JP4151175B2 - 播種機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繰出装置の後方に播種面鎮圧ローラを配置した播種ユニットを、複数併設して構成した播種機の後方に設けられる鎮圧ローラを具備した播種機であって、該播種機の左右幅範囲の全面を鎮圧して、播種面鎮圧ローラによる鎮圧面と非鎮圧面との高低差をならすための全面鎮圧ローラを具備した播種機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、種子繰出装置の後方に播種面鎮圧ローラを配置した播種ユニットを、複数併設して構成し、トラクター等の車両に装着される作業機の後端部に装着して用いる播種機は公知である。このような播種機においては、併設された複数の播種ユニットにおける種子繰出装置により複数条の土壌面に同時に種子を播種し、播種した土壌面(播種面)に土壌を被せた後に、各播種ユニット毎に設けられる播種面鎮圧ローラによって、それぞれの播種面を鎮圧するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の播種機における、各播種ユニットの播種面鎮圧ローラにより土壌面を鎮圧した場合、それぞれの播種面鎮圧ローラと播種面鎮圧ローラとの間には一定の間隔があいているので、土壌面には鎮圧される箇所と鎮圧されない箇所が生じる。例えば、図7に示すように、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧される、種子Sが播種された部分の土壌面Gbは、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧されなかった部分の土壌面Gaに対して凹陥し段差を生じる。そして、播種された種子Sの播種深さは、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧された状態で適正な深さDとなるように調整されている。
【0004】
しかし、播種後に雨が降ったりすると、図7に示すように、鎮圧されなかった部分の土壌面Gaの土壌が、凹陥している鎮圧された部分の土壌面Gbに流れ込み、種子Sの播種深さが、播種時よりも深くなってしまう。これにより、降雨後の種子Sの播種深さDaが、前述の適正な深さDよりも深くなってしまい、種子Sの発芽率が低下してしまうといった不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、取付フレーム(4)に平行リンク(12・13)を介して播種フレーム(14)を枢結し、該播種フレーム(14)に、接地駆動輪(9)と種子繰出装置(6)と播種面鎮圧ローラ(17)とを付設して播種ユニット(A)を構成し、トラクタに装着したロータリー耕耘装置の後端部に横架される取付バー(3)に、条数に合わせた複数の前記播種ユニット(A)を、取付フレーム(4)の先端を取付バー(3)に固定することにより併設して播種機を構成し、該播種機の後方に、左右幅範囲の全面を鎮圧する全面鎮圧ローラ(B)を配置し、該全面鎮圧ローラ(B)は前端を、前記取付バー(3)に支持して構成し、各播種ユニット(A)の播種面鎮圧ローラ(17)により土壌面を鎮圧した場合、それぞれの播種面鎮圧ローラ(17)の間の一定の間隔により、種子(S)が播種され播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧され凹陥した土壌面(Gb)と、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧されずに盛り上がった土壌面(Ga)により段差を発生させ、播種された該種子(S)の播種深さは、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧した状態で適正な深さ(D)とすべく調整可能に構成し、該土壌面(Gb)に対して盛り上がっている土壌面(Ga)を、後部に配置した全面鎮圧ローラ(B)の左右幅の範囲内で全体的に均平に鎮圧し、該土壌面(Ga)と土壌面(Gb)との段差を無くし、該全面鎮圧ローラ(B)による鎮圧が終了した後における、該種子(S)の播種深さが適正な深さ(D)となるように、該全面鎮圧ローラ(B)の鎮圧力を調整可能としたものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載の播種機において、前記全面鎮圧ローラ(B)は、少なくとも、土壌を鎮圧するローラ部材(31)と、該ローラ部材(31)のローラ軸(38)両端部から前斜上方へ延出するローラフレーム(32)と、該ローラフレーム(32)の前端部から後方へ延出する支持ステー(33)と、該支持ステー(33)とローラフレーム(32)との間に介装されローラ部材(31)を下方付勢する付勢部材であるスプリング(35)とで構成し、前記全面鎮圧ローラ(B)は、前記ローラフレーム(32)の前端部又は支持ステー(33)の前端部にて、播種機の取付バー(3)に着脱可能に取り付けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の全面鎮圧ローラを取り付けた播種機がロータリー耕耘装置に装着された状態を示す斜視図、図2は全面鎮圧ローラを取り付けた播種機を示す斜視図、図3は同じく側面図、図4は全面鎮圧ローラを示す側面図、図5は同じく平面図、図6は全面鎮圧ローラにより鎮圧した後の土壌面を示す図、図7は播種機の播種面鎮圧ローラにより鎮圧された後の土壌面を示す図、図8は図7における土壌面に雨が降った後の状態を示す図である。
【0009】
まず、本発明の全面鎮圧ローラを取り付けた播種機の構成について説明する。図1乃至図3に示すように、例えば、トラクタに装着されたロータリー耕耘装置の後端部に横架される取り付けバー3に、条数に合わせた複数の播種ユニットAで構成される播種機が取り付けられている。該播種機は、例えば本例においては、人参等の野菜用播種機に構成しているが、これに限定されるものではない。
【0010】
前記取付バー3には、播種ユニットAの取付フレーム4が取付固定され、該取付フレーム4には、平行リンク12・13を介して播種フレーム14が枢結されている。該播種フレーム14の前端部には接地駆動輪9が回転自在に支持され、途中部には種子繰出装置6が取り付けられ、後端部には播種面鎮圧ローラ17が回転自在に支持されている。該接地駆動輪9と種子繰出装置6とは、チェンケース19に内蔵されるチェンにより連結されており、接地駆動輪9が回転すると種子繰出装置6が回転駆動されるように構成されている。
【0011】
また、前記種子繰出装置6上にはホッパ11が載置されている。さらに、播種フレーム14の途中部には作溝器16が固設され、前記種子繰出装置6の下方に配置されており、該作溝器16の後方には覆土板18が設けられている。
【0012】
前記平行リンク12・13は前高後低に配置され、該平行リンク12の後端部の枢支軸21と、平行リンク13の前端部の枢支軸22との間には、引っ張りバネ20を介装して、播種フレーム14を一定の力で下方に付勢するように構成している。
【0013】
そして、前記接地駆動輪9を接地させて前進することにより種子繰出装置6を回転駆動させ、ホッパ11内に貯留される種子を土壌面に播種するようにしている。播種された土壌面は覆土板18により覆土され、その後、播種面鎮圧ローラ17によって鎮圧される。
【0014】
次に、前記播種機に取り付けられる全面鎮圧ローラBについて説明する。図1乃至図5に示すように、全面鎮圧ローラBは前記取付バー3に取付固定されており、該全面鎮圧ローラBの後端部のローラ部材31により土壌面を鎮圧するものである。
【0015】
ローラ部材31は播種機の後方、即ち播種面鎮圧ローラ17の後方に配置されており、全面鎮圧ローラBは、該ローラ部材31と、該ローラ部材31のローラ軸38を回転自在に支持し、該ローラ軸38の両端部から前斜上方へ延出するローラフレーム32と、該ローラフレーム32の前端部から後方へ延出する支持ステー33と、該支持ステー33とローラフレーム32との間に介装されローラ部材31を下方付勢する付勢部材であるスプリング35とで構成されている。
【0016】
ローラフレーム32の前端部は、支持ステー33に回動自在に枢支されており、該支持ステー33の前端部を前記取付バー3に取り付けることにより、全面鎮圧ローラが取付固定されている。スプリング35は、支持ステー33の後端部とローラフレーム32の途中部(本例の場合前部)との間に介装されるロッド34に外嵌されており、ローラフレーム32を下方に付勢している。
【0017】
また、該ロッド34の下部には、挿入の上下位置を変更可能としたピンが挿入されており、このピンの挿入位置を変化することによって、スプリング35の付勢力が調節可能となっている。このように、スプリング35の付勢力を調節可能とすることにより、ローラ部材31の土壌面への押圧力を変化させて、鎮圧状態を調節することができるようにしている。
【0018】
前記ローラ部材31は、所定幅の円筒形状に形成される小ローラ31aを複数連結して、一本の円筒体として形成されており、該ローラ部材31の左右幅の範囲内の土壌全面が鎮圧可能である。また、該小ローラ31aの連結数を変えることで、ローラ部材31の左右幅を条数に合わせた幅に調節することが可能であり、本例においては、ローラ部材31の左右幅が、播種機の左右幅よりも若干大きくなるように調節している。さらに、ローラ部材31の外周部にはスクレイパー39を設けて、該ローラ部材31の外周に付着した土壌等を掻き落とすようにしている。
【0019】
以上の如く構成した全面鎮圧ローラBを播種機に取り付けて、該全面鎮圧ローラBのローラ部材31を播種機の播種面鎮圧ローラ17の後方に配置することで、次のような効果が得られる。即ち、播種機の播種面鎮圧ローラ17により鎮圧された後の土壌面は、図7に示すように、種子Sが播種され、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧された部分の土壌面Gbと、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧されなかった部分の土壌面Gaとが存在し、該土壌面Gbは土壌面Gaに対して凹陥して段差を生じる。しかし、本例のように全面鎮圧ローラBを取り付けた播種機においては、播種面鎮圧ローラ17により鎮圧された図7に示す状態の土壌面が、全面鎮圧ローラBのローラ部材31によりさらに鎮圧される。
【0020】
このように、図7に示す状態の土壌面をローラ部材31により鎮圧することにより、図6に示すように、土壌面Gbに対して盛り上がっている土壌面Gaが特に鎮圧され、該土壌面Gaと土壌面Gbとの段差がなくなって、土壌面はローラ部材31の左右幅の範囲内で全体的に均平に均されることとなる。尚、この場合、ローラ部材31による鎮圧が終了した後における、種子Sの播種深さが適正な深さDとなるように、該ローラ部材31及び播種面鎮圧ローラ17の鎮圧力を調整している。
【0021】
従って、種子Sの播種後に雨が降ったとしても、播種された部分の土壌面Gbに土壌が流れ込むことがなく、種子Sの播種深さを、前述の適正な深さDに保持することができ、種子Sの発芽率を向上させることができる。
【0022】
また、播種面鎮圧ローラ17の後方に配置されるローラ部材31は、該ローラ部材31の両端から前上方に延出するローラフレーム32により支持されているので、該ローラ部材31上方のスペースを全面鎮圧ローラBにより占有してしまうことがなく、該全面鎮圧ローラBをコンパクトに構成することができ、全面鎮圧ローラBを取り付けた状態でも、ホッパ11への種子Sの補充や播種機の調整等を容易に行うことが可能となる。さらに、ローラ部材31はスプリング35により下方付勢されているので、確実に鎮圧することができ、土壌面を均平に均す精度を向上することができる。
【0023】
また、全面鎮圧ローラBは播種機に対して着脱可能に取り付けられているので、従来の播種機に改造等を施すこともなく全面鎮圧ローラBを付設するだけで、容易に播種した種子Sの発芽率を向上させることが可能となる。また、必要なときのみ全面鎮圧ローラBを装着して作業を行うことができるので、作業を効率的に行うことが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1記載の如く、取付フレーム(4)に平行リンク(12・13)を介して播種フレーム(14)を枢結し、該播種フレーム(14)に、接地駆動輪(9)と種子繰出装置(6)と播種面鎮圧ローラ(17)とを付設して播種ユニット(A)を構成し、トラクタに装着したロータリー耕耘装置の後端部に横架される取付バー(3)に、条数に合わせた複数の前記播種ユニット(A)を、取付フレーム(4)の先端を取付バー(3)に固定することにより併設して播種機を構成し、該播種機の後方に、左右幅範囲の全面を鎮圧する全面鎮圧ローラ(B)を配置し、該全面鎮圧ローラ(B)は前端を、前記取付バー(3)に支持して構成し、各播種ユニット(A)の播種面鎮圧ローラ(17)により土壌面を鎮圧した場合、それぞれの播種面鎮圧ローラ(17)の間の一定の間隔により、種子(S) が播種され播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧され凹陥した土壌面(Gb)と、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧されずに盛り上がった土壌面(Ga)により段差を発生させ、播種された該種子(S)の播種深さは、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧した状態で適正な深さ(D)とすべく調整可能に構成し、該土壌面(Gb)に対して盛り上がっている土壌面(Ga)を、後部に配置した全面鎮圧ローラ(B)の左右幅の範囲内で全体的に均平に鎮圧し、該土壌面(Ga)と土壌面(Gb)との段差を無くし、該全面鎮圧ローラ(B)による鎮圧が終了した後における、該種子(S)の播種深さが適正な深さ(D)となるように、該全面鎮圧ローラ(B)の鎮圧力を調整可能としたので、次のような効果を奏するのである。
従来は、播種後に雨が降ったりすると、図7に示すように、鎮圧されなかった部分の土壌面Gaの土壌が、凹陥している鎮圧された部分の土壌面Gbに流れ込み、種子Sの播種深さが、播種時よりも深くなってしまう。
これにより、降雨後の種子Sの播種深さDaが、前述の適正な深さDよりも深くなってしまい、種子Sの発芽率が低下してしまうといった不具合があった。
これに対して、本発明の播種機においては、播種面鎮圧ローラにより鎮圧されなかった部分の突出した土壌面を特に鎮圧して、土壌面の段差をなくし、播種機の左右幅の範囲内で土壌面全体を均平に均すことができる。
これにより、種子の播種後に雨が降ったとしても、播種された部分の土壌面に土壌が流れ込むことがなく、種子の播種深さを適正な深さDに保持することができ、種子の発芽率を向上させることができる。
【0025】
さらに、請求項2記載の如く、前記全面鎮圧ローラは、少なくとも、土壌を鎮圧するローラ部材と、該ローラ部材のローラ軸両端部から前斜上方へ延出するローラフレームと、該ローラフレームの前端部から後方へ延出する支持ステーと、該支持ステーとローラフレームとの間に介装されローラ部材を下方付勢する付勢部材とで構成されるので、ローラ部材上方のスペースを全面鎮圧ローラにより占有してしまうことがなく、該全面鎮圧ローラをコンパクトに構成することができ、全面鎮圧ローラを播種機に取り付けた状態でも、播種機のホッパへの種子の補充や播種機の調整等を容易に行うことが可能となる。
さらに、ローラ部材は付勢部材により下方付勢されているので、確実に鎮圧することができ、土壌面を均平に均す精度を向上することができる。
【0026】
さらに、前記全面鎮圧ローラは、前記ローラフレームの前端部又は支持ステーの前端部にて、播種機の取付バーに着脱可能に取り付けられるので、従来の播種機に改造等を施すこともなく全面鎮圧ローラを付設するだけで、容易に播種した種子の発芽率を向上させることが可能となる。
また、必要なときのみ全面鎮圧ローラを装着して作業を行うことができるので、作業を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の全面鎮圧ローラを取り付けた播種機がロータリー耕耘装置に装着された状態を示す斜視図である。
【図2】 全面鎮圧ローラを取り付けた播種機を示す斜視図である。
【図3】 同じく側面図である。
【図4】 全面鎮圧ローラを示す側面図である。
【図5】 同じく平面図である。
【図6】 全面鎮圧ローラにより鎮圧した後の土壌面を示す図である。
【図7】 播種機の播種面鎮圧ローラにより鎮圧された後の土壌面を示す図である。
【図8】 図7における土壌面に雨が降った後の状態を示す図である。
【符号の説明】
A 播種ユニット
B 全面鎮圧ローラ
3 取付バー
6 種子繰出装置
11 ホッパ
14 播種フレーム
17 播種面鎮圧ローラ
31 全面鎮圧ローラ
32 ローラフレーム
33 支持ステー
35 スプリング
38 ローラ軸

Claims (2)

  1. 取付フレーム(4)に平行リンク(12・13)を介して播種フレーム(14)を枢結し、該播種フレーム(14)に、接地駆動輪(9)と種子繰出装置(6)と播種面鎮圧ローラ(17)とを付設して播種ユニット(A)を構成し、トラクタに装着したロータリー耕耘装置の後端部に横架される取付バー(3)に、条数に合わせた複数の前記播種ユニット(A)を、取付フレーム(4)の先端を取付バー(3)に固定することにより併設して播種機を構成し、該播種機の後方に、左右幅範囲の全面を鎮圧する全面鎮圧ローラ(B)を配置し、該全面鎮圧ローラ(B)は前端を、前記取付バー(3)に支持して構成し、各播種ユニット(A)の播種面鎮圧ローラ(17)により土壌面を鎮圧した場合、それぞれの播種面鎮圧ローラ(17)の間の一定の間隔により、種子(S)が播種され播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧され凹陥した土壌面(Gb)と、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧されずに盛り上がった土壌面(Ga)により段差を発生させ、播種された該種子(S)の播種深さは、該播種面鎮圧ローラ(17)により鎮圧した状態で適正な深さ(D)とすべく調整可能に構成し、該土壌面(Gb)に対して盛り上がっている土壌面(Ga)を、後部に配置した全面鎮圧ローラ(B)の左右幅の範囲内で全体的に均平に鎮圧し、該土壌面(Ga)と土壌面(Gb)との段差を無くし、該全面鎮圧ローラ(B)による鎮圧が終了した後における、該種子(S)の播種深さが適正な深さ(D)となるように、該全面鎮圧ローラ(B)の鎮圧力を調整可能としたことを特徴とする播種機。
  2. 請求項1記載の播種機において、前記全面鎮圧ローラ(B)は、少なくとも、土壌を鎮圧するローラ部材(31)と、該ローラ部材(31)のローラ軸(38)両端部から前斜上方へ延出するローラフレーム(32)と、該ローラフレーム(32)の前端部から後方へ延出する支持ステー(33)と、該支持ステー(33)とローラフレーム(32)との間に介装されローラ部材(31)を下方付勢する付勢部材であるスプリング(35)とで構成し、前記全面鎮圧ローラ(B)は、前記ローラフレーム(32)の前端部又は支持ステー(33)の前端部にて、播種機の取付バー(3)に着脱可能に取り付けたことを特徴とする播種機。
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