JP4160291B2 - 生体液粒子排出装置 - Google Patents

生体液粒子排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4160291B2
JP4160291B2 JP2001350600A JP2001350600A JP4160291B2 JP 4160291 B2 JP4160291 B2 JP 4160291B2 JP 2001350600 A JP2001350600 A JP 2001350600A JP 2001350600 A JP2001350600 A JP 2001350600A JP 4160291 B2 JP4160291 B2 JP 4160291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biological fluid
liquid
reservoir
cartridge
transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001350600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002221470A (ja
Inventor
ノーランディ ジャン
エイ ホリネ デイビッド
ビー ハディミオグル ベイバー
エイチ ブルース リチャード
ロイ ジョイ
エイ エルロッド スコット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2002221470A publication Critical patent/JP2002221470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4160291B2 publication Critical patent/JP4160291B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0241Drop counters; Drop formers
    • B01L3/0268Drop counters; Drop formers using pulse dispensing or spraying, eg. inkjet type, piezo actuated ejection of droplets from capillaries
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2400/00Moving or stopping fluids
    • B01L2400/04Moving fluids with specific forces or mechanical means
    • B01L2400/0403Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces
    • B01L2400/0433Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces vibrational forces
    • B01L2400/0439Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces vibrational forces ultrasonic vibrations, vibrating piezo elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N35/1016Control of the volume dispensed or introduced
    • G01N2035/102Preventing or detecting loss of fluid by dripping
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N2035/1027General features of the devices
    • G01N2035/1034Transferring microquantities of liquid
    • G01N2035/1041Ink-jet like dispensers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1002Reagent dispensers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改良された生体液粒子排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
既存の液粒子排出装置では、液の汚染に対して注意を払うことは特に優先的な課題ではなかった。例えば、プリント業界で汚染問題といえば、目的とするインク色を維持するためには起きてはならない異なるインク間の混合を避けたり、インクにゴミが落ちるのを防止する程度が中心であった。しかし、他の環境下では排出された液の汚染を回避することは、極めて重要な課題である。例えば、科学的試験の中では特に、生物学的、遺伝学的、医学的試験の多くでは生体液粒子のシーケンスやアレイを用いて試験が行われる。これらの実験では、汚染された液粒子があると、信頼性のない結果となり、従って使用に不適な試験結果となる。
【0003】
そのような試験を行うに際しては、バイオアッセイの形で何千という個数の生体液粒子を一枚の基板上に沈着する。これらのバイオアッセイは各々多岐にわたるタイプのユニークな生体液を含んでいる。例えば、遺伝子欠陥や他の生化学的異常に対する現行の生物学的試験では、何千という個々の液滴をガラス基板上の明確に規定された異なる個所に配置する。その後で、別の沈積液を上記ガラス基板の同じ個所に更に沈積する。この点々とプリントされたバイオアッセイを、次いでレーザで走査し、物理的特性の変化を観察する。これらの状況下では、液粒子排出装置が汚染源とならず、生体液間の交差汚染を引き起こさないことが極めて重要である。従って、既存の液粒子排出装置では一個の液溜めに対し多数の排出機構を備えるのが普通であるけれども、このやり方は、生体液を排出する液粒子排出装置には許容し得ない設計であると言える。
【0004】
更に、これらの実験に用いられる生体液は極めて高価である。多くの生体液排出装置では、液溜めと排出装置アセンブリ内に保有される液の量はバイオアッセイを調製するに必要な量よりもはるかに多い。生体液をこのように不必要に使用すると、試験にかかる費用が増大する結果となる。従って、これらの試験に使用するシーケンスやアレイを調製する既存の方法は、時間がかかり、生体液を浪費し、正確さも限定された、経済的に高価な方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、異なる生体液間の交差汚染は勿論のこと、液粒子排出装置と生体液との間の汚染を回避する生体液粒子排出機構を提供することが望ましいと考えられたのである。また望ましいと考えられるのは、生体液の微少流量を送出するに際して、高度に精密に、効率的に行うことが可能で、また沈積される生体液の性質や排出される液粒子に使用目的に応じた異なる量で行うことが可能な液粒子排出機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、生体液粒子を排出する生体液粒子排出装置が提供される。このような装置の生体液粒子排出機構は、生体液粒子の排出に用いられるエネルギーを発生するトランスデューサを備える。更に備えられるのは、薬剤カートリッジ、すなわち生体液を保有する生体液保有器である。この薬剤カートリッジ、すなわち生体液保有器は、生体液粒子を排出するに使用される生体液の汚染を回避する構造になっている。薬剤カートリッジ、すなわち生体液保有器は、液粒子排出機構を作動すると、生体液粒子が排出されるように液粒子排出機構に作動の際に接続される。この液粒子排出機構は、生体液保有器とトランスデューサとを一体構造にしてワンピース型の使い捨て装置として構成することもできるし、使い捨てカートリッジとは別個のトランスデューサを用いてツーピース型の装置として構成することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示すのは、生体液(薬剤とも称する)を排出するツーピース型音波式液粒子排出装置10である。本議論では、生体液または薬剤は、他の物質を検出し、測定し、検査し、製造する化学反応に使用される物質ならなんでもよく、あるいは逆に検出され、測定され、検査される物質でもある。装置10は、薬剤カートリッジ12などの使い捨て部と、音波式液粒子排出機構14などの再使用可能部とを備える構成になっている。図1では、薬剤カートリッジ12は液粒子排出機構14から離れているように示されている。使用中は、薬剤カートリッジ12は液粒子排出機構14内に挿入されている。
【0008】
薬剤カートリッジ12は、その内部に含まれている生体液が液粒子排出機構14とは隔離され、汚染を回避するような構成になっている。薬剤カートリッジ12の構造は生化学的に不活性なチャンバになっており、そのチャンバ内に一定量の生体液が含まれる。薬剤カートリッジ12と液粒子排出機構14とは相互関係が精密に整合され、液粒子排出を安定に行うとともに、排出された液粒子を基板上の所望の位置に正確に配置するようになっている。
【0009】
図2を参照する。図示されているのは、音波式液粒子排出機構14内に挿入された薬剤カートリッジ12の断面図である。トランスデューサ16には電源18でエネルギーが供給される。トランスデューサ16は、基板20の表面に設けられている。基板20は、実施の態様の一つではガラス製でよい。基板20の背後の表面に配置もしくはパターン形成されているのは、フレネルレンズのような合焦レンズ構造22である。理解しなければならないことは、他のタイプの合焦構造もフレネルレンズの代わりに用いることができるということである。
【0010】
音響結合層24は、音響結合液を用いればよいが、フレネルレンズ22と薬剤カートリッジ12との間に配置される。音響結合液24の選択基準は音の減衰が少ないことである。この適用に有利な音響特性を有する音響結合液のタイプの一つは、水である。
【0011】
別の実施の形態では、接続層24はグリースの薄い層で作ってよい。グリース接続層が有利なのは、閉じ込められた気泡を最小限に抑えるために接続表面を比較的フラットにする時である。
【0012】
基板20の頂部にあるのは壁面26,28であって、薬剤カートリッジ12が収められる内部チャンバ30を規定する。カートリッジ12の側壁31の外表面に突起して備えられているのはシール32である。シール32の役目は、カートリッジ12をチャンバ30内にしっかり嵌め込み、音響接続液24をシール32の下に漏れないように抑えておくことである。精密寸法の深さ止め部材34により、カートリッジ12は所望の挿入位置に止められる。カートリッジ12の下表面37に形成されているのは薄い膜36であり、この薄い膜36はフレネルレンズ22の実質的に直ぐ上に配置される。膜36は音波に対して薄い膜である。音波に対して薄いということは、膜の厚さが十分に小さくて、入射する音エネルギーの50%以上がカートリッジ12内の生体液38まで達することを意味すると、この文脈では定義される。
【0013】
作動に当たって、トランスデューサ16を起動すると音波が発射され、音波は基板20を通ってフレネルレンズ22に達する。レンズ22は、音響結合液24と膜36とを通過した音波エネルギーを焦点に集め、集められた音波エネルギー39は生体液38のメニスカス表面40の先端に達する。焦点に集められた音波エネルギーがメニスカス表面40に当たると、表面に乱れが生じ、カートリッジ12から基板46に生体液粒子42が排出される。排出された生体液粒子42は、直径約15μmと小さくすることができる。しかし、このサイズ制約は使用する物理的コンポーネントに基づいており、理解しなければならないことは、音波式液粒子排出装置で排出される液粒子のサイズは、物理的コンポーネントの設計を変更することによって大きくすることも小さくすることも可能なことである。
【0014】
生体液粒子42が排出される表面は、完全に外に開いたものでも、あるいはアパーチャ板または蓋44の中に収められたものでもよい。蓋44は適切なサイズのアパーチャ45を備えるが、そのサイズは排出される液粒子よりも大きくして液粒子排出の際の邪魔にならないようにする。アパーチャ45のサイズを決めるのに必要なことは、アパーチャ45に広がるメニスカス40の表面張力が生体液38にかかる重力より十分に大きくなるようにすることである。このような設計にすると、カートリッジ12を回転してアパーチャ45が下向きになった時でも生体液38がカートリッジ12から落ちるのが防止される。このアパーチャ下向き構造の利点は、基板43から落ちる恐れのあるゴミによる汚染を防げるので生体液38をきれいに保てることである。基板46は、例えば、ペーパー、ガラス、プラスチックまたは他の適当な材料でよい。
【0015】
トランスデューサ16、電源18、基板20,レンズ22の作動機能は、音波式インク排出印刷法の分野で用いられる既述の液粒子排出ユニットと同様なものである。このような操作は当業者にはよく知られている。
【0016】
前述の設計では、生体液38が薬剤カートリッジ12内に独立して収められるので、液粒子排出機構14や他の形式の汚染源、例えば、空気からくる汚染源または液粒子排出機構14に以前に使った生体液による汚染源と生体液38との接触が防止される。薬剤カートリッジ12は、音響接続液24とは膜36で隔てられている。カートリッジ12全体は、生物学的に不活性な材料、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどから射出成形法で製造することができる。カートリッジ12は操作の際には、膜36や音響結合液24などの接続インターフェイスを用いて音波式液粒子排出機構14に連結される。
【0017】
本発明の具体的な設計の一例では、薬剤カートリッジ12の幅は約300μmで、膜36の厚さは3μm程度である。この特定の実施の形態では、焦点に集められる音波の波長が300μmで作動周波数が既知の音波式液粒子排出機構のものであるという設計条件下において、メニスカスの位置は理想表面のレベルから±5μm以内に維持しなければならない。
【0018】
電源18は可変制御される。電源18の出力を変化することによってトランスデューサ16が発生するエネルギーが調節され、このエネルギーが、排出される生体液42の容積を変えるのに用いられる。
【0019】
図3と図4を参照する。前記のように、この実施の形態はツーピース型のユニットである。従って、設計機能は、薬剤カートリッジ12を取り出して新しい薬剤カートリッジ12を挿入することができるということである。図3は液粒子排出機構14内に納められた薬剤カートリッジ12を示す。薬剤カートリッジ12の取り出し方の一つを挙げれば、カートリッジのフランジ48に接続された成形リップ47を備えたカートリッジを設計することによって行うことである。カートリッジ内の液がなくなったり、あるいは他の理由でもはや使用しなくなった場合は、図4に示されるように上向きの力を加えて音波式液粒子排出機構14から成形リップ47を取り外すことができる。この実施の形態では、側壁26,28にはノッチ50を設けて置いて、成形リップ47をここに受容するようにする。理解しなければならないことは、他の設計を用いてもカートリッジ12の取り出しを行うことができることである。成形リップ47をカートリッジ12に取り付けるのはカートリッジを形成した後でも行えるが、別の方法としてはカートリッジ12の本体を製作する射出成形法の一部として行うこともできる。
【0020】
図5と図6を注目すると、以前の図ではカートリッジ12は上表面が開いているものとして示されているが、汚染を回避するため、カートリッジは、図5の52のようなキャップまたはシール層で、あるいは図6のキャップ構造54で覆って形成することもできる。図5では、キャップ52はカートリッジ12に超音波接合することができる。この状況下では、キャップ52を取り外すには削ぎナイフ55のようなある種の開き道具を用いる必要がある。キャップ52を取り外すのは、カートリッジ12を音波式液粒子排出機構14内に挿入する前に行うのが好ましいが、状況次第では挿入後に行うのも有用なこともある。
【0021】
別の方法としては、接着剤を選択的に貼った薄いフィルム材をキャップ52に用いることができる。この場合、フィルム状キャップ52は、人の力やオートメーションで加えられる引張り力で外すことができる。更に別の方法としては、図6に示されるようなプレス嵌めキャップ54を用いることができる。この場合シール32を用いてプレス嵌めキャップ54を確実に嵌め込む。キャップ54を外すときには、上向きの圧力をプレス嵌めキャップ54にかける。
【0022】
図7を参照する。以前の実施の形態ではレンズ構成部はガラス基板20の上表面部に配置されていたこと、従ってユニット10の再使用可能部の一部であることが注目される。しかし、別の実施の形態では、レンズ22は薬液カートリッジ12の表面として構成することができる。このような実施の形態は、カートリッジ12を成形するのに精密成形法を用いれば行える。
【0023】
図8では、本発明の更に別の実施の形態であるがトランスデューサ16がレンズ構造58に接して形成されている。この構成では、トランスデューサの出力密度は、トランスデューサが平面上にある場合に比較して低い。従って、高出力をトランスデューサにかけることができ、過大電力故にトランスデューサが損傷するということはない。この構成が特に有用なのは、排出すべき生体液の粘度が非常に高い場合や他では生体液の液粒子を排出するのに大きな音響強度が必要な場合である。この実施の形態ではもう一つ別のレンズ59を生体液の傍に設けることができる。この設計の下では液粒子排出装置は単一の使い捨て装置である。図8の装置をツーピース型装置として設計することができる別の方法もある。例えば、図7のレンズ56をレンズ58と併用して音波エネルギーを更に強力に焦点に集めることができる。曲面レンズ要素56,58,59はフレネルレンズでも差し支えない。
【0024】
図9を参照する。図示されているのは、ワンピース型生体液音波排出装置60である。図2の排出機構14と同様なコンポーネントはここでも同様に作動するので、詳細な議論は行わない。ツーピース型生体液粒子排出装置10とワンピース型装置60との間の明確な差は主に、薬剤カートリッジ12のシール32を後者では最早用いないことである。前と違って、薬剤カートリッジ62は、側壁64と平坦な外表面66とを備え、外表面66は機構14の壁面26,28と直接に接するようになっている。従って、壁面26,28と薬剤カートリッジ62との間の接続は永久的になる。このような接続の形成は、装置製造時にリソグラフィー技法を用いたり、既知の接着技術を用いたりすることによって行うことができる。更に別の実施の形態では、下部の表面68を、膜70とともに、取り除いてしまえば、生体液38がレンズ22と直接に接するようにできる。更にもう一つ別の実施の形態は、カートリッジ62自体を取り除き、生体液を直接チャンバ30に供給することである。この際はチャンバ30が非汚染生体液保有器として機能する。この設計では、チャンバ30へ生体液を満たすのは汚染物のない環境中で行われる。
【0025】
理解しなければならないことは、前述の諸々の実施の形態に示されている薬剤カートリッジは単にそのようなコンポーネントの代表的設計であり、カートリッジ構成には多くの可能な変形が存在するということである。
【0026】
例えば、図10と図11は、別の薬剤カートリッジ構造を用いるツーピース型液粒子排出装置80の、縮尺は異なるが、それぞれ頂面図と側面図である。直接排出される生体液38を保有する排出液溜め84に加えて、主液溜め86をも備え、ここから排出液溜め84に液を供給する。排出液溜め84と主液溜め86との間の接続は、液溜め接続路88経由で行われる。この設計では、生体液38が排出液溜め84から排出されるに連れて、新しい追加の生体液38が主液溜め86から液溜め接続路88経由で供給される。
【0027】
図11は、音波式液粒子排出機構90と一緒に作動する配置になっている薬剤カートリッジ82の側面図である。特に、排出液溜め84がレンズ22、ガラス基板20,トランスデューサ16の上に配置され、その結果、発生された音エネルギーが焦点に集められ、十分なエネルギーをもって排出液溜め84に伝達され、生体液粒子が排出されるようになっていることが示されている。このツーピース設計を行う場合、音響結合液のような接続層24が設けられ、カートリッジ82の底部は、十分な音エネルギーを排出液溜め84に伝達することができる膜92で形成される。
【0028】
主液溜めと排出液溜めとが空の時に最初に液を補充する際に、毛細管作用を補助的に用いて主液溜め86から排出液溜め84へ生体液を引き込む。しかし、一旦装置にプライミング(呼び水操作)が行われアパーチャ45の底部までに液が補充されると、メニスカス40の回復力/表面張力を用いて、液粒子が排出されるにつれて主液溜め86から排出液溜め84へ生体液を引き込む。アパーチャ45に十分な表面張力を惹起するには、アパーチャ45を補充孔94より十分に小さくして補充孔94の表面張力と競合するのを回避することが重要である。アパーチャ45の表面張力はまた、当構造の高さに起因する重力作用よりも大きくしなければならない。これらの力、すなわち張力と重力とを適切にバランスすることによって、生体液はアパーチャの表面張力によって排出液溜め84に連続的に引き込まれ、主液溜め86に液がなくなるまで排出液溜め84が満液状態に維持される。
【0029】
図12と図13とを参照する。図示されているのは、ワンピース型音波式液粒子排出装置100の別の実施の形態である。この図では、排出液溜め102と主液溜め104とは、液溜め接続路106を介して流体が繋がるように配置されている。生体液38が主液溜め104から排出液溜め102に供給されるのは、図11に関連して議論されているような方法による。
【0030】
トランスデューサ16は基板107の第一表面に連結して作動する。レンズ22は膜108の第二表面上に一体的に構成されているから、これらのコンポーネントは単一装置100の一部として形成される。この実施の形態では、図11の接続層24は不要である。この実施の形態は使い捨て的性格の単一コンポーネントだからである。排出液溜め102では、生体液はレンズ22と直接に接する。主液溜め104には補充孔109を通じて液が補給される。
【0031】
図14と図15を参照する。図示されているのは、ワンピース型使い捨てのピエゾ電気式液粒子排出装置110のそれぞれ頂面図と側面図である。排出液溜め112は、液溜め接続路116を介して主液溜め114に接続される。生体液38は、補充孔118を通じて主液溜め114に供給される。ピエゾ式アクチュエータ120は、排出液溜め112の下表面122に取り付けられて作動する。排出液溜め112を規定する上表面には排出ノズル124が形成されている。ピエゾ式アクチュエータ120には電源130が接続されている。
【0032】
作動に際して、ピエゾ式アクチュエータ120は電源130で駆動される。アクチュエータ120は、下表面122と組み合わさって一体構造板を構成し、印加された電圧の応答して撓み力を発生する。加えられた撓み力によって、上記一体構造板は排出液溜め112の方に移動し、排出液溜め112の容積を変え、排出液溜め112からノズル124を通じて生体液に力を加え、生体液粒子を排出させる。ノズル124のサイズは、排出される液粒子サイズに関する制御因子である。
【0033】
生体液粒子が排出液溜め112から排出されるとき、排出液溜め112に働いている表面張力によって、主液溜め114に貯えられていた生体液が液溜め接続路116経由で排出液溜め112に引き出され、生体液レベルの補充が行われる。図11に関連する議論と同じように、十分な表面張力は、補充孔118のサイズと当構造の高さに基づいて働く重力の作用を考慮して得られる。この実施の形態では、主液溜め114の内部の大きさは、長さが1cmで、高さが2.5mmである。ピエゾ電気式液粒子排出装置全体の幅は、図15に示されるように5mmである。このサイズは小さいので、一つのシステム構成に多数の排出装置を集合して設け、多数の生体液を点々とプリントすることが可能になる。
【0034】
図14で分かるように、ピエゾ式アクチュエータ120に接続される下表面部122は、ピエゾ電気式液粒子排出装置110全体と一体構造となっている。この構造の場合は、装置110の生体液を使い切ってしまうと、装置110全体を捨てることになる。
【0035】
図16と図17を参照する。図示されているのは、使い捨て部分と再使用部分とを有するワンピース型ピエゾ電気式生体液粒子排出ユニット140のそれぞれ側面図と頂面図である。使い捨て部分は薬剤カートリッジ142と排出液溜め146とを備え、薬剤カートリッジ142には、排出ノズル144が一体構造で付けられている。排出液溜め146は、液溜め接続路150経由で主液溜め148に接続されている。液溜め接続路150を経由する主液溜め148から排出液溜め146への生体液の送達は、表面張力による供給作用によって起こる。また備えられているのは補充孔152である。
【0036】
ユニット140の再使用部分に備えられるのは、アクチュエータ160で、これには電源162で電力が供給される。ピエゾ式アクチュエータ160は再使用可能なフレーム164の上に装着されている。
【0037】
フレキシブルな膜である下表面部166は、例えば、ポリエチレン、ポリイミド、または他の薄いプラスチック製であるが、排出液溜め146の一部を規定し、再使用可能なフレーム164のダイアフラム168の上表面部に接合される。ダイアフラム168は、実施の形態の一つではステンレス鋼でよいが、ピエゾ式アクチュエータ160に接合法または他の方法で取り付けられ、ダイアフラム168は一体構造の一部分として作用し、排出液溜め146内に必要な容積変化を起こさせて、排出ノズル144から生体液の液粒子を排出させる。カートリッジ142のフレキシブル膜166の作用は、再使用可能部分フレーム164の容積変化を使い捨て部分に伝えることである。
【0038】
更に別の実施の形態では、再使用可能部分にフレキシブルなダイアフラム168を設け、その一表面にピエゾ式アクチュエータを取り付け、生体液粒子を排出するのに必要な容積変化を起こさせる。容器を製作して接続液を入れ、この接続液をトランスデューサ/ダイアフラムと接触させることができる。この液があると、異なる容器表面に取り付けられた膜にトランスデューサ誘起の容積変化を伝達するのに助けになる。上記容器の端の構造は、再使用可能部分と使い捨て部分との間にハーメチックシールができるような構造とする。上記容器には、接続液から気泡を除く(放出する)手段が設けられる。容器の反対側の表面は、使い捨て部分と一緒に組み立てる前は開いた状態である。
【0039】
使い捨て部分と再使用可能部分との間にハーメチックシールが設けられ、再使用可能部分には非常に薄い接続液が満たされ、トランスデューサの容積変化を使い捨て部分に伝える。容積変化の歪みと吸収とを最小限に抑えるために、この液中の気泡はすべて、再使用可能部分の放出機構から放出することによって操作前に取り除かれる。別の方法としては、例えば、グリースや他の材料を塗布して、物理的接触が一層緊密になるような方法も用いられる。
【0040】
当業者なら理解することであるが、他のピエゾ式アクチュエータ構造も、例えば、バルク(bulk)またはシアー(shear)モード設計も本発明に関して用いることができる。
【0041】
本発明で開示の生体液粒子排出装置は、主液溜め148と排出液溜め146内の少量の生体液を用いて機能する。例えば、主液溜め148は一例では、満液状態で生体液は50〜150マイクロリットル程度で、排出液溜め146は満杯で5〜25マイクロリットル程度である。従って、記載の排出装置の作動は極めて少容量の生体液を用いて可能なことが分かる。生体液粒子自体はピコリットルの範囲程度である。これは、使用される多くの生体液が高価なことから見てこれら排出器装置の価値ある特徴である。また、所要生体液が極めて少量であるから、使い捨ての排出器装置を用いることは魅力的なオプションである。
【0042】
理解しなければならないことは、記載の装置は高効率で作動させることができるということである。生体液のロスは殆ど生じない。これは、装置自体の作動特性であるとともに、装置を作動させるのに必要な生体液の量が非常に少ないという事実に起因する。特に、システム内のロスは、最初に少量の生体液を使用するので存在することはするが、それでも作動の高効率は達成可能である。好ましい実施の形態では、高効率とは、通常操作で生体液の80%以上を用いて行われることと定義される。
【0043】
前述の議論では、主液溜め148では液量が50〜150マイクロリットルで、排出液溜めでは5〜25マイクロリットル程度であるとされたが、これらの量は、使用される液粒子サイズ、行われる液粒子プリント量、使用される生体液タイプおよびその他のパラメータに依存して変わる。
【0044】
主液溜めと排出液溜めに入っている生体液の比は、2対1から10対1が好ましい範囲である。この範囲を用いると、開示されたある種の実施の形態では、所望の小容積を用いながら、生体液を吸出すのに用いられる表面張力が得られる。しかし、生体液のコストや排出装置の使用目的などの因子に依存するが、この比はもっと大きい値を用いることも可能である。
【0045】
図9,13,14,15が開示するのは、生体液の高効率使用とともに生体液使用容積が小さいという特徴を備える使い捨ての液粒子排出装置である。この使い捨て機能に関連する別の点は、汚染を避けることで得られる利点である。当装置は使い捨て可能で、従って低コストであるから、汚染を避けるには、洗浄操作を要する機構を備えたある種のパーツを保守するのとは異なって、単に機構全体を廃棄してしまえば可能である。更に、使い捨て的性格があり、生体液が小容積しか要らないので、ピエゾ電気式液粒子排出機構にとっては、ノズル閉塞に関する問題が回避される。理解しなければならないことは、ノズルを長い間使っていればいるほど、閉塞が起こりやすくなるということである。これが起こると、実際の操作では、生体液の液粒子が望ましくなく衛星のように散らばって広がり、不適当な個所に落ちる恐れがあるので、出力結果に汚染現象が生じる。
【0046】
ピエゾ電気式液粒子排出機構では、初期操作では目的の液粒子出力が得られないおそれがある。特に、排出液溜め内に気泡が存在する場合は非球形の液粒子あるいは適切なコンシステンシーやサイズを有していない液粒子が排出されるおそれがある。最悪には液粒子が全く製造されないこともある。従って、排出装置のプライミング(呼び水操作)が望ましい。
【0047】
図18は、本発明に用いることができるプライミング(呼び水)接続機構170を示す。図18に示されるように、プライミング接続機構170は、排出液溜め(112,146)から生体液を排出する構造のノズル(124,144)の上方に配置される。操作では、プライミング接続機構170としては、排出ノズル(124/144)の上を移動するロボット装置を用いることができる。プライミング接続機構170は、真空ユニット174に接続された永久使用の真空ノズル172を備える。永久使用の真空ノズル172の周りに配置されるのは、エラストマー材または他の好適な接続材料で製造された使い捨てのチューブ176である。排出ノズル(124,144)の上に配置された後、真空ノズル172は下向きに移動し、使い捨てのチューブ176をノズル(124,144)に軽く接触させる。真空作用により、排出液溜め(112,146)から真空脱気する。液高さ検出センサ178により、生体液がノズル(124,144)内のレベルに達した時が決定されるので、排出液溜め内の空気が確実に除かれる。このプライミング操作を行うと、液粒子排出操作を初期においても適切に行うことができる。
【0048】
前述の議論では、アパーチャ板または蓋44が音波式液粒子排出機構に関連して用いられるように示されているが、本発明はアパーチャ板または蓋44を用いない場合でも用いることができる。これらの実施の形態は、前述の図面に示されるアパーチャ板または蓋44を取り去ってみれば明白に理解することができると思われる。本出願はそのような実施の形態も網羅するものである。
【0049】
理解しなければならないことは、前述の説明は音波式液粒子排出装置とピエゾ電気式液粒子排出装置の実施の形態についてなされているが、本発明の概念は、他のタイプの液粒子排出機構にも、汚染を避けるのが有用である他の生体液にも、例えば、他のインクから離しておくことが望ましいインク印刷の場合にも拡張することができる。また、個々の液粒子排出装置はサイズが非常に小さいので、排出装置を多重に備えたシステムに本発明を実際に用いることができる。そのようなシステムは、何百〜何千以上という個々の液粒子排出装置を有する液粒子排出装置ヘッドを備えるものである。
【0050】
更に理解しなければならないことは、前記の説明に関する図は本発明を図示するものではあるが、例示目的に図示されているにすぎない。図示の実施の形態からは本発明の原理に従う多くの修正や適用が思考されると思われる。従って、本発明の範囲は前記の特許請求の範囲のみで規定されるものとする。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、異なる生体液間の交差汚染は勿論のこと、液粒子排出装置と生体液との間の汚染を回避する生体液粒子排出機構を提供し、また生体液の微少流量を送出するに際して効率的に行うことが可能な液粒子排出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示に従う薬剤カートリッジと液粒子排出機構を示す図である。
【図2】 音波式液粒子排出機構内に挿入された薬剤カートリッジの断面図である。
【図3】 液粒子排出機構に薬剤カートリッジを挿入したり液粒子排出機構から薬剤カートリッジを取出したりする方法を示す図である。
【図4】 液粒子排出機構に薬剤カートリッジを挿入したり液粒子排出機構から薬剤カートリッジを取出したりする方法を示す図である。
【図5】 キャップ付薬剤カートリッジを示す図である。
【図6】 キャップ付薬剤カートリッジを示す図である。
【図7】 一体構造のレンズ要素を備える薬剤カートリッジである。
【図8】 トランスデューサが曲面レンズに接して設けられている実施の形態を示す図である。
【図9】 ワンピース型音波式液粒子排出機構を示す図で、生体液を隔離して設ける構造を備えている図である。
【図10】 別の形のツーピース型音波式液粒子排出機構の頂面と側面とをそれぞれ示す図である。
【図11】 別の形のツーピース型音波式液粒子排出機構の頂面と側面とをそれぞれ示す図である。
【図12】 別の形のワンピース型音波式液粒子排出機構の頂面と側面とをそれぞれ示す図である。
【図13】 別の形のワンピース型音波式液粒子排出機構の頂面と側面とをそれぞれ示す図である。
【図14】 ワンピース型ピエゾ電気式液粒子排出機構を示す図である。
【図15】 ワンピース型ピエゾ電気式液粒子排出機構を示す図である。
【図16】 ツーピース型ピエゾ電気式液粒子排出機構を示す図である。
【図17】 ツーピース型ピエゾ電気式液粒子排出機構を示す図である。
【図18】 ワンピース型とツーピース型ピエゾ電気式液粒子排出に関連して用いられる使い捨てのプライミング接続構造を示す図である。
【符号の説明】
10,60,80,100,110 液粒子排出装置、12,62,82,102 薬剤カートリッジ、14,90 液粒子排出機構、16 トランスデューサ、18,130,162 電源、20,107 基板、22,56,58,59 レンズ、24 音響接続層(音響接続液)、26,28,31,64,66,68 壁面、30 チャンバ、36,70,92,108,166 膜、66,68,122 表面、38 生体液、40 メニスカス、42 生体液粒子、44 蓋、45 アパーチャ、47 リップ、48 フランジ、50 ノッチ、52 キャップ(シール)層、54 キャップ構造、55 削ぎナイフ、120,160 アクチュエータ、84,102,112,122,146 排出液溜め、86,104,114,148 主液溜め、88,106,116,150液溜め接続路、94,109,118,152 補充孔、124,144 排出ノズル、164 フレーム、168 ダイアフラム、170 プライミング接続機構、172 真空ノズル、174 真空ユニット、176 チューブ、178 液高さ検出センサ。

Claims (1)

  1. 生体液粒子を排出する生体液粒子排出装置であって、
    生体液粒子を排出するのに用いられるエネルギーを発生するトランスデューサを備える生体液粒子排出機構と、
    生体液粒子排出機構への取り付け取り外しが可能であり生体液を生体液粒子排出機構から隔離して保有する生体液保有器と、
    トランスデューサが発生したエネルギーを生体液保有器が保有する生体液のメニスカス表面に集めるレンズと、
    を有し、
    生体液粒子排出機構に生体液保有器が取り付けられ、生体液粒子排出機構のトランスデューサがエネルギーを発生し、レンズによって集められたエネルギーがメニスカス表面に当たることにより、生体液保有器から生体液が生体液粒子として排出され
    前記トランスデューサは、音波を発射し、
    前記レンズは、トランスデューサが発生した音波のエネルギーを前記メニスカス表面に集め、
    前記生体液粒子排出機構は、
    前記生体液保有器が収められる内部チャンバと、
    内部チャンバに収められた前記生体液保有器と前記レンズとの間に配置される音響結合層と、
    を備え、
    前記生体液保有器の側壁に突起して設けられたシールにより、前記生体液保有器が前記内部チャンバ内にしっかり嵌め込まれる、
    ことを特徴とする生体液粒子排出装置。
JP2001350600A 2000-11-22 2001-11-15 生体液粒子排出装置 Expired - Fee Related JP4160291B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/724,987 US6713022B1 (en) 2000-11-22 2000-11-22 Devices for biofluid drop ejection
US09/724,987 2000-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002221470A JP2002221470A (ja) 2002-08-09
JP4160291B2 true JP4160291B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=24912670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350600A Expired - Fee Related JP4160291B2 (ja) 2000-11-22 2001-11-15 生体液粒子排出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6713022B1 (ja)
EP (1) EP1209467B1 (ja)
JP (1) JP4160291B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1205247A2 (en) * 2000-10-16 2002-05-15 Ngk Insulators, Ltd. Micropipette, dispenser and method for producing biochip
WO2003006164A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-23 Universisty Of Southern California Dna probe synthesis on chip on demand by mems ejector array
US7033845B2 (en) * 2003-02-06 2006-04-25 Lam Research Corporation Phase control of megasonic RF generator for optimum operation
US7053000B2 (en) * 2003-02-06 2006-05-30 Lam Research Corporation System, method and apparatus for constant voltage control of RF generator for optimum operation
US6995067B2 (en) * 2003-02-06 2006-02-07 Lam Research Corporation Megasonic cleaning efficiency using auto-tuning of an RF generator at constant maximum efficiency
US6998349B2 (en) * 2003-02-06 2006-02-14 Lam Research Corporation System, method and apparatus for automatic control of an RF generator for maximum efficiency
CN100401479C (zh) * 2003-02-06 2008-07-09 兰姆研究有限公司 以恒定的最大效率自动调谐射频发生器来提高兆频超声波清洗效率
US20050233337A1 (en) * 2004-04-19 2005-10-20 Peck Bill J Chemical arrays and methods of producing the same
US7651665B2 (en) * 2004-09-07 2010-01-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Microtray for handling biosubstances
US7426866B2 (en) * 2004-12-22 2008-09-23 Edc Biosystems, Inc. Acoustic liquid dispensing apparatus
TWI537203B (zh) * 2007-11-27 2016-06-11 惠普研發公司 製備滴定系列之技術
JP2009139237A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Olympus Corp 反応容器
US10016757B2 (en) * 2011-04-28 2018-07-10 Labcyte Inc. Sample containers adapted for acoustic ejections and sample preservation and methods thereof
CN112108194A (zh) 2014-01-14 2020-12-22 拉伯赛特股份有限公司 带有识别标记的样本容器
US9861987B2 (en) 2014-01-15 2018-01-09 Labcyte Inc. Roughly cylindrical sample containers having multiple reservoirs therein and being adapted for acoustic ejections
US10766027B2 (en) 2015-10-12 2020-09-08 Labcyte Inc. Systems and methods for tagging and acoustically characterizing containers

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1082283A (en) 1976-01-15 1980-07-22 Kenneth H. Fischbeck Separable liquid droplet instrument and piezoelectric drivers therefor
JPS58194564A (ja) * 1982-05-11 1983-11-12 Canon Inc インクジェット装置
US4633274A (en) 1984-03-30 1986-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection recording apparatus
US4797693A (en) 1987-06-02 1989-01-10 Xerox Corporation Polychromatic acoustic ink printing
JPH0457181A (ja) * 1990-06-26 1992-02-24 Toshiba Corp 多重神経回路網の構築方法およびその装置
DE4024545A1 (de) 1990-08-02 1992-02-06 Boehringer Mannheim Gmbh Verfahren und vorrichtung zum dosierten zufuehren einer biochemischen analysefluessigkeit auf ein target
US5229793A (en) 1990-12-26 1993-07-20 Xerox Corporation Liquid surface control with an applied pressure signal in acoustic ink printing
US5250962A (en) * 1991-10-16 1993-10-05 Xerox Corporation Movable ink jet priming station
JP3144948B2 (ja) 1992-05-27 2001-03-12 日本碍子株式会社 インクジェットプリントヘッド
JP3317308B2 (ja) 1992-08-26 2002-08-26 セイコーエプソン株式会社 積層型インクジェット記録ヘッド、及びその製造方法
JP3144949B2 (ja) 1992-05-27 2001-03-12 日本碍子株式会社 圧電/電歪アクチュエータ
CA2136630A1 (en) * 1992-06-08 1993-12-23 John E. Waylet, Jr. Liquid dispensing system
US5450105A (en) * 1993-04-30 1995-09-12 Hewlett-Packard Company Manual pen selection for clearing nozzles without removal from pen carriage
US5796417A (en) * 1993-10-29 1998-08-18 Hewlett-Packard Company Compliant interconnect assembly for mounting removable print cartridges in a carriage
US5684518A (en) * 1993-10-29 1997-11-04 Hewlett-Packard Company Interconnect scheme for mounting differently configured printheads on the same carriage
US5565113A (en) 1994-05-18 1996-10-15 Xerox Corporation Lithographically defined ejection units
US5631678A (en) 1994-12-05 1997-05-20 Xerox Corporation Acoustic printheads with optical alignment
JPH08254446A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Fujitsu Ltd 超音波印字方法,超音波印字装置及び音響レンズの成形方法
US5658802A (en) 1995-09-07 1997-08-19 Microfab Technologies, Inc. Method and apparatus for making miniaturized diagnostic arrays
US6114122A (en) 1996-03-26 2000-09-05 Affymetrix, Inc. Fluidics station with a mounting system and method of using
US5958342A (en) 1996-05-17 1999-09-28 Incyte Pharmaceuticals, Inc. Jet droplet device
US5877580A (en) 1996-12-23 1999-03-02 Regents Of The University Of California Micromachined chemical jet dispenser
EP0970101A2 (en) * 1997-03-20 2000-01-12 University Of Washington Solvent for biopolymer synthesis, solvent microdroplets and methods of use
DE69823904T2 (de) 1997-03-20 2005-06-16 F. Hoffmann-La Roche Ag Mikromechanische Pipettiervorrichtung
EP0865824B1 (en) 1997-03-20 2004-05-19 F. Hoffmann-La Roche Ag Micromechanical pipetting device
JPH10286974A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
US5943075A (en) * 1997-08-07 1999-08-24 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Universal fluid droplet ejector
DE19754000A1 (de) * 1997-12-05 1999-06-17 Max Planck Gesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur elektrisch ausgelösten Mikrotropfenabgabe mit einem Dispensierkopf
US6165417A (en) 1998-10-26 2000-12-26 The Regents Of The University Of California Integrated titer plate-injector head for microdrop array preparation, storage and transfer
IL141904A (en) 1998-12-09 2004-09-27 Aprion Digital Ltd Laser-initiated ink-jet print head
US6242266B1 (en) * 1999-04-30 2001-06-05 Agilent Technologies Inc. Preparation of biopolymer arrays
US6656432B1 (en) * 1999-10-22 2003-12-02 Ngk Insulators, Ltd. Micropipette and dividedly injectable apparatus
JP2001186880A (ja) * 1999-10-22 2001-07-10 Ngk Insulators Ltd Dnaチップの製造方法
ATE358277T1 (de) * 1999-10-22 2007-04-15 Ngk Insulators Ltd Dna-chip und verfahren zur herstellung desselben
JP2001186881A (ja) * 1999-10-22 2001-07-10 Ngk Insulators Ltd Dnaチップの製造方法
US20030048341A1 (en) 2000-09-25 2003-03-13 Mutz Mitchell W. High-throughput biomolecular crystallization and biomolecular crystal screening
US6869551B2 (en) 2001-03-30 2005-03-22 Picoliter Inc. Precipitation of solid particles from droplets formed using focused acoustic energy

Also Published As

Publication number Publication date
US6713022B1 (en) 2004-03-30
EP1209467A2 (en) 2002-05-29
EP1209467A3 (en) 2004-01-14
EP1209467B1 (en) 2019-03-06
JP2002221470A (ja) 2002-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4160291B2 (ja) 生体液粒子排出装置
EP1208913B1 (en) Multi-ejector system for ejecting biofluids
JP4050040B2 (ja) 生体液滴吐出装置に用いる生体液レベル制御機構
US9387492B2 (en) Liquid droplet dispenser
WO2018054134A1 (zh) 电动微流控液滴分配器
JP2002210390A (ja) 液粒子排出装置用プライミング装置
JP2004325117A (ja) 液体分注装置および分注ヘッドの洗浄方法
JP5411583B2 (ja) 揮発性の液体液滴計量分配デバイス
CN101178413A (zh) 液滴喷出头、检查装置和检查装置的使用方法
EP1208912B1 (en) Testing methods and configurations for multi-ejector system
JP2000329771A (ja) 分注装置
JP4797448B2 (ja) 液体吐出装置
JP2008273144A (ja) インクジェットヘッドのメンテナンス装置およびインクジェットヘッドのメンテナンス方法
JP4910728B2 (ja) 検査装置およびその使用方法
EP1626868A2 (en) A device for dispensing drops of a liquid
US11097545B2 (en) Liquid ejection device, cleaning apparatus and cleaning method for module substrate
KR102543499B1 (ko) 액체 토출 디바이스, 모듈 기판의 세정 장치 및 세정 방법
JP2000297761A (ja) マイクロポンプおよび化学分析装置
CN112874158B (zh) 液体喷射单元和液体喷射装置
JP2010207793A (ja) ディスポ構造を有するインクジェット機構
JP2007331349A (ja) 液体噴射装置及び液体収容容器
JP2005062022A (ja) 分注装置及び分注方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071218

AA91 Notification of revocation by ex officio

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091

Effective date: 20080226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4160291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees