JP4150382B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
従来、反射型液晶板の前面に透明膜を、一方背面に下地膜を配置して透明膜と下地膜で反射型液晶板を挟み込み、また、透明膜と下地膜には予めメニューやアイコン等の補助情報を描いておき、透明膜および下地膜をスクロールすることにより表示部に表示する補助情報を変更するゲーム機がある。
しかし、補助情報の描かれた透明膜と下地膜で反射型液晶板を挟み込んだゲーム機にあっては、常に透明膜が液晶板の前面に存在するため、透明膜に描かれた補助情報が不要なときなどに、透明膜が目障りになるなどの問題があった。
特開2000−112451号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、必要な時には装飾膜を表示領域の前面に配置して、装飾膜の透視部を通して表示情報を遊技者に視認させ、一方、装飾膜が不要な時には装飾膜を表示領域外にしまうことができる遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、遊技に関する情報を表示情報として表示可能な表示領域を有する可変表示装置が設けられた遊技機において、前記表示領域に配置可能な装飾膜を備えると共に、前記装飾膜には前記装飾膜が前記表示領域に配置される第1位置のときに前記表示領域を透視可能な透視部を少なくとも備え、前記透視部を前記第1位置と少なくとも前記透視膜が前記表示領域外に配置される第2位置とに変化させる装飾膜可動手段が設けられ、前記可変表示装置が、前記第1位置と前記第2位置との間を前記装飾膜が変化する際に前記透視部で透視可能な前記表示情報を、前記透視部の動きにあわせてスクロールさせることにより、前記透視部で透視される前記表示情報を変化させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第2位置では前記装飾膜が前記表示領域外に配置されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記装飾膜が、前記透視部の周囲に前記透視部よりも透視性の低いあるいは透視不可能な装飾部を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記表示領域に表示されて前記透視部で透視可能とされる前記表示情報を、複数種類の異なる表示情報の中から選択する表示情報選択手段を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、前記装飾膜可動手段が、前記装飾膜を前記第1位置から巻き取って前記第2位置に変化させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5において、前記装飾膜可動手段が、前記装飾膜を前記表示領域の上方に巻き取ることで前記第2位置に変化させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、必要な時に装飾膜を表示領域の前面に配置して、装飾膜の透視部を通して表示情報を遊技者に視認させることができ、違った印象を遊技者に与えることが可能であり、一方、装飾膜が不要な時には少なくとも透視部を表示領域外に位置させて邪魔にならないようにすることができ、可変表示装置による演出性を高めることが可能となる。さらに、第1位置と第2位置との間を装飾膜が変化する際に透視部で透視される表示情報を変化させることにより、可変表示装置による演出性を一層高めることが可能となる。また、透視部を通して遊技者に視認される表示情報が透視部の動きにあわせてスクロールすることにより、透視部と表示情報が一体性の高いものとなって、演出性が増大すると共に可変表示装置の表示方法が多彩になって多くの演出等が可能となる。
請求項2の発明によれば、表示領域外に装飾膜を位置させることができ、表示領域を遮るものをより少なくでき、表示領域を視認し易くすることが可能となる。
請求項3の発明によれば、透視部よりも透視性の低いあるいは透視不可能な装飾部が透視部の周囲に存在するため、遊技者には透視部とその他の部分が区別され易くなって、透視部を通した表示とその他の部分の表示をあたかも別々の表示装置による表示であるかのように印象付けることが可能となり、演出性を高めることが可能となる。
請求項4の発明によれば、表示領域に表示されて透視部で透視可能とされる表示情報を、複数種類の異なる表示情報の中から選択する表示情報選択手段を備えることにより、透視部を通して遊技者に視認される表示情報が常に同一になるのを防ぐことができ、演出に変化を持たせることが可能となる。
請求項5の発明によれば、装飾膜を第1位置から巻き取って第2位置に変化させる構成としたことにより、装飾膜を使用する必要のないときには巻き取ってコンパクトに収納しておくことが可能となる。
請求項6の発明によれば、装飾膜を表示領域の上方に巻き取ることで第2位置に変化させる構成としたことにより、装飾膜を使用するときには表示領域の上方から装飾膜を下ろせばよく、装飾膜を第1位置と第2位置に容易に変化させることが可能となる。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機について釘を省略して示す正面図、図2は同遊技機の裏面図、図3は同遊技機の制御装置等の接続を簡略に示すブロック図である。
図1に示す本実施例の遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であり、遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6を有する。前記遊技領域6には。その中心線上に上部から下部に向かって順に可変表示装置9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また前記可変表示装置9の左側には普通図柄変動開始用ゲート19が配設され、一方、前記始動口10の左右には左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記可変表示装置9は、遊技に関する情報、例えば所定の遊技状態となったことを知らせるための情報や、遊技の演出性を高めるための情報、遊技の当否判定結果を示す判定図柄等を視覚的な表示情報として表示可能な表示領域を有するものであって、前記表示情報を構成する文字又は図柄の少なくとも何れかを変動表示可能な液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなる。この実施例の可変表示装置9は、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成され、左下に普通図柄表示部45が組み込まれ、その他の大部分が特別図柄表示部42となっている。前記特別図柄表示部42が本発明の前記表示領域に相当する。
さらに、前記可変表示装置9の周囲及び前面を覆うようにセンター役物60が配設されている。本実施例のセンター役物60は、図5に示すように遊技盤3の可変表示装置用開口部(図示せず)の前面側に配設される前側表示カバー61と、その背面に組み合わされてセンター役物60を前記遊技盤3に取り付ける後側表示枠70とを備え、図6に示すように、後側表示枠70に装飾膜装置80が取り付けられている。前記後側表示枠70は、前記遊技盤3の可変表示装置用開口部の背面側に固定される。
前記前側表示カバー61は、前記可変表示装置9の前面と対向する部分が開口した前面枠体62と、前記前面枠体62の開口部分に設けられたプラスチック又はガラス等の透明部材63とで構成され、前記透明部材63を介して遊技者が可変表示装置9の特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45を透視可能となっている。前記前面枠体62の下部は、前記始動入賞口10の真上の部分にステージ64が形成され、前記ステージ64で遊技球を受けて揺動させた後、前記ステージ64の前端から下方へ落下させ、あるいは前記ステージ64の上面から前面にかけて貫通形成されている球出口通路65を通って下方へ落下させるように構成されている。
前記後側表示枠70は、前記表示装置9の前面と対応する部分が開口した枠形状からなり、後側表示枠70の右側に装飾膜装置80を備える。前記装飾膜装置80は、図1に示すように垂れ幕状の装飾膜81を前記可変表示装置9の表示領域の前面に配置した第1位置と、図6に示すように後側表示枠70の上部に巻き取って前記可変表示装置9の表示領域の前面上方(表示領域外、すなわち表示領域の前面外)に配置した第2位置とに変化させるもので、図6乃至図10に示す装飾膜可動手段を備える。
装飾膜可動手段は、前記後側表示枠70の右側上部に、回動軸86を前記可変表示装置9の表示領域前面と略平行にして左向きに設けられた駆動モータ85と、前記駆動モータ85の左側に前記回動軸86と略平行に前記後側表示枠70に軸着されて回動可能とされた装飾膜巻き取りシャフト88と、前記装飾膜巻き取りシャフト88の背面側に前記装飾膜巻き取りシャフト88とは平行に配置されて回動可能に前記後側表示枠70に軸着された装飾膜挟持用駆動シャフト90と、前記装飾膜挟持用駆動シャフト90の背面側に前記装飾膜挟持用駆動シャフト90とは平行に配置されて回動可能に前記後側表示枠70に軸着された装飾膜挟持用押さえシャフト92とを備え、さらに前記装飾膜巻き取りシャフト88と前記装飾膜挟持用駆動シャフト90の間に、各シャフトと平行に配置されて回動可能に前記後側表示枠70に軸着された回動伝達歯車取り付けシャフト93を備える。
前記駆動モータ85の回動軸86には第1歯車94Aが取り付けられ、前記装飾膜巻き取りシャフト88の一端に取り付けられた第2歯車94Bと前記第1歯車94Aが噛み合うようにされている。また、前記装飾膜巻き取りシャフト88の他端には第3歯車94Cが取り付けられ、前記回動伝達歯車取り付けシャフト93に取り付けられた回動伝達用の第4歯車94Dと前記第3歯車94Cが噛み合うようにされている。また、前記装飾膜挟持用駆動シャフト90の端部には前記第4歯車94Dと噛み合う第5歯車94Eが取り付けられている。前記歯車機構により、前記駆動モータ85の回動によって前記装飾膜巻き取りシャフト88および前記装飾膜挟持用駆動シャフト90を同一方向へ回動させることが可能となっている。さらに前記装飾膜巻き取りシャフト88および前記装飾膜挟持用駆動シャフト90の回動速度が一致するように、前記各歯車94A〜94Eの歯数等が設定されている。
また、前記装飾膜挟持用駆動シャフト90および前記装飾膜挟持用押さえシャフト92の外周にはゴム等からなる摩擦抵抗の大きい筒状部材90A,92Aが装着され、前記摩擦抵抗の大きい筒状部材90A,92Aの外周面間で前記装飾膜81を挟持可能とされている。これにより、前記装飾膜81の巻き上げや巻き戻し時に装飾膜81が前記装飾膜巻き取りシャフト88と前記装飾膜挟持用押さえシャフト92の間で弛むのを確実に防止している。
前記装飾膜81は上端が前記装飾膜巻き取りシャフト88に取り付けられ、前記装飾膜巻き取りシャフト88および前記装飾膜挟持用駆動シャフト90の上面を通って、前記装飾膜挟持用駆動シャフト90と前記装飾膜挟持用押さえシャフト92の間を通り、下方へ垂下している。また、前記装飾膜81の下端には、前記装飾膜を下降させる際に装飾膜81の弛みをなくすための重り用軸84が取り付けられている。さらに、前記重り用軸84の右端には、前記後側表示枠70に上下方向に取り付けられた平行な二本のガイドレール97,98に保持されて上下スライド可能とされたスライド保持部材99が取り付けられ、前記装飾膜81が上下移動等の際に前後方向へ揺れるのを抑えている。また、前記スライド保持部材99は、前記重り用軸部84と共に装飾膜81の弛み防止用の重りの働きもする。このように構成されているため、前記駆動モータ85の回動軸86を一方向へ回動させることにより、前記装飾膜81を前記装飾膜巻き取りシャフト88に巻き取って前記表示領域の上方の第2位置にすることができ、一方、前記駆動モータ86の回動軸86を反対方向へ回動させることにより、前記装飾膜81を前記装飾膜巻き取りシャフト88から巻き戻して下降させ、表示領域の前面の第1位置にすることができる。
また、前記装飾膜可動手段には、前記装飾膜81が第1位置となったことを検出する装飾膜第1位置検出センサS1と、前記装飾膜81が第2位置となったことを検出する装飾膜第2位置検出センサS2が設けられている。本実施例では、前記装飾膜第1位置検出センサS1は、前記装飾膜81が第1位置となったときの前記スライド保持部材99を検出可能なものとされ、前記ガイドレール97,98の下部に設けられている。一方、前記装飾膜第2位置検出センサS2は、前記装飾膜81が第2位置となったときの前記スライド保持部材99を検出可能なものとされ、前記ガイドレール97,98の上部に設けられている。前記装飾膜第1位置検出センサS1および第2位置検出センサはフォトセンサや近接センサ等適宜のものとすることができる。なお、前記装飾膜の第1位置が検出された場合は、前記駆動モータ85の駆動を停止し、次に前記駆動モータ85を駆動させる際に、回動軸86の回動方向をそれまでとは逆方向にし、前記装飾膜巻き取りシャフト88により前記装飾膜81を巻き上げて第2位置にできるようにする。一方、前記装飾膜81の第2位置が検出された場合は、前記駆動モータ85の駆動を停止し、次に前記駆動モータ85を駆動させる際に、回動軸86の回動方向をそれまでとは逆方向にし、前記装飾膜巻き取りシャフト88により前記装飾膜81を巻き戻して第1位置にできるようにする。
前記装飾膜81は、縦長な薄膜状のフィルムからなり、前記第1位置のときに可変表示装置9の表示領域を透視可能、すなわち表示領域(本実施例では特別図柄表示部42)の表示情報を透視可能な透視部82を中央位置に縦長に備え、前記透視部82の外周には前記透視部82よりも透視性の低いあるいは透視不可能な装飾部83を備えていて、前記第2位置のときに、少なくとも前記透視部82が前記表示領域外(表示領域の前面外)となるようにされる。なお、前記透視部82は、無色透明あるいは光を透過可能な着色透明あるいは半透明とされ、一方、前記装飾部83は、前記透視部82よりも透視性の低いあるいは透視不可能に着色されている。前記装飾膜81の横幅は、本実施例では、前記可変表示装置9の表示領域における横幅の半分程度とされ、図1のように、前記装飾膜81が前記可変表示装置9の表示領域の前面に該前面と略平行に配置された第1位置のときに、遊技者は前記可変表示装置9の表示領域において前記装飾膜81で覆われていない部分の表示と、前記透視部82を通して視認できる部分とを同時に視認できるようにされている。例えば、図1の例では、前記可変表示装置9の表示領域に表示されている「りーち」等からなる遊技状態の予告に関する表示情報を、透視部82を通して視認でき、また前記可変表示装置9の表示領域において前記装飾膜81で覆われていない部分では、通常の遊技中にも行われている遊技の当否判定結果に関する判定図柄(図示の例では特別図柄)の変動表示等を視認することができるようになっている。
また、本実施例の装飾膜81は、前記透視部82の外周に該透視部82を囲うように装飾部83が設けられ、しかも装飾部83は濃い色とされ、さらに模様等が描かれているため、遊技者からは掛け軸のように見え、しかも透視部82から視認できる可変表示装置9の表示情報が前記装飾部83で囲われていることから、遊技者からはあたかも装飾膜81自体が表示情報を表示しているかのように見える演出が可能となる。
なお、前記装飾膜81の第2位置は、少なくとも前記透視部82が前記可変表示装置9の表示領域外(表示領域の前面外)となる位置とされ、前記装飾膜81における透視部82外の部分(本実施例では透視部82よりも下方部分)が可変表示装置9の表示領域の前面に位置している状態であってもよいが、好ましくは、前記可変表示装置9の表示領域を装飾膜81の一部が邪魔しないように、前記装飾膜81全体が可変表示装置9の表示領域外(表示領域の前面外)にある状態が好ましい。
なお、図1における符号F1は外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。さらに、本実施例の遊技機1には、プリペイドカードニット55が接続されている。
また、前記遊技機1の前面側には、枠飾り右ランプ35a、枠飾り左ランプ35bからなるランプ装置、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置53等がそれぞれ組み付けられている。符号54は操作レバーである。
遊技を制御するための複数の制御基板や装置等は、遊技機1の裏側に設けられている。前記各制御基板には制御回路が設けられている。図2はプリペイドカードユニット55が外された状態の遊技機1の裏面を示すもので、制御基板の主なものとして、主制御基板200、表示制御基板210、払出制御基板220、電源基板230が示されている。また、前記主制御基板200で隠れている位置にはランプ制御基板、音声制御基板が配置されている。各制御基板はそれぞれ、あるいは複数まとめてケース体に収容されている。符号251は遊技機設置島から流れてくる遊技球を受け取って一旦溜めるためのタンク、符号253は前記タンク251から払出装置255へ遊技球を流下させるタンクレール、符号256はカードインターフェィス接続部である。図3は、主な制御基板の電気的接続を示すブロック図である。
前記主制御基板は、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたコンピュータと、該コンピュータと表示制御基板や音声制御基板等とをサブ制御回路を介して結ぶ入出力回路と、前記コンピュータと払出制御基板等とを結ぶ入出力回路を備え、遊技の当否判定や各制御基板に対する制御等、遊技の主な制御を行う。また、本実施例では、前記主制御基板は前記駆動モータ85に対する駆動制御手段としても機能し、前記装飾膜第1位置センサS1および前記装飾膜第2位置センサS2の検出状態に応じて、あるいは遊技状態に応じて駆動モータ85を制御する。さらに本実施例において前記主制御基板は、前記可変表示装置9の表示領域に表示されて前記装飾膜81の透視部82で透視可能とされる表示情報を、複数種類の表示情報の中から選択する表示情報選択手段としても機能する。それに対して、前記表示制御基板は、可変表示装置の制御、すなわち前記特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45の制御を行う。なお、前記表示制御基板は、前記可変表示装置9の背面側に配置される。また、前記音声制御基板は前記スピーカ38からの音声を制御し、前記ランプ制御基板は前記ランプ装置等の制御を行い、前記払出制御基板は払出装置(賞球払出装置及び球貸払出装置)による賞球及び貸球の払出を制御する。
前記遊技機1では、前記遊技領域6へ向けて前記発射装置53により発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用ゲート19を遊技球が通過すると、小当たり判定・普通図柄決定用乱数値が取得され、その取得乱数値に基づいて普通図柄の当たり(小当たり)判定が行われ、前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が小当たりの場合には、小当たり普通図柄、この例では奇数で停止し、前記始動入賞口10の2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、大当たり当否判定用乱数値及び大当たり確定特別図柄の組合せ決定用乱数値、変動態様の取得、および前記可変表示装置9において前記装飾膜81の透視部82に対応した位置に表示される表示情報として用意されている複数の表示情報から表示情報の選択取得(表示情報選択手段による選択)が行われ、取得値が主制御基板のROMに記憶されると共に保留記憶数が1加算される。そして、前記可変表示装置9の特別図柄表示装置42で、判定図柄としての特別図柄の変動が開始されるときに保留記憶数が1減算されて保留記憶数が0になるまでこの動作が繰り返される。本実施例では、保留記憶数の上限は4個とされている。また、前記主制御基板のCPUは、特別図柄の変動ごとに記憶している前記取得値にしたがってサブ制御基板にコマンドを送信する。サブ制御基板は、主制御基板からのコマンドにより図柄の変動態様やランプ、音声の変動態様等を制御している。なお、前記取得された大当たり当否判定用乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われ、所定時間変動後に特別図柄が停止する。
前記大当たりの当否判定結果が大当たりの場合には、前記特別図柄表示部10に大当たり確定特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で停止表示され、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)に移行する。前記特別遊技状態になると、前記大入賞口15の開閉板16が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15への入賞があると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記開閉板16は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。また、前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、大入賞口内の特定領域入賞口15aへの入賞球が検出されると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高16回)、前記開閉板16の開放を繰り返すようになっている。
さらに、本実施例では、前記始動入賞口10に遊技球が入賞した際に選択された変動態様が前記装飾膜81を使った変動態様の場合、前記サブ制御基板は駆動モータ85の作動コマンドと、可動表示装置9の表示領域(特別図柄表示部42)における演出開始コマンドが出される。すなわち、前記装飾膜81が可変表示装置9の表示領域(図示の例では特別図柄表示部42)の前面上方の第2位置から下降して、前記表示領域の前面の第1位置になり、前記装飾膜81の透視部82で覆われる前記可変表示装置9の表示領域に表示される表示情報を、前記透視部82で透視可能とする。その際、前記可変表示装置9の表示領域では、前記透視部82で透視される表示情報が前記表示制御基板の制御により変化する。本実施例では、前記装飾膜81の透視部82により透視可能な表示情報を、透視部82の動きに合わせて変化させている。例えば、図4に示すように、前記装飾膜81が降りてくると、前記表示領域において前記透視部82によって覆われる部位の表示を白色の背景に黒文字等で、しかも完全に装飾膜81が降りて第1位置となっときに表示される態様の下部(例えば「りーち」であれば、最下端の文字「ち」)から表示し、かつ装飾膜81の動きに合わせて下方へスクロール(移動)させて順にその上の文字「ー」、「り」を表示領域の上方から下方へスクロールさせて表示する。これによって、あたかも文字が書いてある膜や紙が上方から降りてくるように遊技者に見せることができ、遊技者の注意を惹きつけることができる。前記装飾膜81が降りて第1位置になると、前記装飾膜第1位置検出センサS1による前記スライド保持部材99の検出によって前記駆動モータ85が停止する。さらに、前記透視部82の周囲が透視部82よりも透視性の低いあるいは透視不可能な装飾部83で囲まれているため、前記可変表示装置9の表示領域において、透視部82で透視される部分とその他の部分が、あたかも別々の表示装置のような印象を遊技者に抱かせることも可能である。
また、前記可変表示装置9において前記装飾膜81の透視部82に対応した位置に表示される表示情報を複数設定しておき、その複数の中から選択することにより、降りてくる装飾膜81が遊技者に常に一定の印象となるのを防ぐことができ、違った装飾膜81が降りてきたように見せることができるので、遊技の演出性が向上する。
また、前記装飾膜81が前記表示領域の前面上方に巻き上げられて第2位置となる際にも、前記可変表示装置9の表示領域(特別図柄表示部42)において前記透視部82で覆われる部位の表示を前記透視部82の動き(上方移動)に合わせてスクロール(上方移動)させることで、遊技者にあたかも文字が書いてある膜や紙が変動しているように見せることができ、遊技者の注意を惹きつけることができる。
前記装飾膜81が巻き上げられて第2位置となり、前記装飾膜第2位置検出センサS2によって前記スライド保持部材99が検出されると、前記駆動モータ85の作動が停止する。前記装飾膜81が第2位置になると、前記透視膜82が可変表示装置9の表示領域外(本実施例では特別図柄表示部42の上方)に位置することになるため、透視部82を通して可変表示装置9の表示領域(特別図柄表示部42)を透視することが困難になる。また、前記装飾膜81を表示領域外の第2位置にして使用しないときには、可変表示装置9の表示が前記装飾膜81によって妨げられることなく遊技者に視認可能となる。
なお、前記透視部82により透視可能な表示情報を、透視部82の動きに合わせて変化(スクロール以外の変化を含む)させることは次のようにして行われる。本実施例では、前記駆動モータ85の回動速度を一定とすれば、装飾膜81の下降速度と上昇速度とはほぼ一定となるため、予め装飾膜81の下降速度と上昇速度を算出することが可能である。そのため、前記のように駆動モータ85の作動開始と可変表示装置9の表示領域(特別図柄表示部42)の演出開始に関するコマンドを同時に出力し、かつ、コマンドを受けて装飾膜81が下降し始めるまでにかかる時間と同じ時間で可変表示装置9の表示領域における表示画面が切り替わり始めるように設定しておき、さらに、装飾膜81の下降速度と同じ速さで表示画面を切り替えることで、装飾膜81の透視部82の動きと、透視部82によって透視される可変表示装置9の表示領域(特別図柄表示部42)における表示を合わせて変化させている。また、最初にサブ制御基板から出力されるコマンドには、各演出に合わせて装飾膜81が下降して下降限度位置(第1位置)で一定時間停止した後に上昇する一連の動作が含まれている。
本発明は、前記のように構成したことにより、必要な時に装飾膜を表示領域の前面に配置して、装飾膜の透視部を通して表示情報を遊技者に視認させることができ、違った印象を遊技者に与えることが可能であり、一方、装飾膜が不要な時には少なくとも透視部を表示領域外に位置させて邪魔にならないようにすることができ、可変表示装置による演出性を高めることが可能となる。さらに、第1位置と第2位置との間を装飾膜が変化する際に透視部で透視される表示情報を変化させることにより、可変表示装置による演出性を一層高めることが可能である。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、遊技機はパチンコ遊技機に限定されず、他の遊技機であってもよい。また、前記装飾膜可動手段は、駆動モータに代えてソレノイド等の他の駆動源を用いてもよい。また、透視部は縦長な一連のものに限られず、装飾部で複数に仕切られたものでもよい。
本発明の一実施例に係る遊技機全体について遊技盤の釘を省略して示す正面図である。 同遊技機においてプリペイドカードユニット55が外された状態の裏面図である。 同遊技機の制御装置等の接続を簡略に示すブロック図である。 同遊技機における装飾膜の下降と表示情報のスクロールを示す図である。 同遊技機におけるセンター役物の斜視図である。 同遊技機における後側表示枠の斜視図である。 同遊技機における第1位置時の装飾膜装置の斜視図である。 同遊技機における第1位置時の装飾膜装置に関する正面図、左右側面図、平面図である。 同遊技機における第2位置時の装飾膜装置の斜視図である。 同遊技機における第2位置時の装飾膜装置に関する正面図、左右側面図、平面図である。
符号の説明
1 遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
9 可変表示装置
53 発射装置
81 装飾膜
82 透視膜
83 装飾膜

Claims (6)

  1. 遊技に関する情報を表示情報として表示可能な表示領域を有する可変表示装置が設けられた遊技機において、
    前記表示領域に配置可能な装飾膜を備えると共に、前記装飾膜には前記装飾膜が前記表示領域に配置される第1位置のときに前記表示領域を透視可能な透視部を少なくとも備え、
    前記装飾膜を前記第1位置と少なくとも前記透視部が前記表示領域外に配置される第2位置とに変化させる装飾膜可動手段が設けられ、
    前記可変表示装置は、前記第1位置と前記第2位置との間を前記装飾膜が変化する際に前記透視部で透視可能な前記表示情報を、前記透視部の動きにあわせてスクロールさせることにより、前記透視部で透視される前記表示情報を変化させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2位置では前記装飾膜が前記表示領域外に配置されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記装飾膜は、前記透視部の周囲に前記透視部よりも透視性の低いあるいは透視不可能な装飾部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記表示領域に表示されて前記透視部で透視可能とされる前記表示情報を、複数種類の異なる表示情報の中から選択する表示情報選択手段を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記装飾膜可動手段は、前記装飾膜を前記第1位置から巻き取って前記第2位置に変化させることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記装飾膜可動手段は、前記装飾膜を前記表示領域の上方に巻き取ることで前記第2位置に変化させることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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