JP4153916B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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この発明は、例えば無線LANシステム等に用いられる無線通信装置に関する。
一般的に、IEEE802.11aにおける無線端末は、例えば5GHz帯等の搬送波に載せられたRF信号をアンテナを通じて無線部で受信し、その受信信号をベースバンド信号に変換してから信号処理を行う。
現在、無線部において使用される方式としては、スーパーへテロダイン方式やダイレクトコンバージョン方式などがある。
スーパーへテロダイン方式は、IEEE802.11aにおける無線端末の無線部に多く使用されている方式である。このスーパーへテロダイン方式の場合、アンテナで受信されたRF信号を中間周波数帯(以下IF帯と称す)へ変換し、IFフィルターを通して利得制御を行う。その後、IF帯の周波数の信号をベースバンドへ周波数変換し、直交復調部においてI,Q信号に変換することになる。このとき直交復調部では、DCオフセットが発生し、信号に対して印加される。しかしながら、受信信号はIF帯で利得制御されているため、利得制御された後の信号に固定的にDCオフセットが乗ることになる。そのため無線端末では、ACカップリング等をすることによってDCオフセットを取り除くことができ、DCオフセットが乗ったとしてもあまり大きな影響を受けない。
一方、ダイレクトコンバージョン方式を採用した無線端末では、RF信号を直接ベースバンド信号へ変換するためIF帯が存在せず、ベースバンド信号で利得制御することになる。
つまり、直交復調部で発生するDCオフセットを受信信号へ印加後に利得制御することになり、ベースバンド信号での利得制御量に応じてDCオフセット量が可変になる。そのため、ダイレクトコンバージョン方式を採用する無線端末では、利得制御量に応じてDCオフセットをキャンセルする必要がある。なお、今後、無線部のコスト削減のために、スーパーヘテロダイン方式よりも部品点数の少ないダイレクトコンバージョン方式へ移行する可能性が高い。
DCオフセットによる受信劣化を回避するための先行技術としては、A/D変換出力(パケットのプリアンブル分)を積分してDCオフセット値を推定し、受信信号からその推定値を減算するOFDM受信方法の技術が既に提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、パケット通信において、この受信方法では、特に周波数オフセットがある場合、DCオフセットの推定精度が悪く、受信信号にDCオフセットが残留してしまうという問題があった。
特開2003−32216号公報
無線部にダイレクトコンバージョン方式を採用する無線端末の場合、無線LANのようなパケット通信では、パケットのプリアンブルを利用してベースバンドで利得制御を行う。そのとき、プリアンブルでDCオフセット量を推定し、受信信号からDCオフセットキャンセルすることになるが、プリアンブルがあまり長くないためにDCオフセット推定値の精度が高くない。
このため、DCオフセットを完全に取り除くことができず、受信信号にはDCオフセットが残留して、受信特性を劣化させてしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、DCオフセットの残留の有無にかかわらず受信特性の劣化を抑えることができる無線通信装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明の無線通信装置は、複数のサブキャリアを用いてOFDM変調された信号を受信し、送受信間の無線周波数のずれ量を検出する自動周波数制御部を備えた無線通信装置において、前記自動周波数制御部により検出された前記送受信間の無線周波数のずれ量を基に、直流成分により干渉を受けるサブキャリアを指定する制御部と、前記制御部より指定されたサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に0から1以下の重み係数を乗算する重み乗算部と、前記重み乗算部により重み係数が乗算された復調信号の誤り訂正を行う誤り訂正復号部とを具備したことを特徴とする。
本発明では、制御部は、自動周波数制御部により検出された無線周波数のずれ量を基に、DCオフセットにより干渉を受けるサブキャリアを指定し、重み乗算部は、復調部により復調された復調信号のうち、制御部から指定されたサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に予め設定されていた重み係数を乗算することで、DCオフセットにより干渉を受けるサブキャリアのデータをDCオフセットの干渉を受け難い値にする。
なお、重み係数は、0よりも大きく1と同じかまたは1よりも小さな値の範囲で設定することが好ましい。
以上説明したように本発明によれば、DCオフセットの残留の有無にかかわらず受信特性の劣化を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態の無線LANシステムの無線LAN端末の構成を示す図、図2は図1の無線LAN端末の重み乗算部の構成を示す図、図3はデジタル信号(パケット)のフォーマットを示す図である。
(第1実施形態)
この実施形態の無線LANシステムは、マルチキャリア無線伝送(直交周波数分割多重:OFDM)を使用したものであり、OFDM送信装置およびOFDM受信装置としての複数の無線LAN端末を備えており、それぞれの端末が送信側または受信側に成り得るよう構成されている。なお無線LAN端末を送信側のみ、または受信側のみとして利用する場合は、それぞれの機能のみを備えていればよい。
送信側となる無線LAN端末には、誤り訂正符号化器が備えられている。誤り訂正符号化器としては、例えば畳み込み符号化器やターボ符号化器が用いられる。
図1に示すように、受信側となる無線LAN端末は、無線部11、アナログデジタル変換部12(以下ADC部12と称す)、自動周波数制御部としてのオートフリクエンシーコントロール部(以下AFC部13と称す)、伝送路応答推定部14、制御部15、復調部16、重み乗算部17、誤り訂正復号器の一例としてのビタビ復号部18を有している。誤り訂正復号器は、送信側と対応させて用いるため、送信側にターボ符号化器を用いる場合はビタビ復号部18の代わりにターボ復号器を用いる。
無線部11は、アンテナ21、低雑音増幅器22(以下LNA22と称す)、ローカル発振器23、直交復調部24、自動利得制御部としてのオートゲインコントロール部25(以下AGC部25と称す)を有している。
ローカル発振器23は、直交復調用のキャリア周波数(無線周波数)の局部発振信号(ローカル信号:LO)を発し、直交復調部24へ入力する。直交復調部24は、ミキサ等であり、受信されたOFDMのRF信号をローカル信号LOで直交復調してI成分の信号(I信号),Q成分の信号(Q信号)からなるOFDMベースバンド信号を生成し、I信号,Q信号を各AGC部25へ出力する。AGC部25は、入力された信号を所定のレベルへ利得制御してADC部12へ出力する。
つまり無線部11は、ダイレクトコンバージョン方式によって、アンテナ21で受信したRF信号をベースバンド信号へ変換する。
ADC部12は、無線部11より入力されたI信号,Q信号それぞれをデジタル信号へ変換しAFC部13へ出力する。
AFC部13は、各ADC部12より入力されたデジタル信号に含まれるショートプリアンブル61を使用して粗いAFCを行うことで周波数オフセット値を得る。また、AFC部13は、ロングプリアンブル62を使用して精度の高いAFCを行うことで、周波数オフセット値を得る。
伝送路応答推定部14は、デジタル信号に含まれるロングプリアンブル62を使用して、受信信号が伝送路で受けたひずみを推定する。
復調部16は、受信信号をFFT処理して周波数軸へ変換し、伝送路応答推定値を利用して復調を行うことで、各周波数のサブキャリアにマッピングされたデータ信号(復調信号)を生成する。各データ信号は、それぞれ高さ(振幅値)を持っており、この値が大きいほど、DCオフセットの影響を受け易くなる。FFTは、高速フーリエ・コサイン・サイン変換の略称である。なおFFTの出力データ数は、64値あるがその中で有効なデータ数は52値であり、それらはサブキャリア番号、−26、−25、…、−2、−1、+1、+2、…、+25、+26に対応する。
重み乗算部17は、制御部15からの命令によって、復調部16から入力されたデータ信号に予め設定された重み係数Aを乗算する。重み係数Aは、0<A<1の範囲内で、制御部15から指定されたサブキャリアのデータ信号に乗算されるものであり、DCオフセット位置に近いほど小さい値とされ、遠くなるにつれて大きい値とされる。
DCオフセット位置とは、ローカル信号が漏れて自分自身とミキシングして発生する直流電圧の位置を言う。
ビタビ復号部18は、重み乗算部17から出力されたデータ信号の誤り訂正を行い、誤り訂正後のデータ信号を出力する。
制御部15は、AFC部13により検出された周波数オフセット値(無線周波数のずれ量)、つまりキャリア周波数ずれ検出値(以下周波数ずれ量Δfと称す)を読み出し、その値に応じて、重みを付けるべきサブキャリア番号を決定し重み乗算部17へ通知する。
重み乗算部17は、図2に示すように、サブキャリア番号検出処理部171、記憶部172、振幅重み係数乗算処理部173を有している。
サブキャリア番号検出処理部171は、入力されたデータがどのサブキャリアにマッピングされていたかを検出する。記憶部172には、データの振幅値に乗算すべき重み係数Aが予め記憶されている。
振幅重み係数乗算処理部173は、復調部16より入力されるデータ信号のうち、制御部15により指定されたサブキャリア番号にマッピングされていたデータ信号の振幅値に、記憶部172に予め記憶されていた重み係数Aを乗算する。
図3はマルチキャリア無線伝送(OFDM)を使用した無線LANシステムにおいて通信されるデジタル信号のフォーマットである。
図3に示すように、デジタル信号は、ショートプリアンブル61、ロングプリアンブル62、シグナルフィールド63、複数のデータフィールド64を有している。
ショートプリアンブル61は、伝送されるパケットの先頭に位置し、利得制御と粗AFCを行うためのものである。ロングプリアンブル62は、伝送路応答推定とAFCを行うためのものである。シグナルフィールド63には、データレートとデータ長の情報が含まれている。
以下、図4乃至図6を参照してのフローチャートを参照してこの無線LANシステムにおける無線LAN端末の動作(第1動作例)を説明する。図4は無線LAN端末の第1動作例を示すフローチャート、図5はデータ変調方式が例えばQPSKの場合の復調器出力と、そのときのサブキャリア番号±1番目に対応するデータ位置の例を示す図、図6は図5の復調器出力に対して重み係数A(<1)を乗算した結果を示す図である。
この無線LAN端末では、図4に示すように、まず、他の無線LAN端末から送信されたRF信号の受信を開始すると(S101)、無線部11は、アンテナ21で受信されたRF信号を直交復調することによりベースバンド信号へ変換する。このとき、直交復調されたベースバンド信号には、I軸、Q軸それぞれにDCオフセット値が印加される。
このDCオフセットが印加されたそれぞれのI信号およびQ信号はADC部12へ入力され、デジタル信号に変換され、AFC部13へ出力される。
そして、AFC部13は、入力されたデジタル信号のショートプリアンブル61を使用して粗いAFCを行う。またAFC部13は、デジタル信号のロングプリアンブル62を使用して精度の高いAFCを行う(S102)。
デジタル信号のロングプリアンブル62は既知信号であることから、伝送路応答推定部14がこのロングプリアンブル62を使用して伝送路応答推定を行う(S103)。
復調部16は、受信されたデジタル信号からFFTへの入力分のデータを切り出し、時間軸信号から周波数軸信号へ変換を行い、伝送路応答推定値の共役の複素数を乗算することで、デジタル信号のデータフィールド64(データ部)を復調し重み乗算部17へ出力する(S104)。
重み乗算部17は、制御部15からの命令によって、復調部16から入力されてきたデータ(軟判定値系列)に対して重み係数を乗算する(S105)。この動作例では、サブキャリア番号±1番にマッピングされたデータに対して、記憶部172に記憶されていた一定の重み係数A(<1)を乗算する。
ところで、1つのサブキャリアにマッピングされたデータ数は、データ変調がBPSKの場合は1個、QPSKの場合は2個、16QAMの場合は4個、64QAMの場合は6個であるため、受信したパケットのデータ変調方式によって、重み係数を乗算する1サブキャリアあたりのデータ数が異なることになる。
例えばQPSKの場合には、1つのサブキャリアあたりに2個の情報がマッピングされているため、図5に示すように、−1番目のサブキャリアにマッピングされているデータ51の数は2個、+1番目のサブキャリアにマッピングされているデータ52の数は2個となり、これら4つのデータ51、52のそれぞれの振幅値に対して重み係数Aを乗算することになる。但し重み係数Aの値は、0よりも大きく、1未満の数であり、重み係数Aの値の範囲を0<A<1と記述する。
この乗算結果、図6に示すように、4つのデータ51,52の振幅値が小さな値になり、このように重み係数Aが乗算されたデジタル信号が重み乗算部17からビタビ復号部18へ出力され、ビタビ復号部18において誤り訂正が行われ、誤り訂正されたデータが出力される。
IEEE802.11a規定では、周波数誤差は20ppm以下という規定があるため、最大周波数誤差は118kHzとなる。送信側及び受信側の無線LAN端末で、共に118kHzずれたときが最も大きなずれとなり、総合すると、その2倍の236kHzの周波数ずれまで許されることになる。また、サブキャリアの間隔は312.5kHzであることから、DCオフセットは、サブキャリア番号、−1と+1の間に入ることになる。よって、最も干渉の影響を受けるのは、±1番目のサブキャリアとなる。
重み係数Aを乗算後、DCオフセットの干渉を受ける±1番目のサブキャリアの誤り訂正後のデータについては、誤り訂正の際の信頼度が低くなり、周波数ずれ量Δfが大きい場合でもDCオフセットの干渉の影響を受け難くなる。
以下、この無線LANシステムにおける他の動作例について説明する。
ここでは、まず、図7A〜図7Dを用いてDCオフセットが干渉を起こす理由について説明する。
図7Aは送信側の無線LAN端末がパケットを送信したときのサブキャリアの模式図であり、サブキャリア番号、−26、−25、…、−1、+1、…、+25、+26にデータが乗っている。なお、サブキャリア番号の0番は使用しない。
送信側と受信側の無線LAN端末間に周波数誤差Δfが存在する場合、受信側の無線LAN端末では、図7Bに示すように、周波数が全体的にΔfだけずれることになる。
つまり送信側の無線LAN端末における送信信号のキャリア周波数をft[Hz]とし、受信側の無線LAN端末におけるキャリア周波数をfr[Hz]としたとき、Δf=ft−frとなる。
そして、受信側の無線LAN端末の無線部11(直交復調部24)において、DCオフセットが発生すると、図7Cに示すように、サブキャリア番号「0」のところにDC成分が現れる。
そして、無線部11より出力されてADC部12を通じて、DC成分が現れたデジタル信号がAFC部13に入力されると、AFC部13は、そのデジタル信号に対してAFCを行なう。これにより、図7Dに示すように、サブキャリア番号−26、−25、…、−1、+1、…、+26の各サブキャリアは、本来の周波数の位置に戻されることになる。
一方、DCオフセットは、AFC部13によるAFCによって、−Δfの周波数成分となり、他のサブキャリアと直交関係がくずれることになるため、DCオフセット成分が他のサブキャリアへの干渉成分となる。
上記のようにDCオフセット成分によって特に干渉を受けるのは、DC成分に近いサブキャリアであり、IEEE802.11a規定の無線LAN端末では、±1番目のサブキャリアがDCオフセットの影響を最も受けることになる。
ところで、ビタビ復号部18は、軟判定復号をしており、振幅の大きい信号の方が振幅の小さい信号よりも信頼度が高いものとして計算する。
したがって、±1番目のサブキャリアは、干渉の影響を受け信頼度が低いことを考慮して、事前に、該当するデータの振幅値に重み係数A(<1)を乗算する。つまり、±1番目のサブキャリアにマッピングされたデータの信頼度を故意に低くさせてビタビ復号させる。これにより、DCオフセットが印加された場合に、誤り訂正の効率を向上することができる。
上記第1動作例では、重み乗算部17に対して重み係数の乗算を指定する上で、±1番目のサブキャリアにマッピングされたデータに常に一定の重み係数Aを乗算するように指示していたが、以下に示す各動作例のような応用動作が可能である。
図8のフローチャートを参照して第2動作例を説明する。
この第2動作例では、図8に示すように、AFC部13により周波数ずれ量Δf[Hz]が検出され(S201)、制御部15に通知された際に、制御部15は、検出された周波数ずれ量Δf[Hz]と予め自身に設定されていた閾値TH[Hz]とを比較して(S202)、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも大きい場合に(S202のYes)、±1番目のサブキャリアにマッピングされているデータに対し重み係数を乗算することを決定し(S203)、それぞれのサブキャリアのデータに重み付けする重み係数の値を決定し(S204)、決定した内容(サブキャリア番号、重み係数等)を重み乗算部17へ指示する一方、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも小さい場合は(S202のNo)、該当サブキャリアのデータに重み係数を乗算しない。なお、データに重み係数を乗算しないという方法以外に、例えば重み係数を1として該当サブキャリアのデータに乗算する、ということにしてもよい。
図9のフローチャートを参照して第3動作例を説明する。
この第3動作例では、図9に示すように、AFC部13により周波数ずれ量Δf[Hz]が検出され(S211)、制御部15に通知された際に、制御部15は、検出された周波数ずれ量Δf[Hz]と予め自身に設定されていた閾値TH[Hz]とを比較して(S212)、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも大きい場合に(S212のYes)、±1番目のサブキャリアではなくてΔfの符号に対応する番号に対してのみ重み付けすることを決定する。
例えば制御部15は、Δf>0ならば(S213のYes)、−1番目のサブキャリアにマッピングされているデータだけに重みを乗算し(S214のYes)、Δf<0ならば(S213のNo)、+1番目のサブキャリアにマッピングされたデータだけに重みを乗算する(S215)。
そして、制御部15は、該当サブキャリアのデータに重み付けする重み係数の値を決定し(S216)、決定した内容(サブキャリア番号、重み係数等)を重み乗算部17へ指示する。なお、この場合も周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも小さい場合は(S212のNo)、該当サブキャリアのデータに重み係数を乗算しない。なお、データに重み係数を乗算しないという方法以外に、例えば重み係数を1として該当サブキャリアのデータに乗算する、ということにしてもよい。
図10のフローチャートを参照して第4動作例を説明する。
この第4動作例では、図10に示すように、AFC部13により周波数ずれ量Δf[Hz]が検出され(S221)、制御部15に通知された際に、制御部15は、検出された周波数ずれ量Δf[Hz]と予め自身に設定されていた閾値TH[Hz]とを比較して(S222)、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも大きい場合に(S222のYes)、±1番目サブキャリアだけではなく、±2番のサブキャリアにマッピングしているデータにも重み係数を乗算することを決定し(S223)、それぞれのサブキャリアのデータに重み付けする重み係数の値を決定し(S224)、決定した内容(サブキャリア番号、重み係数等)を重み乗算部17へ指示する一方、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも小さい場合は(S222のNo)、該当サブキャリアのデータに重み係数を乗算しない。なお、データに重み係数を乗算しないという方法以外に、例えば重み係数を1として該当サブキャリアのデータに乗算する、ということにしてもよい。
図11のフローチャートを参照して第5動作例を説明する。
この第5動作例では、図11に示すように、AFC部13により周波数ずれ量Δf[Hz]が検出され(S231)、制御部15に通知された際に、制御部15は、検出された周波数ずれ量Δf[Hz]と予め自身に設定されていた閾値TH[Hz]とを比較して(S232)、周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも大きい場合に(S232のYes)、その周波数ずれ量Δf[Hz]が「0」よりも大きいか否かを判定し(S233)、この判定結果に応じて、重み係数を乗算するサブキャリア番号を決定し(S234、S236)、そのサブキャリア番号に適した重み係数を予め自身に記憶されている中から選定する(S235、S237)。
例えば制御部15は、周波数ずれ量Δf>0ならば(S233のYes)、±1番目のサブキャリアに重み係数を乗算することを決定し(S234)、決定した+1番目のサブキャリアにマッピングされているデータに第1重み係数A1を、−1番目のサブキャリアにマッピングされているデータに第2重み係数A2をそれぞれ乗算する一方(S234のYes)、周波数ずれ量Δf<0ならば(S233のNo)、±1番目のサブキャリアに重み係数を乗算することを決定し(S236)、決定した+1番目のサブキャリアにマッピングされているデータに重み第2重み係数A2を、−1番目のサブキャリアにマッピングされているデータに第1重み係数A1をそれぞれ乗算するものと決定する(S215)。
そして、制御部15は、決定した内容(サブキャリア番号、重み係数等)を重み乗算部17へ指示する。なお、この場合も周波数ずれ量Δf[Hz]が閾値TH[Hz]よりも小さい場合は(S232のNo)、該当サブキャリアのデータに重み係数を乗算しないものとする。なお、データに重み係数を乗算しないという方法以外に、例えば重み係数を1として該当サブキャリアのデータに乗算する、ということにしてもよい。
つまり、制御部15は、AFC部13により検出された周波数ずれ量Δfの値に応じて、例えばΔf>0ならば+1番サブキャリアにマッピングされたデータには第1重み係数A1を乗算し、−1番サブキャリアにマッピングされたデータには第2重み係数A2を乗算するというように、サブキャリアのデータ毎に乗算する重み係数を変える。ただし、重み係数の値の範囲は、1>A1>A2>0の関係が成り立つ範囲とする。
次に、上記無線LAN端末の他の構成例(他の実施形態)について説明する。
マルチキャリア無線伝送システムにおいて、受信側の無線LAN端末が、複数のアンテナ(複数の無線部)を備える場合を考える。このとき、マルチキャリア無線伝送システムは、送信側の無線LAN端末も受信側と同様に複数のアンテナを備え、各アンテナからは異なる信号を送信するMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムであるものとする。
MIMOシステムでは、送信側の無線機の複数アンテナから、アンテナ毎に異なるデータを送信し、受信側の無線機では複数のアンテナを用いてそれら合成されたデータを分離、復調するシステムであり、伝送効率を大きく向上できる。
図12に示すように、このMIMOシステムの無線LAN端末は、第1無線部31、第2無線部41、第1ADC部32、第2ADC部42、第1AFC部33、第2AFC部43、第1伝送路応答推定部34、第2伝送路応答推定部44、第1制御部35、第2制御部45、第1復調部36、第2復調部46、第1重み乗算部37、第2重み乗算部47、第1ビタビ復号部38、第2ビタビ復号部48、干渉キャンセラ50を有している。
第1無線部31、第2無線部41、第1ADC部32、第2ADC部42、第1AFC部33、第2AFC部43、第1伝送路応答推定部34、第2伝送路応答推定部44、第1制御部35、第2制御部45、第1復調部36、第2復調部46、第1重み乗算部37、第2重み乗算部47、第1ビタビ復号部38、第2ビタビ復号部48は、それぞれ上記図1で示した実施形態の対応する各部と同様の動作を行う。
干渉キャンセラ50は、2つの第1無線部31および第2無線部41のそれぞれのアンテナから受信された信号を利用して干渉成分を除去した後、それぞれの重み乗算部(第1重み乗算部37、第2重み乗算部47)へデータを送る機能を有している。
このMIMOシステムの無線LAN端末の場合、図13に示すように、まず、受信側の無線LAN端末において、第1無線部31及び第2無線部41それぞれの無線部がRF信号の受信を開始する(S301)。
第1無線部31でRF信号を受信すると、第1無線部31は、受信したRF信号をベースバンド信号へ変換する。このとき、第1無線部31では、直交復調されたベースバンド信号には、I軸、Q軸それぞれにDCオフセット値が印加される。
このDCオフセット値が印加された信号は、第1ADC部32へ入力され、デジタル信号に変換され、第1AFC部33へ出力される。
第1AFC部33は、入力されたデジタル信号のショートプリアンブル61を使用して粗いAFCを行う。また第1AFC部33は、デジタル信号のロングプリアンブル62を使用して精度の高いAFCを行う(S302)。
デジタル信号のロングプリアンブル62は既知信号であることから、第1伝送路応答推定部34は、それぞれ入力されたロングプリアンブル62を使用して伝送路応答推定を行い(S303)、第1復調部36へ出力する。
第1復調部36は、入力されたデジタル信号からFFTへの入力分のデータを切り出し、時間軸信号から周波数軸信号へ変換を行い、伝送路応答推定値の共役の複素数を乗算することでデジタル信号のデータ部の復調を行い(S304)、干渉キャンセラ50へ出力する。
一方、第2無線部41についても、第1無線部31と同時にRF信号の受信を開始しているため(S305)、第2無線部41は、受信したRF信号をベースバンド信号へ変換する。このとき、直交復調されたベースバンド信号には、I軸、Q軸それぞれにDCオフセット値が印加される。
このDCオフセット値が印加された信号は、第2ADC部42へ入力され、デジタル信号に変換され、第2AFC部43へ出力される。
第2AFC部43は、入力されたデジタル信号のショートプリアンブル61を使用して粗いAFCを行う。また第2AFC部43は、デジタル信号のロングプリアンブル62を使用して精度の高いAFCを行う(S306)。
デジタル信号のロングプリアンブル62は既知信号であることから、第2伝送路応答推定部44は、入力されたロングプリアンブル62を使用して伝送路応答推定を行い(S307)、第2復調部46へ出力する。
第2復調部46は、入力されたデジタル信号からFFTへの入力分のデータを切り出し、時間軸信号から周波数軸信号へ変換を行い、伝送路応答推定値の共役の複素数を乗算することでデジタル信号のデータ部の復調を行い(S308)、干渉キャンセラ50へ出力する。
干渉キャンセラ50は、第1無線部31と第2無線部41により直交復調されたそれぞれのデジタル信号を利用して干渉除去を行い(S309)、干渉成分が除去されたデジタル信号を第1重み乗算部37と第2重み乗算部47へそれぞれ出力する。
第1重み乗算部37は、第1制御部35からのサブキャリアの指定命令によって、干渉キャンセラ50から出力された、該当サブキャリアにマッピングされたデータに対して重み係数を乗算する(S310)。この例では、サブキャリア番号±1番にマッピングされたデータに対して、重み係数A1(<1)を乗算する。
そして、重み係数A1が乗算されたデジタル信号は、第1ビタビ復号部38へ入力されてビタビ復号、つまり誤り訂正が行われる(S311)。そして誤り訂正されたデータが出力される。
第2重み乗算部47は、第2制御部45からのサブキャリアの指定命令によって、干渉キャンセラ50から出力された、該当サブキャリアにマッピングされたデータに対して重み係数を乗算する(S312)。この例では、サブキャリア番号±1番にマッピングされたデータに対して、重み係数A2(<1)を乗算する。重み係数A1と重み係数A2は、それぞれの無線部(第1無線部31、第2無線部41)の性能(受信特性等)に応じて予め設定するものであり、同じ値でもよく、また異なる値でもよい。
そして、重み係数A2が乗算されたデジタル信号は、第2ビタビ復号部48へ入力されてビタビ復号、つまり誤り訂正が行われる(S313)。そして誤り訂正されたデータが出力される。
このようにこの実施形態の無線LANシステムによれば、受信側の無線LAN端末に、重み乗算部17を設けたことで、DCオフセットが十分キャンセルできなかった場合でも、誤り訂正する際にDCオフセットの干渉の影響を受け難くなる。
制御部15が、DCオフセットの干渉が予想されるサブキャリアとして、−から+までの番号が付与されたサブキャリアのうち、DCオフセットの近傍の±1番目のサブキャリアを指定することで、DCオフセットの干渉の影響を受け易い位置のサブキャリアのデータを小さな値とし、DCオフセットの干渉の影響を受け難くすることができる。
制御部15は、AFC部13により検出された周波数ずれ量Δf[Hz]の絶対値|Δf|が予め設定されていた所定の閾値TH[Hz]より大きい場合に±1番目のサブキャリアを指定することで、直交復調部24で発生するDCオフセットが干渉する場合だけ誤り耐性を強くできる。DCオフセットが干渉しない場合に重み付けをすると、受信特性が多少劣化してしまうため、それを避けることができる。
制御部15は、AFC部13により検出された周波数ずれ量Δf[Hz]の絶対値|Δf|が予め設定されていた所定の閾値TH[Hz]より大きく、かつ、周波数ずれ量Δf[Hz]の符号が正(+)であるときは−1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に重み係数Aを乗算するよう指示する一方、周波数ずれ量Δf[Hz]の符号が負(−)であるときは+1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に重み符号Aを乗算するよう指示するので、直交復調部24で発生するDCオフセットが干渉する場合だけ、誤り耐性を強くできる。DCオフセットが干渉しない場合に重み付けをすると、多少受信特性が劣化してしまうため、それを避けることができる。
制御部15は、AFC部13により検出された周波数ずれ量Δf[Hz]の絶対値|Δf|が所定の閾値TH[Hz]より大きい場合のみ±1番目と±2番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に重み係数Aを乗算するよう指示するので、直交復調部24で発生するDCオフセットが干渉する場合だけ、誤り耐性を強くできる。DCオフセットが干渉しない場合に重み付けをすると、多少受信特性が劣化してしまうため、それを避けることができる。
制御部15は、AFC部13により検出された周波数ずれ量Δf[Hz]の絶対値|Δf|が所定の閾値TH[Hz]より大きい場合、周波数ずれ量が「0」よりも大きいか否かを判定し、周波数ずれ量Δf[Hz]が0よりも大きい場合、+1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に第1重み係数A1を乗算するよう指示し、−1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に第2重み係数A2を乗算するよう指示する一方、周波数ずれ量Δf[Hz]が「0」よりも小さい場合、+1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に第2重み係数A2を乗算するよう指示し、−1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に第1重み係数A1を乗算するよう指示するので、直交復調部24で発生するDCオフセットが干渉する場合だけ、誤り耐性を強くできる。DCオフセットが干渉しない場合に重み付けをすると、多少受信特性が劣化してしまうため、それを避けることができる。サブキャリアの受ける干渉量に応じて重みがかけられるので、受信特性をより向上することができる。
この無線LANシステムに誤り訂正手段としてビタビ復号器を用いる場合は、送信側の誤り訂正符号化部として畳み込み符号化器を用いる。また、送信側の誤り訂正符号化部としてターボ符号化器を用いる場合、受信側の誤り訂正復号部としてターボ復号器を用いる。
上記各実施形態では、送信側の誤り訂正符号化を畳み込み符号化器とし、受信側の誤り訂正復号をビタビ復号部としたが、これらに代わる他の符号化方式、例えばターボ符号化器とターボ復号化器との組み合わせでもよい。
なお、本発明は上記実施形態だけに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る一つの実施の形態の無線LANシステムの無線LAN端末の構成を示す図。 図1の無線LAN端末の重み乗算部の構成を示す図。 この無線LANシステムのパケットの構成を示す図。 無線LAN端末の動作を示すフローチャート。 データ変調がQPSKの場合の復調器出力の軟判定値系列を示す図。 重み乗算された後の軟判定値系列を示す図。 送信時のサブキャリアを示す図。 受信信号がΔfだけ周波数ずれを起こした状態のサブキャリアを示す図。 受信側でDCオフセットが印加されたときのサブキャリアを示す図。 受信側でAFC後のサブキャリアを示す図。 第2動作例を示すフローチャート。 第3動作例を示すフローチャート。 第4動作例を示すフローチャート。 第5動作例を示すフローチャート。 MIMOを用いた受信側の無線LAN端末の構成を示す図。 図12の無線LAN端末ムにおける受信動作を示すフローチャート。
符号の説明
11…無線部、12…デジタルアナログ変換部(ADC部)、13…AFC部、14…伝送路応答推定部、15…制御部、16…復調部、17…重み乗算部、18…ビタビ復号部、21…アンテナ、22…低雑音増幅器(LNA)、23…ローカル発振器、24…直交復調部、25…オートゲインコントロール部(AGC部)、31…第1無線部、32…第1デジタルアナログ変換部(第1ADC部)、33…第1AFC部、34…第1伝送路応答推定部、35…第1制御部、36…第1復調部、37…第1重み乗算部、38…第1ビタビ復号部、41…第2無線部、42…第2デジタルアナログ変換部(ADC部)、13…第2AFC部、44…第2伝送路応答推定部、45…第2制御部、46…第2復調部、47…第2乗算部、48…第2ビタビ復号部、50…干渉キャンセラ、61…ショートプリアンブル、62…ロングプリアンブル、63…シグナルフィールド、64…データフィールド、171…サブキャリア番号検出処理部、172…記憶部、173…係数乗算器、173…乗算器。

Claims (8)

  1. 複数のサブキャリアを用いてOFDM変調された信号を受信し、送受信間の無線周波数のずれ量を検出する自動周波数制御部を備えた無線通信装置において、
    前記自動周波数制御部により検出された前記送受信間の無線周波数のずれ量を基に、直流成分により干渉を受けるサブキャリアを指定する制御部と、
    前記制御部より指定されたサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に0から1以下の重み係数を乗算する重み乗算部と、
    前記重み乗算部により重み係数が乗算された復調信号の誤り訂正を行う誤り訂正復号部と
    を具備したことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記制御部は、
    前記直流成分に対応するサブキャリア番号を0番としたとき、前記直流成分による干渉が予想されるサブキャリアとして、−から+までの番号が付与されたサブキャリアのうち、±1番目のサブキャリアを指定することを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2記載の無線通信装置において、
    前記制御部は、
    前記自動周波数制御部により検出された無線周波数のずれ量の絶対値が予め設定されていた所定の閾値より大きい場合に±1番目のサブキャリアを指定することを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記制御部は、
    前記自動周波数制御部により検出された無線周波数のずれ量の絶対値が予め設定されていた所定の閾値より大きく、かつ、無線周波数のずれ量の符号が正であるときは−1番目のサブキャリアにマッピングされた復調信号の振幅値に重み係数を乗算するよう指示する一方、前記無線周波数のずれ量の符号が負であるときは+1番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に重み符号を乗算するよう指示することを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記制御部は、
    前記自動周波数制御部により検出された無線周波数のずれ量の絶対値が予め設定された所定の閾値より大きい場合、±1番目と±2番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に重み係数を乗算するよう指示することを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記制御部は、
    前記自動周波数制御部により検出された無線周波数のずれ量の絶対値が予め設定された所定の閾値より大きい場合、無線周波数のずれ量が0よりも大きいか否かを判定し、無線周波数のずれ量が0よりも大きい場合、+1番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に第1重み係数を乗算するよう指示し、−1番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に第2重み係数を乗算するよう指示する一方、無線周波数のずれ量が0よりも小さい場合、+1番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に第2重み係数を乗算するよう指示し、−1番目のサブキャリアによって搬送された信号の復調信号の振幅値に第1重み係数を乗算するよう指示することを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか1記載の無線通信装置において、
    送信側の誤り訂正符号化部が畳み込み符号化器であり、受信側の誤り訂正復号部がビタビ復号器であることを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項1乃至6いずれか1記載の無線通信装置において、
    送信側の誤り訂正符号化部がターボ符号化器であり、受信側の誤り訂正復号部がターボ復号器であることを特徴とする無線通信装置。
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