JP4150355B2 - 電飾看板 - Google Patents

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Description

本発明は、展示や広告などのため、透明フィルムなどに絵や文字などを印刷した表示パネルを背後から照明で照らして表示する電飾看板に関する。さらに詳しくは、ビルの外壁や屋上などに電光で広告をする大型の看板でも、光源の数を非常に減らして消費電力および光源を大幅に削減することができる電飾看板に関する。
駅などの広告に用いられる電飾看板は、たとえば図5に示されるように、蛍光灯の直管(以下、蛍光管という)101などの光源を金属板などからなる光反射ケース(ハウジング)102内に数本配列し、光拡散板103を介して、または直接表示パネル104などを照射する構造になっている。このハウジングとしては、たとえばステンレス、アルミニウムなどからなる金属板により表面側を開口した箱状に形成され、その内部に蛍光管101などが設けられている。そして、ハウジングの内部には、光反射材が塗布され、蛍光管からの光が無駄なく正面側に設けられる表示パネル104を照射することができるように形成されている(たとえば特許文献1参照)。
このような電飾看板は、用途により種々の大きさのものがあるが、たとえば駅などの広告用に設けられる電飾看板などで一般的なものは、1.1m×1.6m程度で、その厚さが15〜25cm程度の大きさになっており、その内部に65Wの蛍光管が3〜4本程度並べられている。一方、ビルの外壁や屋上などの屋外に掲示する電飾看板では、非常に大きくする必要があると共に、屋外で使用するには非常に輝度を大きくする必要があるため、たとえば横×縦×厚さが5.6m×6.6m×25cm程度の大きさで、内蔵する蛍光管の数が、40Wのものを図6に示されるように、縦に6本、横に20cmまたは15cm(とくに輝度の大きくする場合)程度の間隔で、27列または35列程度に設けられ、162本または210本程度用いられている。また、その厚さも、大きさが1.6m程度の幅の看板に比べて、大きな輝度で光を均一にする必要があること、3m角以上の大型になると厚い光拡散板を形成することができずシート状のものを使用しなければならないこと、などのため、25〜35cm程度の厚さになっている。この厚さを必要とするのは、余り薄くすると表示パネルと蛍光管との距離が短くなり、蛍光管のイメージが出るためである。
一方、屋外に設けられる看板では、とくに大きな輝度が要求されることと、塵埃が中に入りやすく、経時的に汚れが生じて照明効果が低下するのを防止することが望ましく、蛍光管から放出される紫外線により塵埃などの有機物を分解して除去するように、酸化チタンのような光触媒作用をする物質を付着させる方法が採用されている。そのため、このような電飾看板は、ハウジング内の蛍光管の下側(表示面と反対側の背面側)に反射シートを敷き詰めて、表面側に蛍光管の光を反射させると共に、その反射シートの表面の全面に、前述の酸化チタン粉末を被膜形成することにより、光を反射させながら、表面に付着する塵埃による汚れを防止するように構成されている。
特開2003−330394号公報
前述のように、電飾看板では、ハウジング内の蛍光管の背面(底面)側に光反射板を設けて蛍光管などの光源の光で背面側に進む光も反射させて有効に利用するように構成されている。しかし、前述の大型看板などのように大きな輝度が要求される電飾看板では蛍光管の間隔を狭くして明るくする必要があるため、前述のように、光源の間隔を15〜20cm程度にしなければ1000cd程度の輝度が得られない。そのため、前述のように、5.6m×6.6mの大きさの看板で、40Wの蛍光管が162〜210本必要となり、電力の消費が非常に大きいと共に、蛍光管が多いことから交換する蛍光管の数も多く、また、交換頻度も多く、そのメンテナンスも非常に大変であるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、蛍光管など光源の光を有効に利用することにより、線状光源の本数を少なくして消費電力を低下させながら、従来と同様の明るさで、かつ、薄型が可能な電飾看板を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、蛍光管の取替えなどのメンテナンスが簡単であると共に、製作が容易な構造の電飾看板を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、大型の電飾看板でも、電力消費を小さくしながら、薄型にすることができる構造の電飾看板を提供することにある。
本発明者は、前述の5.6m×6.6mのような大型の電飾看板でも、蛍光管などの光源の本数を減らして省電力にしながら、明るい表示をすることができる大形看板を得るため鋭意検討を重ねた。その結果、つぎのことが判明した。すなわち、従来構造では通常、光反射板は設けられず反射塗料がハウジング内面に塗布されるだけという場合が多いが、光反射板が設けられる場合でも、その光反射板は、表面をざらざらにして乱反射面にされた反射板が用いられている。これは、鏡面反射させると特定の方向に光源の光を反射させ、必ずしも表示面の全面を均一に明るくすることができないからである。そのため、光反射板が用いられる場合でも、光反射面として、乱反射面に形成された光反射板が用いられるが、反射する光は乱反射をするため、表示面側以外に、横方向や斜め方向に進む光も多く、結局反射光の利用は半分以下となり、輝度を上げるためには光源の間隔を狭くしなければならないことに起因していることを見出した。この現象は、とくに大型で大きな輝度にする場合に、光源の近傍と離れた部分での輝度ムラを抑制するため、光源と表示パネルとの距離を大きくする必要があり、その間隔が大きくなると横方向に逃げる光が多くなり、有効利用できない光が大幅に増えることになり顕著となる。
本発明者がさらに鋭意検討を重ねて輝度を向上させることを試みた結果、ハウジングの底面側に設けられる光反射板を、蛍光管などの中間部で山形状に形成し、その山形状にした光反射板(山形部)を乱反射面で形成し、光源と山形状の間の光反射板を平面状で、鏡面反射面に形成することにより、光源から底面側に進む光は、平面状の光反射面(平坦部)で鏡面反射をして山形状の乱反射面に進み、乱反射面ではあらゆる方向に反射されるが、山形状で傾斜面になっているため、その殆どの光は表示面側に進み、底面側に進む光の大部分を利用することができることを見出した。そして、山形状の反射部が光源と同様に機能して、従来の光源の間隔の倍ぐらいにしても、その間に山形部が存在して、従来と同様の輝度を得ることができ、光源を半分程度にし得ることを見出した。
本発明による電飾看板は、少なくとも一面側に開口部を有する箱型のハウジングと、該ハウジング内に並置して縦横に設けられる複数本の線状光源と、該複数本の線状光源の前記開口部と反対面側および前記線状光源の長さ方向と垂直方向である横方向に並置される線状光源の間に設けられる光反射板と、前記開口部側に設けられる光拡散板と、該光拡散板の表面側に設けられる表示パネルとを有し、前記光反射板は、前記横方向に並置される線状光源の中間に山形状に形成される山形部と、該山形部と前記線状光源の間で、前記開口部と反対面側に設けられる平坦部とからなり、前記山形部は乱反射面に形成され、前記平坦部は鏡面反射面に形成されると共に、1本の線状光源に対応して1枚の光反射板が対応し、前記横方向に並置される光反射板は前記山形部で接続され、それぞれの光反射板は、前記線状光源の部分で前記線状光源に合せた長さに形成され、前記山形部では該線状光源の部分より短くなるように形成され、かつ、縦方向に隣接する前記線状光源は前記横方向に並置される線状光源の列と半ピッチずらして設けられることにより、前記それぞれの光反射板が平面形状で亀の甲状になるように並置されている。
ここに乱反射面とは、表面に凹凸があり、入射した光があらゆる方向に反射する面を意味し、鏡面反射面とは、光の反射の法則にしたがって入射角と反射角とが等しくなるような反射をする(定まった方向に反射する)面を意味する。また、光拡散板などの板には、シート状の薄いものも含む意味である。
前記光反射板は、前記光反射板は、山形形状が形成された基板のほぼ全面に乱反射部材が貼り付けられ、前記光反射板の平坦部にはさらにその表面に鏡面反射部材が設けられる構造にすることにより、1枚の光反射板に乱反射面と鏡面反射面とを簡単に形成することができる。
前記光反射板の前記山形部における連結部が、該連結部の一方が2重構造に形成され、該連結部の他方が前記一方の2重構造の間隙部に挿入されることにより連結される構造であることにより、大きな電飾看板で、分割して形成された光反射板を連結する場合でも、非常に簡単で、かつ、確実に連結することができると共に、連結部が乱反射面であるため、継ぎ目の段差が問題になることもない。
前記線状光源の前記表示パネル側に、前記線状光源に固定される固定金具に保持された透過光調整板が設けられることにより、線状光源と表示パネルとの距離を小さくすることができるため、大型の電飾看板でも、非常に薄型で形成することができる。
本発明によれば、鏡面反射面と乱反射面とを組み合せて光反射板を形成しているため、蛍光管などの光源の下側に進む光も有効に利用することができ、光源の数を減らしても従来と同様の明るい輝度の表示面を形成することができる。すなわち、光源から背面側に進む光は、光反射板の平坦面でその入射角に応じた反射角で反射し、光源の近くで平坦面に入射した光は表示面側に直接または山形部の高いところに反射するものもあるが、光源から遠いところの平坦面に入射した光は同様に入射角に応じた反射角で反射して山形部の低いところに反射する。山形部に反射した光は、山形部に入射したところで乱反射するため、その点で光り、結局山形部に光源があるのと同様の作用をする。その結果、従来構造では、山形部のところに必要であった光源に代えて、光反射板の山形部が設けられる構造で従来と同程度の輝度を得ることができ、前述の5.6m×6.6mの大きさの電飾看板で、従来162〜210本の蛍光管が必要であったものが、84本で従来の210本の場合の輝度よりも200〜400cd明るい1200cdの輝度が得られた。
また、本発明の電飾看板に用いる面状光源によれば、前述の電飾看板に使用すれば非常に省電力の看板にすることができるが、光源の光を非常に有効に利用することができるため、線状光源のピッチを小さく配列することにより、非常に輝度の大きい面状光源を得ることができる。その結果、電飾看板が密集する場所に配置する電飾看板でも一段と明るい電飾看板として注目を集めたり、液晶表示装置の検査時具などに非常に明るい面状光源として用いることができる。
つぎに、図面を参照しながら本発明による電飾看板について説明をする。本発明による電飾看板は、図1にその一実施形態の断面説明図、光源からの光の反射を説明する図および光源と光反射板の一部平面説明図がそれぞれ示されるように、少なくとも一面側に開口部1aを有する箱型のハウジング1内に、複数本の線状光源2が並置して設けられている。そして、この複数本の線状光源2の開口部1aと反対面側および並置される線状光源2の間に光反射板7が設けられ、線状光源2の開口部1a側に光拡散板4および表示パネル3が設けられている。そして、光反射板7は、並置される線状光源2の中間に山形状に形成される山形部71とその山形部71と線状光源2の開口部1aと反対面側に設けられる平坦部72とからなっており、山形部71は乱反射面に形成され、平坦部は鏡面反射面に形成されていることに特徴がある。この表示パネル3の表面には、表示パネル3を保護する透明カバー6が設けられている。
ハウジング1は、たとえば1mm程度の厚さのアルミニウム、ステンレスなどの金属板で箱型に形成したものを用いることができるが、屋外用でなければ数mm厚程度(たとえば3mm)の段ボールまたは多数の紙を貼り合せた複合紙などにより形成することもできる。大きさは、用途により所望の大きさにすることができる。ビルの外壁に取付けるような大型の電飾看板では、たとえば5.6m×6.6m程度の大きさ(使用目的により自由に設定することができる)に形成される。しかし、このような大型の電飾看板に限らず、通常の室内に設置する電飾看板など、小型の電飾看板にも本発明の光反射板の構造を適用することができ、目的に応じて種々の大きさに形成することができる。
図1に示される例では、ハウジング1の開口部1aに表示パネル3や光拡散板4などを押える蓋体11が被せられる構造になっているが、蓋体と本体とは一体に形成されてもよい。この場合、ハウジング1の光拡散板4の部分を蝶番で開閉自在に取り付けたりする構造にすることもできる。なお、ハウジング1の厚さtは、前述の例で、15cm程度に形成することができる。また、さらに薄くする必要のある場合には、図4で後述する透過光調整板を設けることにより、その厚さtを8cm程度以下にすることもできる。
線状光源2は、最も簡単な例として、通常の棒状の蛍光管を用いることができる。蛍光管であれば、6W(長さ21cm)から110W(長さ2.367m)まで種々の規格品があり、表示する表示パネル3の大きさおよび所望の明るさに応じて、必要な大きさの線状光源2を必要な間隔で配置することができる。なお、線状光源2としては、蛍光管の冷陰極間や熱陰極間の他に、LEDを線状に並べたものなどを用いることができる。なお、たとえば蛍光管を用いる場合、ハウジング1に取り付けられたソケット(図示せず)に蛍光管が嵌め込まれることにより固定され、その蛍光管を駆動するインバータ、安定器、グロー電球などの電材部品9が必要であるが、図1(a)に示されるように、図示しないソケットと共に光反射板7の山形部71の裏側に設置することができる。
表示パネル3は、透明なフィルムシートにカラーなどで文字や図形など、表示する画像が印刷されたもので、背面側から照明により照らされることにより鮮やかに表示するものである。光拡散板4は、前述のような大型の電飾看板にする場合には大きなサイズの乳半を作製することができないため、薄いビニールシート(フレックスフェースシート:FFシート)などを用いることができるが、3m角程度以下の大型ではない電飾看板では、従来と同様に、たとえば乳半と呼ばれる3〜5mm程度の厚さのアクリル樹脂(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネートなどの板状体を用いることができ、背面側からの光があらゆる方向に拡散するように設けられている。この光拡散板4は、厚い方が下面からくる斜め方向の光でも指向性のない光とすることができるため好ましいが、光ムラが小さければ、前述のFFシートなどの光拡散シートまたは乳白シートでもよい。本明細書で光拡散板は、このようなシート状のものを含む意味である。
表示パネル3の表面側には、表示パネル3を保護するためのアクリル板またはガラス板などからなるフィルム状または数mm程度厚の透明カバー6が、たとえばハウジング1などに固定されている。
光反射板7は、図1に示されるように、線状光源2の近傍では表示面とほぼ平行な平坦面に形成された平坦部72と、並列される線状光源2の中間部では山状に折り曲げられた山形部71とにより形成されている。図1に示される例では、線状光源2の真下にも光反射板7の平坦部72が形成されているが、線状光源2の真下では光反射板2が切れていてもよく、また、後述する山形部71と同様の乱反射面に形成されていてもよい。
図1に示される例では、蛍光管2の縦方向の配列を半ピッチづつずらして端部が若干オーバーラップするように配列されているため、図1(c)に光反射板7と線状光源2のみの一部平面説明図が示されるように、それぞれの線状光源2(蛍光管)に対応する光反射板7として形成され、それぞれの光反射板7が組み合せられることにより、図1(c)に示されるように、亀の甲状に配列されている。1個の光反射板7は図2(a)に示されるように、線状光源2が設けられる部分が平坦部72に形成され、ほぼ線状光源2の長さに合せた長さに形成され、線状光源2の全長が露出するように山形部71は、半ピッチずらせて設けられる線状光源2とのオーバーラップ分切り取られた形状になっている。
この例では、1個1個の光反射板7は、山形部71の頂部を超えた部分に接続部73が設けられており、図2(b)に示されるように、何個も並べた大きな光反射板にし得るように形成されている。すなわち、この接続部73は、たとえば図2(c)に拡大説明図が示されるように、頂部を超えた山形部71の短い部分の裏側に、隙間を有するように裏板73aをリベット73cなどで固定した2重構造とし、その2重構造の隙間に別の光反射板7の接続部73b(接続部の頂部が形成されていない側の端部)を挿入することにより組み立てられる構造になっている。このような光反射板7を順次嵌め合せて組み立てることにより、図1(c)に示されるよう亀の甲状に配列され、線状光源2両端部のソケットなどは山形部71の下に入り込むように形成されている。
光反射板7としては、たとえば0.3mm程度厚のアルミニウム板などに、たとえば東レ株式会社製の商品名E60(180μm程度厚のポリエステルの発泡シート)を貼り付けたものが、光吸収をしないで、大きな光反射率が得られるため好ましい。この反射部材は発泡シートであるため、表面に凹凸があり、あらゆる方向に反射する乱反射面となる。本発明では、この光反射板7のうち、山形部71はこの発泡シートなどからなる乱反射面に形成されているが、平坦部72は、さらにその表面にAlやAgなどを蒸着して鏡面仕上げされた鏡面反射面に形成されている。光反射板7としては、その他にも、たとえば1〜2mm程度の厚さの古河電気工業株式会社製の商品名MCPET(超微細発泡光反射板)などを用いることもでき、平坦部72には、その表面にさらにAlやAgなどの蒸着シートがネジなどにより貼り付けられて鏡面反射面に形成されるものでもよい。
この光反射板7の表面には、酸化チタン粉末などがコートされていることにより、光反射率を殆ど低下させることなく、光触媒として作用して、蛍光管などから発せられる紫外線により、山形部71などに付着する有機物を分解して除去することができ、塵埃などによる汚れを防止することができる。
この光反射板7の大きさは、たとえば図1(a)において、線状光源2の間隔pが40cm程度で、山形部71の幅wが20〜22cm程度、山形部71の高さhが4〜5cm程度に形成される。山形部72の頂部は、線状光源2として蛍光管を用いた場合の蛍光管の上面とほぼ同程度の高さになっている。この平坦部72と山形部71とは、線状光源2から平坦部72に向かった光が殆ど全部山形部71に鏡面反射されるような関係になるように形成されている。
このような山形部71が形成されることにより、後述するように線状光源2から表示パネル3と反対側に進む光を非常に有効に表示パネル3側に反射させることができるのみならず、図1(a)に示されるように、その山形部71の下側にインバータ、安定器、グロー電球などの電材部品9などを設置することができる。また、図1(c)に示されるように、亀の甲状に形成することにより、ソケット部を山形部71の下側に入れることができると共に、電飾看板の大きさが少々変っても、山形部71の切り取り部の角度を変えるだけで、簡単に対応することができる。
しかし、蛍光管を半ピッチずらして亀の甲状に光反射板7を配置しないで、従来の図6に示されるように、殆ど同じ列で蛍光管を配置する場合でも同様に光反射板7を設けることができる。その例が図3に示されている。図3には、線状光源(蛍光管)2を縦方向から見た側面図(線図で示してある)が合せて示されるように、蛍光管2のずれに合せて光反射板7も若干ずらして配置されている。そのため、蛍光管2のソケット部を山形部で覆うことはできず、殆ど隙間なく光反射板7で底面を覆うことはできないが、ほぼ同程度の明るい電飾看板を得ることができる。なお、図3において、図1と同じ部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
つぎに、この光反射板7の作用について、図1(b)を参照しながら説明をする。蛍光管などの線状光源では、その外周から360°のあらゆる方向から径方向に光が放射される。そのため、蛍光管の上面側である表示パネル側に進む光はそのまま表示パネル3に照射される。この際、蛍光管からは真上のみならず、円周方向で斜め方向から出る光は斜め方向に多く照射され、蛍光管から遠い方向では輝度は弱くなるものの斜め方向にも照射される。
一方、蛍光管から表示パネル3と反対側に放射される光は、光反射板7に入射する。光反射板7の山形部71に入射する光は、山形部71が反射率の高い乱反射面に形成されているため、乱反射面に当たった点であらゆる方向に反射する。表示パネル3と反対側に進む光の多くは光反射板7の平坦部72に当たり、平坦部72は鏡面反射をするように形成されているため、図1(b)に示されるように反射の法則にしたがって、蛍光管2とは反対方向に反射する。その結果、光反射板7の平坦部72に向かった光の大部分は、山形部71に入射し、その山形部71で前述の蛍光管2から直接入射する光と同様に、入射した点であらゆる方向に乱反射する。しかもこの山形部71は、傾斜面になっているため、乱反射した光の大部分は表示パネル側に進む。すなわち、蛍光管2から表示パネル3と反対側の下側に進む光の大部分は山形部71で乱反射をして、山形部71に光源2があるのと同様の作用をする。
本発明の光反射板7の山形部71は、以上のような作用をし、線状光源2から表示面と反対側に進む光の大部分が、あたかも山形部で発光しているような作用をしているため、線状光源2の間隔pが、従来構造では15〜20cm程度であったものを、前述のように、40cm程度にしても従来の15cm間隔のものより200〜400cd明るい1200cd程度の輝度が得られた。これは、従来構造では光反射板が設けられる場合でも、その光反射板はハウジングの底面に敷き詰められるか、ハウジング底面に施される塗装のみで、光反射板と表示パネルとの間隔も大きく、遠いところで乱反射しているだけで表示パネル3への照射としての寄与は非常に小さいと共に、横方向に進む光を殆ど利用することができなかったのに対して、本発明では、山形部の反射光は明るいものの光源の指向性のある光とは異なり、光反射板と表示パネルとの距離を小さくすることができると共に、下側に向かう光を山形部に集めて、山形部で乱反射させるため、下側に向かう光も殆ど全部表示パネル3への照射として利用することができるからである。
すなわち、従来構造の線状光源を1本おきに山形部72の反射板に置き換えたことになると共に、表示パネルとの距離を小さくすることができるため、蛍光管を殆ど半分の84本で従来構造よりも大きな輝度の電飾看板を構成することができた。
本発明によれば、たとえば5.6m×6.6mの大きさの電飾看板で、40Wの蛍光管を従来162本(6.48kW)〜210本(8.4kW)必要であったものが、84本(33.6kW)で、15cmピッチ(210本)のものよりも200〜400cdほど明るい1200cdの電飾看板が得られた。蛍光管の数が半分程度と少ないにも拘わらず、むしろ輝度が明るくなる理由は、短い間隔で蛍光管により直接光らせないで、蛍光管自身は広い間隔で設けられ、その途中の山形部72は均等に乱反射する領域であるため、表示パネル3を近づけて配置しても蛍光管の影が出にくく、表示パネル3を、従来の25〜35cm程度から15cm程度に近づけることができたため、さらに光の利用効率が上がったためと考えられる。上述の蛍光管の減少により、電気代は年間約27〜30万円程度の節約になり、蛍光管の交換費用も半分程度になると共に、交換頻度も少ないため保守費用も節約することができ、非常に大幅なコストダウンを図ることができる。
前述の例は、5.6m×6.6mの大型看板の例であったが、このような大型看板に限らず、1.1m×1.6m程度、あるいはさらに小さいものでも、少ない光源で同様に明るい電飾看板を得ることができる。したがって、光源もワット数の大きい蛍光管のみならず、種々の蛍光管、さらにはLEDを線状に並べたものでも同様な光反射板を用いることにより、少ない光源で明るい電飾看板を得ることができる。
また、前述の例では、従来の大型看板と同程度の輝度の電飾看板にすることを試みたため、線状光源2の数を減らすことができることを述べたが、明るい輝度の電飾看板を必要とする場合には、従来と同様の線状光源2のピッチpを小さくして、必要な輝度に応じて自由にピッチを設定することができる。すなわち、電飾看板が並ぶ中で一段と引き立たせる場合とか、周囲が明るい場所に配置する電飾看板などでは、明るい輝度の電飾看板が要望されるが、このような場合でも従来と同じ線状光源の数で3倍程度の輝度を得ることができる。たとえばピッチpを30cmにすると2000cd程度の輝度になり、ピッチpを20cmにすると3500cdの輝度が得られ、さらにピッチpを10cmなどと小さくすることもできる。また、電飾看板としてではなく、後述する照明用の面状光源とする場合でも、同様に輝度の大きいものが要求される場合があるが、光源の光を有効に利用することができるため、非常に容易に輝度の大きい面状光源を得ることができる。
前述の例では、電飾看板の厚さを余り気にしない場合であったが、それでも従来構造より10cm程度薄くすることができた。ビルなどの外壁に設置する看板でも、隣接するビルとの関係で余り厚くすることができない場合とか、室内に設置する電飾看板などでは厚さをできるだけ薄くすることが好ましい。このような場合、線状光源の上面側に透過光調整板を設けることにより、その厚さを薄くすることができる。その例について、図4を参照しながら説明する。なお、図4(a)は一部の平面説明図で、(b)はそのB−B線断面説明図である。
透過光調整板5は、たとえば100μm程度の厚さのポリエチレンテレフタレート(PET)などからなる透明シートの一面に、透過光調整パターンが形成された透過光調整シートが、1mm厚程度のポリカーボネートなどの耐熱性があり透明な基板に貼り付けることにより形成されている。透過光調整シートは、たとえばAlなどからなる光反射膜がPETの表面に真空蒸着などにより全面に設けられ、その光反射膜の一部をエッチングなどにより除去することにより、たとえば図4(a)にその平面説明図が模式的に示されるように、線状光源2の近傍では光透過領域51の面積が小さく、線状光源2から遠くなるにつれて、光透過領域51の面積が大きくなるように光透過領域51が形成され、除去されない部分は光反射膜がそのまま残存し、光反射膜パターン52として残されている(図では、光透過領域51を円内で示し、円外の隣接する円で挟まれた部分が光反射膜パターン52になっている)。
なお、図4では模式的に示されているが、実際には光透過領域51は非常に細かいパターンで形成されている。このように透過光が調整されたシートが前述のように、ポリカーボネートなどの耐熱性のある透明基板に、たとえば超音波などにより部分的に貼着されている。また、図4(a)で、21は蛍光管2のソケットを示している。
この例に示されるように、透明シートに反射膜パターンを形成すれば、全面に形成されたAl膜などをエッチングするためのマスクをグラフィック印刷などにより形成することができ、非常に簡単に量産することができるため好ましい。しかし、このような構成でなくても、光透過領域51が、光源2から遠ざかるにつれて大きくなり、表面側にほぼ均一な光照射が行われるようなパターンに形成され、その背面側に設けられる光反射板7とで反射を繰り返しながら、表面から均一に光が照射されればよく、たとえばAlなどの光反射性の優れた金属板にパンチングにより光透過領域51を形成する構造のものでもよいし、PETなどの厚い透明基板に直接透過光調整パターンが形成されているものでもよい。また、光透過領域51の形状も円形に限らず、矩形状でもスリット状でもよい。要は表面からできるだけ均一に光が照射されるパターンが形成されていればよい。
透過光調整板5には、光源2などに固定するための固定金具8が設けられている。固定金具8は、図4に示される例では、図4(c)に拡大して示されるように、スプリング性のある線径が1mmφ程度の針金で線状光源2に嵌め込む嵌合部87と、線状光源2から外す作業をしやすいように、操作部88とが形成されている。この固定金具8は、透過光調整板5の通し孔に挿入するだけで、固定部がないため、線状光源2の発光部で固定する場合でも、光を殆ど遮断することなく透過光調整板5を固定することができる。このように、嵌合部87を有する固定金具8が透過光調整板5に取り付けられているため、この嵌合部8を蛍光管の金属リング部分に嵌め込むだけで、簡単に透過光調整板5を固定することができる。
透過光調整板5の幅(線状光源2の方向と直角方向の長さ)が大きい場合、線状光源2に固定するだけでは、両端部を支えきれない場合がある。このような場合、図4(b)に示されるように、光反射板7に、または透過光調整板5の両端部に支持部材86を線状光源2の長手方向に沿って適当な数だけ形成しておくことにより、透過光調整板5が両端部で垂れることがなく、平面を維持することができる。支持部材86としては、光を透過するプラスティック材料などを用いることができる。また、図4(b)に誇張して書かれているように、透過光調整板5の中心線(線状光源2の中心線に沿ったライン)で若干の折り曲げ部を付けておく(端部を上方に折り曲げる)ことにより、蛍光管の熱により温度が上昇しても透過光調整板5の反りを防止することができるため好ましい。
このような透過光調整板を用いることにより、線状光源2の近くで明るく、離れると暗くなるといということがなく、全面でほぼ均一な輝度で照射することができ、線状光源と表示パネル3との距離を短くしても影のないきれいな表示をすることができる。その結果、電飾看板の厚さを6cm程度に薄くすることができる。
前述の各例では、電飾看板として説明をしたが、電飾看板ように用いる面状光源、照明器具としての面状光源、または液晶表示装置の検査治具として用いる面状光源などの光源としても、前述の表示パネルを除去することにより構成することができる。すなわち、本発明による面状光源は、少なくとも一面側に開口部1aを有する箱型のハウジング1内に複数本の線状光源2が並置して設けられており、その複数本の線状光源2の開口部1aと反対面側および並置される線状光源2の間に光反射板7が設けられている。そして、この光反射板7は、並置される線状光源2の中間に山形状に形成される山形部71と、山形部と線状光源2の間の開口部1aと反対面側に平坦部72が設けられ、山形部71は乱反射面に形成され、平坦部72は鏡面反射面に形成されている。詳細は、前述の図1に示される例と同じで、その説明を省略する。
本発明による電飾看板の一実施形態を説明する図である。 図1に示される光反射板の一例を示す図である。 図1に示される光反射板の配置の変形例を示す図である。 本発明による電飾看板の他の実施形態を説明する図である。 従来の電飾看板の構成例を説明する図である。 従来の大型の電飾看板で蛍光管の配置例を示す図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 線状光源
3 表示パネル
4 光拡散板
5 透過光調整板
7 光反射板
71 山形部
72 平坦部

Claims (4)

  1. 少なくとも一面側に開口部を有する箱型のハウジングと、該ハウジング内に並置して縦横に設けられる複数本の線状光源と、該複数本の線状光源の前記開口部と反対面側および前記線状光源の長さ方向と垂直方向である横方向に並置される線状光源の間に設けられる光反射板と、前記開口部側に設けられる光拡散板と、該光拡散板の表面側に設けられる表示パネルとを有し、前記光反射板は、前記横方向に並置される線状光源の中間に山形状に形成される山形部と、該山形部と前記線状光源の間で、前記開口部と反対面側に設けられる平坦部とからなり、前記山形部は乱反射面に形成され、前記平坦部は鏡面反射面に形成されると共に、1本の線状光源に対応して1枚の光反射板が対応し、前記横方向に並置される光反射板は前記山形部で接続され、それぞれの光反射板は、前記線状光源の部分で前記線状光源に合せた長さに形成され、前記山形部では該線状光源の部分より短くなるように形成され、かつ、縦方向に隣接する前記線状光源は前記横方向に並置される線状光源の列と半ピッチずらして設けられることにより、前記それぞれの光反射板が平面形状で亀の甲状になるように並置されてなる電飾看板。
  2. 前記光反射板は、山形形状が形成された基板のほぼ全面に乱反射部材が貼り付けられ、前記光反射板の平坦部にはさらにその表面に鏡面反射部材が設けられてなる請求項1記載の電飾看板。
  3. 前記光反射板の前記山形部における連結部が、該連結部の一方が2重構造に形成され、該連結部の他方が前記一方の2重構造の間隙部に挿入されることにより連結される構造である請求項1または2記載の電飾看板。
  4. 前記線状光源の前記表示パネル側に、前記線状光源に固定される固定金具に保持された透過光調整板が設けられてなる請求項1〜3のいずれか1項記載の電飾看板。
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