JP4158135B2 - 車両のエンジンマウントメンバ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は車両のエンジンマウントメンバ構造に係り、特に断面が円形の中空パイプからなるキャブオーバ型車両のエンジンマウントメンバの形状を最適化し、振動低減と組付作業性の向上を図る車両のエンジンマウントメンバ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両においては、左右一対のフレームを前後方向に延設するとともに、この一対のフレーム間に縦置き状態のエンジンを配設し、エンジンとフレーム間に、フレームに沿い車両前方に左右の各サイド部材を延設し、これらのサイド部材間をエンジンの前側で連結するフロント部材を設け、サイド部材とフロント部材とを断面が円形の中空パイプで一体に成形し、サイド部材の後端部の一端を弾性材を介してエンジンに接続するとともに、他端をフレームに締結される車体側マウント部材を左右に配設し、エンジンマウントメンバを構成している。
【0003】
車両のエンジンマウントメンバ構造としては、特開昭61−98628号公報に開示されるものがある。この公報に開示されるフロントディファレンシャルの取付け構造は、フロントディファレンシャルの前後方向の位置をそのままに維持したままでエンジンの一を前方に移動してリヤフロアの座席足元を段下げし得ると同時に、エンジンの振動を低減している。
【0004】
また、特開平10−45020号公報に開示されるものがある。この公報に開示される自動車前部の構成部品配設構造は、車体フレームがボデーを支持する主フレームと、この主フレームの下方に配設されて弾性のエンジンマウントを介してエンジンを支持するサブフレームとを備え、このサブフレームを前後方向に延びる左右一対のサブフレームと、これら各サブサイドフレームから上方に向けて突出し、その突出端部が主フレームに結合される結合フレームとで構成した自動車前部の構成部品配設構造において、エンジンを量結合フレームの突出端部に架設させてこの各突出端部にエンジンマウントを介して支持させ、エンジンマウントを、主フレームに対する結合フレームの突出端部の結合部の近傍に位置させ、サブフレームの結合フレームにおけるエンジンの支持部を簡単な構成によって剛性を向上させ、エンジンの振動がエンジンマウントで十分に吸収されて、振動がより確実に車体に伝えられないようにしている。
【0005】
更に、特開平11−208502号公報に開示されるものがある。この公報に開示される自動車のクロスメンバー構造は、円形中空パイプからなるクロスメンバー本体と取付用ブラケットとの結合強度を確保している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の車両のエンジンマウントメンバ構造においては、図5に示す如く、左右の第1、第2エンジンマウントメンバ118、120をパイプであるフロント部材134で連結し、第1、第2エンジンマウントメンバ118、120を左右一対の第1、第2サイドフレーム106、108の下部に図示しないフローティングゴムを介して固定している。
【0007】
そしてこのとき、従来のパイプレイアウトは、剛性及びコスト上から最短距離のレイアウトが採用されていた。
【0008】
この結果、以下の如き不都合があった。
(1)パイプ長さが短い程、剛性はアップする。しかし、車体側の共振周波数以上にすることが困難なため、車体と共振し、こもり音が発生する。(車体側の共振周波数以上にする場合、フローティングゴムを介しているために、特に難しい。)
(2)フロント部材134上には、図5に示す如く、冷却水配管150類があり、ホースの組付を困難にしていた。
(3)フロント部材134は、図6に示す如く、プロペラシャフト116の下を通過するため、パイプであるフロント部材134の通過する位置が車両前方になる程、最低地上高が決められていることにより地上高の確保が困難となる。よって、パイプであるフロント部材134の断面形状を変化させる潰しを追加して地上高を確保する必要がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、車両の前後方向に延設した左右一対のフレームの間に縦置き状態のエンジンを配設し、このエンジンと前記フレーム間には、フレームに沿い車両前方に延設される左右の各サイド部材とこのサイド部材間をエンジンの前側で連結するフロント部材とを配設し、前記サイド部材と前記フロント部材とを断面が円形の中空パイプで一体に成形し、前記サイド部材の後端部には一端が弾性材を介して前記エンジンに接続されるとともに他端が前記フレームに締結される車体側マウント部材を左右に配設し、前記サイド部材の前端部にはこのサイド部材を前記フレームに連結固定する左右のブラケットを設けたエンジンマウントメンバの構造において、車両の平面視で前記ブラケットの車体側締付点より車両前後方向前側の空間に前記フロント部材を配設するとともに、このフロント部材には車両幅方向に延びる部位に中空パイプの経路が車両前後方向でエンジンと離間する部分と近接する部分を形成し、前記フロント部材の上方にはこのフロント部材の前方に配設されたラジエータと前記エンジンとを連結する冷却配管を配設し、この冷却配管は中間部に接続点を備え、前記フロント部材をなす中空パイプの経路が車両前後方向でエンジンと離間する部分を前記接続点の車両前方側に配設したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、中空パイプのパイプ径を増加させずに、中空パイプのフロント部材部分を湾曲させて中空パイプの長さを大とし、共振点を車体側よりも下げることによって、剛性を向上させる方策に比し、重量を低減し、且つエンジンマウントメンバのレイアウトの自由度を向上している。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】
図1〜図3はこの発明の実施例を示すものである。
【0013】
図1及び図2において、2は図示しない車両に縦置き状態に設けられるエンジン、4はエンジンに固着されるエンジンミッションアッシである。
【0014】
また、図示しない車両は、左右一対のフレームである2本の第1、第2サイドフレーム6、8を前後方向に延設している。
【0015】
そして、車両のフロント側に、左右の第1、第2マウントブラケット10、12を介して縦置き状態に前記エンジンミッションアッシ2を搭載するとともに、このエンジン2に取り付けられるエンジンミッションアッシ4をリヤマウンチングである第3マウントブラケット14によって支持する。
【0016】
また、前記車両のフロント側に駆動力を伝達するために、図1に示す如く、前記エンジンミッションアッシ4と図示しないフロントデフとを接続する前輪用プロペラシャフト16を設ける。
【0017】
更に、前記エンジン2及びエンジンミッションアッシ4は、図2に示す如く、左右の第1、第2マウントブラケット10、12によって傾斜状態に支持されており、左側の第1マウントブラケット10は、車体側マウント部材である第1エンジンマウントメンバ18に接続されるとともに、右側の第2マウントブラケット12は、車体側マウント部材である第2エンジンマウントメンバ20に接続される。
【0018】
このとき、前記第1エンジンマウントメンバ18は、一端が弾性材である第1マウントゴム部材22を介して前記エンジン2側、つまり左側の第1マウントブラケット10に接続され、他端が第1フローティングゴム24を介して前記第1サイドフレーム6に締結される。
【0019】
同様に、前記第2エンジンマウントメンバ20は、一端が弾性材である第2マウントゴム部材26を介して前記エンジン2側、つまり右側の第2マウントブラケット12に接続され、他端が第2フローティングゴム28を介して前記第2サイドフレーム8に締結される。
【0020】
そして、前記エンジン2と第1、第2サイドフレーム6、8間に、これらの第1、第2サイドフレーム6、8に沿い車両前方に延設される左右の第1、第2サイド部材30、32と、これらの第1、第2サイド部材30、32間をエンジン2の前側で連結するフロント部材34とを設け、前記第1、第2サイド部材30、32と前記フロント部材34とを断面円形状の中空パイプ36で一体に成形して設ける。
【0021】
このとき、第1、第2サイド部材30、32の後端部には、車体側マウント部材である前記第1、第2エンジンマウントメンバ18、20が位置することとなる。
【0022】
また、平面視で前記第1、第2サイド部材30、32の前端部を前記第1、第2サイドフレーム6、8に連結固定する左右の第1、第2ブラケット38、40を設け、これらの第1、第2ブラケット38、40の車体側締付点P1、P2より車両前後方向前側の空間42に前記フロント部材34を配設するとともに、このフロント部材34にはエンジン2と離間する部分44と近接する部分46とを形成する構成とする。
【0023】
詳述すれば、前記第1、第2エンジンマウントメンバ18、20の上部には、図1に示す如く、第1、第2エンジンマウントメンバ18、20の前方に配置したラジエータ48と前記エンジン2とを連結する冷却配管50を設け、この冷却配管50の中間部50cには接続点52を設け、この接続点52に対峙する第1、第2エンジンマウントメンバ18、20のフロント部材34の位相、例えば第2エンジンマウントメンバ20のフロント部材34の位相を前記エンジン2と離間する方向に変更する。
【0024】
また、前記第1、第2エンジンマウントメンバ18、20の上部には、図1に示す如く、車両前後方向でエンジン2から離間する方向で前下がりに傾斜する前輪用プロペラシャフト16を設け、この前輪用プロペラシャフト16に対峙する第1、第2エンジンマウントメンバ18、20のフロント部材34の位相、例えば第1エンジンマウントメンバ18のフロント部材34の位相をエンジン2と近接する方向に変更するものである。
【0025】
さすれば、前記中空パイプ36は、図1に示す如く、両端に位置する第1、第2サイド部材30、32の後側が前記第1、第2エンジンマウントメンバ18、20によって第1、第2サイドフレーム6、8に夫々固着されるとともに、第1、第2サイド部材30、32の前側が第1、第2ブラケット38、40によって第1、第2サイドフレーム6、8に夫々固着され、第1、第2サイド部材30、32の前端部をフロント部材34で連結した断面逆U字状に形成される。
【0026】
そして、フロント部材34は、前記冷却配管50及び前輪用プロペラシャフト16の下方に配設されるとともに、第2エンジンマウントメンバ20と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と離間する部分44を形成し、第1エンジンマウントメンバ18と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と近接する部分46を形成し、湾曲形状によって前記中空パイプ36のフロント部材34の長さを大とするものである。
【0027】
なお、符号54は、前記ラジエータ48に接続するラジエータホース、56はヒータパイプ、58はATクーラホースである。
【0028】
次に作用を説明する。
【0029】
前記エンジン2の駆動時には、エンジン2と離間する部分44とエンジン2と近接する部分46とが形成されることによって、冷却配管50の中間部50cの接続点52を境として、いずれか一方のみが振れることとになり、前記中空パイプ36及び第1、第2エンジンマウントメンバ18、20全体が振れることはない。
【0030】
また、前記中空パイプ36のフロント部材34を湾曲形状、特に第2エンジンマウントメンバ20と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と離間する部分44を形成したことによって、冷却配管50へのホース組付スペースを確保している。
【0031】
更に、前記中空パイプ36のフロント部材34を湾曲形状、特に第1エンジンマウントメンバ18と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と近接する部分46を形成したことによって、従来のものに比し、中空パイプ36のフロント部材34を最低地上高からの距離の大となる車両の後方側に位置させ、パイプの潰しを不要としている。
【0032】
これにより、従来においては、エンジンの振動が車体に伝達することを防止するために、エンジンマウントメンバの剛性を向上または低下させ、車体側の共振点に対してずらす必要があるが、エンジンマウントメンバの剛性を向上させる場合に、パイプを太く、つまりパイプ径を大とするとともにパイプ全長を短くする必要があり、重量増加とエンジンマウントメンバのレイアウトの自由度が制限されるものであるが、この実施例においては、前記中空パイプ36のパイプ径を増加させずに、中空パイプ36のフロント部材34部分を湾曲させて中空パイプ36の長さを大とし、共振点を車体側よりも下げることによって、剛性を向上させる方策に比し、重量を低減でき、且つエンジンマウントメンバのレイアウトの自由度を向上し得て、実用上有利である。
【0033】
また、前記冷却配管50の中間部50cに設けた接続点52に対峙する第1、第2エンジンマウントメンバ18、20のフロント部材34の位相、例えば第2エンジンマウントメンバ20のフロント部材34の位相を前記エンジン2と離間する方向に変更したことにより、第2エンジンマウントメンバ20と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と離間する部分44を形成することができ、ホース組付スペースを確保し得て、冷却配管50の接続作業性を向上させることができる。
【0034】
更に、前下がりに傾斜すべく設けた前輪用プロペラシャフト16に対峙する第1、第2エンジンマウントメンバ18、20のフロント部材34の位相、例えば第1エンジンマウントメンバ18のフロント部材34の位相をエンジン2と近接する方向に変更したことにより、第1エンジンマウントメンバ18と冷却配管50の中間部50cの接続点52間にエンジン2と近接する部分46を形成することができ、従来のものに比し、中空パイプ36のフロント部材34を最低地上高からの距離の大となる車両の後方側に位置させることができ、十分な地上高を確保し得るとともに、中空パイプ36の断面形状をパイプの潰しによって扁平させる必要が全くなく、中空パイプ36の配設作業が容易であり、しかも強度・剛性の低下を防止し得て、実用上有利である。
【0035】
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0036】
例えば、この発明の実施例においては、中空パイプのフロント部材において、エンジンと離間する部分及びエンジンと近接する部分を設け、湾曲形状によって中空パイプの長さを大とし、共振点を車体側よりも下げる構成としたが、中空パイプのフロント部材にエンジンと離間する部分及びエンジンと近接する部分を形成する際に、車両の前後方向の変形のみでなく、最低地上高を勘案し、車両の上下方向を含めた変形を行う特別構成とすることも可能である。
【0037】
さすれば、車両の前後方向と上下方向との両方向に中空パイプのフロント部材を変形させることにより、同一のスペースにおいてエンジンと離間する部分及びエンジンと近接する部分をより一層大きく変形させることが可能となり、ホース組付スペースの確保し得て、冷却配管の接続作業性を向上し得るとともに、中空パイプの配設作業が容易となり、しかも強度・剛性の低下を防止し得る。
【0038】
また、この発明の実施例においては、フロント部材34に、エンジン2と離間する部分44と近接する部分46とを形成する構成としたが、フロント部材62のエンジンと離間する部分64と近接する部分66との少なくとのもいずれか一方の部分の形状を変化させる特別構成とすることも可能である。
【0039】
すなわち、図4に破線で示す如く、例えばエンジンと近接する部分66の一部に、エンジンにより一層近接する部分68を形成することができる。
【0040】
さすれば、エンジンと近接する部分66の一部に、エンジンにより一層近接する部分68が形成されることとなり、共振防止を果たすためのパイプ長さの調整が可能であるとともに、特にエンジンと近接する部分66側の場合には、プロペラシャフトとの干渉をエンジンにより一層近接する部分68によって効果的に回避できる。
【0041】
更に、図4に1点鎖線で示す如く、例えばエンジンと離間する部分64の全体を円弧状に湾曲形成することもできる。
【0042】
さすれば、エンジンと離間する部分64を全体を円弧状に湾曲形成することにより、曲げ加工が容易となるとともに、パイプ強度を向上させることもでき、しかもエンジンと離間する部分64の中央部位を最高変位地とすることができ、レイアウトの自由度の増大や他部品との干渉防止に絶大に効果を発揮し得る。
【0043】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、中空パイプのパイプ径を増加させずに、中空パイプのフロント部材部分を湾曲させて中空パイプの長さを大とし、共振点を車体側よりも下げることによって、剛性を向上させる方策に比し、重量を低減でき、且つエンジンマウントメンバのレイアウトの自由度を向上し得て、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両のエンジンマウントメンバ構造の概略平面図である。
【図2】車両のエンジンマウントメンバ構造の概略斜視図である。
【図3】図1のIII−III線による概略拡大図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すフロント部材の平面図である。
【図5】この発明の従来技術を示す車両のエンジンマウントメンバ構造の概略平面図である。
【図6】図5の矢視VI部分の概略拡大図である。
【符号の説明】
2 エンジン
6 第1サイドフレーム
8 第2サイドフレーム
10 第1マウントブラケット
12 第2マウントブラケット
14 第3マウントブラケット
16 前輪用プロペラシャフト
18 第1エンジンマウントメンバ
20 第2エンジンマウントメンバ
22 第1マウントゴム部材
24 第1フローティングゴム
26 第2マウントゴム部材
28 第2フローティングゴム
30 第1サイド部材
32 第2サイド部材
34 フロント部材
36 中空パイプ
38 第1ブラケット
40 第2ブラケット
P1、P2 車体側締付点
42 空間
44 エンジンと離間する部分
46 エンジンと近接する部分
50 冷却配管
54 ラジエータホース
56 ヒータパイプ
58 ATクーラホース
Claims (2)
- 車両の前後方向に延設した左右一対のフレームの間に縦置き状態のエンジンを配設し、このエンジンと前記フレーム間には、フレームに沿い車両前方に延設される左右の各サイド部材とこのサイド部材間をエンジンの前側で連結するフロント部材とを配設し、前記サイド部材と前記フロント部材とを断面が円形の中空パイプで一体に成形し、前記サイド部材の後端部には一端が弾性材を介して前記エンジンに接続されるとともに他端が前記フレームに締結される車体側マウント部材を左右に配設し、前記サイド部材の前端部にはこのサイド部材を前記フレームに連結固定する左右のブラケットを設けたエンジンマウントメンバの構造において、車両の平面視で前記ブラケットの車体側締付点より車両前後方向前側の空間に前記フロント部材を配設するとともに、このフロント部材には車両幅方向に延びる部位に中空パイプの経路が車両前後方向でエンジンと離間する部分と近接する部分を形成し、前記フロント部材の上方にはこのフロント部材の前方に配設されたラジエータと前記エンジンとを連結する冷却配管を配設し、この冷却配管は中間部に接続点を備え、前記フロント部材をなす中空パイプの経路が車両前後方向でエンジンと離間する部分を前記接続点の車両前方側に配設したことを特徴とする車両のエンジンマウントメンバ構造。
- 前記フロント部材の上方には、車両前後方向でエンジンから離間する方向で前下がりに傾斜する前輪用プロペラシャフトを配設し、前記フロント部材をなす中空パイプの経路が車両前後方向でエンジンと近接する部分を前記前輪用プロペラシャフトの下方に配設したことを特徴とする請求項1に記載の車両のエンジンマウントメンバ構造。
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