JP4171940B2 - 送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法に関し、例えばテレビジョン会議システムの端末装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン会議システムにおいては、多地点に設置された複数の端末装置を公衆回線網を介して接続し、各端末装置間において動画像データ及び音声データを送受信することにより当該動画像データに基づく動画像及び音声データに基づく音声を用いて会議を実行し得るようになされている。
【0003】
実際上テレビジョン会議システムにおいては、各端末装置において送信対象の動画像データ及び音声データをそれぞれ予め適用された所定の符号化方式によって符号化処理し、得られた動画像符号化データ及び音声符号化データを公衆回線網を介して他の端末装置に送信すると共に、当該動画像符号化データ及び音声符号化データを受信した端末装置においてこの動画像符号化データ及び音声符号化データをそれぞれ対応する復号化方式によって復号化処理し、かくして元の動画像データ及び音声データを得るようになされている。
【0004】
ここでこの種のテレビジョン会議システムとして、各端末装置に、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)による”H.261”と呼ばれる勧告に基づいて標準化された動画像データの符号化及び復号化方式が適用されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のテレビジョン会議システムにおいては、”H.261”に基づいて、水平方向に 352画素及び垂直方向に 288ラインの共通中間フォーマット(CIF:Common Intermediate Format)と呼ばれる第1の画像フォーマットの動画像データを符号化処理するように規定されている。
【0006】
従ってかかる構成のテレビジョン会議システムにおいては、異なる画像フォーマットが適用されたNTSC(National Television System Committee)方式(水平方向に 720画素及び垂直方向に 240ライン)やPAL(Phase Alternation by Line )方式(水平方向に 720画素及び垂直方向に 288ライン)等のようなテレビジョン方式が採用された国に各端末装置が設置された場合でも、当該テレビジョン方式に応じて生成した動画像データの画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換した後符号化処理し、得られた動画像符号化データを公衆回線網を介して他の端末装置に送信する。
【0007】
そしてこのテレビジョン会議システムにおいては、このような動画像符号化データを受信した端末装置において、当該動画像符号化データを復号化処理した後、その第1の画像フォーマットを対応するテレビジョン方式の画像フォーマットに変換するようになされており、かくしてテレビジョン方式に影響されずに動画像データを送受信し得るようになされている。
【0008】
ところがかかる構成のテレビジョン会議システムにおいては、データ送信時に所定のテレビジョン方式に応じて生成した比較的解像度の高い動画像データの画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換することから、この動画像データに対する解像度が低下し、この結果高解像度の動画像に応じた動画像データの送受信が要望されてもこれに対応し難い問題があった。
【0009】
ところで従来、この種のテレビジョン会議システムとして、各端末装置に、ITU−Tによる”H.261”を基本とした”H.261AnnexD”と呼ばれる勧告に基づいて標準化された符号化及び復号化方式が適用されたものがある。
【0010】
かかる構成のテレビジョン会議システムでは、第1の画像フォーマットの動画像データの送受信処理に加えて、当該第1の画像フォーマットの4倍(水平方向に 704画素及び垂直方向に 576ライン)の画像フォーマット(以下、これを第2の画像フォーマットと呼ぶ)の静止画像に応じた静止画像データを送受信し得るように規定されている。
【0011】
実際上かかる構成のテレビジョン会議システムにおいて、各端末装置は、静止画像データの送信時、この静止画像データを第1の画像フォーマットに応じた画角の4つの第1〜第4の静止画像データ(以下、これらを第1〜第4の分割静止画像データと呼ぶ)に分割した後、順次符号化処理し、得られた第1〜第4の分割静止画像符号化データを送信すると共に、静止画像データの受信時には、受信した第1〜第4の分割静止画像データを復号化処理し、得られた第1〜第4の分割静止画像データに基づいて元の静止画像データを再現するようになされている。
【0012】
このため最近では、かかる構成のテレビジョン会議システムにおいて、静止画像データの送受信処理により高解像度な動画像に応じた第2の画像フォーマットの動画像データを送受信することが考えられているものの、”H.261AnnexD”では、静止画像データ(1フレームでなる)を2フレーム以上連続して送信しないように規定されていることから、第2の画像フォーマットの動画像データを送受信し難い問題があった。
【0013】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを送信及び又は受信し得る送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、符号化処理して送信する送信装置において、第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する動画像データ分割処理手段と、当該動画像データ分割処理手段から出力された各分割動画像データとダミー動画像データとを符号化処理する符号化処理手段とを設けるようにした。
【0015】
この結果、第2の動画像データの第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに、所定の符号化方式に従って当該第2の動画像データを容易に送信することができる。
【0016】
また本発明においては、送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された第1の動画像データと、各分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信装置において、送信装置から第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各分割動画像データとダミー動画像データとを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された符号化処理された各分割動画像データとダミー動画像データとを復号化処理し、得られた各分割動画像データとダミー動画像データとを順次交互に出力する復号化手段と、当該復号化手段から出力された各分割動画像データとダミー動画像データとのうち、各分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして第2の動画像データを再現する動画像データ統合処理手段とを設けるようにした。
【0017】
この結果、送信装置から第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに所定の符号化方式に従って送信された第2の動画像データを受信して容易に処理することができる。
【0018】
さらに本発明においては、所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、符号化処理して送信する送信方法において、第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する第1のステップと、当該第1のステップにおいて出力された各分割動画像データとダミー動画像データとを符号化処理する第2のステップとを設けるようにした。
【0019】
この結果、第2の動画像データの第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに、所定の符号化方式に従って当該第2の動画像データを容易に送信することができる。
【0020】
さらに本発明においては、送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された第1の動画像データと、各分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信方法において、送信装置から第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各分割動画像データとダミー動画像データとを受信する第1のステップと、当該第1のステップにおいて受信された符号化処理された各分割動画像データとダミー動画像データとを復号化処理し、得られた各分割動画像データとダミー動画像データとを順次交互に出力する第2のステップと、当該第2のステップにおいて出力された各分割動画像データとダミー動画像データとのうち、各分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして第2の動画像データを再現する第3のステップとを設けるようにした。
【0021】
この結果、送信装置から第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに所定の符号化方式に従って送信された第2の動画像データを受信して容易に処理することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0023】
(1)本実施の形態によるテレビジョン会議システムの構成
図1において、1は全体として本発明を適用したテレビジョン会議システムを示し、例えば2台の端末装置2A及び2Bが公衆回線網3を介して接続されて構成されている。
【0024】
この場合各端末装置2A及び2Bは、図2に示すように同様構成でなり、動画像データの符号化及び復号化方式として”H.261”に基づいて標準化された符号化及び復号化方式が適用されると共に、静止画像データの符号化及び復号化方式として”H.261AnnexD”に基づいて標準化された符号化及び復号化方式が適用されている。
【0025】
そして各端末装置2A及び2Bには、制御部5と、各種制御情報を入力し得るキーボード等のユーザインターフェイス6と、当該端末装置2A及び2Bを動作させるための所定のプログラムが予め記憶された不揮発性のメモリ7とからなるシステム制御機器部8が設けられ、当該制御部5がユーザインターフェイス6を介して入力される各種制御情報に基づいてメモリ7内のプログラムを起動させ、当該起動させたプログラムに基づいて対応する端末装置2A及び2B全体を制御する。
【0026】
ここで端末装置2A及び2Bの制御部5は、データ送信時、ユーザインターフェイス6を介して第1の画像フォーマットの第1の動画像データD1に対する送信要求情報が入力されると第1の送信処理モードに移ると共に、この第1の送信処理モードを実行することを表す第1の送信処理モード情報を制御データD2としてデータ多重化/分離部9のマルチプレクサ10に送出する。
【0027】
このとき画像入出力部12においては、テレビジョンカメラ13を介して被写体(図示せず)を撮像することにより、第2の画像フォーマットよりも画角の大きい画像フォーマット(以下、これを第3の画像フォーマットと呼ぶ)のアナログの動画像信号S1を生成し、これをアナログ/ディジタル変換器14を介してアナログ/ディジタル変換処理することにより得られた第2の画像フォーマットのディジタルの第2の動画像データD3を画像コーデック15の画像データ分割処理部16に送出する。
【0028】
画像データ分割処理部16は、制御部5の制御のもとに、アナログ/ディジタル変換器14から与えられた第2の動画像データD3の第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換処理し、得られた第1の動画像データD1をフレーム単位で順次符号化部17に送出する。
【0029】
符号化部17は、画像データ分割処理部16から与えられた第1の動画像データD1を”H.261”に基づいて標準化された符号化方式によって符号化処理し、得られた動画像符号化データD4をマルチプレクサ10に送出する。
【0030】
また音声入出力部18は、例えばマイクロフォン(図示せず)を介して周囲の音を集音することにより得られた送信対象のアナログの音声信号をアナログ/ディジタル変換処理し、得られたディジタルの音声データD5を音声コーデック19に送出する。
【0031】
音声コーデック19は、音声入出力部18から与えられた音声データD5を所定の符号化方式によって符号化処理し、得られた音声符号化データD6を遅延回路20を介して所定時間遅延させてマルチプレクサ10に送出する。
【0032】
さらにテレマティク機器部21は、例えばパーソナルコンピュータ(図示せず)によって生成したデータ通信用の所定の情報データD7を必要に応じてマルチプレクサ10に送出する。
【0033】
これによりマルチプレクサ10は、制御部5から与えられた制御データD2と、符号化部17から与えられた動画像符号化データD4と、遅延回路20を介して与えられた音声符号化データD6と、さらに必要に応じてテレマティク機器部21から与えられた情報データD7とを時分割多重化し、得られた多重化データD8をインターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A又は2Bに送信する。
【0034】
また端末装置2A及び2Bの制御部5は、ユーザインターフェイス6を介して第2の画像フォーマットの静止画像データD9に対する送信要求情報が入力されると第2の送信処理モードに移ると共に、この第2の送信処理モードを実行することを表す第2の送信処理モード情報を制御データD10としてマルチプレクサ10に送出する。
【0035】
このとき画像入出力部12においては、テレビジョンカメラ13を介して被写体を撮像することにより第3の画像フォーマットの静止画像(1フレーム)に応じたアナログの静止画像信号S2を生成し、これをアナログ/ディジタル変換器14を介してアナログ/ディジタル変換処理することにより得られた第2の画像フォーマットのディジタルの静止画像データD9を画像データ分割処理部16に送出する。
【0036】
画像データ分割処理部16においては、制御部5の制御のもとに、アナログ/ディジタル変換器14から与えられた第2の画像フォーマットの静止画像データD9を第1の画像フォーマットに応じた画角の4つの第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 に分割し、これら第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を順次符号化部17に送出する。
【0037】
符号化部17は、画像データ分割処理部16から順次与えられた第1〜第4の分割静止画像データD11〜D11上述と同様に”H.261AnnexD”に基づいて標準化された符号化方式によって符号化処理し、得られた第1〜第4の分割静止画像符号化データD12〜D12をマルチプレクサ10に送出する。
【0038】
そしてマルチプレクサ10は、このとき上述と同様に遅延回路20を介して音声符号化データD6が与えられると共に、必要に応じてテレマティク機器部21から情報データD7が与えられており、これにより制御部5から与えられた制御データD10と、符号化部17から与えられた第1〜第4の分割静止画像符号化データD12〜D12と、音声符号化データD6及び情報データD7とを順次時分割多重化し、得られた多重化データD13をインターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A又は2Bに送信する。
【0039】
一方、端末装置2A及び2Bにおいては、データ受信時、他の端末装置2B及び2Aから公衆回線網3を介して送信された多重化データD8及びD13をインターフェイス回路22を介してデマルチプレクサ25によって受信する。
【0040】
デマルチプレクサ25は、受信した多重化データD8及びD13制御データD2及びD10と、動画像符号化データD4及び第1〜第4の分割静止画像符号化データD12 〜D12 と、音声符号化データD6と、情報データD7とに分離し、当該制御データD2及びD10を制御部5に送出すると共に、動画像符号化データD4及び第1〜第4の分割静止画像符号化データD12 〜D12 を復号化部56に送出し、また音声符号化データD6を遅延回路20を介して音声コーデック19に送出すると共に、情報データD7をテレマティク機器部21に送出する。
【0041】
ここで制御部5は、デマルチプレクサ25から制御データD2が与えられた場合、この制御データD2に基づいて得られる第1の送信処理モード情報に応じて第1の受信処理モードに移り、この第1の受信処理モードに応じて対応する端末装置2A又は2B全体を制御する。
【0042】
そして復号化部26は、このときデマルチプレクサ25から与えられた動画像符号化データD4を対応する復号化方式によって復号化処理し、得られた第1の動画像データD1を画像データ統合処理部27に送出する。
【0043】
像データ統合処理部27は、復号化部26から与えられた第1の動画像データD1第1の画像フォーマット第2の画像フォーマットに変換処理し、得られた第2の動画像データD3を画像入出力部12に送出する。
【0044】
画像入出力部12においては、画像データ統合処理部27から与えられた第2の動画像データD31 をディジタル/アナログ変換器28を介してディジタル/アナログ変換処理し、得られたアナログの動画像信号S3をモニタ29に送出することにより、当該モニタ29にこの動画像信号S3に基づく動画像を表示させる。
【0045】
また音声コーデック19は、デマルチプレクサ25から遅延回路20を介して与えられた音声符号化データD6を対応する所定の復号化方式によって復号化処理し、得られた音声データD5を音声入出力部18に送出する。
【0046】
音声入出力部18は、音声コーデック19から与えられた音声データD5をディジタル/アナログ変換処理し、得られたアナログの音声信号を例えばスピーカ(図示せず)に送出することにより当該音声信号に基づく音声をこのスピーカを介して放音させる。
【0047】
さらにテレマティク機器部21は、デマルチプレクサ25から与えられた情報データD7を例えばパーソナルコンピュータに取り込み、この情報データD7に基づく情報をパーソナルコンピュータのモニタに表示させる。
【0048】
また制御部5は、デマルチプレクサ25から制御データD10が与えられた場合、この制御データD10に基づいて得られる第2の送信処理モード情報に応じて第2の受信処理モードに移り、この第2の受信処理モードに応じて対応する端末装置2A又は2B全体を制御する。
【0049】
そして復号化部26は、このときデマルチプレクサ25から順次与えられた第1〜第4の第1〜第4の分割静止画像符号化データD12 〜D12 を対応する復号化方式によって復号化処理し、得られた第1〜第4の分割静止画像データD11 〜D11 画像データ統合処理部27に送出する。
【0050】
これにより画像データ統合処理部27は、このとき復号化部26から与えられた第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を統合するようにして、元の第2の画像フォーマットの静止画像データD9を再現し、当該再現した静止画像データD9を画像入出力部12に送出する。
【0051】
画像入出力部12においては、画像データ統合処理部27から与えられた静止画像データD9をディジタル/アナログ変換器28を介してディジタル/アナログ変換処理し、得られたアナログの静止画像信号S4をモニタ29に送出することにより、当該モニタ29にこの静止画像信号S4に基づく静止画像を表示させる。
【0052】
因みにこのとき音声コーデック19、音声入出力部18及びテレマティク機器部21は、それぞれ上述した第1の受信処理モード時と同様に動作する。
【0053】
このようにしてテレビジョン会議システム1においては、各端末装置2A及び2B間において、第1の動画像データD1及び静止画像データD9を送受信し得るようになされている。
【0054】
(2)画像データ分割処理部16の詳細構成
ここで実際上画像データ分割処理部16においては、図3に示すように、第1の送信処理モード時、制御部5の制御のもとに、第1の切換え器31をオフ状態に切り換えると共に、第2の切換え器32のスイッチ32Aを第1の接点32Bに接続する。
【0055】
これにより画像データ分割処理部16においては、アナログ/ディジタル変換器14から与えられた第2の動画像データD3をフォーマット変換器33に取り込むと共に、当該フォーマット変換器33においてこの第2の動画像データD3の第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換処理し、得られた第1の動画像データD1を順次第2の切換え器32を介して符号化部17に送出する。
【0056】
また画像データ分割処理部16においては、第2の送信処理モード時、制御部5の制御のもとに、第1の切換え器31をオン状態に切り換えると共に、第2の切換え器32のスイッチ32Aを第2の接点32Cに接続する。
【0057】
この状態において画像データ分割処理部16においては、アナログ/ディジタル変換器14から与えられた静止画像データD9を、第1の切換え器31を介して第2の画像フォーマットに応じた記憶容量を有する第1のフレームメモリ34に取り込んで書き込む。
【0058】
そして画像データ分割処理部16においては、図4に示すように、制御部5の制御のもとに、”H.261AnnexD”の規定に従って第1のフレームメモリ34から静止画像データD9を水平方向に2画素及び垂直方向に2ラインのブロック単位で順次読み出すと共に、当該読み出したブロック単位の4つの第1〜第4の画素データG1〜G4をそれぞれ対応する第1の画像フォーマットに応じた記憶容量を有する第2〜第5のフレームメモリ35〜38に循環的に振り分けるようにして書き込む。
【0059】
このようにして画像データ分割処理部16においては、第2の画像フォーマットの静止画像データD9を第1のフレームメモリ34から第2〜第5のフレームメモリ35〜38に書き換えながら第1の画像フォーマットに応じた画角の4つの第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 に分割し得るようになされている。
【0060】
また画像データ分割処理部16においては、このとき制御部5の制御のもとに、第3の切換え器39のスイッチ39Aの接続を第1〜第4の接点39B〜39Eに順次切り換えながら第2〜第5のフレームメモリ35〜38から第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を順次読み出し、当該読み出した第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を第3の切換え器39及び第2の切換え器32を順次介して符号化部17に送出する。
【0061】
(3)符号化部17の詳細構成
符号化部17においては、図5に示すように、第1の送信処理モード時、画像データ分割処理部16から与えられた第1の動画像データD1を順次フレーム単位で第1の切換え器40、減算器41及び動き検出器42に取り込む。
【0062】
この場合動き検出器42は、画像データ分割処理部16から与えられた1フレーム分の第1の動画像データ(以下、これを第1のフレーム動画像データと呼ぶ)D11 を取り込むと、フレームメモリ43から当該第1のフレーム動画像データD11 に対して時間的に1フレーム分過去の第1の動画像データ(以下、これを第2のフレーム動画像データと呼ぶ)D12 を読み出し、当該読み出した第2のフレーム動画像データD12 を取り込むと共に、ループ内フィルタ44を介して量子化処理時に生じた歪みを除去して第2の切換え器45及び減算器41に与える。
【0063】
そして動き検出器42は、これら対応する第1及び第2のフレーム動画像データD11 及びD12 を水平方向に16画素及び垂直方向に16ラインの対応するマクロブロック単位で順次比較し、この比較結果に基づいて第1のフレーム動画像データD11 に対する符号化処理として、フレーム内符号化処理又はフレーム間符号化処理のいずれか一方を選択する。
【0064】
ここで動き検出器42は、フレーム内符号化処理を選択した場合には、イントラモードに移り、第1及び第2の切換え器40及び45のスイッチ40A及び45Aをそれぞれ第1の接点40B及び45Bに接続し、またフレーム間符号化処理を選択した場合には、インターモードに移り、第1及び第2の切換え器40及び45のスイッチ40A及び45Aをそれぞれ第2の接点40C及び45Cに接続する。
【0065】
これにより符号化部17においては、イントラモード時、画像データ分割処理部16から与えられた第1のフレーム動画像データD11 を第1の切換え器40を介して離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform )器46に取り込み、当該離散コサイン変換器46において、この第1のフレーム動画像データD11 に対して離散コサイン変換処理を施し、得られた離散コサイン変換係数K1を量子化器47に送出する。
【0066】
量子化器47は、離散コサイン変換器46から与えられた離散コサイン変換係数K1に対して所定の量子化ステップに基づく量子化処理を施し、得られた量子化データD15をハフマン符号化器48に送出する。
【0067】
ハフマン符号化器48は、量子化器47から与えられた量子化データD15に対して可変長符号化処理を施し、得られた動画像符号化データD4のヘッダ部分に動画像データであることを表す動画像情報と、イントラモード情報とを格納した後、バッファ49を介してマルチプレクサ10に送出する。
【0068】
逆量子化器50は、このとき量子化器47から量子化データD15が与えられており、この量子化データD15に対して対応する量子化ステップに基づく逆量子化処理を施し、得られた離散コサイン変換係数K1を逆離散コサイン変換器51に送出する。
【0069】
そして逆離散コサイン変換器51は、逆量子化器50から与えられた離散コサイン変換係数K1に対して逆離散コサイン変換処理を施し、これにより元の第1のフレーム動画像データD11 を得ると共に、これを第2のフレーム動画像データD12 として加算器52を介してフレームメモリ43に送出し、かくしてフレームメモリ43内の第2のフレーム動画像データD12 を書き換える。
【0070】
また符号化部17においては、インターモード時、画像データ分割処理部16から与えられた第1のフレーム動画像データD11 を減算器41に取り込み、当該減算器41において、この第1のフレーム動画像データD11 と、フレームメモリ43から読み出された対応する第2のフレーム動画像データD12 とを減算処理し、得られた減算結果を差分データD16として第1の切換え器40を介して離散コサイン変換器46に送出する。
【0071】
この後符号化部17においては、この差分データD16に対して上述したイントラモード時と同様に符号化処理を施し、かくしてハフマン符号化器48において、生成した動画像符号化データD4のヘッダ部分に動画像情報と、インターモード情報とを格納した後、バッファ49を介してマルチプレクサ10に送出する。
【0072】
また逆離散コサイン変換器51は、このとき逆量子化器50から与えられた離散コサイン変換係数K1に対して逆離散コサイン変換処理を施し、これにより元の差分データD16を得ると共に、この差分データD16を加算器52に送出する。
【0073】
加算器52は、逆離散コサイン変換器51から与えられた差分データD16と、フレームメモリ43から第2の切換え器45を介して与えられた対応する第2のフレーム動画像データD12 とを加算処理することにより元の第1のフレーム動画像データD11 を生成し、これを第2のフレーム動画像データD12 としてフレームメモリ43に送出することにより当該フレームメモリ43内の第2のフレーム動画像データD12 を書き換える。
【0074】
また符号化部17においては、第2の送信処理モード時、画像データ分割処理部16から順次与えられた第1〜第4の分割静止画像データD11〜D11に対して上述した第1の送信処理モード時と同様に符号化処理を施し、かくしてハフマン符号化器48において、生成した第1〜第4の分割静止画像符号化データD12〜D12のヘッダ部分にそれぞれ静止画像データD9のどの画素データG1〜G4を用いて生成したものであるかを表す識別情報と、対応するイントラモード情報又はインターモード情報とを格納した後、バッファ49を介してマルチプレクサ10に送出する。
【0075】
(4)復号化部26の詳細構成
復号化部26においては、図6に示すように、第1の受信処理モード時、デマルチプレクサ25から与えられた動画像符号化データD4をバッファ60を介してハフマン逆符号化器61に取り込む。
【0076】
ハフマン逆符号化器61は、動画像符号化データD4を取り込むと、この動画像符号化データD4のヘッダ部分に格納されている動画像情報と、イントラモード情報又はインターモード情報とを取り出し、これらを制御部5に送出する。
【0077】
これにより制御部5は、ハフマン逆符号化器61からイントラモード情報が与えられた場合には、復号化部26の第1の切換え器62のスイッチ62Aを第1の接点62Bに接続してオフ状態にし、イントラモードに応じてこの復号化部26を制御する。
【0078】
また制御部5は、ハフマン逆符号化器61からインターモード情報が与えられた場合には、第1の切換え器62のスイッチ62Aを第2の接点62Cに接続してオン状態にし、インターモードに応じてこの復号化部26を制御する。
【0079】
実際上ハフマン逆符号化器61は、イントラモード時、バッファ60を介して取り込んだ動画像符号化データD4を対応する復号化方式によって復号化処理し、得られた量子化データD17を逆量子化器63に送出する。
【0080】
逆量子化器63は、ハフマン逆符号化器61から与えられた量子化データD17に対して対応する量子化ステップに基づく逆量子化処理を施し、得られた離散コサイン変換係数K2を逆離散コサイン変換器64に送出する。
【0081】
そして逆離散コサイン変換器64は、逆量子化器63から与えられた離散コサイン変換係数K2に対して逆離散コサイン変換処理を施すことにより、元の第1のフレーム動画像データD11 を生成し、これを加算器65を介して画像データ統合処理部27に送出する。
【0082】
また逆離散コサイン変換器64は、このとき第1のフレーム動画像データD11 を第2のフレーム動画像データD12 としてフレームメモリ66に送出することにより当該フレームメモリ66内の第2のフレーム動画像データD12 を書き換える。
【0083】
一方、復号化部26においては、インターモード時、バッファ60を介して取り込んだ動画像符号化データD4に対して順次上述したイントラモード時と同様な処理を施し、かくして逆離散コサイン変換器64において、元の差分データD16を生成し、これを加算器65に送出する。
【0084】
このとき制御部5は、フレームメモリ66からこの差分データD16に対応する時間的に1フレーム分過去の第2のフレーム動画像データD12 を読み出し、当該読み出した第2のフレーム動画像データD12 を第1の切換え器62を介して加算器65に与える。
【0085】
これにより加算器65は、逆離散コサイン変換器64から与えられた差分データD16と、第1の切換え器62を介して与えられた対応する第2のフレーム動画像データD12 とを加算処理し、かくして元の第1のフレーム動画像データD11 を生成し、これを画像データ統合処理部27に送出する。
【0086】
これに加えて加算器65は、この第1のフレーム動画像データD11 を第2のフレーム動画像データD12 としてフレームメモリ66に送出し、かくしてこのフレームメモリ66内の第2のフレーム動画像データD12 を書き換える。
【0087】
また復号化部26においては、第2の受信処理モード時、デマルチプレクサ25から順次与えられた第1〜第4の分割静止画像符号化データD121 〜D124 をバッファ60を介してハフマン逆符号化器61に取り込み、当該ハフマン逆符号化器61においてこの第1〜第4の分割静止画像符号化データD121 〜D124 のヘッダ部分に格納されている識別情報及びイントラモード情報又はインターモード情報を取り出し、これらを制御部5に送出する。
【0088】
これにより復号化部26においては、制御部5の制御のもとに、この後第1〜第4の分割静止画像符号化データD121 〜D124 に対して上述した第1の受信処理モード時と同様な復号化処理を施し、かくして元の第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を生成し、これを画像データ統合処理部27に送出する。
【0089】
(5)画像データ統合処理部27の詳細構成
画像データ統合処理部27においては、図7に示すように、第1の受信処理モード時、制御部5の制御のもとに、第1の切換え器70のスイッチ70Aを開放してオフ状態にすると共に、第2の切換え器71のスイッチ71Aを第1の接点71Bに接続する。
【0090】
この状態において画像データ統合処理部27においては、復号化部26から順次与えられた第1の動画像データD1をフォーマット変換器72に取り込むと共に、当該フォーマット変換器72においてこの第1の動画像データD1の第1の画像フォーマットを第2の画像フォーマットに変換処理し、かくして第2の動画像データD31 を得て、これを第2の切換え器71を介してディジタル/アナログ変換器28に送出する。
【0091】
また画像データ統合処理部27においては、第2の受信処理モード時、ハフマン符号化器61から識別情報が与えられた制御部5の制御のもとに、第1の切換え器70のスイッチ70Aの接続を順次第1〜第4の接点70B〜70Eに切り換えると共に、第2の切換え器71のスイッチ71Aを第2の接点71Cに接続する。
【0092】
これにより画像データ統合処理部27においては、復号化部26から順次与えられた第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 をそれぞれ第1の切換え器70を介して対応する第1の画像フォーマットに応じた記憶容量を有する第2〜第5のフレームメモリ75〜78に送出して書き込む。
【0093】
そして画像データ統合処理部27においては、制御部5の制御のもとに、第2〜第5のフレームメモリ75〜78から第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を順次読み出し、当該読み出した第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を第2の画像フォーマットに応じた記憶容量を有する第1のフレームメモリ79に書き込み、かくしてこの第1のフレームメモリ79内において第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 を統合するようにして元の静止画像データD9を再現する。
【0094】
かくして画像データ統合処理部27においては、第1のフレームメモリ79から静止画像データD9を読み出し、これを第2の切換え器71を介してディジタル/アナログ変換器28に送出する。
【0095】
(6)第2の動画像データD3に対する送信処理
かかる構成に加えこの実施の形態の場合、各端末装置2A及び2B(図2)においては、ユーザインターフェイス6を介して第2の画像フォーマットの第2の動画像データD3に対する送信要求情報が入力されると制御部5が第3の送信処理モードに移ると共に、当該第3の送信処理モードを実行することを表す第3の送信処理モード情報を制御データD20としてマルチプレクサ10に送出する。
【0096】
このとき画像入出力部12においては、テレビジョンカメラ13を介して生成した動画像信号S1をアナログ/ディジタル変換器14を介して第2の動画像データD3に変換し、これを画像データ分割処理部16に送出する。
【0097】
画像データ分割処理部16(図3)においては、制御部5の制御のもとに、第1の切換え器31をオン状態に切り換えると共に、第2の切換え器32のスイッチ32Aを第2の接点32Cに接続する。
【0098】
これにより画像データ分割処理部16においては、アナログ/ディジタル変換器14から与えられた第2の動画像データD3を、上述した静止画像データD9に対する処理と同様にして、順次フレーム単位で第1の切換え器31を介して第1のフレームメモリ34に取り込み、当該第1のフレームメモリ34内に順次1フレーム分の第2の動画像データD3を書き込む。
【0099】
そして画像データ分割処理部16においては、第1のフレームメモリ34内に1フレーム分の第2の動画像データD3を書き込む毎に、上述した第2の送信処理モード時と同様にして第1のフレームメモリ34からこの1フレーム分の第2の動画像データD3を第1の画像フォーマットに応じた画角の4つの第1〜第4の動画像データ(以下、これらを第1〜第4の分割動画像データと呼ぶ)D211 〜D214 に分割しながら読み出し、当該読み出した第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 をそれぞれ対応する第2〜第5のフレームメモリ35〜38に送出して書き込む。
【0100】
また画像データ分割処理部16においては、このとき制御部5の制御のもとに、第3の切換え器39のスイッチ39Aの接続を第1〜第4の接点39B〜39Eに順次切り換えながら第2〜第5のフレームメモリ35〜38から第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を読み出し、当該読み出した第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を第3の切換え器39及び第2の切換え器32を順次介して符号化部17に送出する。
【0101】
因みに”H.261AnnexD”においては、2フレーム以上の静止画像データD9(すなわち第2の画像フォーマットの1フレーム分のデータ)を連続して送信処理しないように規定されている。
【0102】
従って画像データ分割処理部16においては、この規定に従って第2の画像フォーマットの1フレーム分の第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を符号化部17に送出する毎に当該送出した第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 のうち、例えば第1の分割動画像データD211 を再び第2のフレームメモリ40から読み出し、当該読み出した第1の分割動画像データD211 を第1の画像フォーマットに応じた画角の動画像データ(以下、これをダミー動画像データと呼ぶ)D22として第3の切換え器39及び第2の切換え器32を順次介して符号化部17に送出する。
【0103】
このように画像データ分割処理部16においては、1フレーム分の第2の動画像データD3から分割して得られた第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 と、ダミー動画像データD22とを順次交互に符号化部17に送出する。
【0104】
符号化部17(図5)においては、制御部5の制御のもとに、画像データ分割処理部16から第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 及びダミー動画像データD22が与えられると、当該第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 及びダミー動画像データD22に対して上述した第1の送信処理モード時と同様に符号化処理を施し、かくしてハフマン符号化器48において第1〜第4の分割動画像符号化データD231 〜D234 及びダミー動画像符号化データD24を生成する。
【0105】
そしてハフマン符号化器48は、このとき第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23のヘッダ部分にそれぞれ第2の動画像データD3のどの画素データG1〜G4を用いて生成したものであるかを表す識別情報と、対応するイントラモード情報又はインターモード情報とを格納した後、バッファ49を介してマルチプレクサ10に送出する。
【0106】
またハフマン符号化器48は、ダミー動画像符号化データD24のヘッダ部分に動画像情報と、対応するイントラモード情報又はインターモード情報とを格納した後、バッファ49を介してマルチプレクサ10に送出する。
【0107】
これによりマルチプレクサ10(図2)は、このとき制御部5から与えられた制御データD2と、遅延回路20を介して与えられた音声符号化データD6と、必要に応じてテレマティク機器部21から与えられた情報データD7と、符号化部17から与えられた第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23及びダミー動画像符号化データD24とを順次時分割多重化し、得られた多重化データD25をインターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A又は2Bに送信する。
【0108】
かくして端末装置2A及び2Bにおいては、このように”H.261”及び”H.261AnnexD”の規定に従って高解像度な動画像に応じた第2の画像フォーマットの第2の動画像データD3を順次符号化処理して他の端末装置2A又は2Bに送信し得るようになされている。
【0109】
一方、各端末装置2A及び2Bにおいては、データ受信時、他の端末装置2A及び2Bから公衆回線網3を介して送信された多重化データD25をインターフェイス回路22を介してデマルチプレクサ25によって受信する。
【0110】
そしてデマルチプレクサ25は、受信した多重化データD25制御データD20と、第1〜第4の分割動画像符号化データD23 〜D23 及びダミー動画像符号化データD24と、音声符号化データD6と、情報データD7とに分離し、当該制御データD20を制御部5に送出すると共に、第1〜第4の分割動画像符号化データD23 〜D23 及びダミー動画像符号化データD24を復号化部26に送出し、また音声符号化データD6を遅延回路20を介して音声コーデック19に送出すると共に、情報データD7をテレマティク機器部21に送出する。
【0111】
ここで制御部5は、デマルチプレクサ25から制御データD20が与えられると、当該制御データD20に基づいて得られる第3の送信処理モード情報に応じて第3の受信処理モードに移り、この第3の受信処理モードに応じて対応する端末装置2A又は2B全体を制御する。
【0112】
そして復号化部26(図6)においては、このときデマルチプレクサ25から与えられた第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23及びダミー動画像符号化データD24をバッファ60を介してハフマン逆符号化器61に取り込み、当該ハフマン逆符号化器61においてこの第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23のヘッダ部分に格納されている識別情報及びイントラモード情報又はインターモード情報を取り出し、これを制御部5に送出すると共に、ダミー動画像符号化データD24のヘッダ部分に格納されている動画像情報及びイントラモード情報又はインターモード情報取り出し、これを制御部5に送出する。
【0113】
そして復号化部26においては、この第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23及びダミー動画像符号化データD24に対して順次上述した第1の受信処理モード時と同様の復号化処理を施し、かくして元の第1〜第4の分割動画像データD21〜D21及びダミー動画像データD22を生成し、これらを画像データ統合処理部27に送出する。
【0114】
画像データ統合処理部27(図7)においては、制御部5の制御のもとに、まず第2の切換え器71のスイッチ71Aを第2の接点71Cに接続し、この状態において第1の切換え器70のスイッチ70Aの接続を順次第1〜第4の接点70B〜70Eに切り換えることにより、このとき復号化部26から与えられた第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を第1の切換え器70を介して取り込んで順次対応する第2〜第5のフレームメモリ75〜78に書き込む。
【0115】
そして画像データ統合処理部27においては、第2〜第5のフレームメモリ75〜78に書き込んだ第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を順次読み出し、当該読み出した第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を第1のフレームメモリ79に書き込むことにより当該第1のフレームメモリ79内において第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を統合するようにして元の1フレーム分の第2の動画像データD3を再現し得るようになされている。
【0116】
また画像データ統合処理部27においては、この後第1の切換え器70をオフ状態に切り換えることにより、このとき復号化部26から与えられたダミー動画像データD22をフォーマット変換器72を介して第2の切換え器71に送出する。
【0117】
そして画像データ統合処理部27においては、このとき制御部5の制御のもとに、第2の切換え器71のスイッチ71Aを第2の接点71Cに接続することにより、このダミー動画像データD22を廃棄する。
【0118】
このようにして画像データ統合処理部27においては、復号化部26から与えられたダミー動画像データD22を順次廃棄しながら、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を選択的に用いて第1のフレームメモリ79内にフレーム単位の第2の動画像データD3を順次再現し、当該再現した第2の動画像データD3を順次第1のフレームメモリ79から読み出してこれを第2の切換え器71を介してディジタル/アナログ変換器28に送出する。
【0119】
これによりディジタル/アナログ変換器28は、画像データ統合処理部27から順次フレーム単位で与えられる第2の動画像データD3をアナログ/ディジタル変換処理し、得られた第2の画像フォーマットの動画像信号S5をモニタ29に送出することにより、当該モニタ29にこの動画像信号S5に基づく高解像度な動画像を表示させることができるようになされている。
【0120】
(7)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、このテレビジョン会議システム1では、端末装置2A及び2Bにおいて制御部5が第3の送信処理モード時、図9に示す高解像度動画像データ送信処理手順RT1をステップSP1において開始し、続くステップSP2において第2の動画像データD3を第1のフレームメモリ34から第2〜第5のフレームメモリ35〜38に書き換えるようにして順次第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 に分割する。
【0121】
そして制御部5は、この第2のフレームメモリ35から第1の分割動画像データD211 を読み出し、当該読み出した第1の分割動画像データD211 を符号化部17を介して符号化処理した後、マルチプレクサ10、インターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A及び2Bに送信する。
【0122】
次いで制御部5は、ステップSP3に進んで第3のフレームメモリ36から第2の分割動画像データD212 を読み出し、これを符号化部17を介して符号化処理した後、マルチプレクサ10、インターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A及び2Bに送信する。
【0123】
続いて制御部5は、ステップSP4に進んで第4のフレームメモリ37から第3の分割動画像データD213 を読み出し、これを符号化部17を介して符号化処理した後、マルチプレクサ10、インターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A及び2Bに送信する。
【0124】
そして制御部5は、この後ステップSP5に進んで第5のフレームメモリ38から第4の分割動画像データD214 を読み出し、これを符号化部17を介して符号化処理した後、マルチプレクサ10、インターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A及び2Bに送信する。
【0125】
次いで制御部5は、ステップSP6に進み、ユーザインターフェイス6を介して第2の動画像データD3に対する送信処理の終了要求が入力されたか否かを判断する。
【0126】
このとき制御部5は、このステップSP6において否定結果を得ると、続くステップSP7に進んで第1の分割動画像データD211 をダミー動画像データD22として第2のフレームメモリ35から読み出し、これを符号化部17を介して符号化処理した後、マルチプレクサ10、インターフェイス回路22及び公衆回線網3を順次介して他の端末装置2A及び2Bに送信する。
【0127】
そして制御部5は、この後ステップSP8に進んで第1のフレームメモリ34内の1フレーム分の第2の動画像データD3を時間的に次の1フレーム分の第2の動画像データD3に書き換えると共に、この書き換えた第2の動画像データD3を第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 に分割しながらそれぞれ対応する第2〜第5のフレームメモリ35〜38に書き込む。
【0128】
かくして制御部5は、この状態においてステップSP2に戻り、この後ステップSP6において肯定結果を得るまで上述したステップSP2、SP3、SP4、SP5、SP6、SP7、SP8、SP2の処理を繰り返す。
【0129】
このようにして制御部5は、第2の動画像データD3をフレーム単位で順次第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 に分割しながら、当該第2の動画像データD3の1フレーム分の第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 と、ダミー動画像データD22とを順次交互に符号化処理して送信し、この後ユーザインターフェイス6を介して第2の動画像データD3に対する送信処理の終了要求が入力されることによりステップSP6において肯定結果を得ると、第2の動画像データD3に対する送信処理を終了してステップSP9に進み、高解像度動画像データ送信処理手順RT1を終了する。
【0130】
一方、このテレビジョン会議システム1では、各端末装置2A及び2Bにおいて、第3の受信処理モード時、他の端末装置2A及び2Bから公衆回線網3を介して送信された多重化データD25をインターフェイス回路22を介してデマルチプレクサ25によって受信する。
【0131】
そして各端末装置2A及び2Bでは、デマルチプレクサ25においてこの多重化データD25を制御データ20、第1〜第4の分割動画像符号化データD23〜D23及びダミー動画像データD24に分割し、当該分割て得られた制御データD20を制御部5に送出することにより、当該制御部5がこの制御データD20に基づいて第3の受信処理モードに移る。
【0132】
また復号化部26により第1〜第4の分割動画像符号化データD231 〜D234 及びダミー動画像符号化データD24を順次復号化処理し、得られた第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 及びダミー動画像データD22を順次交互に画像データ統合処理部27に送出する。
【0133】
そして画像データ統合処理部27において、ダミー動画像データD22を順次廃棄しながら、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を選択的に用いて元の1フレーム分の第2の動画像データD3を順次再現し、当該再現した第2の動画像データD3をディジタル/アナログ変換器28に送出する。
【0134】
従ってこのテレビジョン会議システム1では、端末装置2A及び2Bにおいて第3の送信処理モード時、第2の画像フォーマットの第2の動画像データD3を第1の画像フォーマットに応じた画角の第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 に分割して送信処理することから、当該第2の動画像データD3の解像度を第2の画像フォーマットから第1の画像フォーマットへの変換処理によって低下することを防止することができる。
【0135】
またこのテレビジョン会議システム1では、端末装置2A及び2Bにおいて、第3の送信処理モード時、1フレーム分の第2の動画像データD3から分割した第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 と、ダミー動画像データD22とを順次交互に送信処理することから、見かけ上第2の送信処理モードと、第1の送信処理モードとを順次交互に繰り返す場合とほぼ同様な処理動作で第2の動画像データD3を解像度の低下を防止して送信処理することができ、かくして高解像度な第2の動画像データD3を特別な回路を設けることなく、”H.261AnnexD”の規定に従って容易に送信することができる。
【0136】
さらにこのテレビジョン会議システム1では、各端末装置2A及び2Bにおいて、第3の受信処理モード時、ダミー動画像データD22を順次廃棄しながら、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を選択的に用いて第2の動画像データD3を再現することから、見かけ上第1の受信処理モードと、第2の受信処理モードとを順次交互に繰り返す場合とほぼ同様な処理動作で第2の動画像データD3を受信処理することができ、かくして高解像度な第2の動画像データD3を特別に回路を設けることなく、”H.261AnnexD”の規定に従って容易に受信することができる。
【0137】
以上の構成によれば、端末装置2A及び2Bにおいて、第2の動画像データD2を順次フレーム単位で第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 に分割し、当該第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 とダミー動画像データD22とを順次交互に符号化処理し、得られた第1〜第4の分割動画像符号化データD231 〜D234 とダミー動画像符号化データD24とを送信すると共に、このようにして送信された第1〜第4の分割動画像符号化データD231 〜D234 とダミー動画像符号化データD24とを受信した場合、当該受信した第1〜第4の分割動画像符号化データD231 〜D234 及びダミー動画像符号化データD24に対して復号化処理を施し、得られたダミー動画像データD22を順次廃棄しながら、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 を選択的に用いて順次1フレーム分の第2の動画像データD3の再現するようにしたことにより、第2の動画像データD3の第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットにフォーマット変換することなく”H.261AnnexD”の規定に従って当該第2の動画像データD3を容易に送受信することができ、かくして所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを送受信し得るテレビジョン会議システムを実現することができる。
【0138】
(8)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を上述した図1に示すテレビジョン会議システム1の2台の端末装置2A及び2Bに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、多地点制御装置を用いたテレビジョン会議システムの複数の端末装置や、複数の端末装置を順次公衆回線網を介して従属接続するようにして構成されたテレビジョン会議システムの当該各端末装置、さらにはテレビジョン電話システムの複数の端末装置等のように、”H.261AnnexD”に基づいて標準化された符号化及び復号化方式が適用されたこの他種々の送信装置及び受信装置に広く適用することができる。
【0139】
また上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bの画像データ分割処理部16において、第1のフレームメモリ34に書き込んだ第2の動画像データD3(及び静止画像データD9)を第2〜第5のフレームメモリ35〜38を介して第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 (及び第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 )に分割するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1のフレームメモリ34から第2の動画像データD3(及び静止画像データD9)を読み出しながら第1〜第4の分割動画像データD211 〜214 (及び第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 )に分割し、これらを直接第2の切換え器32介して符号化部17に送出するようにしても良く、これにより画像データ分割処理部16の構成を簡易化することができる。
【0140】
さらに上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bの画像データ統合処理部27において、復号化部26から与えられた第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 (及び第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 )をそれぞれ対応する第2〜第5のフレームメモリ75〜78を介して第1のフレームメモリ79に書き込むようにして元の第2の動画像データD3(及び静止画像データD9)を再現するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、復号化部26から与えられた第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 (及び第1〜第4の分割静止画像データD111 〜D114 )を直接第1のフレームメモリ79に順次書き込みながら元の第2の動画像データD3(及び静止画像データD9)を再現するようにしても良く、これにより画像データ統合処理部27の構成を簡易化することができる。
【0141】
さらに上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bにおいて送信対象の静止画像データD9をテレビジョンカメラ13を介して生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該静止画像データD9を予め生成しておき、これを外部から各端末装置2A及び2Bの画像入出力部12に供給したり、又は予め所定の記録媒体に記録しておき、当該記録媒体から再生して画像入出力部12に供給する等のように、この他種々の方法によって静止画像データD9を得るようにしても良い。
【0142】
さらに上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bにおいて第3の送信処理モード時、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 と、第1の分割動画像データD211 でなるダミー動画像データD22とを順次交互に符号化部17に送出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1〜第4の分割動画像データD211 〜D214 と、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データD22とを順次交互に符号化部17に送出するようにしても良い。
【0143】
なおこの場合には、ダミー動画像データD22として、第1の分割動画像データD211 のみならず、他の第2〜第4の分割動画像データD212 〜D214 や、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分の第1の動画像データD1等のように、第1の画像フォーマットに応じた画角のこの他種々のデータをダミー動画像データD22として用いることができる。
【0144】
さらに上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bの画像データ分割処理部16に1つの第1のフレームメモリ34と、4つの第2〜第5のフレームメモリ35〜38とを設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数の第1のフレームメモリ34及び第2〜第5のフレームメモリ35〜38を設けるようにしても良く、これにより画像データ分割処理部16におけるデータ処理速度を格段的に速くすることができる。
【0145】
さらに上述の実施の形態においては、各端末装置2A及び2Bの画像データ統合処理部27に1つの第1のフレームメモリ79と、4つの第2〜第5のフレームメモリ75〜78とを設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数の第1のフレームメモリ79及び第2〜第5のフレームメモリ75〜78を設けるようにしても良く、これにより画像データ統合処理部27におけるデータ処理速度を格段的に速くすることができる。
【0146】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、符号化処理して送信する送信装置において、第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する動画像データ分割処理手段と、当該動画像データ分割処理手段から出力された各分割動画像データとダミー動画像データとを符号化処理する符号化処理手段とを設けるようにしたことにより、第2の動画像データの第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに、所定の符号化方式に従って当該第2の動画像データを容易に送信することができ、かくして所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを送信し得る送信装置を実現することができる。
【0147】
また送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された第1の動画像データと、各分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信装置において、送信装置から第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各分割動画像データとダミー動画像データとを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された符号化処理された各分割動画像データとダミー動画像データとを復号化処理し、得られた各分割動画像データとダミー動画像データとを順次交互に出力する復号化手段と、当該復号化手段から出力された各分割動画像データとダミー動画像データとのうち、各分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして第2の動画像データを再現する動画像データ統合処理手段とを設けるようにしたことにより、送信装置から第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに所定の符号化方式に従って送信された第2の動画像データを受信して容易に処理することができ、かくして所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを受信し得る受信装置を実現することができる。
【0148】
さらに所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、符号化処理して送信する送信方法において、第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと、第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する第1のステップと、当該第1のステップにおいて出力された各分割動画像データとダミー動画像データとを符号化処理する第2のステップとを設けるようにしたことにより、第2の動画像データの第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに、所定の符号化方式に従って当該第2の動画像データを容易に送信することができ、かくして所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを送信し得る送信方法を実現することができる。
【0149】
さらに送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された第1の動画像データと、各分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信方法において、送信装置から第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、第2の動画像データの1フレーム分の各分割動画像データと第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各分割動画像データとダミー動画像データとを受信する第1のステップと、当該第1のステップにおいて受信された符号化処理された各分割動画像データとダミー動画像データとを復号化処理し、得られた各分割動画像データとダミー動画像データとを順次交互に出力する第2のステップと、当該第2のステップにおいて出力された各分割動画像データとダミー動画像データとのうち、各分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして第2の動画像データを再現する第3のステップとを設けるようにしたことにより、送信装置から第2の画像フォーマットを第1の画像フォーマットに変換せずに所定の符号化方式に従って送信された第2の動画像データを受信して容易に処理することができ、かくして所定の符号化及び復号化方式によって規定された動画像データに対する解像度よりも高い解像度の動画像データを受信し得る受信方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン会議システムの全体構成の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】端末装置の回路構成を示すブロック図である。
【図3】画像データ分割処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図4】静止画像データの分割の説明に供する略線的概念図である。
【図5】符号化部の回路構成を示すブロック図である。
【図6】復号化部の回路構成を示すブロック図である。
【図7】画像データ統合処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図8】高解像度動画像データ送信処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……テレビジョン会議システム、2A、2B……端末装置、5……制御部、10……マルチプレクサ、15……画像コーデック、16……画像データ分割処理部、17……符号化部、22……インターフェイス回路、25……デマルチプレクサ、26……復号化部、27……画像データ統合処理部、D1……第1の動画像データ、D3……第2の動画像データ、D9……静止画像データ、D211 〜D214 ……第1〜第4の分割動画像データ、D22……ダミー動画像データ、RT1……高解像度動画像データ送信処理手順。

Claims (10)

  1. 所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、上記第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、上記符号化処理して送信する送信装置において、
    上記第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと、上記第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する動画像データ分割処理手段と、
    上記動画像データ分割処理手段から出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記符号化処理する符号化処理手段と
    を具えることを特徴とする送信装置。
  2. 上記符号化方式は、
    ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)による勧告”H.261AnnexD”に基づいて標準化された
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、上記第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、上記符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された上記第1の動画像データと、各上記分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信装置において、
    上記送信装置から上記第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと上記第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に上記符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された上記符号化処理された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記復号化処理し、得られた各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを順次交互に出力する復号化手段と、
    上記復号化手段から出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとのうち、各上記分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして上記第2の動画像データを再現する動画像データ統合処理手段と
    を具えることを特徴とする受信装置。
  4. 上記符号化及び復号化方式は、
    ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)による勧告”H.261AnnexD”に基づいて標準化された
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 上記第2の動画像データを順次フレーム単位で各上記分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと、上記少なくとも1フレーム分の上記ダミー動画像データとを順次交互に出力する動画像データ分割処理手段と、
    上記動画像データ分割処理手段から出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記符号化処理して出力する符号化処理手段と、
    上記符号化処理手段から上記符号化処理して出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを送信する送信手段と
    を具えることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  6. 所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データを所定の符号化方式により符号化処理して送信すると共に、上記第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データを上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割した後、上記符号化処理して送信する送信方法において、
    上記第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと、上記第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとを順次交互に出力する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記符号化処理する第2のステップと
    を具えることを特徴とする送信方法。
  7. 上記符号化方式は、
    ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)による勧告”H.261AnnexD”に基づいて標準化された
    ことを特徴とする請求項6に記載の送信方法。
  8. 送信装置から所定の第1の画像フォーマットの第1の動画像データが所定の符号化方式により符号化処理して送信されると共に、上記第1の画像フォーマットよりも画角の大きい第2の画像フォーマットの静止画像データが上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割静止画像データに分割された後、上記符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された上記第1の動画像データと、各上記分割静止画像データとを受信して対応する復号化方式により復号化処理する受信方法において、
    上記送信装置から上記第2の画像フォーマットの第2の動画像データを順次フレーム単位で上記第1の画像フォーマットに応じた画角の複数の分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと上記第1の画像フォーマットに応じた画角の少なくとも1フレーム分のダミー動画像データとが順次交互に上記符号化処理して送信されることにより、当該符号化処理して送信された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを受信する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて受信された上記符号化処理された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記復号化処理し、得られた各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを順次交互に出力する第2のステップと、
    上記第2のステップにおいて出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとのうち、各上記分割動画像データを選択的に用いて統合するようにして上記第2の動画像データを再現する第3のステップと
    を具えることを特徴とする受信方法。
  9. 上記符号化及び復号化方式は、
    ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standardization Sector)による勧告”H.261AnnexD”に基づいて標準化された
    ことを特徴とする請求項8に記載の受信方法。
  10. 上記第2の動画像データを順次フレーム単位で各上記分割動画像データに分割しながら、上記第2の動画像データの1フレーム分の各上記分割動画像データと、上記少なくとも1フレーム分の上記ダミー動画像データとを順次交互に出力する第4のステップと、
    上記第4のステップにおいて出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを上記符号化処理して出力する第5のステップと、
    上記第5のステップにおいて上記符号化処理して出力された各上記分割動画像データと上記ダミー動画像データとを送信する第6のステップと
    を具えることを特徴とする請求項8に記載の受信方法。
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