JP4155552B2 - 複合操作信号入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用各種機器をリモコンで操作するに際して、ジョイスティックを操作して信号を入力するジョイスティック式信号入力手段と、このジョイスティックの先端を摘んで回転させるロータリー式信号入力手段とを複合して用いることができるようにした複合操作信号入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車両用各種機器においてはナビゲーション装置、テレビ、DVD、オーディオ機器、エアコン等、種々の機器が搭載されており、これらの多くのものはリモコンによって操作可能となっている。特にナビゲーション装置はモニタ画面がテレビやDVDのモニタを兼ねている場合が多いので、モニタ使用機器の切替、またナビゲーション装置の使用に際しては、各種方式による目的地設定、表示地図のスクロール、表示地図の縮尺の選択等多くの選択設定を行う必要があり、それらはモニタに表示されたメニュー選択等の画面に沿ってリモコンのジョイスティック部分を前後左右方向に揺動させて操作し、前後操作によるスクロール、左右操作によるメニューの階層選択等を行うようにしている。
【0003】
一方、音楽用DVDを含むオーディオ機器もリモコンによって操作可能としており、FM/AMラジオ、CD、MD、DVDの選択、ボリュームの調整を行うようにしており、その他DSPの調整等、機器本体で行う多くの機能をリモコンでも操作可能とすることが設定の容易性の点から望まれている。
【0004】
上記のような各種の機器において、種々の操作をリモコンによって行うことができるようにし、また行うことが望まれているが、これらの機器に対して個々のリモコンを備えると車内に多数のリモコンが存在することとなり、リモコン操作時における複数のリモコンの中からの選択が面倒であり、またそれらを車内の所定の場所に収納する等、これらの管理も面倒となる。
【0005】
そのため、1つのリモコンで複数の機器を操作できるようにすることが望まれており、リモコンの統合化が期待されている。このようなリモコンの統合に際しては、例えばナビゲーション装置のリモコンにおいては、頻繁に使用する機能のための固有の機能選択キーの他、地図のスクロールを初めとする種々の機能選択の容易性のためにジョイスティック式の信号入力手段を必要とする。それに対して、例えばオーディオ機器のリモコンのように、頻繁に使用する機器選択キーの他は、回転つまみの回転調整、アップダウンスイッチの操作のように、上記ジョイスティックのような複雑な信号入力手段は通常の操作手段としては必要としない場合が多い。
【0006】
一方、オーディオ装置においては、ボリューム調節のために回転つまみを回転し、ロータリーエンコーダによってその回転を検出して入力信号とする方式と、アップダウンキーの操作を行う方式等が存在するが、アップダウンにキーは操作が指先のみで設定できるので簡便である反面、小さなボリューム状態から大きなボリューム状態に急変するのに多数のキー押圧操作を早く行わなければならず面倒である。
【0007】
それに対して回転つまみを回転してロータリーエンコーダでこれを検出する方式は、つまみを回す必要がある反面、前記のような小さなボリューム状態から大きなボリューム状態に急変するにはつまみを早く回転するのみで良いため素早く、且つ適切な操作が可能であり、多くの機器においてボリュームの調整は回転つまみによる方式が採用されている。このような回転つまみの回転をロータリーエンコーダで検出する信号入力方式は、上記のようなオーディオのボリューム調整の他、ジョイスティックのような複雑な信号入力を必要としない時の設定信号入力、指示信号入力に際して、その操作が安定しているため使用しやすい特徴を備えている。
【0008】
したがって、例えばナビゲーション装置とオーディオ装置のリモコンを統合した場合には、そのリモコンには主としてナビゲーション装置の信号入力のために使用するジョイスティックと、オーディオ装置のボリューム調整等の信号入力のために回転つまみを設けることが望ましいが、これらを1つのリモコンに設けるとリモコンが大型化せざるを得ない。
【0009】
このように、ジョイスティックの操作性の特徴と、回転つまみによる操作性の特徴を利用可能とし、且つリモコンの大型化を防ぐため、1つのリモコンの操作部にこれらを設けることが好ましいが、このことは上記のようなナビゲーション装置の操作とオーディオ装置のボリューム調整の操作用の他、車両用の他の各種機器の操作用としても便利な機能である。更に上記のような車両搭載機器の操作に限らず、一般家庭用のテレビ、ビデオ、オーディオ、エアコン等の機器の各個別のリモコン、或いはそれらのいくつかをまとめたリモコンとしても便利な機能である。
【0010】
そのため、前記のような車両搭載機器や家庭用各種機器を含め、種々の機器を操作するための信号入力装置として、操作部を前後左右に操作することにより信号入力を行うジョイスティックの操作部を回転操作も可能とし、ジョイスティックの前後左右の操作による信号入力と、ジョイスティックの操作部を回転させ、ロータリーエンコーダで検出する信号入力とを行うようにした、複合型信号入力装置が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ジョイスティックの前後左右に傾斜して操作を行う方式と、このジョイスティックの操作部を回転つまみとして操作を行う方式を兼ね備えた複合型信号入力装置を用いる際には、ジョイスティックとして操作を行うときには特に問題はないが、これを回転つまみとして操作し、ロータリーエンコーダで信号を入力するときにおいては、利用者がこのジョイスティックの先端のつまみ部分を摘んで回転させるとき、このつまみ部分が前後左右に揺動してしまい、不安定な状態で回転操作する必要があり、操作性が悪くなる問題がある。
【0012】
また、正確な回転つまみ部分の回転操作を行うことができなくなり、微妙な調整が困難となるほか、例えば車両の走行中に、助手席等でこのリモコンを用いて各種車両搭載機器の操作を行う際には、車両の前後加速度の変化、上下振動等が存在するとき、回転つまみによる微妙な調整が特に困難になりやすい。
【0013】
したがって本発明は、各種機器に対する操作信号の入力に際して、ジョイスティックの操作軸を揺動するジョイスティックの操作による信号入力方式と、ジョイスティックの操作軸を中心として回転する操作による信号入力方式とを兼ねた複合型信号入力装置において、ジョイスティックの操作軸を中心として回転する操作を容易に、且つ正確に行うことができるようにした複合操作信号入力装置を提供することを主たる目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る複合操作信号入力装置は、上記課題を解決するため、操作軸を揺動自在に支持したジョイスティックの揺動操作を検出するジョイスティック操作検出手段と、前記操作軸の軸線を中心とした回転操作を検出するロータリーエンコーダとを備えた複合操作信号入力装置において、前記操作軸の揺動を拘束する揺動拘束部材と、前記揺動拘束部材を作動する揺動拘束部材作動手段とを備え、前記揺動拘束部材作動時には揺動操作を拘束し、回転操作のみを可能としたものである。
【0015】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記揺動拘束部材作動手段が、利用者が操作する部材と一体的に連動し、利用者が操作する部材には揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態の少なくとも1つの状態にロックを行うロック手段を備えたものである。
【0016】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記揺動拘束部材作動手段が、外部からの信号により作動する電磁装置を備え、前記電磁装置により揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態に作動するようにしたものである。
【0017】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記電磁装置が、利用者が操作する部材からの操作信号により作動するようにしたものである。
【0018】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記電磁装置が、複合操作信号入力装置で操作する機器からの信号により作動するようにしたものである。
【0019】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記複合操作信号入力装置を複数の機器に操作信号を送信するリモコンに設け、前記リモコンにより操作する機器の選択と連動して、前記揺動拘束部材作動手段を作動するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1には本発明による複合操作信号入力装置の基本構成を示す断面図と、その2種類の操作信号入力態様を示しており、図2にはその複合操作信号入力装置を用いたリモコンの実例を示し、図3にはその操作信号入力装置の機能ブロック図を示し、図4にはその機能ブロック図を作動させる基本的な作動フローを示し、図5にはこのリモコンをナビゲーション装置とオーディオ装置に兼用する態様の作動フローを示しており、以下この操作信号入力装置の態様に基づいて順に説明する。
【0021】
図1(a)においてリモコン本体1には利用者が指で操作を行うことができるようにした操作部2を備え、この操作部2は、図中クロスした矢印で示すように操作軸3を揺動させるジョイスティック機能と、図中2つの対向する円弧の矢印で示すように操作軸3の軸線を中心に回転させる回転つまみの機能との複合機能を行うことができる複合操作部材4の操作部となっている。
【0022】
複合操作部材3における前記操作部2の下面外周には円形切欠溝5を形成しており、この円形切欠溝5に対して揺動拘束部材6を、図1(b)に示すように嵌合する位置と、同図(a)に示すように離脱する位置の2種類の位置に移動可能としている。図1に示す実施例においては、この揺動拘束部材6は操作部2に隣接して外部に突出している切替操作ボタン7と一体的に形成しており、切替操作ボタン7はプッシュロック機構8によって、図1(a)に示すように切替操作ボタン7を押し込んだ状態でロックする態様と、同図に示す状態からもう一度押し込むことによりプッシュロック機構のロックが外れ、切替操作ボタン7が突出する態様の2種類の態様をとることができるようにしている。
【0023】
複合操作部材4の操作信号検出部10には、操作部2により操作軸3を揺動したときの揺動方向、揺動量、揺動速度等を検出することができるジョイスティック操作検出手段としてのジョイスティック操作検出部11と、操作部2を指等で摘んで操作軸3を中心に回転したときの回転量を検出することができるロータリーエンコーダ12とを備えており、これらの信号はリモコン内の制御装置に出力している。なお、前記ロータリーエンコーダ12は、回転部材の回転量を検出することができるものであるならば、従来から存在する各種のものを使用することができる。
【0024】
プッシュロック機構8は、図1(a)に示すように切替操作ボタン7を押し込んだときにこれをロックし、再度押し込んだとき図1(b)に示すようにそのロックを外すことができるロック機構14と、ロックが外れたときに操作ボタン7を突出させる戻しバネ15と、前記のようにロックしている状態でスイッチを閉じるプッシュロックスイッチ等の手段により、切替操作ボタン7が押し込まれている状態か否かを検出することができるようにしたプッシュロック機構作動検出スイッチ16とを備えている。
【0025】
切替操作ボタン7のロック機構については従来よりスイッチの技術分野で種々のものが提案されており、ロック回転機構等を用いた機械式、あるいは電磁式等いずれの形式のものも使用することができる。また、切替操作ボタン7のロック機構はそのほか、例えば揺動拘束部材6に対して直接設ける等、種々の態様で実施することができる。
【0026】
上記のような概要構成をなす複合操作信号入力装置は、例えば図2(a)に示すようなリモコン20に対して、図示するように設けることができる。即ちこの実施例においては、ナビゲーション装置とオーディオ装置の共用リモコンの例を示しており、前記のようにジョイスティックとして揺動させ、回転つまみとして回転させることができる操作部2を備えており、この操作部2に隣接して前記切替操作ボタン7を配置している。
【0027】
図2(a)に示す実施例においては、切替操作ボタン7を押し込んだ状態にすることによりナビゲーション装置のリモコンとして機能し、また、切替操作ボタン7を飛び出した状態にすることによりオーディオ装置用リモコンとして機能するようにし、リモコンによって操作する機器を切り替えることができるようにした例を示している。したがってこのリモコン20においては、切替操作ボタン7を押し込んでロックすることにより図1(a)に示すように揺動拘束部材6を操作部2の下面の円形切欠溝4から離脱した状態にし、ジョイスティックの機能を行わせることによって、地図のスクロールや多機能の詳細設定を容易に行うことができるようにしている。なお、切替操作ボタン7を押し込んだ状態と突出させた状態をより明瞭に示すために、その機構と連動して切替操作ボタン表示部の表示窓部分の色を変化させ、或いは発光ダイオードを点灯させる等の手段を採用しても良い。
【0028】
また、切替操作ボタン7を突出させた状態にすることにより図1(b)に示すように揺動拘束部材6を操作部2の下面の円形切欠溝4に嵌合させ、操作軸3及び操作部2の揺動を拘束し、操作軸3の軸線を中心に回転する操作のみ可能とし、それによりオーディオ装置のボリュームの調整の操作を安定して行うことができるようにする。したがって前記切替操作ボタン7は、揺動拘束部材作動手段として機能している。
【0029】
図2(b)に示す実施例においては、エアコン用リモコン21において、切替操作ボタン7を押し込んだ状態にすることによりエアコンの多機能詳細設定を行うことができる態様となり、また、切替操作ボタンを飛び出した状態にすることにより温度調節を行う態様となる例を示している。したがってこのリモコン21においては、切替操作ボタン7を押し込んでロックすることにより前記と同様にジョイスティックの機能を行わせることによって、例えば同図の表示部22に示すように、エアコンの詳細設定画面にしたがってジョイスティックを前後方向に移動して機能メニュー上のカーソルをスクロールして、設定する機能を選択し、次いで右方向にカーソルを移動して第1段階の詳細機能の選択を行い、必用に応じて更に右方向に移動してより詳細な機能設定を行う階層に対する操作指示を行うことができる。
【0030】
また、切替操作ボタン7を突出させた状態にすることにより前記のように操作軸3の軸線を中心に回転する操作のみを可能とし、それにより操作部2を回転させて温度調節を適切に行うことができるようにする。なお、このようなエアコン用のリモコンにおいては、タイマ設定機能を行う状態に際して、時間を設定するときにもジョイスティック機能をロックして回転操作のみを行うことができるようにし、時間、分の設定を円滑に行うことができるようにしても良い。このような機能は上記のようなエアコン用のリモコンに限らず、ナビゲーション装置用のリモコンにおいても機能設定に際して使用することができ、更に種々の機器のリモコンにも同様にして使用することができる。
【0031】
上記のような構成からなる複合操作部材は、例えば図3に示す機能ブロックを備えた制御装置24により所定の作動を行わせることができる。即ち、図3に示す実施例においては、リモコン本体1内の制御装置に複合操作部材4の操作信号を入力する操作信号入力部25と、プッシュロック機構14の作動を検出するプッシュロック機構作動検出スイッチ16の信号を入力するプッシュロック機構作動検出部28とを備えている。
【0032】
操作信号入力部25にはジョイスティック操作検出部11からの信号を入力するジョイスティック信号入力部26と、ロータリーエンコーダ12からの信号を入力するロータリーエンコーダ信号入力部27とを備えており、これらの信号は操作信号入力選択部30に出力している。プッシュロック機構作動検出部28による、切替操作ボタン7が押された状態にあるか否かの信号はリモコン操作機能切替部29に出力し、リモコン操作機能切替部29においてはこのリモコンが例えば図2(a)に示すようなナビゲーション装置とオーディオ装置共用リモコンであるときには、この信号に応じてリモコンの操作信号をナビゲーション装置用信号とするかオーディオ装置用信号とするかの切替を行う。また、図2(b)に示すようなエアコン用リモコンにおいては、この信号に応じて詳細設定を行うか、或いは温度調節を行うかの切り替えを行う。
【0033】
操作信号入力選択部30においては、プッシュロック機構作動検出部28の信号を入力している前記リモコン操作機能切替部29の信号に応じて、ジョイスティック信号入力部26から入力した信号か、ロータリーエンコーダ信号入力部27から入力した信号のいずれかを選択し、選択した信号をリモコン操作信号送信部31から前記のように選択した所定の機器に対して送信する。
【0034】
上記のような機能ブロックからなる制御装置24における、リモコン操作部の機能切替処理は、例えば図4に示すような基本的な作動フローにより順に作動させることにより、前記のような機能を行わせることができる。即ち、リモコン操作部の機能切替処理に際して、最初リモコン操作部の作動態様切替指示信号の入力を行う(ステップS1)。この処理は前記図3の制御装置24においては、プッシュロック機構作動検出部28によって、利用者が切替操作ボタン7を押した状態にしているか、突出させた状態にしているかをプッシュロック機構作動検出スイッチ16の信号を入力することにより行っている。
【0035】
次いで、上記のようにして入力した信号に基づき、その信号がジョイスティック使用の態様か否かを判別する(ステップS2)。即ち、図1〜図3に示す態様においては、利用者が切替操作ボタン7を押した状態はジョイスティックの使用態様と判別し、突出させた状態はジョイスティックの使用態様ではないと判別する。ここでジョイスティックの使用の態様であると判別したときには、操作部のロックを外してジョイスティックの操作を可能にする(ステップS3)。
【0036】
この作動は前記図1〜図3の実施例においては、切替操作ボタン7の操作と操作部のロックを外してジョイスティックの操作を可能にする操作とが連動する機構を採用しているので、ステップS2とステップS3とが同時に行われることとなるが、後述するように利用者がジョイスティックの使用の態様を他のスイッチにより別途選択し、そのスイッチの信号により操作部のロックを外す際には、この作動フローの順に行うこととなる。
【0037】
なお、ステップS3において操作部のロックを外してジョイスティックの操作を可能にした場合でも、操作部を摘んで回転する回転つまみ機能を行わせることは可能であるが、ジョイスティックの操作を可能にしたときにはこの操作部を摘んで回転させる信号はキャンセルするように構成しても良い。それに対して、前記ステップS2において、ジョイスティックの使用態様ではないと判別したときには、操作部をロックしてジョイスティックの機能を行うことができないようにし、回転つまみの機能のみにする(ステップS6)。それにより、操作部の中心軸が揺れることなく安定した状態で操作部を摘んで的確に、且つ容易に回転させることができる。
【0038】
前記ステップS3においても、またステップS6においてもいずれもその次に操作部が操作されたか否かの判別を行う(ステップS4)。この判別は図3の操作信号入力部25にジョイスティック信号か、またはロータリーエンコーダの信号のいずれかの信号が入力したか否かを検出することにより行う。ここで前記いずれかの信号が入力し、操作部が操作されたことを検出したときには、その操作信号に対応した信号を機器に送信する(ステップS5)。
【0039】
それにより、ステップS1において入力したリモコン操作部作動態様切替指示信号に応じて、例えば図2(a)に示すリモコン20においてはナビゲーション装置またはオーディオ装置の選択されたいずれかに対して、操作部の操作信号を送信することができる。また、図2(b)に示すリモコン21においては同じエアコンに対して、多機能詳細設定の信号として、或いは温度調整の信号としてのいずれかの選択された信号として送信することができる。また、前記ステップS4において、未だ操作部が操作されていないと判別したときには再び前記ステップS1に戻り、前記と同様の作動を繰り返して操作部が操作されるのを待つ。
【0040】
前記図4に示す作動フローは、図1〜図3に示す複合操作部材により種々の態様で実施することができる基本的な例を示したものであるが、より具体的に、例えばこの複合操作部材を備えたリモコンが、ナビゲーション装置とオーディオ装置の共用リモコンであり、且つ、切替操作ボタン7として図示するようなプッシュロック機構を用い、しかもそのプッシュロック機構が操作部の揺動拘束部材を兼ねているときには、例えば図5に示す作動フローにより順に作動させることができる。
【0041】
即ち、ナビゲーション装置とオーディオ装置の共用リモコンの信号処理に際して、最初図3のプッシュロック機構作動検出部28によってプッシュロック機構の操作位置の検出を行い(ステップS11)、次いでその検出結果に基づいて、プッシュロック機構は押し込み位置であるか否かを判別し(ステップS12)、押し込み位置であると判別したときには操作部はジョイスティックと回転つまみとしての機能を行う(ステップS13)。その後はこのリモコンの信号処理回路を、ナビゲーション用として切り替えて処理を行う。
【0042】
それに対して前記ステップS12においてプッシュロック機構は押し込み位置ではないと判別したときには、操作部は回転つまみとしてのみ機能することとなり(ステップS19)、その後はこのリモコンの信号処理回路を、オーディオ用として切り替えて処理を行う。
【0043】
前記ステップS14においてこのリモコンをナビゲーション用として切り替えた後は、操作部がジョイスティックとして操作されたか否かを判別する(ステップS15)。ここでは、前記図3の操作信号入力部25においてジョイスティック信号入力部26に信号が入力したか否かにより判別することができる。その結果未だジョイスティックとして操作されていないと判別したときには、その操作部が回転つまみとして操作されたか否かを判別する(ステップS16)。この判別は、前記図3の操作信号入力部25においてロータリーエンコーダ信号入力部27に信号が入力したか否かにより判別することができる。
【0044】
前記ステップS16において操作部が回転つまみとして操作されたと判別したときには、ロータリーエンコーダから入力した信号をナビゲーション装置に対して送信する。また、前記ステップS15において、操作部がジョイスティックとして操作されたと判別したときには、ジョイスティック操作検出部から入力した信号をナビゲーション装置に対して送信する(ステップS18)。また、前記ステップS16において操作部が回転つまみとして操作されていないと判別したときには、前記ステップS15においてこの操作部がジョイスティックとしても操作されていないと判別しているので、未だこの操作部が全く操作されていないこととなるため、再びステップS1に戻り、前記と同様の作動を繰り返す。
【0045】
また、前記ステップS20においてこのリモコンをオーディオ用として切り替えた後は、その操作部が回転つまみとして操作されたか否かを判別し(ステップS21)、操作部が回転つまみとして操作されたと判別したときには、ロータリーエンコーダから入力した信号をオーディオ装置に送信する(ステップS22)。それにより、同じロータリーエンコーダからの信号でも、プッシュロック機構を押し込んだ状態ではナビゲーション装置に対して操作信号を送信し、プッシュロック機構を突出させた状態ではオーディオ装置に対して操作信号を送信することができ、ナビゲーション装置の使用に際して操作部をジョイスティックとして使用しながら、これを摘んで回転させ、更に他の機能を同時に行わせることが可能となる。なお、前記ステップS21において操作部が回転つまみとして操作されていないと判別したときには、再びステップS11に戻り、前記と同様の作動を繰り返す。
【0046】
前記実施例においては、リモコンの操作部をロータリーエンコーダに対する信号入力手段とする際、プッシュロック機構を用い、その機構と操作部の揺動拘束部材とを機械的に連動させ、プッシュロック機構の作動の状態をスイッチで検出することにより、利用者のリモコンに対する操作を検出した例を示したが、その他、例えば図6に示すように、プッシュロック機構を用いることなく、別途切替スイッチの信号、或いは作動機器側からの信号により駆動できる電磁作動部材34を用いることにより、リモコン内の制御装置からの信号によってこの電磁作動部材34を作動し、揺動拘束部材6による作動部2の拘束、或いは拘束開放を行わせるようにすることもできる。したがってこの電磁作動部材34は、揺動拘束部材作動手段となる。
【0047】
即ち、図6(a)に示す状態は電磁作動部材34がその内部の磁性体からなるプランジャ35を吸引している状態を示し、それにより揺動拘束部材6が操作部2の拘束を開放し、図示するようにの他、ジョイスティックとしての機能の他、回転つまみとしての機能も行うことができるようにしている。それに対して図6(b)に示す状態は電磁作動部材34が吸引子35の吸引を行っていない状態を示し、それにより揺動拘束部材6が操作部2の揺動を拘束し、図示するように回転つまみを安定して回転することができる機能を行うようにしている。
【0048】
なお、図6に示す例においては、揺動拘束部材6を電磁作動する最も単純な例を示したが、電磁作動部材34によってプランジャ35を吸引する作動により、前記図1に示すものと同様にロック機構を働かせ、その状態を維持し、もう一度プランジャ35を吸引することによりそのロック機構を解除させるように作動させる等、種々の手段を採用することができる。また、その揺動拘束部材をプランジャとして利用し、電磁作動部材によって直接揺動拘束部材の作動を行わせるようにすることもできる。
【0049】
上記のような揺動拘束部材の電磁作動手段を用いる際には、例えば図7に示すような機能ブロックを備えた制御装置により、種々の態様で実施することができる。即ち、図7に示す例においては、前記図3に示すものと同様にリモコン40における制御装置41内の操作信号入力部42に、ジョイスティック信号入力部43とロータリーエンコーダ信号入力部44を備え、各々操作信号入力選択部51に出力している。
【0050】
このリモコン40には利用者が操作する機能切替スイッチ46を備え、その信号をリモコン操作部作動態様切替信号入力部47における機能切替スイッチ作動検出部48に対して出力している。それにより、利用者がこのリモコンをナビゲーション装置用として利用するか、或いはオーディオ装置用として利用するかの選択をこの機能切替スイッチ46の操作によって行うとき、その信号を機能切替スイッチ作動検出部48で検出することができるようにしている。
【0051】
図7に示す実施例においては、制御装置41に操作信号入力モード受信部45を備え、ナビゲーション装置やオーディオ装置等の作動機器側から送信される指示信号を受信することができるようにしており、リモコンの操作中にナビゲーション装置等の作動機器側から、リモコンの操作に対応して送信する操作信号入力モードに関する信号を受信可能とする。
【0052】
操作信号入力モード受信部45で受信した上記のような操作信号入力モードに関する信号は、リモコン操作部作動態様切替信号入力部47の操作信号入力モード検出部49に入力し、前記機能切替スイッチ作動検出部48の信号と同様に作動させ、操作部2でジョイスティックの機能を行わせる必用が無く、回転つまみによるロータリーエンコーダの信号の入力のみを行うモードとする信号を機器側から入力した時には、ロック作動部50に信号を出力して電磁作動部材14を作動し、揺動拘束部材6を操作部2に嵌合させ、操作部2を安定して回転できる状態とし、それ以外の時にはロックを外し、ジョイスティックの機能を行わせる。なお、操作信号入力選択部51で選択した信号をリモコン操作信号送信部52から選択した機器に対して送信することは、前記図3に示す実施例と同様である。
【0053】
このような構成を採用することにより、例えば各種機能設定画面をジョイスティックで選択操作中に画面の明るさ調整機能の選択に入ったときには、ジョイスティックによる操作を行わずに回転つまみの操作、即ちロータリーエンコーダの信号で入力を行うように機器側からリモコンに対して指示信号を出力し、リモコンがこれを受信することにより、利用者が格別意識することなく、リモコンの操作部を自動的に安定した状態で回転操作することができるようにする。
【0054】
その他、例えば時刻修正機能の設定画面に入り、日時の設定を行う状態でも、回転つまみによるロータリーエンコーダ信号入力を行うように指示し、或いは利用者がナビゲーション装置自体の音量調整指示を行ったとき、或いはオーディオ装置の機能設定時にDSPの設定に入ったとき等、予め定められたロータリーエンコーダの信号を利用する態様に入ったときには、その旨の信号を機器側からリモコンに対して送信し、リモコン側ではこれを操作信号入力モード受信部45で受信して前記と同様の作動を行うことができるようにする。
【0055】
図7に示すような機能ブロックからなる操作信号入力モード検出によるリモコン操作部機能切替の作動は、例えば図8に示す作動フローに従って順に作動させることができる。即ち、その処理に際して最初に操作信号の入力モードの検出を行う(ステップS21)。この作動は図7においてリモコン操作部作動態様切替信号入力部47において、利用者による機能切替スイッチ46の操作を機能切替スイッチ作動検出部48で検出し、また、操作信号入力モード受信部45でリモコン操作対象機器から特定の操作信号入力モードにすることを指示する信号を受信し、操作信号入力モード検出部49でこれを検出することにより行う。
【0056】
次いで上記のようにして検出した操作信号入力モードが、操作部をジョイスティックとして使用する入力モードであるか否かを判別する(ステップS22)。その判別の結果、操作部をジョイスティックとして使用する入力モードであると判別したときには、操作部のロックを外しジョイスティック機能を可能にする(ステップS23)。この作動は図7におけるロック作動部50によって行うことができる。その後、操作部が操作されたか否かを判別し(ステップS24)、操作されたときにはジョイスティック操作信号のみを入力して機器に送信する(ステップS25)。これは図7の操作信号入力選択部51において、リモコン操作部作動態様切替信号入力部47からの前記のような信号によって特定の信号を選択し、リモコン操作信号送信部52から送信することにより行うことができる。また、前記ステップS24において操作部が未だ操作されていないと判別したときには、再びステップS21に戻り、前記の作動を繰り返す。
【0057】
また、前記ステップS22において、操作部をジョイスティックとして使用する入力モードではないと判別したときには、操作部をロックして回転つまみ機能のみにする(ステップS26)。次いで前記と同様に操作部が操作されたか否かを判別し(ステップS27)、操作されたときにはロータリーエンコーダ信号を入力して機器に送信する(ステップS28)。また、前記ステップS27において操作部が未だ操作されていないと判別したときには、再びステップS21に戻り、前記の作動を繰り返す。
【0058】
本発明は上記のように種々の態様で実施することができるものであるが、本発明は車両搭載機器用のリモコンの他、一般家庭用テレビ、ビデオ、DVDプレーヤ、オーディオ機器、エアコン等のリモコンに対しても採用することができ、またリモコンに用いる以外に、格作動機器本体に直接設けてもよく、例えば携帯型オーディオ機器、DVD、パソコン、PDA等の本体の操作信号入力手段として採用することもできる。
【0059】
【発明の効果】
本発明に係る、操作軸を揺動自在に支持したジョイスティックの揺動操作を検出するジョイスティック操作検出手段と、前記操作軸の軸線を中心とした回転操作を検出するロータリーエンコーダとを備えた複合操作信号入力装置において、前記操作軸の揺動を拘束する揺動拘束部材と、前記揺動拘束部材を作動する揺動拘束部材作動手段とを備え、前記揺動拘束部材作動時には揺動操作を拘束し、回転操作のみを可能とした複合操作信号入力装置においては、各種機器に対する操作信号の入力に際して、ジョイスティックの操作軸の軸線を中心とした回転操作し、ロータリーエンコーダによりその操作を検出する信号入力時には、ジョイスティックの操作軸の揺動を拘束することができるので、安定した状態で操作部の回転操作を行うことができ、この操作を容易に、且つ正確に行うことができる。
【0060】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記揺動拘束部材作動手段が、利用者が操作する部材と一体的に連動し、利用者が操作する部材には揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態の少なくとも1つの状態にロックを行うロック手段を備えたので、プッシュロック機構等を用いることにより、利用者が例えばナビゲーション装置の各種操作とオーディオ装置のボリューム操作との切替を行うための部材の操作に一体的に連動して揺動拘束部材の拘束作動を行うことができ、揺動拘束部材の作動を行うことに特別の意識をすることなく自動的にその拘束、及びその開放を行うことができるようになる。また、揺動拘束部材の作動を利用者が操作する部材と一体的に連動して作動させることができるので、特別の手段を用いることなく簡単な構造で上記作動を行わせることができる。
【0061】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記揺動拘束部材作動手段が、外部からの信号により作動する電磁装置を備え、前記電磁装置により揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態に作動するようにしたので、外部からの各種の信号により揺動拘束部材の拘束とその開放を自動的に、且つ自在に行うことができるようになり、種々の態様でジョイスティックを用いた信号入力と、安定した状態での操作部の回転による信号の入力を切り替えて行わせることができるようになる。
【0062】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記電磁装置が、利用者が操作する部材からの操作信号により作動するようにしたので、例えば利用者がこの複合操作信号入力装置を設けたリモコンの操作対象機器切替スイッチを操作した信号等、利用者による種々の操作信号に応じて自動的に且つ自在に行うことができるようになる。
【0063】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記電磁装置が、複合操作信号入力装置で操作する機器からの信号により作動するようにしたので、複合操作信号入力装置によって操作する機器が、その複合操作信号入力装置におけるジョイスティックを拘束状態にするか開放状態にするかを判断して適切な信号を送信することができ、複合操作信号入力装置はこれを受信するのみでジョイスティックを用いた信号入力と、安定した状態での操作部の回転による信号の入力を自動的に切り替えて行わせることができるようになる。
【0064】
また、本発明に係る他の複合操作信号入力装置は、前記複合操作信号入力装置において、前記複合操作信号入力装置を複数の機器に操作信号を送信するリモコンに設け、前記リモコンにより操作する機器の選択と連動して、前記揺動拘束部材作動手段を作動するようにしたので、複数の機器の操作を1つのリモコンにより操作を行う際、利用者がそのリモコンによりどの機器を操作するかを選択するのと同時に予め定められた揺動拘束手段の作動、或いはその開放を行わせることができ、利用者が特別の意識をすることなく、ジョイスティックを用いた信号入力と、安定した状態での操作部の回転による信号の入力を自動的に切り替えて行わせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要構成を示す図である。
【図2】同実施例をリモコンに適用した図であり(a)はナビゲーション装置とオーディオ装置の共用リモコンに適用した例を示し、(b)はエアコンのリモコンに適用した例を示す図である。
【図3】同実施例の制御装置の機能ブロック図である。
【図4】同制御装置によりリモコン操作部の機能切替処理を行う作動フロー図である。
【図5】同制御装置によりナビゲーション装置とオーディオ装置の共用リモコンの信号処理を行う作動フロー図である。
【図6】本発明の他の実施例の概要構成を示す図である。
【図7】同実施例の制御装置の機能ブロック図である。
【図8】同制御装置により操作信号入力モード検出によるリモコン操作部の機能切替処理を行う作動フロー図である。
【符号の説明】
1 リモコン本体
2 操作部
3 操作軸
4 複合操作部材
5 円形切欠溝
6 揺動拘束部材
7 切替操作ボタン
8 プッシュロック機構
10 操作信号検出部
11 ジョイスティック操作検出部
12 ロータリーエンコーダ
14 ロック機構
15 戻しバネ
16 プッシュロック機構作動検出スイッチ
Claims (6)
- 操作軸を揺動自在に支持したジョイスティックの揺動操作を検出するジョイスティック操作検出手段と、
前記操作軸の軸線を中心とした回転操作を検出するロータリーエンコーダとを備えた複合操作信号入力装置において、
前記操作軸の揺動を拘束する揺動拘束部材と、
前記揺動拘束部材を作動する揺動拘束部材作動手段とを備え、
前記揺動拘束部材作動時には揺動操作を拘束し、回転操作のみを可能としたことを特徴とする複合操作信号入力装置。 - 前記揺動拘束部材作動手段は、利用者が操作する部材と一体的に連動し、利用者が操作する部材には揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態の少なくとも1つの状態にロックを行うロック手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の複合操作信号入力装置。
- 前記揺動拘束部材作動手段は、外部からの信号により作動する電磁装置を備え、
前記電磁装置により揺動拘束部材を拘束作動状態と拘束開放状態に作動することを特徴とする請求項1記載の複合操作信号入力装置。 - 前記電磁装置は、利用者が操作する部材からの操作信号により作動することを特徴とする請求項3記載の複合操作信号入力装置。
- 前記電磁装置は、複合操作信号入力装置で操作する機器からの信号により作動することを特徴とする請求項3記載の複合操作信号入力装置。
- 前記複合操作信号入力装置を複数の機器に操作信号を送信するリモコンに設け、
前記リモコンにより操作する機器の選択と連動して、前記揺動拘束部材作動手段を作動することを特徴とする請求項1記載の複合操作信号入力装置。
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