JP4161420B2 - キーレスエントリシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯機からの送信信号(無線信号)の受信電界強度によって車載機が、ドアロックアクチュエータを介して、車両ドアをロックまたはアンロックするようなスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スイッチ操作レスのキーレスエントリシステムとしては、例えば、特開平6−58029号公報、および特開平9−303021号公報に記載の装置がある。
すなわち、前者の特開平6−58029号公報に記載のものは、乗員または作業者が携帯する携帯機と、車両に搭載された車載機およびロックユニットを備え、携帯機は、車両のドアを解錠(アンロック)するための解錠信号を所定周期で常時送信し、車載機は、携帯機からの解錠信号が所定電界強度以上で所定周期毎に受信された場合には、解錠作動信号を、所定電界強度以下の場合には、施錠(ロック)作動信号を出力すべく構成した単方向通信タイプの装置である。
【0003】
また、後者の特開平9−303021号公報に記載のものは、車載バッテリの電源を利用して駆動される車載機を設け、この車載機から常時送信されるリクエスト信号を携帯機が受信した時、この携帯機が送信信号を作成して送信し、送信信号を車載機が受信した時、車載機は受信した送信信号の所定電界強度の強弱に対応して、ドアロックアクチュエータを介して、ドアをキーレスにてアンロックまたはロックするように構成した双方向通信タイプのものである。
【0004】
しかし、これら何れの従来装置においても、携帯機から送信出力される送信信号の送信周期、送信強度または車載機から送信出力されるリクエスト信号の送信周期、送信強度が一律である関係上、周囲の電界状況により車両ドアをロック、アンロックする距離が大幅に左右され、乗員が違和感を受けると共に、防犯性と利便性とを両立する適正な位置(車両からの離間距離)でのロック、アンロック動作が困難となる問題点があった。
【0005】
例えば、工事現場等の周囲の電界強度が強く、その電界状態が悪い時には、本来の位置よりも車両近傍まで近付かなければ、アンロック動作を行なうことができず、このように周囲の電界状況によって、ロック、アンロックする距離が大幅に左右される問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の請求項1記載の発明は、少なくとも単方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、携帯機が周囲の電界状態を検出し、この電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくすることで、周囲の電界強度が変化しても車両ドアをロック、アンロックする距離が変化することがなく、乗員の違和感をなくすことができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となるキーレスエントリシステムの提供を目的とする。
【0007】
この発明の請求項2記載の発明は、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、携帯機が周囲の電界状態を検出し、この電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくすることで、周囲の電界強度が変化しても車両ドアをロック、アンロックする距離が変化することがなく、乗員の違和感をなくすことができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となるキーレスエントリシステムの提供を目的とする。
【0008】
この発明の請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の目的と併せて、携帯機が検出した電界状態の不良時に、送信信号の送信強度を大きくすると共に、送信周期を短くすることで、周囲の電界強度が悪化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が何等変化することがなく、乗員の違和感をより一層良好になくすことができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離での確実なロック、アンロック動作が可能となるキーレスエントリシステムの提供を目的とする。
【0009】
この発明の請求項4記載の発明は、周囲の電界強度が極めて大きく、通信が不能なような場合に、携帯機からの送信信号の送信を停止することで、通信不能条件下における不必要な電力消費をなくすことができるキーレスエントリシステムの提供を目的とする。
【0010】
この発明の請求項5記載の発明は、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、車載機が周囲の電界状態を検出し、この電界状態の不良時に、リクエスト信号の送信強度を大きくすることで、周囲の電界強度が変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変化することがなく、乗員の違和感をなくすことができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となるキーレスエントリシステムの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明は、携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、上記携帯機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくするキーレスエントリシステムであることを特徴とする。
【0012】
この発明の請求項2記載の発明は、リクエスト信号を送信する車載機と、リクエスト信号の受信時に送信信号を送信する携帯機とを備え、上記携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、上記携帯機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくするキーレスエントリシステムであることを特徴とする。
【0013】
この発明の請求項3記載の発明は、上記携帯機は検出した電界状態の不良時に、送信信号の送信周期を短くするキーレスエントリシステムであることを特徴とする。
【0014】
この発明の請求項4記載の発明は、上記電界強度が極めて大の時、携帯機は送信信号の送信を停止するキーレスエントリシステムであることを特徴とする。
【0015】
この発明の請求項5記載の発明は、リクエスト信号を送信する車載機と、リクエスト信号の受信時に送信信号を送信する携帯機とを備え、上記携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、上記車載機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時にリクエスト信号の送信強度を大きくするキーレスエントリシステムであることを特徴とする。
【0016】
【発明の作用及び効果】
この発明の請求項1記載の発明によれば、上述の携帯機は周囲の電界状態を検出して、検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくするので、周囲の電界強度が変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができ、また、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0017】
この発明の請求項2記載の発明によれば、上述の車載機はリクエスト信号を送信し、このリクエスト信号を受信した携帯機は送信信号を送信し、車載機は送信信号の受信時にその受信電界強度によって車両ドアをロックまたはアンロックするが、上述の携帯機は周囲の電界状態を検出して、検出した電界状態が不良の時、送信信号の送信強度を大きくする。
【0018】
このように、送信強度を大きくするので、周囲の電界強度が変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0019】
この発明の請求項3記載の発明によれば、上述の携帯機は検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくすると共に、送信周期を短くするので、周囲の電界強度が悪化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が何等変動することがなく、乗員に与える違和感をより一層良好に解消することができ、また、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離での確実なロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0020】
この発明の請求項4記載の発明によれば、周囲の電界強度が極めて大きく、通信が不能なような時、携帯機は送信信号の送信を停止するので、通信不能条件下における不必要な電力消費をなくすことができる効果がある。
【0021】
この発明の請求項5記載の発明によれば、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、上述の車載機が周囲の電界状態を検出して、この電界状態の不良時にリクエスト信号の送信強度を大きくする。
このように、リクエスト信号の送信強度を大きくするので、周囲の電界強度が変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0022】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はキーレスエントリシステムを示し、図1において、このキーレスエントリシステムは、リクエスト信号βを送信する車載機1と、このリクエスト信号βの受信時に送信信号αを送信出力する携帯機2とを備え、車載機1は上述の送信信号αを受信し、その受信電界強度(以下単に受信強度と略記する)に対応してドアロックアクチュエータ3を介して車両ドアのロックまたはアンロックを実行するようになっている。
ここで、上述の車載機1は、その周囲の電界状態を検出する検出手段としての電界強度センサ4を備えている。
【0023】
図2は上述の携帯機2の制御回路を示し、電池5で駆動されるCPU10は、送受信アンテナ6からの信号に基づいて、ROM7に格納されたプログラムに従って、タイマ8および送受信アンテナ6を駆動制御し、また、RAM9は車載機IDコードなどの必要なデータ等を記憶する。ここで、上述のROM7には当該携帯機2を特定する固有識別コードとしての携帯機IDコードが予め記憶されている。
【0024】
図3は車載機1の制御回路を示し、バッテリ11で駆動されるCPU20は送受信アンテナ12および電界強度センサ4からの入力に基づいて、ROM13に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ3、タイマ14、乱数発生器15および送受信アンテナ12を駆動制御し、またRAM16は携帯機IDコードや暗号コードなどの必要なデータを記憶する。ここで、上述のROM13には当該車載機1を特定する固有識別コードとしての車載機IDコードが予め記憶されている。
【0025】
ここで、上述の電界強度センサ4は、送受信アンテナ12に兼用させることもできるが、以下の説明の便宜上、センサとアンテナとにそれぞれ別々の符号を付して、説明する。
上述の車載機1側のRAM16または携帯機2側のRAM9あるいは双方に図10に示すようなマップM1を記憶している。
【0026】
上述のリクエスト信号βは、図4にデータフォーマットで示すように、スタートビット21、車載機IDビット22、乱数ビット23、時刻ビット24、電界強度Dの大きさを伝送する電界強度ビット25、パリティビット26、エンドビット27を有する。
【0027】
一方、上述の送信信号αは、図5にデータフォーマットで示すように、スタートビット28、車載機IDビット29、携帯機IDビット30、暗号コードビット31、パリティビット32、エンドビット33を有する。
【0028】
ここで、上述の暗号コードビット31内の暗号コードは、図4に示すリクエスト信号βの乱数ビット23および時刻ビット24の情報に基づいて、所定演算処理により作成される。
【0029】
このように構成した双方向通信タイプのキーレスエントリシステムの作用を、図6、図7、図8、図9に示すそれぞれのフローチャートを参照して、以下に詳述する。
まず、図6に示すフローチャートを参照して、車載機1側のリクエスト信号βの送信処理について述べる。
【0030】
第1ステップA1(判定手段)で、CPU20は設定周期が経過したか否かを判定し、YES判定時にのみ次の第2ステップA2に移行する。この処理は設定周期毎に常時判定すべく構成してもよく、或は、ドアハンドル操作(通常のドアハンドル操作と異なって、ドアハンドルをタッチまたは押圧するような操作)時から所定時間以内において設定周期毎に判定すべく構成してもよい。
【0031】
上述の第2ステップA2(電界強度検出手段)で、CPU20は電界強度センサ4からの入力に基づいて周囲の電界強度D(図10参照)を検出する。次に第3ステップA3(周期、強度設定手段)で、CPU20は検出した電界強度Dの大小に対応して、リクエスト信号βの送信周期と、送信強度とを設定する。つまり、電界強度Dが大きい程、リクエスト信号の送信強度を大きく、送信周期を短くなるように設定する。
【0032】
次に第4ステップA4(乱数発生手段)で、CPU20は乱数発生器15を駆動して、乱数(ランダムナンバ)を発生させる。
次に第5ステップA5で、CPU20はROM13からの車載機IDコードを読出し、次の第6ステップA6(リクエスト信号作成手段)で、CPU20は図4に示すようなリクエスト信号βを作成する。このリクエスト信号β内には電界強度Dの情報がインプットされている。
【0033】
次に第7ステップA7(リクエスト信号送信手段)で、CPU20は送受信アンテナ12を送信状態と成して、上述のリクエスト信号βを設定された送信強度および送信周期にて送信する。
次に第8ステップA8(暗号コード作成手段)で、CPU20は後述する一致判定を行なう目的で、乱数情報と時刻情報とに基づいて所定演算(いわゆる加工)により暗号コードを所定回数分作成する。
【0034】
次に第9ステップA9で、CPU20は作成した所定回数分の暗号コードをRAM16の所定エリアに記憶する。
つぎに、図7に示すフローチャートを参照して携帯機2側の送信信号αの送信処理について述べる。
【0035】
第1ステップB1(判定手段)で、CPU10は設定周期が経過したか否かを判定し、YES判定時にのみ次の第2ステップB2に移行する。
この第2ステップB2(受信検出手段)で、CPU10は送受信アンテナ6を受信状態と成して、リクエスト信号βの受信検出を実行する。
【0036】
次に第3ステップB3(受信判定手段)で、CPU10はリクエスト信号βを受信したか否かを判定し、NO判定時には第1ステップB1にリターンする一方、YES判定時には次の第4ステップB4に移行する。
【0037】
この第4ステップB4(一致判定手段)で、CPU10はリクエスト信号β内の車載機IDコード(図4の車載機IDビット22参照)とRAM9内の車載機IDコードとが互に一致するか否かを判定し、NO判定時には第1ステップB1にリターンする一方、YES判定時には次の第5ステップB5に移行する。
【0038】
上述の第5ステップB5で、CPU10はリクエスト信号βから電界強度Dの情報を読出し、次の第6ステップB6で、CPU10は読出した電界強度Dの大小に対応して送信信号αの送信強度を設定する。
【0039】
次に第7ステップB7で、CPU10は読出した電界強度Dに対応して送信信号αの送信回数を設定する。例えば、電界強度Dが小さい場合には図10に示すように送信回数を1回とし、電界強度Dが大きい場合には同図に示すように送信回数を2回とするが、この数値に限定されるものではなく、それ以上の送信回数としてもよいことは勿論である。
【0040】
次に第8ステップB8で、CPU10はリクエスト信号β内の乱数情報および時刻情報に基づいて暗号コードを作成する。この暗号コードの作成に際しては図6の第8ステップA8での演算と同様の方程式を用いて作成する。
【0041】
次に第9ステップB9で、CPU10はROM7から携帯機IDコードを読出し、次の第10ステップB10(送信信号作成手段)で、CPU10は図5にデータフォーマットで示すような送信信号αを作成する。
【0042】
次に第11ステップB11(送信信号送信手段)で、CPU10は上述の各ステップB6,B7で設定された送信強度および送信回数にて送受信アンテナ6を介して送信信号αを送信する。
【0043】
つぎに、図8に示すフローチャート(メインルーチン)を参照して、車載機1側におけるロック、アンロック制御について述べる。
第1ステップC1(判定手段)で、CPU20は設定周期か否かを判定し、YES判定時にのみ次の第2ステップC2に移行する。
【0044】
この第2ステップC2(受信検出手段)で、CPU20は送信信号αの受信検出を実行し、次の第3ステップC3(ロック、アンロック判定手段)で、CPU20
は送信信号αの送信強度Jに対応して、ロック、アンロック判定を実行するが、この判定については図9に示すサブルーチンを参照して後述する。
【0045】
次に第4ステップC4で、CPU20は判定結果の判別を行ない、ロック判定時には第5ステップC5に移行する一方、アンロック判定時には別の第6ステップC6に移行する。
上述の第5ステップC5で、CPU20はドアロックアクチュエータ3をロック作動させて、車両ドアを施錠し、上述の第6ステップC6で、CPU20はドアロックアクチュエータ3をアンロック作動させて、車両ドアを解錠する。
【0046】
つぎに、図9に示すフローチャート(サブルーチン)を参照して、上述の第3ステップC3に相当するロック、アンロック判定処理について述べる。
第1ステップE1(レベル設定手段)で、CPU20は電界強度センサ4で検出された電界強度Dに応じて図10に示すように第1判定レベルJ1と第2判定レベルJ2とをそれぞれ設定する。
次に第2ステップE2(受信判定手段)で、CPU20は送受信アンテナ12からの入力に基づいて、送信信号αを受信したか否かを判定し、NO判定時には第8ステップE8に移行する一方、YES判定時には次の第3ステップE3に移行する。
【0047】
上述の第3ステップE3(一致判定手段)で、CPU20は送信信号αの携帯機IDコード(図5に示す携帯機IDビット30参照)とRAM16に予め記憶させておいた携帯機IDコードとが互に一致するか否かを判定し、NO判定時には第8ステップE8に移行する一方、YES判定時には次の第4ステップE4に移行する。
【0048】
次に第4ステップE4(受信強度検出手段)で、CPU20は送信信号αの受信強度Jを検出し、次の第5ステップE5(比較手段)で、CPU20は検出した受信強度Jとアンロック判定用の第1判定レベルJ1とを比較する。
而して、J>J1の時には第6ステップE6に移行する一方、J<J1の時には別の第7ステップE7に移行する。
【0049】
上述の第6ステップE6(アンロック判定手段)で、CPU20はJ>J1に対応してアンロック判定を実行する一方、上述の第7ステップE7(比較手段)で、CPU20は受信強度Jとロック判定用の第2判定レベルJ2とを比較し、NO判定時(J>J2の時)には処理を終了する一方、YES判定時(J<J2の時)には第8ステップE8に移行する。
【0050】
この第8ステップE8(ロック判定手段)で、CPU20はJ<J2に対応してロック判定を実行する。そして、この図9に示すサブルーチンの処理内容が図8のメインルーチンに反映される。
【0051】
このように図1〜図10に示す双方向通信タイプのキーレスエントリシステム(請求項2,3,4,5に相当する実施例)によれば、上述の車載機1はリクエスト信号βを送信し、このリクエスト信号βを受信した携帯機2は送信信号αを送信し、車載機1は送信信号αの受信時にその受信強度Jによって車両ドアをロックまたはアンロックするが、上述の携帯機2は周囲の電界状態を検出(但し、この場合は図2の送受信アンテナ6を電界強度センサとして用いる)して、検出した電界状態が不良の時、送信信号αの送信強度を大きくする。
【0052】
このように、送信強度を大きくするので、周囲の電界強度が変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0053】
また、双方向通信機を備えたキーレスエントリシステムにおいて、車載機1側の電界強度センサ4が周囲の電界状態を検出(ステップA2参照)し、その電界状態の情報をリクエスト信号βとして携帯機2に送信(ステップA7参照)するので、携帯機2側には電界状態を検出する検出手段が不要となって、携帯機2の携帯性向上を図ることができる効果があり、しかも、携帯機2が受信したリクエスト信号β内の電界状態情報(図4の電界強度ビット25参照)に基づいて適切な制御を行なうことができる効果がある。
【0054】
さらに、上述の携帯機2(但し、この場合は図2の送受信アンテナ6を電界強度センサとして用いる)は検出した電界状態の不良時に送信信号αの送信強度を大きくすると共に、送信周期を短くするので、周囲の電界強度Dが悪化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が何等変動することがなく、乗員に与える違和感をより一層良好に解消することができ、また防犯性と利便性とを両立するような正確な距離での確実なロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0055】
加えて、周囲の電界強度Dが極めて大きく、通信が不能なような時(図10に示すDmax参照)、携帯機2は送信信号αの送信を停止するので、通信不能条件下における不必要な電力消費をなくすことができる効果がある。
【0056】
また、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、車載機1側の電界強度センサ4が周囲の電界状態を検出(ステップA2参照)して、この電界状態の不良時にリクエスト信号βの送信周期(図10参照)を短くする(ステップA3参照)。
このように、リクエスト信号βの送信周期を短くするので、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0057】
さらに、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、上述の車載機1側の電界強度センサ4が周囲の電界状態を検出(ステップA2参照)して、この電界状態の不良時にリクエスト信号βの送信強度(図10参照)を大きくする(ステップA3参照)。
このように、リクエスト信号βの送信強度を大きくするので、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができると共に、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0058】
さらにまた、双方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、上述の携帯機2は電界状態の不良時に送信信号αの送信回数を増大(ステップB7参照)させるので、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができ、また防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0059】
図11〜図18はキーレスエントリシステムの他の実施例を示す。つまり、先の実施例においては双方向通信タイプのキーレスエントリシステムを示したが、図11〜図18の実施例では単方向通信タイプのキーレスエントリシステムを示す。
【0060】
図11において、このキーレスエントリシステムは、送信信号αの送信出力する携帯機2と、この送信信号αを受信し、その受信強度Jに対応してドアロックアクチュエータ3を介して車両ドアのロックまたはアンロックを実行する車載機1とを備えている。
ここで、上述の車載機1および携帯機2には、これらの周囲の電界状態を検出する検出手段としての電界強度センサ4,34をそれぞれ設けている。
【0061】
図12は上述の携帯機2の制御回路を示し、電池5で駆動されるCPU10は、電界強度センサ34からの信号に基づいて、ROM7に格納されたプログラムに従って、送信アンテナ35およびタイマ8を駆動制御し、また、RAM9は必要なデータ等を記憶する。ここで、上述のROM7には図14にデータフォーマットで示す送信信号αの情報が記憶されている。
【0062】
図13は車載機1の制御回路を示し、バッテリ11で駆動されるCPU20は、電界強度センサ4、受信アンテナ36からの入力信号に基づいて、ROM13に格納されたプログラムに従って、ドアロックアクチュエータ3を駆動制御し、また、RAM16は携帯機2を特定する識別コードとしての携帯機IDコードやその他の必要なデータ等を記憶している。
【0063】
上述の車載機1側のRAM26または携帯機2側のRAM9あるいは双方に図18に示すようなマップM2を記憶している。
【0064】
このマップM2は横軸に電界強度Dをとり、縦軸にパラメータをとったもので、周囲の電界強度Dが大きくなる程(悪くなる程)送信信号αの送信強度が大きくなるように、さらに送信信号αの送信周期が短くなるように、さらには送信信号αを受信する受信周期が短くなるように設定したマップである。加えて、周囲の電界強度Dが極めて大きい時(Dmax参照)、送信信号αの送信強度を零と成して、実質的に送信信号αの送信を停止するように設定している。
【0065】
なお、上述の電界強度センサ4,34はアンテナ36,35に兼用させることもできるが、以下の説明の便宜上、センサとアンテナとにそれぞれ別々の符号を付して、説明する。
【0066】
一方、上述の送信信号αは図14にデータフォーマットで示すように、スタートビット28、IDビット29、電界強度ビット37、パリティビット32(ビット誤りを検査するための検査ビット)、エンドビット33を有する。
【0067】
このように構成した単方向通信タイプのキーレスエントリシステムの作用を、図15、図16、図17に示すそれぞれのフローチャートを参照して、以下に詳述する。
まず、図15に示すフローチャートを参照して、携帯機2側の送信信号αの送信処理について述べる。
【0068】
第1ステップU1(判定手段)で、CPU10は設定周期が経過したか否かを判定し、YES判定時にのみ次の第2ステップU2に移行する。ここで、設定周期の経過か否かの判定は、設定周期経過毎に常時行なうように構成してもよく、携帯機2に送信信号出力指令スイッチ(図示せず)を別設して、このスイッチのON時から所定時間以内において設定周期経過毎に実行するように構成してもよい。
【0069】
次に第2ステップU2(電界強度検出手段)で、CPU10は電界強度センサ34からの入力に基づいて、電界強度Dを検出する。
次に第3ステップU3(周期、強度設定手段)で、CPU10は検出された電界強度D(図18参照)に応じて、送信信号αの送信周期および送信強度を設定する。つまり、検出された電界強度Dが悪い時には、送信周期が短く、送信強度が強くなるように設定する。
【0070】
次に第4ステップU4(読出し手段)で、CPU10はROM7から送信信号α(図14参照)を読出す。
次に第5ステップU5(書込み手段)で、CPU10は送信信号αの電界強度ビット37に電界強度Dの情報を書込む。
次に第6ステップU6(送信手段)で、CPU10は設定された送信周期および送信強度で送信アンテナ35を介して送信信号αを送信出力する。
【0071】
つぎに、図16に示すフローチャート(メインルーチン)を参照して、車載機1側におけるロック、アンロック制御について述べる。
第1ステップS1(判定手段)で、CPU20は設定周期経過か否かを判定し、YES判定時にのみ次の第2ステップS2に移行する。
【0072】
この第2ステップS2(電界強度検出手段)で、CPU20は電界強度センサ4からの入力に基づいて、周囲の電界強度D(図18参照)を検出する。次に第3ステップS3(設定手段)で、CPU20は検出した電界強度Dに応じて第1判定レベルJ1、第2判定レベルJ2をそれぞれ設定すると共に、送信信号αを受信する際の受信周期を設定する。
【0073】
次に第4ステップS4(受信検出手段)で、CPU20は送信信号αの受信検出を実行し、次の第5ステップS5(ロック、アンロック判定手段)で、CPU20
は送信信号αの送信強度Jに対応して、ロック、アンロック判定を実行するが、この判定については図17に示すサブルーチンを参照して後述する。
【0074】
次に第6ステップS6で、CPU20は判定結果の判別を行ない、ロック判定時には第7ステップS7に移行する一方、アンロック判定時には別の第8ステップS8に移行する。
上述の第7ステップS7で、CPU20はドアロックアクチュエータ3をロック作動させて、車両ドアを施錠し、上述の第8ステップS8で、CPU20はドアロックアクチュエータ3をアンロック作動させて、車両ドアを解錠する。
【0075】
つぎに、図17に示すフローチャート(サブルーチン)を参照して、先の第5ステップS5に相当するロック、アンロック判定処理について述べる。
第1ステップQ1(受信判定手段)で、CPU20は受信アンテナ36からの入力に基づいて、送信信号αを受信したか否かを判定し、NO判定時には第9ステップQ9(ロック判定手段)に移行する一方、YES判定時には次の第2ステップQ2に移行する。
【0076】
上述の第2ステップQ2(一致判定手段)で、CPU20は送信信号αの携帯機IDコード(図14に示すIDビット29参照)と、RAM16に予め記憶させておいた携帯機IDコードと、が互に一致するか否かを判定し、NO判定時には第9ステップQ9に移行する一方、YES判定時には次の第3ステップQ3に移行する。
【0077】
この第3ステップQ3(受信周期設定手段)で、CPU20は図14にデータフォーマットで示す送信信号αの電界強度情報(図14の電界強度ビット37参照)を読出し、受信周期を設定する。
【0078】
次に第4ステップQ4(レベル設定手段)で、CPU20は上述の電界強度情報(図14の電界強度ビット37参照)を読出し、第1判定レベルJ1、第2判定レベルJ2を設定する。なお、図17のサブルーチンにおいて、これらの各ステップQ3,Q4から成るルーチンR2の処理を実行する場合には、先の図16のメインルーチンにおける各ステップS2,S3から成るルーチンR1を省略する。つまり、これら各ルーチンR1,R2はその何れか一方のみでよい。
【0079】
次に第5ステップQ5(受信強度検出手段)で、CPU20は送信信号αの受信強度Jを検出し、次の第6ステップQ6(比較手段)で、CPU20は検出した受信強度Jとアンロック判定用の第1判定レベルJ1とを比較する。
而して、J>J1の時には第7ステップQ7に移行する一方、J<J1の時には別の第8ステップQ8に移行する。
【0080】
上述の第7ステップQ7(アンロック判定手段)で、CPU20はJ>J1に対応してアンロック判定を実行する一方、上述の第8ステップQ8(比較手段)で、CPU20は受信強度Jがロック判定用の第2判定レベルJ2より小か否かを判定し、NO判定時(J>J2の時)には処理を終了する一方、YES判定時(J<J2の時)には第9ステップQ9に移行する。
【0081】
この第9ステップQ9で、CPU20はJ<J2に対応して、ロック判定を実行する。そして、この図17に示すサブルーチンの処理内容が図16のメインルーチンに反映される。
【0082】
このように図11〜図18で示す単方向タイプのキーレスエントリシステム(請求項1,4に相当する実施例)によれば、上述の車載機1は携帯機2からの送信信号αの受信強度Jによって車両ドアをロックまたはアンロックするが、上述の携帯機2はその電界強度センサ34で周囲の電界状態を検出(ステップU2参照)して、検出した電界状態の不良時に送信信号αの送信強度を大きくするので(ステップU3参照)、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができ、また防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0083】
さらに、上述の携帯機2は、その電界強度センサ34で周囲の電界状態を検出(ステップU2参照)して、検出した電界状態の不良時に送信信号αの送信周期を短くするので(ステップU3参照)、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができ、また、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0084】
加えて、周囲の電界強度Dが極めて大きく、通信が不能なような時(図18に示すDmax参照)、携帯機2は送信信号αの送信を停止するので、通信不能条件下における不必要な電力消費(電池5の消耗)をなくすことができる効果がある。
【0085】
一方、上述の単方向通信機能を備えたキーレスエントリシステムにおいて、上述の車載機1は、その電界強度センサ4で周囲の電界状態を検出(ステップS2参照)して、検出した電界状態の不良時に受信周期を短くするので(ステップS3参照)、周囲の電界強度Dが変化しても、車両ドアをロック、アンロックする距離が変動することがなく、乗員に与える違和感を解消することができ、また、防犯性と利便性とを両立するような正確な距離でのロック、アンロック動作が可能となる効果がある。
【0086】
しかも、上述のキーレスエントリシステムにおいて、携帯機2側に電界状態を検出する手段(電界強度センサ34参照)を設け(但し、この場合は車載機1側の電界強度センサ4と図16のルーチンR1は用いない)、送信信号α内にこの検出手段(電界強度センサ34参照)で検出した電界強度情報(図14の電界強度ビット37参照)を入れて送信し、車載機1側では送信信号α内の電界強度情報(図17のルーチンR2参照)に基づいて制御内容を可変するので、携帯機2側に設けられた単一の検出手段(電界強度センサ34参照)によって電界状態を検出することができるうえ、車載機1側において上述のルーチンR2による電界強度情報の読出しに基づいて適切なロック、アンロック制御を実行することができる効果がある。
【0087】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車載機1側において周囲の電界状態を検出する手段は、実施例の電界強度センサ4に対応し、
以下同様に、
携帯機2側において周囲の電界状態を検出する手段は、電界強度センサ34に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0088】
例えば、上記請求項1で示した技術思想は単方向通信タイプのみならず、双方向通信タイプのキーレスエントリシステムにも充分適用できることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキーレスエントリシステムの実施例を示す説明図。
【図2】 携帯機の制御回路ブロック図。
【図3】 車載機の制御回路ブロック図。
【図4】 リクエスト信号のデータフォーマットを示す説明図。
【図5】 送信信号のデータフォーマットを示す説明図。
【図6】 車載機側のリクエスト信号送信処理を示すフローチャート。
【図7】 携帯機側の送信信号の送信処理を示すフローチャート。
【図8】 車載機側のロック、アンロック制御を示すフローチャート。
【図9】 車載機側のロック、アンロック判定処理を示すフローチャート。
【図10】 マップの説明図。
【図11】 本発明のキーレスエントリシステムの他の実施例を示す説明図。
【図12】 携帯機の制御回路ブロック図。
【図13】 車載機の制御回路ブロック図。
【図14】 送信信号のデータフォーマットを示す説明図。
【図15】 携帯機側の送信信号送信処理を示すフローチャート。
【図16】 車載機側のロック、アンロック制御を示すフローチャート。
【図17】 車載機側のロック、アンロック判定処理を示すフローチャート。
【図18】 マップの説明図。
【符号の説明】
1…車載機
2…携帯機
4,34…電界強度センサ
α…送信信号
β…リクエスト信号
Claims (5)
- 携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、
上記携帯機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくする
キーレスエントリシステム。 - リクエスト信号を送信する車載機と、リクエスト信号の受信時に送信信号を送信する携帯機とを備え、
上記携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、
上記携帯機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時に送信信号の送信強度を大きくする
キーレスエントリシステム。 - 上記携帯機は検出した電界状態の不良時に、送信信号の送信周期を短くする
請求項2記載のキーレスエントリシステム。 - 上記電界強度が極めて大の時、携帯機は送信信号の送信を停止する
請求項1〜3の何れか1に記載のキーレスエントリシステム。 - リクエスト信号を送信する車載機と、リクエスト信号の受信時に送信信号を送信する携帯機とを備え、
上記携帯機からの送信信号の受信電界強度により車載機が車両ドアをロックまたはアンロックするスイッチ操作レスのキーレスエントリシステムであって、
上記車載機は周囲の電界状態を検出すると共に、検出した電界状態の不良時にリクエスト信号の送信強度を大きくする
キーレスエントリシステム。
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