JP4233375B2 - 操作装置及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用オーディオ機器等の電子機器に制御信号を送る操作装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、車載用オーディオ機器等の電子機器では、選曲や音量調整等の様々な機能の中から目的の機能を容易且つ確実に選択するといった操作性が求められている。これらに対応するため、GUI(Graphical User Interface)を利用したタッチパネルでの操作や各スイッチを複合的に組み合わせた多機能スイッチ等の操作装置による操作が知られている。
【0003】
上述した多機能スイッチの一つとして、押し込み及び引き出し可能なロータリースイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このロータリースイッチは、車載用ナビゲーションシステム等の電子機器の操作装置であって、中央位置を基準に押し込み及び引き出し可能であると共に回転可能なロータリーノブを備えている。また、ロータリーノブは、スプリングによって中央位置にバイアスされている。これにより、例えば、オペレータがロータリーノブを把持して引き出して操作した後、手を離すと中央位置に戻るようになっている。
オペレータは、目的とする機能を選択するためロータリーノブを回転させたり、引き出して回転させたりする等の複合的な操作を行い、各機能を選択して作動させている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−106404号公報(段落番号0019−0030、第1図、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のGUIを利用したタッチパネルでは、必ず画面を見ながら操作を行うので、ブラインド操作を行うには不都合なものであった。また、上記特許文献1記載のロータリースイッチによる操作装置では、ロータリーノブを把持して回転等の操作を行うといった手の感覚による操作が可能であるので、ブラインド操作を行うことは可能であったが、スイッチポジションを指の感覚で容易に判断できるものではなかった。例えば、ロータリーノブを押し込んだり、引き出したりして階層的なメニュー選択を行う場合、操作中にどの階層を操作しているのか判りにくいといった不都合があった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ブラインド操作が可能で、選択した機能を指の感覚で容易に判別可能であり、操作性が向上した操作装置及びこれを備えた電子機器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の操作装置は、被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、回転軸回りに指先で回転可能な回転操作部材と、該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、前記回転操作部材の周囲を囲むように配され、前記回転操作部材の回転面に交差する前記回転軸方向に指先で移動可能な移動操作部材と、該移動操作部材を移動させたときに、移動操作部材に対する前記回転操作部材の突出量が異なる複数の所定位置で移動操作部材を保持する保持機構と、該保持機構により前記移動操作部材を保持した際に、移動操作部材の移動量を検出して前記第2の制御信号を送る移動量検出機構と、を備え、前記移動量検出機構が、前記複数の所定位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とするものである。
【0008】
この発明に係る操作装置においては、回転操作部材を指で把持して回転させる際に、指の感触で回転操作部材の突出量、即ち、移動操作部材の位置を容易且つ確実に判断することが可能である。従って、指の感覚のみで移動操作部材及び回転操作部材の状態を正確に認識して操作可能であるので、ブラインド操作が可能であると共に、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けながら確実に電子機器本体に送ることができる。また、移動量検出機構が、複数の所定位置で移動操作部材が保持された際に、それぞれ異なる第2の制御信号を電子機器本体に送るので、第1制御信号と組み合わせて電子機器本体を更に細かく制御することができる。
【0009】
本発明の操作装置は、被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、回転軸回りに指先で回転可能な回転操作部材と、該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、前記回転操作部材の外周壁に突設するように設けられ、回転操作部材の径方向に指先で移動可能な移動操作部材と、該移動操作部材を移動させたときに、前記径方向の突出量が異なる複数の所定位置で移動操作部材を保持する保持機構と、該保持機構により前記移動操作部材を保持した際に、移動操作部材の移動量を検出して前記第2の制御信号を送る移動量検出機構と、を備え、前記移動量検出機構が、前記複数の所定位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とするものである。
【0010】
この発明に係る操作装置においては、回転操作部材を指で把持して回転させる際に、指の感触で移動操作部材の径方向の突出量から該移動操作部材の位置を容易且つ確実に判断することが可能である。従って、指の感覚のみで移動操作部材の状態を正確に認識して操作可能であるので、ブラインド操作が可能であると共に、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けながら確実に電子機器本体に送ることができる。また、移動量検出機構が、複数の所定位置で移動操作部材が保持された際に、それぞれ異なる第2の制御信号を電子機器本体に送るので、第1制御信号と組み合わせて電子機器本体を更に細かく制御することができる。
【0011】
本発明の操作装置は、被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、回転軸回りに指先で回転可能であると共に外周壁を指先で把持可能な回転操作部材と、該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、前記回転操作部材を把持した際に、前記回転操作部材の回転面に交差する前記回転軸方向の把持位置を検出して該把持位置に応じた前記第2の制御信号を送る位置検出機構と、を備え、前記位置検出機構が、前記回転操作部材の外周壁に向けて検出光を照射する光照射部と、前記回転操作部材で反射された前記検出光を受光する光受光部と、を前記回転軸方向に沿って複数備え、前記光受光部による受光量の変化に基づいて複数の把持位置を検出すると共に、複数の把持位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とするものである。
【0012】
この発明に係る操作装置においては、回転操作部材を把持した際に、把持位置を検出して該把持位置に応じた第2の制御信号を送る位置検出機構を備えているので、回転操作部材を把持する指の位置を変えるだけで、容易に電子機器本体に指の位置に応じた第2の制御信号を送ることが可能である。また、該把持位置で回転操作部材を回転させることにより、電子機器本体に第2の制御信号と共に第1の制御信号を送ることが可能である。また、回転操作部材の把持位置は、指の感覚で容易に認識可能であるので、指の感覚だけのブラインド操作で電子機器本体に所望の第1の制御信号及び第2の制御信号を送ることができる。
【0013】
しかも、位置検出機構が、光照射部と光受光部とを備えているので、回転操作部材を把持した際、指の把持位置に応じて検出光の遮断される量が変化する。これにより、光受光部が受光する受光量が変化するので、指の位置(把持位置)を検出することが可能となる。従って、回転操作部材に対する指の位置を正確に検出でき、把持位置に応じた各制御信号をより正確に電子機器本体に送ることができるので、操作の信頼性を向上させることができる。
【0014】
更に、位置検出機構が、複数の把持位置を検出可能であると共に該複数の位置毎にそれぞれ異なる第2の制御信号を送るので、第1制御信号と組み合わせて電子機器本体を更に細かく制御することができる。
【0015】
本発明の操作装置は、上記本発明のいずれかに記載の操作装置において、前記回転操作部材の回転に抵抗を加えると共に一定の回転角度で抵抗を低下させる回転抵抗付加機構を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る操作装置においては、回転抵抗付加機構により、回転操作部材を回転させた際に、一定の回転角度で抵抗が低下するので、いわゆるクリック感を一定回転角度の位置で得ることができる。即ち、指で回転操作部材を回転させた際に、回転抵抗に強弱がつき、クリック感を感じながら回転操作することができる。従って、第1の制御信号を電子機器本体に送る際に、明確な操作感を得ることができる。
【0016】
本発明の電子機器は、上記本発明のいずれかに記載の操作装置を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る電子機器は、上述した作用効果のある本発明の操作装置を備えているので、ブラインド操作が可能であり、選択した機能を指の感覚で容易且つ確実に判別可能である電子機器を得ることができる。
【0017】
本発明の電子機器は、上記本発明に記載の電子機器において、前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とに応じて、前記被制御対象部材を制御する制御部を備え、該制御部が、前記第2の制御信号に応じて前記第1の制御信号に割り当てられた制御を変更することを特徴とするものである。
この発明に係る電子機器においては、制御部が、第2の制御信号に応じて第1の制御信号に割り当てられた制御を変更可能であるので、例えば、階層的なメニュー操作の場合、第2の制御信号を変えるとメニューの階層が変更され、該階層のメニューに応じた項目が第1の制御信号に割り当てられた被制御対象部材を制御すること等が可能となる。
【0018】
本発明の電子機器は、上記本発明の電子機器において、情報が表示される表示部を備え、前記制御部が、前記表示部に前記回転操作部材の相対イメージ部を表示させる機能と、該相対イメージ部の側方に前記移動操作部の位置又は前記把持位置に応じた複数のメニュー部を階層表示させる機能とを有し、前記第2の制御信号に応じて前記複数のメニュー部を選択させ、該選択させたメニュー部の項目を前記第1の制御信号に応じて選択させることを特徴とするものである。
この発明に係る電子機器においては、第1の制御信号及び第2の制御信号に応じて階層表示された複数のメニュー及び各メニューの項目を選択することが可能である。従って、指先によるブラインド操作のみで容易且つ正確に階層メニューを操作でき、項目が多数あったとしても所望する項目を確実に選択することができる。
【0019】
本発明の電子機器は、上記本発明の電子機器において、前記制御部が、前記複数のメニュー部を前記表示部に対して横並び順に表示させると共にこれら各メニュー部の項目を前記表示部に対して縦並び順に表示させ、前記回転操作部材の回転方向に連動させて前記各項目を選択させることを特徴とするものである。
この発明に係る電子機器においては、回転操作部材の回転方向に連動させて各項目を選択可能であるので、直感的に各項目を操作することが可能になる。従って、操作性を向上させることができる。
【0020】
本発明の電子機器は、上記本発明の電子機器において、前記制御部が、前記複数のメニュー部のうち第1メニュー部に選択機器の項目を表示させ、第2メニュー部にジャンル別の項目を表示させ、第3メニュー部にコンテンツの項目を表示させることを特徴とするものである。
この発明に係る電子機器においては、第2の制御信号に応じて選択機器の項目、ジャンル別の項目、コンテンツの項目の選択が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の操作装置及びこれを備えた電子機器に係る第1実施形態について図1から図6を参照して説明する。
本実施形態の操作装置1は、図1及び図2に示すように自動車のセンターコンソールAに配設された車載用オーディオ装置(電子機器)2に制御信号を送るものである。この車載用オーディオ装置2は、音楽を何千曲と記憶している図示略のハードディスク(HDD)等を備えた本体3、図示略のスピーカ、操作メニュー等の情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示部4及び入力装置である操作装置1から入力される信号に応じて被制御対象部材を制御する制御部5を備えている。即ち、制御部5は、本体3の制御及び表示部4の表示切り替え等を制御している。
【0022】
また、上記本体3は、ハードディスク以外にも、図示略のCDチェンジャ、MDチェンジャ、カーナビゲーションシステム及びテレビジョン等の各構成機器(被制御対象部材)を必要に応じて備えている。即ち、上記操作装置1の操作により、これら他の構成機器を使用することが可能であると共に表示部3にテレビ画面等を表示させることも可能である。
【0023】
操作装置1は、図3及び図4に示すように、回転軸Bに対して軸回りに回転可能なエンコーダ部(回転操作部材)10と、該エンコーダ部10の回転量を検出して該回転量に応じた第1の制御信号を送るロータリーエンコーダ(回転量検出機構)11と、エンコーダ部10の外部に(周囲に近接するように)配され回転軸Bの軸方向に移動可能なリム部(移動操作部材)20と、該リム部20を移動させたときに所定位置でリム部20を保持する保持機構30と、該保持機構30によりリム部20を保持した際に、リム部20の移動量を検出して第2の制御信号を送る検出スイッチ(移動量検出機構)40とを備えている。なお、回転軸Bの軸方向は、エンコーダ部10の回転面に交差する方向に向いている。
【0024】
図4に示すように、センターコンソールAには、操作装置1を取り付けるための凹部A1が形成されている。この凹部A1の底部には、上記ロータリーエンコーダ11が設けられており、該ロータリーエンコーダ11上に円筒状に形成された上記エンコーダ部10が、回転軸Bの軸回りに回転可能に配設されている。この際、エンコーダ部10の高さは、凹部A1の深さと略同一に設定されており、エンコーダ部10がセンターコンソールA上から大きく突出しないようになっている。また、エンコーダ部10の上部は、丸みを帯びた形状となっており、指先で円滑に回転させやすい構造となっている。
【0025】
ロータリーエンコーダ11は、既存のロータリースイッチであり、エンコーダ部10の回転角度に応じた第1の制御信号を制御部5に送る機能を有している。また、ロータリーエンコーダ11は、エンコーダ部10の回転に抵抗を加えると共に一定の回転角度で抵抗を低下させる接触子(回転抵抗付加機構)11aを備えている。即ち、接触子11aは、エンコーダ部10との接触面において、エンコーダ部10の底面に形成されている図示しない複数のスリット部と弾性力をもって接触可能に設けられている。これにより、エンコーダ部10の回転に抵抗を加えることが可能になると共に、エンコーダ部10を回転させることによりスリット部に接触子11aが嵌り、エンコーダ部10とロータリーエンコーダ11との間に生じていた抵抗が低下する。つまり、指でエンコーダ部10を回転操作した際、一定角度毎にクリック感を生じる。
【0026】
また、エンコーダ部10の周囲には、スプリング15が配されており、該スプリング15上に、上記リム部20が配されている。また、リム部20は、凹部A1の図示略の係止部に接触しており、センターコンソールAの表面より飛び出さないように構成されている。また、リム部20は、スプリング15により常に凹部A1の開口部に向けて付勢されている。
上記保持機構30は、リム部20を回転軸Bの軸方向であって凹部A1の奥側に向けて移動させた際に、初期位置とは別の3箇所の所定位置でリム部20を保持できるように凹部A1の内側壁に配設されている。即ち、凹部A1の開口部から順に第1保持部31、第2保持部32、第3保持部33及び第4保持部34を有している。各保持部31、32、33及び34は、リム部20の側面に形成された係止部21に嵌合することによりリム部20を保持可能としている。この際、その保持力は、スプリング15の弾性力に抗するように設定されている。また、例えば、第2保持部32で保持されたリム部20は、再度指で凹部A1の奥側に向けて押圧することにより、その保持が解かれると共に第3保持部33で保持される前に指を離して押圧を解くと、スプリング15の弾性力により初期位置、即ち、凹部A1の開口側に位置している状態に戻るようになされている。
【0027】
上記検出スイッチ40は、例えば、マイクロスイッチであり、複数の所定位置毎にそれぞれ異なる上記第2の制御信号を制御部5に送る第1スイッチ41、第2スイッチ42、第3スイッチ43及び第4スイッチ44を有している。これら各スイッチ41、42、43及び44は、それぞれ上記各保持部31、32、33及び34に設けられており、リム部20が初期位置(第1保持部31で保持された位置)、第2保持部32で保持された位置、第3保持部33で保持された位置、第4保持部34で保持された位置を検出するようになっている。
【0028】
また、制御部5は、表示部4にエンコーダ部10の相対イメージ部10aを表示させる機能、該相対イメージ部10aの側方にリム部20の位置に応じた複数のメニュー部を階層表示させる機能を有している。
即ち、図5に示すように、制御部5は、表示部4に相対イメージ部10a、階層メニュー及び音量レベル4aを表示することが可能である。この階層メニューは、3つの層、即ち、第1メニュー部4b、第2メニュー部4c及び第3メニュー部4dを有しており、表示部4に対して横並びの順に表示されている。また、各メニュー部4b、4c及び4dには、選択可能な項目である選択肢が含まれており、表示部4に対して縦並び順に表示されている。つまり、第1メニュー部4bで選択した選択肢に応じた内容が、第2メニュー部4cに表示され、該第2メニュー部4cで選択した選択肢に応じた内容が、第3メニュー部4dに表示されるようになっている。なお、本実施形態においては、第1メニュー部4bの選択肢として、本体3の構成機器を選択可能としている。即ち、第1メニュー部4bの選択肢は、ハードディスク、カーナビゲーション、テレビジョン、MDチェンジャ及びCDチェンジャ等である。
【0029】
表示部5は、上述した表示部4の切り替え制御を、第1の制御信号及び第2の制御信号に応じた信号に基づいて行っている。即ち、制御部5は、各スイッチ41、42、43及び44からの第2の制御信号に応じて、音量レベル4a、第1メニュー部4b、第2メニュー部4c及び第3メニュー部4dを切り替えるよう制御している。つまり、制御部5は、第1スイッチ41から第2の制御信号が入力されると音量レベル4aを選択し、第2スイッチ42から第2の制御信号が入力されると第3メニュー部4dを選択し、第3スイッチ43から第2の制御信号が入力されると第2メニュー部4cを選択し、第4スイッチ44から第2の制御信号が入力されると第1メニュー部4bを選択する。
また、制御部5は、ロータリーエンコーダ11からの第1の制御信号に応じて音量レベル4aの変更及び各メニュー部4b、4c、4dにおける選択肢の選択等を行うよう制御していると共に、エンコーダ部10の回転方向に連動させて各選択肢を選択するように制御している。つまり、制御部5は、第2の制御信号に応じて第1の制御信号に割り当てられた制御を変更している。
【0030】
このように構成された操作装置1による車載用オーディオ装置2の制御について以下に説明する。
なお、初期状態として、例えば、図5に示すように第1メニュー部4bはハードディスクが選択され、第2メニュー部4cはハードディスクに記憶されているアルバムDが選択され、第3メニュー部4dはアルバムDの曲3が選択された状態となっている。この際、選択されている各選択肢は、例えば、対応するマークや文字の色が輝度を変化させて容易に認識できるように表示部4に表示されている。
【0031】
上述したように、曲3を聞いている状態において、運転者が音量を変更したい場合、図6(a)に示すようにリム部20が初期状態の位置であることを指先で認識した後、エンコーダ部10を回転させることにより音量を変更することができる。即ち、図4に示すようにリム部20は、第1保持部31に保持され、第1スイッチ41から第2の制御信号が制御部5に送られた状態となっている。つまり、音量レベル4aが選択された状態となっている。この状態で、エンコーダ部10を回転させることにより、ロータリーエンコーダ11から第1の制御信号が制御部5に送られるので音量を変更することが可能である。
また、この際、運転者は、指先でエンコーダ部10に触れた時点で、リム部20とエンコーダ部10とが略同一面であることを感触で認識可能であるので、エンコーダ部10の回転操作が、音量の変更であることを認識して操作することができる。従って、運転者は、ブラインド操作が行えると共に音量の変更という認識をもって適切な操作を行うことができる。また、エンコーダ部10の回転方向は、音量レベルと連動しているので、エンコーダ部10を右方向に回転させると、音量レベルが低下する。
【0032】
また、曲3を変更したい場合、図4及び図6(b)に示すようにリム部20を一段押して第2保持部42に保持させた後、エンコーダ部10を回転させることにより曲を変更することができる。即ち、第2スイッチ42がリム部20の位置を検出して、第2の制御信号を制御部5に送っている。つまり、第3メニュー部4dが選択された状態となっている。この状態で、エンコーダ部10を回転させることにより、ロータリーエンコーダ11から第1の制御信号が制御部5に送られるので曲を変更することが可能である。
また、この際、運転者は、音量変更時と同様に指先でエンコーダ部10に触れた時点で、エンコーダ部10がリム部20に対して若干突出した状態であることを指先の感触で認識可能であるので、エンコーダ部10の回転操作が、曲の変更であることを認識してブラインド操作することができる。また、エンコーダ部10を右方向に回転させると、曲4を選択することができる。
【0033】
更に、アルバムDを変更したい場合、図4及び図6(c)に示すようにリム部20を更に一段押して第3保持部43に保持させた後、エンコーダ部10を回転させることによりアルバムを変更することができる。即ち、第3スイッチ43がリム部20の位置を検出して、第2の制御信号を制御部5に送っている。つまり、第2メニュー部4cが選択された状態となっている。この状態で、エンコーダ部10を回転させることにより、ロータリーエンコーダ11から第1の制御信号が制御部5に送られるのでアルバムを変更することが可能である。
また、この際、運転者は、音量変更時と同様に指先でエンコーダ部10に触れた時点で、エンコーダ部10がリム部20に対して更に突出した状態であることを指先の感触で認識可能であるので、エンコーダ部10の回転操作が、アルバム変更であることを認識してブラインド操作することができる。また、エンコーダ部10を右方向に回転させると、アルバムEを選択することができる。
【0034】
また、ハードディスクではなくCDチェンジャに収納されているCDから音楽を聞きたい場合、図4及び図6(d)に示すようにリム部20を更にもう一段押して第4保持部44に保持させた後、エンコーダ部10を左方向に回転させることによりハードディスクからCDチェンジャに変更することができる。即ち、第4スイッチ44がリム部20の位置を検出して、第2の制御信号を制御部5に送っている。つまり、第1メニュー部4bが選択された状態となっている。この状態で、エンコーダ部10を回転させることにより、ロータリーエンコーダ11から第1の制御信号が制御部5に送られるので本体3の構成機器を変更することが可能である。
また、この際、運転者は、音量変更時と同様に指先でエンコーダ部10に触れた時点で、エンコーダ部10がリム部20に対して最大に突出した状態であることを指先の感触で認識可能であるので、エンコーダ部10の回転操作が、本体3の構成機器の変更であることを認識してブラインド操作することができる。
【0035】
なお、第1メニュー部4bをCDチェンジャに変更すると、第2メニュー部4c及び第3メニュー部4dはCDチェンジャに収納されているアルバムや曲に応じて表示の変更が行われる。
また、例えば、第1メニュー部4bとしてテレビジョンを選択した場合、第2メニュー部4c及び第3メニュー部4dにテレビチャンネル等が表示されると共に、選択した番組を表示部4で見ることが可能となる。
【0036】
また、リム部20を第2保持部32、第3保持部33又は第4保持部34に保持させ、曲やアルバム等の変更を行った後、再度リム部20を押して保持を解除させることにより、スプリング15の弾性力によって初期状態に戻すことが可能である。また、このときも指先の感触でリム部20が戻ったことを認識することが可能である。
更に、運転者は、エンコーダ部10を回転操作する際、接触子11aによりクリック感を感じながら操作を行うことができる。これにより、音量や曲変更等を行う際に、明確なクリック感も持って操作することができる。
【0037】
上述したように、この操作装置1によれば、保持機構30により、エンコーダ部10の外周に配されたリム部20を回転軸Bの軸方向に位置する各保持位置で保持可能であるので、エンコーダ部10の突出量がリム部20に対して変化する。従って、エンコーダ部10を指で回転させる際に、指の感触でエンコーダ部10の突出量、即ち、リム部20の位置を容易且つ確実に判断することが可能である。よって、指先の感覚のみでリム部20及びエンコーダ部10の状態を正確に認識して操作可能であるので、ドライバはブラインド操作が可能であると共に、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けて目的とする階層メニューの操作を行うことができる。
また、リム部20が初期位置に位置しているときは、最も頻繁に使用する音量の変更操作を行うことができ、リム部20を奥側に押すにつれて、曲の変更、アルバムの変更、使用する構成機器の変更といったようにより深い操作対象を操作することとなる。従って、操作するレベルとリム部20の位置関係とが同期しているので、指先で触れるだけで直感的に操作レベルを判断でき、操作の容易化を図ることができる。更に、エンコーダ部10の回転方向と選択肢の選択方向とが連動しているので、直感的に選択肢を選択でき、操作性を向上させることができる。
【0038】
また、リム部20が、保持機構30によって複数の位置で保持され、検出スイッチ40によりそれぞれの位置で保持されたことを検出して各保持位置に応じた第2の制御信号を制御部5に送るので、階層メニューの操作等より細かな制御を行うことができる。また、各保持位置に置いて、エンコーダ部10を回転操作する際、クリック感を感じながら操作可能であるので、明確な操作感を得ながら操作することができる。
更に、エンコーダ部10及びリム部20は、センターコンソールAから突出することはないので、ひっかかり等を防止することができる。
【0039】
次に本発明の第2実施形態を、図7を参照して説明する。この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、リム部20が、エンコーダ部10の外周に配され、回転軸Bの軸方向に移動可能であったのに対し、第2実施形態の操作装置50は、突起部(移動操作部材)51が、エンコーダ部52の外部に設けられる(即ち、ロータリエンコーダ部52の外周壁に突設される)と共にエンコーダ部52の径方向(回転面に沿う方向)に移動可能とされている点である。
【0040】
即ち、図7に示すように操作装置50は、エンコーダ部52の外部に等間隔の角度を開けて3つの突起部51を備えている。各突起部51は、それぞれ同期されており、いずれか1つの突起部51を径方向に移動させたとしても残り2つの突起部51も同様に径方向に移動するようになっている。また、各突起部51は、エンコーダ部52の中心方向に移動させた際に、保持機構30によって3個所の位置で保持されるようになっている。また、突起部51の各位置は、マイクロスイッチ等の検出スイッチ40により検出される。更に、突起部51が各位置に保持された際、検出スイッチ40は、それぞれ異なる第2の制御信号を制御部5に送っている。
また、突起部51の移動及びエンコーダ部52の回転操作は、指で外周部分を把持することにより操作を行うことが可能である。
【0041】
この操作装置50においては、保持機構30により、エンコーダ部52の外周に設けられた突起部51をエンコーダ部52の径方向に移動させた各位置で保持可能であるので、エンコーダ部52を指で把持して回転させる際に、指の感触で突起部51の径方向の突出量から、該突起部51の位置を容易且つ確実に判断することが可能である。従って、指の感覚のみで突起部51の状態を正確に認識して操作可能であるので、ブラインド操作が可能であると共に、第1の実施形態と同様に、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けて目的とする階層メニューの操作を行うことができる。
【0042】
次に本発明の第3実施形態を、図8及び図9を参照して説明する。この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、リム部20を移動させると共にその位置に応じた第2の制御信号を送っていたのに対し、第3実施形態の操作装置80は、エンコーダ部10を把持したときの把持位置を検出して第2の制御信号を送る点である。
【0043】
即ち、図8に示すように、操作装置80は、エンコーダ部10を把持した際に、回転面に交差する方向である回転軸B方向の把持位置を検出して、該把持位置に応じた第2の制御信号を送る位置検出機構90を備えている。
この位置検出機構90は、エンコーダ部10に向けて検出光Lを照射するLED等の光照射部である第1光照射部91、第2光照射部92及び第3光照射部93と、エンコーダ部10で反射された検出光Lを受光するPD等の光受光部である第1光受光部94、第2光受光部95及び第3光受光部96とを有しており、各光受光部94、95及び96による受光量の変化に基づいて把持位置を検出している。
【0044】
また、本実施形態においては、制御部5が、各光受光部94、95及び96から第2の制御信号が入力されない場合は音量レベル4aを選択し、第1光受光部94から第2の制御信号が入力されると第3メニュー部4dを選択し、第2光受光部95から第2の制御信号が入力されると第2メニュー部4cを選択し、第3光受光部96から第2の制御信号が入力されると第1メニュー部4bを選択するよう設定されている。
【0045】
この操作装置80では、エンコーダ部10を把持した際に、把持位置に応じて各光照射部91、92及び93が照射する検出光Lを遮断する。これにより、各光受光部94、95及び96が受光する受光量が変化する。例えば、図9に示すように、エンコーダ部10の中央付近を把持することによって、指先が第1光照射部91及び第2光照射部92が照射する検出光Lを遮断するので、第1光受光部94及び第2光受光部95の受光量が変化する。これにより、両光受光部94、95が把持位置を検出して、制御部5に第2の制御信号を送る。従って、制御部5が第2メニュー部4cを選択するので、エンコーダ部10を回転させて第1の制御信号を送ることで、例えば、図5に示す設定においては、アルバムを変更することができる。
また、エンコーダ部10の側面を把持しないで、即ち、検出光Lを遮断しないで指先によりエンコーダ部10を回転させた場合、音量を変更できる。
【0046】
この操作装置80においては、位置検出機構90により、エンコーダ部10を把持する指の位置を変えるだけで、容易に指の位置に応じた第2の制御信号を
制御部5に送ることができる。また、把持位置は、指先の感覚で容易に判断できるので、指先の感覚だけのブラインド操作で所望の第1の制御信号及び第2の制御信号を制御部5に送り、目的とする階層メニューの操作を行うことができる。
また、各光照射部91、92、93及び各光受光部94、95、96を備えているので、エンコーダ部10を把持した際に、受光量の違いから正確な把持位置を検出することができる。従って、操作の信頼性を向上させることができる。
更に、エンコーダ部10の深い位置を把持することは、階層メニューの使用頻度の低い、深い操作対象メニューを選択することになるので、把持するだけで直感的にメニューの階層を認識することができる。
【0047】
なお、エンコーダ部10を把持して検出光Lを遮断した際、どの光受光部が把持位置を検出したか運転者がより認識できるように、各光受光部が検出する毎に異なる音を発生する報知手段や、エンコーダ部10を振動させる加振手段等を別個に設けても構わない。
【0048】
なお、本発明の技術分野は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【0049】
例えば、上記各実施形態では、本発明の操作装置を車載用オーディオ装置の制御部に制御信号を送るものに適用したが、他の電子機器に制御信号を送る操作装置に適用しても構わない。例えば、電子機器としては、カーナビゲーションや車載用エアコンディショニング装置等に適用しても良い。
上記車載用エアコンディショニング装置を電子機器とする場合、例えば、第2の制御信号により、温度、風向、運転モードの順にメニューが切り替わり、第1の制御信号によって各メニューに割り当てられた命令を選択するように設定しても良い。例えば、上記第1実施形態の操作装置では、リム部が初期位置にあるときにエンコーダ部を回転させると温度が変更でき、リム部を1段押し込んでエンコーダ部を回転させると風向が変更されるといった設定にすることが可能である。
また、上記各実施形態において、それぞれ異なる第2の制御信号を送る複数の所定位置を3箇所に設定したが、これに限られるものではない。なお、この場合、例えば電子機器の階層メニューは、第2の制御信号の数に応じて設定されるのは言うまでもない。
更に、回転操作部材は、円筒状に形成されていたが、回転可能な形状に形成されていれば構わない。例えば、三角形や六角形等の多角形でも良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の操作装置によれば、回転操作部材を指で把持して回転させる際に、指の感触で移動操作部材の位置を容易且つ確実に判断することが可能である。従って、指で感覚のみで移動操作部材及び回転操作部材の状態を正確に認識して操作可能であるので、ブラインド操作が可能であると共に、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けながら確実に電子機器本体に送ることができる。また、回転操作部材と移動操作部材とで種々の操作が可能となるため、多数のスイッチを設ける必要がなく、設置スペースも最小限に抑えることができる。
また、本発明に係る電子機器によれば、上記本発明の操作装置を備えているので、ブラインド操作が可能であり、選択した機能を指先の感覚で容易且つ確実に判別することができ、第1の制御信号及び第2の制御信号を目的に応じて使い分けすることができる。従って、車載用オーディオ装置等の階層メニューを有する電子機器を、容易に指先によるブラインド操作で操作することが可能になると共に、各デバイスを一つにインテグレートさせて制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る操作装置及び電子機器において、車のセンターコンソールに取り付けた状態を示す図である。
【図2】 図1に示す電子機器の全体構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示す操作装置の上面図である。
【図4】 図1に示す操作装置の断面である。
【図5】 図1に示す電子機器の表示部の表示例を示す図である。
【図6】 図1に示す操作装置の操作を説明するために順に示した要部断面図であって、(a)はリム部が初期状態に位置する図であり、(b)はリム部が1段押された状態を示す図であり、(c)はリム部が更に1段押された状態を示す図であり、(d)はリム部が最下段に押された状態を示す図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る操作装置を示す図であって、(a)は上面図、(b)は側面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態に係る操作装置の断面図である。
【図9】 図8に示す操作装置を指で把持した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
L 検出光
1、50、80 操作装置
2 車載用オーディオ装置(電子機器)
4 表示部
4b 第1メニュー部
4c 第2メニュー部
4d 第3メニュー部
5 制御部
10、52 エンコーダ部(回転操作部材)
10a 相対イメージ部
11 ロータリーエンコーダ(回転量検出機構)
11a 接触子(回転付加抵抗機構)
20 リム部(移動操作部材)
30 保持機構
40 検出スイッチ(移動量検出機構)
51 突起部(移動操作部材)
90 位置検出機構
91 第1光照射部(光照射部)
92 第2光照射部(光照射部)
93 第3光照射部(光照射部)
94 第1光受光部(光受光部)
95 第2光受光部(光受光部)
96 第3光受光部(光受光部)

Claims (9)

  1. 被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、
    回転軸回りに指先で回転可能な回転操作部材と、
    該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、
    前記回転操作部材の周囲を囲むように配され、前記回転操作部材の回転面に交差する前記回転軸方向に指先で移動可能な移動操作部材と、
    該移動操作部材を移動させたときに、移動操作部材に対する前記回転操作部材の突出量が異なる複数の所定位置で移動操作部材を保持する保持機構と、
    該保持機構により前記移動操作部材を保持した際に、移動操作部材の移動量を検出して前記第2の制御信号を送る移動量検出機構と、を備え、
    前記移動量検出機構が、前記複数の所定位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とする操作装置。
  2. 被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、
    回転軸回りに指先で回転可能な回転操作部材と、
    該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、
    前記回転操作部材の外周壁に突設するように設けられ、回転操作部材の径方向に指先で移動可能な移動操作部材と、
    該移動操作部材を移動させたときに、前記径方向の突出量が異なる複数の所定位置で移動操作部材を保持する保持機構と、
    該保持機構により前記移動操作部材を保持した際に、移動操作部材の移動量を検出して前記第2の制御信号を送る移動量検出機構と、を備え、
    前記移動量検出機構が、前記複数の所定位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とする操作装置。
  3. 被制御対象部材を制御する信号として、第1の制御信号と該信号に割り当てられた制御を変更する第2の制御信号とを、被制御対象部材を有する電子機器本体に送る操作装置であって、
    回転軸回りに指先で回転可能であると共に外周壁を指先で把持可能な回転操作部材と、
    該回転操作部材の回転量を検出して該回転量に応じた前記第1の制御信号を送る回転量検出機構と、
    前記回転操作部材を把持した際に、前記回転操作部材の回転面に交差する前記回転軸方向の把持位置を検出して該把持位置に応じた前記第2の制御信号を送る位置検出機構と、を備え、
    前記位置検出機構は、前記回転操作部材の外周壁に向けて検出光を照射する光照射部と、前記回転操作部材で反射された前記検出光を受光する光受光部と、を前記回転軸方向に沿って複数備え、前記光受光部による受光量の変化に基づいて複数の把持位置を検出すると共に、複数の把持位置毎にそれぞれ異なる前記第2の制御信号を送ることを特徴とする操作装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の操作装置において、
    前記回転操作部材の回転に抵抗を加えると共に一定の回転角度で抵抗を低下させる回転抵抗付加機構を備えていることを特徴とする操作装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の操作装置を備えていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とに応じて、前記被制御対象部材を制御する制御部を備え、
    該制御部が、前記第2の制御信号に応じて前記第1の制御信号に割り当てられた制御を変更することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    情報が表示される表示部を備え、
    前記制御部が、前記表示部に前記回転操作部材の相対イメージ部を表示させる機能と、該相対イメージ部の側方に前記移動操作部の位置又は前記把持位置に応じた複数のメニュー部を階層表示させる機能とを有し、
    前記第2の制御信号に応じて前記複数のメニュー部を選択させ、
    該選択させたメニュー部の項目を前記第1の制御信号に応じて選択させることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器において、
    前記制御部が、前記複数のメニュー部を前記表示部に対して横並び順に表示させると共にこれら各メニュー部の項目を前記表示部に対して縦並び順に表示させ、
    前記回転操作部材の回転方向に連動させて前記各項目を選択させることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器において、
    前記制御部が、前記複数のメニュー部のうち第1メニュー部に選択機器の項目を表示させ、第2メニュー部にジャンル別の項目を表示させ、第3メニュー部にコンテンツの項目を表示させることを特徴とする電子機器。
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