JP4163522B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の圧油で駆動する建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されている。
【0003】
また、上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームに搭載されたエンジンと、該エンジンによって駆動され、圧油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油を下部走行体、作業装置等に設けられた油圧アクチュエータに分配する制御弁と、前記油圧ポンプと該制御弁とを連結する油圧ホースとにより大略構成されている。ここで、油圧ホースは、可撓性を有するホース配管からなり、その端部には油圧ポンプ、制御弁側とつなぐための継手がそれぞれ設けられている。
【0004】
また、油圧ショベルは、油圧ポンプから吐出される高圧な圧油(作動油)により各種の油圧アクチュエータを駆動するものであるから、圧油が漏れることがある。特に、ポンプ部から吐出された直後の圧油は高圧になっているため、この部位に配置されている油圧ホースと継手の締付部から高圧な圧油が吹出す虞がある。
【0005】
このため、従来技術による油圧ショベルでは、油圧ポンプ、油圧ホース側とエンジン側、特に高温になる排気管、過給器等とを隔てる遮蔽板を設け、ポンプ部の近くから圧油が吹出したとしても、この遮蔽板により圧油がエンジン側に飛散しないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−303614号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術による油圧ショベルでは、油圧ポンプ、油圧ホース側とエンジンの排気管等とを隔てる遮蔽板を設けている。しかし、排気管等を覆うためには広い面積の遮蔽板が必要になる。このため、エンジンの周囲にスペースが無い小型の油圧ショベルでは、広い面積の遮蔽板は取付けることができないという問題がある。
【0008】
また、遮蔽板は、耐熱性の点から金属製の薄板等により形成されるが、金属製の遮蔽板は、振動による金属疲労等によって損傷することがある。このため、遮蔽板は、振動が伝わらないような弾性部材等を介して支持する必要があり、組立作業性の低下、製造コストの上昇を招いてしまうという問題がある。
【0009】
しかも、勢いよく吹出す圧油は、周囲の機器等に衝突して霧状になるから、遮蔽板を設けていたとしても、この霧状になった作動油が該遮蔽板を回り込んでエンジン側に流れ込み、着火する虞もあるという問題がある。
【0010】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、取付スペースを必要としない簡単な構造で油圧ホースから漏れ出る圧油がエンジン側に飛散するのを防止でき、信頼性、生産性を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による建設機械は、作業装置が設けられた車体と、該車体に搭載された原動機と、該原動機によって駆動され圧油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油を油圧アクチュエータに分配する制御弁と、前記油圧ポンプと該制御弁とを連結する油圧ホースとを備え、該油圧ホースの端部には、前記油圧ポンプまたは制御弁側に当該油圧ホースをつなぐための継手を設けている。
【0012】
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記継手は、前記油圧ポンプまたは制御弁側の継手に接続されるナット部と、該ナット部から軸方向に延び前記油圧ホースの端部を締結する締結筒部とにより構成し、前記継手の締結筒部には、当該締結筒部を覆い前記油圧ホースと締結筒部の間から吹き出した圧油が飛散するのを防止する保護カバーを設け、該保護カバーは、形状を自由に変えることができると共に漏れ出した油が滴下できるように、繊維を編んで筒状に縫製してなる、編目をもった編組材により形成し、かつ前記保護カバーは、その一方の端部を前記継手に結束部材を用いて取付け、他方の端部を前記油圧ホースの外周側で開放する構成としたことにある。
【0013】
このように構成したことにより、繊維を編んで筒状に縫製してなる保護カバーは、継手の締結筒部に結束部材を用いて簡単に取付けられ、この状態で継手の締結筒部と油圧ホースとの間を覆うため、取付スペースを必要とせず、狭い場所でも取付けることができる。そして、油圧ホースと締結筒部との間から高圧な圧油が吹出したとしても、継手締結筒部を保護カバーにより覆っているから、周囲に圧油が飛散するのを確実に防止することができる。
【0014】
また、保護カバーは、繊維を編んで筒状に縫製してなる編目をもった編組材により形成しているので、保護カバーを安価に製造することができる。また、形状を自由に変えることができるから、例えば狭い場所の油圧ホース、屈曲した油圧ホースにも対応することができる。さらに、漏れ出た圧油を保護カバー内に溜めることなく、編目を通して滴下することができるから、油漏れが発生していることを点検作業者に知らせることができる。
【0015】
しかも、保護カバーは、その一方の端部を継手に結束部材を用いて取付け、他方の端部を前記油圧ホースの外周側で開放する構成としているので、保護カバーは結束部材を用いて継手に簡単に取付けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に適用される建設機械として、小型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図6に従って詳細に説明する。
【0017】
図中、1は本実施の形態に適用される建設機械としての油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され、該下部走行体2と共に車体を構成する上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行なう作業装置4とにより大略構成されている。
【0018】
また、上部旋回体3は、図1、図2に示す如く、例えば厚肉な鋼板等を用いて形成されたベースとなる旋回フレーム5と、該旋回フレーム5上に設けられた運転席6と、該運転席6の上方を覆うキャノピ7と、後述のエンジン8、油圧ポンプ10、作動油タンク11、制御弁群12、油圧ホース13、保護カバー21とにより大略構成されている。
【0019】
8は旋回フレーム5の後側に搭載された原動機としてのエンジン(図2中に図示)で、該エンジン8は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。そして、エンジン8の左端側には後述の油圧ポンプ10が取付けられ、該エンジン8の右側にはラジエータ9等が配設されている。
【0020】
10はエンジン8の左端側に取付けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ10は、エンジン8によって駆動されることにより、後述する作動油タンク11内に貯留された作動油を圧油として吐出するものである。ここで、油圧ポンプ10には、例えば3箇所に設けられた圧油の吐出口(図示せず)にそれぞれポンプ側継手10Aが取付けられ、該各ポンプ側継手10Aには後述する油圧ホース13に設けられた一方のホース側継手14がつながれる。
【0021】
11はラジエータ9の前側に位置して旋回フレーム5の右側に搭載された作動油タンクで、該作動油タンク11は、油圧ポンプ10に供給する作動油を貯えるものである。
【0022】
12は旋回フレーム5上に設けられた制御弁群で、該制御弁群12は、例えば作動油タンク11の前側となる右前側に配置されている。また、制御弁群12は、複数の制御弁を連結して形成され、後述する油圧ホース13の他方のホース側継手15がつなげられている。そして、制御弁群12は、油圧ポンプ10から油圧ホース13を介して供給される圧油を下部走行体2の走行用油圧モータ、作業装置4の油圧シリンダ等に対し、供給する方向を切換えつつ分配するものである。
【0023】
13は油圧ポンプ10と制御弁群12とを連結する例えば3本の油圧ホースで、該油圧ホース13は、可撓性を有する耐圧ホース配管により形成されている。また、油圧ホース13の一方の端部には油圧ポンプ10とつなぐホース側継手14が取付けられ、他方の端部には制御弁群12とつなぐホース側継手15が設けられている。
【0024】
ここで、一方のホース側継手14は、図3ないし図5に示す如く、スパナ等の工具を用いて油圧ポンプ10のポンプ側継手10Aにつなげられるナット部14Aと、該ナット部14Aから軸方向に延び、内部に油圧ホース13の一端部をカシメ等の手段を用いて締結する締結筒部14Bとにより大略構成されている。また、他方のホース側継手15は、一方のホース側継手14とほぼ同様に形成されている。
【0025】
21は油圧ホース13と一方のホース側継手14との締付部、即ちホース側継手14の締結筒部14Bを覆う保護カバーで、該保護カバー21は、図6に示すように、編目をもった編組材、例えばナイロン、アクリル等の太目の繊維を編んで形成した布状体を筒状に縫製することにより形成されている。そして、保護カバー21は、図4に示す如く、その内部にホース側継手14と油圧ホース13の一部を通し、一方の端部を後述の結束バンド22を用いてホース側継手14のナット部14Aと締結筒部14Bとの間に締付けることにより、該ホース側継手14に取付けられている。また、保護カバー21は、図4に示すように他方の端部が油圧ホース13の外周側で開放されている。
【0026】
ここで、保護カバー21は、編目をもった編組材によって形成しているから、形状を自由に変えることができ、3本の油圧ホース13が入組んだ場所でも容易に設けることができる。また、保護カバー21は、油圧ホース13とホース側継手14の締結筒部14Bとの間から圧油が漏れて吹出したとしても、この圧油が飛散して霧状になるのを防止することができる。さらに、保護カバー21は、漏れ出た圧油を内部に溜めることなく、編目を通して滴下することができる。
【0027】
22は保護カバー21の一方の端部をホース側継手14に取付ける結束部材としての結束バンドを示している。そして、結束バンド22は、図4に示す如く、例えばリング状に丸められたバンド部22Aをねじ部22Bによって縮径させることにより、保護カバー21の一方の端部をホース側継手14に取付けるものである。
【0028】
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、以下、その作動について説明する。
【0029】
まず、エンジン8により油圧ポンプ10を駆動すると、該油圧ポンプ10は作動油タンク11内の作動油を油圧ホース13を介して制御弁群12に供給する。そして、制御弁群12を操作して圧油を下部走行体2の走行用油圧モータに供給することにより、該下部走行体2を走行させることができる。また、制御弁群12を操作して圧油を作業装置4の油圧シリンダに供給することにより、該作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行なうことができる。
【0030】
一方、油圧ショベル1の運転時には、高圧な作動油が油圧ラインを流れているから、例えば圧力の高い場所で圧油が漏れて吹出す虞がある。その圧油が吹出す場所としては、油圧ポンプ10から吐出された直後の高圧な圧油が供給される油圧ホース13の一端側、詳しくは、油圧ホース13とホース側継手14の締結筒部14Bとの間が挙げられる。
【0031】
そして、油圧ホース13とホース側継手14の締結筒部14Bとの間から圧油が吹出したとしても、該締結筒部14Bを覆うように保護カバー21を設けているから、該保護カバー21は吹出した圧油が飛散して霧状になるのを防止する。また、保護カバー21内に漏れ出た圧油は、当該保護カバー21の編目を通って滴下させることができ、点検作業時に圧油漏れが生じていることを作業者に知らせることができる。
【0032】
かくして、本実施の形態によれば、油圧ホース13とホース側継手14との締付部(締結筒部14B)には、当該締付部を覆う保護カバー21を設ける構成としている。従って、保護カバー21は、油圧ホース13とホース側継手14との間から圧油が吹出したとしても、この圧油が飛散して霧状になるのを防止することができ、エンジン8側への圧油の飛散を確実に防止することができる。
【0033】
しかも、保護カバー21は、油圧ホース13とホース側継手14との締付部を覆う構成としているから、非常に小さく形成することができ、小型の油圧ショベル1のように取付スペースが無いものでも、簡単に取付けることができる。
【0034】
また、保護カバー21は、編目をもった編組材により筒状に形成しているから、安価に製造することができ、製造コストを低減することができる。また、編組材からなる保護カバー21は、形状を自由に変えることができるから、例えば狭い場所で屈曲した油圧ホースにも対応することができ、取付自由度を高めることができる。
【0035】
一方、保護カバー21は、編目をもっているから、漏れ出た圧油を内部に溜めることなく、編目を通して滴下することができる。これにより、点検作業を行なう作業者は、編目を通して滴下した圧油を視認することにより、油漏れが発生していることを知ることができる。
【0036】
さらに、保護カバー21は、結束バンド22を用いてホース側継手14に取付けているから、簡単な作業で取付けることができ、組立作業性を向上することができる。
【0037】
なお、実施の形態では、油圧ホース13と一方のホース側継手14との締付部を覆うように保護カバー21を設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば油圧ホース13と他方のホース側継手15との締付部を覆うように保護カバー21を設ける構成としてもよい。
【0038】
また、実施の形態では、保護カバー21をホース側継手14に取付けるのに結束部材として結束バンド22を用いた場合を例示したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば針金、ワイヤ等の他の結束部材を用いて保護カバー21をホース側継手14に取付ける構成としてもよい。
【0039】
また、実施の形態では、原動機としてエンジン8を設け、該エンジン8によって油圧ポンプ10を駆動する構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば原動機として電動モータを用いる構成としてもよい。
【0040】
また、実施の形態では、運転席6の上方を覆うキャノピ7を用いた油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、運転席6の前,後、左,右、上方を覆うキャブボックスを用いた他の油圧ショベルに適用してもよい。
【0041】
さらに、本実施の形態では、建設機械として油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイールローダ、油圧クレーン、リフトトラック、ブルドーザ等の他の建設機械に適用してもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、油圧ポンプと制御弁とを連結する油圧ホースの端部には、前記油圧ポンプまたは制御弁側に当該油圧ホースをつなぐための継手を設け、この継手は、前記油圧ポンプまたは制御弁側の継手に接続されるナット部と、該ナット部から軸方向に延び前記油圧ホースの端部を締結する締結筒部とにより構成し、前記継手の締結筒部には、当該締結筒部を覆い前記油圧ホースと締結筒部の間から吹き出した圧油が飛散するのを防止する保護カバーを設け、該保護カバーは、形状を自由に変えることができると共に漏れ出した油が滴下できるように、繊維を編んで筒状に縫製してなる編目をもった編組材により形成し、かつ前記保護カバーは、その一方の端部を前記継手に結束部材を用いて取付け、他方の端部を前記油圧ホースの外周側で開放する構成としている。従って、繊維を編んで筒状に縫製してなる保護カバーは、継手の締結筒部に結束部材を用いて簡単に取付けられ、この状態で継手の締結筒部と油圧ホースとの間を覆うため、取付スペースを必要とせず、狭い場所でも簡単に取付けることができる。そして、保護カバーは、継手の締結筒部と油圧ホースとの間から高圧な圧油が漏れて吹出したとしても、この圧油が周囲に飛散するのを確実に防止することができ、信頼性を向上することができる。
【0043】
この場合、保護カバーは、繊維を編んで筒状に縫製してなる編目をもった編組材により形成しているから、該保護カバーを安価に製造することができ、製造コストを低減することができる。また、編組材からなる保護カバーは、形状を自由に変えることができるから、例えば狭い場所の油圧ホース、屈曲した油圧ホースにも対応することができ、取付自由度を高めることができる。さらに、保護カバーは、漏れ出た圧油を内部に溜めることなく、編目を通して滴下することができるから、油漏れが発生していることを点検作業者に知らせることができる。
【0044】
しかも、保護カバーは、その一方の端部を継手に結束部材を用いて取付け、他方の端部を前記油圧ホースの外周側で開放する構成としているから、保護カバーは結束部材を用いて継手に簡単に取付けることができ、組立作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】エンジン、油圧ポンプ、制御弁群、油圧ホース、保護カバー等を旋回フレーム上に搭載した状態を示す平面図である。
【図3】エンジン、油圧ポンプ、油圧ホース等を図2中の矢示III−III方向から拡大して示す要部拡大の正面図である。
【図4】油圧ホースと一方のホース側継手に保護カバーを結束バンドにより取付けた状態を拡大して示す正面図である。
【図5】油圧ホースの一部と一方のホース側継手を拡大して示す正面図である。
【図6】保護カバーを単体で拡大して示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
4 作業装置
5 旋回フレーム
8 エンジン(原動機)
10 油圧ポンプ
12 制御弁群(制御弁)
13 油圧ホース
14 一方のホース側継手
14A ナット部
14B 締結筒部(締付部)
15 他方のホース側継手
21 保護カバー
22 結束バンド(結束部材)

Claims (1)

  1. 作業装置が設けられた車体と、該車体に搭載された原動機と、該原動機によって駆動され圧油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油を油圧アクチュエータに分配する制御弁と、前記油圧ポンプと該制御弁とを連結する油圧ホースとを備え、該油圧ホースの端部には、前記油圧ポンプまたは制御弁側に当該油圧ホースをつなぐための継手を設けてなる建設機械において、
    前記継手は、前記油圧ポンプまたは制御弁側の継手に接続されるナット部と、該ナット部から軸方向に延び前記油圧ホースの端部を締結する締結筒部とにより構成し、
    前記継手の締結筒部には、当該締結筒部を覆い前記油圧ホースと締結筒部の間から吹き出した圧油が飛散するのを防止する保護カバーを設け、
    該保護カバーは、形状を自由に変えることができると共に漏れ出した油が滴下できるように、繊維を編んで筒状に縫製してなる編目をもった編組材により形成し、
    かつ前記保護カバーは、その一方の端部を前記継手に結束部材を用いて取付け、他方の端部を前記油圧ホースの外周側で開放する構成としたことを特徴とする建設機械。
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