JP4169757B2 - 高周波フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の共振器を有する積層型の高周波フィルタに関する。
ブルートゥース規格の通信装置や無線LAN(ローカルエリアネットワーク)用の通信装置では、小型化、薄型化の要求が強いことから、高密度の部品実装技術が要求されている。そこで、積層基板を用いて部品を集積することも提案されている。
ところで、上記通信装置における部品の一つに、受信信号を濾波するバンドパスフィルタがある。このバンドパスフィルタとしては、例えば特許文献1に記載されているような積層型のバンドパスフィルタが知られている。この積層型のバンドパスフィルタは、積層基板における導体層を用いて構成された複数の共振器を備えている。この積層型のバンドパスフィルタにおいて、隣接する共振器同士は誘導結合している。また、特許文献1に記載されているように、積層型のバンドパスフィルタでは、隣接する共振器同士を容量結合させる場合もある。この場合には、誘導結合の大きさと容量結合の大きさとによって、バンドパスフィルタにおける2つの減衰極の周波数と通過帯域幅とを調整することができる。従って、隣接する共振器同士を容量結合させることにより、隣接する共振器同士を容量結合させない場合に比べて、バンドパスフィルタの特性の調整が容易になる。
特許文献1には、結合調整電極を用いて、隣接する共振器同士を容量結合させる技術が記載されている。結合調整電極は、隣接する2つの共振器のそれぞれに対して誘電体層を介して対向している。
また、特許文献2には、伝送線路となる複数のコイル導体を備えた積層型誘電体共振器が記載されている。この積層型誘電体共振器では、隣接するコイル導体同士を、誘電体層を介して対向させることによって、隣接するコイル導体同士を容量結合させている。
特開2000−22404号公報 実開平5−78003号公報
特許文献1に記載された技術では、結合調整電極は、隣接する2つの共振器のそれぞれに対して誘電体層を介して対向する。そのため、この技術では、一方の共振器と結合調整電極との間と、他方の共振器と結合調整電極との間に、それぞれキャパシタが形成される。この2つのキャパシタは直列に接続される。そして、隣接する2つの共振器は、この直列に接続された2つのキャパシタを介して容量結合される。
特許文献1に記載された技術では、直列に接続された2つのキャパシタの合成容量は、個々のキャパシタの容量よりも小さくなる。そのため、この技術では、上記合成容量を所望の値にするためには、キャパシタを形成するために必要な領域、すなわち結合調整電極と各共振器とが対向する領域の面積を、ある程度大きくする必要がある。そのため、この技術では、フィルタの小型化が難しくなるという問題点がある。
積層型のバンドパスフィルタにおいて、特許文献2に記載された技術を利用して、隣接する2つの共振器同士を容量結合させることも考えられる。しかしながら、この場合には、以下のような問題点がある。すなわち、積層型のバンドパスフィルタでは、積層基板の作製時に、積層方向における異なる位置に配置される複数の導体層の位置関係が所望の位置関係からずれる場合がある。以下、このことを、導体層の位置ずれと言う。特許文献2に記載された技術では、2つのコイル導体は、積層方向における異なる位置に配置されるため、これらの相対的な位置関係が変化する可能性がある。そして、2つのコイル導体の相対的な位置関係が変化すると、2つのコイル導体間の誘導結合の大きさと容量結合の大きさの両方が変化する。そのため、積層型のバンドパスフィルタにおいて、特許文献2に記載された技術を利用して隣接する2つの共振器同士を容量結合させる場合には、導体層の位置ずれに起因して2つの共振器の相対的な位置関係が変化すると、2つの共振器間の誘導結合の大きさと容量結合の大きさの両方が変化する。従って、この場合には、導体層の位置ずれに起因して、バンドパスフィルタの特性のばらつきが大きくなりやすいという問題点がある。
また、上述のように、隣接する2つの共振器の相対的な位置関係が変化したときに、2つの共振器間の誘導結合の大きさと容量結合の大きさの両方が変化する場合には、バンドパスフィルタの特性の調整が難しくなるという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、複数の共振器を有する積層型の高周波フィルタであって、小型化でき、且つ特性の調整が容易な高周波フィルタを提供することにある。
本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加え、導体層の位置ずれに起因した特性のばらつきを抑制できるようにした高周波フィルタを提供することにある。
本発明の高周波フィルタは、
交互に積層された誘電体層と導体層とを含む積層基板と、
それぞれ積層基板内の導体層よりなり、誘導結合する第1および第2の共振器と、
それぞれ積層基板内の導体層よりなり、第1の共振器と第2の共振器とを容量結合する、少なくとも一組の第1ないし第4の電極と、
積層基板内に設けられ、第1の共振器と第1の電極とを接続する1つ以上の第1のスルーホールと、
積層基板内に設けられ、第2の共振器と第2の電極とを接続する1つ以上の第2のスルーホールとを備え、
第3の電極は、第2の共振器に接続され、且つ積層基板内の誘電体層を介して、第1の電極に対向し、
第4の電極は、第1の共振器に接続され、且つ積層基板内の誘電体層を介して、第2の電極に対向し、
第1の電極と第3の電極とこれらの間に配置された誘電体層とによって第1のキャパシタが形成され、第2の電極と第4の電極とこれらの間に配置された誘電体層とによって、第1のキャパシタに対して並列に接続される第2のキャパシタが形成されているものである。
本発明の高周波フィルタでは、第1のスルーホールを介して第1の共振器に接続された第1の電極と、第2の共振器に接続された第の電極とが、誘電体層を介して対向することによって、第1のキャパシタが形成される。また、第2のスルーホールを介して第2の共振器に接続された第の電極と、第1の共振器に接続された第4の電極とが、誘電体層を介して対向することによって、第2のキャパシタが形成される。第2のキャパシタは、第1のキャパシタに対して並列に接続される。そして、これら第1および第2のキャパシタを介して、第1の共振器と第2の共振器とが容量結合される。
本発明の高周波フィルタにおいて、第1の共振器と第2の共振器は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1の共振器、第2の共振器、第3の電極および第4の電極は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1の電極および第2の電極は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置され、第3の電極および第4の電極は、積層基板内の他の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1および第2の共振器はいずれも、両端開放の1/2波長共振器であり、第1ないし第4の電極は二組設けられ、一方の組の第1ないし第4の電極は、第1および第2の共振器の一方の端部同士を結合し、他方の組の第1ないし第4の電極は、第1および第2の共振器の他方の端部同士を結合してもよい。この場合、本発明の高周波フィルタは、更に、不平衡信号の入力または出力が行われる不平衡入出力端子と、平衡信号の入力または出力が行われる2つの平衡入出力端子とを備え、第1および第2の共振器は、回路構成上、不平衡入出力端子と平衡入出力端子との間に設けられていてもよい。
本発明の高周波フィルタでは、並列に接続された第1および第2のキャパシタを介して、第1の共振器と第2の共振器とが容量結合される。本発明によれば、第1の共振器と第2の共振器とを容量結合させない場合に比べて、高周波フィルタの特性の調整が容易になるという効果を奏する。また、本発明によれば、直列に接続された2つのキャパシタを介して第1の共振器と第2の共振器とが容量結合される場合に比べて、第1の共振器と第2の共振器とを容量結合するキャパシタを形成するために必要な領域の面積を小さくすることができる。これにより、本発明によれば、高周波フィルタの小型化が可能になるという効果を奏する。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1の共振器と第2の共振器は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。この場合には、導体層の位置ずれが生じても、第1の共振器と第2の共振器との間の誘導結合の大きさは変化しない。従って、この場合には、導体層の位置ずれに起因した特性のばらつきを抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1の共振器、第2の共振器、第3の電極および第4の電極は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。この場合には、導体層の位置ずれに起因した特性のばらつきを抑制することができると共に、高周波フィルタの損失を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明の高周波フィルタにおいて、第1の電極および第2の電極は、積層基板内の同じ誘電体層の上に配置され、第3の電極および第4の電極は、積層基板内の他の同じ誘電体層の上に配置されていてもよい。この場合には、導体層の位置ずれに起因して、第1の電極および第2の電極と、第3の電極および第4の電極との相対的な位置関係が変化しても、第1の共振器と第2の共振器との間の容量結合の大きさが変化することを抑制することができる。従って、この場合には、導体層の位置ずれに起因した特性のばらつきを抑制することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。始めに、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る高周波フィルタの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る高周波フィルタの回路構成を示す回路図である。図2は、本実施の形態に係る高周波フィルタの外観を示す斜視図である。
図1に示したように、本実施の形態に係る高周波フィルタ1は、不平衡信号の入力または出力が行われる1つの不平衡入出力端子2と、平衡信号の入力または出力が行われる2つの平衡入出力端子3A,3Bと、直流電圧印加用端子4と、それぞれTEM線路よりなる共振器11,12とを備えている。共振器11,12は、回路構成上、不平衡入出力端子2と平衡入出力端子3A,3Bとの間に設けられている。なお、TEM線路とは、電界および磁界が共に電磁波の進行方向に垂直な断面内にのみ存在する電磁波であるTEM波(Transverse Electromagnetic Wave)を伝送する伝送線路である。
共振器11,12はいずれも、両端開放の1/2波長共振器である。この共振器11,12はいずれも、一方向に長い形状を有している。共振器11と共振器12とは、互いに平行に、隣接するように配置され、誘導結合している。共振器11は本発明における第1の共振器に対応し、共振器12は本発明における第2の共振器に対応する。
不平衡入出力端子2は、共振器11の一方の端部に接続されている。平衡入出力端子3Aは、共振器12の一方の端部に接続され、平衡入出力端子3Bは、共振器12の他方の端部に接続されている。直流電圧印加用端子4は、共振器12における長手方向の中央の近傍に接続されている。
高周波フィルタ1は、更に、共振器11の一方の端部とグランドとの間に設けられたキャパシタ21と、共振器11の他方の端部とグランドとの間に設けられたキャパシタ22と、共振器12の一方の端部とグランドとの間に設けられたキャパシタ23と、共振器12の他方の端部とグランドとの間に設けられたキャパシタ24とを備えている。
高周波フィルタ1は、更に、共振器11の一方の端部と共振器12の一方の端部との間に設けられた2つのキャパシタ25,26と、共振器11の他方の端部と共振器12の他方の端部との間に設けられた2つのキャパシタ27,28とを備えている。キャパシタ25,26は互いに並列に接続され、キャパシタ27,28も互いに並列に接続されている。
図2に示したように、高周波フィルタ1は、更に、高周波フィルタ1の構成要素を一体化するための積層基板30を備えている。後で詳しく説明するが、積層基板30は、交互に積層された誘電体層と導体層とを含んでいる。共振器11,12は、積層基板30内の導体層を用いて構成されている。また、共振器11,12は、分布定数線路になっている。キャパシタ21〜28は、積層基板30内の導体層と誘電体層を用いて構成されている。
共振器11,12は、前述のように誘導結合していると共に、キャパシタ25〜28を介して容量結合している。共振器11,12は、所定の周波数帯域内の周波数の信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタを構成する。このバンドパスフィルタにおける2つの減衰極の周波数と通過帯域幅は、共振器11,12の誘導結合の大きさと容量結合の大きさとによって調整することができる。
次に、本実施の形態に係る高周波フィルタ1の作用について説明する。高周波フィルタ1の不平衡入出力端子2に不平衡の信号が入力された場合には、この信号のうち、所定の周波数帯域内の周波数の信号が選択的に、共振器11,12によって構成されるバンドパスフィルタを通過する。共振器11,12では、長手方向についての一方の半分の部分と他方の半分の部分とで電界の位相が180°異なる。そのため、平衡入出力端子3A,3Bから出力される各電圧は、位相が互いに180°異なっている。従って、平衡入出力端子3A,3Bからは、平衡信号が出力される。逆に、平衡入出力端子3A,3Bに平衡信号が入力された場合には、この信号のうち、所定の周波数帯域内の周波数の信号が選択的に、共振器11,12によって構成されるバンドパスフィルタを通過し、不平衡入出力端子2から不平衡の信号が出力される。このように、本実施の形態に係る高周波フィルタ1は、バンドパスフィルタの機能とバランの機能とを兼ね備えている。
直流電圧印加用端子4は、共振器12に直流電圧を印加するために用いられる。この直流電圧は、例えば、平衡入出力端子3A,3Bに接続される集積回路を駆動するために用いられる。なお、高周波フィルタ1において、直流電圧印加用端子4は設けられていなくてもよい。
次に、図2ないし図9を参照して、積層基板30の構成について詳しく説明する。図2に示したように、積層基板30は、上面と底面と4つの側面を有する直方体形状をなしている。積層基板30の側面および底面には、端子2,3A,3B,4と、2つのグランド端子31,32と、2つの端子33,34が配置されている。端子33,34は、積層基板30の内部の導体層にも外部回路にも接続されない。
図3ないし図8は、それぞれ、上から1層目ないし6層目(最下層)の誘電体層の上面を示している。図9は、上から6層目の誘電体層およびその下の導体層を、上から見た状態で表したものである。図3に示した1層目の誘電体層41の上面には、導体層は形成されていない。
図4に示した2層目の誘電体層42の上面には、グランド用導体層421が形成されている。このグランド用導体層421は、グランド端子31,32に接続されている。
図5に示した3層目の誘電体層43の上面には、グランド用導体層431,432が形成されている。グランド用導体層431,432は、それぞれグランド端子31,32に接続されている。
図6に示した4層目の誘電体層44の上面には、共振器11,12が形成されている。共振器11,12は、同じ誘電体層44の上において、互いに平行に、隣接するように配置され、誘導結合している。
誘電体層44の上面には、更に、電極用導体層441,442,443,444が形成されている。電極用導体層441は、共振器11の一方の端部と不平衡入出力端子2とに物理的且つ電気的に接続されている。電極用導体層442は、共振器11の他方の端部に物理的且つ電気的に接続されている。電極用導体層443は、共振器12の一方の端部と平衡入出力端子3Aとに物理的且つ電気的に接続されている。電極用導体層444は、共振器12の他方の端部と平衡入出力端子3Bとに物理的且つ電気的に接続されている。
誘電体層44の上面には、更に、導体層445が形成されている。導体層445の一端部は、共振器12における長手方向の中央の近傍に接続されている。また、誘電体層445の他端部は、直流電圧印加用端子4に接続されている。
また、誘電体層44には、導体層441に接続されたスルーホール446と、導体層442に接続されたスルーホール447と、導体層443に接続されたスルーホール448と、導体層444に接続されたスルーホール449とが形成されている。
導体層441,443は、図5に示した誘電体層43を介して、図5に示したグランド用導体層431に対向している。図1に示したキャパシタ21は、導体層441,431と誘電体層43とによって構成されている。図1に示したキャパシタ23は、導体層443,431と誘電体層43とによって構成されている。
導体層442,444は、図5に示した誘電体層43を介して、図5に示したグランド用導体層432に対向している。図1に示したキャパシタ22は、導体層442,432と誘電体層43とによって構成されている。図1に示したキャパシタ24は、導体層444,432と誘電体層43とによって構成されている。
図7に示した5層目の誘電体層45の上面には、電極用導体層451,452,453,454が形成されている。電極用導体層451,452,453,454は、それぞれ、細長い部分451a,452a,453a,454aと、この部分451a,452a,453a,454aよりも幅の大きい部分451b,452b,453b,454bとを含んでいる。
電極用導体層451の部分451aの一端部には、図6に示したスルーホール446を介して、導体層441が接続されている。従って、電極用導体層451は、スルーホール446および導体層441を介して、共振器11の一方の端部に物理的且つ電気的に接続されている。部分451aの他端部には、部分451bの一端部が連結されている。部分451bは、図6に示した誘電体層44を介して、図6に示した電極用導体層443に対向している。図1に示したキャパシタ25は、導体層451,443と誘電体層44とによって構成されている。電極用導体層451,443は、本発明における一方の組の第1の電極、第3の電極に対応する。スルーホール446は、本発明における第1のスルーホールに対応する。また、キャパシタ25は、本発明における第1のキャパシタに対応する。
電極用導体層452の部分452aの一端部には、図6に示したスルーホール448を介して、導体層443が接続されている。従って、電極用導体層452は、スルーホール448および導体層443を介して、共振器12の一方の端部に物理的且つ電気的に接続されている。部分452aの他端部には、部分452bの一端部が連結されている。部分452bは、図6に示した誘電体層44を介して、図6に示した電極用導体層441に対向している。図1に示したキャパシタ26は、導体層452,441と誘電体層44とによって構成されている。電極用導体層452,441は、本発明における一方の組の第2の電極、第4の電極に対応する。スルーホール448は、本発明における第2のスルーホールに対応する。また、キャパシタ26は、本発明における第2のキャパシタに対応する。
電極用導体層453の部分453aの一端部には、図6に示したスルーホール447を介して、導体層442が接続されている。従って、電極用導体層453は、スルーホール447および導体層442を介して、共振器11の他方の端部に物理的且つ電気的に接続されている。部分453aの他端部には、部分453bの一端部が連結されている。部分453bは、図6に示した誘電体層44を介して、図6に示した電極用導体層444に対向している。図1に示したキャパシタ27は、導体層453,444と誘電体層44とによって構成されている。電極用導体層453,444は、本発明における他方の組の第1の電極、第3の電極に対応する。スルーホール447は、本発明における第1のスルーホールに対応する。また、キャパシタ27は、本発明における第1のキャパシタに対応する。
電極用導体層454の部分454aの一端部には、図6に示したスルーホール449を介して、導体層444が接続されている。従って、電極用導体層454は、スルーホール449および導体層444を介して、共振器12の他方の端部に物理的且つ電気的に接続されている。部分454aの他端部には、部分454bの一端部が連結されている。部分454bは、図6に示した誘電体層44を介して、図6に示した電極用導体層442に対向している。図1に示したキャパシタ28は、導体層454,442と誘電体層44とによって構成されている。電極用導体層454,442は、本発明における他方の組の第2の電極、第4の電極に対応する。スルーホール449は、本発明における第2のスルーホールに対応する。また、キャパシタ28は、本発明における第2のキャパシタに対応する。
図8に示した6層目の誘電体層46の上面には、グランド用導体層461が形成されている。このグランド用導体層461は、グランド端子31,32に接続されている。
図9に示したように、誘電体層46の下面、すなわち積層基板30の底面には、端子2,3A,3B,4,31〜34を構成する導体層502,503A,503B,504,531〜534が形成されている。
なお、本実施の形態において、積層基板30としては、誘電体層の材料として樹脂、セラミック、あるいは両者を複合した材料を用いたもの等、種々のものを用いることができる。しかし、積層基板30としては、特に、高周波特性に優れた低温同時焼成セラミック多層基板を用いることが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態に係る高周波フィルタ1では、スルーホール446および導体層441を介して共振器11の一方の端部に接続された電極用導体層451と、共振器12の一方の端部に接続された電極用導体層443とが、誘電体層44を介して対向している。導体層451,443と誘電体層44は、共振器11,12の一方の端部同士を結合するキャパシタ25を構成する。
また、高周波フィルタ1では、スルーホール448および導体層443を介して共振器12の一方の端部に接続された電極用導体層452と、共振器11の一方の端部に接続された電極用導体層441とが、誘電体層44を介して対向している。導体層452,441と誘電体層44は、共振器11,12の一方の端部同士を結合するキャパシタ26を構成する。キャパシタ26は、キャパシタ25に対して並列に接続される。
また、高周波フィルタ1では、スルーホール447および導体層442を介して共振器11の他方の端部に接続された電極用導体層453と、共振器12の他方の端部に接続された電極用導体層444とが、誘電体層44を介して対向している。導体層453,444と誘電体層44は、共振器11,12の他方の端部同士を結合するキャパシタ27を構成する。
また、高周波フィルタ1では、スルーホール449および導体層444を介して共振器12の他方の端部に接続された電極用導体層454と、共振器11の他方の端部に接続された電極用導体層442とが、誘電体層44を介して対向している。導体層454,442と誘電体層44は、共振器11,12の他方の端部同士を結合するキャパシタ28を構成する。キャパシタ28は、キャパシタ27に対して並列に接続される。
このようにして、高周波フィルタ1では、キャパシタ25〜28を介して、共振器11,12が容量結合される。本実施の形態によれば、共振器11,12を容量結合させない場合に比べて、高周波フィルタ1の特性の調整が容易になる。
また、本実施の形態によれば、直列に接続された2つのキャパシタを介して共振器11,12が容量結合される場合に比べて、共振器11,12を容量結合するキャパシタ25〜28を形成するために必要な領域の面積を小さくすることができる。これにより、本実施の形態によれば、高周波フィルタ1の小型化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、共振器11,12を容量結合させることにより、共振器11,12の物理的な長さを、バンドバスフィルタの通過帯域の中心周波数に対応する波長の1/2よりも短くすることができる。また、本実施の形態によれば、共振器11,12の各端部とグランドとの間にキャパシタ21〜24を設けることによっても、共振器11,12の物理的な長さを、バンドバスフィルタの通過帯域の中心周波数に対応する波長の1/2よりも短くすることができる。これらの点からも、本実施の形態によれば、高周波フィルタ1の小型化が可能になる。
また、本実施の形態によれば、前述のように共振器11,12を容量結合するキャパシタ25〜28を形成するために必要な領域の面積を小さくすることができることから、高周波フィルタ1の特性を向上させることができる。すなわち、キャパシタ25〜28を形成するために必要な領域の面積が小さければ、共振器11,12の周囲において導体層が存在しない空間を大きくすることができ、その結果、共振器11,12の周囲において導体層によって電界の通過が妨げられることを防止することができる。これにより、共振器11,12のQ値を大きくすることができ、その結果、高周波フィルタ1の特性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、共振器11,12は、積層基板30内の同じ誘電体層44の上に配置されている。そのため、本実施の形態では、積層基板30の作製時に導体層の位置ずれが生じても、共振器11,12の相対的な位置関係は変化せず、共振器11,12間の誘導結合の大きさも変化しない。従って、本実施の形態によれば、導体層の位置ずれに起因した高周波フィルタ1の特性のばらつきを抑制することができる。
また、本実施の形態では、共振器11,12と電極用導体層441〜444が、積層基板30内の同じ誘電体層44の上に配置されている。これにより、共振器11,12と電極用導体層441〜444とが別個の誘電体層の上に配置されて、これらをスルーホールを介して接続する場合に比べて、高周波フィルタ1の損失を低減することができる。
また、本実施の形態では、第1の電極としての電極用導体層451,453および第2の電極としての電極用導体層452,454は、積層基板30内の同じ誘電体層45の上に配置されている。また、第3の電極としての電極用導体層443,444および第4の電極としての電極用導体層441,442は、積層基板30内の他の同じ誘電体層44の上に配置されている。これにより、本実施の形態によれば、導体層の位置ずれに起因して、第1の電極および第2の電極と、第3の電極および第4の電極との相対的な位置関係が変化しても、共振器11,12間の容量結合の大きさが変化することを抑制することができる。従って、本実施の形態によれば、導体層の位置ずれに起因した特性のばらつきを抑制することができる。以下、このことを、図10を参照して詳しく説明する。
図10は、第1の電極としての電極用導体層451、第2の電極としての電極用導体層452、第3の電極としての電極用導体層443および第4の電極としての電極用導体層441の位置関係を示す説明図である。図10に示したように、導体層451の一部と導体層443の一部は対向し、導体層452の一部と導体層441の一部は対向している。導体層451,443が対向する領域の面積と導体層452,441が対向する領域の面積の和は、共振器11,12間の容量結合の大きさを決めるパラメータの一つである。
本実施の形態では、導体層451,452は誘電体層45の上に配置され、導体層443,441は誘電体層44の上に配置されている。そのため、導体層の位置ずれに起因して、導体層451,452と導体層443,441との相対的な位置関係が変化する可能性がある。ここで、図10に示したように、誘電体層44,45の面に平行で且つ導体層451,452の長手方向に直交する方向をX方向とし、導体層451,452の長手方向をY方向とする。
図10に示した状態を基準状態として、導体層の位置ずれに起因して、X方向に、導体層451,452と導体層443,441との相対的な位置関係が多少変化しても、導体層同士が対向する領域の面積は変化しない。
次に、図10に示した状態を基準状態として、導体層の位置ずれに起因して、Y方向に、導体層451,452と導体層443,441との相対的な位置関係が変化した場合について考える。まず、基準状態から、導体層443,441に対して導体層451,452が、図10における上方に移動した場合について考える。この場合、基準状態と比較して、導体層451,443が対向する領域の面積は減少し、導体層452,441が対向する領域の面積は増加する。導体層451,443が対向する領域の面積の減少量と導体層452,441が対向する領域の面積の増加量は等しい。従って、この場合、基準状態と比較して、導体層451,443が対向する領域の面積と導体層452,441が対向する領域の面積の和は変化しない。
基準状態から、導体層443,441に対して導体層451,452が、図10における下方に移動した場合には、基準状態と比較して、導体層451,443が対向する領域の面積は増加し、導体層452,441が対向する領域の面積は減少する。導体層451,443が対向する領域の面積の増加量と導体層452,441が対向する領域の面積の減少量は等しい。従って、この場合、基準状態と比較して、導体層451,443が対向する領域の面積と導体層452,441が対向する領域の面積の和は変化しない。
以上のことは、第1の電極としての電極用導体層453、第2の電極としての電極用導体層454、第3の電極としての電極用導体層444および第4の電極としての電極用導体層442の位置関係についても当てはまる。
従って、本実施の形態によれば、導体層の位置ずれに起因して、第1の電極および第2の電極と、第3の電極および第4の電極との相対的な位置関係が変化しても、共振器11,12間の容量結合の大きさが変化することを抑制することができる。
このように本実施の形態によれば、導体層の位置ずれが発生しても、共振器11,12間の誘導結合の大きさの変化と共振器11,12間の容量結合の大きさの変化の両方を抑制することができる。従って、本実施の形態によれば、導体層の位置ずれに起因した高周波フィルタ1の特性のばらつきを、より確実に抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、本発明の高周波フィルタは、隣接する共振器間が誘導結合するように配置された3つ以上の共振器を備えていてもよい。この場合には、隣接する共振器間を、それぞれ、実施の形態で示したキャパシタ25〜28と同様の構成のキャパシタを介して容量結合すればよい。
また、実施の形態では、1/2波長共振器である共振器11,12を用いてバンドパスフィルタを構成している。しかし、本発明は、これに限らず、誘導結合および容量結合する少なくとも2つの共振器を備えたフィルタ全般に適用することができる。例えば、本発明の高周波フィルタは、複数の1/4波長共振器を備えたものや、1/2波長共振器と1/4波長共振器とを備えたものであってもよい。また、本発明において、2つの共振器を容量結合させるための第1ないし第4の電極は、少なくとも一組あればよい。例えば、2つの1/4波長共振器同士を容量結合させる場合には、一組の第1ないし第4の電極によって、2つの1/4波長共振器同士を容量結合させることができる。
本発明の高周波フィルタは、ブルートゥース規格の通信装置や無線LAN用の通信装置において用いられるフィルタ、特にバンドパスフィルタとして有用である。
本発明の一実施の形態に係る高周波フィルタの回路構成を示す回路図である。 本発明の一実施の形態に係る高周波フィルタの外観を示す斜視図である。 図2に示した積層基板における1層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における2層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における3層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における4層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における5層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における6層目の誘電体層の上面を示す平面図である。 図2に示した積層基板における6層目の誘電体層およびその下の導体層を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る高周波フィルタにおける第1ないし第4の電極の位置関係を示す説明図である。
符号の説明
1…高周波フィルタ、2…不平衡入出力端子、3A,3B…平衡入出力端子、4…直流電圧印加用端子、11,12…共振器、21〜28…キャパシタ、30…積層基板、441〜444,451〜454…電極用導体層。

Claims (5)

  1. 交互に積層された誘電体層と導体層とを含む積層基板と、
    それぞれ前記積層基板内の導体層よりなり、誘導結合する第1および第2の共振器と、
    それぞれ前記積層基板内の導体層よりなり、前記第1の共振器と第2の共振器とを容量結合する、少なくとも一組の第1ないし第4の電極と、
    前記積層基板内に設けられ、前記第1の共振器と第1の電極とを接続する1つ以上の第1のスルーホールと、
    前記積層基板内に設けられ、前記第2の共振器と第2の電極とを接続する1つ以上の第2のスルーホールとを備え、
    前記第1の電極および第2の電極は、前記積層基板内の同じ誘電体層の上に配置され、前記第3の電極および第4の電極は、前記積層基板内の他の同じ誘電体層の上に配置され、
    前記第3の電極は、前記第2の共振器に接続され、且つ前記積層基板内の誘電体層を介して、前記第1の電極に対向し、
    前記第4の電極は、前記第1の共振器に接続され、且つ前記積層基板内の誘電体層を介して、前記第2の電極に対向し、
    前記第1の電極と第3の電極とこれらの間に配置された誘電体層とによって、前記第1の共振器と第2の共振器とを容量結合する第1のキャパシタが形成され、前記第2の電極と第4の電極とこれらの間に配置された誘電体層とによって、前記第1のキャパシタに対して並列に接続され、前記第1の共振器と第2の共振器とを容量結合する第2のキャパシタが形成されていることを特徴とする高周波フィルタ。
  2. 前記第1の共振器と第2の共振器は、前記積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の高周波フィルタ。
  3. 前記第1の共振器、第2の共振器、第3の電極および第4の電極は、前記積層基板内の同じ誘電体層の上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の高周波フィルタ。
  4. 前記第1および第2の共振器はいずれも、両端開放の1/2波長共振器であり、
    前記第1ないし第4の電極は二組設けられ、
    一方の組の第1ないし第4の電極は、前記第1および第2の共振器の一方の端部同士を結合し、他方の組の第1ないし第4の電極は、前記第1および第2の共振器の他方の端部同士を結合することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の高周波フィルタ。
  5. 更に、不平衡信号の入力または出力が行われる不平衡入出力端子と、平衡信号の入力または出力が行われる2つの平衡入出力端子とを備え、
    前記第1および第2の共振器は、回路構成上、前記不平衡入出力端子と平衡入出力端子との間に設けられていることを特徴とする請求項記載の高周波フィルタ。
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