JP4156581B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

この発明は、回路基板を装着した基板ホルダーと、これを内蔵する器体外殻との間を絶縁シート材により絶縁した炊飯器に関する。
一般に、器体には、炊飯機能を制御するための回路基板が内蔵されている。この回路基板としては、例えば、内鍋を加熱する誘導加熱コイルの制御用の回路基板がある。回路基板は充電部であるから、安全上、回路基板と器体の外殻との間の絶縁が求められる。また、一般的には、回路基板に取付けたヒートシンクや放熱器などの放熱部材も、回路基板に接触するために充電部と考えられており、放熱部材と器体の外殻との間の絶縁が図られている。
例えば、誘導加熱コイルの制御基板に放熱部材を取付けた回路基板を有し、この回路基板を、外殻底部を構成する底部材の内底面に臨むように設置し、この回路基板と底部材の内底面の間で絶縁距離を確保した炊飯器がある(特許文献1、図1参照)。
特開平10−127482号公報
ところが、特許文献1に開示の炊飯器のように、回路基板と底部材の内底面の間で絶縁距離を確保すると、器体が嵩張るという問題があった。
そこで、回路基板が外殻周側部を構成する胴部材に臨み、この胴部材と回路基板との間にマイカ板などの絶縁シート材を挿入することが考えられる。これにより、絶縁距離の確保が不要になる。
しかしながら、器体のコンパクト化に伴って胴部材と回路基板との間が狭まると、絶縁シート材の挿入作業が行い難く、挿入時に絶縁シート材が折れ曲がり易いという問題が生じる。加えて、回路基板を底部材の内底面近くに設置した場合、器体組立ての最後に底部材を胴部材の下端に嵌合する際、底部材によって挿入した絶縁シート材が押し潰される恐れも生じる。さらに、一旦底部材を嵌合してしまうと、絶縁シート材に折れ曲がりや潰れが生じているかどうかを直に確認することができないという不都合もある。
そこで、この発明の課題は、外殻周側部を構成する胴部材と器体内に設置した回路基板との間を絶縁する絶縁シート材が、器体組立て時に折れ曲がったり潰れたりすることのない炊飯器を提供することにある。
上記の課題を解決する手段として、この発明は、器体の外殻周側部を構成する胴部材を備え、前記器体内に回路基板が装着される基板ホルダーを設置した炊飯器において、絶縁シート材を部分的に前記回路基板と前記基板ホルダーとの間に挟んだ状態でその自由端が上向くように回路基板側に巻き付け、前記絶縁シート材の巻き付け部分を前記胴部材と前記回路基板との間に介在させたことを特徴とする構成を採用した。
この発明の構成では、絶縁シート材を部分的に前記回路基板の下端側と前記基板ホルダーとの間に挟んだ状態でその自由端が上向くように回路基板側に巻き付け、前記絶縁シート材の巻き付け部分を前記胴部材と前記回路基板との間に介在させたので、基板ホルダーの設置作業を含む器体の組立て作業を各部材の上下を引っくり返した状態で行うと、前記絶縁シート材の巻き付け部分が前記胴部材と前記回路基板との間に垂れた状態で、外殻底部を構成する底部材と前記胴部材とを嵌合することができる。このため、器体組立て時に、前記絶縁シート材の巻き付け部分は、前記底部材で押されたり、前記底部材と前記胴部材の間にかみ込まれたりして押し潰されることがない。
なお、前記絶縁シート材の巻き付け部分は、前記器体の正規姿勢において前記胴部材と前記回路基板との間に介在した状態で保持される。また、前記絶縁シート材は、前記回路基板のうち、前記外殻と絶縁距離内にある部分を絶縁するように巻き付ける。例えば、前記回路基板がその基板面に放熱部材を備える場合において、前記放熱部材と前記胴部材との間でのみ絶縁距離を確保することができない場合、前記絶縁シート材の巻き付け部分は、少なくとも前記放熱部材と前記胴部材との間に介在すればよい。
しかし、前記放熱部材に前記絶縁シート材を巻き付ける場合、前記放熱部材の下面が前記絶縁シート材の巻き付け部分で塞がれるので、前記放熱部材の冷却効率が悪くなる。
そこで、この発明の構成においては、前記回路基板がその基板面に放熱部材を備え、この放熱部材と前記胴部材との間に前記絶縁シート材の巻き付け部分を保持し、前記絶縁シート材に開口する通気口が前記放熱部材の下面に臨む構成を採用することができる。この構成によれば、前記絶縁シート材に開口する通気口が前記放熱部材の下面に臨むので、前記放熱部材上を上下に流れる自然対流が前記絶縁シート材によって阻害されない。これにより、前記放熱部材の冷却効率の悪化が防止される。
また、この発明の具体的構成としては、前記基板ホルダーを、内鍋を加熱する誘導加熱コイルが巻装される保護枠と一体に設けた構成を採用することができる。この構成によれば、前記基板ホルダーと前記保護枠とを一体にしたので、基板ホルダーの金型が不要になり、組立て工程も簡略化される。
以上に述べたように、この発明によれば、外殻周側部を構成する胴部材と器体内に設置した回路基板との間を絶縁する絶縁シート材が、器体の組立て時に折れ曲がったり潰れたりすることを防止できる炊飯器を得られる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、実施形態に係る炊飯器は、器体10の外殻周側部を構成する胴部材11を備え、器体10内に回路基板20が装着された基板ホルダー21を設置したものである。
器体10は、胴部材11と、外殻上部を構成する肩部材12と、外殻底部を構成する底部材13とから構成されており、肩部材12に胴部材11の上端が嵌合され、胴部材11の下端に底部材13が嵌合されている。
図1、図3に示すように、肩部材12は、内鍋14を取り囲むフランジ部12aを有する。このフランジ部12aの上面は、内周縁12bが外周縁12cよりも低いテーパ面とされている。このため、従来の深溝状のフランジ部に比べてフランジ部12aに溜まった露を簡単に拭き取ることができる。
しかし、フランジ部12aの上面をテーパ面とした分、従来よりも露の貯留量が減少する。そこで、図3、図4に示すように、内周縁12bは、縁立てられており、その一部に切欠き部12dが設けられている。フランジ部12aの貯留量を超えたおねばは、切り欠き部12dより内鍋14を収容する内胴内に流れる。また、切欠き部12dは、内鍋14を着脱する際の指差し部として利用される。
図1、図2に示すように、底部材13は、内底面前縁付近に立ち上がる補強壁13aと、底面前部に複数開口する吸排気口13bとを有する。補強壁13aは、胴部材11の前面が凹入変形することを防止する。吸排気口13bの上方には、基板ホルダー21が配置されている。
図1、図5に示すように、基板ホルダー21は、内鍋14を加熱する誘導加熱コイル22が巻装される保護枠23と一体に設けられている。基板ホルダー21は、胴部材11の内面と対面するように設けられている。
回路基板20は、誘導加熱コイル22の制御基板からなり、胴部材11の内面と対面する放熱部材24を基板面に備える。この放熱部材24には、自然対流で冷却されるヒートシンクが用いられている。
ここで、炊飯器は、放熱部材24が一定以下の温度でないと、炊飯を開始することができないようになっている。そこで、放熱部材24の冷却効率を高めるため、放熱部材24は、断面櫛歯状にシンク部分を設けたフィン状とされており、自然対流がシンク部分間を上下方向に流れるようなっている。また、放熱部材24の下面は、吸排気口13bの近傍に配置されている。
回路基板20の下端側と基板ホルダー21との間には、可撓性を有する絶縁シート材25の下端が挟まれている。この絶縁シート材25は、基板ホルダー21に対してねじ26で回路基板20と共止めされており、その自由端が上向くように回路基板20側に巻き付けられている。絶縁シート材25の巻き付け部分は、胴部材11と放熱部材24との間に介在した状態で保持されており、放熱部材24と胴部材11との間を絶縁する。なお、回路基板20の基板面と胴部材11との間および放熱部材24と底部材13との間では、絶縁距離が確保されている。
また、絶縁シート材25は、放熱部材24の下面に巻き付いており、絶縁シート材25に開口する通気口25aが放熱部材24の下面に臨む。通気口25aは、放熱部材24の下面が概ね露出するように設けられている。
器体10の組立てについて述べる。なお、組立て作業は各部材の上下を引っくり返した状態で行う。図1、図6に示すように、内胴部材15の上端を肩部材12のフランジ部12aに嵌合し、また、基板ホルダー21に回路基板20を装着した状態で保護枠23を内胴部材15の下端に嵌合して肩部材12の下面に設置する。さらに、胴部材11の上端を肩部材12に嵌合する。最後に、底部材13を、その補強壁13aを絶縁シート材25と胴部材11との間に挿し入れるようにして胴部材11の下端に嵌合する。なお、保護枠23の設置よりも先に胴部材11と肩部材12の嵌合を行うこともできる。
第1実施形態に係る炊飯器の縦断側面図。 同上の底部材前方部分を切り欠いて示す斜め下面視の全体斜視図。 同上の肩部材上面を斜め上面視で示す拡大斜視図。 同上の肩部材のフランジ部を切欠き部で内外方向に切断して示す部分拡大縦断面図。 同上の基板ホルダーに回路基板を装着した状態を示す斜視図。 同上の器体の分解状態を概略的に示す分解斜視図。
符号の説明
10 器体
11 胴部材
12 肩部材
12a フランジ部
12b 内周縁
12c 外周縁
12d 切欠き部
13 底部材
13a 補強壁
13b 吸排気口
14 内鍋
15 内胴部材
20 回路基板
21 基板ホルダー
22 誘導加熱コイル
23 保護枠
24 放熱部材
25 絶縁シート材
25a 通気口
26 ねじ

Claims (1)

  1. 器体の外殻周側部を構成する胴部材を備え、前記器体内に回路基板が装着される基板ホルダーを設置した炊飯器において、絶縁シート材を部分的に前記回路基板と前記基板ホルダーとの間に挟んだ状態でその自由端が上向くように回路基板側に巻き付け、前記絶縁シート材の巻き付け部分を前記胴部材と前記回路基板との間に介在させ、前記胴部材の下端に嵌合される底部材は複数開口する吸排気口を有し、前記回路基板が断面櫛歯状にシンク部分を設けた放熱部材を基板面に備え、前記放熱部材を、シンク部分間が上下方向に開放する向きで前記吸排気口の上方に配置し、この放熱部材と前記胴部材との間に前記絶縁シート材の巻き付け部分を保持し、前記絶縁シート材に開口する通気口が前記放熱部材のシンク部分間に下から臨むことを特徴とする炊飯器。
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