JP4150295B2 - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投射型画像表示装置(プロジェクタ装置)に関し、特にリモートコントロール操作が可能なプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ装置は、入力された画像信号に基づく画像を大きなスクリーンに拡大して投射することが可能なため、種々のプレゼンテーションに用いられることが多い。プレゼンタは、プロジェクタ装置とパーソナルコンピュータPC等とを接続し、PC等から供給される画像データに基づく画像をスクリーンに投射して表示させながら、プレゼンテーションを行う。
【0003】
投射型プロジェクタ装置は、利便性を考えて投射型プロジェクタ装置を遠隔操作することができるリモートコントローラを付属しているものが提案されている。液晶ディスプレイを有したリモートコントローラに個人認証などの遠隔操作機能を割り付け、双方向ワイヤレス通信によりプレゼンテーション効果を高める技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、投射型プロジェクタ装置によりスクリーン上に投射された画像を撮像し、これに基づいて自動的に色やフォーカスなどの映像調整を行う機能が付属している装置もある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−64883号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、プレゼンタがプロジェクタを用いてプレゼンテーションを行う場合、PCに映し出されている画面又はプロジェクタが投射している画面を見ながら説明を行っていた。PCの画面を見ながらプレゼンテーションを行う場合においては、プレゼンタがPC画面を見るためにPCの近くにいる必要があるため、場所的な制約を受けていた。プレゼンタが、スクリーンに映された画像を見ながら説明を行う場合においては、大きな会場等では視聴者に背を向ける形でプレゼンテーションを行わざるを得なかった。
【0007】
また、上記特許文献1に記載されている技術においては、リモートコントローラを操作するための情報等がリモートコントローラに表示されるものであり、従って、プレゼンタはリモートコントローラの表示画面とともに、PCの画面又はプロジェクタの画面を見る必要があるので、場所的な制限を解消することができない。さらに、映像調整を自動で行った場合においても、最終的にはユーザが調整しなければならないという問題もあった。
本発明は、投射型プロジェクタ装置におけるプレゼンテーションにおける自由度を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、入力画像を投射する投射型画像表示装置を遠隔操作することができるリモートコントローラであって、前記投射型画像表示装置が投射している画像を表示する画像表示手段を有することを特徴とするリモートコントローラが提供される。また、入力画像を投射する投射型画像表示装置を遠隔操作することができるリモートコントローラであって、前記投射型画像表示装置が投射している第1の画像の画像データを受信する受信部と、該受信部により受信した画像データに基づく第2の画像を表示する画像表示手段とを有することを特徴とするリモートコントローラが提供される。このリモートコントローラを用いると、投射型画像表示装置とは離れた場所において投射画像を見ることができる。
【0009】
さらに、外部からのデータを入力する外部データ入力部と、該外部データ入力部により入力されたデータを前記画像表示手段に表示された第2の画像上に重ね合わせる画像処理部とを有するのが好ましい。さらに、前記画像処理部により前記第2の画像上に重ね合わされたデータを、前記投射型画像表示装置に送る送信部を備え、前記第2の画像上に重ね合わされたデータを前記第1の画像上に反映させることができるのが好ましい。このリモートコントローラを用いると、投射型画像表示装置とは離れた場所において投射画像に対して新たなデータなどを反映させることができる。
【0010】
撮像部を備え、前記画像処理部は、前記撮像部により撮影された画像を、前記送信部を介して前記投射型画像表示装置に送ることができるのが好ましい。また、前記撮像部の撮像方向を変更することができる撮像方向変更機構を有しているのが好ましい。これにより、新たに撮像した画像を投射型画像表示装置の投射画像に反映させることができる。表示手段の表示方向と撮像方向とを変更できれば、状況に応じて好ましい状態で撮像と表示の確認を行うことができる。
【0011】
本発明の他の観点によれば、撮像部と、該撮像部により撮像された画像を、画像を投射する投射型画像表示装置に対して無線送信する送信部とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。この撮像装置を用いると、投射型画像表示装置から離れた位置において撮像した画像を投射表示させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本明細書において、画像とは、投射型画像表示装置が例えばスクリーンに投射している像を指し、一般的な静止画像や動画の他にプレゼンテーションに用いられる文字等を含む広い概念である。
【0013】
本発明に係る投射型プロジェクタ装置は、PCなどの位置や視聴者の位置、スクリーンの位置などに制限されることなく、自由にプレゼンテーションを行うことが可能な装置である。また、本発明に係る投射型プロジェクタ装置は、投射画像に関する種々の調整を手軽に行うことができるとともに、投射対象となる画像に関する自由度を大きくすることができる装置である。
【0014】
以下、本発明の実施の形態による投射型プロジェクタ装置について図面を参照しつつ説明を行う。まず、本発明の第1の実施の形態による投射型プロジェクタ装置について図面を参照しつつ説明を行う。図1は、本実施の形態によるプロジェクタ装置における液晶モニタ付きリモートコントローラの外観構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示すリモートコントローラを投射型プロジェクタ装置本体に取り付けた状態でスクリーンに画像を投射した様子を示す図である。図3は、図1に示すリモートコントローラの構成例を示す機能ブロック図であり、図4は、投射型プロジェクタ装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0015】
図1〜図4までに示すように、本実施の形態による液晶モニタ付きリモートコントローラ本体1は、液晶モニタ2と、各種操作ボタン(入力装置)3と、データ送受信部4と、撮像部(カメラ部)5と、収容部に収容された操作用ペン6と、を備えている。液晶モニタ2は、例えばタッチパネル式のディスプレイにより構成され、データ送受信部4は、例えばワイヤレス送受信装置により構成されている。液晶モニタ付きリモートコントローラ本体1の各構成部は、CPUなどのリモートコントローラ側制御部9により制御される。制御部9は、例えば、ワイヤレス送受信制御部9Aと、ディスプレイ制御部9Bと、キー入力制御部9Cと、カメラ制御部9Dと、画像処理部9Eと、記憶部9Fと、を有している。
【0016】
図4に示すように、プロジェクタ側制御部21は、プロジェクタ制御部23と、ワイヤレス送受信制御部24と、画像処理部27と、を有している。また、プロジェクタ側制御部21は、ワイヤレス送受信装置20、光学装置26、画像処理部25などと関連付けされており、また、画像処理部27は、画像合成/画像切替部28と関連付けされている。
【0017】
投射型プロジェクタ装置は、プロジェクタ本体7と、プロジェクタ本体7に設けられ、液晶モニタ付きリモートコントローラ本体1を着脱自在に収容する収容部7aとを有しており(図2では装着した状態を示している)、スクリーンに投射画像8が投射される。両者の間には情報等のやり取りを行うためのインターフェイス部(図示せず)が形成されている。液晶モニタ付きリモートコントローラ本体1は、必要に応じて上記収容部から取り外して用いることも可能であり、収容部に収容して用いることも可能である。収容部に収容された状態において、リモートコントローラ本体1の液晶モニタ部2に画像表示をさせておくことも可能であり、表示をストップさせることも可能である。
【0018】
リモートコントローラ本体1を収容部に取り付けた状態において、リモートコントローラ本体1の入力部(操作ボタン)3は、インターフェイス部を介してプロジェクタ装置と電気的に接続されていても良いし、或いは、上述する送受信部を利用して無線送受信により操作ボタンの命令をプロジェクタ装置に伝達できるようにして、そのままプロジェクタ装置の操作ボタンとして利用することも可能である。この場合には、プロジェクタ装置に別途操作ボタンを設けなくても良い。
【0019】
次に、本実施の形態による液晶モニタ付きリモートコントローラを搭載した投射型プロジェクタの動作について説明する。図4に示すように、プロジェクタ装置において、投射画像を保持するPCなどの外部装置からの外部画像入力信号が、PCなどの外部装置との信号インターフェイス回路を備える外部画像入力端子22を介して画像処理部25に入力される。画像処理部25は、次段の光学装置26の画像信号入力方式に基づいた信号処理並びに光学装置の特性に合わせられたガンマ補正等の画像処理が施される。画像処理部25の一方の出力は、画像合成/画像切替部28を介して光学装置26に入力される。光学装置26は、プロジェクタ制御部23の制御に基づく画像をスクリーンに投射し、スクリーンに画像が表示される。画像処理部25の他方の出力は、CPU(制御部)21内の画像処理部27に入力され、エンコードされる。
【0020】
エンコードされた画像データは、ワイヤレス送受信制御部24の制御に基づいてワイヤレス送受信装置20のプロトコルに準拠した形式でワイヤレス送受信装置20からリモートコントローラ本体1に送信される。一方、リモートコントローラ本体1からワイヤレス送受信装置20に後述するカメラ画像信号などが送信された場合には、CPU(制御部)21内の画像処理部27において画像データをデコードし、光学装置26に対応する画像信号に変換され、画像合成/画像切替部28に出力される。画像合成/画像切替部28は、外部画像入力信号からの画像データとリモートコントローラ本体1からの画像データとを合成し、或いは、いずれか一方の画像データを選択する。例えば、この選択は、リモートコントローラ本体1の入力部において行うこができる。
【0021】
プロジェクタ本体7を遠隔操作することができるリモートコントローラ1は、液晶モニタ部2を有しており、この液晶モニタ部2には、ワイヤレス送受信装置4とワイヤレス送受信装置20とにより、プロジェクタ本体7から画像データを転送することができ、例えば、スクリーンへの投射画像8と同じ画像を液晶モニタ部2に表示することができる。すなわち、ワイヤレス送受信装置4とワイヤレス送受信制御部9Aとによりプロジェクタ本体7から、例えば、現在投射中の画像の画像データを受信し、画像処理部9Eは記憶部9Fを介して画像信号をデコードし、液晶モニタのディスプレイ制御部9Bにより制御された画像データに基づいて液晶モニタ2に画像を表示させることができる。
【0022】
また、リモートコントローラ1の液晶モニタ部2は、例えばタッチパネル式であり、付属の操作用ペン6を用いて液晶モニタ部2の画面に、アンダーライン、図形、文字などのキャラクタ情報を書き込むことも可能である。操作用ペンにより書き込まれたキャラクタ情報は、ディスプレイ制御部9Bにより読みとられ、キャラクタ情報とその位置情報とを記憶部9Fに記憶させ、それに基づいて画像情報とキャラクタ情報とを合成して液晶モニタ部2の画面に表示させることができる。
【0023】
例えば、リモートコントローラの入力装置3に備えられたキャラクタ情報を送信するためのキャラクタ送信ボタン3aを押すことにより、キー入力制御部9Cは、キャラクタ情報及び位置情報を記憶部9Fより読み出し、双方向通信が可能なワイヤレス送受信装置によりプロジェクタ本体7にキャラクタ情報及び位置情報を送信することができる。さらに、リモートコントローラの入力装置3に備えられたメニューボタンを押すと、液晶モニタ部2の画面に各種メニューモードが表示され、描画する線の太さ、種類、図形の種類などを選択することができる。
【0024】
リモートコントローラの動作に関しては、入力装置3からの制御信号に基づき、制御部(CPU)9により入力装置3からの入力に基づく制御が実行される。尚、描画自体に関してはプロジェクタ本体の投射画面に表示させることができるが、メニューモードの表示は、リモートコントローラの液晶モニタ部2の表示画面にのみ表示され、プロジェクタ本体の投射画面には表示させないようにすることができる。従って、視聴者には何らの影響も与えずに快適にプレゼンテーションを行うことができる。
【0025】
同様に、ボリューム調整、キーストン調整、画質調整などのプロジェクタの各調整機能をリモートコントローラの液晶モニタ部2の記憶部9Fより読み出して表示させ、調整を行うことができる。調整中においては、その効果に関してプロジェクタ装置の投射画面又はリモートコントローラ1の液晶モニタ部2の画面上において確認することができる。すなわち、プロジェクタ装置からの情報はリモートコントローラの液晶モニタ部2に全て表示させることができ、一方、リモートコントローラの液晶モニタ部2に表示される情報はそのうちの必要な情報にみを選択してプロジェクタ装置からの投射画面に表示させるようにデータを送信することもできる自由度がユーザに与えられている。
【0026】
例えば、液晶モニタ上に時計(タイマー)などを表記し、ユーザのみプレゼンテーション時間の残り時間がわかるようにすることも可能であり、また、プレゼンテーションの内容や要約をユーザのみが知ることで、ユーザにとってプレゼンテーションの進行をスムーズに行うアシスト機能を持たせることも可能である。
【0027】
本実施の形態による投射型プロジェクタによれば、プロジェクタのリモートコントローラとして、タッチパネル式の液晶モニタを設け、液晶プロジェクタ本体とリモートコントローラとを着脱自在とするとともに、両者の間で投射画像自体及びその調整を含む種々の情報のやり取りができるように構成したため、プレゼンタ(ユーザ)は、プロジェクタ本体又はそれに接続するPCなどの設置位置に影響されることなく、液晶モニタを見ながらプレゼンテーションを行うことができるという利便性がある。また、液晶モニタをタッチパネル式としたため、モニタから書き込み入力した情報をプロジェクタの投射画面に反映させることができる。
【0028】
次に、本実施の形態の第2の実施の形態によるリモートコントローラについて図1及び図3を参照して説明する。図1及び図3に示すように、本実施の形態によるリモートコントローラ本体1は、小型の撮像部(カメラ装置)5を有している。カメラ装置5により撮影した画像データは、ワイヤレス送受信部4によりプロジェクタ本体7に送信され、投射画像としてスクリーンなどに表示させることができる。さらに、カメラ装置5により撮影した画像データは、ディスプレイ制御部9Aによって液晶モニタ部2に表示させることもできる。さらに、液晶モニタ部2に表示された画像をプロジェクタ本体7に伝送する場合は、入力装置3の送信ボタンを押すことにより、キー入力制御部9Cを介して画像処理部9Eで画像データをエンコードし、ワイヤレス送受信制御部9Aで画像データとしてワイヤレス送受信装置4からプロジェクタ装置7に送信する。この送信されたデータをプロジェクタ装置7においてスクリーンに投射する。
【0029】
リモートコントローラ本体1は、簡単に持ち運べる上に、モニタ表示部により画像を確認すること、入力装置3により種々の操作を行うこともできるため、利便性が高い。
【0030】
次に、本発明の第3の実施の形態によるプロジェクタ装置について図面を参照して説明する。本実施の形態によるプロジェクタ装置は、これと着脱自在に設けられた液晶モニタ部を有するリモートコントローラ及び画像取得手段を有しており、これらが互いに関連付けされている点を特徴とする。
【0031】
図5は、本実施の形態による投射型プロジェクタ装置の外観図であり、図6(A)はリモートコントローラの正面図、図6(B)はリモートコントローラの構成例を示す機能ブロック図である。図7は、画像取得手段とリモートコントローラとを投射型プロジェクタ装置から取り外した場合の活用法の一例を示すイメージ図であり、図8は、画像取得手段を投射型プロジェクタ装置に取り付け、これにより投射型プロジェクタ装置のセッティングを手動で行う活用法の一例を示すイメージ図であり、図9は、本実施の形態による投射型プロジェクタ装置のブロック図である。
【0032】
図5〜図9までに示すように、本実施の形態による投射型プロジェクタ装置37は、画像表示手段を兼ねたリモートコントローラ31を用いて入力された画像データに基づく映像を、レンズ51等の光学系を介してスクリーンSなどに投射するものであり、この点においては、第1及び第2の実施の形態による投射型プロジェクタ装置と同様の構成を有している。
【0033】
まず、投射型プロジェクタ装置の構成例について説明する。投射型プロジェクタ装置37は、例えばその正面側にレンズ51とイメージセンサなどの画像取得手段53とを有するとともに、上面にリモートコントローラ31を収容できるリモートコントローラ収容部37aを有しており、図5に示すように、リモートコントローラ(画像表示手段)31は投射型プロジェクタ装置37に着脱自在である。投射型プロジェクタ装置37には、内部に光源93が設けられており、レンズ51を介して画像をスクリーンなどに投射することができる。さらに、投射型プロジェクタ装置37内には、信号処理手段95が設けられ、入力される画像データ信号を投射できる状態に処理する。
【0034】
リモートコントローラ31は、液晶パネルなどにより形成される表示部32と、編集ボタン31aと送信ボタン31bとを有している。より詳細には、リモートコントローラ31は、画像データ受信手段41aと、画像データ送信手段41bと、画像表示手段43と、画像合成手段45と、画像変形手段47とを有している。画像データ受信手段41aは、画像取得手段53から送受信手段53aを介して送信された画像データを受信し、画像表示手段43に表示する。画像データ送信手段41bは、画像表示手段に表示されている画像や後からの書き込みを投射型プロジェクタ装置37に送信する。画像表示手段43は投射型プロジェクト装置37の画像に基づく表示を行う(この場合、解像度を落として表示させるのが一般的である)。画像合成手段45は、画像表示手段に表示されている画像や後からの書き込みなどとを合成する。画像変形手段47は、画像調整・色調整などの外部入力指示に基づいて画像を調整する。
【0035】
画像取得手段53は、投射型プロジェクタ装置37の前面に着脱自在に設けられており、画像取得手段53がとプレゼンタは画像取得手段53を投射型プロジェクタ装置37から取り外して、任意の対象、例えばドキュメント61a、61bなどを撮像(取得)することも可能である。
【0036】
すなわち、プレゼンテーションや、会議、学校の授業などの場面においては、例えば図7に示すように、画像取得手段53とリモートコントローラ31とをプロジェクタ37から外して使用することができる。投射装置を用いて現在表示中のPC等の画面以外に、資料や手書きデータなどを、別途スクリーン上に投射したい場合などにおいては、その資料やデータを画像取り込み手段53により取り込むことができる。
【0037】
画像取り込み手段53により取得した画像は、送受信手段53aを介して投射型プロジェクタ装置37又はリモートコントローラ31に例えばワイヤレスで送信することができる。リモートコントローラ31に取り込まれた画像は、画像表示手段43、例えば、タッチパネル付き液晶パネル等に送られてそこに表示される。この状態では、まだスクリーン上には投射されていない。
【0038】
ユーザは、画像表示手段43に表示された画像32a〜32dを確認し、必要があれば編集ボタン31aを押すことにより、例えばスタイラスペンP(図7)などを用いてタッチパネル付きの液晶画面に直接加筆・修正などの編集処理を開始することができる。さらに、画像変形手段47により画像調整・色調整を行うことができる。スタイラスペンPなどを用いた外部からの調整画像と、画像変形手段47による調整画像とが、画像合成手段45に送られて合成されるとともに、画像表示手段43に表示される。画像表示手段43に表示された画像を確認した後に、調整・修正等が行われた画像は、ユーザが送信ボタン31bを押すことにより、画像データ送信手段41bを介して任意のタイミングでプロジェクタ装置37に送られ、ドキュメント61a又は61bそのもの、又は調整又は編集後のドキュメントに関する画像をスクリーン上に投射することができる。
【0039】
また、投射型プロジェクタ装置37を設置する際は、図8に示すように、画像取り込み手段(イメージセンサ等)53を投射型プロジェクタ装置37に装着した状態で使用し、リモートコントローラ31に関しては、投射型プロジェクタ装置37から取り外した状態でも、装着した状態でも良い。この状態において、一般的な画像のオート調整を行うことができるとともに、画像表示手段32上に、画像取り込み手段53により取り込んだスクリーン上の投射画像を表示させ、表示させたその画像に対して、画像調整ボタン85又は色補正ボタン87によりキーストン補正やフォーカス補正、色補正などの映像調整や、色補正等を施すこと、すなわち、マニュアルによる画像調整を行うことができる。このような操作を投射画像が満足のいく画像になるまで繰り返し行うことにより、投射画像に対して微妙な画像修正を加えることが可能となる。さらに、画像送信ボタン91を押すことにより修正した画像をプロジェクタ装置37に送り、上記手順により修正した画像を投射画像にフィードバックすることができる。
【0040】
尚、画像表示手段31をプロジェクタ装置37から外した状態において、画像表示手段31上に取り込んだ画像を表示しないで、或いは表示させながら、画像表示手段31を、プロジェクタ装置37自体を操作するリモートコントロール装置として用いることもできる。
【0041】
また、リモートコントローラは、画像を含むデータの取り込み、表示及び送受信に対応しており、携帯情報端末として単独で使用することも可能である。リモートコントローラを、携帯電話やPDAなどとして用いることも可能である。
【0042】
以上に説明したように、本発明の各実施の形態による投射型プロジェクタ装置及びその関連装置は、装置外部の画像を取り込むことができる画像取り込み手段と、スクリーン上に投射する以外に取り込んだ画像を表示することができる画像表示手段とを備えており、それぞれの手段が投射装置に対して着脱可能であるため、投射装置の設置時にユーザがマニュアルによる設置調整を行うことが簡単になる。
【0043】
また、着脱可能な画像表示手段が、外部から入力された画像を調整・編集することができる機能を有し、編集した画像を投射装置に送信することにより、プレゼンテーション、会議、学校の授業などで、PCが保持していないデータでも手軽に投射させることが可能となる。これにより、プロジェクタの利便性が増す。以上、本発明に関して実施の形態に沿って説明を行ったが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】
本発明に係る投射型プロジェクタ装置及びその関連装置は、投射型プロジェクタ装置の設置時におけるユーザによるマニュアルでの設置調整を簡単にする。また、撮像装置により撮像し、リモートコントロール装置により編集した画像を投射装置に送信可能にすることにより、プレゼンテーション、会議、学校の授業などで、PCが保持していないデータでも手軽に投射することができる。これにより、投射型プロジェクタ装置の利便性が増すという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による投射型プロジェクタ装置における液晶モニタ付きリモートコントローラの外観構成例を示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示すリモートコントローラを投射型プロジェクタ装置本体に取り付けた状態でスクリーンに画像を投射した様子を示す図である。
【図3】 図3は、図1に示すリモートコントローラの構成例を示す機能ブロック図である。
【図4】 図4は、投射型プロジェクタ装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態によるプロジェクタ装置の外観図である。
【図6】 図6(A)はリモートコントローラの正面図、図6(B)はリモートコントローラの構成例を示す機能ブロック図である。
【図7】 図7は、画像取得手段とリモートコントローラとを投射型プロジェクタ装置から取り外した場合の活用法の一例を示すイメージ図である。
【図8】 図8は、画像取得手段を投射型プロジェクタ装置に取り付け、これにより投射型プロジェクタ装置のセッティングを手動で行う活用法の一例を示すイメージ図である。
【図9】 図9は、本実施の形態による投射型プロジェクタ装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…リモートコントローラ装置、2…液晶モニタ(表示手段)、3…操作ボタン、4…送受信部、5…撮像部、7…投射型プロジェクタ装置、7a…収容部、25…画像処理部、27…(CPU内の)画像処理部、53…画像取得装置。

Claims (8)

  1. 表示部を有し、入力画像を投射する投射型画像表示装置本体に前記表示部が見える状態で着脱可能、かつ、送受信部によりデータを双方向に通信可能に構成されるリモートコントローラであって、
    前記投射型画像表示装置が投射している第1の画像の画像データを受信し、受信した画像データに基づく第2の画像を前記表示部に表示させる画像表示手段と、
    外部からのデータを入力する外部データ入力部と、
    該外部データ入力部により入力されたデータを前記表示部に表示された第2の画像上に重ね合わせる画像処理部と、
    該画像処理部により前記第2の画像上に重ね合わされたデータを、前記投射型画像表示装置に送る送信部を備え、前記第2の画像上に重ね合わされたデータを前記第1の画像上に反映させ、
    撮像部と、を備え、
    前記画像処理部は、前記撮像部により撮影された画像を、前記送信部を介して前記投射型画像表示装置に送ることを特徴とするリモートコントローラ。
  2. キャラクタ情報及び位置情報を記憶する記憶部より該情報を読み出し、前記送受信部により前記投射型画像表示装置本体に前記キャラクタ情報及び位置情報を送信するキー入力制御部を有することを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. メニューモードの表示は、前記表示部の表示画面にのみ表示され、前記投射型画像表示装置本体の投射画面には表示させないように制御可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記投射型画像表示装置の調整機能を前記記憶部より読み出して前記表示部に表示させることにより調整を促すことを特徴とする請求項2に記載のリモートコントローラ。
  5. 前記撮像部の撮像方向を変更することができる撮像方向変更機構を有していることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  6. さらに、前記画像表示手段に、前記投射型画像表示装置の操作又は調整の少なくともいずれか一方の処理を実行するためのGUIを表示させる機能を有していることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  7. さらに、前記GUIを表示している際は、前記投射型画像表示装置の投射画面に前記GUIに関連する表示を行わないように制御することを特徴とする請求項に記載のリモートコントローラ。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のリモートコントローラと関連付けされ、遠隔操作することが可能な投射型画像表示装置。
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