JP4154862B2 - 多角形の紙製容器 - Google Patents
多角形の紙製容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4154862B2 JP4154862B2 JP2001075625A JP2001075625A JP4154862B2 JP 4154862 B2 JP4154862 B2 JP 4154862B2 JP 2001075625 A JP2001075625 A JP 2001075625A JP 2001075625 A JP2001075625 A JP 2001075625A JP 4154862 B2 JP4154862 B2 JP 4154862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- polygonal
- lid
- octagonal
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にアイスクリームなどや即席食品類やキャンデー類などを収容する、上部が多角形の紙カップ容器20や適宜の多角形の紙製箱体30などに台形状の多角形の浮上げ部aを設けた多角形の紙製蓋体を被せて用いる多角形の紙製容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図2に示すような、絵柄状などの浮上げ部2aを設けた、例えば6角形の蓋面板2の、前後斜めの各辺に、側面板3 ,3 ,3 ,…を折り目線( 符号がない1点鎖線、以下同じ )を介して連設して、これらの側面板3 ,3 ,3 ,…の、相対する縦辺のどちらか一方の各縦辺に、貼着片4 ,4 ,4 ,…を折り目線を介して連設して、それぞれの側面板3の端部と貼着片4とを貼着した、図2B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体が、図2Cに示すように、即席食品類やキャンデー類などを収容する、例えば6角形の底面板32と側面板33 ,33 ,33 ,…とを連設して成る、適宜の6角形又は8角形以上の紙製箱体30などに被せて、一般に広く用いられている。
【0003】
また従来から、図3に示すような、ドーナツ状などの浮上げ部2aを設けた円形の蓋面板2の、全周辺に、リング状の側面板3と、幅がリング状の側面板3より狭いリング状の折込み片5とを、折り目線を介して順に連設して、この側面板3と折込み片5とに、放射状の多数の押し罫線b ,b ,b ,…を設けて、この押し罫線b ,b ,b ,…部分を縮めながら側面板3を折下げて、また押し罫線b ,b,b ,…部分を縮めながら折込み片5を折込んで、それぞれリング状の側面板3と折込み片5とを貼着した、図3B ,Cに示すかぶせ蓋状の円形の紙製蓋体が、図3Cに示すように、主にアイスクリームなどを収容する、通常の円形の紙カップ容器20などに被せて、紙製蓋体の内側の、折込み片5の上部の嵌合凹溝cに紙カップ容器20のフランジ22を嵌合して、一般に広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来の、適宜の6角形又は8角形以上の紙製箱体30などに被せて用いる、図2に示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体については、かぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の形状が新奇であって、展示効果などが優れた多角形の紙製蓋体であるものの、例えば6角形の蓋面板2に設けた、絵柄状などの浮上げ部2aの高さが、せいぜい1 .0〜1 .5mm程度であるために、浮上げ部2aの顧客にアピールする力などが、やゝ不満足なものであった。
【0005】
また従来の、通常の円形の紙カップ容器20などに被せて用いる、図3に示すかぶせ蓋状の円形の紙製蓋体については、通常の円形の紙カップ容器20などに被せるだけで、簡単に紙製蓋体の内側の、折込み片5の上部の嵌合凹溝cに紙カップ容器20のフランジ22を嵌合して閉蓋することができる、かぶせ蓋状の円形の形状が新奇であって、展示効果などが優れた円形の紙製蓋体であるものの、リング状の側面板3に設けた、縮めながら折下げた放射状( 図3Bでは上下方向)の多数の押し罫線b ,b ,b ,…が目立つ上に、円形の蓋面板2に設けた、ドーナツ状などの浮上げ部2aの高さが、せいぜい0 .5〜1 .0mm程度であるために、浮上げ部2aの蓋面板2を保形する力や顧客にアピールする力などが、やゝ不満足なものであった。
【0006】
なお、絵柄状などの浮上げ部2aの高さを、そのまま3〜5mm程度にまで高くした場合、あるいはドーナツ状などの浮上げ部2aの高さを、そのまま3〜5mm程度にまで高くした場合には、それぞれの板紙などの繊維の伸びに限界があるために、浮上げ部2aの角隅部分や周辺部分などの繊維が伸縮するなどして皺が発生して、それぞれの紙製蓋体の展示効果などを損なう恐れがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、主にアイスクリームなどや即席食品類やキャンデー類などを収容する、上部が多角形の紙カップ容器20や適宜の多角形の紙製箱体30などに被せて用いる、顧客に強くアピールすることができる、高さが3〜5mm程度の台形状の多角形の浮上げ部2aを設けた、展示効果などが優れた、多角形の紙製蓋体を被せて用いる紙製容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の多角形の紙製容器は、図1に示すように、6角形又は8角形以上( 図1A ,Bでは8角形、以下同じ )の蓋面板2の、前後左右斜めの各辺に、側面板3 ,3 ,3 ,…を折り目線を介して連設して、これらの側面板3 ,3 ,3 ,…の、相対する縦辺のどちらか一方の各縦辺に、貼着片4 ,4 ,4 ,…を折り目線を介して連設して成る、かぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体と上部が6角形又は8角形以上の紙製カップ容器からなる多角形の紙製容器において、紙製蓋体の蓋面板2の中央部に、蓋面板2を浮き上げた台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aを設けて、中央部の浮上げ部2aとその周辺部の蓋面板2との間には、浮上げ部2aが蓋面板2より3〜5mm程度高くなるような幅からなる浮上げ補助部aを設け、浮上げ部2aと浮上げ補助部aは山折線、浮上げ補助部aと周辺部の蓋面板2は谷折線、周辺部の蓋面板2と側面板3は山折線を介して設けられており、この浮上げ部2aの各角隅と周辺部の蓋面板2の各角隅とを結ぶ位置に、押し罫線b ,b ,b ,…を設けたことを特徴とする多角形の紙製容器である。
【0009】
本発明の多角形の紙製容器においては、6角形又は8角形以上の蓋面板2の、前後左右斜めの各辺に、側面板3 ,3 ,3 ,…を折り目線を介して連設して、これらの側面板3 ,3 ,3 ,…の、相対する縦辺のどちらか一方の各縦辺に、貼着片4 ,4 ,4 ,…を折り目線を介して連設して、それぞれの側面板3の端部と貼着片4とを貼着した、図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体を被せて用いるものであって、図1C( 図3C )に示すように、主にアイスクリームなどを収容する、上部が6角形又は8角形以上の紙カップ容器20などに被せて用いる、また図2Cに示すように、即席食品類やキャンデー類などを収容する、例えば8角形の底面板32と側面板33 ,33 ,33 ,…とを連設して成る、適宜の6角形又は8角形以上の紙製箱体30などに被せて用いる、かぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の形状が新奇であって、展示効果などが優れた多角形の紙製蓋体を得ることができる。
【0010】
また、本発明の多角形の紙製容器においては、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体において、蓋面板2の中央部に、台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aを設けて、この浮上げ部2aの各角隅と蓋面板2の各角隅とを結ぶ位置に、押し罫線b ,b ,b ,…を設けたことによって、この押し罫線b ,b ,b ,…の働きで、顧客に強くアピールすることができる、高さが3〜5mm程度の台形状の多角形の浮上げ部2aを設けた多角形の紙製蓋体を得ることができる。
【0011】
すなわち、蓋面板2の中央部に設けた、高さが3〜5mm程度の台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aが、歪みなどを防止して、蓋面板2を良好に保形するとともに、高さが3〜5mm程度の浮上げ作業にともなう、特に角隅部分の板紙などの繊維の伸びの限界を、浮上げ部2aの各角隅と蓋面板2の各角隅とを結ぶ押し罫線b ,b ,b ,…部分が縮まることで吸収して、繊維が伸縮するなどして皺が発生することを少なくした、顧客に強くアピールすることができる、高さが3〜5mm程度の台形状の多角形の浮上げ部2aを設けることができる。
【0012】
加えて、本発明の多角形の紙製容器は、前述した多角形の紙製蓋体において、図1A ,Cに示すように、側面板3 ,3 ,3 ,…の( 図1Aでは前後左右斜めの)各下辺に、上下幅が側面板3より狭い折込み片5 ,5 ,5 ,…を折り目線を介して連設したことを特徴とする多角形の紙製蓋体である。
【0013】
本発明の多角形の紙製容器においては、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体において、側面板3 ,3 ,3 ,…の各下辺に、上下幅が側面板3より狭い折込み片5 ,5 ,5 ,…を折り目線を介して連設したことによって、側面板3 ,3 ,3 ,…の内面側に折込み片5 ,5 ,5 ,…を折込んで、それぞれの側面板3と折込み片5とを貼着して、側面板3 ,3 ,3 ,…を補強するとともに、上下幅が側面板3より狭い折込み片5 ,5 ,5 ,…の上部に、図1Cに示す嵌合凹溝cを形成したものであって、図1Cに示すように、主にアイスクリームなどを収容する、上部が6角形又は8角形以上の紙カップ容器20などに被せるだけで、簡単に紙製蓋体の内側の、折込み片5 ,5 ,5 ,…の上部の嵌合凹溝cに紙カップ容器20のフランジ22を嵌合して閉蓋することができる、閉蓋 ,開蓋などが容易な多角形の紙製蓋体を得ることができる。
【0014】
また加えて、本発明の多角形の紙製容器は、前述した多角形の紙製蓋体において、少なくとも側面板3 ,3 ,3 ,…と貼着片4 ,4 ,4 ,…と折込み片5 ,5,5 ,…との内面側に、図示していない熱接着層を設けたことを特徴とする多角形の紙製蓋体である。
【0015】
本発明の多角形の紙製蓋体においては、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体において、少なくとも側面板3 ,3 ,3 ,…と貼着片4 ,4 ,4 ,…と折込み片5 ,5 ,5 ,…との内面側に、通常のヒートシールラッカーなどの熱接着層を設けたことによって、前述したそれぞれの側面板3の端部と貼着片4とを貼着する時に、また前述したそれぞれの側面板3と折込み片5とを貼着する時に、それぞれ接着剤などを用いる必要がなくて、通常の板紙用の1つ又は2つの熱圧着工程で、簡単にかぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体を作製することができる。
【0016】
なお、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体の、蓋面板2の内面側については、後述する約50〜100℃の雌雄の加熱金型を用いた浮上げ工程で、蓋面板2の中央部に、台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aを設けることが多いために、通常のヒートシールラッカーなどの熱接着層を設けることは、好ましくない。
【0017】
さらに加えて、本発明の多角形の紙製容器は、前述した多角形の紙製蓋体において、全ての板 ,片の内面側に、図示していない耐水性などを有する熱融着性樹脂層を設けたことを特徴とする多角形の紙製蓋体である。
【0018】
本発明の多角形の紙製容器においては、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体において、全ての板 ,片の内面側に、15〜30μm程度の通常のポリエチレンやポリプロピレンなどの、耐水性などを有する熱融着性樹脂層を設けたことによって、前述した通常のヒートシールラッカーなどの熱接着層を設けた場合と同様に、通常の板紙用の1つ又は2つの熱圧着工程で、簡単にかぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体を作製することができる上に、図1Cに示すように、主にアイスクリームなどを収容した、上部が6角形又は8角形以上の紙カップ容器20などに被せた時に、かぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体の全ての板 ,片の内面側に、耐水性などを有しているために、そのまま冷蔵するなどして、衛生的に流通販売することができる。
【0019】
なお、前述した図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体の、耐水性などを有する熱融着性樹脂層を設けた蓋面板2の内面側については、通常のポリエチレンやポリプロピレンなどに、90〜120℃程度の耐熱性があるために、後述する約50〜100℃の雌雄の加熱金型を用いた浮上げ工程で、蓋面板2の中央部に、台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aを、特に支障なく設けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の多角形の紙製容器については、後述する実施例に示すように、表面に美麗な印刷をして、内面側に熱融着性樹脂層を設けた適宜の板紙などを用いて、押し罫線b ,b ,b ,…部分の幅を、通常の折り目線より少し広げた打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない長方形状の多角形の紙製蓋体のブランクを作製して、雌雄の加熱金型を用いた浮上げ工程で、高さが3〜5mm程度の台形状の多角形の浮上げ部2aを設けた後に、通常の板紙用の熱圧着工程で、それぞれの側面板3の端部と貼着片4とを熱圧着して、続いてそれぞれの側面板3と折込み片5とを熱圧着して、簡単にかぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体を作製する、工程が簡単で作製費用が廉価な多角形の紙製蓋体を提供することができる。
【0021】
【実施例】
図1Aは、本発明の実施例における多角形の紙製蓋体のブランクの平面図であって、図1B ,Cは、かぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体の斜視図 ,断面図である。
【0022】
すなわち、8角形の蓋面板2の、前後左右斜めの各辺に、側面板3 ,3 ,3 ,…と、上下幅が側面板3より1 .5mm狭い折込み片5 ,5 ,5 ,…とを、折り目線を介して順に連設して、これらの側面板3 ,3 ,3 ,…の、相対する縦辺のどちらか一方の各縦辺に、貼着片4 ,4 ,4 ,…を折り目線を介して連設して、図1Aに破線で示す浮上げ部2aの各角隅と蓋面板2の各角隅とを結ぶ位置に、押し罫線b ,b ,b ,…を設けた、図1Aに示す多角形の紙製蓋体のブランクであって、表面に美麗な印刷をして、内面側に20μmの通常のポリプロピレン樹脂層を設けた320g/m2 の裏白コートマニラ紙を用いて、押し罫線b ,b ,b ,…部分の幅を、縮まり易いように、通常の折り目線より少し( 0 .7mmを1 .0mmに )広げた打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない長方形状の多角形の紙製蓋体のブランクを作製した。
【0023】
次に、約50〜100℃の雌雄の加熱金型を用いた浮上げ工程で、図1Aに示す多角形の紙製蓋体のブランクの、蓋面板2の中央部に、顧客に強くアピールすることができる、高さが5mm程度の、台形状の8角形の浮上げ部2aを設けた後に、通常の板紙用の熱圧着工程で、図1Aに示す多角形の紙製蓋体のブランクの、全ての符号がない折り目線を山折りして、それぞれの側面板3の端部と貼着片4とを、接着剤などを用いないで熱圧着して、続いて側面板3 ,3 ,3 ,…の内面側に折込み片5 ,5 ,5 ,…を折込んで、それぞれの側面板3と折込み片5とを、接着剤などを用いないで熱圧着して、縦 ,横 ,高さが、1つの例として、例えば65×90×10mmの、図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体を作製した。
【0024】
続いて、機械的なアイスクリームの充填工程で、図1B ,Cに示すかぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体を、125mlのアイスクリームを収容した、上部が8角形で下部が丸みを帯びた8角形の紙カップ容器20に被せたところ、図1Cに示すように、簡単に紙製蓋体の内側の、折込み片5 ,5 ,5 ,…の上部の1 .5mm幅の嵌合凹溝cに紙カップ容器20のフランジ22が嵌合して閉蓋して、しかも紙製蓋体の全ての板 ,片の内面側に、耐水性などを有するポリプロピレン樹脂層を設けたために、そのまま冷蔵するなどして、衛生的に流通販売することができる、本実施例の多角形の紙製蓋体を得ることができた。
【0025】
本発明の実施例における、多角形の紙製蓋体においては、アイスクリームなどを収容する、図1Cに示す上部が8角形の紙カップ容器20などに被せて用いる、また即席食品類やキャンデー類などを収容する、8角形の底面板32と側面板33 ,33 ,33 ,…とを連設して成る、図示していない適宜の8角形の紙製箱体30などに被せて用いる、かぶせ蓋状の多角形( 8角形 )の形状が新奇であって、蓋面板2の中央部に、顧客に強くアピールすることができる、高さが5mm程度の台形状の8角形の浮上げ部2aを設けて、この浮上げ部2aの各角隅に設けた押し罫線b ,b ,b ,…部分が縮まることで、特に角隅部分に皺が発生することを少なくした、展示効果などが優れた多角形の紙製蓋体を得ることができた。
【0026】
【発明の効果】
以上、実施例ほかに示すとおり、本発明の多角形の紙製容器においては、主にアイスクリームなどや即席食品類やキャンデー類などを収容する、上部が多角形の紙カップ容器20や適宜の多角形の紙製箱体30などに被せて用いる、かぶせ蓋状の多角形の形状が新奇で、工程が簡単で作製費用が廉価な多角形の紙製蓋体を被せて用いるものであって、顧客に強くアピールすることができる、高さが3〜5mm程度の台形状の多角形の浮上げ部2aを設けて、この浮上げ部2aの各角隅に設けた押し罫線b,b ,b ,…部分が縮まることで、特に角隅部分が毛羽立つことを少なくした、展示効果などが優れた多角形の紙製蓋体を被せて用いる多角形の紙製容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における、図1Aは、多角形の紙製蓋体のブランクの平面図であって、図1B ,Cは、かぶせ蓋状の多角形の紙製蓋体の斜視図 ,断面図である。
【図2】 図2Aは、従来の6角形の紙製蓋体のブランクの平面図であって、図2B ,Cは、従来のかぶせ蓋状の6角形の紙製蓋体の斜視図 ,断面図である。
【図3】 図3Aは、従来の円形の紙製蓋体のブランクの平面図であって、図3B ,Cは、従来のかぶせ蓋状の円形の紙製蓋体の斜視図 ,断面図である。
【符号の説明】
2 …蓋面板
3 …側面板
4 …貼着片
5 …折込み片
20 …紙カップ容器
22 …フランジ
30 …紙製箱体
32 …底面板
33 …側面板
2a …浮上げ部
a …浮上げ補助部
b …押し罫線
c …嵌合凹溝
Claims (4)
- 6角形又は8角形以上の蓋面板2の、前後左右斜めの各辺に、側面板3 ,3 ,3 ,…を折り目線を介して連設して、これらの側面板3 ,3 ,3 ,…の、相対する縦辺のどちらか一方の各縦辺に、貼着片4 ,4 ,4 ,…を折り目線を介して連設して成る、かぶせ蓋状の6角形又は8角形以上の紙製蓋体と上部が6角形又は8角形以上の紙製カップ容器からなる多角形の紙製容器において、紙製蓋体の蓋面板2の中央部に、蓋面板2を浮き上げた台形状の6角形又は8角形以上の浮上げ部2aを設けて、中央部の浮上げ部2aとその周辺部の蓋面板2との間には、浮上げ部2aが蓋面板2より3〜5mm程度高くなるような幅からなる浮上げ補助部aを設け、浮上げ部2aと浮上げ補助部aは山折線、浮上げ補助部aと周辺部の蓋面板2は谷折線、周辺部の蓋面板2と側面板3は山折線を介して設けられており、この浮上げ部2aの各角隅と周辺部の蓋面板2の各角隅とを結ぶ位置に、押し罫線b ,b ,b ,…を設けたことを特徴とする多角形の紙製容器。
- 請求項1に記載の多角形の紙製容器において、側面板3 ,3 ,3 ,…の各下辺に、上下幅が側面板3より狭い折込み片5 ,5 ,5 ,…を折り目線を介して連設したことを特徴とする多角形の紙製容器。
- 請求項1又は請求項2に記載の多角形の紙製容器において、少なくとも側面板3 ,3 ,3 ,…と貼着片4 ,4 ,4 ,…と折込み片5 ,5 ,5 ,…との内面側に、熱接着層を設けたことを特徴とする多角形の紙製容器。
- 請求項1又は請求項2に記載の多角形の紙製容器において、全ての板 ,片の内面側に、耐水性などを有する熱融着性樹脂層を設けたことを特徴とする多角形の紙製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075625A JP4154862B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 多角形の紙製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075625A JP4154862B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 多角形の紙製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274554A JP2002274554A (ja) | 2002-09-25 |
JP4154862B2 true JP4154862B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=18932675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001075625A Expired - Fee Related JP4154862B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 多角形の紙製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4154862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6320384B2 (ja) | 2012-08-22 | 2018-05-09 | ピーティーエム・パッケージング・ツールズ・マシネリー・ピーティーイー.・リミテッド | 紙ベースの容器蓋 |
-
2001
- 2001-03-16 JP JP2001075625A patent/JP4154862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002274554A (ja) | 2002-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106573725B (zh) | 模切盖体以及相关联的容器和方法 | |
US4566591A (en) | Multiple packaging device | |
ES2369916T3 (es) | Copa con tapa rellena con un producto. | |
US4427148A (en) | Hermetically sealed tray | |
US5110004A (en) | Lid assembly | |
JP4154862B2 (ja) | 多角形の紙製容器 | |
US2873023A (en) | Transparent display container | |
US3208626A (en) | Container closure and package including same | |
ES2255353B1 (es) | Tapa contenedora para envase. | |
EP1036740A2 (en) | A drinks can with a protective film | |
JPH0513716Y2 (ja) | ||
CN115175856A (zh) | 食品容纳容器 | |
JP2571298Y2 (ja) | 再封可能な筒状容器 | |
JP4917856B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP3042846U (ja) | 紙製容器 | |
JPH0338127Y2 (ja) | ||
US4733779A (en) | Package for paste-like products and wrapper blank for use with the package | |
CN218594803U (zh) | 一种茶饼包装盒 | |
JP3946088B2 (ja) | ラベル貼着部付き容器 | |
JPH0751461Y2 (ja) | 鏡餅容器 | |
JP3779967B2 (ja) | 包装用容器の製造方法 | |
WO1995027658A1 (en) | Cake box | |
JPS61217343A (ja) | 包装紙器及びその製造方法 | |
JPH0714215Y2 (ja) | レトルト食品 | |
JPS6112328Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080617 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080630 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4154862 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140718 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |