JP4160113B2 - 圧力応答アレーのための走査回路 - Google Patents

圧力応答アレーのための走査回路 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、圧力応答センサ・ポイントのアレーから形成された圧力センサに関し、更に詳しくは、そのようなアレーを、感度を制御しながら、より高速かつ正確に走査するように改良された回路に関する。
発明の背景
この出願の譲受人に譲渡されている米国特許第4856993号(以下では、’993特許と称する)には、可変抵抗式の圧力感知アレーと、そのアレーを走査する回路とが、記載されている。そのようなアレーは、例えば、歯科咬合のための接触センサ、靴の中の足の圧力検出、ガスケット上での圧力分布検出、そして、ある画定された領域での圧力又は力の分布に関する情報が要求される多くのそれ以外の応用例などに、用いられる。この米国特許記載の装置は出願当時の当該技術分野における実質的な進歩を表し、この米国特許に開示された技術は多くの応用例において依然として利用されてはいるが、応答時間、出力の精度、及び感度制御などの領域に関しこの回路の性能向上が可能である。また、電極の間の潜在的なクロストークを減少させることも望まれる。それにより、他のことに加えて、’993特許の図2bに示されている可変抵抗層74が不要になり、圧力応答インク又はそれ以外の圧力感知性材料から成るこの余分な層が不要になることの結果として、アレーの製造コストが著しく低下し、更に、分解能が強化される。
更に詳しくは、電極が’993特許に示されたタイプの感知アレーと交差するそれぞれのセンサ・ポイントは、また、そのポイントのサンプリングの間に充電されるトレース・キャパシタンスを有する。そのキャパシタンスが、テスト電圧又はそれ以外の信号が電極に対して連続的に印加される間に、電極間の圧力感知性抵抗を介して放電しなければならない場合には、テスト電圧のそれぞれの印加の間にキャパシタンスが完全に放電する又は回路が安定(settle)するための時間は、1ミリ秒に達し得る。それぞれの方向に数百もの電極を有する大きなアレーにおいては、その結果として、全体のアレーの1回の走査を完了する際に実質的な時間損失が生じ、走査に要する時間が、受け入れがたいほど長くなる可能性がある。この時間の長さが、少なくとも1桁(order)、好ましくは、10から20マイクロ秒の範囲まで短縮されれば、好ましい。
更に、電極及びマルチプレクサに対するもののような、アレーにおけるトレース抵抗(trace resistances)は、そのアレーに印加されたテスト電圧に対して、IR降下を生じさせる。流れる電流はアレー上の負荷と共に変動するので、装置の種々のトレース抵抗の両端での電圧降下もまた、負荷と共に変動する。これは、感知ポイントに与えられたテスト電圧は、センサ・ポイントに加えられた圧力と、圧力が加えられているセンサ・ポイントの数と共に変動し、その結果として、感知された圧力において10から20パーセントの範囲の誤差が生じることを意味する。従って、負荷の変動に対して、アレーに印加されるテスト電圧をより正確に補償し、読み取りの精度を向上させる改善された回路に対する必要性が存在している。
アレーに対する圧力分解能を選択する際にも、別の問題がある。現在は、異なる分解能を達成するためには、異なるインク又はそれ以外の可変抵抗材料を有する異なるアレーが要求される。分解能すなわち圧力範囲がアレーの異なる領域では実質的に異なる応用例では、どの領域に対しても最適ではないアレーを用いなければならないか、又は、高価なカスタマイズされたアレーを作成しなければならないかのどちらかである。しかし、カスタマイズ(customize)されたアレーは、所望の結果を得るためには注意深く位置決め(align)しなければならず、いくぶん位置が不正確な場合には、かえってプラスよりもマイナスの方が大きくなる。従って、分解能の変動を電子的に行うことができ、すべての応用例に対して使用できる単一のアレーを作成することが可能になり、又は、少なくとも非常に限定された数の異なるアレーが分解能の範囲の全体をカバーすることが可能になることが、好ましい。そのようなアレーは、また、異なる領域において、異なる範囲/分解能に対して、較正(calibrate)することができる。
最後に、多くの応用例において、特定の応用例に対し適切である程度のレベルにない出力、又は、冗長な出力が存在する。処理のためにアナログ出力をデジタルに変換したりそのような出力を処理したりするにはかなりの時間を要するので、装置の動作速度は、動作を関心対象であるポイントについてだけ実行し、関心対象ではない(例えば、所定の圧力レベルよりも低い)又は冗長であるポイントについては実行しないとすれば、向上させることができる。特に、多くの応用例では、圧力が加えられるのは、僅かに、アレー上のいくつかのセンサ・ポイントに対してだけあり、アレー上のすべてのポイントに加えられるのではなく、その特定のポイントに関してだけ処理を実行すれば、処理時間を実質的に節約することができる。
発明の概要
以上によって、本発明は、それぞれのポイントに第1の複数の電極の中の1つと第2の複数の電極の中の1つとが交差している圧力応答センサ・ポイントのアレーを走査する回路を提供する。センサ・ポイントのそれぞれにおいて交差している電極の間には、圧力感知性の抵抗が存在する。この回路は、テスト信号を発生し、このテスト信号を第1の電極のそれぞれに選択的に与える第1のマルチプレクサを有する。テスト信号は、抵抗が低下された抵抗状態にある第1の電極が交差するセンサ・ポイントに対する圧力感知性抵抗を介して、そのポイントに交差する第2の電極まで流れ、ポイントにおける抵抗は、そのポイントにおける圧力が増加するに連れて、減少する。従って、ポイントを流れる電流は、圧力と共に増加する。第2の電極に現れるテスト信号を選択的に出力回路に送る第2のマルチプレクサが提供される。本発明の好適実施例に対しては、出力回路は、この回路の感度を制御するデバイスを含む。このデバイスは、好ましくは、比率計量的(ratiometric)なデバイスである。その値が所望の感度に少なくとも部分的には応答して制御される基準信号が、このレシオメトリックなデバイスに第2の入力として与えられる。好適実施例では、テスト信号はアナログ電圧であり、比例計量的デバイスは比例計量的なA/Dコンバータであり、その一方の入力は第2のマルチプレクサからの出力であり、他方の入力は基準電圧である。所望の感度が回路に対して選択される際には、基準電圧の値は、選択された感度に少なくとも部分的には応答して制御される。好適実施例では、基準電圧は、感度を向上させるためには、低下させる。
感知される圧力の所望の範囲は、指示された範囲の関数である値を有する発生されたテスト電圧を用いて、指示される。更に詳しくは、テスト電圧の値は、高い側では圧力範囲を増加させるために低下され、低い圧力に対する感度を向上させるために低下される。
テスト信号が与えられる負荷は、感知される負荷に応答して制御されるテスト信号の値を用いて制御される。テスト信号がテスト電圧である場合には、テスト電圧に対する電流を感知することができ、テスト電圧の値は、感知された電流に応答して修正される。好適実施例では、テスト電圧は、既知の抵抗を介して加えられ、差動回路が提供されて、その抵抗の両端での電圧降下を検出する。差動回路からの出力は、感知された電流の関数である。本発明のある実施例では、テスト電圧の修正は、感知された電流をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、感知された電流に応答してテスト電圧修正値を発生するデジタル・プロセッサと、テスト電圧を修正するために与えられるテスト電圧修正電圧を発生するD/Aコンバータとを含む回路によって、実行される。本発明の別の実施例では、テスト電圧の修正は、感知された電流をテスト電圧修正電圧に変換し、この修正電圧をテスト電圧発生器に与えることによって、達成される。例えば、テスト電圧と修正電圧とは、修正電圧を加算又は減算することによって、合成される。
スプリアス信号の抑制を強化し電極の間での絶縁を向上させるためには、第2の電極のそれぞれの第2のマルチプレクサに隣接する端部に、仮想的な接地電位を与える。更に詳しくは、仮想的な接地電位は、接地された正の入力と第2の電極からの出力を受け取る負の入力と出力から負の入力へのフィーバック抵抗を通るフィードバックとを有する演算増幅器を用いることによって、与えられる。
それぞれのセンサ・ポイントに対してトレース・キャパシタンスが存在し、回路が、それぞれのテスト信号の終了時におけるトレース・キャパシタンスのための放電時間を短縮するメカニズムを含むことも可能である。好適実施例では、放電時間短縮のための回路は、第1の電極のそれぞれに対して接地のための抵抗経路を含む。
第2のマルチプレクサからの出力において、このマルチプレクサからのそれぞれの出力が選択されたスレショルド値を超えるかどうかを判断し、スレショルド値を超える出力だけを出力回路に送る検出器が提供され得る。これにより、処置時間経過の必要性と、現時点では有用な情報を有していないセンサ・ポイント上の資源とが、不要になる。回路は、また、冗長な出力に対する処理を検出し、禁止することもできる。
本発明の以上の及びそれ以外の目的、特徴、及び効果は、添付の図面において図解されている本発明の好適実施例に関する以下の更に詳細な説明から、明らかになる。
図面について
図1は、本発明の第1の実施例による回路の概略的なセミブロック図(semiblock diagram)である。
図2は、本発明の別の実施例の概略的なセミブロック図である。
図3は、走査を実行する際の図1又は図2の回路の動作のブロック流れ図である。
図4は、較正を実行する際の図1又は図2の回路の動作のブロック流れ図である。
詳細な説明
図1を参照すると、マトリクス・アレー10が、複数の第1のすなわち入力電極12−1から12−4と、複数の第2のすなわち出力電極14−1から14−4とから形成されている。これらの電極は、それぞれが、マイラー(Mylar)などのプラスチック材料やそれ以外の基板材料から成る薄い基板上に形成されており、基板は、圧力感知性のインク又はそれ以外の圧力感知性材料の層によって、分離されている。それぞれの第1の電極とそれぞれの第2の電極との交差は、以下では、時に、センサ・ポイントP1−P16と称されることがあり、それぞれのセンサ・ポイントは、そのセンサ・ポイントに加えられた圧力と共に変動する抵抗R1−R16を有し、これらの抵抗は、圧力がセンサ・ポイントに加えられていないときには、メガオームのオーダーを有し非常に大きく、圧力がセンサ・ポイントに加えられるときには、1000オーム程度まで小さくなる。回路の中に特に設計されていないが、センサ・ポイントのそれぞれにおいては、トレース・キャパシタンスC1−C16があり、そのキャパシタンスは、3から8ピコファラッドのオーダーである。キャパシタンスは、電極によって、それらの間に誘電体として機能する薄い可変抵抗層を有するプレートとして、形成される。
ライン18上のテスト信号又は電圧Vtestは、第1のマルチプレクサすなわちスイッチ16を介して、第1の電極12のそれぞれに与えられる。電極12−1から12−4は、それぞれが、テスト電圧が通過するランプ抵抗(lumped resistors)R23、R24、R25、R26による図1に図解された内部(inherent)トレース抵抗を有する。後に述べる理由によって、グランドへの並列経路が、それぞれの入力電極12に対して、抵抗R27、R28、R29、R30を介して提供される。これらの抵抗のそれぞれの値は、比較的小さく、例えば、2から10キロオームの範囲である。
テスト電圧(Vtest)は、マルチプレクサ16のそれぞれのスイッチS1−S4に与えられ、それぞれのスイッチは、図においては、ランプ抵抗R36、R37、R38、R39として図解されている対応する内部抵抗を有する。これらの抵抗は、典型的には、50から100オームの範囲にある。Vtestライン18上の信号は、抵抗R31を介して、演算増幅器20から得られる。R31の増幅器20に隣接する側の電圧は、抵抗R32を介して演算増幅器22の負の入力に接続され、また、抵抗R34を介してA/Dコンバータ24の電圧入力に接続される。抵抗R31の他方の側の電圧は、R21を介して、フィードバックとして演算増幅器20に与えられ、信号は、抵抗R21を通過し、また、抵抗22を介してグランドに与えられる。更に、抵抗R31の他方の側の信号は、抵抗R33を介して、演算増幅器22の正の入力に与えられ、抵抗R35を介して接地される。
演算増幅器22からの出力は、Vtestライン18上の抵抗R31を通過する負荷電流を示しているが、A/Dコンバータ24のVin入力に接続される。コンバータ24への他方の入力は、このコンバータのための電圧基準入力であり、定電圧源26からライン28を介して得られる。ライン28上の信号は、また、D/Aコンバータ30、32の基準入力にも与えられる。コンバータ30、32へのデジタル入力は、制御回路34から、ライン35を介して得られる。この制御回路34は、例えば、標準的なマイクロプロセッサ若しくは後に論じる種々の機能を実行するようにプログラムされたそれ以外のプロセッサ、これらの機能を実行するハードウェアから成る特別用途向けの装置、機能の中のいくらかをそれ自身が実行し同時に残りの機能を実行する他の処理回路とのインターフェースとして作用するハイブリッド・タイプの回路、又は、それ以外の適切な制御回路などであり得る。コンバータ30は、出力A/Dコンバータ38の基準入力に与えられる基準電圧をライン36上に発生し、他方で、電圧コンバータ32への入力は、テスト電圧を示す。D/Aコンバータ32が出力するテスト電圧は、ライン40を介して、演算増幅器20の正の入力に与えられる。ライン40上の電圧は増幅器20を通過させずにVtestとして直接に用いることができるが、R31の両端での電圧降下を補償するために、増幅器20と関連する回路とを含むことが好ましい。
A/Dコンバータ38に対するVin入力は、出力マルチプレクサ44から、ライン42上に出力される。出力マルチプレクサ44は、演算増幅器46−1から46−4の出力から、それぞれの入力を受け取る。それぞれの演算増幅器は、その負の入力において、対応する電極14−1から14−4上の信号を受け取る。抵抗R40、R41、R42、R43は、対応する出力電極に対するトレース抵抗を表す。これらの電極を流れる電流は小さいので、そのトレース抵抗を補償する必要はない。それぞれの演算増幅器の出力は、また、対応する抵抗R18、R19、R20、R21を通ってフィードバックされる。それぞれの演算増幅器46への正の入力は、接地されている。演算増幅器46のそれぞれに対するフィードバック信号の効果は、対応する電極の出力端部を、実質的に接地電位に保つことである。しかし、増幅器46の出力は、電極14の信号/電流を反映する。
マルチプレクサ44からの出力ライン42は、また、コンパレータ48の正の入力に接続される。コンパレータ48への負の入力は、ライン50上のスレショルド電圧である。従って、コンパレータ48は、アレー10で検出された信号がある所定のスレショルドを超える場合にだけ、ライン52上に制御回路34に対して出力を発生する。コンバータ38からのデジタル出力は、デジタル出力ライン54に接続される。
動作においては、図1の回路は、多数の潜在的な問題点を取り扱うことを意図している。第1に、与えられた電極12上の多数の抵抗に圧力が加わると、テスト・ライン18からの電流は、例えば図1のセンサ・ポイントP6の抵抗R6のようなテストしている接合点を流れるだけではなく、同じ入力電極12上の他の抵抗も流れる。このように負荷が増加することの結果として、テスト・ライン上の電流が増加し、従って、電極12、マルチプレクサ、及び他の回路抵抗のトレース抵抗のIR降下が増大し、それにより、それぞれのセンサ・ポイントに与えられるVtestの値が通常は減少する。その結果として、そうでない場合に得られるよりも、出力信号が小さくなり、このより小さな出力信号は、センサ・ポイントにより小さな圧力が加わっている、又は、スレショルド設定が行われているときであれば、圧力がそのポイントに全く加わっていないと、誤って解釈される可能性がある。この潜在的な問題点は、克服される必要がある。
図1の回路では、この問題点は、差動増幅器22と共に用いられてテスト・ライン18上の負荷電流を検出しこの負荷電流に比例する出力をライン23上に生じるR31によって克服される。ライン23上の信号は、A/Dコンバータ24においてデジタル値に変換され、このデジタル値は、制御回路34に与えられる。検出された電流に基づき、Vtestに対する適切なデジタル値は、修正されて検出された電流の結果であるIR降下を補償するが、ライン35上に生じ、この値は、D/Aコンバータ32において、適切なアナログ・テスト電圧に変換される。既に述べたように、このテスト電圧は、増幅器20によって、更に修正され、R31などの両端での電圧降下を補償する。この回路は、従って、与えられたポイントPにおいて、同じ入力電極上の他の点で何が生じているかとは無関係に、与えられた圧力に対して一貫した出力信号を提供する。図1には電極は4つだけしか示されていないが、典型的な応用例では数ダース、更には、数百もの電極が含まれており、上述の回路が行う機能は、いっそう重要となる。
第2の潜在的な問題点は、電極の間が分離していて、与えられたポイントがサンプリングされているときに受け取られる出力はそのポイントからの出力だけであって、圧力が加えられている他のポイントからのスプリアス信号を含まないことである。従って、例えば、P6がサンプリングされているポイントであるが、P3、P4、P7は、加えられている圧力の結果としてすべてが比較的低い抵抗状態にある場合には、ライン12−2上の信号は、抵抗R6を介してライン14−2に与えられることに加えて、抵抗R2、ライン14−1、抵抗R3、ライン12−3、及び抵抗R7を通過して、ライン14−2に至る。別のスプリアスな経路は、抵抗R10、ライン14−3、抵抗R12、電極12−4、及び抵抗R8を通過して、ライン14−2に至るものである。より大きな感知行列を用いれば、スプリアス経路に対する電位は、極めて大きなものになり得る。更に、それぞれの感知ポイントPでは離散的な抵抗が示されているが、実際上は、可変抵抗層は連続的であって、ある特定の領域においてその領域に加えられている圧力に起因してこの層が低い抵抗状態にあるときには、スプリアス経路は、入力及び/又は出力電極に隣接して生じることもあり、スプリアス信号に対する電位を更に上昇させる。
図1の回路においては、この問題点は、そのフォードバック抵抗と共に、それぞれの出力電極14の出力端における正味の電位を仮想的なグランドに結合させる演算増幅器46によって、解決される。この結果として、それぞれの出力電極上のすべての信号は、非常に低い抵抗の経路を有し、それにより、もしあるとしても、非常に僅かなスプリアス信号だけが、抵抗層を通過してサンプリングされている出力電極に至ることになる。しかし、フィードバック抵抗の両端の電圧降下の結果として、与えられた電極に対するマルチプレクサの入力において、所望の出力電位が生じる。
電極の間の分離がこのように改善されたことによって、2つの付随的な効果が得られる。第1に、可変抵抗材料から成る単一の比較的薄い層を用いることが可能になる。これによって、製造コストが低下し、感度が向上する。第2に、単一のテスト電圧が入力ライン上に提供され、このテスト電圧が、すべての出力ラインをサンプリングするのに用いられる。従って、仮に、44の出力ライン14がある場合には、44の別個のテスト電圧を入力電極に与えて44のポイントをサンプリングしなければならないのではなく、入力電極上の単一のテスト電圧を与えて、入力電極に対する44すべてのサンプル・ポイントをサンプリングすることができる。回路がテスト電圧が加えられる間に安定するには著しい時間が必要であるので、この結果として、アレー10をサンプリングするのに要する時間が大幅に削減される。増幅器46は、更に、アレーを、出力マルチプレクサ44からのスイッチング過渡状態から分離する機能を有する。これは、複数のテスト信号ではなく単一のテスト信号が入力電極に加えられ、その電極上のすべてのポイントをサンプリングすることを可能にする別のファクタである。
第3の問題点は、トレース・キャパシタンス、例えば、入力電極12−2に対するキャパシタンスC2、C6、C10、及びC14の放電である。テスト信号が除去されると、これらのコンデンサは、センサ・ポイント抵抗及びそれ以外の回路抵抗を介して放電しなければならないが、放電時間は、入力電極12当たり1ミリ秒のオーダーのかなりの時間になり得る。図解の目的で図1には4行4列の行列だけが示されているが、このタイプの回路のほとんどの実際的な応用例では、数百又は更には数千ものセンサ・ポイントを有するはるかに大きな行列を用いることができる。そのようなアレーでは、テスト信号が要求されるそれぞれのピクセルの走査の間の70から75マイクロ秒の遅延、又は、入力電極上のすべてのピクセル(センサ・ポイント)にテスト信号が一度だけ与えられるそれぞれのコラムの走査の間の1マイクロ秒の遅延によって、回路の安定が、不可能になる。従って、図1の回路では、入力電極のそれぞれと並列にバイパス抵抗R27−R30を設け、それを介してセンサ・ポイントに対するトレース抵抗は急速に放電することができ、よって、センサ・ポイントの走査の間の回路の安定時間を、1マイクロ秒程度まで減少させることができる。対応する抵抗R27−R30の抵抗は例えば10キロオームのオーダーであって小さいことの結果として与えられた入力電極第1及び第2上のテスト電流の少なくとも一部分はグランドに分流(シャント)されるが、これは、制御回路において、テスト信号を発生し出力を解釈する際に考慮されている。トレース抵抗の放電時間が縮小され、また、入力電極当たり単一のVtest信号であることの結果として、回路の応答時間が実質的に向上する。
この回路は、また、異なる圧力範囲と異なる所望の感度とに対して較正することができる。特に、この回路において用いられる種々のコンバータと、この回路での計算とは、例えば、8ビットの感度又は16ビットの感度を有することができる。16ビットの感度は、より良い精度を与えるが、同時に、回路のコストと走査を実行するのに要する時間とを増大させ、また、16ビットのコンバータは、8ビットのコンバータよりも低速である。しかし、圧力が受け取られる範囲のために、15ビットの感度の場合であっても、5ビット又は6ビットしか、実際には、用いられない。従って、予測される圧力入力の範囲内で最適に動作するように回路を較正することによって、回路の見かけの感度は、例えば、僅かに8ビットの素子を用いていながら16ビットの感度の効果を達成できるように、強化することが可能である。また、較正によって、予測される最大の圧力下でも回路が過負荷とはならず、測定されている圧力範囲の全体に亘って、正確な出力を得ることが可能になる。
図4は、較正プロセスの流れ図である。この図を参照すると、プロセスは、ステップ60で始まり、このステップでは、既知の(所望の)負荷が加えられる。負荷は単一のテスト・ポイントに加えることができるが、定型的な負荷はアレーの全体に加えることが好ましい。典型的な負荷は、均一であるが、一般的には、アレーに亘って、変動する。更に、アレーの異なる領域に対して異なる分解能が要求される応用例では、第1の負荷を第1の領域に加えてその領域を較正し、第2の負荷は、異なる分解能を必要とする別の領域を較正するのに用いられる。ステップ62及び64では、回路34は、デジタル値をライン35上のコンバータ32及び30にそれぞれ与えて、ライン40上に初期テスト電圧を、ライン36上に初期基準電圧を発生する。発生した初期値は、これらの電圧が想定できる最大の値である。
これらの予備的なステップが完了すると、初期テスト電圧が、アレーに、又は、少なくとも、校正されるアレーの選択された部分に与えられ、ライン54上に現れるピーク・デジタル出力が測定される(ステップ66)。ライン54上の信号は、計算が行われる外部回路に与えられ、情報は、制御回路34に戻る、すなわち、ライン54上の信号は、直接に制御回路34に与えられるが、この回路は、処理能力を有しており、図4に示した動作を実行するようにプログラムされている。いずれの場合にも、測定されたピーク・デジタル出力は、ステップ68において、所望の値と比較される。センサ・アレー10が不確実な環境において用いられる場合には、ステップ68における所望の値を、予測されるピーク信号の2分の1とする。これによって、予測されない圧力スパイクも測定でき、与えられたセンサ・ポイントにおける特に高い圧力でも見逃すことはないことが、補償されるはずである。
しかし、この動作モードは、すべてではないとしても、ほとんどすべての読み取りがシステムの2分の1の範囲でなされる(すなわち、システム・ピークは、センサ範囲の中間点となるように較正される)ことになる点で、欠点がある。従って、より低い圧力に対応する他のすべての出力は、電圧センサ範囲の下側半分に含まれる。これは、システムの感度を低下させる。従って、加わる圧力の最大値に関する何らかの確実性がある場合、例えば、ユーザの顎の強度によって規定される歯科咬合センサや、ユーザの予測される体重によって規定される足圧力センサなどでは、所望の値は、センサ電圧範囲の100パーセントに至る任意の値であり得る。
ステップ68において「肯定」の出力が得られる場合には、これは、テスト及び基準電圧が適切な値であることを意味し、プロセスは停止する(ステップ70)。ピーク出力が所望の値とは等しくない場合には、動作は、ステップ72に進み、ピーク出力が所望の値を超えるかどうかが判断される。ステップ72において「肯定」が出力され、ピーク出力が所望の値を超えていることを意味する場合には、動作はステップ74に進み、デジタル形式でコンバータ32に与えられてライン40上にテスト電圧を生じる制御回路34に記憶されているテスト電圧値を低下させる。テスト電圧を低下させることは、与えられた圧力に対する出力電圧を低下させる効果を有し、従って、テスト負荷に対するピーク出力を引き下げて、所望の値により近接させる効果を有する。典型的には、ステップ74における減少(デクリメント)は、均一であり、ステップは、所望の値のオーバシュートが存在しない程度に小さい。しかし、迅速な較正が望まれる応用例では、ステップ72は、ピーク出力が所望の値を超えているかどうかだけでなく、どの程度そうであるのかまで判断する。デクリメントは、差が何らかのスレショルドを超える場合には、より大きな量を、差がスレショルドよりも小さく迅速に閉じることを容易にする場合には、より小さな量だけ、行うことができる。逆に、ステップ72において出力が「否定」であり、ピーク出力が所望の値よりも小さいことを示す場合には、動作はステップ76に進み、制御回路34に記憶されている基準値を低下させる。この結果として、コンバータ36にデジタル形式でライン35を介して入力されコンバータ38にアナログ形式でライン36を介して与えられる基準値が減少する。レシオメトリックな回路を用いるとライン54上のデジタル出力は入力と基準値との間の比率に等しいので、基準電位の減少は、ライン42上の与えられた出力電圧に対する出力信号を増加させるように作用する。従って、基準電位の低下は、与えられた圧力に対する電圧出力とセンサ・ポイント抵抗とを増加させるように作用する。従って、ライン18及び36上のテスト及び基準電圧を制御することによって、また、ステップ68において比較が行われる所望の値を適切に選択することによって、回路の範囲と感度とが電子的に制御され、それにより、読み取りが行われる範囲を、回路によって発生される出力の範囲に制限し、そのように制限された範囲において最大の感度が提供される。アレーの異なる領域に対して範囲又は分解能が異なっている場合には、図4のプロセスは、アレーの1つの領域に加えられている典型的な圧力パターンを用いて最初は実行され、プロセスは、その領域に対するテスト及び基準電圧を較正する。較正プロセスは、アレーの別の領域に対しては、その別の領域に較正が行われる間は適切な負荷を与えることによって、反復される。このプロセスは、異なる分解能を有する領域に必要な回数だけ反復することができ、適切なテスト電圧及び基準電圧が、それぞれの領域に対して記憶される。しかし、与えられた応用例の与えられたアレーに対して2よりも多くの異なる分解能が存在することは稀であろう。
最後に、既に述べたように、多くの応用例において、圧力は、非常に限定された数のセンサ・ポイントにだけ与えられるので、従って、処理がそれらのポイントに関してだけ行われることが望ましい。この能力は、センサ・アレーからのライン42上の出力信号がライン50に与えられるスレショルド電圧を超えるときにだけライン52上に出力を生じるコンパレータ48によって、図1に回路において提供される。スレショルド電圧50は、関心対象のポイントに対するもの以外のすべての出力を排除するように選択することができる。従って、咬合センサの場合には、スレショルドは、咬合する歯の間に通常加えられる圧力であり、従って、患者に不快を感じさせる可能性のある上昇した接触点に対してだけ、出力が生じる。同様に、足圧力センサの場合には、スレショルドは、靴の踵に加わる患者の体重の通常の分散した圧力として設定でき、出力は、この圧力を超えてしまう接触点、すなわち、患者が不快を経験する可能性のある場所でだけ得られる。コンパレータ48からのライン52上の信号が存在せず、スレショルドを超えてしまったことを意味するときには、制御回路34は、コンバータ30をイネーブル(enable)せず、また、それ自身もライン42上の出力を処理するためにイネーブルされるということはなく、後に説明するように、これらの処理ステップは、スキップされる。また、ライン42上の信号がスレショルドよりも下である場合には、出力がライン52上に生じることがあり、ライン52上のこの信号は、制御回路をイネーブルするのではなく、その動作を禁止するのに用いられる。
図2は、本発明の別の実施例を示しているが、この実施例にはコンパレータ48が含まれておらず、従って、ライン42上のすべての出力が処理され、更に、テスト電圧を調整して負荷電流の変動を補償するために、デジタル技術ではなくアナログ技術を用いる点が、図1の実施例とは異なっている。特に、負荷電流の変動を補償するために、演算増幅器20の正の入力に与えられるライン40上のテスト電圧を変動させるのではなく、演算増幅器22からのライン23上のIload信号が、抵抗R44を介して与えられ、増幅器20の負の入力に与えられる抵抗R21からのフィードバック信号と合成される。しかし、このアナログ技術を用いることの効果は、テスト電圧は負荷電流の増加に伴って上昇し負荷とは独立のライン42上の出力を維持するという点で、デジタル技術の場合と同じである。特に、ライン23上の負荷信号が増加すると、増幅器20の負の入力における電圧は低下する。このように、より低い電圧が、回路20において、ライン40上のVtest電圧から減算され、その結果として、ライン18上には、より高いVtest出力が生じる。
図3は、図1又は図2の回路の動作に対する一般的なブロック流れ図である。動作は、新たなフレームの開始に対するステップ78で始まり、初期駆動アドレスが設定されるステップ79に進む。例えば、マルチプレクサ16に対する駆動アドレスは、スイッチS1に設定できる。ステップ80の間には、動作の次のステップである初期感知アドレスが設定されるが、例えば、マルチプレクサ44に対する感知アドレスは、S5に設定することができる。ステップ80からは、動作は、ステップ81に進み、初期テスト電圧を設定する。これは、負荷補償を考慮することなく設定されるテスト電圧である。
ステップ81からは、プロセスは、ステップ100に進み、選択される駆動ラインすなわち電極12が最後の駆動ラインであるかどうかが判断される。新たなフレームの開始においては、ステップ100の間に、「否定(no)」の出力が得られる。ステップ100の間に「否定」の出力が得られる場合には、動作は、ステップ82及び84に進む。ステップ82の間には、図1及び図2に関してR31を流れる感知された負荷電流の結果として既に論じた負荷補償が実行される。同時に、例えば10マイクロ秒である所定の周期が確定され、それによって、センサ及びアナログ回路が、種々のスイッチング動作から安定することが可能になる。
ステップ82及び84の完了すべき最後の動作が完了すると、動作は、次に、ステップ86に進み、感知アドレスを設定する。初期感知アドレスはステップ80の間に設定されているから、ステップ86の間に、同じアドレスをリセットすることができる。また、例えば、アレーの全体ではなくアレーの中の選択された領域だけを走査する場合には、異なる分解能を有するアレーの領域がある場合のように、ステップ86の間に、異なるアドレスを、感知アドレスとして設定することができる。
ステップ88の間には、与えられた駆動アドレスに対して感知されるべきすべてのラインが感知されたかどうかに関する判断が行われる。ステップ88における出力が「否定」である場合には、動作は、ステップ92に進み、A/D入力(ライン42上の信号)がライン50上のスレショルド電圧を超えるかどうかを判断する。ステップ92の間に入力がスレショルドを超えないと判断されるならば、動作は、ステップ86に戻ってマルチプレクサ44を増加(インクリメント)させ、又は、そうでない場合には、新たな感知アドレスを設定する。ステップ88の間にすべての感知ラインが観察されたとの判断がなされない場合には、新たなセンサ・ポイントがサンプリングされ、ステップ92で、このポイントからの出力がスレショルドを超えるかどうかに関して、再び判断される。このセンサ・ポイントからの出力がスレショルドを超える場合には、動作は、ステップ94に進み、コンバータ38において、その出力に対してA/D変換を実行し、ステップ96に進んで、その値を、外部プロセッサ又は制御回路34のどちらかに伝送する。
ステップ96が完了すると、動作はステップ86に戻って、次の感知アドレスにステップ/設定し、ステップ88及び92は、適切な場合には、与えられた駆動アドレスに対してすべてのセンサ・ラインが観察されたとステップ88において判断されるまで、後続のセンサ・アドレスに対して反復される。それが生じるときには、「肯定(yes)」の出力が得られ、それによって、動作は、ステップ98に進む。ステップ98では、マルチプレクサ16における新たな駆動アドレスが設定される。これは、マルチプレクサをインクリメントさせることによって、又は、そうでなければその中に新たなアドレスを設定することによって、達成することができる。次に、ステップ100が実行され、フレームの終点に到達した(すなわち、例えば、インクリメントされたアドレスが、マルチプレクサ16における最も高いアドレスよりも大きい)かどうかが判断される。ステップ100の出力が「否定」である場合には、テスト電圧は、ステップ82において、新たな駆動ラインに対して調整され、動作の感知シーケンスが、このラインに対して、反復される。ステップ100において「肯定」の出力が生じると、動作は、ステップ102に進み、終了する。ステップ102から、動作が、ステップ78に戻ってアレー10の新たな走査を開始することもあり得る。また、当初の走査の際には特定の分解能を有するアレーの一部分だけが走査された場合には、異なる分解能を有するアレーの別の領域上で、第2の走査を行うこともできる。これが生じると、ステップ79及び80において設定された初期駆動及び感知アドレスと、ステップ81において設定された初期テスト電圧は、異なることがある。ステップ100において「否定」の出力が得られると、動作は進行してステップ82及び84を実行し、新たな駆動ラインの走査が行われる。
以上で2つの実施例を説明したが、回路において、明らかに、それら以外の修正を行うことができる。例えば、ランレングス(run length)符号化によって、又は、他の適切な圧縮技術を用いることにより、スレショルド設定(thresholding)ではない、又は、それに加えて、圧縮を行うことができる。これは、例えば、それぞれのサンプルを記憶することによって、及び、それぞれの入力サンプルを記憶された先のサンプルと比較することによって、実行され、差が存在するときにだけ、出力が生じる。カウンタが、差が存在しない出力の数をトラッキングし、この情報は、新たな値と共に、送信される。他の標準的なランレングス符号化技術を用いることもできる。
更に、開示された実施例に関しては、ある機能はデジタル的に実行され、他の機能はアナログ技術によって実行されているが、これらの種々の機能をデジタル的に又はアナログ的に実行するというのは、多くの場合、設計上の選択事項であることは明らかであり、どちらの技術を用いることもできる。更に、較正を行うために基準及びテスト電圧を修正する特定の回路を示し、これらの電圧は、共に、較正を行うために低下させたに過ぎないが、適切な修正によれば、これらの電圧のそれぞれに対して低い値から出発し値を上昇させて較正を行うことにより、又は、これらの値の両方共が何らかの中間点から出発しその値を上下に調整することによって、較正を実行できることは明らかである。レシオメトリックなA/D又はD/Aコンバータ以外のレシオメトリックな回路をこれらの機能のために用いることができるし、又は、それ以外の選択された技術を用いて、Vtest及び/又はVrefを調整し、範囲と感度とを制御することができる。同様に、負荷電流を感知しVtestを調整して負荷電流を補償するための特定の技術を示し、これらの技術は、ここでの応用に有益であると考えられるが、当業者に知られているそれ以外の技術を用いて、この機能を実行することもできる。
また、回路の基準レベルを接地レベルにとり、例えば、増幅器46−1から46−4の正の入力には接地電位が印加されるとしたが、別の基準電位を設定して、接地電位とされているすべての箇所に与えることが可能である。出力電極14のマルチプレクサ側において、所望の電位を確立するために、別の技術を用いることもできる。ただし、ここで示した技術は、現時点では好適な技術と考えられている。
従って、本発明は、好適実施例に即して、以上で、特定的に示し説明してきたが、当業者であれば、形態及び細部に関する上述の及びそれ以外の変更を、本発明の精神及び範囲から離れずに、行うことができる。

Claims (1)

  1. 圧力応答センサ・ポイント(P1−P16)のアレー(10)を走査する回路であって、前記ポイントのそれぞれには複数の第1の電極(12−1から12−4)の中の1つと複数の第2の電極(14−1から14−4)の中の1つとが交差しており、前記ポイントのそれぞれにおいて交差する電極の間には圧力感知抵抗(R1−R16)が存在し、
    テスト電圧を発生する手段(18−24、32、34、40など)と、
    アレー中の選択された領域だけを走査するために、供給された前記テスト電圧を選択された第1の電極のそれぞれに与える第1のマルチプレクサであって、前記テスト電圧は、その抵抗が低下した抵抗状態にある前記第1の電極が交差するセンサ・ポイントに対する前記圧力感知抵抗を介して、そのポイントと交差する第2の電極に流れる、第1のマルチプレクサ(16)と、
    出力回路(48、30、34、38)と、
    アレー中の選択された領域だけを走査するために、前記第2の電極上に生じる測定電流を、選択された前記出力回路に送る第2のマルチプレクサ(44)と、を備えた該回路において、
    前記テスト電圧に対する電流を感知する手段(R31)を含み、
    前記感知された電流に応答して前記テスト電圧の値を制御する手段(20、22、24、32、34など)であって、この制御する手段は、前記感知された電流をデジタル値に変換するA/Dコンバータ(24)と、前記感知された電流に応答して新たなデジタル・テスト電圧値を発生するデジタル・プロセッサ(34)と、前記デジタル・テスト電圧値に応答して新たなテスト電圧値を発生するD/Aコンバータ(32)と、前記新たなテスト電圧値を用いて前記テスト電圧を生じる手段(20など)とを含む、
    ことを特徴とする回路。
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