JP4151734B1 - 自動廻り階段 - Google Patents

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Abstract

【課題】一度の乗り込みでそのまま最上階まで昇ることが可能で、しかも各階でも途中で降りることを可能にする昇降一対の自動廻り階段の提供。
【解決手段】建造物の壁に蛇行するガイドレール2を取付け、これに沿うて多数個鎖状に連結した階段ユニット5を運行させるとき、隣り合う階段ユニットを垂直にずらせて階段としての段差を生じさせ、又ガイドレールの方向転換に順応するため踏板部を二分割して扇形に拡げるようにし、又階段ユニットの下部外周にラック歯板18を取付けてチェインを噛み合わせて駆動し、更に階段ユニットに長尺ピニオン棒22を垂直に取付けて、これを建造物の壁に取付けた垂直方向の歯をもつ、上下2本のラック歯長尺板4に噛み合わせることにより階段ユニットの姿勢を常に垂直に保持して鎖状の長尺の階段ユニットを安定した状態で運行できうるようにした。
【選択図】図3

Description

多人数に利用される大型建築用エスカレーターとして使用される。
大型建築用に現在使用されているエスカレーターは直線形である。
現在のエスカレーターは一階毎に乗り換えて、次の階に移行するものであるが、本発明は一度の乗り込みでそのまま最上階まで昇ることが可能で、しかも各階でも途中で降りることを可能にする。即ちエレベーターの機能も併せ持つようにする。且廻り階段式であるため設置場所を少なくすることが可能である。
建造物の壁1に上下左右に蛇行した経路として取付けられたガイドレール2に多数個、鎖状に連結した階段ユニット5を沿わせて運行していくとき、ガイドレール2の上下の傾斜に順応するため、隣り合う階段ユニット5を垂直にずらせて適当な階段としての段差を生じさせるため、ガイドレール2に取付けた連結金具8の溝形案内10で両方の階段ユニット本体6の端に設けられた縦方向の棒状突起7等を同時に挟み込むよう、しかも褶動可能に取付ける構造とする。
又、ガイドレール2の方向転換に順応するため階段ユニット5の上に載っている踏板部12を二分割して、支点軸13を中心として常に隣りの階段ユニット5の側板に接するよう、扇形に拡げるようにし、そしてこの時上面に生じる段差を埋めるため、その境界部17を互いに噛み合う櫛歯構造とする。
又、階段ユニット5の下部外周に垂直方向に歯形を持つラック歯板18を取付け、モーター付減速機21のチェインホイール20により駆動されるエンドレスチェイン19又はエンドレス歯形ベルトを噛み合わせて駆動し、このような駆動箇所を連結した階段ユニット5に数カ所設けて鎖状に連結した多数の階段ユニット5を運行させる構造とする。
又、階段ユニット5に長尺ピニオン棒22を垂直に回転自在に取付けて、この長尺ピニオン棒22をガイドレール2に並行して建造物の壁1に取付けられた垂直方向の歯をもつ上下2本のラック歯長尺板4に同時に垂直に噛み合わせることにより運行中に生じる各階段ユニット5のガイドレール2との接触個所の変化及び牽引力の方向の変化により生じるそれの揺動を防止して、各階段ユニット5の姿勢を常に垂直に保持して、鎖状に連結した長尺の階段ユニット5を円滑に運行することが可能となり、迴り階段のような形状で低層階より高層階まで廻りながら上昇し、最上階で隣りの場所に移り換わり、同じ方向に廻りながら下降し、最下階で又上昇に戻る自動廻り階段が可能となり、且各階層の一部に水平運行場所を設けることにより、その階の乗降を可能とする昇降一対の自動廻り階段の構造である。
各階への昇降の多い多人数収容の大型建物の上下の運行は本発明の自動廻り階段の設置によりあまり大きな設備空間を必要とせず、且、円滑に最上階まで昇降が可能となり、所要時間も短縮できる利点がある。
図1、図2及び図3は階段ユニット5が傾斜したガイドレール2に沿うて段差をもって運行される状態を示すものである。階段ユニット5の中央には中央支持金具11が取付けられており、これがガイドレールの頭部3に褶動可能に嵌合させることにより階段ユニット5の高さが決められる。
一方、ガイドレール2には連結金具8が取付けられ、これの2個のレール用車輪9によりガイドレールの頭部3を挟んで転動し、離脱しないようになっている。
建造物の壁1に上下左右に蛇行した経路として取付けられたガイドレール2の上下の傾斜に順応するため、隣り合う階段ユニット5を垂直にずらせて適当な階段としての段差を生じさせるため、ガイドレール2に取付けた連結金具8の溝形案内10で両方の階段ユニット本体6の端に設けられた縦方向の棒状突起7等を同時に挟み込むよう、しかも褶動可能に取付けられている。
又、ガイドレール2の方向転換に順応するため、階段ユニット5の上に載っている踏板部12を二分割して、支点軸13を中心として常に隣りの階段ユニット5の側板に接するよう、扇形に拡げるようにし、そしてこの時上面に生じる段差を埋めるため、その境界部17を互いに噛み合う櫛歯構造としている。踏板部12には拡大用バネ16の力により、リンク及びカラー15は作動し、左右の踏板部12は同角度扇形に拡げられる。
図4及び図5は連結した階段ユニットの一部が平面になっていて、この場所でその階の床に乗降できる。そしてこの場所にモーター付減速機21のチェインホイール20により駆動されるエンドレスチェイン19又はエンドレス歯形ベルトを設置してこれを階段ユニット5の下部外周の設けられた垂直方向の歯形をもって下部ラック歯板18に噛み合わせて多数個、鎖状に連結した階段ユニット5を駆動する。このような駆動個所は階段ユニット5が平面となる各階毎に設置できるため、動力の伝達は容易である。
又、階段ユニット5に長尺ピニオン棒22を垂直に回転自在に取付けて、この長尺ピニオン棒22をガイドレール2に並行して建造物の壁1に取付けられた垂直方向の歯をもつ上下2本のラック歯長尺板4に同時に垂直に噛み合わせることにより運行中に生じる各階段ユニット5のガイドレール2との接触個所の変化及び牽引力の方向の変化により生じるそれの揺動を防止して、各階段ユニット5を常に垂直に保持して鎖状に連結した長尺の階段ユニット5を円滑に運行することが可能となり、廻り階段のような形状で低層階より高層階まで廻りながら上昇し、最上階で隣りの場所に移り換わり、同じ方向に廻りながら下降し、最下階で又上昇に戻る自動廻り階段が可能となり、且各階層の一部に水平運行場所を設けることにより、その階の乗降が出来る昇降一対のエンドレス自動廻り階段が可能になる。
図7は上記の昇降一対の自動廻り階段の略図の平面図であって、右階段は時計廻りで上昇し、最上階で左階段に移り時計廻りで下降していく。右階段より左階段、左階段より右階段へ移る過程は平面移行であり、階段ユニットの踏板部の扇形は狭められた状態となる。猶各階には階段ユニットが平面となっている乗降場所が設けられる。
図4、図5、及び図6のシートコンベアー24はゴム等の柔軟性のある環状形平面のシート25又は金属棒を放射線状に並べ、これを細線等連結して柔軟性のある環状形とした平面シートの直径上に2個のモーター内蔵形ローラー26を載せ、それを2ツ折りにして上からかぶせた形状にし放射形に数本の同じモーター内蔵形ローラー26又は数板の支持板等で支え、これらのモーター内蔵形ローラー26を同時に同方向に回転することにより、環状形平面シート25の上半分を下半分の側に、下半分を上半分の方に移り変えらせて、エンドレスに運行出来るようにした半円周シートコンベアー24であって、これを鎖状に連結した階段ユニット5の水平回転場所の外周に図4のように配置して、この運行速度を階段ユニット5の運行速度の半分程度に落とすことにより乗降する人が階段ユニット5より先ずこのシートコンベアー24上に移り、静止している建物床に移ることが出来るので乗降にともなう安全性を増すことが出来る。
本発明の実施形態の実施例として、階段ユニットが段差になっている状態の1/2部分の平面図 図1のA−A矢視の正面図 図1のB−B断面図 本発明の実施形態の実施例として、階段ユニットが一部平面になっている状態の1/2部分の平面図 図4のC−C断面図 図4の側面図 本発明の実施形態の実施例として、昇降一対の自動廻り階段の略図の平面図 図7の正面図
符号の説明
1・・・建造物の壁 2・・・ガイドレール
3・・・ガイドレールの頭部 4・・・ラック歯長尺板
5・・・階段ユニット 6・・・階段ユニット本体
7・・・階段ユニット本体の縦方向の棒状突起 8・・・連結金具
9・・・連結金具のレール用車輪 10・・・連結金具の溝形案内
11・・・階段ユニット本体の中央支持金具 12・・・階段ユニットの踏板部
13・・・踏板部の支点軸 14・・・踏板部拡大用案内軸
15・・・踏板部拡大用リンク及びカラー 16・・・踏板部拡大用バネ
17・・・踏板部の境界部櫛歯 18・・・階段ユニットの下部ラック歯板
19・・・駆動用エンドレスチェイン 20・・・チェインホイール
21・・・モーター付減速機 22・・・階段ユニットの長尺ピニオン棒
23・・・階段ユニットの手摺 24・・・シートコンベアー
25・・・環状形平面のシート 26・・・モーター内蔵形ローラー

Claims (2)

  1. 建造物の壁1に上下左右に蛇行した経路として取付けられたガイドレール2に多数個、鎖状に連結した階段ユニット5を沿わせて運行していくとき、ガイドレール2の上下の傾斜に順応するため、隣り合う階段ユニット5を垂直にずらせて適当な階段としての段差を生じさせるため、ガイドレール2に取付けた連結金具8の溝形案内10で両方の階段ユニット本体6の端に設けられた縦方向の棒状突起7等を同時に挟み込むよう、しかも褶動可能に取付ける構造とし、又、ガイドレール2の方向転換に順応するため階段ユニット5の上に載っている踏板部12を二分割して、支点軸13を中心として常に隣りの階段ユニット5の側板に接するよう、扇形に拡げるようにし、そしてこの時上面に生じる段差を埋めるため、その境界部17を互いに噛み合う櫛歯構造とし、又、階段ユニット5の下部外周に垂直方向に歯形を持つラック歯板18を取付け、モーター付減速機21のチェインホイール20により駆動されるエンドレスチェイン19又はエンドレス歯形ベルトを噛み合わせて駆動し、このような駆動箇所を連結した階段ユニット5に数カ所設けて鎖状に連結した多数の階段ユニット5を運行させる構造とし、これに加えて階段ユニット5に長尺ピニオン棒22を垂直に回転自在に取付け長尺ピニオン棒22をガイドレール2に並行して建造物の壁1に取付けられた垂直方向の歯をもつ上下2本のラック歯長尺板4に同時に垂直に噛み合わせることにより運行中に生じる各階段ユニット5のガイドレール2との接触個所の変化及び牽引力の方向の変化により生じるそれの揺動を防止して、各階段ユニット5の姿勢を常に垂直に保持して鎖状に連結した長尺の階段ユニット5を円滑に運行することが可能となり、廻り階段のような形状で低層階より高層階まで廻りながら上昇し、最上階で隣りの場所に移り換わり、同じ方向に廻りながら下降し、最下階で又上昇に戻る自動廻り階段が可能となり、且各階層の一部に水平運行場所を設けることにより、その階の乗降を可能とする昇降一対のエンドレス自動廻り階段の構造
  2. 特許請求の範囲の請求項1に記載のエンドレス自動廻り階段の構造に於ける鎖状に連結した階段ユニットの水平回転場所の外周に沿うて移動するシートコンベアー24の構造であって、ゴム等の柔軟性のある環状形平面のシート25又は金属棒を放射線状に並べ、これを細線等を連結して柔軟性のある環状形とした面シートの直径上に2個のモーター内蔵形ローラー26を載せ、それを2ツ折りにして上からかぶせた形状にし放射形に数本の同じモーター内蔵形ローラー26又は数板の支持板等で支え、これらのモーター内蔵形ローラー26を同時に同方向に回転することにより、環状形平面シート25の上半分を下半分の側に、下半分を上半分の方に移り変えらせて、エンドレスに運行出来るようにした半円周運行を可能にしたシートコンベアーの構造。
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