JP4166214B2 - ディスクトレイ装置及び該ディスクトレイ装置を備えた記録再生装置 - Google Patents
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Description
ディスクトレイ装置において、トレイにセットされたBDがローディングされて記録/再生位置に搬送されるときに、ディスクトレイ装置が備えるシャッター開閉装置がBD側のシャッター開閉用部材に作用し、ローディングに従ってBDのシャッターが開けられて、カートリッジ内のディスク媒体が露出する。また、BDを取り出すときのイジェクト動作時には、トレイのイジェクト動作に応じて、ディスクトレイ装置のシャッター開閉装置が再度BDのシャッター開閉用部材に作用し、BDのシャッターが閉じられて保護される。
図7及び図8において、51はリア側オープナー、52は中央オープナー、53はフロント側オープナー、20はBDカートリッジ、21はBDのシャッター開閉を行うシャッター部材、21aはシャッター部材の開口、22はリア側溝部、23は中央ギア部、24はフロント側溝部、25aはBDのシャッター部材が備える第1のプレート、25bはBDのシャッター部材が備える第2のプレート、26はBDカートリッジが備える開口である。
上記のリア側溝部22,中央ギア部23,及びフロント側溝部24は、それぞれBDカートリッジ20に対して進退する方向に変位が可能に取り付けられ、スプリングバネによってBDカートリッジ20に向かって付勢されている。
この時点で、シャッター部材21に設けられたプレート25a,25bの間隔が開き、開口26と重なる部分(斜線部分)でディスク媒体の記録再生面側が一部露出する。
この時点では、シャッター部材21に設けられたプレート25a,25bが完全に開き、開口26のほぼ全面領域(斜線部分)が解放されてディスク媒体の記録再生面側が露出し、ディスクトレイ装置の光ピックアップによる情報の記録/再生が可能となる。
そしてさらにトレイが矢印E方向に移動し、シャッター開閉装置のフロント側オープナー53がBDカートリッジ20のフロント側溝部24に係合し、BDカートリッジ20の開口26が、プレート25a,25bを備えたシャッター部材21によって完全に塞がれる(図8(C))。
具体的には、図9に示すように、パネル50の所定の位置に、リア側オープナー51,中央オープナー52,及びフロント側オープナー53がそれぞれパネル50の外側から差し込まれている。これら各オープナー51,52,53は、パネル50の内側壁部に当接して所定の位置より内側には飛び出さないようになっている。そして各オープナー51,52,53の頂部が、その位置でBDカートリッジに作用するようになっている。
各オープナー51〜53がBDカートリッジ20のシャッター部材21に作用してパネル外側方向に一旦変位し、バネ61〜64の付勢力によって再度パネル内側方向に戻るとき、バネの付勢力が強いために、各オープナー51〜53とパネル50の壁部、あるいは各オープナー51〜53とBDカートリッジのシャッター部材21とが当接する衝撃音(“パチン”というような音)が発生し、使用上気になる問題となる。
図1は、本発明のディスクトレイ装置の構成例を示す斜視概略図である。図1において、1はベースシャーシ、2はブルーレイディスク(BD)等の光ディスクを保持して回転させるターンテーブル、3はターンテーブルの回転を制御するスピンドルモータ、4は光ディスクの記録再生層に光スポットを形成して、データの書き込み及び読み出しを行う光ピックアップ、5はブルーレイディスクのカートリッジを開閉させるためのシャッター開閉装置である。
そして再びトレイ搬送機構を動作させると、トレイ10とともにBDカートリッジがベースシャーシ1の内部にローディングされる。BDカートリッジを排出するときは、再度トレイ10を矢印A方向に引き出す。
図3は、本発明のディスクトレイ装置に適用されるシャッター開閉装置の構成例を説明するための斜視図で、ディスクトレイ装置のベースシャーシに設置されるシャッター開閉装置の内側の斜視図を図3(A)に、シャッター開閉装置の外側の斜視図を図3(B)に示すものである。図3において、54はリア側オープナー51を背面側(外側)から支持する弾性体、55,56は中央オープナー52を背面側(外側)から支持する弾性体、57,58はフロント側オープナー53を背面側(外側)から支持する弾性体である。パネル50の外側には、図9に示したような押さえ板65が取り付けられる。
そして、これらオープナー51〜53によるBDカートリッジ20のシャッター開閉は、図7及び図8に示す動作にて実行される。
これら樹脂製の弾性体54〜58の硬度を最適に制御することにより、従来問題となっていた衝撃音の発生や、シャッター開閉動作の不安定性を解消し、静かで動作信頼性の高いシャッター開閉装置を備えたディスクトレイ装置を得ることができるようになる。ここでは、弾性体54〜58の硬度を最適化することによって、変形した弾性体54〜58が復元するときの速度(反発力)を最適化することができる。
本構成例は、図3の構成例に用いた樹脂製の弾性体と従来例で示したコイルによるバネとを併用した例を示すものである。図5の例では、リア側オープナー51とフロント側オープナー53に背面側(外側)には、図3に示すような樹脂製の弾性体54,57,58を用い、中央オープナー52の背面側(外側)には、従来の圧縮コイルによるバネ62,63を用いる。中央オープナー52は、その長い形状から、他のオープナーほど衝撃音が発生しにくいため、コイルタイプのバネ62,63を用いて構成してもよい。このときに、バネ62,63の反発力を最適化しておくとよい。
なお、バネと樹脂弾性体を併用する構成は、上記の配置に限定されることなく、オープナーの形状、パネルの形状、樹脂やバネの物性等に応じて適宜設定することができる。
Claims (4)
- シャッター機構を備えたカートリッジに収容された光ディスクを搬送するトレイと、前記カートリッジが前記トレイにセットされたときに、該トレイのローディング/イジェクト動作に応じて前記シャッター機構を開閉するためのシャッター開閉装置とを有するディスクトレイ装置であって、該シャッター開閉装置は、該カートリッジのシャッター機構が備える溝部及びギア部に係合する部材であるオープナーを有し、該オープナーは、前記溝部及びギア部が通過する通過路上で、該オープナーの一部が前記ギア部または溝部に作用する位置に設置されるとともに、前記カートリッジに対して進退する方向に変位が可能に取り付けられ、前記シャッター開閉装置は、前記カートリッジに向かって前記オープナーを付勢する付勢手段を有し、該付勢手段として、樹脂製の弾性体を用い、
前記オープナーは、ディスクトレイ装置のフロント側に設けられるフロント側オープナーと、ディスクトレイ装置のリア側に設けられるリア側オープナーと、前記フロント側オープナーと前記リア側オープナーとの間に設けられる中央オープナーの3つの部材から構成され、一つの前記オープナーの部材に対して、前記樹脂製の弾性体を前記カートリッジの搬送方向に複数配設し、該複数の弾性体の硬度を、互いに異なるように設定し、
前記フロント側オープナーに対して、二つの前記弾性体を配設し、該二つの弾性体のうち、フロント側の弾性体の硬度より、リア側の弾性体の硬度を大きくしたことを特徴とするディスクトレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクトレイ装置において、前記付勢手段として、前記樹脂製の弾性体と、コイル状のバネとを併用することを特徴とするディスクトレイ装置。
- 請求項1または2に記載のディスクトレイ装置において、前記樹脂製の弾性体は、マイクロセル構造を有するウレタンフォームであることを特徴とするディスクトレイ装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載のディスクトレイ装置を備え、該ディスクトレイ装置により搬送されるブルーレイディスクに対する情報の記録と、該ブルーレイディスクに記録された情報の再生を行うことを特徴とする記録再生装置。
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