JP4153008B2 - 路面ブロックの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表面に複数の突起を有する路面ブロックの製造方法に関するものである。本発明により製造される路面ブロックは、歩道、道路に限らず、屋内の床面や交通機関のホーム床面などに敷設して利用される。
特に、視覚障害者を安全に誘導するための視覚障害者誘導用ブロックに適するが、それに限らず、歩行者や台車などがスリップして転倒するのを防止するための路面ブロックや誘導用の標識として利用することができる。
路面ブロックの一種である視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者の屋内外での移動を支援するものとして、道路、公共施設、駅等に敷設されている。
従来、コンクリート製の視覚障害者誘導用ブロックとしては、例えば1辺が300mm、厚さが60mm程度の正方形または長方形の平板状ブロックの片面に、足裏などでの認識のしやすさと、つまずきの危険が少ないことなどを考慮して、頂部が平坦な高さ5mm程度の複数の突起を形成したものが一般的である。また、弱視者が視覚で認識しやすいように、通常、黄色などの目立つ色のブロックが用いられる。
従来、最も一般的な、突起の形態は点状突起と線状突起であり、このうち点状突起は、例えば、注意を喚起する位置を示すための突起として、前方の危険の可能性若しくは歩行方向の変更の必要性を予告するために用いられている。
また、線状突起は、例えば、移動方向を指示するために用いられ、その場合、線状突起の長手方向が移動方向を示している。
そして、これらの点状突起を有するブロックと線状突起を有するブロックを、適用箇所に応じて組み合せて用いることで、視覚障害者誘導用標識が形成されている。
ブロックの材質としては、コンクリート製のもの、合成樹脂製のもの、セラミック製のもの、硬質ゴム製のもの、あるいはこれらを組み合わせたもの、表面に合成ゴムを貼ったもの、点状突起あるいは線状突起を別材料とし、後から取り付けるようにしたものなどがある。
また、点状突起の形態についても、従来、種々の径、高さのものがあり、配置パターンも並列配置や千鳥配置のものがあるが、これらは、視覚障害者にとっての認識のしやすさや危険性の回避を考慮して決める必要がある。
このような視覚障害者誘導用ブロックに関する先行特許出願としては、例えば、特開2001−355213号公報特開2002−166410号公報特開2003−239230号公報などがある。
特開2001−355213号公報には、視覚障害者誘導用ブロックについて、突起部の色相、彩度、明度などを他の部分と異ならせることで、弱視者が認識しやすいようにしたブロックおよびその製造で方法が記載されている。
特開2002−166410号公報には表面側の着色コンクリート層と裏面側のコンクリート層との間に、杖などに取り付けたリーダ/ライタ機器で読み取り可能な情報を記憶させた電子タグを埋め込んだ視覚障害者誘導用ブロックの製造方法が記載されている。
特開2003−239230号公報には、複数の視覚障害者誘導用ブロックを連結することやブロックの裏面側にがたつき防止用の突起を設けることが記載されている。
本発明は、このような視覚障害者誘導用ブロックが通常2種または2種以上の組み合わせで利用されていることと、表面の突起が不可欠であることに着目し、表裏リバーシブルなブロック形状の検討により、製造コストの低減、施工・在庫管理の容易化、ブロック単体およびブロック敷設状態での品質の向上等を図ったものである。
本願の請求項1に係る路面ブロックの製造方法は、表面と裏面にそれぞれ異なる形状または配置パターンで複数の突起を設けてなる路面敷設用のブロックの製造方法であって、表面側面板と裏面側面板の内面に前記異なる形状または配置パターンの複数の突起に対応する凹部を設けたブロック製造用型枠を用い、前記表面側面板と裏面側面板を製造されるブロックの厚さ分を隔てて縦向きに設置し、前記表面側面板と裏面側面板で挟まれる空間に上方から硬化性充填材を充填し、養生後、脱型することを特徴とするものである。
発明における路面ブロックは、ブロックの表面と裏面の両面に突起を有するため、例えば、コンクリートやモルタルの場合、通常の横置きの状態で製造することは困難である。
これに対し、型枠として、表面側面板と裏面側面板の内面に、それぞれ異なる形状または配置パターンの複数の突起に対応する凹部を設けた型枠を用い、これら表面側面板と裏面側面板を製造されるブロックの厚さ分を隔てて縦向きに設置し、表面側型枠部材と裏面側型枠部材で挟まれる空間に上方からコンクリート、モルタルなどの硬化性充填材を充填し、養生後、脱型することができる。
また、本発明における路面ブロックは、平板状のブロックの表面に複数の突起を設けてなる路面敷設用のブロックにおいて、複数の突起をブロックの表面と裏面にそれぞれ異なる形状または配置パターンで設け、表面と裏面の何れも路面の上面として使用可能なリバーシブルブロックとしたことを特徴とするものである。
路面ブロックのサイズ、突起の数、形状は特に限定されないが、例えば、視覚障害者誘導用ブロックとして用いる場合等、個々の用途に適したサイズ、突起の形状、配置とすればよく、これらに関しては、従来と特に変わるところはない。
突起をブロックの表面と裏面にそれぞれ異なる形状または配置パターンで設けた理由の一つは、表裏どちらでも使用できるリバーシブルなブロックとすることで、例えば2種類のパターンのブロックを必要とする場合に1種類のブロックで対応できるなど、ブロックの種類数が低減できるためである。
なお、本発明でいうブロックの表裏は、どちらを表としてもよい相対的なものであり、一方を表として見たときの他方を裏と考えればよい。
ブロックの種類数が少なくなれば、型等の種類もそれに応じて少なくなり、製造設備のコストが低減でき、大量生産も容易となる。また、1つのブロックが従来の2種類のブロックを兼ねるため、在庫管理や施工現場での取り扱いも簡略化され、これらのコストも低減される。
もう一つの理由は、施工時および敷設後のブロックの安定性の確保のために、使用時に表に表れない側の突起の利用を図ったものである。
従来の路面ブロックは、製造の容易さから、裏面側が平坦な板状体とする場合が多いが、ブロックを実際に設置する場合には、路床の上に砂利や砕石を敷設し、その上にクッション用の砂層を敷設したり、あるいは路床にコンクリートやモルタルを打設してその上に、路面ブロックを敷き並べ、目地材を充填するといったことが行われている。
そのため、路面ブロックの安定を図るため、前述した特開2003−239230号公報に記載された発明のように、がたつき防止用の突起を設けたり、あるいはブロックの裏面に接着剤であらかじめ砂や砂利を貼り付けておくといったことが行われている。
これに対し、本発明では、ブロックの表面と裏面のうち、敷設時に下側にきた面の突起をブロック施工時および敷設後の安定のために利用でき、表裏で異なる突起形状または配置パターンとしたリバーシブルの効果に加え、さらに突起がブロックの安定性の確保に利用できるという利点がある。
ブロックの材質は、コンクリート、合成樹脂、セラミック、その他、特に限定されないが、製品化のしやすさ、品質、取り扱いの容易さなどからは、ポリマーコンクリートあるいはポリマーモルタル製のものが好ましい。
ポリマーコンクリートやポリマーモルタルは、材料としては、コンクリートやモルタルに比べ高価であるが、早期に高強度が得られることや、接着性、水密性、耐凍結融解性、耐薬品性、耐摩耗性、電気絶縁性に優れるといった利点がある。
また、ブロックの製造に関しては、コンクリートやモルタルのブロックに比べ、薄肉の軽量なものとすることができる他、骨材分離も少ないので、均質な品質に優れたものが製造可能であり、後述するような縦打ちによる製造が可能であるため、製造も容易である。
請求項2に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1に係る路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの表面と裏面に設けた前記複数の突起が、視覚障害者が歩行の際に、足裏または杖により感知可能な注意喚起用または方向指示用の突起であることを特徴とするものである。
ロックの表面および裏面に設けられる突起の具体的な形状や配置は特に限定されるものではないが、視覚障害者誘導用ブロックとしての用途的には、従来、最も一般的な突起形状、配置パターンである点状突起と線状突起をそれぞれ表裏に形成したものが直ちに利用可能であるという点で、需要が大きいと考えられる。
発明の路面ブロックを、特に視覚障害者誘導用ブロックとして用いる場合の形態としては、視覚障害者が歩行の際に、足裏または杖により感知可能な注意喚起用または方向指示用の複数の突起を、平板状のブロックの表面と裏面にそれぞれ異なる形状または配置パターンで設けたものとなる。
面側面板および裏面側面板の凹部形状は、用途に応じ、任意であるが視覚障害者誘導用ブロックの製造においては、例えば、表面側面板および裏面側面板の一方に複数の点状突起を形成するための凹部を分散配置し、他方には複数の線状突起を形成するための凹部を並列配置するといった形態となる。
請求項3に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1または2に係る路面ブロックの製造方法において、前記表面側面板および裏面側面板の内面の一方には複数の点状突起を形成するための凹部が分散配置されており、他方には複数の線状突起を形成するための凹部が並列配置されていることを特徴とするものである。
のような視覚障害者誘導用ブロックを、路面(建物内の床面などの場合も含む)に、一部は表面側が上になるように、残りは裏面側が上になるように敷き並べて行くことで、視覚障害者誘導用標識が形成される。
請求項4に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1、2または3に係る路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの表面および裏面に滑り止め加工を施すことを特徴とするものである。
お、ポリマーコンクリートやポリマーモルタルの場合、製造用の型枠の面板表面の処理により、製造されるブロックの表面にそのまま滑り止め加工が可能であり、別途、滑止め材を塗布したり、貼り付ける手間を省くことができ、品質的にも優れたものとなる。
た、表面側面板および裏面側面板の表面に微細な凹凸を形成させるなどの表面処理により、製造されるブロックに対する滑り止め加工が可能である。
請求項5に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1、2、3または4に係る路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの外周面に該ブロックの外周方向に延びる溝を形成することを特徴とするものである。
ロックの外周面にあらかじめ溝を形成しておけば、溝部で目地材との付着性の向上が図れる。また、ブロックの外周に溝部があることで、ブロックを運んだり、敷設の際に位置調整を行う場合などにおいて、溝部を掴むことがでるので、取り扱いが容易となる。
請求項6に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1、2、3、4または5に係る路面ブロックの製造方法において、前記硬化性充填材がポリマーコンクリートまたはポリマーモルタルであることを特徴とするものである。
ンクリートやモルタルの場合、縦置きでは、狭い空間への充填性の問題や骨材分離の問題があるのに対し、ポリマーコンクリートまたはポリマーモルタルの場合にはこれらの問題が非常に少なく、薄肉で高品質のリバーシブルブロックの製造が可能である。
請求項7に係る路面ブロックの製造方法は、請求項1、2、3、4または5に係る路面ブロックの製造方法において、前記硬化性充填材が合成樹脂であることを特徴とするものである。
図1〜図6は、最良の実施形態として、本発明によって製造される路面ブロックを視覚障害者誘導用ブロックに適用した場合の一実施形態を示したものである。
最も一般的な寸法としては、取り扱いやすさなどから、1辺が300mmの正方形で、厚さが30〜40mmといった寸法があるが、特に限定されるものではなく、何種類かの寸法のものを使い分けたり、組み合わせて用いることもできる。
図1は、ブロック1の表面を示したもので、頂部が平坦な高さ5mmの円錐台状の点状突起2を、縦横、それぞれ5個ずつ、合計25個形成されている。勿論、これらの点状突起2の形状、数も特に限定されるものではないが、規格化されている条件下においてはその規格に従えばよい。
図3は、ブロック1の裏面を示したもので、頂部が平坦な高さ5mmの一方向に長い四角錐台状の線状突起3が、一方向に向けて4本、並列に形成されている。
これらの線状突起3の形状、数も特に限定されるものではないが、規格化されている条件下においてはその規格に従えばよい。
例えば、日本においては、視覚障害者誘導用ブロックについて、図のように分散配置された点状突起2が注意を喚起する位置を示すための突起として、前方の危険の可能性若しくは歩行方向の変更の必要性を予告するために用いられており、線状突起3が移動方向を指示するために用いられている。
そして、これらの点状突起を有するブロックと線状突起を有するブロックを、適用箇所に応じて組み合せて用いることで、図7に示めすような視覚障害者誘導用標識が形成される。
また、図示した例では、図2、4、5、6に示されるように、ブロック1の外周面に溝4を形成してある。この溝4は、路面に敷設した際の目地材が入り込むことで、ブロック1との付着力を高める機能を有する。また、ブロック1を持ち運んだり、位置を調整する場合、また必要に応じ敷設したブロック1を取り外す際に、この溝4部分に手の指をかけたり、工具を引っ掛けるなどすることができ、ブロック1の扱いが容易となる。
ブロック1の材質としては、ポリマーコンクリート製のものが好ましく、顔料、トナーにより、黄色に発色させている。ポリマーコンクリートの場合、顔料やトナーの分散性がコンクリートより良いため、コンクリートなどに比べ、発色が容易であり、弱視者による認識に適した色彩を容易に実現することができる。
ポリマーコンクリートの配合の一例を挙げると、次の通りである。
不飽和ポリエステル樹脂: 13.0重量%
細骨材(砂): 41.0重量%
粗骨材(砂利): 32.0重量%
炭酸カルシウム: 14.0重量%
これらに加え、硬化剤(不飽和ポリエステル樹脂に対し、1.0重量%程度)、チタン(不飽和ポリエステル樹脂に対し、3.0重量%程度)および顔料等が配合される。
図7および図8は、それぞれ本発明のブロックを用いた視覚障害者誘導用標識の敷設例を示したものである。
リバーシブルに使用可能なブロック1の片面に点状突起2が形成され、反対側に線状突起3が形成されており、これらを図7や図8に例示的に示されるように歩道などの路面に敷き並べて行く。線状突起3は移動方向を指示しており、点状突起2は注意を喚起する位置に用いられている。
図7の例は、図中の上方から点字ブロック1の線状突起3に誘導されてきた視覚障害者が、点字突起2を杖の先端あるいは足裏などで感知し、前方に車道あるいは階段などが存在することを認知できるようにする場合である。
図8の例は、例えば、図中の左方向から点字ブロック1の線状突起3に誘導されてきた視覚障害者が、点字突起2を杖の先端あるいは足裏などで感知し、歩道の交差点であることを認知できるようにする場合である。
図9は、本発明の路面ブロックの製造方法の原理を概略的に示した図であり、製造用型枠11を縦置きにして上方から、所定の配合の未硬化のポリマーコンクリートを充填する。
図示した例において、型枠11は、内面に点状突起2を形成するための点状凹部12aを有する表面側面板12と、内面に線状突起3を形成するための線状凹部13aを有する裏面側面板13とを有する。また、表面側面板12の下部には製造されるブロック1の外周4面のうちの一面を形成させる底部12bが一体に設けられており、さらに表面側面板12と裏面側面板13を向かい合わせた状態で、側方を閉塞するとともに、それぞれブロック1の外周4面のうちの一面を形成させる棒状の側板14を取り付けるようになっている。
型枠11内に充填したポリマーコンクリートが硬化したら、図示の例ではまず裏面側面板13と側板14を取り外すことで、線状突起3がある方の面が露出する。次に硬化したブロック1を表面側面板12から取り外すことで、1枚のブロック1の製造手順が完結する。
なお、型枠を構成する面板などの部材の形状や、組合せ、製造手順は種々の改変が可能である。また、理解を容易にするため、ブロックを1枚製造する手順を説明したが、実際には、縦置きの型枠を多数並列させた量産型の型枠を用い、多数のブロック1を同時に製造できるようにすることが望ましい。
本発明によって製造される路面ブロックは、屋外の歩道、道路、屋内の床面や交通機関のホーム床面などに敷設して利用することができ、特に、視覚障害者を安全に誘導するための視覚障害者誘導用ブロックとしての利用に適する。また、本発明により、このようなブロックを、容易に、安価に製造でき、かつ高品質の路面ブロックが得られる。
本発明の一実施例における平面図である。 図1の実施例における正面図である。 図1の実施例における底面図である。 図1の実施例における右側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明のブロックを用いた視覚障害者誘導用標識の敷設例を示す平面図である。 本発明のブロックを用いた視覚障害者誘導用標識の他の敷設例を示す平面図である。 本発明の路面ブロックの製造方法の原理を示す概要図である。

Claims (7)

  1. 表面と裏面にそれぞれ異なる形状または配置パターンで複数の突起を設けてなる路面敷設用のブロックの製造方法であって、表面側面板と裏面側面板の内面に前記異なる形状または配置パターンの複数の突起に対応する凹部を設けたブロック製造用型枠を用い、前記表面側面板と裏面側面板を製造されるブロックの厚さ分を隔てて縦向きに設置し、前記表面側面板と裏面側面板で挟まれる空間に上方から硬化性充填材を充填し、養生後、脱型することを特徴とする路面ブロックの製造方法。
  2. 請求項1記載の路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの表面と裏面に設けた前記複数の突起が、視覚障害者が歩行の際に、足裏または杖により感知可能な注意喚起用または方向指示用の突起であることを特徴とする路面ブロックの製造方法。
  3. 請求項1または2記載の路面ブロックの製造方法において、前記表面側面板および裏面側面板の内面の一方には複数の点状突起を形成するための凹部が分散配置されており、他方には複数の線状突起を形成するための凹部が並列配置されていることを特徴とする路面ブロックの製造方法。
  4. 請求項1、2または3記載の路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの表面および裏面に滑り止め加工を施すことを特徴とする路面ブロックの製造方法。
  5. 請求項1、2、3または4記載の路面ブロックの製造方法において、前記ブロックの外周面に該ブロックの外周方向に延びる溝を形成することを特徴とする路面ブロック製造方法。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の路面ブロックの製造方法において、前記硬化性充填材がポリマーコンクリートまたはポリマーモルタルであることを特徴とする路面ブロックの製造方法。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載の路面ブロックの製造方法において、前記硬化性充填材が合成樹脂であることを特徴とする路面ブロックの製造方法。
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