JP4163487B2 - メモリ制御装置、画像形成装置及びメモリシステムの制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリの動作を制御するメモリ制御装置、このようなメモリ制御装置を備えた画像形成装置及び、上記のようなメモリ制御装置にメモリシステムを制御させるメモリシステムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種電子機器における記憶手段として、様々なメモリが用いられている。そして、メモリに対するアクセス速度は電子機器の動作速度に大きな影響を及ぼすことから、高速にアクセス可能なメモリの開発が精力的に行われてきた。その結果、現在では例えばSDRAM(Synchronous Dynamic RAM)や、さらに高速にアクセスが可能なDDR SDRAM(Double Data Rate SDRAM)が開発され、広く用いられるようになっている。
一方で、アクセスの高速化のためには、アクセスする側のメモリ制御装置の改良も重要である。このような改良の試みとしては、例えば特許文献1に記載のSDRAMの制御装置が知られており、この装置においては、SDRAMで構成されるメモリシステムに対してセルフリフレッシュをCPUを介することなく設定/解除できるようにすることにより、SDRAMに対する迅速なDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送を可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−202777号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したDDR SDRAMは、高速にアクセス可能ではあるが、セルフリフレッシュの解除後200クロックの間はリード不可であるという特性がある。従って、セルフリフレッシュ直後にリードアクセス要求があった場合には、その要求はリードが可能になるまで待たされることになり、この場合には高速なアクセスが行えないという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、DDR SDRAMのようにセルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを用いる場合でも、高速なDMA転送を可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明のメモリ制御装置は、ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと、そのダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと接続可能なメモリアービタと、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを記憶手段とするメモリシステムの動作を制御するメモリ制御部とを設け、上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラに、上記メモリに対するリードアクセス要求を行う手段と、次回にアクセス要求を行う予定のアドレスと所定時間内に行うアクセス要求の予測回数とを上記メモリアービタに送信するアクセス予定送信手段とを設け、上記メモリアービタに、上記メモリに対するセルフリフレッシュ要求及び上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラからのそのメモリに対するリードアクセス要求を受け付けてこれらの要求に係る動作を上記メモリ制御部に実行させるメモリアービタであって、上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラの上記アクセス予定送信手段から送信された情報を参照して上記メモリのうち上記所定時間内にアクセス対象となり得るメモリ領域を予測する予測手段を設け、上記メモリ制御部に、一部のメモリ領域のみについてのセルフリフレッシュを上記メモリシステムに実行させる手段を設け、上記メモリアービタにさらに、上記セルフリフレッシュ要求を受け付けた場合、上記メモリのうち上記予測手段が予測した上記所定時間内にアクセス対象となるメモリ領域以外の領域について上記メモリシステムがセルフリフレッシュを実行するように、上記メモリ制御部に指示させる手段を設けたものである。
また、この発明の画像形成装置は、上記のようなメモリ制御装置を備えた画像形成装置である。
【0006】
また、この発明のメモリシステムの制御方法は、ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと、そのダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと接続可能なメモリアービタと、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを記憶手段とするメモリシステムの動作を制御するメモリ制御部とを備えるメモリ制御装置に上記メモリシステムを制御させるメモリシステムの制御方法において、上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラに、上記メモリに対するリードアクセス要求を行う手順と、次回にアクセス要求を行う予定のアドレスと所定時間内に行うアクセス要求の予測回数とを上記メモリアービタに送信するアクセス予定送信手順とを実行させ、上記メモリアービタに、上記メモリに対するセルフリフレッシュ要求及び上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラからのそのメモリに対するリードアクセス要求を受け付けてこれらの要求に係る動作を上記メモリ制御部に実行させる手順と、上記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラが実行する上記アクセス予定送信手順で送信された情報を参照して上記メモリのうち上記所定時間内にアクセス対象となり得るメモリ領域を予測する予測手順とを実行させ、上記メモリ制御部に、一部のメモリ領域のみについてのセルフリフレッシュを上記メモリシステムに実行させる手順を実行させ、上記メモリアービタにさらに、上記セルフリフレッシュ要求を受け付けた場合、上記メモリのうち上記予測手順で予測した上記所定時間内にアクセス対象となるメモリ領域以外の領域について上記メモリシステムがセルフリフレッシュを実行するように、上記メモリ制御部に指示させる手順を実行させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(DMAC)、メモリアービタ及びこれらを設けたメモリ制御装置の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1はそのメモリ制御装置の構成を示すブロック図、図2はそのメモリ制御装置がメモリシステムにセルフリフレッシュの実行を要求する際のメモリアービタにおける処理を示すフローチャートである。
【0009】
このメモリ制御装置1は、メモリシステム40の動作を制御する装置であり、メモリシステム40と接続する半導体集積回路として形成されている。また、メモリシステム40は記憶手段としてDDR SDRAMからなるメモリユニット41〜45を備えている。そしてメモリ制御装置1は、セルフリフレッシュの解除後一定期間(ここでは200クロックとする)はリードアクセス不可であるという特性を持つDDR SDRAM等のメモリに対するセルフリフレッシュ要求を適切に行うことにより、セルフリフレッシュの解除後リード要求に即応できるようにした点が特徴である。
【0010】
このようなメモリ制御装置1は、図1に示すように、リード・ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(リードDMAC)11〜13,セルフリフレッシュ設定部14,メモリアービタ20,メモリ制御部30を備えている。
リードDMAC11〜13は、この発明のDMACであり、図示を省略した通信コントローラやデータ処理ユニット等に接続され、これらのユニットからの要求に応じてメモリシステム40を構成する各メモリユニット41〜45に記憶されているデータの読み出し要求であるリードアクセス要求を行うユニットである。この要求は、REQ信号によってメモリアービタ20に送信する。
また、セルフリフレッシュ設定部14は、メモリシステム40にセルフリフレッシュを行わせるか否かを設定する手段であり、メモリアービタに対してセルフリフレッシュの実行あるいは解除を要求する信号(REQ)を送信する。
【0011】
メモリアービタ20は、この発明のメモリアービタであり、リードDMAC11〜13からのメモリシステム40へのバースト転送要求等のリードアクセス要求及びセルフリフレッシュ設定部14からのメモリシステム40へのセルフリフレッシュの実行あるいは解除の要求を受け付け、これらの要求を調停してその要求に係る動作を適当な優先順位でメモリ制御部30に実行させるユニットである。この時、要求に係る動作を実行に移す場合には、要求元に対してACK信号を送信してその旨を伝達する。
【0012】
メモリ制御部30は、メモリアービタ20からの指示に従ってメモリシステム40の動作を制御し、データの入出力やセルフリフレッシュ動作等を行わせるユニットである。なお、セルフリフレッシュ動作については、メモリシステム40全体での一括実行だけでなく、メモリシステム40のうち一部のメモリ領域のみについての実行も指示することができる。ここでは、メモリシステム40を構成するメモリユニット41〜45の単位でセルフリフレッシュが可能であるとするが、さらに細かい単位で可能な構成にしてもよい。
【0013】
このようなメモリ制御装置1において、リードDMAC11〜13には、起動中の場合には、次回にアクセス要求を行う予定のアドレス(Next ADDR)と所定時間内に行うアクセス要求の予測回数(Estimated Cycle)とをメモリアービタ20に送信するアクセス予定送信手段を設けている。ここで、所定時間は、メモリユニット41〜45を構成するDDR SDRAMにおける、セルフリフレッシュの解除後リードアクセスが可能になるまでの時間と同じ時間にするとよいが、これに限られるものではない。また、上記の予測回数は、所定時間内に自身からのアクセス要求があり得ると予測される回数である。
【0014】
リードDMAC11〜13における次回アクセス予定のアドレスはDMAC自身が管理しているものであるのでこれをメモリアービタ20に通知すればよく、また1回のアクセス要求が完了するまでの時間は通常一定であってこれを予め見積もっておくことができるので、所定時間をその1回のアクセス要求が完了するまでの時間で割ることにより、所定時間内に行うアクセス要求の予測回数を得ることができる。
リードDMAC11〜13にこのようなアクセス予定送信手段を設けたことにより、メモリアービタ20に対し、所定時間内にアクセスがあり得るメモリ領域を予測するための判断材料を提供することができる。
また、ここではリードDMACを3つ設けているが、リードDMACは少なくとも1つ設ければよい。
【0015】
一方、メモリアービタ20側では、リードDMAC11〜13のアクセス予定送信手段から送信されてくる次回アクセス予定のアドレスや所定時間内に行うアクセス要求の予測回数の情報を参照し、メモリシステム40のメモリ領域のうち、所定時間内にアクセスがあり得るメモリ領域を予測して認識する。例えば、次回アクセス予定アドレスからそのアドレスにアクセス要求の予測回数×1回のアクセス当たりの進行アドレス数を加算した最終アクセス予定アドレスまでのメモリ領域を、アクセスがあり得るメモリ領域とすることができる。
この予測を行うのが、予測手段であるアクセス対象メモリ領域予測部21〜23であり、対応するリードDMACのアクセス予定送信手段から送信されてくる情報を参照してこの予測を行う。
【0016】
なお、メモリ領域の予測は、メモリ制御部30によってセルフリフレッシュの指示が可能な最小領域単位(ここではメモリユニット41〜45の単位)で行うとよいが、さらに細かい単位で行ってもよい。また、アクセス対象メモリ領域予測部は必ずしもリードDMACをに対応させて設ける必要はなく、例えば1つのアクセス対象メモリ領域予測部で全てのリードDMACからの情報を参照して予測を行うようにしてもよい。
メモリアービタ20にこのような予測手段を設けたことにより、所定時間内にアクセスがあり得るメモリ領域を考慮して、メモリ制御部30にセルフリフレッシュ要求に係る動作を実行させることができる。
【0017】
そして、メモリアービタ20がセルフリフレッシュ設定部14からのセルフリフレッシュの実行要求を受け付け、これを実行に移す場合には、メモリシステム40のうち、各アクセス対象メモリ領域予測部21〜23が予測した所定時間内にアクセスがあり得るメモリ領域以外のメモリ領域についてセルフリフレッシュを実行すべく、メモリ制御部30にその旨を指示する。すなわち、アクセス対象メモリ領域予測部21〜23のいずれもが所定時間内にアクセスがないと予測しているメモリ領域のみについてのセルフリフレッシュの実行を指示する。
【0018】
例えばメモリユニット41に相当するメモリ領域については所定時間内にアクセスがあり得ると予測した場合、メモリユニット42〜45についてのみのセルフリフレッシュの実行を指示することになる。また、所定時間内にはどのメモリ領域についてもアクセスがないと予測した場合には全てのメモリ領域についてのセルフリフレッシュの実行を指示することになる。そして、メモリ制御部30はこの指示に従って、メモリシステム40に対し、全部又は一部のメモリ領域についてのセルフリフレッシュを実行するように指示する。
【0019】
以上のようなメモリ制御装置1がメモリシステム40にセルフリフレッシュを指示する際のメモリアービタ20における処理を示したものが図2のフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ハードウェアによって実現してもソフトウェアによって実現してもよい。
メモリアービタ20は、セルフリフレッシュ設定部14からセルフリフレッシュの実行要求を受け付け、これを実行に移す場合に、図2のフローチャートに示す処理を開始する。
【0020】
そして、まずステップS1で、起動中の各リードDMAC11〜13から送信された、次回にアクセス要求を行う予定のアドレスと所定時間内に行うアクセス要求の予測回数のデータをそれぞれ対応するアクセス対象メモリ領域予測部21〜23に読み込む。その後、ステップS2で読み込んだアドレスと予測回数から、所定時間内に各DMACからアクセス要求があり得るメモリ領域を予測する。
そして、ステップS3で所定時間内にアクセスがあり得ると予測したメモリ領域以外に対するセルフリフレッシュを実行するようメモリ制御部30に指示し、メモリ制御部30がその指示に従ってメモリシステム40に全部又は一部のメモリ領域についてのセルフリフレッシュを実行するように指示する。
【0021】
このような処理を行うメモリ制御装置1によれば、セルフリフレッシュの要求があった場合でも、所定時間内にリードアクセスがあり得ると予測するメモリ領域についてはセルフリフレッシュを行わないようにすることができる。従って、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを記憶手段とするメモリシステムを用いる場合でも、その一定期間内にリードアクセスがあり得るメモリ領域についてはセルフリフレッシュを行わないようにすれば、セルフリフレッシュ解除後にアクセス可能になるまでリードアクセス要求が待たされることがなくなり、高速なDMA転送が可能になる。一方で、アクセスがないと予測するメモリ領域についてはセルフリフレッシュを行って消費電力を低減することができる。
【0022】
また、このようなメモリ制御装置1を搭載する装置としては、スキャナ等の画像読取装置、複写機,FAX装置,プリンタ,デジタル複合機等の画像形成装置、その他のサーバ装置やデータ管理装置等の電子装置等が考えられる。そして、これらのうち、特に画像形成装置や画像読取装置においては、待機時に省電力モードに移行して消費電力を低減することが求められている。この場合には消費電力の低減のためセルフリフレッシュ動作が活用されるが、上述したメモリ制御装置1のような制御を行うことにより、省電力モードからの復帰時にセルフリフレッシュを解除した場合に、その後一定期間リードアクセス要求が待たされることがないので、省電力モードからの復帰に要する時間を短縮することができる。
なお、図1にはメモリ制御装置1の特徴について説明するための最低限の構成要素のみを示しており、メモリ制御装置1がこれら以外の構成要素、例えばライトDMAC等を備えていてもよいことはもちろんである。また、セルフリフレッシュ設定部14については、メモリ制御装置1の外部に設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、DDR SDRAMのようにセルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを用いる場合でも、セルフリフレッシュ解除後にアクセス可能になるまでリードアクセス要求が待たされることがなくなり、高速なDMA転送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるメモリ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】そのメモリ制御装置がメモリシステムにセルフリフレッシュの実行を要求する際のメモリアービタにおける処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:メモリ制御装置 11〜13:リードDMAC
14:セルフリフレッシュ設定部
20:メモリアービタ
21〜23:アクセス対象メモリ領域予測部
30:メモリ制御部 40:メモリシステム
41〜45:メモリユニット
Claims (3)
- ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと、該ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと接続可能なメモリアービタと、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを記憶手段とするメモリシステムの動作を制御するメモリ制御部とを備え、
前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラは、前記メモリに対するリードアクセス要求を行う手段と、次回にアクセス要求を行う予定のアドレスと所定時間内に行うアクセス要求の予測回数とを前記メモリアービタに送信するアクセス予定送信手段とを有し、
前記メモリアービタは、前記メモリに対するセルフリフレッシュ要求及び前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラからの該メモリに対するリードアクセス要求を受け付けてこれらの要求に係る動作を前記メモリ制御部に実行させるメモリアービタであって、前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラの前記アクセス予定送信手段から送信された情報を参照して前記メモリのうち前記所定時間内にアクセス対象となり得るメモリ領域を予測する予測手段を有し、
前記メモリ制御部は、一部のメモリ領域のみについてのセルフリフレッシュを前記メモリシステムに実行させる手段を有し、
前記メモリアービタにさらに、前記セルフリフレッシュ要求を受け付けた場合、前記メモリのうち前記予測手段が予測した前記所定時間内にアクセス対象となるメモリ領域以外の領域について前記メモリシステムがセルフリフレッシュを実行するように、前記メモリ制御部に指示させる手段を設けたことを特徴とするメモリ制御装置。 - 請求項1に記載のメモリ制御装置を備えた画像形成装置。
- ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと、該ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラと接続可能なメモリアービタと、セルフリフレッシュ解除後の一定期間リードアクセスが不能になるメモリを記憶手段とするメモリシステムの動作を制御するメモリ制御部とを備えるメモリ制御装置に前記メモリシステムを制御させるメモリシステムの制御方法であって、
前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラに、前記メモリに対するリードアクセス要求を行う手順と、次回にアクセス要求を行う予定のアドレスと所定時間内に行うアクセス要求の予測回数とを前記メモリアービタに送信するアクセス予定送信手順とを実行させ、
前記メモリアービタに、前記メモリに対するセルフリフレッシュ要求及び前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラからの該メモリに対するリードアクセス要求を受け付けてこれらの要求に係る動作を前記メモリ制御部に実行させる手順と、前記ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラが実行する前記アクセス予定送信手順で送信された情報を参照して前記メモリのうち前記所定時間内にアクセス対象となり得るメモリ領域を予測する予測手順とを実行させ、
前記メモリ制御部に、一部のメモリ領域のみについてのセルフリフレッシュを前記メモリシステムに実行させる手順を実行させ、
前記メモリアービタにさらに、前記セルフリフレッシュ要求を受け付けた場合、前記メモリのうち前記予測手順で予測した前記所定時間内にアクセス対象となるメモリ領域以外の領域について前記メモリシステムがセルフリフレッシュを実行するように、前記メモリ制御部に指示させる手順を実行させることを特徴とするメモリシステムの制御方法。
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