぼ底部の穴部18、パイプ19を介して、水槽11内の捕集剤は、ポンプ14に送られて、そのポンプ14によって各ノズル46の位置まで汲み上げられる。
すなわち、ポンプ14から汲み上げられた捕集剤は、パイプ45、そのパイプ45から分岐したさらに細いパイプ46、分岐したパイプ46の先端部に取り付けられた各ノズルを介して吸引塔42内部に噴射される。これにより、気体状の有害物質と捕集剤が吸引塔42において接触して融合する。なお、ノズルは、先端部に細い穴があり、その細い穴から捕集剤が噴射される。
図9は、吸引塔におけるノズルの配置を説明する図である。
吸引塔42の内壁面には、吸引塔42の上下方向に所定量下がると、現在のノズル位置から所定の角度(図では、60度)だけ回転した位置に次のノズルが配置されている。
図10は、吸引塔を上から見た図である。この図では、吸引塔42の上下方向に所定量下がると、現在のノズル位置から90度だけ回転した位置に次のノズルが配置されている。
図10に示されるように、吸引塔42の内壁から垂直に露出したパイプ46の先端部分にノズル47が、所定の向き(右側または左側)に、所定量(例えば、45度)だけ傾いた角度で取り付けられている。これにより、各ノズル47から噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作ることができる。
図11は、吸引塔を図8Aの矢印X方向から見た図である。
図11に示すように、水槽11の所定の高さ位置には、横穴17が設けられている。例えば、捕集剤がオーバーフローした場合は、この横穴17からそのオーバーフロー分が流れ出す。
第2実施形態においても、第1実施形態同様、それぞれのノズルから噴射される捕集剤が吸引塔の内壁面に沿った右または左向きの流れを作るように、それぞれのノズルを配置した場合が、最もよく気体状の有害物質を除去する場合の1つであり、各ノズルから噴射される捕集剤が死角をなるべくなくすようにすることで、気体状の有害物質の除去効果が一層上がることが、実験を通して、本願の発明者によって発見された。
なお、第2実施形態では、パイプ15を吸引塔の外部に設け、ノズルを設置するそれぞれの位置で、パイプ15から分岐したパイプ16が、吸引塔に開けられた穴部を挿通して、吸引塔内部に達する構成であるため、第1実施形態と比較して、吸引塔に対する穴開け作業が手間である。すなわち、第1実施形態のように、パイプ15を吸引塔の内側に設けた方が一層簡単に有害物質除去装置を製造することができる。
また、以上の説明では、パイプ15を吸引塔内部に設ける構成では、吸引塔の同じ高さ位置に複数のノズルを設置し、パイプ15を吸引塔の外部に設ける構成では、ノズルを仮想的な螺旋状に配置した。しかし、ノズルの配置は、パイプ15が吸引塔の内か外かに関係なく決めることができる。例えば、パイプ15を吸引塔内部に設ける構成でも、ノズルを仮想的な螺旋上に配置してもよいし、また、パイプ15を吸引塔の外部に設ける構成でも、吸引塔の同じ高さ位置に複数のノズルを設置してもよい。
また、気体状の有害物質として油煙を例にとって、各実施形態の説明を行った。しかし、他の(気体状の)有害物質についても、本実施形態の有害物質除去装置を用いることができる。例えば、次のような有害物質である。
1.アンモニアまたはトリメチルアミン・・・希硫酸の水溶液が捕集剤に使用される。何%の溶液にするかは、除去しようとするアンモニアまたはトリメチルアミンの濃度による。通常は、1%未満の溶液を用いる。
2.メチルメルカプタン・・・水酸化ナトリウムの水溶液が捕集剤に使用される。何%の溶液にするかは、メチルメルカプタンの濃度による。例えば、1ppm程度のメチルメルカプタンに対しては、0.1%程度の溶液で十分に除去できた。
3.揮発性有機溶剤(VOC)(酢酸メチル、メチルイソブチルケトン、トルエン、スチレン、キシレン、等)・・・脂肪酸メチルエステルが捕集剤に使用される。揮発性有機溶剤は、油煙等と比較して、1台の有害物質除去装置による1回の処理で、除去される気体状の有害物質の割合が低い。このため、有害物質除去装置を複数台連結して使用することが望ましい。
例えば、図12では、1台目の有害物質除去装置101の排気塔131を、2台目の有害物質除去装置102の吸引塔122に連結し、2台目の有害物質除去装置102の排気塔132を、3台目の有害物質除去装置103の吸引塔123に連結し、3台目の有害物質除去装置103の排気塔133を、4台目の有害物質除去装置104の吸引塔124に連結して使用している。
図12の構成において、1台目の有害物質除去装置101の吸引塔121の前段に陽圧を発生させるか、4台目の有害物質除去装置104の排気塔134の後段に引圧を発生させるかすることで、1台目の有害物質除去装置101の吸引塔121から4台目の有害物質除去装置104の排気塔134に向かう気体の流れを発生させて揮発性有機溶剤に対する除去を行うことができる。
本発明の第1実施形態の有害物質除去装置の正面図である。 本発明の第1実施形態の有害物質除去装置の背面図である。 第1実施形態の吸引塔の長手方向に設置されたパイプの様子を説明する図である。 図2のいずれかのノズルの設置位置における上から見た断面図である。 4本のパイプを吸引塔に設置した場合のノズルの配置例(その1)を示す断面図である。 4本のパイプを吸引塔に設置した場合のノズルの配置例(その2)を示す断面図である。 6本のパイプを吸引塔に設置した場合のノズルの配置例を示す断面図である。 吸引塔を図1Aの矢印X方向から見た図である。 ブロワーの構成を示す図である。 ブロワーの使用法を説明する図である。 本発明の第2実施形態の有害物質除去装置の正面図である。 本発明の第2実施形態の有害物質除去装置の背面図である。 第2実施形態の吸引塔におけるノズルの配置を説明する図である。 第2実施形態の吸引塔を上から見た図である。 吸引塔を図8Aの矢印X方向から見た図である。 揮発性有機溶剤を除去する場合の、有害物質除去装置の使用方法を説明する図である。
符号の説明
10、40 有害物質除去装置
11 水槽
12、42 吸引塔
13 排気塔
14 ポンプ
15、19、45、46 パイプ
16、47 ノズル
17 横穴
21 捕集剤
30 ブロワー
31 モーター
33 入口開口
34 出口開口

Claims (20)

  1. 気体状の有害物質を捕集する液状の捕集剤が貯められる水槽と、
    前記気体状の有害物質を、自身の上部開口部から吸引して、自身の内部に複数の異なる高さ位置に設置された複数のノズルから噴射される前記捕集剤と融合させて、自身の下部開口部を介して前記水槽に送り込む、円筒または略円筒形状を有する吸引塔と、
    自身の下部開口部を介して前記水槽と通じるとともに、自身の上部開口部を介して排気を行うことができる排気塔と、
    前記水槽内の捕集剤を汲み上げるポンプを備え、
    前記吸引塔内には、前記複数のノズルが、それらノズルから前記ポンプが生成する圧力で噴射される捕集剤が内壁面に沿って回転する流れを作り、さらに前記回転する流れの向きが前記吸引塔内に設置された前記複数のノズルの高さ位置毎に左右交互になるようにして配置されることを特徴とする気体状有害物質除去装置。
  2. 前記複数のノズルは、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作るようにして配置されるとともに、それらノズルから捕集剤が死角をなくす、または、死角を略なくすように噴射されることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  3. 前記複数のノズルは、前記吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプの側面に取り付けられるとともに、それらパイプは、前記吸引塔内に設置されることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  4. 前記複数のノズルは、前記吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプから分岐したパイプの先端部に取り付けられるとともに、それら分岐したパイプは、前記吸引塔側面に設けられた穴部を介して前記吸引塔内に挿通されることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  5. 前記気体状の有害物質は油煙であり、前記捕集剤は、エチレングリコール水溶液であることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  6. 前記気体状の有害物質はアンモニアまたはトリメチルアミンであり、前記捕集剤は、希硫酸水溶液であることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  7. 前記気体状の有害物質はメチルメルカプタンであり、前記捕集剤は、水酸化ナトリウム水溶液であることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  8. 前記気体状の有害物質は揮発性有機溶剤であり、前記捕集剤は、脂肪酸メチルエステルであることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  9. 前記気体状の有害物質を吸引して前記吸引塔の上部開口部に対して排出する陽圧発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  10. 前記排気塔の上部開口部の後段に、前記排気塔の上部開口部を介して排気がなされるように引圧を発生させる引圧発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の有害物質除去装置。
  11. 両端に開口部を備えるとともに、円筒または略円筒形状を有する、内部が空洞である筒ユニットにおいて、
    気体状の有害物質を、前記一端の開口部から吸引して、自身の内部に複数の異なる高さ位置に設置された複数のノズルから噴射される前記捕集剤と融合させて、前記他端の開口部を介して排気し、
    前記筒ユニットの内には、前記複数のノズルが、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿って回転する流れを作り、さらに前記回転する流れの向きが前記筒ユニットに設置された前記複数のノズルの高さ位置毎に左右交互になるようにして配置されることを特徴とする、気体状の有害物質との接触促進を行うための筒ユニット。
  12. 前記複数のノズルは、それらノズルから噴射される捕集剤が内壁面に沿った流れを作るようにして配置されるとともに、それらノズルから捕集剤が死角をなくす、または、死角を略なくすように噴射されることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  13. 前記複数のノズルは、前記吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプの側面に取り付けられるとともに、それらパイプは、前記吸引塔内に設置されることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  14. 前記複数のノズルは、前記吸引塔の長手方向に設置された複数のパイプから分岐したパイプの先端部に取り付けられるとともに、それら分岐したパイプは、前記吸引塔側面に設けられた穴部を介して前記吸引塔内に挿通されることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  15. 前記気体状の有害物質は油煙であり、前記捕集剤は、エチレングリコール水溶液であることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  16. 前記気体状の有害物質はアンモニアまたはトリメチルアミンであり、前記捕集剤は、希硫酸水溶液であることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  17. 前記気体状の有害物質はメチルメルカプタンであり、前記捕集剤は、水酸化ナトリウム水溶液であることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  18. 前記気体状の有害物質は揮発性有機溶剤であり、前記捕集剤は、脂肪酸メチルエステルであることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  19. 前記気体状の有害物質を吸引して前記一端の開口部に対して排出する陽圧発生部をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
  20. 前記他端の開口部を介して排気がなされるように引圧を発生させる引圧発生部を、前期他端の開口部の後段にさらに備えることを特徴とする請求項11記載の筒ユニット。
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