JP4153487B2 - 放射線検出器 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドヘルドの放射線検出器に関し、特に、交換可能な放射線検出プローブを有する放射線検出器に関する。
ハンドヘルドの医療用放射線検出器が米国特許6236880B1号に開示されている。この放射線検出器は、プローブと、そのプローブの先端に着脱自在に装着されるプローブチップとを有する。
米国特許6236880B1号
本発明は、被測定箇所からの放射線を精度良く検出する放射線検出器を提供することを課題とする。
一つの側面において、本発明は、本体と、本体に着脱自在に取り付けられる放射線検出プローブとを備える放射線検出器に関する。放射線検出プローブは、放射線検出素子を含む検出ユニットと、放射線検出素子に電気的に接続された第1の端子と、放射線検出素子を覆うように検出ユニットに装着されるキャップ状のシールド部材であって、放射線検出素子と対向する前壁及び前壁の縁から延びる筒状の側壁を有しており放射線を遮断する材料から構成されるシールド部材とを有している。本体は、放射線検出プローブの基端が着脱自在に装着されるコネクタを有している。コネクタは第2の端子を含んでおり、放射線検出プローブがコネクタに装着されると、第2端子は第1端子に着脱自在に接続される。また、コネクタは、本体の先端から突出し放射線検出プローブよりも細い支持棒及び支持棒に摺動自在に取り付けられた摺動部材を含む。放射線検出プローブの先端部には、放射線をコリメートするコリメータが設置されている。
放射線検出プローブの先端を被測定箇所に向けると、被測定箇所からの放射線がコリメータによってコリメートされ、その後、放射線検出素子に入射する。放射線検出素子は放射線を検出し、その線量に応じた検出信号を生成する。第1の端子はこの検出信号を受け取り、それを第2端子へ送る。本体は、第2端子に電気的に接続され、検出信号を処理して放射線量を求める回路を有していてもよい。さらに、本体は、求められた放射線量を表示する装置を有していてもよい。コリメータによって放射線の入射角度が制限されるので、被測定箇所以外の箇所からの放射線の入射が防止または抑制される。したがって、放射線検出の指向性が高く、被測定箇所からの放射線を精度良く検出することができる。
上記支持棒は、本体の先端に接続された基端と、放射線検出プローブに接続される先端と、を有する。
上記放射線検出プローブは、シールド部材および検出ユニットを覆い摺動部材に着脱自在に装着されるキャップ状のプローブカバーと、プローブカバーが摺動部材に装着されるとプローブカバーと摺動部材の間に挟み付けられ、それにより本体および放射線検出プローブを封止するシールリングとをさらに有する
上記検出ユニットは、支持棒の先端に対して着脱自在に設置され、シールド部材は、プローブカバーが摺動部材に装着されると摺動部材に対して固定される。
コリメータは、上記前壁に設けられた貫通孔である。また、コリメータは、摺動部材とともに移動し、摺動部材が支持棒に対して摺動すると、コリメータと放射線検出素子との距離が変化する
放射線検出素子を交換する場合には、プローブカバーが本体のコネクタから取り外され、それに応じて放射線検出プローブの第1端子がコネクタの第2端子から分離される。反対の手順で新たな検出ユニットおよびプローブカバーを装着することで、検出ユニットごと放射線検出素子が交換される。好ましくは、放射線検出素子は、検出ユニットから分離可能である。この場合、放射線検出素子を単独で交換できる。本体および放射線検出プローブがシールリングによって封止されているため、この放射線検出器は、EOG等の滅菌ガスを用いた滅菌処理や、水洗洗浄が可能である。すなわち、この放射線検出器は、耐滅菌処理性および防汚性に優れる。
検出ユニットは、放射線を透過させる入力面を有していてもよく、放射線検出素子は、その入力面を透過した放射線を受け取るように配置されていてもよい。コリメータは、その入力面に対向する開口であってもよい。この場合、コリメータを一つの部品として設置する必要がない。したがって、部品点数が削減され、放射線検出器の構造が簡素になる。放射線検出プローブおよび検出ユニットは、共通の軸に沿って延びる細長い形状を有していてもよい。この場合、コリメータである開口は、その共通の軸に沿って延びていてもよい。
シールド部材は、シールド部材の中空部とプローブカバーの中空部とが連通するようにプローブカバー内に設置されていてもよい。検出ユニットは、連通したこれらの中空部にはめ込まれる。シールド部材は、プローブカバー内に着脱自在に設置されていてもよいし、固定されていてもよい。
プローブカバーは、シールド部材の前壁と対向する入力板と、その入力板の縁から延びシールド部材および検出ユニットの側面を取り囲む筒状の側壁とを有していてもよい。入力板は、コリメータである開口の一端を塞ぐ。入力板は、放射線を透過させるとともに1keV以下のエネルギーを有する電磁波を遮断する材料から構成されている。好ましくは、入力板と側壁との界面は封止されている。
検出ユニットは、放射線検出素子を収容するケーシングを有していてもよい。ケーシングの先端には、ケーシングの端面から放射線検出素子へ向かって延びる開口が設けられていてもよい。この開口は、コリメータである上記の開口と実質的に同じ断面を有し、コリメータと連通していてもよい。
第1および第2端子の一方はピンであってもよく、他方はそのピンと嵌合するソケットであってもよい。このピンは、異なる嵌合長および異なる極性を有する複数のピンを含んでいてもよい。ソケットは、これらのピンと対応する嵌合長および極性を有する複数のソケットを含んでいてもよい。検出ユニットの交換に際し、対応する嵌合長を有するピンとソケットを嵌合させることにより、異なる極性を有するピンとソケットを嵌合させる誤りが確実に防止される。また、上記放射線検出器が有する上記支持棒の先端には、検出ユニットと嵌合し検出ユニットが着脱自在に装着される筒状の嵌合部材が設けられており、筒状の嵌合部材内には第2の端子が設けられており、この第2の端子はピンである、とすることもできる。
この発明は、以下の詳細な説明および添付図面から、より十分に理解されるようになる。添付図面は、単なる例示に過ぎない。したがって、添付図面がこの発明を限定するものと考えるべきではない。
この発明のさらなる適用範囲は、以下の詳細な説明から明らかになる。しかし、この詳細な説明および特定の例は、この発明の好適な形態を示してはいるが、単なる例示に過ぎない。この発明の趣旨と範囲内における様々な変形および変更が、この詳細な説明から当業者には明らかになるからである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1実施形態
図1は第1実施形態に係る放射線検出器を示す斜視図、図2は図1に示した放射線検出器の縦断面図、図3は図2に示した放射線検出器の分解断面図、図4は図3に示した放射線検出プローブの拡大分解断面図、図5は組み立てられた放射線検出プローブの拡大断面図である。
放射線検出器100は、ハンドヘルドのコードレス型サージカルプローブである。放射線検出器100は、図1に示すように、本体1と、本体1から突出するように本体1の先端に設けられた放射線検出プローブ2を有する。放射線検出器100は、本体1を握って操作される。放射線検出器100は、例えば、放射性薬剤を用いた乳癌の転移巣検出に使用される。放射線検出プローブ2は、本体1の支持部材1Aに対して着脱自在に装着されている。支持部材1Aは本体1の先端に回転可能に支持されている。支持部材1Aを回転させることにより、プローブ2の向きを調整することができる。本体1の表面において支持部材1Aの後方には、液晶表示パネル1Bおよびスイッチ1Cが設けられている。
図2に示すように、本体1は中空である。本体1の内部には、図示しない信号処理回路、駆動回路、電子音発生器、電源回路、バッテリ等が収容されている。信号処理回路は、放射線検出プローブ2から送出される検出信号を処理し、放射線量を示すデータ信号を生成する。このデータ信号は駆動回路に送られる。駆動回路は、そのデータ信号が示す放射線量を液晶表示パネル1B上に表示するとともに、電子音発生器を駆動してその放射線量に応じた電子音を鳴らす。
図3および図4に示すように、放射線検出プローブ2は、検出ユニット3、プローブカバー4、シールリング5およびサイドシールド6を有する。図5に示すように、シールリング5およびサイドシールド6は検出ユニット3の外周を取り囲むように配置される。プローブカバー4は、検出ユニット3、シールリング5およびサイドシールド6を覆う。プローブ2および検出ユニット3は、共通の軸を有する細長い形状をしている。
図6に示すように、検出ユニット3は、ほぼ円筒状のケーシング3Aを有している。ケーシング3Aの先端には、放射線検出素子7が内蔵されている。検出素子7は、放射線を受け取る検出面としての前面7Aと、前面7Aの反対側に位置する後面7Bを有している。ケーシング3Aの基端には、検出素子7用のカップラ8が設置されている。ケーシング3Aの内面において検出素子7の後方には、検出素子7の収容部3Bを区画するように、貫通穴3Cを有する仕切り3Dが形成されている。ケーシング3Aの基端には、カップラ8を保持する円形の支持板3Eが固定されている。
ケーシング3Aは、例えば、ジュラコン等の樹脂材料または導電性の金属材料から構成されている。ケーシング3Aは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。収容部3B内にはシリコーン樹脂などの電気絶縁性の接着剤3Fが充填されており、それにより放射線検出素子7がその前面7Aをケーシング3Aの先端に向けながら固定されている。支持板3Eには、カップラ8として嵌合長の長いソケット8Aと嵌合長の短いソケット8Bとが支持板3Eを貫通した状態で固定されている。嵌合長の長いソケット8Aは、貫通穴3Cに挿通されたリード線9Aを介して放射線検出素子7の前面7Aに接続されている。嵌合長の短いソケット8Bは、貫通穴3Cに挿通されたリード線9Bを介して放射線検出素子7の後面7Bに接続されている。検出ユニット3は、検出素子7の前面7Aと対向する入力面3Gを有している。放射線は入力面3Gを通過して検出素子7の前面7Aに入射する。
放射線検出素子7は、放射線フォトンのエネルギーに応じた波高を持つ電圧パルスを発生する半導体素子である。この検出素子7は、放射線の照射によって発光するシンチレータと、光電変換器との組み合わせに置き換えることができる。シンチレータは、CdWOなどの希土類酸化物から構成される。光電変換器は、例えば、フォトダイオードにTFT(ThinFilm Transistor)が積層された構造を有する。
プローブカバー4は、図4および図5に示すように、検出ユニット3およびサイドシールド6を覆うように円筒キャップ状に形成されている。本実施形態では、プローブカバー4は、放射線を透過させる材料から構成されている。この材料の例として、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属材料、あるいは導電性の樹脂材料が挙げられる。プローブカバー4の先端に位置する前壁4Aは、放射線が透過し易いように薄肉に形成されている。プローブカバー4の基端部の内面には、本体1へプローブ2を装着するために使用されるメネジ4Bと、シールリング5を収容するための環状段部4Cが形成されている。環状段部4Cは、メネジ4Bの先端に隣接させて配置されている。図7および図8に示すように、プローブカバー4の基端部の外周面には、ねじ込み操作用のローレット4Dが形成されている。
サイドシールド6は、放射線検出の指向性を高めるための部品である。サイドシールド6は、放射線を遮断可能な材料、例えば鉛(Pb)やタングステン(W)から構成されている。この材料はゴムでコーティングされていてもよい。図4および図5に示すように、サイドシールド6は、プローブカバー4の中空部と嵌合するほぼ円筒キャップ状の部材である。サイドシールド6は、検出ユニット3の先端部を覆う。サイドシールド6の中空部は、検出ユニット3と嵌合する。サイドシールド6の先端に位置する前壁には、検出ユニット3内の放射線検出素子7に対面する小径の放射線導入窓6Aが設けられている。窓6Aは、サイドシールド6と同軸に延びる円筒状の開口である。放射線は窓6Aを通過して放射線検出素子7に入射する。
放射線検出素子7の側面がサイドシールド6によって覆われているため、放射線検出素子7の側方からの放射線入射が防止される。この結果、プローブ2の向いている方面から飛来する放射線のみが検出されるので、放射線検出の指向性が高まる。さらに、サイドシールド6は、窓6Aを有するため、放射線用のコリメータとしても機能する。窓6Aはサイドシールド6と同軸に形成されており、したがって、窓6Aおよびサイドシールド6の軸とほぼ平行に進行する放射線のみが放射線検出素子7に入射する。これが窓6Aのコリメート作用である。このようなコリメート作用により、放射線検出の指向性がいっそう高まる。
図2および図3に示すように、放射線検出プローブ2は、本体1の先端に着脱自在に装着される。本体1の先端に位置する支持部材1Aはコネクタ10を有しており、このコネクタ10にプローブ2が着脱自在に装着される。コネクタ10は、支持部材1Aの中央から突出する筒体である。コネクタ10は本体1と同軸に延びている。コネクタ10の開口には、検出ユニット3が着脱自在にはめ入れられる。
図4および図5に示すように、コネクタ10の外周面には、プローブカバー4のメネジ4Bと螺合するオネジ10Aが形成されている。このため、プローブカバー4をコネクタ10に螺着することができる。シールリング5は、コネクタ10の先端面10Bとプローブカバー4の環状段部4Cとの間に挟まれて保持される。コネクタ10の内部には、嵌合長の長い端子ピン11Aと、嵌合長の短い端子ピン11Bとがコネクタ10と平行に配置されている。端子ピン11Aおよび11Bは、リード線12Aおよび12Bを介して本体1内の信号処理回路(図示せず)に電気的に接続されている。
本体1の先端に放射線検出プローブ2を装着するときは、まず、図4および図7に示すように、検出ユニット3を本体1のコネクタ10に挿入し、それにより端子ピン11Aおよび11Bをソケット8Aおよび8Bに挿入する。嵌合長の長い端子ピン11Aと嵌合長の長いソケット8Aとを接続し、嵌合長の短い端子ピン11Bと嵌合長の短いソケット8Bとを接続することで、異なる極性の端子ピンとソケットを接続する誤りを確実に防止できる。
この後、検出ユニット3の外周にシールリング5を装着し、コネクタ10の先端面10Bに当接させると共に、プローブカバー4の先端部内にサイドシールド6をはめ入れる。続いて、検出ユニット3をプローブカバー4に挿入し、プローブカバー4の基端のメネジ4Bをコネクタ10のオネジ10Aに締結する。このような簡単な作業により、キャップ状のプローブカバー4が図5に示すようにサイドシールド6および検出ユニット3を覆ってコネクタ10に装着される。コネクタ10の先端面10Bとプローブカバー4の環状段部4Cとの間にシールリング5が挟み付けられることで、本体1およびプローブ2が封止される。
放射線検出プローブ2が装着された放射線検出器100は、例えば、放射性薬剤を用いた乳癌の転移巣検出などに使用される。その際、放射線検出プローブ2は、患者の肌に直接触れることから、エチレンオキサイドガス(以下、「EOG」という)等の滅菌ガスを用いて滅菌処理されたり、水洗洗浄されることがある。プローブ2がシールリング5によって封止されているため、滅菌処理や洗浄に支障は生じない。
一方、米国特許US006236880B1に記載の放射線検出器100では、放射線の検出ユニットを内蔵するプローブチップが封止された構造を有していない。このため、プローブチップにEOG等のガスを用いた滅菌処理を施すと、ガスがプローブチップの内部に浸入して放射線検出素子やその信号伝達系に悪影響を及ぼすおそれがある。また、プローブチップの汚れを水洗などにより洗浄することが難しい。
以下では、放射線検出器100の動作を説明する。放射線検出器100の使用時は、放射線検出プローブ2の先端を患者の被測定部位に向ける。被測定部位から発した放射線は、プローブカバー4の前壁4Aおよびサイドシールド6の放射線導入窓6Aを通過して放射線検出素子7に入射する。サイドシールド6および窓6Aによって、被測定部位以外の部位からの放射線は遮断される。このため、放射線検出素子7は、被測定部位からの放射線量を高精度に検出することができる。検出素子7は、放射線量に応じた検出信号を生成する。この検出信号は、リード線9Aおよび9B、ソケット8Aおよび8B、端子ピン11Aおよび11B、ならびにリード線12Aおよび12Bを通じて本体1内の信号処理回路(図示せず)に送られる。その結果、放射線量を示すデータ信号が生成され、その放射線量が液晶表示パネル1Bに表示される。また、放射線量に応じた電子音が再生される。
放射線検出素子7を交換する際には、図4および図8に示すように、前述した手順と逆の手順にしたがって、プローブカバー4をコネクタ10に対するねじ込み方向と逆に回して取り外し、その後、検出ユニット3のソケット8Aおよび8Bから端子ピン11Aおよび11Bを引き抜いて検出ユニット3を取り外す。新たな検出ユニット3のソケット8Aおよび8Bに端子ピン11Aおよび11Bを挿入して検出ユニット3を装着した後、前述した手順でプローブカバー4をシールリング5と共にコネクタ10に装着する。このような簡単な作業により、放射線検出素子7を検出ユニット3ごと交換することができる。
サイドシールド6はプローブカバー4と分離可能なため(図4参照)、プローブカバー4をコネクタ10から取り外すことにより、サイドシールド6を簡単に交換することができる。放射線導入窓6Aの長さや径の異なる複数のサイドシールドを交換して使用することで、放射線検出素子7の感度を容易に調整することができる。
第2実施形態
図9〜図11は、第2実施形態に係る放射線検出器の主要部を示している。第2実施形態は、検出ユニットに内蔵される放射線検出素子の固定構造およびプローブカバーに対するサイドシールドの固定構造が第1実施形態と異なっている。第2実施形態は、そのほかは第1実施形態と同様の構成を有している。
図9および図10に示すように、本実施形態の放射線検出器は、第1実施形態における放射線検出プローブ2を放射線検出プローブ22に置き換えた構成を有している。放射線検出プローブ22は、検出ユニット23、プローブカバー24、シールリング5およびサイドシールド6を有する。図11に示すように、検出ユニット23は、ほぼ円筒状のケーシング23Aの先端部に放射線検出素子7を内蔵している。ケーシング23Aは、第1実施形態におけるケーシング3Aと同様の材料から構成されている。ケーシング23Aは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。ケーシング23Aの中空部は、より大きい径を有する大径部23Bと、より小さな径を有する小径部23Dとを有している。大径部23Bと小径部23Dとは、環状段部23Cを介して連続している。小径部23Dはケーシング23Aの先端に位置しており、ケーシング23の先端面から放射線検出素子7に向かって延びる開口である。
ケーシング23A内には、円筒状の素子カバー23Eと、固定部材23Fが設置されている。本実施形態では、素子カバー23Eは樹脂製であり、放射線検出素子7と接触しつつ放射線検出素子7を取り囲んでいる。素子カバー23Eは金属製であってもよいが、その場合、放射線検出素子7は素子カバー23Eと接触しないように配置される。素子カバー23Eは、大径部23Bにはめ込まれ、その一端が段部23Cと当接している。固定部材23Fは、素子カバー23Eの反対側の端と当接するように大径部23Bにはめ込まれ、素子カバー23Eを係止する。素子カバー23Eの中空部23e内には、放射線検出素子7がその前面(検出面)7Aを素子カバー23Eの先端に向けて固定されている。また、中空部23e内には、シリコーン樹脂などの電気絶縁性を有する接着剤3Fが充填されている。放射線検出素子7の前面7Aおよび後面7Bに接続されたリード線9Aおよび9Bは、固定部材23Fに形成された貫通穴23Gおよび23Hを通してソケット8Aおよび8Bに接続されている。
プローブカバー24は、検出ユニット23を覆うための円筒キャップ状の封止構造を有している。図9に示すように、プローブカバー24は、筒体24Aと、筒体24Aの先端の開口にはめ込まれた入力板24Bを有している。入力板24Bは、接着剤などを用いて筒体24Aに封止固定されている。筒体24Aは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。入力板24Bは、可視光および赤外光を遮断するとともに検出すべき放射線を透過させる材料、例えばアルミニウムやアモルファスカーボン、から構成されている。これは、検出すべき放射線以外の電磁波が放射線検出素子7に入射すると、ノイズ信号の原因となるからである。好ましくは、入力板24Bは、1keV以下のエネルギーを有する電磁波を遮断するとともに検出すべき放射線を透過させる材料から構成される。
筒体24Aの中空部は、より大きい径を有する大径部24Cと、より小さな径を有する小径部24Dとを有している。大径部24Cには、筒体24Aの先端からサイドシールド6がはめ込まれて固定され、さらに入力板24Bが封止固定される。小径部24Dは、検出ユニット23をはめ込めるような径を有している。小径部24Dと大径部24Cとの間には、サイドシールド6の基端面と当接する環状段部24Eが形成されている。図10に示すように、大径部24Cにはめ込まれたサイドシールド6の放射線導入窓6Aは、ケーシング23の小径部23Dと連通し、放射線検出素子7と対面している。窓6Aと小径部23Dとは、実質的に同じ断面を有している。
第1実施形態と同様に、第2実施形態の放射線検出器に関しても、その使用に先立って放射線検出プローブ22をEOG等の滅菌ガスを用いて滅菌処理したり、あるいは水洗洗浄することができる。また、放射線検出器の動作時には、放射線検出プローブ22の高い指向性のため、被測定部位からの放射線量を高精度に検出することができる。さらに、必要に応じて、放射線検出プローブ22の放射線検出素子7を検出ユニット23ごと交換することができる。その際、サイドシールド6がプローブカバー24に一体的に固定されているため、サイドシールド6の組付け作業が不要となる。
第3実施形態
第3実施形態は、プローブカバーの構造が第2実施形態と異なっており、そのほかは第2実施形態と同様の構成を有している。すなわち、本実施形態の放射線検出器は、第2実施形態におけるプローブカバー24(図9参照)を、図12に示されるプローブカバー34に置き換えた構成を有している。
プローブカバー34では、図9に示した筒体24Aに相当する部分が、相互に締結可能な基端カバー34Aと先端カバー34Bとに分割されている。これらのカバー34Aおよび34Bは、共通の軸を有する筒状である。カバー34Aおよび34Bは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。基端カバー34Aは、本体1のコネクタ10に締結されるメネジ4Bを有している。先端カバー34Bは、サイドシールド6を一体的に内蔵している。基端カバー34Aが先端カバー34Bに締結されると、カバー34Aおよび34Bの外面が面一となる。
基端カバー34Aの先端には、嵌合部34Cが設けられている。嵌合部34Cは、先端カバー34Bよりも小さい外径を有しており、先端カバー34Bの中空部へ突出して先端カバー34Bに摺動自在にはめ込まれる。先端カバー34Bの内周には、シールリング34D用の装着溝34Eが環状に形成されている。シールリング34Dは、例えばOリングであり、先端カバー34Bの内面と嵌合部34Cの外面との間をシールする。先端カバー34Bの基端の内面には、嵌合部34Cの外面よりも大きい径を有するメネジ34Fが形成されている。基端カバー34Aの中間部には、メネジ34Fと螺合するオネジ34Gが形成されている。
オネジ34Gに対するメネジ34Fのねじ込み量に応じて、先端カバー34Bの基端カバー34Aに対する位置をプローブカバー34の軸に沿って調整することができる。先端カバー34Bにはサイドシールド6が一体的に内蔵されている。従って、検出ユニット23内の放射線検出素子7に対してサイドシールド6を容易に接近または離間させることができ、それに応じて放射線検出素子7の感度を容易に調整することができる。
第4実施形態
第4実施形態は、プローブカバーの構造が第2実施形態と異なっており、そのほかは第2実施形態と同様の構成を有している。すなわち、本実施形態の放射線検出器は、第2実施形態におけるプローブカバー24(図9参照)を、図13に示されるプローブカバー44に置き換えた構成を有している。
プローブカバー44は、プローブカバー44の先端に固定された入力板24Bと、入力板24Bの縁から延びる筒体44Aを有する。筒体44Aは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。入力板24Bと筒体44Aとの界面は封止されている。筒体44Aの中空部には、サイドシールド6を着脱自在にはめ込むことができる。上記実施形態と異なり本実施形態では、サイドシールド6がプローブカバー44の基端から挿入される。筒体44Aの先端の内面上において入力板24Bの後方には、環状の突起44Cが形成されている。環状突起44Cは、サイドシールド6の先端面を係止する。
本実施形態では、筒体44Aにサイドシールド6が分離可能に収容される。従って、コネクタ10からプローブカバー44を取り外せば、サイドシールド6を簡単に交換することができる。放射線導入窓6Aの長さや径の異なる複数のサイドシールド6を交換して使用することで、放射線検出素子の感度を容易に調整することができる。
第5実施形態
第5実施形態は、プローブカバーの構造が第2実施形態と異なっており、そのほかは第2実施形態と同様の構成を有している。すなわち、本実施形態の放射線検出器は、第2実施形態におけるプローブカバー24(図9参照)を、図14に示されるプローブカバー54に置き換えた構成を有している。
プローブカバー54は、プローブカバー54の先端に固定された入力板24Bと、入力板24Bの縁から延びる筒体54Aを有する。入力板24Bと筒体54Aとの界面は封止されている。筒体54Aは、放射線を遮断可能な材料、例えば鉛(Pb)やタングステン(W)、から構成されており、サイドシールドおよびコリメータとして機能する。筒体54Aの先端には、入力板24Bに対面する放射線導入窓6Aが形成されている。窓6Aは放射線をコリメートする働きを有する。さらに、筒体54Aには、窓6Aと連通するユニット収容部54Bが形成されている。ユニット収容部54Bには、検出ユニット23の先端部を着脱自在にはめ込むことができる。
筒体54Aがサイドシールドおよびコリメータとして機能するため、一つの部品としてのサイドシールド6が不要となる。これにより部品点数が削減されるので、放射線検出器の構造を簡素化することができる。また、コネクタ10からプローブカバー54を取り外せば、検出ユニット23を簡単に交換することができる。
さらに、プローブカバー54自体が放射線を遮断可能なので、放射線検出プローブ22の径を大きくすることなく側方からの放射線遮断能を高め、あるいは、同程度の放射線遮断能を保ったまま放射線検出プローブ22の径を小さくすることができる。
第6実施形態
第6実施形態は、放射線検出プローブおよびその装着構造が第2実施形態と異なっており、そのほかは第2実施形態と同様の構成を有している。本実施形態に係る放射線検出プローブ32は、第2実施形態における検出ユニット23(図11参照)の代わりに、図15に示される検出ユニット33を有する。また、この放射線検出プローブ32は、ブローブカバーを有さない。
検出ユニット33は、図11に示した素子カバー23Eの代わりに素子カバー33Aを有している。素子カバー33Aはカバー23Eと同様の形状を有している。しかし、素子カバー33Aは、カバー23Eと異なり、検出すべき放射線を遮断可能な材料、例えば鉛(Pb)やタングステン(W)、から構成されている。したがって、素子カバー33Aは、サイドシールド6と同様に、放射線検出素子7への側方からの放射線入射を防止するシールド部材として機能する。このため、検出ユニット33はサイドシールド6を内蔵していない。なお、素子カバー33Aは、放射線検出素子7と接触することなく放射線検出素子7を包囲する。
さらに、素子カバー33Aは、放射線をコリメートするコリメータとしても機能する。放射線検出素子7は、素子カバー33Aの先端と面一に配置されるのではなく、素子カバー33Aの先端の後方に配置されている。言い換えると、放射線検出素子7は、素子カバー33Aの先端から素子カバー33Aの基端へ向かってある距離だけ後退した位置に配置されている。素子カバー33Aのうち放射線検出素子7の前方に位置する部分は、放射線検出素子7への側方からの放射線入射を防止するだけでなく、前方からの放射線入射をも制限する。この結果、素子カバー33Aの軸とほぼ平行な方向に進行する放射線のみが放射線検出素子7に入射する。このようにして放射線がコリメートされるので、放射線検出の指向性が高まる。
ケーシング23Aの先端には、小径部23Dの一端を塞ぐように入力板33Bが嵌め込まれている。入力板33Bとケーシング23Aとの界面は封止されている。入力板33Bは、図9に示した入力板24Bと同様の機能を有する。入力板33Bは、可視光および赤外光を遮断し、放射線を透過させる材料、例えばアルミニウムやアモルファスカーボン、から構成されている。これは、検出すべき放射線以外の電磁波が放射線検出素子7に入射すると、ノイズ信号の原因となるからである。好ましくは、入力板33Bは、1keV以下のエネルギーを有する電磁波を遮断する材料から構成される。その他の構造は検出ユニット23と同様であるため、詳細な説明は省略する。
入力板33Bによって検出ユニット33が封止されているため、図9に示されるプローブカバー24が不要となる。すなわち、本実施形態の放射線検出プローブ32は、検出ユニット33ならびにソケット8Aおよび8Bから構成されている。本実施形態では、プローブカバー24に代わるカップリングナット84が検出ユニット33用の締結具としてケーシング23Aの基端部に装着される。検出ユニット33をコネクタ10にはめ入れ、カップリングナット84のメネジ84Aをコネクタ10のオネジ10Aに締結することにより、検出ユニット33がコネクタ10に取り付けられる。このとき、コネクタ10の先端面10Bとこれに対面するカップリングナット84の頂壁84Bとの間にシールリング5が挟み付けられる。これにより、シールリング5がケーシング23Aの外周面に密着し、その結果、コネクタ10および本体1が封止される。
入力板33Bによって検出ユニット33が封止され、また、シールリング5によって本体1が封止される。このため、本実施形態の放射線検出プローブは、EOG等の滅菌ガスを用いて滅菌処理し、あるいは水洗洗浄することができる。また、カップリングナット64をコネクタ10から取り外すことで、検出ユニット33ごと放射線検出素子7を交換することができる。
第7実施形態
第7実施形態は、放射線検出プローブおよびその装着構造が第1および第2実施形態と異なっており、そのほかはこれらの実施形態と同様の構成を有している。図16に示すように、放射線検出プローブ62は、検出ユニット3、プローブカバー64、およびサイドシールド66を有する。検出ユニット3はサイドシールド66に収容され、サイドシールド66はプローブカバー64に収容される。
プローブカバー64は、サイドシールド66の全体を覆うように円筒キャップ状に形成されている。プローブカバー64は、例えば、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属材料、あるいは導電性の樹脂材料から構成されている。プローブカバー64は、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。プローブカバー4の前壁64Aの中央には、放射線が透過し易いように開口64Bが形成されている。プローブカバー64の基端部の内面には、本体1へプローブ2を装着するために使用されるメネジ64Cと、シールリング5を収容するための環状段部64Dが形成されている。環状段部64Dは、メネジ64Cの先端に隣接させて配置されている。
サイドシールド66は、第1実施形態におけるサイドシールド6と同様の構造を有している。ただし、サイドシールド66はサイドシールド6よりも長い。サイドシールド66は、放射線を遮断可能な材料、例えば鉛(Pb)やタングステン(W)から構成されている。サイドシールド66は、プローブカバー64の中空部と嵌合する。サイドシールド66の中空部は、検出ユニット3と嵌合する。サイドシールド66の前壁には、放射線導入窓66Aが開口されている。放射線は窓66Aを通過して放射線検出素子7に入射する。サイドシールド66は、放射線検出素子7の側方からの放射線入射を防止する。また、放射線導入窓66Aは、放射線用のコリメータとして機能する。
放射線検出プローブ62は、本体1の先端に着脱自在に装着される。本体1の先端に位置する支持部材1Aはコネクタ70を有しており、このコネクタ70にプローブ62が着脱自在に装着される。コネクタ70は、支持部材1Aの中央から突出する細長い支持棒70Aを有する。支持棒70Aは、本体1と同軸に延びる円筒であり、放射線検出プローブ62の外径よりも小さな外径を有している。支持棒70Aの中間部にはコネクタ本体70Bが取り付けられている。支持棒70Aは本体70Bを貫通しており、本体70Bは支持棒70Aに対して摺動自在である。本体70Bの前半部には、プローブカバー64のメネジ64Cと螺合するオネジ70Cを有する。シールリング5は、オネジ70Cに隣接するように本体70Bの先端に装着される。支持棒70Aの先端には、検出ユニット3と嵌合する筒状のソケット70Dが設けられている。ソケット70Dは、支持棒70Aの外径よりも大きな外径を有している。検出ユニット3はソケット70Dに着脱自在に装着することができる。ソケット70Dの側面には周方向に沿って溝が設けられており、その溝にシールリング90がはめ込まれる。ソケット70Dの開口部には、端子ピン11Aおよび11Bが設置されている。これらの端子ピンは、支持棒70A内を延びるリード線を介して本体1内の信号処理回路(図示せず)に接続されている。
本実施形態では、検出ユニット3の側面にネジ穴91が設けられている。また、ソケット70Dの側面には、貫通孔92が設けられている。検出ユニット3をソケット70Dの開口部に差し込むと、ネジ穴91と貫通孔92が位置合わせされる。ネジ穴91と貫通孔92には、ネジ93をねじ込むことができる。
図16に示すように、コネクタ70はオネジ70Cを有するので、プローブカバー64の基端部をコネクタ70に締結することができる。締結が行われると、シールリング5は、コネクタ10の先端面10Bとプローブカバー64の環状段部64Cとの間に挾まれて保持される。
本体1の先端に放射線検出プローブ62を装着するときは、まず、検出ユニット3をソケット70Dに差し込み、それにより端子ピン11Aおよび11Bをソケット8Aおよび8Bに挿入する。その後、ネジ穴91および貫通孔92にネジ93をねじ込んで、検出ユニット3をソケット70Dにしつかりと固定する。また、シールリング90をソケット70Dに装着する。次に、コネクタ70にシールリング5を装着すると共に、プローブカバー64の先端部内にサイドシールド66をはめ込む。続いて、検出ユニット3がサイドシールド66に挿入されるようにプローブカバー64をコネクタ70に取り付け、プローブカバー64のメネジ64Cをコネクタ70のオネジ70Cに締結する。これにより、コネクタ70の先端面とプローブカバー64の環状段部64Cとの間にシールリング5が挟み付けられる。また、ソケット70Dの外側面とサイドシールド66の内側面との間にシールリング90が挟み付けられる。このような簡単な作業により、キャップ状のプローブカバー64がサイドシールド66および検出ユニット3を覆うようにコネクタ70に装着される。
放射線検出プローブ62がコネクタ70に装着されると、プローブカバー64およびサイドシールド66は、コネクタ本体70Bとともに支持棒70Aに対して摺動自在となる。一方、ソケット70Dに装着された検出ユニット3は、支持棒70Aに対して移動することはできない。したがって、放射線検出プローブ62を摺動させると、サイドシールド66は、プローブ62の軸に沿って検出ユニット3に対して相対的に移動する。ただし、この移動中、放射線検出素子7は常にサイドシールド66内に位置する。
検出ユニット3はソケット70Dにネジ止めされているので、サイドシールド66の摺動時に検出ユニット3がソケット70Dから抜け落ちることはない。サイドシールド66とソケット70Dの間に挟まれたシールリング90は、放射線検出素子7を封止するだけでなく、サイドシールド66の摺動時にすべり止めとしても機能する。
本実施形態は、放射線検出プローブ62が細い支持棒70Aによって本体1に接続されているので、プローブ62の向きを把握しやすいという利点も有している。第1〜第6実施形態では、支持棒70Aよりも太い放射線検出プローブが本体1に直接接続されている。このため、使用者が本体を握って被測定部位にプローブを向けたとき、プローブの基端部が視線を遮り、プローブの先端を見えにくくすることがある。これに対し、本実施形態では、プローブ62と本体1との間にプローブ62よりも細い支持棒70Aが設けられているので、プローブ62の先端が見やすい。このため、使用者はプローブ62の向きを容易に把握することができ、したがって、手際よく放射線検出を進めることができる。
さらに、コネクタ本体70Bを支持棒70Aに沿って摺動させることにより、放射線検出素子7に対してコリメータである放射線導入窓66Aを容易に接近または離間させることができる。したがって、放射線検出素子7の感度を容易に調整することができる。
第8実施形態
第8実施形態は、端子ピン用のソケットの固定構造が第1実施形態と異なっており、そのほかは第1実施形態と同様の構成を有している。図17および図18に示すように、本実施形態で使用されるソケット78Aおよび78Bは、図6に示す支持板3Eの代わりに、ソケット固定部材15およびソケットカバー16を用いてケーシング73Aの基端に固定される。
ケーシング73Aは、基端の構造のみがケーシング3Aと異なり、そのほかはケーシング3Aと同様の構成を有している。ケーシング73Aは、その基端に、ソケットカバー16の先端を収容するための開口73Bを有している。ケーシング73Aは、検出すべき放射線を透過させる材料から構成されていてもよいし、検出すべき放射線を遮断する材料から構成されていてもよい。
ソケット固定部材15は、ほぼ円柱状であり、電気絶縁性の高い材料から構成されている。ソケット固定部材15の一端面には、ソケット78Aおよび78Bがはめ入れられるソケット収容孔15Aおよび15Bが開口されている。また、その端面の中心には、ソケットカバー16をネジ止めするためのネジ孔15Eが形成されている。ソケット固定部材15の反対側の端面には、ソケット収容孔15Aおよび15Bよりも小さい径を有する貫通孔15Cおよび15Dが開口されている。ソケット68Aおよび68Bをソケット収容孔15Aおよび15Bに挿入すると、ソケット8Aおよび8Bの一端から突出する接続ピン78Cおよび78Dが貫通孔15Cおよび15Dを貫通する。
ソケットカバー16は、ソケット固定部材15を覆うようにキャップ状に形成されている。ソケットカバー16の上壁16Dには、ソケット8Aおよび8Bに対応する貫通孔16Aおよび16Bが設けられている。ソケット収容孔15Aおよび15Bにソケット8Aおよび8Bがはめ入れられると、ソケット8Aおよび8Bは貫通孔16Aおよび16Bと対面する。頂壁16Dの中央には、止ネジ17用の貫通孔16Cも形成されている。止ネジ17は、孔16Cを通って、ソケット固定部材15のネジ孔15Eにねじ込まれる。ソケットカバー16は、図17に示すように、ソケット固定部材15を収容し、止ネジ17を用いてソケット固定部材15に固定される。ソケットカバー16は、その先端に差し口16Eを有している。差し口16Eは、ケーシング73Aの開口73Bにはめ込まれ、接着される。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
第1〜第7実施形態において、検出ユニットは、嵌合長の異なる端子ピン用ソケット8Aおよび8Bを有しているが、この代わりに嵌合長の等しいソケットを有していてもよい。本体1は、嵌合長の異なる端子ピン11Aおよび11Bを有しているが、この代わりに嵌合長の等しい端子ピンを有していてもよい。さらに、検出ユニットに端子ピンを設け、本体のコネクタに端子ピン用ソケットを設けてもよい。
図5に示した放射線検出プローブ2および図10に示した放射線検出プローブ22の先端部の形状は、平面状に限らず、球面状など丸みを帯びた形状であってもよい。
図1に示した放射線検出器100では、放射線検出プローブ2が本体1の軸線に対して傾斜するように装着されている。しかし、放射線検出プローブ2は、本体1の軸線に沿って突出するように装着されていてもよい。また、放射線検出プローブ2の直径と長さの比率は、図示の例に限らず、適宜変更することができる。
上記実施形態の放射線検出器は、医療用のサージカルプローブであるが、本発明の放射線検出器の用途はこれに限定されるものではなく、他の幅広い用途で使用することができる。
本発明の放射線検出器は、被測定箇所からの放射線をコリメートしてから放射線検出素子に導くため、被測定箇所からの放射線の線量を高精度に検出することができる。また、放射線検出素子を有する検出ユニットが本体のコネクタに対して着脱自在なので、簡単な作業により放射線検出素子を交換することができる。
図1は、第1実施形態に係る放射線検出器を示す斜視図である。 図2は、図1に示した放射線検出器の縦断面図である。 図3は、図2に示した放射線検出器の分解断面図である。 図4は、図3に示した放射線検出プローブの拡大分解断面図である。 図5は、図4に示した放射線検出プローブの組立状態での縦断面図である。 図6は、図4に示した放射線検出プローブの拡大断面図である。 図7は、図4に示した放射線検出プローブの構成部品を放射線検出プローブの基端側から見た分解斜視図である。 図8は、図4に示した放射線検出プローブの構成部品を放射線検出プローブの先端側から見た分解斜視図である。 図9は、第2実施形態における放射線検出プローブの拡大分解断面図である。 図10は、図9に示した放射線検出プローブの組立状態での拡大断面図である。 図11は、図9に示した検出ユニットの拡大断面図である。 図12は、第3実施形態におけるプローブカバーを示す拡大断面図である。 図13は、第4実施形態におけるプローブカバーを示す拡大断面図である。 図14は、第5実施形態におけるプローブカバーを示す拡大断面図である。 図15は、第6実施形態における放射線検出プローブを示す拡大断面図である。 図16は、第7実施形態における放射線検出プローブを示す分解斜視図である。 図17は、第8実施形態におけるソケット用の固定構造の変形例を示す分解断面図である。 図18は、第8実施形態におけるソケット用の固定構造の組立状態での断面図である。

Claims (10)

  1. 本体と、
    前記本体に着脱自在に取り付けられる放射線検出プローブと、
    を備える放射線検出器であって、
    前記放射線検出プローブの先端部には、放射線をコリメートするコリメータが設置されており、
    前記放射線検出プローブは、
    放射線検出素子を含む検出ユニットと、
    前記放射線検出素子に電気的に接続された第1の端子と、
    前記放射線検出素子を覆うように前記検出ユニットに装着されるキャップ状のシールド部材であって、前記放射線検出素子と対向する前壁及び前記前壁の縁から延びる筒状の側壁を有しており前記放射線を遮断する材料から構成される前記シールド部材と
    を有し、
    前記本体は、
    前記放射線検出プローブの基端が着脱自在に装着されるコネクタであって、前記放射線検出プローブが前記コネクタに装着されると前記第1の端子に着脱自在に接続される第2の端子、前記本体の先端から突出し前記放射線検出プローブよりも細い支持棒及び前記支持棒に摺動自在に取り付けられた摺動部材を含む前記コネクタを有し
    前記支持棒は
    前記本体の先端に接続された基端と
    前記放射線検出プローブに接続される先端と
    を有し、
    前記放射検出プローブは
    前記シールド部材および前記検出ユニットを覆い、前記摺動部材に着脱自在に装着されるキャップ状のプローブカバーと
    前記プローブカバーが前記摺動部材に装着されると前記プローブカバーと、前記摺動部材の間に挟み付けられ、それにより前記本体および前記放射線検出プローブを封止するシールリングと
    をさらに含み
    前記検出ユニットは、前記支持棒の前記先端に対して着脱自在に設置され、
    前記シールド部材は、前記プローブカバーが前記摺動部材に装着されると前記摺動部材に対して固定され
    前記コリメータは前記前壁に設けられた貫通孔であり、前記摺動部材とともに移動し前記摺動部材が前記支持棒に対して摺動すると、前記コリメータと前記放射線検出素子との距離が変化する
    放射線検出器。
  2. 前記検出ユニットは、前記放射線を透過させる入力面を有しており、
    前記放射線検出素子は、前記入力面を透過した前記放射線を受け取るように配置されており、
    前記コリメータは、前記入力面に対向する開口である、
    請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 前記シールド部材は、前記シールド部材の中空部と前記プローブカバーの中空部とが連通するように前記プローブカバー内に設置され、
    前記検出ユニットは、連通したこれらの中空部にはめ込まれる、
    請求項1又は2に記載の放射線検出器。
  4. 前記シールド部材は、前記プローブカバー内に着脱自在に設置されている、請求項3に記載の放射線検出器。
  5. 前記シールド部材は、前記プローブカバー内に固定されている、請求項3に記載の放射線検出器。
  6. 前記プローブカバーは、前記シールド部材の前壁と対向し前記コリメータの一端を塞ぐ入力板と、前記入力板の縁から延び前記シールド部材および前記検出ユニットの側面を取り囲む筒状の側壁とを有しており、
    前記入力板は、放射線を透過させるとともに1keV以下のエネルギーを有する電磁波を遮断する材料から構成されている、
    請求項1〜5のいずれかに記載の放射線検出器。
  7. 前記検出ユニットは、前記放射線検出素子を収容するケーシングを有しており、
    前記ケーシングの先端には、前記ケーシングの端面から前記放射線検出素子へ向かって延びる開口が設けられており、
    前記開口は前記コリメータと実質的に同じ断面を有し、前記コリメータと連通している、請求項1〜6のいずれかに記載の放射線検出器。
  8. 前記第1および第2の端子の一方はピンであり、他方は前記ピンと勘合するソケットである、請求項1〜7のいずれかに記載の放射線検出器。
  9. 前記ピンは、異なる嵌合長および異なる極性を有する複数のピンを有しており、
    前記ソケットは、前記複数のピント対応する嵌合長および極性を有する複数のソケットを含んでいる、請求項8に記載の放射線検出器。
  10. 前記支持棒の先端には、前記検出ユニットと嵌合し前記検出ユニットが着脱自在に装着される筒状の嵌合部材が設けられており
    前記筒状の嵌合部材内には前記第2の端子が設けられており、前記第2の端子はピンである、請求項1〜9のいずれかに記載の放射線検出器
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