JP4164695B2 - 支持構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、支持構造体に関するものであり、さらに詳しくは、高さを調整することのできる支持構造体に関するものである。
従来から、この支持構造体として、例えば、地震による箪笥や食器棚などの家具の転倒を防止するために、天井と家具との間に挿入して、その長さを調整し天井と家具とを押圧することにより天井と家具とを固定する転倒防止具がある。この従来の転倒防止具は、例えば、少なくとも一つの中空円筒部材を含む複数の棒状体から構成され、前記中空円筒部材内を他の棒状体が摺動可能となっており、家具と天井との間を十分に固定できるまで転倒防止具の総合的な長さを伸縮調節し、所望の長さを決定すると、転倒防止具の総合的な長さがそれ以上伸縮しないようにネジやピンなどにより固定するものがある。
または、複数の棒状体から構成されており、各棒状体の先端部にそれぞれ雄ネジ部と雌ネジ部とを設けて各棒状体を螺合させて、その螺合部分を調整することにより、転倒防止具の総合的な長さを調整するものがある(例えば特許文献1など)。
登録実用新案第3019242号公報
しかしながら、上記構造の支持構造体では、支持構造体を所望の長さで維持するために、支持構造体本体に調整用の孔を開け、ネジやピン等を該孔に挿入して留める必要や、また、各棒状体にネジ部を形成する必要などがあった。
そこで、本発明は、構造を簡素化させ、且つより容易に高さを調整することのできる支持構造体を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る支持構造体は、高さを調整することができる支持構造体であって、支柱と、前記支柱の前方側に配置される下方係止部材と、前記支柱の後方側に配置され前記下方係止部材と連結された上方係止部材と、前記下方係止部材及び上方係止部材に連結されて前方側へ延び該前方側に支持部を有し、且つ、連結された前記下方係止部材及び上方係止部材に回転モーメントを与えて前記支柱の前方面に前記下方係止部材を係止させるとともに前記支柱の後方面であって前記下方係止部材より上方の位置に前記上方係止部材を係止させる支持部材と、を備えたことを特徴とする。
このように、支持部材による回転モーメントにより、下方係止部材及び上方係止部材が支柱に対して押圧係止するために、支持構造体の構造を容易にすることができる。
また、前記支柱を複数備え、該各支柱に前記支持部材、下方係止部材、及び上方係止部材が取り付けられており、前記各支持部材の支持部を、前記各支持部材に横架させることができる。このように、支持部を複数の支持部材に横架させることで、支持部により大きな荷重を作用させることができることができるので、例えば、椅子や机などとして支持構造体を使用することができる。
また、前記支持部材は、前記支柱を挟持する一対のアームを有し、該アームが前記下方係止部材及び上方係止部材に連結されて前方側へ延び、前記下方係止部材は、前記アームから下方へ前記支柱に沿って延設させることもできる。
ここで、前記アームは、前記支柱に対して傾斜しており、前記支持板は、前記支柱の上端より上方に配置可能とすることが好ましい。
また、前記支柱は、前記前方面及び後方面の少なくとも一方面に摩擦面を形成することができ、前記摩擦面は、フィルムを貼付することにより形成されていることが好ましい。
また、前記支柱は、前記前方面及び後方面の少なくとも一方面に前記下方係止部材又は上方係止部材が係止する係止溝を形成することができる。
前記下方係止部材は、前記支柱の前方面に対して下端部の側断面が鋭角に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、支持部材が荷重を受けることにより上方係止部材及び下方係止部材が支柱に対して押圧係止するという簡素化した構造とすることができるために、低コスト化を図ることができ、また、より容易に高さの調整をすることができる。
以下、本発明の実施形態に係る支持構造体を添付図面に従って説明する。図1は、本実施形態に係る支持構造体を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る支持構造体10は、基底部7から垂直に延びるように支柱1が形成されており、支持部3aを有する支持部材3が支柱1に摺動可能に取り付けられている。なお、本実施形態では、支持部材3は、支持部3aと、支持部3aから延び支柱1を挟持する一対のアーム3bとから構成されている。
また、支柱1の前方面1aに下方係止部材5aが、後方面1bに上方係止部材5bが、支柱1を挟むように配置されている。そして、一対のアーム3bが、その向かい合う内側面で下方係止部材5a及び上方係止部材5bを連結して、前方側へ延びており、その前方側先端で支持板3aと接合している。ここで、下方係止部材5aは、アーム3bから下方へ延設されている。
このように、一対のアーム3bと下方係止部材5a及び上方係止部材5bとで支柱1を囲んでおり、支持部材3は、支柱1上を摺動可能となっている。
また、支持部3a、アーム3b、下方係止部材5a、及び上方係止部材5bは、本実施形態では別体としているが、一体であってもよい(図6参照)。
このように構成された支持構造体10の使用方法について、図2に基づいて説明する。図2に示すように、支持構造体10を、箪笥や食器棚などの家具13と天井11との間に設置し、支持部3aが天井11を押圧するまで、支持部材3を天井11側へ移動させる。このように支持部3aが天井11を押圧することで、支持部3aに天井11側からの反力が作用する。この反力によって支持部材3が下方係止部材5a及び上方係止部材5bに回転モーメントを与えることで、下方係止部材5a及び上方係止部材5bが支柱1に対して押し付けられて、下方係止部材5aは支柱1の前方面1aに、上方係止部材5bは支柱1の後方面1bであって前記下方係止部材より上方の位置に摩擦係止することにより、支持部材3は、家具13側へ移動できない。そして、家具13と天井11とが十分に固定される。
このように、下方係止部材5a及び上方係止部材5bと支柱1との摩擦係止により支持部材3の移動を規制することで、支持構造体10の高さを維持し、ネジなどの固定部材を使用する必要としないため、構造を簡素化することができ、また、容易に高さ調整することができる。また、下方係止部材5aをアーム3bから下方へ延設することで、より大きな力で下方係止部材5aと支柱1とを摩擦係止させることができる。
また、本実施形態の支持構造体10では、アーム3bが支柱1に対して傾斜しているため、支持部3aを支柱1の上端よりも上方に配置することができ、また、図3に示すように、和室の壁上部に設けられている廻り縁15に支持部3aを当接させることができる。
ここで、例えば、和室などでは、天井11が構造的に強度が弱いことが多く、この場合、天井11と家具13とを固定しても、地震による転倒を十分に防止することが困難であるが、上記のように支柱1に対してアーム3bを傾斜させた構造とすることで、廻り縁15と家具13とを固定させることができるため、この問題を解消することができる。
次に、本発明に係る支持構造体を机として使用した実施形態について、図4に基づいて説明する。図4に示すように、支持構造体10は、複数の基底部7からそれぞれ垂直に支柱1が延びている(本実施形態では、2つの基底部7からそれぞれ支柱1が延びている)。上記実施形態と同様に、下方係止部材5a及び上方係止部材5bに連結した一対のアーム3bが、支柱1を挟持し、前方側へ延びている。そして、各アーム3bの前方先端で、共通の支持部3aが横架して接合されている。
このように、支持構造体10を複数組み合わせることで、構造を簡素化させ容易に高さ調整できる机として使用することができる。
また、支持部材をさらに設け、支持部を棚とすることで、本棚付きの机とすることもできる。また、この棚も支柱1に沿って摺動することができる。なお、上記構造では、強度を向上させるために、各支柱1に補強板9を設けることが好ましい。
同様の構造で、上述した机の他にも、椅子としたり、また、各収納段の高さを調節できる棚としたり、さらには、花瓶等を載せる花台のような展示棚としても、本発明に係る支持構造体を使用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、支柱1の前方面1a及び後方面1bにフィルムを貼付する等により摩擦面を形成してもよい。このようにフィルムを貼付する等により摩擦面を形成することで、下方係止部材5a及び上方係止部材5bを支柱1に対してより強固に摩擦係止させることができる。このフィルムの材質としては例えばポリカーボネート等の合成樹脂や合成ゴム等を挙げることができる。また、上記摩擦面は、フィルムの貼付によって形成することに限定されず、例えば、支柱1の前方面1aや後方面1bに前記合成樹脂や合成ゴム等の吹付けや塗布等塗装することによっても形成することができる。
また、図5に示すように、支柱1の前方面1a及び後方面1bに、下方係止部材5aや上方係止部材5bが係止する係止溝1cを形成することもできる。このように、係止溝1cを形成することで、より確実に支持部材3を支柱1に対して固定することができる。ここで、下方係止部材5aの下端部の側断面が支柱1の前方面1aに対して鋭角であるために、より係止溝1cに係止しやすい構造となっている。また、このように下方係止部材5aの下端部を鋭角とすることで、係止溝1cが形成されていない場合でも、下方係止部材5aを支柱1に対してより高い圧力で押圧させることができ、より強固に係止させることができる。
本発明に係る支持構造体の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る支持構造体を家具転倒防止具として使用したときの実施形態を示す使用説明図である。 本発明に係る支持構造体を家具転倒防止具として使用したときの他の実施形態を示す使用説明図である。 本発明に係る支持構造体を机として使用したときの実施形態を示す使用説明図である。 本発明に係る支持構造体の他の実施形態を示す側面図である。 本発明に係る支持構造体の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 支柱
1a 前方面
1b 後方面
1c 係止溝
3 支持部材
3a 支持部
3b アーム
5a 下方係止部材
5b 上方係止部材
10 支持構造体

Claims (8)

  1. 高さを調整することができる家具転倒防止用の支持構造体であって、
    支柱と、
    前記支柱の前方側に配置される下方係止部材と、
    前記支柱の後方側に配置され前記下方係止部材と連結された上方係止部材と、
    前記下方係止部材及び上方係止部材に連結されて前方側へ延び該前方側に支持部を有し、且つ、連結された前記下方係止部材及び上方係止部材に回転モーメントを与えて前記支柱の前方面に前記下方係止部材を係止させるとともに前記支柱の後方面であって前記下方係止部材より上方の位置に前記上方係止部材を係止させる支持部材と、
    を備え、
    前記支持部が当該支持構造体の最上端となるように配置可能に構成されたことを特徴とする、家具転倒防止用の支持構造体。
  2. 前記支柱を複数備え、該各支柱に前記支持部材、下方係止部材、及び上方係止部材が取り付けられており、
    前記各支持部材の支持部は、前記各支持部材を横架していることを特徴とする請求項1に記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  3. 前記支持部材は、前記支柱を挟持する一対のアームを有し、該アームが前記下方係止部材及び上方係止部材に連結されて前方側に延び、
    前記下方係止部材は、前記アームから下方へ前記支柱に沿って延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  4. 前記アームは、前記支柱に対して傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  5. 前記支柱は、前記前方面及び後方面の少なくとも一方面に摩擦面が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  6. 前記摩擦面は、フィルムを貼付することにより形成されていることを特徴とする請求項5に記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  7. 前記支柱は、前記前方面及び後方面の少なくとも一方面に前記下方係止部材又は上方係止部材が係止する係止溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の家具転倒防止用の支持構造体。
  8. 前記下方係止部材は、前記支柱の前方面に対して下端部の側断面が鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の家具転倒防止用の支持構造体。
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