JP4163443B2 - ウェーハ保持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体製造工程で、ウェーハを回転させ処理する装置、例えばウェーハに付着する異物、ウェーハ表面の傷を検査する表面検査装置、ウェーハ表面に膜を生成或は塗布する装置等に於いて、ウェーハのセンタリング機能を具備するウェーハ保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シリコン等半導体のウェーハに多数の半導体素子が形成されて半導体装置が製造されるが、高密度集積化の為、加工は増々微細化され、更に歩留りの向上の為、ウェーハの大径化が増々促進されている。
【0003】
高密度集積化、微細化に伴いウェーハに付着する異物は製品品質、製品の歩留りに大きく影響する。この為、半導体製造工程には検査工程が組込まれ、検査装置によりウェーハの表面検査を行い、ウェーハに付着した異物の付着状況或は傷の有無等を検査している。
【0004】
ウェーハの表面検査はウェーハを高速で回転し、ウェーハ表面にレーザ光線を照射して円周方向に走査し、ウェーハ表面で反射されるレーザ光線を受光し、反射状況により異物、傷等の付着を検出している。
【0005】
上記した様に、ウェーハは増々大径化する一方、更に検査時間を短縮し、生産性を向上させることが求められており、検査時のウェーハ回転速度も増大されている。従って、ウェーハの検査時、保持されたウェーハには大きな遠心力が作用する。又、ウェーハ中心とウェーハ保持装置の回転中心との偏心量はウェーハに作用する遠心力に大きく影響する。
【0006】
更に、ウェーハ表面上の異物、欠陥を検出した場合、異物、欠陥の位置(座標)はウェーハのエッジを基準として示される。ウェーハのエッジはウェーハ保持装置に保持され、回転された状態で検出されるが、ウェーハの偏心量が大きい場合は回転によりウェーハのエッジが大きく移動することとなり、正確にエッジを検出することが難しくなり、基準座標の精度が悪くなる。この為、検出された異物、欠陥の位置情報の精度も低下する。
【0007】
この為、ウェーハ保持装置にウェーハを保持させる場合に、ウェーハ中心とウェーハ保持装置の回転中心とは正確に一致させる必要がある。
【0008】
従来、ウェーハのセンタリングは、表面検査装置の他に別途センタリング装置を具備しており、該センタリング装置でウェーハの中心合せを行い、その後ウェーハ移載機構で表面検査装置のウェーハ保持装置にウェーハを移載しており、センタリング装置でのウェーハの中心合せが前記ウェーハ保持装置がウェーハを保持した時に反映される様になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記した従来のウェーハセンタリングでは以下に示す不具合がある。
【0010】
ウェーハのセンタリングをウェーハ保持装置で行わず、別途設けたセンタリング装置で行っている為、センタリング装置からウェーハ保持装置に移載する間で誤差が生じる場合がある。
【0011】
又、ウェーハ保持装置とセンタリング装置との位置合せをウェーハ移載機構を介して行わなければならず、調整が面倒である等の問題があった。
【0012】
本発明は斯かる実情に鑑み、ウェーハ保持装置上でウェーハのセンタリングができる様にし、ウェーハのセンタリングを確実迅速に且つ高精度に行える様にするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ウェーハチャックと、該ウェーハチャックと同心にウェーハを載置可能なウェーハ受け孔を具備するウェーハ受載板と、該ウェーハ受載板に設けられ、前記ウェーハ受け孔に沿って等間隔に設けられ、ウェーハを中心方向に押圧する少なくとも3組のセンタリングユニットと、該センタリングユニットを同期して駆動しセンタリングを行うセンタリング駆動機構とを具備し、前記センタリングユニットは前記ウェーハ受け孔の半径方向に進退しウェーハ周縁に当接可能なピストンを有し、前記センタリング駆動機構は前記ピストンを進退させ、前記ウェーハチャックとウェーハ受載板とは相対的に昇降可能であるウェーハ保持装置に係り、又前記センタリングユニットは半径方向に進退可能なピストンホルダを具備し、前記センタリング駆動機構は前記ピストンホルダを進退させ、前記ピストンは前記ピストンホルダに進退可能に設けられ、中心方向に付勢されたウェーハ保持装置に係り、又前記センタリング駆動機構は前記センタリングユニットを駆動する複数のリンクレバーを有し、該複数のリンクレバーは相互に連結され、同期して駆動されるウェーハ保持装置に係り、又前記リンクレバーの少なくとも1つの端部に当接する偏心カムと、該偏心カムを駆動する駆動モータを具備したウェーハ保持装置に係り、更に又センタリング作動を複数回繰返すウェーハ保持装置に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図示しない駆動部に連結された回転軸1の上端にウェーハチャック2が設けられ、該ウェーハチャック2は真空吸着でウェーハ3を保持可能となっている。
【0016】
前記ウェーハチャック2の上方にはウェーハ受載板4が設けられ、該ウェーハ受載板4にはウェーハ受け孔5が設けられ、該ウェーハ受け孔5は前記ウェーハチャック2と同心であり、又該ウェーハチャック2が自在に通過できる様、該ウェーハチャック2に比べ若干大きくなっている。又、前記ウェーハ受け孔5の内縁にはフランジ6が形成され、該フランジ6に前記ウェーハ3が載置される様になっている。尚、前記ウェーハ受載板4には前記ウェーハ3を移載する搬送ロボット(図示せず)が干渉しない様に欠切部7が形成され、又前記ウェーハチャック2が前記ウェーハ受載板4に対して移動する場合の通路として欠切部8が形成されている。
【0017】
前記ウェーハ受載板4に等間隔で3組のセンタリングユニット9a,9b,9cが設けられ、又該センタリングユニット9a,9b,9cは前記ウェーハ受け孔5の半径の延長線上に設けられている。又、前記ウェーハ受載板4の裏面には、前記3組のセンタリングユニット9a,9b,9cを同時に動作させるセンタリング駆動機構11が設けられている。
【0018】
前記センタリングユニット9a,9b,9cについて説明する。
【0019】
該センタリングユニット9a,9b,9cは同一構造であり、以下はセンタリングユニット9aについて説明する。
【0020】
前記ウェーハ受載板4の上面から収納溝12を形成する。該収納溝12は前記ウェーハ受け孔5に対して開口し、深さは前記ウェーハ受載板4の上面から前記フランジ6上面迄の深さより深くなっている。前記収納溝12にホルダガイド13を固定、或は嵌合固着する。該ホルダガイド13はピストンガイド溝14が形成された断面逆凹字形であり、該ピストンガイド溝14は前記ウェーハ受け孔5の半径の延長線上に位置している。前記ピストンガイド溝14にピストンホルダ16が前記ウェーハ受け孔5の半径方向に摺動自在に設けられ、前記ピストンホルダ16にはシリンダ孔17が前記ウェーハ受け孔5の半径上に穿設され、前記シリンダ孔17にはピストン18が摺動自在に嵌入されている。該ピストン18の中心側端部は径が大きくなった頭部18aであり、該頭部18aの先端面は曲面加工されている。又、該頭部18aの先端面を弗素樹脂等でコーティングし、或は該頭部18aを合成樹脂製としてもよい。
【0021】
前記ピストン18の基端と前記シリンダ孔17の底面間には圧縮スプリング19が圧縮状態で設けられている。又、前記ピストンホルダ16の基端部には前記シリンダ孔17と同心のバネ力調整螺子21が螺入されている。該バネ力調整螺子21は前記圧縮スプリング19の基端と当接しており、前記バネ力調整螺子21を回転させて進退させることで、前記圧縮スプリング19の圧縮量が調整される。
【0022】
前記ピストン18にはストッパピン22が植設されており、該ストッパピン22は前記ピストンホルダ16に穿設された長孔23に摺動自在に嵌合しており、前記シリンダ孔17と前記ピストンホルダ16間の相対変位量は、前記ストッパピン22の前記長孔23に対する可動範囲に制限される。
【0023】
前記ピストンホルダ16の下面には前記収納溝12の底面を貫通する可動ピン24が立設され、該可動ピン24が貫通する孔25は前記ウェーハ受け孔5の半径方向に長孔となっている。前記可動ピン24には後述するリンクレバー31の端部が当接する。
【0024】
前記ウェーハ受載板4の裏面にバネ軸26が立設され、該バネ軸26に捩りコイルバネ27が設けられ、該捩りコイルバネ27の一端は前記可動ピン24に係合し、他端は前記ウェーハ受載板4の裏面に立設されたバネ受けピン28に係合し、前記ピストンホルダ16は前記可動ピン24を介して前記捩りコイルバネ27により中心方向に付勢されている。
【0025】
次に、前記センタリング駆動機構11について説明する。
【0026】
前記ウェーハ受載板4の裏面に4本のリンクレバー31,32,33,34が前記ウェーハ受け孔5の周囲に、該ウェーハ受け孔5と同心の円周上に等間隔で枢着され、前記リンクレバー31,32と前記リンクレバー33,34とは対称に配置されている。
【0027】
前記リンクレバー31と前記リンクレバー32とが連結ピン35を介して一端部で連結され、該連結ピン35はピンガイド36により前記ウェーハ受け孔5の半径方向に移動可能に支持されている。前記リンクレバー34と前記リンクレバー33も同様に連結ピン37により一端部で連結され、該連結ピン37はピンガイド38により半径方向に移動可能に支持されている。尚、40は前記ウェーハ受載板4を一体化する為の連結バーである。
【0028】
前記リンクレバー32と前記リンクレバー33の他端部は接触しない様に上下に配置され、又該他端部は前記ウェーハ受け孔5の半径に対して直交する様に屈曲し、前記リンクレバー32と前記リンクレバー33の他端部が前記可動ピン24に当接している。
【0029】
前記リンクレバー31の他端部、前記リンクレバー34の他端部も同様に前記ウェーハ受け孔5の半径に対して直交する様に屈曲しており、両他端部はそれぞれ他の2つのセンタリングユニット9a,9bの可動ピン24に当接している。前記リンクレバー31の屈曲した他端部は更に延出してセンサ作動片39となっており、該センサ作動片39の可動範囲に光電センサ41,42が設けられている。
【0030】
前記リンクレバー32,33の屈曲した他端部の反可動ピン側にはセンタリング駆動部43が係合している。
【0031】
該センタリング駆動部43について図7を参照して説明する。
【0032】
該センタリング駆動部43は前記センタリングユニット9cに対して設けられ、上記した様に、前記リンクレバー32とリンクレバー33の屈曲した他端部が重合する位置に設けられる。
【0033】
前記ウェーハ受載板4の下面にモータベース44が固着され、該モータベース44はクランク形状をしており、前記可動ピン24の下方を覆う様に張出している。前記モータベース44に駆動モータ45が減速器46を介して設けられ、該減速器46の出力軸には偏心カム47が軸着され、該偏心カム47は前記リンクレバー32,33の屈曲した他端部に当接している。前記可動ピン24は前記捩りコイルバネ27によって中心方向に付勢されており、前記可動ピン24は前記捩りコイルバネ27によって前記リンクレバー32,33に押圧され、更に該リンクレバー32,33が前記偏心カム47に押圧されている。
【0034】
而して、前記駆動モータ45により前記減速器46を介して前記偏心カム47が回転されると、前記リンクレバー32,33の他端部が半径方向に変位する。該リンクレバー32,33の他端部の変位は前記センタリングユニット9cの可動ピン24に伝達されると共に前記リンクレバー32,31を介して前記センタリングユニット9aの可動ピン24に伝達され、前記リンクレバー33,34を介してセンタリングユニット9bの可動ピン24に伝達される様になっている。又、前記センタリングユニット9a,9b,9cの全ての可動ピン24の動き量が同一となる様に、前記リンクレバー31,32,33,34のレバー比が設定されている。
【0035】
以下、センタリング作動について説明する。
【0036】
前記ウェーハチャック2が降下し、前記ピストンホルダ16が後退した状態(図2、図5、図7参照)で、前記ウェーハ3が前記ウェーハ受載板4の前記ウェーハ受け孔5内に載置される。前記リンクレバー31先端のセンサ作動片39は前記光電センサ41を遮光している状態である。該光電センサ41が遮光されていると該光電センサ41からの信号によって、前記センタリング駆動機構11が作動していないことが判断される。
【0037】
前記駆動モータ45が駆動され、前記偏心カム47が回転される。該偏心カム47の回転により前記リンクレバー32,33の他端部が中心側に変位し、前記偏心カム47による変位は前記リンクレバー32,31を介して前記センタリングユニット9aの可動ピン24に、又前記リンクレバー33,34を介して前記センタリングユニット9bの可動ピン24に伝達される。全ての可動ピン24は前記捩りコイルバネ27により中心側に付勢されているので、前記リンクレバー32,31、及び前記リンクレバー33,34の変位に追従し、前記全てのセンタリングユニット9a,9b,9cのピストンホルダ16が同時に中心方向に同じ変位量で移動する。
【0038】
前記ピストンホルダ16と一体に前記ピストン18が中心方向に変位し、前記頭部18aが前記ウェーハ3の周縁に当接する。該ウェーハ3が偏心していた場合、偏心している側の前記頭部18aが先ず前記ウェーハ3の周縁に当接し、該ウェーハ3を中心側に押込み、該ウェーハ3が中心に合致すると、全ての前記頭部18aが前記ウェーハ3の周縁に当接する。
【0039】
該ウェーハ3の外径寸法は、僅かであるが誤差を有している。前記可動ピン24は前記偏心カム47の回転により、前記頭部18aが前記ウェーハ3に当接した後も所要量中心側に変位される(図8参照)。従って、前記ピストンホルダ16と前記ピストン18とは半径方向に相対変位する。前記ピストンホルダ16と前記ピストン18との相対変位は前記ストッパピン22と前記長孔23との遊びによって許容されている。又、相対変位量は前記ウェーハ3の寸法誤差を吸収する充分な量に設定されている。
【0040】
前記センタリング駆動機構11によりセンタリングが行われると、前記センサ作動片39は前記光電センサ42を遮光する。該光電センサ42が遮光されると、該光電センサ42からの検出信号で、センタリングが行われている状態であることが判断される。
【0041】
尚、摩擦等の影響で、一度のセンタリング作動では正確にセンタリングされていない場合が考えられるので、センタリング作動は複数回、少なくとも2回実施される。複数回センタリングが行われることで、精度の高いセンタリングが行われる。
【0042】
センタリング作動が完了すると、前記センサ作動片39からの信号が確認され、前記ウェーハチャック2が上昇し、該ウェーハチャック2が前記ウェーハ3を保持する。前記ウェーハチャック2を介し前記ウェーハ3が回転され、該ウェーハ3の表面が検査される。
【0043】
尚、上記実施の形態では3組のセンタリングユニット9を設けたが4組以上設けてもよい。又、各センタリングユニット9をリンクレバーで連結し、同期させ作動させる様にしたが、リング状のカムを設け、リング状のカム回転により全ての前記可動ピン24を同期して変位させる様にしてもよい。
【0044】
又、センタリングする位置と、前記ウェーハチャック2により前記ウェーハ3をチャックする位置とは同一であるので、前記センタリング駆動機構11のセンタリング精度を高めることでそのまま前記ウェーハチャック2に対する前記ウェーハ3のセンタリング精度が向上する。
【0045】
従って、調整作業が簡単であり、又別途センタリング装置が必要ないので、装置コストも低減する。
【0046】
尚、ウェーハの表面検査を実施する際に、前記ウェーハ受載板4、前記センタリング駆動機構11が障害になる場合は、前記ウェーハチャック2とウェーハ受載板4の一方を水平方向に移動可能とする。この場合、前記ウェーハチャック2が前記ウェーハ3を保持した状態(該ウェーハ3を持上げた状態)で例えば前記ウェーハ受載板4が移動する。該ウェーハ受載板4の移動に際して前記ウェーハチャック2は前記欠切部8を通過する。
【0047】
又、上記実施の形態では前記ウェーハチャック2が昇降する様にしたが、前記ウェーハ受載板4が昇降する様にしてもよい。
【0048】
更に、前記センタリング駆動部43の偏心カム47は前記リンクレバー32とリンクレバー33とを同時に駆動したが、全てのリンクレバー31,32,33,34を連結し、1つのリンクレバーのみを駆動してもよい。又、前記偏心カム47によらず前記リンクレバー31,32,33,34の内1つを回転軸を介してモータ等により直接回動する様にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、ウェーハチャックと、該ウェーハチャックと同心にウェーハを載置可能なウェーハ受け孔を具備するウェーハ受載板と、該ウェーハ受載板に設けられ、前記ウェーハ受け孔に沿って等間隔に設けられ、ウェーハを中心方向に押圧する少なくとも3組のセンタリングユニットと、該センタリングユニットを同期して駆動しセンタリングを行うセンタリング駆動機構とを具備し、前記センタリングユニットは前記ウェーハ受け孔の半径方向に進退しウェーハ周縁に当接可能なピストンを有し、前記センタリング駆動機構は前記ピストンを進退させ、前記ウェーハチャックとウェーハ受載板とは相対的に昇降可能であるので、前記センタリングユニットでセンタリングされたウェーハを同心のウェーハチャックで保持でき、センタリング作動でウェーハの移替えが必要なくなり、センタリング精度が向上し、センタリング作業が短時間で行え、又装置が簡略化し製作コストが低減される。
【0050】
更に、センタリング作動を複数回繰返すのでセンタリング精度が向上する等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】同前実施の形態を示す立断面図である。
【図3】同前実施の形態を示す底面図である。
【図4】図1のA部拡大図である。
【図5】同前実施の形態の作動を示す断面図である。
【図6】図4のB−B矢視図である。
【図7】同前実施の形態のセンタリング駆動部を示す断面図である。
【図8】該センタリング駆動部のセンタリング状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 ウェーハチャック
3 ウェーハ
4 ウェーハ受載板
5 ウェーハ受け孔
9 センタリングユニット
11 センタリング駆動機構
13 ホルダガイド
16 ピストンホルダ
18 ピストン
19 圧縮スプリング
22 ストッパピン
24 可動ピン
31 リンクレバー
32 リンクレバー
33 リンクレバー
34 リンクレバー
41 光電センサ
42 光電センサ
43 センタリング駆動部
47 偏心カム

Claims (2)

  1. 回転軸に支持されたウェーハチャックと、該ウェーハチャックと同心にウェーハを載置可能なウェーハ受け孔を具備するウェーハ受載板と、該ウェーハ受載板に設けられ、前記ウェーハ受け孔に沿って等間隔に設けられ、ウェーハを中心方向に押圧する少なくとも3組のセンタリングユニットと、前記ウェーハ受載板に設けられ、前記センタリングユニットを同期して駆動しセンタリングを行うセンタリング駆動機構とを具備し、
    前記センタリングユニットは、前記ウェーハ受け孔の半径方向に進退しウェーハ周縁に当接可能なピストンを有し、該ピストンを進退させセンタリング作動を行い、
    前記ウェーハチャックとウェーハ受載板とは相対的に昇降可能であり、
    前記センタリング駆動機構は、前記ウェーハ受載板の裏面の前記ウェーハ受け孔の周囲に、2本のリンクレバーを1組とするリンクレバー組が対称に2組設けられ、各組のリンクレバーは前記ウェーハ受載板に、前記リンクレバー端部が前記ウェーハ受け孔の半径方向に移動する様、回転自在に設けられると共にリンクレバー同士が隣接する端部で連結され、1方のリンクレバーの非連結端は前記リンクレバー組の一端を構成し、他方のリンクレバーの非連結端は前記リンクレバー組の他端を構成し、
    2組のリンクレバー組の一端部が重合し、重合した一端部に共通して偏心カムが当接し、該偏心カムの回転により前記一端部が前記ウェーハ受け孔の半径方向に変位する様にすると共に前記一端部に共通して
    前記センタリングユニットが係合し、各組のリンクレバー組の他端にそれぞれ他の前記センタリングユニットが係合し、
    前記偏心カムは前記ウェーハ受載板に設けられた駆動モータによって回転され、前記2組のリンクレバー組を介して3組の前記センタリングユニットを同期して駆動する様構成されたことを特徴とするウェーハ保持装置。
  2. 前記ウェーハチャックと前記ウェーハ受載板とは、いずれか一方が他方に対して水平方向に移動可能であり、前記ウェーハ受載板には前記回転軸が通過可能な欠切部が設けられた請求項のウェーハ保持装置。
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