JP4150296B2 - 基板検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント配線基板のような基板の配線の導通・短絡を検査する検査装置に関し、特に、非接触で配線の検査を行なうものに関する。尚、この発明は、プリント配線基板に限らず、フレキシブル基板、多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、ならびに半導体パッケージ用のフィルムキャリアなど種々の基板上の電気的配線の検査に適用でき、この明細書では、それら種々の配線基板を総称して「基板」と称する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基板に形成される配線パターンの微細化に伴い、複数の配線をカバーする非接触の検査用プローブ(以下、非接触プローブと称する)を用いて配線パターンの導通を検査する基板検査装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
例えば、特開平10−239372号公報に記載の基板検査装置では、非接触プローブを絶縁膜で覆われた電極を用いて構成し、この非接触プローブを検査対象となる基板の配線パターンと密着して対向するように配置し、非接触プローブと配線パターンとを静電結合させるようにしている。そして、検査対象パターンの一端部に接触させたプローブから電圧のような電気パラメータが時間的に変化する検査用電気信号を注入し、その検査対象パターンの他端部に静電結合された非接触プローブを用いてその検査用信号を検出し、その検出された信号のレベルに応じてその検査対象パターンの良否を判定するようにされている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−239372号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような基板検査装置を用いて基板の検査を行う場合、検査対象となる基板にリブが設けられていたり、基板自体に反り、うねりがある等、基板の形状によっては非接触プローブを基板の配線パターンと密着させることが困難な場合がある。
【0006】
このような場合、非接触プローブを基板表面から所定の距離だけ離して用いることが考えられる。しかし、非接触プローブと配線パターンとの間に生じる静電容量は、その間の距離によって変化し、さらにその静電容量が変化すると非接触プローブにより検出される検査用信号のレベルも変化してしまう。一方、非接触プローブと基板とを密着させずに平行に保持してその間の距離を一定に保つことには困難性が伴う。特に近年、プラズマディスプレイパネルや液晶パネル用のガラス基板の大型化に伴い非接触プローブも大型化し、非接触プローブと基板とを平行に保持することがますます困難となっている。
【0007】
図9は、上記のような非接触プローブを用いた基板検査装置において、非接触プローブと配線パターンの間の距離が変化したときに、非接触プローブにより検出される検査用信号のレベルの測定値を示したグラフである。図9において、曲線Aは良品の配線パターンから検出された検査用信号の測定レベルを示し、曲線Bは10μm幅の断線がある不良配線パターンから検出された検査用信号の測定レベルを示す。横軸が非接触プローブと配線パターンの間の距離を、縦軸が非接触プローブにより検出される検査用信号のレベルの測定値を示している。
【0008】
図9に示すように、曲線Aでは、非接触プローブと配線パターンの間の距離が0.1mm変化するとおおよそ1dB程度測定値レベルが変化する。そのため、非接触プローブと基板とが傾いて対向配置されたために生じた測定レベルの差を吸収するためには、良品判定レベルに一定の幅を持たせて測定値が一定の範囲内であれば、良品と判定することが考えられる。
【0009】
しかし、例えば、非接触プローブと配線パターンとの傾きが大きくなって、非接触プローブと配線パターンの間の距離が大きくなると、図9に示すように、良品配線パターンの測定値である曲線Aと不良配線パターンの測定値である曲線Bとで測定値の差が小さいため、良品判定レベルの幅を大きくすると不良配線パターンを誤って良品と判定してしまうおそれが増大する一方、良品判定レベルの幅を小さくすると、非接触プローブと基板とが傾いて対向配置されたために生じた測定レベルの差によって良品配線パターンを誤って不良と判定してしまうおそれが増大する。そのため、検査対象パターンの良否判定の正確さが損なわれるという不都合がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、非接触プローブと基板とが平行に保持されていなくても、検査対象パターンの良否判定の正確さを向上させることができる基板検査装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
基板面に形成された複数の配線の検査を行う基板検査装置であって、前記複数の配線の一方端にその複数の配線をカバーするよう延びて交差し、それらに近接して対向配置される、一体形成された第1のプローブと、前記複数の配線の他方端に個別に電気的に接続するべく対向配置される複数の第2のプローブと、前記第1のプローブと前記複数の第2のプローブとを用いてその間にそれぞれ接続又は対向配置された前記複数の配線それぞれについて、一方のプローブに所定の検査用信号を供給すると共にその検査用信号に応じて他方のプローブにより検出された信号レベルを、各配線の検出レベル情報としてそれぞれ取得する検出部と、前記複数の配線それぞれについて、各配線を特定するための識別情報と前記検出部により取得された検出レベル情報とを関連付けて記憶する検査情報記憶部と、前記複数の配線それぞれについて、前記検出レベル情報を補正するための基準となる補正基準値及び各配線の良否を判定するための許容範囲を記憶する基準情報記憶部と、前記複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線について前記基準情報記憶部により記憶されている補正基準値とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線と、前記検査情報記憶部により記憶されている各配線の識別情報とその配線の検出レベル情報を補正することにより生成される補正後の検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線とが、等しくなるように前記検出レベル情報を補正する補正処理部と、前記補正処理部により生成された補正後の検出レベル情報と前記基準情報記憶部に記憶された前記許容範囲とを用いて前記複数の配線の良否判定を行う判定部とを備えることを特徴としている。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、複数の配線と対向可能に一体に形成された第1のプローブが前記複数の配線の一方端にその複数の配線と交差する向きに近接して対向配置され、複数の第2のプローブが、前記複数の配線の他方端に個別に電気的に接続するべく対向配置され、第1のプローブと複数の第2のプローブとを用いてその間にそれぞれ接続又は対向配置された複数の配線それぞれについて、一方のプローブに所定の検査用信号が供給されると共にその検査用信号に応じて他方のプローブにより検出された信号レベルが、検出部により各配線の検出レベル情報としてそれぞれ取得される。そして、検査情報記憶部によって、複数の配線それぞれについて、各配線を特定するための識別情報と検出部により取得された検出レベル情報とが関連付けて記憶される。さらに、補正処理部によって、複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線についての補正基準値とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線と、各配線の識別情報とその配線の検出レベル情報を補正することにより生成される補正後の検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線とが等しくなるように検出レベル情報が補正される。そして、判定部によって、その補正後の検出レベル情報と基準情報記憶部に記憶されている許容範囲とを用いて複数の配線の良否が判定される。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の基板検査装置において、前記補正処理部は、前記検査情報記憶部により記憶された各配線の識別情報と検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から回帰直線を生成すると共に、その回帰直線における前記各配線の識別情報に対応する値とその配線の検出レベル情報との差分と、それぞれの配線について前記基準情報記憶部により記憶されている補正基準値とが加算された値を、前記補正後の検査レベル情報として生成するものであることを特徴としている。請求項2に記載の発明によれば、補正処理部によって、検査情報記憶部により記憶された各配線の識別情報と検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から回帰直線が生成され、その回帰直線における各配線の識別情報に対応する値とその配線の検出レベル情報との差分と、それぞれの配線について基準情報記憶部により記憶されている補正基準値とが加算された値が、補正後の検査レベル情報として生成される。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基板検査装置において、前記補正基準値は、検査対象となる基板と同種類の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線について前記検出部によって取得された前記検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から生成された回帰直線で表されるものであることを特徴としている。請求項3に記載の発明によれば、前記補正基準値は回帰直線で表されている。また、その回帰直線は、検査対象となる基板と同種類の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線について検出部によって取得された検出レベル情報とから生成される。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基板検査装置において、前記補正基準値は、検査対象となる基板と同種類の複数の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報と、その各配線について前記複数の良品の基板から前記検出部によって取得された前記検出レベル情報の平均値とを各座標軸に対応させた二次元座標から生成された回帰直線で表されるものであることを特徴としている。請求項4に記載の発明によれば、前記補正基準値は回帰直線で表されている。また、その回帰直線は、検査対象となる基板と同種類の複数の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報と、その配線についてその複数の良品の基板から検出部によって取得された検出レベル情報とから生成される。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第1のプローブは、前記複数の配線と近接して対向配置されることにより、各配線との間に生じる静電容量を介して信号を伝達するものであることを特徴としている。請求項5に記載の発明によれば、複数の配線と近接して対向配置される第1のプローブによって、各配線との間に生じる静電容量を介して信号が伝達される。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の基板検査装置において、前記第1のプローブは、前記複数の配線と近接して対向配置されると共に、前記検査用信号に応じて磁界を生じさせることによりその配線に誘導電流を生じるものであり、前記複数の第2のプローブは、それぞれ電気的に接続された配線に生じた前記誘導電流のレベルを前記信号レベルとして検出するものであることを特徴としている。請求項6に記載の発明によれば、複数の配線と近接して対向配置される第1のプローブによって、検査用信号に応じた磁界が生じさせられるので、その磁界に応じてその配線に誘導電流が生じる。さらに、その配線にそれぞれ電気的に接続された複数の第2のプローブによって、各配線に生じた誘導電流のレベルが前記信号レベルとして検出される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る基板検査装置1の構成の一例を示す外観正面図である。また、図2は、基板検査装置1の検査部分の構成の一例を説明するための模式図である。図1に示す基板検査装置1は、例えば全体が製図ドラフターの様に構成されており、製図台に相当する平面板状の基台2と、基台2を垂直に保持するフレーム3と、基台2の表面上を平行に水平方向にスライド自在に配設された移動フレーム4とを備える。また、基台2は、図2に示す検査対象の基板5を保持するためのものであり、例えば、一点鎖線で示す基板載置位置5a(図の紙面手前側)に載置された基板5の下辺を支持する基板受け201、基板5の左辺に押し当てられて基板5の基準位置を位置決めするための押当て部材202を備える。
【0019】
また、基台2には、ユーザーが基板5の左右端部を手で持って、基板5を基台2に取り付けるときに、基板5を持った手が基台2に当たらないよう、その手の一部を受け入れ可能な開口部203,204が設けられている。これにより、ユーザーが手に持った基板5を基台2に取り付け容易にされている。また、ユーザーが手に持った基板5の下辺を基板受け201に沿うように載置すると共に基板5の左辺を押当て部材202に押し当てることにより、基板5が基台2上の所定の検査位置に位置決めされて取り付けられる。
【0020】
また、基台2は、基板5の取り付け位置表面に、基板5を真空吸着して固定する図略の真空パッドを備え、ユーザーが操作スイッチ205を操作することにより、基台2上に載置された基板5が真空吸着されて固定されるようになっている。
【0021】
移動フレーム4の基台2と対向する側の表面には、基台2に取り付けられた基板5と近接して対向配置される非接触プローブ401と、基板5の表面に形成された複数の配線に個別に電気的に接触する接触プローブ402とが配設されている。移動フレーム4は、ユーザーが図略のハンドルを操作することにより基台2の表面上を平行に水平方向にスライド可能に構成されている。そして、基板5の検査時には、ユーザーが移動フレーム4を基台2に取り付けられた基板5と対向する位置に移動させることにより、非接触プローブ401と、接触プローブ402とが基板5の表面に形成された配線パターンと対向配置するようにされている。また、移動フレーム4は、接触プローブ402を基板5に密着させるための図略のプレス機構を備え、ユーザーがプレススイッチ403を操作することにより、接触プローブ402が図の紙面に垂直な方向に移動して基板5の表面に形成された配線パターンと密着して接触するようにされている。
【0022】
図2に示す基板5は、例えばプラズマディスプレイに用いられるガラス基板であり、図2においては、移動フレーム4を基板5と対向する位置に移動させた状態で、基板5において、非接触プローブ401及び接触プローブ402と対向する部分を示している。また、図2において、基板5の表面には、縦方向、すなわち非接触プローブ401の長手方向と交差する方向に平行な配線パターン501〜511が等間隔に形成されている。
【0023】
また、図2に示す基板検査装置1は、非接触プローブ401、接触プローブ402、スイッチ部404、直流電源405、操作表示部6、及び制御部100を備える。非接触プローブ401は、例えば長方形の細長い形状にされた一枚の電極板により構成され、配線パターン501〜511の上端部付近において、配線パターン501〜511と交差する方向に延び、基板5との間に例えば1mm程度の間隔を空けて近接して対向配置される。このとき、基板5と非接触プローブ401とは間隔を空けて保持されるため、対向距離を一定に保つために困難性を伴い、基板5と非接触プローブ401とが傾いて対向配置されたり、対向距離がばらついたりする場合がある。
【0024】
図3は、基板5と非接触プローブ401とが対向配置された状態の一例を、図2におけるX−X断面で示した断面図である。図3において、基板5と非接触プローブ401とは斜めに傾いた状態で対向配置されており、配線パターン501と非接触プローブ401とが対向する位置で最も間隔が大きく、配線パターン511と非接触プローブ401とが対向する位置で最も間隔が小さくなっている。
【0025】
接触プローブ402は、例えば長方形の細長い形状にされたフィルム状のフレキシブル基板上に、配線パターン501〜511と同じ間隔で例えば11個の電極P1〜P11が形成されたもので、ユーザーが移動フレーム4を基板5と対向する位置に移動させて所定の検査位置に位置決めすると共にプレススイッチ403を操作することにより接触プローブ402が基板5に密着され、配線パターン501〜511の下端部付近において、電極P1〜P11がそれぞれ個別に配線パターン501〜511と接触して電気的に接続される。
【0026】
スイッチ部404は、電極P1〜P11と、直流電源405との間に介設されたスイッチアレーであり、制御部100からの制御信号に応じて電極P1〜P11それぞれと直流電源405との間の接続をオンオフするように構成されている。これにより、制御部100からの制御信号に応じて電極P1〜P11それぞれと直流電源405との間のスイッチがオンされたとき、ステップ状の急激に立ち上がる信号波形を有する検査用信号が、電極P1〜P11を介してそれぞれ配線パターン501〜511へ供給されるようになっている。
【0027】
操作表示部6は、例えばキースイッチや液晶表示器等から構成され、ユーザーからの検査の実行指示等の操作指示を受け付けて、その操作指示を制御部100へ出力したり、制御部100からの制御信号に応じて基板の検査結果を表示したりする。
【0028】
制御部100は、基板検査装置1全体の動作を司るもので、例えば基板検査装置1の動作を制御するための制御プログラム、非接触プローブ401によって取得された検出レベル値を補正するための補正プログラム、検査対象となる配線パターンの良否を判定するための判定プログラム、あるいは配線パターンの良否判定を行うための基準値を取得するための基準値生成プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等をROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等から構成される。また、制御部100は、基準情報記憶部101と、検査情報記憶部102とを備え、前記補正プログラムを実行することにより補正処理部103として機能し、前記判定プログラムを実行することにより判定部104として機能し、前記基準値生成プログラムを実行することにより基準情報生成処理部105として機能する。
【0029】
次に、上記のように構成された基板検査装置1の動作について説明する。図4は、配線パターン501〜511それぞれについて、検出レベル情報を補正するための基準となる基準値及び各配線の良否を判定するための許容範囲を取得するための動作を説明するフローチャートである。
【0030】
まず、ステップS101において、基準情報生成処理部105により、基準値取得用の良品基板のサンプル数の入力を、ユーザーに対して促すためのガイド画面が操作表示部6に表示される。そして、ユーザーがサンプル数を入力すべく操作表示部6を操作することにより、操作表示部6を介して受け付けられた基準値取得用の良品基板のサンプル数が、基準情報生成処理部105によって、変数iに代入される。
【0031】
次に、ステップS102において、例えば基準情報生成処理部105により、ユーザーに対して基準値取得用の良品基板を基台2の所定位置に載置すると共に所定の操作を行うよう促すためのガイド画面が操作表示部6に表示される。そして、ユーザーによって、予め良品であることが判っている基板5が基台2に載置され、移動フレーム4がその基板5と対向する位置に移動され、所定の検査位置に位置決めされる。そして、ユーザーによるプレススイッチ403の操作に応じて、接触プローブ402が基板5に密着され、図2に示すように、電極P1〜P11がそれぞれ個別に配線パターン501〜511と接触して電気的に接続される。
【0032】
そして、ユーザーからの基準値の取得を開始させる開始指示が操作表示部6により受け付けられると、制御部100からの制御信号に応じて、スイッチ部404によって、電極P1と直流電源405との間に介設されたスイッチがオンされる。これにより、ステップ状の急激に立ち上がる信号波形を有する検査用信号が電極P1と接触している配線パターン501に印加され、配線パターン501と非接触プローブ401との間に形成された静電容量を介してその検査用信号によって非接触プローブ401に信号が誘起され、検出される。そして、基準情報生成処理部105によって、非接触プローブ401により検出された信号のレベルが配線パターン501の検出レベル情報として、取得されると共に基準情報記憶部101に記憶される。
【0033】
同様にして、電極P2〜P11までの各電極についても、それぞれスイッチ部404により直流電源405との間に介設されたスイッチがオンされ、基準情報生成処理部105によって、非接触プローブ401により検出された信号のレベルが配線パターン502〜511の検出レベル情報として、それぞれ取得されると共に基準情報記憶部101に記憶される。この場合、基準情報生成処理部105は、例えば、配線パターン501〜511の識別情報として、それぞれ1〜11の識別番号を付与し、その識別番号と、配線パターン501〜511の検出レベル情報とを関連付けて基準情報記憶部101に記憶させる。
【0034】
また、基板5は、配線パターン501〜511の他にも配線パターンを有しているので、基準情報生成処理部105により、例えばユーザーに対して移動フレーム4を次の検査位置まで移動させるよう促すためのガイド画面が操作表示部6に表示される。そして、ユーザーによって、移動フレーム4が配線パターン511の次の11本の配線パターンと対向する位置に移動され、上記と同様にして電極P1〜P11がそれぞれ個別に次の11本の配線パターンと接触して電気的に接続され、それぞれその配線パターンの識別番号と検出レベル情報とが関連付けて基準情報記憶部101に記憶される。以上の動作を繰り返すことにより、1枚分の良品の基板5について、各配線パターンの識別番号と検出レベル情報とが関連付けて基準情報記憶部101に記憶される。
【0035】
なお、以降の説明においては、説明の便宜上、配線パターン501〜511についてのみ説明する。
【0036】
次に、変数iから1減算され(ステップS103)、変数iが0でないときは(ステップS104でNO)、新たなサンプル基板について検出レベル情報を取得するためステップS102へ移行する一方、変数iが0のときは(ステップS104でYES)、すべてのサンプル基板について各配線パターンの識別番号と検出レベル情報とが関連付けて基準情報記憶部101に記憶されたので、ステップS105へ移行する。
【0037】
次に、ステップS105において、基準情報生成処理部105によって、基準情報記憶部101に記憶されている各配線パターンの識別番号と検出レベル情報とから、複数枚のサンプル基板から取得された検出レベル情報について各配線パターン毎に平均値が算出される。図5は、配線パターンの良否判定を行うための基準値を説明するためのグラフであり、横軸は各配線パターンの識別番号、縦軸はその識別番号と関連付けられた検出レベル情報の値を示している。なお、検出レベル情報の値としては、例えば非接触プローブ401により検出された信号の電圧値や、これをデシベル表示した値、あるいはこれらの値を演算処理が容易なように相対値として加工した値等を用いても良い。そして、ステップS105において算出された各配線パターン毎の検出レベル情報の平均値の一例が、例えば図5に示す基準値701として示されている。なお、複数枚のサンプル基板から取得された検出レベル情報の平均値から基準値701が生成されるのではなく、1枚のサンプル基板から取得された検出レベル情報をそのまま基準値701として用いても良い。
【0038】
次に、ステップS106において、基準情報生成処理部105によって、基準値701から、例えば最小自乗法を用いて回帰直線702が生成される。なお、この場合、基準情報生成処理部105は、基準値701から回帰直線を生成するのではなく、複数枚のサンプル基板から取得された検出レベル情報から直接最小自乗法等を用いて回帰直線702を生成する構成としてもよい。
【0039】
次に、ステップS107において、基準情報生成処理部105によって、各配線についての良否を判定するための上限を示す上限値703及び下限を示す下限値704が生成される。具体的には、例えば、基準値701に所定の値を加算、減算したものを、それぞれ上限値703、下限値704として生成したり、複数枚のサンプル基板から取得された検出レベル情報の標準偏差等の統計的データや経験的に得られた値等に基づいて、それぞれ上限値703、下限値704を生成するようにしても良い。
【0040】
以上、ステップS101〜S107の処理により、検査対象となる基板5の各配線パターンから取得された検出レベル情報を補正するための基準となる回帰直線702と、各配線パターンの良否を判定するための許容範囲を示す上限値703及び下限値704とが生成されると共に、それらのデータが基準情報記憶部101に記憶される。
【0041】
次に、上記のように構成された基板検査装置1の基板検査時の動作について説明する。図6は、基板5の配線パターン501〜511を検査するための動作を説明するフローチャートである。まず、ステップS201において、制御部100により、図4に示すステップS102と同様にして、検査対象となる基板5について、非接触プローブ401により検出された信号のレベルが配線パターン501〜511の検出レベル情報として、それぞれ取得されると共に検査情報記憶部102に記憶される。この場合、制御部100は、例えば、配線パターン501〜511の識別情報として、それぞれ1〜11の識別番号を付与し、その識別番号と、配線パターン501〜511の検出レベル情報とを関連付けて検査情報記憶部102に記憶させる。
【0042】
図7は、検査情報記憶部102に記憶された配線パターン501〜511の検出レベル情報について説明するための図であり、図5と同様に、横軸は配線パターン501〜511にそれぞれ付与された識別番号を示し、縦軸はその識別番号と関連付けられた検出レベル情報の値を示している。図5において、検査情報記憶部102に記憶された配線パターン501〜511の検出レベル情報が、検査値711として示されている。また、図7には、基準情報記憶部101に記憶されている回帰直線702、上限値703、及び下限値704が示されている。
【0043】
図7における検査値711について、識別番号1〜5に対応する検出レベルは上限値703と下限値704との間に入っているが、識別番号6〜11に対応する検出レベルは上限値703を越えている。従って、検査値711を、上限値703及び下限値704と比較することにより配線パターンの合否を判定すると、識別番号6〜11に対応する配線パターン506〜511は、不良と判定されてしまう。そこで、図3に示されるように、非接触プローブ401と基板5とが傾いて対向配置されていることにより生じている測定レベルの差を補正すべく、ステップS202へ移行する。
【0044】
次に、ステップS202において、補正処理部103によって、検査値711から、例えば最小自乗法を用いて図7に示す検査値711の回帰直線712が生成される。
【0045】
次に、ステップS203において、補正処理部103によって、検査値711から回帰直線712上の識別番号に対応する値が減算された値が回帰直線702上の識別番号に対応する値に加算された結果が、補正後の検査レベル情報を示す補正値713(図8参照)として生成される。この場合、補正値713から得られる回帰直線は、回帰直線702と等しくなる。
【0046】
次に、ステップS204において、判定部104によって、補正値713と、上限値703及び下限値704とが比較され、補正値713が下限値704以上かつ上限値703以下の範囲に入っているとき(ステップS204でYES)、基板5は良品であると判定されステップS205へ移行する一方、補正値713が下限値704以上かつ上限値703以下の範囲から外れているとき(ステップS204でNO)、基板5は不良品であると判定されステップS206へ移行する。
【0047】
そして、ステップS205において、制御部100によって、操作表示部6に基板5が良品である旨を示す表示画面が表示される一方、ステップS206においては、制御部100によって、操作表示部6に基板5が不良品である旨を示す表示画面が表示され、検査を終了する。
【0048】
以上、ステップS201〜S206の動作により、非接触プローブ401と基板5とが傾いて対向配置されたり、対向距離がばらついたりすることにより生じていた測定レベルの差が補正され、図8に示すように、補正値713が下限値704以上かつ上限値703以下の範囲に入るので、良品の基板が誤って不良品と判定されることが低減され、検査対象パターンの良否判定の正確さを向上させることができる。同様に、非接触プローブ401と基板5とが傾いて対向配置されたり、対向距離がばらついたりすることにより生じた測定レベルの差によって、本来配線パターンに不良が有る基板が誤って良品と判定されることが低減され、検査対象パターンの良否判定の正確さを向上させることができる。
【0049】
なお、各配線パターンを特定する識別情報として、各配線パターンに識別番号を付与する例を示したが、例えば各配線パターンの位置を基板5の端部等の所定の基準位置からの距離で表すことにより、この距離を各配線パターンを特定するための識別情報として用いても良い。この場合、例えば各配線パターン間の間隔が等間隔ではないときなど、基準位置からの距離で表した識別情報を横軸のパラメータとして回帰直線702,712を生成することにより、回帰直線の直線性を向上させることができる。
【0050】
また、電極P1〜P11から配線パターン501〜511へ供給された検査用信号を非接触プローブ401によって検出する構成を示したが、非接触プローブ401から配線パターン501〜511へ供給された検査用信号を電極P1〜P11によって検出する構成としてもよい。
【0051】
また、非接触プローブ401を配線パターン501と近接して対向配置することにより、配線パターン501と非接触プローブ401との間に形成された静電容量を介して信号が伝達されるようにした例を示したが、例えば、特開2001−41994号公報に示されているように、検査対象となる配線パターンの一方端に近接して対向配置されたコイル等の磁界印加手段によって、その配線パターンに誘導電流を生じさせ、その誘導電流値がその配線パターンの他方端に個別に電気的に接続されるべく対向配置された複数のプローブを介して制御部100によって検出レベル情報として取得される構成としてもよい。また、検査対象となる配線パターンに検査用信号を流すことにより生じた磁界強度を、配線パターンの一方端に近接して対向配置された磁気センサ等により検出し、その磁気センサによる磁界強度の検出レベルが制御部100によって検出レベル情報として取得される構成としてもよい。
【0052】
また、電極P1〜P11は、配線パターン501〜511と接触して電気的に接続されるものに限られず、例えば配線パターン501〜511と絶縁を保ちながら対向配置される電極、コイル、磁気センサ等の近接センサにより構成され、配線パターン501〜511との間に生じる静電容量や磁気等によって、それぞれ個別に電気的に接続されるものであってもよい。
【0053】
また、電極P1〜P11は、必ずしも基板5の表面に形成された配線パターンのすべてと電気的に接続されるものに限定されず、例えば、基板5の表面に形成された10本の配線パターン毎に1本の配線パターンが個別に電気的に接続される構成とすることにより、基板5の表面に形成された各配線パターンから間引きされた検出レベル情報を取得して、この間引きされた検出レベル情報に基づいて回帰直線702および回帰直線712を生成する構成としても良い。
【0054】
あるいは、電極P1〜P11が基板5の表面に形成された配線パターンのすべてと電気的に接続される場合であっても、その配線パターンから間引きをして検出レベル情報を取得し、この間引きされた検出レベル情報に基づいて回帰直線702および回帰直線712を生成する構成としても良い。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、各配線について、補正基準値から得られる回帰直線と、補正後の検出レベル情報から得られる回帰直線とが等しくなるように検出レベル情報が補正されるので、対向配置された第1のプローブと、複数の配線が形成された基板との対向の傾きにより生じた検出レベル情報の差を低減するように、検出レベル情報を補正することができる。これにより、検査対象となる配線の良否判定の正確さを向上させることができる。
【0056】
請求項2に記載の発明によれば、各配線についての検出レベル情報に基づいて得られる回帰直線と補正基準値とから補正後の検査レベル情報を生成することができる。
【0057】
請求項3に記載の発明によれば、検査対象となる基板と同種類の良品の基板を用いて、その基板から取得された検出レベル情報に基づいて、補正基準値である回帰直線を生成することができる。
【0058】
請求項4に記載の発明によれば、検査対象となる基板と同種類の良品の基板を、複数用いてその複数の基板から取得された検出レベル情報に基づいて、回帰直線である補正基準値が生成されるので、補正基準値の精度を向上させることができる。
【0059】
請求項5に記載の発明によれば、複数の配線と第1のプローブとの間に生じる静電容量を介して信号が伝達されるので、複数の配線と第1のプローブとを絶縁状態で近接させることができる。
【0060】
請求項6に記載の発明によれば、複数の配線と第1のプローブとの間で磁界を用いて信号が伝達されるので、複数の配線と第1のプローブとを絶縁状態で近接させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板検査装置の構成の一例を示す外観正面図である。
【図2】図1に示す基板検査装置の構成の一例を説明するための模式図である。
【図3】図2において、基板と非接触プローブとが対向配置された状態の一例を、X−X断面で示した断面図である。
【図4】図1に示す基板検査装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図5】配線パターンの良否判定を行うための基準値の説明をするためのグラフである。
【図6】図1に示す基板検査装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】検出レベル情報の一例を示す図である。
【図8】補正後の検査レベル情報の一例を示す図である。
【図9】非接触プローブにより検出される検査用信号のレベルの測定値を示したグラフである。
【符号の説明】
1 基板検査装置
2 基台
3 フレーム
4 移動フレーム
5 基板
6 操作表示部
100 制御部(検出部)
101 基準情報記憶部
102 検査情報記憶部
103 補正処理部
104 判定部
105 基準情報生成処理部
202 押当て部材
203,204 開口部
205 操作スイッチ
401 非接触プローブ(第1のプローブ)
402 接触プローブ
403 プレススイッチ
404 スイッチ部
405 直流電源
501〜511 配線パターン
701 基準値
702 回帰直線(補正基準値)
703 上限値(許容範囲)
704 下限値(許容範囲)
711 検査値(検出レベル情報)
712 回帰直線
713 補正値
P1〜P11 電極(第2のプローブ)

Claims (6)

  1. 基板面に形成された複数の配線の検査を行う基板検査装置であって、前記複数の配線の一方端にその複数の配線をカバーするよう延びて交差し、それらに近接して対向配置される、一体形成された第1のプローブと、前記複数の配線の他方端に個別に電気的に接続するべく対向配置される複数の第2のプローブと、前記第1のプローブと前記複数の第2のプローブとを用いてその間にそれぞれ接続又は対向配置された前記複数の配線それぞれについて、一方のプローブに所定の検査用信号を供給すると共にその検査用信号に応じて他方のプローブにより検出された信号レベルを、各配線の検出レベル情報としてそれぞれ取得する検出部と、前記複数の配線それぞれについて、各配線を特定するための識別情報と前記検出部により取得された検出レベル情報とを関連付けて記憶する検査情報記憶部と、前記複数の配線それぞれについて、前記検出レベル情報を補正するための基準となる補正基準値及び各配線の良否を判定するための許容範囲を記憶する基準情報記憶部と、前記複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線について前記基準情報記憶部により記憶されている補正基準値とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線と、前記検査情報記憶部により記憶されている各配線の識別情報とその配線の検出レベル情報を補正することにより生成される補正後の検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から得られる回帰直線とが、等しくなるように前記検出レベル情報を補正する補正処理部と、前記補正処理部により生成された補正後の検出レベル情報と前記基準情報記憶部に記憶された前記許容範囲とを用いて前記複数の配線の良否判定を行う判定部とを備えることを特徴とする基板検査装置。
  2. 前記補正処理部は、前記検査情報記憶部により記憶された各配線の識別情報と検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から回帰直線を生成すると共に、その回帰直線における前記各配線の識別情報に対応する値とその配線の検出レベル情報との差分と、それぞれの配線について前記基準情報記憶部により記憶されている補正基準値とが加算された値を、前記補正後の検査レベル情報として生成するものであることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  3. 前記補正基準値は、検査対象となる基板と同種類の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報とその配線について前記検出部によって取得された前記検出レベル情報とを各座標軸に対応させた二次元座標から生成された回帰直線で表されるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の基板検査装置。
  4. 前記補正基準値は、検査対象となる基板と同種類の複数の良品の基板に形成された複数の配線それぞれについて、各配線の識別情報と、その各配線について前記複数の良品の基板から前記検出部によって取得された前記検出レベル情報の平均値とを各座標軸に対応させた二次元座標から生成された回帰直線で表されるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の基板検査装置。
  5. 前記第1のプローブは、前記複数の配線と近接して対向配置されることにより、各配線との間に生じる静電容量を介して信号を伝達するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板検査装置。
  6. 前記第1のプローブは、前記複数の配線と近接して対向配置されると共に、前記検査用信号に応じて磁界を生じさせることによりその配線に誘導電流を生じるものであり、前記複数の第2のプローブは、それぞれ電気的に接続された配線に生じた前記誘導電流のレベルを前記信号レベルとして検出するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板検査装置。
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