JP4164518B2 - 画像処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する画像処理装置であって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成手段と
を備える。
また、好ましくは、前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトが線分オブジェクトである場合、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように、当該分割後の線分オブジェクトの制御点座標情報である端点の座標を前記ブロックの境界から離れた位置に再設定する。
また、好ましくは、前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトがグラデーションオブジェクトである場合、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように、当該分割後のグラデーションオブジェクトのオブジェクト情報に含まれる始点色と終点色の情報を再設定する。
前記記憶手段に記憶されたブロックベクタ画像データをラスタ画像データに展開する展開手段と
を更に備える。
前記展開手段は、前記オブジェクト情報に含まれるフラグのフラグ値に基づいて、処理対象のオブジェクトの端点を描画するための端点処理を実行するか否かを制御する。
ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する画像処理装置の制御方法であって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割工程と、
前記分割工程で分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成工程と
を備える。
コンピュータに、ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成させるためのプログラムであって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割工程と、
前記分割工程で分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成工程と
をコンピュータに実行させる。
[MFP装置概要]
図1は本発明の実施形態1の画像処理システムを構成するMFPのコントローラの詳細を示すブロック図である。
図2は本発明の実施形態1の画像処理システムでのコピー動作に係るデータフローを示す図である。
2)色空間補正やシャープネス等の入力画像データの画質補正処理
3)入力画像データの枠消やブック枠消等の画像加工処理
(S22):画像処理部15による画像処理が終了し、画像処理部15から出力された画像データはラスタ/タイルベクタ変換部14に入力され、タイルベクタ変換処理が実行される。即ち、ラスタ/タイルベクタ変換部14は、画像データを所定の大きさのブロック(タイル)に分割する。そして、各ブロック内のラスタデータに対して、ベクトル化処理を実行して、ブロック(タイル)単位のベクタデータ(タイルベクタデータ(ブロックベクタデータ))を生成する。
2)プリンタの特性に合わせた出力画像の色や濃度の補正処理
3)画像データを量子化して出力画像の階調変換を行う中間調処理
4)プリンタI/Fクロックに同期して画像を出力するための周波数変換処理
そして、画像処理部15で、1)〜4)の画像処理が実行されて得られたラスタデータは、プリンタ17に転送され、記録媒体上に印刷され出力される。
図3は本発明の実施形態1の画像処理システムでのプリント動作に係るデータフローを示す図である。
2)プリンタの特性に合わせた出力画像の色や濃度の補正処理
3)画像データを量子化して出力画像の階調変換を実行する中間調処理
4)プリンタI/Fクロックに同期して画像を出力するための周波数変換処理
そして、画像処理部15で、1)〜4)の画像処理が実行されて得られたラスタデータは、プリンタ17に転送され、記録媒体上に印刷され出力される。
図4は本発明の実施形態1の画像処理システムでの送信動作に係るデータフローを示す図である。
次に、ラスタ/タイルベクタ変換部14の処理の詳細について説明する。
画像処理部15より入力されたラスタデータ(イメージデータ)を、文字あるいは線画を含む文字・線画領域と、ハーフトーンの写真領域、不定形の画像領域その他に分割する。さらに、文字・線画領域については、主に文字を含む文字領域と、主に表、図形等を含む線画領域とに分離し、線画領域は表領域と図形領域に分割する。
ベクトル化処理により、各属性の領域のイメージデータをベクトルデータに変換する(ベクトル化する)。ベクトル化の方法は、例えば、以下、方法(a)〜(f)等が存在する。
ステップS52で、方法(a)〜(f)のフォーマットコード情報、図形情報、関数情報等のコマンド定義形式情報にベクトル変換されたデータに対し、コントローラ1内でページベクタデータかタイルベクタデータかを判別するベクタタイプを生成する。更には、当該タイルのページ内の座標位置等の座標情報を判別するためのヘッダ情報を付加した、タイルベクタデータを生成する。このようにして、タイル単位に各種情報が付加されたタイルベクタデータをSBB2へ出力する。
処理対象のラスタデータの有無を判定する。処理対象のラスタデータがある場合(ステップS54でNO)、ステップS51に戻る。一方、処理対象のラスタデータがない場合(ステップS54でYES)、処理を終了する。
次に、タイル/ページベクタ変換部13の処理の詳細を説明するにあたり、処理対象となるドキュメントデータ(画像データ)について説明する。
まず、システムメモリ5中に記憶されたドキュメントデータ(ベクタデータ)から、ヘッダ部分に相当するコマンド列を読み込み、処理対象となるドキュメントデータ全体に関するコマンド部分を解析する。具体的には、図7または図9のC1〜C5に相当する部分の内容を解析する。
解析の結果に基づいて、ドキュメントデータのタイプが、ページベクタデータであるか否かを判定する。ページベクタデータである場合(ステップS602でYES)、ステップS603以降のステップに進み、ページベクタ→タイルベクタ変換を実行する。一方、ページベクタデータでない場合、つまり、タイルベクタデータである場合(ステップS602でNO)、ステップS610以降のステップに進み、タイルベクタ→ページベクタ変換を実行する。
ページベクタデータから、オブジェクトを記述するコマンド列を読み込む。
ステップS603で読み込んだコマンド列を解析し、記述されているオブジェクトの大きさが分割したいタイルサイズを超えているか否かを判定する。つまり、オブジェクトの更なる分割が必要であるか否かを判定する。
ここでは、入力されたオブジェクトの分割処理を実行する。
入力されたオブジェクトのコマンドの記述に対し、タイルベクタデータ内での描画位置へ変更するために、座標位置の変換を行う。ページベクタデータでは、ページの左上からの位置を記述していたのに対し、タイルベクタデータではタイルの左上からの位置に記述し直す。描画位置をタイル内の座標で記述することにより、座標計算に要するデータ長を削減することが可能になる。また、オブジェクトの種類(例えば、線分オブジェクト)によっては、ここで、属性値の変換(例えば、座標情報)も同時に行う。
1つのオブジェクトに対するコマンドの記述変換が終了したら、ページ内の全てのオブジェクトのコマンドの記述変換が終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS607でNO)、ステップS603に戻り、次のコマンドに対して、ステップS603〜ステップS607の処理を繰り返す。一方、終了した場合(ステップS607でYES)、ステップS608へ進む。
全てのコマンドの記述変換が終了したら、図8のように分割されたタイルベクタデータ中の各タイルに対し、ページの左上から順にタイルベクタデータとしてシステムメモリ5への書出を実行する。タイルベクタデータとしては、ステップS605及びステップS606で記述されたコマンドに対し、タイルの開始と終了を示すコマンドを追加するようなフォーマットで記述される。
1つのオブジェクトのタイルベクタへの書出が終了すると、そのページのオブジェクトの記述が全て終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS609でNO)、ステップS603に戻る。一方、終了した場合(ステップS609でYES)、処理を終了する。
タイルベクタデータから、オブジェクトを記述するコマンド列を読み込む。
ステップS610で読み込んだコマンド列を解析し、記述されているオブジェクトがそれより以前に読み込まれたタイルと結合可能であるか否かを判定する。結合可能でない場合(ステップS611でNO)、ステップS612をスキップし、ステップS613に進む。一方、結合可能である場合(ステップS611でYES)、ステップS612に進む。
オブジェクトの結合処理を実行する。この処理は、基本的には、ステップS605の処理手順を逆にすることで実現する。
入力されたオブジェクトのコマンドの記述に対し、ページベクタデータ内での描画位置へ変更するために、座標位置の変換を行う。タイルベクタデータでは、タイルの左上からの位置を記述していたのに対し、ページベクタデータでは、ページの左上からの位置に記述し直す。また、オブジェクトの種類によっては、ここで、属性値の変換も行われる。
1つのオブジェクトに対するコマンドの記述変換が終了したら、タイル内の全てのオブジェクトのコマンドの記述変換が終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS614でNO)、ステップS610に戻り、次のコマンドに対して、ステップS610〜ステップS613の処理を繰り返す。一方、終了した場合(ステップS614でYES)、ステップS615へ進む。
全てのコマンドの記述変換が終了したら、ページベクタデータとしてシステムメモリ5への書出を実行する。ページベクタデータとしては、ステップS612及びステップS613で記述されたコマンドに対し、タイルの開始と終了を示すコマンドを削除したようなフォーマットで記述される。
1つコマンドのページベクタへの書出が終了すると、そのタイルのオブジェクトの記述が全て終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS616でNO)、ステップS610に戻る。一方、終了した場合(ステップS616でYES)、ステップS617に進む。
1つのタイルベクタデータの書出が終了すると、そのページのタイルベクタデータの記述に対する処理が全て終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS617でNO)、ステップS610に戻る。一方、終了した場合(ステップS617でYES)、処理を終了する。
次に、コントローラ1中の画像データ展開部18の詳細について説明する。
システムメモリ5より、SBB2を経由して、RIP18に一定サイズ分入力されたタイルベクタデータは、ローカルメモリ19のタイルベクタ領域に一時的に格納する。
タイルベクタデータをローカルメモリ19に格納したら、RIP18内のμRIP18a〜18dのいずれかが、タイルベクタデータを展開可能(処理可能)であるか否かを判定する。μRIP18a〜18dのいずれもタイルベクタデータの展開(処理)中である場合(ステップS72でNO)、それらのいずれかが展開可能になるまで待機する。
μRIP18a〜18dのいずれかがタイルベクタデータを展開可能になれば、予め定められた文法に従って、ローカルメモリ19に格納されたタイルベクタデータのコマンド解析を実行する。
コマンド解析結果に基づいて、コマンドが描画命令であるか排紙命令であるかを判定する。描画命令である場合(ステップS74でYES)、ステップS75に進む。一方、排紙命令である場合(ステップS74でNO)、ステップS76に進む。
コマンドが描画命令である場合、描画オブジェクト(DLデータ)の生成を実行する。タイルベクタデータ内のコマンドが文字の描画命令である場合、そのコマンドで指定されるフォントの書体や、文字サイズ、文字コードを元にフォントオブジェクトを生成して、ローカルメモリ19のDLデータ領域に格納する。また、文字以外の描画命令、つまり、図形の描画命令である場合、そのコマンドで指定された図形(ラインや円、多角形等)の描画オブジェクトを生成し、ローカルメモリ19のDLデータ領域に格納する。
コマンドが排紙命令である場合、μRIPは、ローカルメモリ19上のタイルラスタ領域に空き領域があるか否かを判定する。空き領域がない場合(ステップS76でNO)、他のμRIPの処理が終了して、タイルラスタ領域が解放されて、空き領域ができるまで待機する。一方、空き領域がある場合(ステップS76でYES)、ステップS77に進む。
タイルラスタ領域に空き領域がある場合、ステップS75で生成された描画オブジェクトを読み出し、タイルラスタ領域に描画(ラスタライズ)する。この時、生成解像度が600dpiであれば、タイルラスタ領域には600dpiの画像としてラスタライズされる。そして、描画が終了したタイルラスタ画像は、SBB2を介して、画像処理部15に出力する。
ステップS75またはステップS77で一つのタイルベクタデータに対する、コマンド解析または描画処理が終了したら、タイルベクタ領域に格納したタイルベクタデータのすべてに対して処理が終了したか否かを判定する。未処理のタイルベクタデータがある場合(ステップS78でNO)、ステップS72に戻り、次のタイルベクタデータの処理を続ける。一方、未処理のタイルベクタデータがない場合(ステップS78でYES)、ステップS79に進む。
1ページ分のタイルベクタデータに対し、全ての処理が終了したか否かを判定する。未処理のタイルベクタデータがある場合(ステップS79でNO)、ステップS71に戻り、システムメモリ5から、タイルベクタデータを読み出して、処理を続ける。一方、未処理のタイルベクタデータがない場合(ステップS79でYES)、処理を終了する。
実施形態2では、図10のステップS605のオブジェクト分割において、処理対象のオブジェクトが破線オブジェクトである場合について説明する。
実施形態3では、図10のステップS605のオブジェクト分割において、処理対象のオブジェクトがグラデーションオブジェクトである場合について説明する。
線分オブジェクトの別の問題点について、図15を用いて説明する。
パターン 実線
色 黒
線幅 28pt
ここで、直線オブジェクト2107に注目すると、この直線オブジェクト2107は、その始点、終点の座標値は、タイルベクタに分割される際、上側のタイルベクタの領域に収まっている。しかし、直線オブジェクトに線幅を適用した場合、ラスタライズ後のイメージとしては、下側のタイルベクタの領域にも描画が必要となる。このときの条件式としては、直線オブジェクトの場合、オブジェクトが持つ座標値に対して、x方向と、y方向に線幅の1/2の長さを正方向に加算、負の方向に減算した場合にタイルの領域内にその座標が入っているか否かを判定する。
別のオブジェクト分割処理について、図17を用いて説明する。
パターン 実線
色 黒
線幅 28pt
補間方法 ラウンドジョイン
ここで、補間方法のラウンドジョインとは、直線の結合部を丸くなめらかに結合させるような補間方法である。この例において、オブジェクト2203はタイルベクタデータ2201内に全て収まっているため、タイルベクタデータ2202においては、オブジェクトは存在しない。
パターン 実線
色 黒
線幅 28pt
補間方法 マイタージョイン
ここで、補間方法のマイタージョインとは、直線の結合部を尖った形に結合させるような補間方法である。この例において、オブジェクト2206はタイルベクタデータ2204のみならず、結合部の補間方法を適用した結果、隣接するタイルベクタデータ2205の領域内まで、そのオブジェクトの描画が必要となっている。このような場合に、タイルベクタデータ2205は、オブジェクト2206の情報を保持するよう構成される。タイルベクタデータ2204と2205がそれぞれ、独立にラスタライズが行われた場合でも、結合部の補間処理を含めて、所望の結果が得られる。
オリジナルのオブジェクトをブロック単位に分割し、それをブロック単位で、ビットマップ画像にラスタライズを行う場合、分割されたブロックがそれぞれ、独立にラスタライズされる場合、次のようなことが発生し得る。つまり、各ブロック内に、当該オブジェクトのオリジナルの端点とは別に、分割によって生じた端点が多く含まれる。そのため、当該オブジェクトをRIP113(図20)にてラスタライズ処理する際に、分割によって生じた端点にも、オリジナルの端点に対する端点処理と同様の端点処理を実行してしまう可能性がある。
パターン 実線
色 黒
線幅 42pt
端点 ラウンドキャップ
図18で示す従来例では、オブジェクト分割の前後において、制御点座標は、タイルベクタデータ毎の位置座標を基準とする新たな制御点座標に変換されるが、属性情報は、分割前のオブジェクトからそのまま引き継がれる。
実施形態1乃至6の構成は、その用途や目的に応じて、任意に組み合わせ、その組み合わせによって得られる実施形態を実現しても良いことは言うまでもない。
2 システムバスブリッジ
3 CPU
4 メモリコントローラ
5 システムメモリ
6 汎用バス
7 ハードディスクコントローラ
8 ハードディスクドライブ
9 操作部コントローラ
10 操作部
11 ネットワークI/F
12 ネットワーク
13 タイル/ページベクタ変換部
14 ラスタ/タイルベクタ変換部
15 画像処理部
16 スキャナ
17 プリンタ
18 画像データ展開部
18a〜18d 小画像データ展開部
19 ローカルメモリ
Claims (14)
- ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する画像処理装置であって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトが線分オブジェクトである場合、当該線分オブジェクトのオブジェクト情報に含まれる制御点座標情報と前記ブロックの境界とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように制御点座標情報を再設定した複数の線分オブジェクトに分割する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトが線分オブジェクトである場合、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように、当該分割後の線分オブジェクトの制御点座標情報である端点の座標を前記ブロックの境界から離れた位置に再設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトが破線オブジェクトである場合、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように、当該分割後の破線オブジェクトのオブジェクト情報に含まれるオフセット情報を再設定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記分割手段は、前記複数のブロックに跨るオブジェクトがグラデーションオブジェクトである場合、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないように、当該分割後のグラデーションオブジェクトのオブジェクト情報に含まれる始点色と終点色の情報を再設定する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ページベクタ画像データに含まれる線分オブジェクトが、前記線分オブジェクトのオブジェクト情報に含まれる制御座標点情報によれば1つのブロック内に描画可能であるが、前記線分オブジェクトのオブジェクト情報に含まれる線幅情報を更に適用すると、該線分オブジェクトを複数のブロックに跨って描画することになる場合、当該複数のブロックのそれぞれに当該線分オブジェクトを描画するように、前記ブロックベクタ画像データのオブジェクトを再構成する再構成手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記線分オブジェクトは、直線オブジェクトあるいは曲線オブジェクトである
ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトが、複数のオブジェクトが結合した結合オブジェクトであって、当該結合オブジェクトのオブジェクト情報に含まれる制御座標点情報によれば1つのブロック内に描画可能であるが、当該結合オブジェクトのオブジェクト情報に含まれるオブジェクトの端点の補間方法を更に適用すると、当該結合オブジェクトを複数のブロックに跨って描画することになる場合、当該複数のブロックのそれぞれに当該結合オブジェクトを描画するように、前記ブロックベクタ画像データのオブジェクトを再構成する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記分割手段は、分割後のオブジェクトの端点に対して、その分割によって生じた端点と、分割前のオブジェクトのオリジナルの端点と区別するためのフラグを、前記分割されたオブジェクトのオブジェクト情報として再設定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段で生成されたブロックベクタ画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたブロックベクタ画像データをラスタ画像データに展開する展開手段と
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記展開手段は複数の展開部を備え、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを前記複数の展開部で並列処理する
ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 前記生成されたブロックベクタ画像データをラスタ画像データに展開する展開手段を更に備え、
前記展開手段は、前記オブジェクト情報に含まれるフラグのフラグ値に基づいて、処理対象のオブジェクトの端点を描画するための端点処理を実行するか否かを制御する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する画像処理装置の制御方法であって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割工程と、
前記分割工程で分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成工程と
を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータに、ページベクタ画像データから、設定されたブロックサイズのブロック毎のブロックベクタ画像データを生成させるためのプログラムであって、
前記ページベクタ画像データに含まれるオブジェクトのうち、複数のブロックに跨がるオブジェクトを、当該ブロックの境界と当該オブジェクトの描画命令に関するオブジェクト情報とに基づいて、前記ブロックベクタ画像データをラスタライズしたときに欠損が生じないようにオブジェクト情報が設定された複数のオブジェクトに分割する分割工程と、
前記分割工程で分割された後のオブジェクトを用いて、前記ブロック毎のブロックベクタ画像データを生成する生成工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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