JP4156575B2 - 熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム - Google Patents
熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム Download PDFInfo
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Description
1.廃棄物の持つエネルギーを利用して灰の溶融を可能にし、焼却残渣の減容化、再資源化が可能となる。
2.低温熱分解により有価金属を回収することが可能となる。
3.低空気比が可能なことから、装置をコンパクトにすることが可能となる。
4.溶融炉での高温燃焼により、ダイオキシン類などの微量有害物質の抑制が可能となる。
2 目標軌道生成部
3 操作量不変時制御量変動分計算部
4 操作量最適化計算部
5 制約条件設定部
6 評価関数設定部
7 制御量差分計算部
8 操作量不変時制御量偏差計算部
10 熱分解ガス化炉
11 流動床
12 ホッパ
13 給塵機
20 溶融炉
21 旋回流溶融炉
22 供給口
23 スラグ下流口
30 ボイラ
31 ボイラドラム
32 蒸気弁
40 熱分解ガス化溶融処理プラント
Claims (6)
- 給塵機により投入された廃棄物を熱分解して熱分解ガスを生成する熱分解ガス化炉と、前記熱分解ガス化炉から排出される熱分解ガスを燃焼させると共にその熱を利用して焼却残渣を溶融する溶融炉とを有する熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法において、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る制御量が少なくとも2つ以上であるとともにその内1つが流動床の温度として、制御量の現時点における実測値及び現時点以降の目標値から、制御量の目標軌道を定める第1のステップと、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る操作量の少なくとも1つ以上が流動床の温度に影響を与える操作量として、操作量不変時における制御量の変動分及び現時点における制御量の実測値から、モデルを用いて、操作量不変時における制御量の現時点以降における予測値を求める第2のステップと、
前記目標軌道と前記予測値との偏差を求める第3のステップと、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントの状態に応じて制約条件を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記制約条件に加えて、未来の有限区間において前記流動床の温度が下限値以上であるという制約条件を追加する第4のステップと、
未来の一定区間において、前記モデルから現時点以降の操作入力が制御量に及ぼす影響と前記偏差ができるだけ一致するように評価関数を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記評価関数について流動床温度に関する項を除いて評価関数を設定する第5のステップと、
前記制約条件のもとで、前記評価関数を最小化する制御入力偏差量を求める第6のステップと、
前記制御入力偏差量を前時点の操作量に加算することにより、現時点における最適化された操作量を求める第7のステップと、
を有することを特徴とする熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法。 - 前記下限値は、前記廃棄物の性状に応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法。
- 給塵機により投入された廃棄物を熱分解して熱分解ガスを生成する熱分解ガス化炉と、前記熱分解ガス化炉から排出される熱分解ガスを燃焼させると共にその熱を利用して焼却残渣を溶融する溶融炉とを有する熱分解ガス化溶融処理プラントの制御装置において、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る制御量が少なくとも2つ以上であるとともにその内1つが流動床の温度として、制御量の現時点における実測値及び現時点以降の目標値から、前記制御量の目標軌道を定める第1の手段と、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る操作量の少なくとも1つ以上が流動床の温度に影響を与える操作量として、操作量不変時における制御量の変動分及び現時点における制御量の実測値から、モデルを用いて、操作量不変時における制御量の現時点以降における予測値を求める第2の手段と、
前記目標軌道と前記予測値との偏差を求める第3の手段と、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントの状態に応じて制約条件を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記制約条件に加えて、未来の有限区間において前記流動床の温度が下限値以上であるという制約条件を追加する第4の手段と、
未来の一定区間において、前記モデルから現時点以降の操作入力が制御量に及ぼす影響と前記偏差ができるだけ一致するように評価関数を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記評価関数について流動床温度に関する項を除いて評価関数を設定する第5の手段と、
前記制約条件のもとで、前記評価関数を最小化する制御入力偏差量を求める第6の手段と、
前記制御入力偏差量を前時点の操作量に加算することにより、現時点における最適化された操作量を求める第7の手段と、
を有することを特徴とする熱分解ガス化溶融処理プラントの制御装置。 - 前記下限値は、前記廃棄物の性状に応じて設定することを特徴とする請求項3に記載の熱分解ガス化溶融処理プラントの制御装置。
- 給塵機により投入された廃棄物を熱分解して熱分解ガスを生成する熱分解ガス化炉と、前記熱分解ガス化炉から排出される熱分解ガスを燃焼させると共にその熱を利用して焼却残渣を溶融する溶融炉とを有する熱分解ガス化溶融処理プラントを制御するプログラムにおいて、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る制御量が少なくとも2つ以上であるとともにその内1つが流動床の温度として、制御量の現時点における実測値及び現時点以降の目標値から、前記制御量の目標軌道を定める第1の手段、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントに係る操作量の少なくとも1つ以上が流動床の温度に影響を与える操作量として、操作量不変時における制御量の変動分及び現時点における制御量の実測値から、モデルを用いて、操作量不変時における制御量の現時点以降における予測値を求める第2の手段、
前記目標軌道と前記予測値との偏差を求める第3の手段、
前記熱分解ガス化溶融処理プラントの状態に応じて制約条件を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記制約条件に加えて、未来の有限区間において前記流動床の温度が下限値以上であるという制約条件を追加する第4の手段、
未来の一定区間において、前記モデルから現時点以降の操作入力が制御量に及ぼす影響と前記偏差ができるだけ一致するように評価関数を設定すると共に、前記流動床の温度が予め設定した下限値以下である場合は、設定した前記評価関数について流動床温度に関する項を除いて評価関数を設定する第5の手段、
前記制約条件のもとで、前記評価関数を最小化する制御入力偏差量を求める第6の手段、
前記制御入力偏差量を前時点の操作量に加算することにより、現時点における最適化された操作量を求める第7の手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記下限値は、前記廃棄物の性状に応じて設定することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
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JP2004230061A JP4156575B2 (ja) | 2004-08-06 | 2004-08-06 | 熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム |
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JP2006046831A JP2006046831A (ja) | 2006-02-16 |
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