JP4158198B2 - 波形発生装置および波形発生処理プログラム - Google Patents
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そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、比較的簡単な処理で複雑な波形を形成することができる波形発生装置および波形発生処理プログラムを提供することを目的としている。
ガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、前記指定手段により発音すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手段と、前記音色データ読
み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を前記波形記 憶手段から読み出す波形読み出し手段と、前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定手段が指定する音
量を変換し、変換された音量に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、前記波形読 み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、前記波形乗算手段から発生タイミング順に出力される一連のウェーブ
レット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段とを具備することを特徴とする。
にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、前記指定手段により発音 すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手段と、前記音色データ
読み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を前記波形 記憶手段から読み出す波形読み出し手段と、前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのキースケール変換特性に従って前記指定手段が指定する音高に対応したキースケール値を発生し、そのキースケール値に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、前記波形乗算手段から発生タイミン
グ順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段とを具備することを特徴とする。
タ記憶手段と、正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、前 記指定手段により発音すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手
段と、前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブ レット波形を前記波形記憶手段から読み出す波形読み出し手段と、前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前
記指定手段が指定する音量を変換すると共に、当該音色データのキースケール変換特性に従って前記指定手段が指定する音高に対応したキースケール値を発生 し、変換された音量とキースケール値とに応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、
前記波形読み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、前記波形乗算手段から発生タイミング順に出力される一連の ウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段とを具備することを特徴とする。
タを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に読み出す音色データ読み 出し処理と、正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データの周
波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、前記音色データ読み出し 処理にて読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定処理で指定された音量を変換し、変換された音量に応じて当該音色データの振幅を調整
する振幅調整処理と、前記振幅調整処理により調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する 波形乗算処理と、前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生処理とをコン
ピュータで実行させることを特徴とする。
データを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に読み出す音色データ 読み出し処理と、正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データ
の周波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、前記音色データ読み 出し処理にて読み出された音色データのキースケール変換特性に従って前記指定処理で指定された音高に対応したキースケール値を発生し、そのキースケール値
に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整処理と、前記振幅調整処理により調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出される ウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算処理と、前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形
を発生する楽音波形発生処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
性を一組とした音色データを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に 読み出す音色データ読み出し処理と、正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み
出された音色データの周波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、 前記音色データ読み出し処理により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定処理で指定された音量を変換すると共に、当該音色データの
キースケール変換特性に従って前記指定処理で指定された音高に対応したキースケール値を発生し、変換された音量とキースケール値とに応じて当該音色データ の振幅を調整する振幅調整処理と、前記振幅調整処理によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出されるウェーブレット波形に乗
算して出力する波形乗算処理と、前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生 処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
(1)全体構成
図1は実施例である電子楽器の全体構成を示すブロック図である。この図において、鍵盤1は押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフイベントおよびノート番号、ベロシティ等からなる演奏情報を発生する。スイッチ部2は楽器パネルに配設される各種スイッチ(例えば電源スイッチや音色選択スイッチ等)から構成され、ユーザのスイッチ操作に対応したスイッチイベントを発生する。ROM3は各種制御プログラムやデータテーブルを記憶するROMである。ここで言う各種制御プログラムとは、後述するメインルーチンおよびタイマインタラプト処理を含む。また、データテーブルとは、後述するベロシティテーブルVLTおよびキースケールテーブルKSTを指す。
次に、図2〜図5を参照してRAM4のデータエリアに格納される音色データテーブルTCTの構成について説明する。図2に図示するように、音色データテーブルTCTは、発生楽音の音色を決める複数のテーブルTBL[1]〜TBL[M]から構成される。これらテーブルTBL[1]〜TBL[M]は、後述するインデックスIDXで指定される。インデックスIDXで指定される1つのテーブルTBL[IDX]には、時刻TIME、周波数PITCH、振幅AMP、ベロシティテーブル番号VT、キースケールテーブル番号KSおよびループ間隔LOOPを一組とするデータセットが格納される。
次に、図6を参照してRAM4が備えるワークエリアの構成について説明する。RAM4のワークエリアは、レジスタエリアTA、後述する波形発生器82−1〜82−Nに対応して設けられる波形発生エリアWG[1]〜WG[N]およびループ処理エリアLPT[1]〜LPT[L]から構成される。レジスタエリアTAは、レジスタNOTE、レジスタVEL、レジスタVEL_ORG、レジスタIDXおよびレジスタTIMEを備える。レジスタNOTEには、鍵盤1にて押鍵された鍵のノート番号がストアされる。レジスタVEL_ORGには、押鍵に応じて発生するベロシティがストアされる。以下、レジスタVEL_ORGの内容を基準ベロシティVEL_ORGと称す。レジスタVELには、モジュレーションホイール6のホイール操作に応じて基準ベロシティVEL_ORGを変化させたベロシティ(以下、調整ベロシティと記す)がストアされる。レジスタIDXには、前述した音色データテーブルTCT(図2または図5参照)を構成するテーブルTBL[1]〜TBL[M]を指定するインデックス値がストアされる。レジスタIDXの内容をインデックスIDXと称す。レジスタTIMEには、波形発生タイミングを表す前述の時刻TIMEがストアされる。
次に、図7〜図8を参照して音源8の構成について説明する。音源8は、図7に示すように、波形ROM81、波形発生器82−1〜82−Nおよび加算器83から構成される。波形ROM81には、図8に図示する形状のウェーブレット波形WLが格納される。ウェーブレット波形WLとは、ガウス関数(正規分布)の包絡線で正弦波振幅を変調した波形である。波形発生器82−1〜82−Nは、それぞれ波形読出部82aおよび振幅乗算部82bから構成される。
つまり、前述した音色データテーブルTCTに登録されるデータセット(テーブルTBL)の内容は、所定音色の楽音波形についてウェーブレット変換して得られる一群のウェーブレット波形を表すパラメータ(フーリエ変換のフーリエ係数に相当)である。そして、音源8では、波形ROM81から時分割に読み出した複数のウェーブレット波形WLについて音色データテーブルTCTのデータセットに従って修飾し、修飾された複数のウェーブレット波形WLを重ね合わせるウェーブレット逆変換にて所定音色の楽音波形を再生するようになっている。
次に、図9〜図16を参照して実施例の動作を説明する。上述した実施例の構成はハードウェアイメージとして捉らえた機能構成を説明したが、以下に説明する動作では、CPU7が音源8の機能を兼ねる処理を実行するものとしている。また、この動作説明では、説明の簡略化を図るため、モノフォニック発音を前提としている。以下では、最初に全体の概略動作としてCPU7が実行するメインルーチンの動作を説明した後、このメインルーチンからコールされる鍵盤処理およびモジュレーション処理の各動作について述べ、続いてタイマインタラプト処理の動作を説明する。
電源スイッチ操作で実施例がパワーオンされると、CPU7はROM3から所定の制御プログラムを読み出して自身にロードし、図9に示すメインルーチンを実行する。メインルーチンが実行されると、CPU7はステップSA1に処理を進め、RAM4に格納される各種レジスタやフラグ類をリセットしたり初期値をセットする初期化処理を行う。具体的には、RAM4のレジスタエリアTAにおけるレジスタNOTEおよびレジスタTIMEに初期値「−1」を、波形発生エリアWG[1]〜WG[N]の各フラグONを「0」を、ループ処理エリアLPT[1]〜LPT[L]の各レジスタLOOP(ループ間隔LOOP)に「0」をそれぞれセットする。
次に、図10を参照して鍵盤処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA3(図9参照)を介して本処理が実行されると、CPU7は図10に示すステップSB1に進み、鍵イベントに基づき状態判定する。押離鍵操作が行われず鍵イベントに変化が無い場合には、何も行わずに本処理を完了させる。
一方、押鍵操作に応じてキーオンイベントが発生した場合には、ステップSB2に進む。ステップSB2では、レジスタNOTEの値が「−1」、すなわち消音中における新たな押鍵であるか否かを判断する。発音中の押鍵であれば、判断結果は「NO」になり、本処理を完了させる。一方、消音中の新たな押鍵であると、判断結果が「YES」となり、ステップSB3に進む。
次に、図11を参照してモジュレーションホイール処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA4(図9参照)を介して本処理が実行されると、CPU7は図11に示すステップSC1に進み、ユーザのホイール操作に対応してモジュレーションホイール6が出力する変調値MOD(−1〜1)をレジスタMODにストアする。以下、レジスタMODの値を変調値MODと称す。次いで、ステップSC2では、変調値MODが「0」より大きいか否かを判断する。変調値MODが「0」より大きければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC3に進み、VEL_ORG+(127−VEL_ORG)×MODなる算出式にて求めた調整ベロシティをレジスタVELにストアして本処理を終える。一方、変調値MODが「0」より小さいと、上記ステップSC2の判断結果が「NO」になり、ステップSC4に進み、VEL_ORG+VEL_ORG×MODなる算出式にて求めた調整ベロシティをレジスタVELにストアして本処理を終える。
次に、図12を参照してタイマインタラプト処理の動作を説明する。CPU7は、前述したメインルーチン(図9参照)を実行している過程で一定周期(本実施例の場合、(1/D)msec)毎にタイマインタラプト処理を割込み実行する。割込み実行タイミングになると、CPU7は図12に示すステップSD1に処理を進め、キーオン(押鍵)に対応して音色データテーブルTCTから新たに読み出したデータセットに基づき楽音形成したり、ループ再生過程にある楽音を形成したりするパラメータ更新処理を実行する。このパラメータ更新処理の詳細については追って述べる。パラメータ更新処理が完了すると、CPU7はステップSD2に進み、レジスタSUM(後述する)をゼロリセットすると共に、ポインタiに初期値「1」をセットする。
次に、図13〜図16を参照してパラメータ更新処理の動作を説明する。CPU7は、上述したタイマインタラプト処理のステップSD1(図12参照)を介してパラメータ更新処理を実行する。パラメータ更新処理は、図13に示すように、音色データテーブル読み出し処理(ステップSE1)およびループ処理(ステップSE2)から構成される。
ステップSE1を介して音色データテーブル読み出し処理が実行されると、CPU7は図14に示すステップSF1に処理を進め、RAM4のレジスタTIMEに格納される時刻TIMEの値が「−1」、つまり消音中であるか否かを判断する。消音中であれば、判断結果は「YES」になり、この場合、音色データテーブルTCTを読み出す必要はない為、何も処理せずに本処理を完了する。一方、消音中でなければ、判断結果が「NO」になり、次のステップSF2に進む。ステップSF2では、時刻TIMEの値が「0」、つまり波形発生タイミング下であるかどうかを判断する。波形発生タイミング下でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSF3に進み、時刻TIMEをデクリメントして本処理を終える。
上述した音色データテーブル読み出し処理が完了すると、CPU7はステップSE2(図13参照)を介してループ処理を実行する。ループ処理が実行されると、CPU7は図16に示すステップSG1に進み、ポインタiに初期値「1」をセットする。続いて、ステップSG2〜SG4では、ポインタiを歩進させながら、レジスタLOOPの値が「0」でないループ処理エリアLPT[i](i=1〜L)、つまりループ再生中のループ処理エリアLPT[i]を検索する。該当するループ処理エリアLPT[i]が検索されなければ、ステップSG3の判断結果が「YES」となり、本処理を完了させる。
2 スイッチ部
3 ROM
4 RAM
5 表示部
6 モジュレーションホイール
7 CPU
8 音源
9 D/A
10 サウンドシステム
11 スピーカ
Claims (6)
- 発生タイミング、周波数、振幅およびベロシティ変換特性を一組とした音色データを複数記憶する音色データ記憶手段と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、
発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、
前記指定手段により発音すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を前記波形記憶手段から読み出す波形読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定手段が指定する音量を変換し、変換された音量に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、
前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、
前記波形乗算手段から発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段と
を具備することを特徴とする波形発生装置。 - 発生タイミング、周波数、振幅およびキースケール変換特性を一組とした音色データを複数記憶する音色データ記憶手段と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、
発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、
前記指定手段により発音すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を前記波形記憶手段から読み出す波形読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのキースケール変換特性に従って前記指定手段が指定する音高に対応したキースケール値を発生し、そのキースケール値に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、
前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、
前記波形乗算手段から発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段と
を具備することを特徴とする波形発生装置。 - 発生タイミング、周波数、振幅、ベロシティ変換特性およびキースケール変換特性を一組とした音色データを複数記憶する音色データ記憶手段と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を記憶する波形記憶手段と、
発音すべき音高および音量を指定する指定手段と、
前記指定手段により発音すべき音高および音量が指定された場合に、前記音色データ記憶手段から発生タイミング順に音色データを読み出す音色データ読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データの周波数を、前記指定手段が指定する発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を前記波形記憶手段から読み出す波形読み出し手段と、
前記音色データ読み出し手段により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定手段が指定する音量を変換すると共に、当該音色データのキースケール変換特性に従って前記指定手段が指定する音高に対応したキースケール値を発生し、変換された音量とキースケール値とに応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整手段と、
前記振幅調整手段によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し手段により読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算手段と、
前記波形乗算手段から発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生手段と
を具備することを特徴とする波形発生装置。 - 発音すべき音高および音量を指定する指定処理と、
発生タイミング、周波数、振幅およびベロシティ変換特性を一組とした音色データを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に読み出す音色データ読み出し処理と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データの周波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、
前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定処理で指定された音量を変換し、変換された音量に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整処理と、
前記振幅調整処理により調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算処理と、
前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする波形発生処理プログラム。 - 発音すべき音高および音量を指定する指定処理と、
発生タイミング、周波数、振幅およびキースケール変換特性を一組とした音色データを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に読み出す音色データ読み出し処理と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データの周波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、
前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データのキースケール変換特性に従って前記指定処理で指定された音高に対応したキースケール値を発生し、そのキースケール値に応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整処理と、
前記振幅調整処理により調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算処理と、
前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする波形発生処理プログラム。 - 発音すべき音高および音量を指定する指定処理と、
発生タイミング、周波数、振幅、ベロシティ変換特性およびキースケール変換特性を一組とした音色データを予め複数記憶しておき、前記指定処理にて発音すべき音高および音量が指定された場合に、これら音色データを発生タイミング順に読み出す音色データ読み出し処理と、
正弦波にガウス関数包絡線を乗算してなるウェーブレット波形を予め記憶しておき、前記音色データ読み出し処理にて読み出された音色データの周波数を、前記指定処理で指定された発音音高に応じて変調し、変調された周波数のウェーブレット波形を読み出す波形読み出し処理と、
前記音色データ読み出し処理により読み出された音色データのベロシティ変換特性に従って前記指定処理で指定された音量を変換すると共に、当該音色データのキースケール変換特性に従って前記指定処理で指定された音高に対応したキースケール値を発生し、変換された音量とキースケール値とに応じて当該音色データの振幅を調整する振幅調整処理と、
前記振幅調整処理によって調整された音色データの振幅を、前記波形読み出し処理にて読み出されるウェーブレット波形に乗算して出力する波形乗算処理と、
前記波形乗算処理により発生タイミング順に出力される一連のウェーブレット波形を加算して楽音波形を発生する楽音波形発生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする波形発生処理プログラム。
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