JP4155424B2 - 切換弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば水道本管等の流体管に、流体管の流れを止めないで分岐管を接続し流体の流路を変更する際に用いられる切換弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の不断水工事に用いられる従来の切換弁装置には、例えば特開平8−219307号公報に開示されているものがある。
【0003】
これを図8および図9に基づいて説明する。流体管Pの穿孔機により円形に切断された分岐位置には、従来の切換弁装置Aが取付けられている。
【0004】
内径を流体管Pの外径よりも大きく形成された縦胴部Bと、縦胴部Bの両側に連設された袖管部Cと、流体管Pの側方を向く分岐口部Dとにより構成された割T字管Eは、流体管Pの中心を通る水平面を境にして上下2分割構造となっており、上下の各対向端部に設けたフランジ(図示略)同士を互いに結合することにより、流体管に取り付けられている。
【0005】
縦胴部Bは、その中心と、切断孔の中心とが同軸をなすようにして流体管Pに取り付けられ、その上端開口部は、弁蓋Fにより閉塞されている。縦胴部B内の中心軸線上には、弁軸Gが、その上端を弁蓋Fにより、かつ下端を縦胴部Bの底壁により回動可能に支持されて設けられている。
【0006】
弁軸Gにおける縦胴部B内に位置する上下の端部には、互いに同形、同位相の偏心カムH、Hが嵌合固着されている。
【0007】
上記両偏心カムHには、弁体Iにおける扇形をしている上下1対の支持板Jの基部の円筒部が、回転自在に嵌合されている。
【0008】
支持板Jの周端縁には、縦胴部Bの内径とほぼ同じ曲率の円弧状断面をなすとともに、外周面の中央部に流体管Pの切断端面Kが余裕をもって収容しうる矩形または円形の凹部が形成された仕切板Lが一体的に連設されている。仕切板Lの外面における凹部の周囲には、縦胴部Bの内面と密接するパッキンMが埋設されている。
【0009】
弁軸Gにおける上側の偏心カムHの上部には、駆動ピニオンNが嵌着され、この駆動ピニオンNは、弁蓋Fに回転自在に枢着された大径の従動ギヤOと噛合している。
【0010】
従動ギヤOの外周部に下向きに固着されたピンRは、上側の支持板Jに、それをほぼ二等分する中心線上に半径方向を向いて穿設された長孔Sと係合している。
【0011】
このように構成された切換弁装置Aによると、図9に示した弁体Iが左方の袖管部Cの流路を閉じ、流水が右方の袖管部Cより分岐口部Dに流通している状態から弁軸Gを回転させると、偏心カムHとピンRの作用により、弁体Iは分岐口部D側に回転しながら縦胴部B内面から離れ、弁体Iが左方の袖管部Cと分岐口部Dの中間位置で最大に離れ、さらに弁軸Gを回転させると、弁体Iは徐々に縦胴部Bの内面に接近しながら分岐口部Dの開口部に向って回転し、弁体Iの中央部が分岐口部Dの管軸中心とほぼ整合したところで、偏心カムHの分岐口部D方向への偏心量が最大となることから、弁体Iは分岐口部Dに向って押圧され、パッキンMが縦胴部Bの内面に圧接することにより分岐口部D側の流路が閉止され、流路が切り替えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような切換弁装置においては、流体管の外径よりも大きく、かつ縦胴部の内径よりも小さい外径を持ったホールソーによって流体管を穿孔切断するので、流体管の切断部が縦胴部の内周面より内方に突出することになり、縦胴部の内周面を直接弁座として使用しようとすると、切断部が弁体と干渉するという問題があった。その問題を解決するため、上述した切換弁装置は、偏心カムを用いて、弁体を切断部と干渉しないような構造をとったが、弁体が回転しながら縦胴部内周面より離れるので、仕切板の周囲のパッキンと切断部の離隔を大きく必要とし、縦胴部の内径を大きくしたり、弁体を大きくしたりする必要があり、切換弁装置全体の重量が増大し、コストも嵩む問題があった。
【0013】
本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決するためになされたもので、偏心カムを用いた縦胴部の内周面を弁座として使用する軽量で、安価な切換弁装置を提供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、縦胴部に連設された1対の袖管部と、側方を向く分岐口部とを有する割T字管を流体管の分岐位置に取り付け、該分岐位置において前記流体管を穿孔切断すると共に、外面に流体管の切断部における縦胴部内への突出端を収容可能な凹部が形成された仕切板と、基端部が前記割T字管に支承された弁軸に回転可能に支持された上下1対の支持板とにより構成された平面視扇形の弁体を前記切断部に挿入し、流体の流路を切り換える切換弁装置であって、
前記弁軸における弁体の支持部に設けられ、弁軸と一体をなすとともに、弁体の進退方向に対して直角方向のみに移動可能に弁体に設けられた摺動片が嵌合された偏心カムにより、少なくとも前記仕切板が一方の袖管部または分岐口部に対向しているとき、弁体を縦胴部の内面に対して進退移動させる進退手段と、
前記弁軸に固着された駆動ピニオンと、駆動ピニオンに噛合した中間ギヤに噛合するとともに、回動軸を弁体の回転方向に偏倚させて縦胴部の閉塞部に枢支された従動ギヤと、弁体の支持板に、それをほぼ二等分する中心線上に半径方向を向いて穿設され、前記弁体を回転させる直線部分および弁体を回転させない曲線部分とから構成された長孔と、前記回動軸に固定されたアームに突設され、前記長孔に係合されるピンとから構成され、該ピンを前記長孔の直線部分に係合させて前記弁体を弁軸回りに回転させる回動手段と、
前記流体管の管軸に平行な面が形成された第1ストッパーと、分岐口部の管軸に平行な面が形成された第2ストッパーとで構成されるストッパーと、を備え、
前記弁体の支持板には前記第1ストッパーおよび第2ストッパーのそれぞれの前記平行な面に当接する当接部を有し、前記弁体の回転のみを規制することを特徴としている。
この特徴により、偏心カムに嵌合された摺動片により、偏心カムによる弁体の横方向移動を摺動片が吸収し、偏心カムによる弁体の進退移動のみを取り出し、アームに突設されたピンが弁体の支持板の長孔に係合して弁体を回転させるのことができるので、仕切板が一方の袖管部または分岐管と対向してそれらを閉止しているとき、弁軸を回転させると、弁軸に設けた進退手段が弁体を内方に移動させて、仕切板を縦胴部の内面より隔離させる。その後に回動手段により弁体が回動させられるので、縦胴部の内面を弁座としても弁体が流体管の切断部との干渉を避ける距離を少なくすることができる。そのため、縦胴部の内径を大きくしたり、弁体を大きくしたりする必要が無くなり、切換弁装置全体のコストを下げることができる。
【0015】
また、長孔が、ピンの動きに合わせて弁体を回転させる直線部分と、ピンの動きを吸収し弁体を回転させない曲線部分とから構成されているので、弁軸を回転したときに、弁体を回転させる区間と、弁体を回転させない区間とを持つことができるので、弁体が進退移動しているときには弁体を回転させないでおくことができるようになる。したがって、パッキンと流体管の切断部との距離を極力小さくしても確実に避けることができるので弁体を小さくでき経済的になる。
【0016】
更に、弁体がストッパーに当接して弁体の回転をとめることができるので、確実に切断部をパッキンが避けることができ、止水に対する安全性が高まる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1および図2において、2は流体管であり、穿孔機により円形に切断された分岐位置には、本発明の切換弁装置1が取付けられている。
【0019】
流体管2の外径よりも大きな内径に形成された縦胴部4と、縦胴部4に連設された袖管部5と、袖管部5に対して側方を向く分岐口部6とによって構成される割T字管3は、流体管2の中心を通る水平面を境にして上下2分割構造となっており、上下の各対向端部に設けたフランジ(図示略)同士を互いに結合することにより一体に形成されている。
【0020】
割T字管3は、縦胴部4の中心と、切断孔の中心とが同軸をなすようにして流体管2に取付けられ、袖管部5の受口部5aにゴム輪7を挿入し、2つ割押輪8で押圧することにより、流体管2との水密性を保っている。
【0021】
縦胴部4の上端開口部は、弁蓋9により閉塞されている。縦胴部4内の中心軸線上には、弁軸10が、その上端を弁蓋9により、かつ下端を縦胴部4の底壁により回動可能に枢支されて立設されている。
【0022】
弁軸10における縦胴部4内に位置する上下の端部には、互いに同形、同位相をなす偏心カム11、11が嵌合固着されている。
【0023】
上記両偏心カム11には、弁体12における扇形をなす上下1対の支持板12aの基部に設けられた摺動片12bが、回転自在に嵌合されている。なお、偏心カム11の偏心方向は、弁体12が左方の袖管部5および分岐口部6を閉じた時、それらの管軸方向を向くようにしてあり、また、偏心カム11の偏心量は流体管2における切断端面の縦胴部4内への突出寸法よりも若干大としてある。
【0024】
前記摺動片12bは、支持板12aの中心線に対して直角方向にのみ摺動可能に設けられている。
【0025】
支持板12aの周端縁には、縦胴部4の内径とほぼ同じ曲率の円弧状断面をなすとともに、外周面の中央部に流体管2の切断端面が余裕をもって収容しうる矩形又は円形の凹部13が形成された仕切板12cが一体的に連設されている。
【0026】
仕切板12cの外面における凹部13の周囲には、縦胴部4の内面と密接するパッキン14が埋設されている。
【0027】
なお、上記仕切板12cは、縦胴部4における分岐口部6と流体管2に連通する開口部を閉塞しうる所要の面積を有している。
【0028】
弁軸10における上側の偏心カム11の上部には、駆動ピニオン15が嵌着され、この駆動ピニオン15は、弁蓋9に回転自在に枢着された大径の中間ギヤ16と噛合し、中間ギヤ16は、同じく弁蓋9に回転自在に枢着された従動ギヤ17と噛合している。従動ギヤ17の支軸17aは、支持板12aを半径方向に沿って二等分する中心線に対し分岐口部6側にほぼ45゜ずらした線上に位置させてある。
【0029】
従動ギヤ17に設けられたアーム17bの端部に下向として固着されたピン18は、上側の支持板12aに、それをほぼ二等分する中心線上に半径方向を向いて穿設された長孔19と係合しており、長孔19は図2に示すように、支持板12aの周端縁側には、ピン18の直径とほぼ同じ幅の直線部19aが形成され、弁軸側には曲線部19bが形成されている。弁体12が流体管2の流路を閉止しているときには、ピン18は、長孔19の曲線部19bの弁軸側終端部と当接又は近接している。なお、上記駆動ピニオン15、中間ギヤ16、従動ギヤ17、ピン18および長孔19により、弁体12の回動手段を構成している。
【0030】
弁蓋9には、縦胴部内側に突出し、弁体12の支持板12aの上部に形成された当接部材12dに当接する流体管2の管軸に平行な面が形成された第1ストッパー20と、分岐口部6の管軸に平行な面が形成された第2ストッパー21とが設けられている。
【0031】
次に図3〜図7を参照して上記実施例の作用を説明する。
【0032】
図3は、弁体12が左方の袖管部5の流路を閉じ、水が右方の袖管部5より分岐口部6に流通している状態を示すもので、この状態では偏心カム11は左方に変位して、弁体12はパッキン14を介して割T字管3の縦胴部4の内周面に押圧されている。また、摺動片12bは弁体12の中央に位置し、ピン18は、長孔19の曲線部19bの弁軸側端面と近接した位置にあり、当接部材12dは第1ストッパー20に当接している。
【0033】
この状態から弁軸10を平面視時計方向に回転させると、摺動片12bが偏心カム11の回転により流体管2の管軸直角方向に変位し始め、図4に示すように、偏心カム11が90゜を超え、135゜まで回転すると、弁体12は縦胴部4の内面より弁体12が袖管部5を向いた状態での最大寸法離間する。
【0034】
上記回転時において、弁体12は、摺動片12bが弁体軸直角方向に摺動することによって偏心カム11による弁体12の軸直角方向の動きが吸収され、長孔19の曲線部19bに当接して摺動しているピン18と、第1ストッパー20に当接している当接部材12dによって管軸方向にのみ移動する。
【0035】
このように、弁軸10の回転初期には、弁体12の回転を抑えながら縦胴部4より大きく離間するので、弁体12が縦胴部4内に突出している流体管2の切断部と干渉するのが防止される。
【0036】
図5に示すように、弁軸10をさらに回転させ、偏心カム11がほぼ225゜まで回転すると、偏心カム11は仕切板12cと正反対方向に変位して弁体12と縦胴部4との離間距離が最大となる。ピン18は長孔19の直線部19aの外方端まで移動する。
【0037】
この状態から、偏心カム11がさらにほぼ90゜回転すると、図6に示すように、弁体12は、その中央部が分岐口部6の管軸中心とほぼ整合するまで移動し、弁体12の当接部材12dが第2ストッパー21と当接する。ピン18は長孔19の直線部19aと曲線部19bの境界部に位置している。
【0038】
弁軸10および偏心カム11がほぼ450゜回転すると、図7に示すように、弁体12は、偏心カム11の作用により、徐々に縦胴部4の内面に接近し、偏心カム11の分岐口部6方向への偏心量が最大となることから、弁体12は分岐口部6に向って押圧され、パッキン14が縦胴部4の内面に圧接することにより分岐口部6側の流路が閉止される。その結果、水の流路は流体管2側に切り換る。そして弁体12は摺動片12bと第2ストッパー21と曲線部19bの相互作用により、分岐口部方向に直線的に移動することができる。
【0039】
弁体12を再度左方の袖管部5側に回動する際は、弁軸10を平面視反時計方向に回転させればよく、これにより上記と逆の作用で弁体12を図3に示す元の位置まで回転させることができる。
【0040】
以上説明したように、上記実施例の切換弁装置においては、弁軸10の回転初期には、弁体12は回転せずに縦胴部4の内周面から離れるように後退し、弁体12が袖管部5および分岐口部6の開口部より内方に所定寸法離間したのち、回転するので、流体管2の切断部が縦胴部4内に突出していても、弁体12は支障なく回転することができる。
【0041】
したがって、弁体が回転せずに後退するので、従来の切換弁装置に比べて縦胴部4の内周面からの離間距離を小さくすることができるので、縦胴部の内径を大きくしたり、弁体を大きくする必要がないので、コスト低減が図れ、かつ装置全体が軽量化する。
【0042】
本発明は上記実施例に限定されるものではない。
【0043】
例えば、駆動ピニオン15や、中間ギヤ16、従動ギヤ17等の回動手段を、縦胴部内の下方にも配設し、上下両側の支持板12aにピン18を係合して弁体12を回動させるようにしてもよい。
【0044】
実施例では、長孔19の曲線部19bは袖管部5を閉塞するときにピン18が接する曲線部分と分岐口部6閉塞するときにピンが接する曲線部分との間が大きくあいているが、二股状の溝に形成してもよい。また、長孔19は、支持板12aに形成された溝であったが、支持板12にピン18が接する突出提を連続形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、偏心カムに嵌合された摺動片により、偏心カムによる弁体の横方向移動を摺動片が吸収し、偏心カムによる弁体の進退移動のみを取り出し、アームに突設されたピンが弁体の支持板の長孔に係合して弁体を回転させるのことができるので、仕切板が一方の袖管部または分岐管と対向してそれらを閉止しているとき、弁軸を回転させると、弁軸に設けた進退手段が弁体を内方に移動させて、仕切板を縦胴部の内面より隔離させる。その後に回動手段により弁体が回動させられるので、縦胴部の内面を弁座としても弁体が流体管の切断部との干渉を避ける距離を少なくすることができる。そのため、縦胴部の内径を大きくしたり、弁体を大きくしたりする必要が無くなり、切換弁装置全体のコストを下げることができる。
【0046】
また、弁軸を回転したときに、弁体を回転させる区間と、弁体を回転させない区間とを持つことができるので、弁体が進退移動しているときには弁体を回転させないでおくことができるようになる。したがって、パッキンと流体管の切断部との距離を極力小さくしても確実に避けることができるので弁体を小さく造ることができ経済的になる。
【0047】
更に、弁体がストッパーに当接して弁体の回転をとめることができるので、確実に切断部をパッキンが避けることができ、止水に対する安全性が高まる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す中央縦断正面図である。
【図2】同じく、I−I線に沿う横断平面図である。
【図3】本発明の概略平面図で、弁体が袖管部を閉止している状態を示す説明図であり、(a)は弁体を示し、(b)は偏心カムと摺動片を示す。
【図4】同じく、弁軸を135゜回転させたときの説明図である。
【図5】同じく、弁軸を225゜回転させたときの説明図である。
【図6】同じく、弁軸を315゜回転させたときの説明図である。
【図7】同じく、弁軸を450゜回転させたときの説明図である。
【図8】従来例を示す中央縦断正面図である。
【図9】同じく、II−II線に沿う横断平面図である。
【符号の説明】
1 切換弁装置
2 流体管
3 割T字管
4 縦胴部
5 袖管部
5a 受口部
6 分岐口部
7 ゴム輪
8 2つ割押輪
9 弁蓋
10 弁軸
11 偏心カム
12 弁体
12a 支持板
12b 摺動片
12c 仕切板
12d 当接部材
13 凹部
14 パッキン
15 駆動ピニオン
16 中間ギヤ
17 従動ギヤ
17a 支軸
17b アーム
18 ピン
19 長孔
19a 直線部
19b 曲線部
20 第1ストッパー
21 第2ストッパー

Claims (1)

  1. 縦胴部に連設された1対の袖管部と、側方を向く分岐口部とを有する割T字管を流体管の分岐位置に取り付け、該分岐位置において前記流体管を穿孔切断すると共に、外面に流体管の切断部における縦胴部内への突出端を収容可能な凹部が形成された仕切板と、基端部が前記割T字管に支承された弁軸に回転可能に支持された上下1対の支持板とにより構成された平面視扇形の弁体を前記切断部に挿入し、流体の流路を切り換える切換弁装置であって、
    前記弁軸における弁体の支持部に設けられ、弁軸と一体をなすとともに、弁体の進退方向に対して直角方向のみに移動可能に弁体に設けられた摺動片が嵌合された偏心カムにより、少なくとも前記仕切板が一方の袖管部または分岐口部に対向しているとき、弁体を縦胴部の内面に対して進退移動させる進退手段と、
    前記弁軸に固着された駆動ピニオンと、駆動ピニオンに噛合した中間ギヤに噛合するとともに、回動軸を弁体の回転方向に偏倚させて縦胴部の閉塞部に枢支された従動ギヤと、弁体の支持板に、それをほぼ二等分する中心線上に半径方向を向いて穿設され、前記弁体を回転させる直線部分および弁体を回転させない曲線部分とから構成された長孔と、前記回動軸に固定されたアームに突設され、前記長孔に係合されるピンとから構成され、該ピンを前記長孔の直線部分に係合させて前記弁体を弁軸回りに回転させる回動手段と、
    前記流体管の管軸に平行な面が形成された第1ストッパーと、分岐口部の管軸に平行な面が形成された第2ストッパーとで構成されるストッパーと、を備え、
    前記弁体の支持板には前記第1ストッパーおよび第2ストッパーのそれぞれの前記平行な面に当接する当接部を有し、前記弁体の回転のみを規制することを特徴とする切換弁装置。
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