JP4149994B2 - シリコーンポリマーおよびオルガノゲル化剤によって構造化された固形のケア用および/またはメークアップ用組成物 - Google Patents
シリコーンポリマーおよびオルガノゲル化剤によって構造化された固形のケア用および/またはメークアップ用組成物 Download PDFInfo
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Description
a)重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし基の少なくとも1個はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)、
b)少なくとも1種の非ポリマーオルガノゲル化剤
を含む少なくとも1種のゲル化系を用いて構造化させたケアおよび/またはメークアップ用組成物であって、
液体脂肪相およびゲル化系が、生理的に許容される媒体を形成する組成物である。
本発明によれば、液体脂肪相は、揮発油、非揮発油、あるいは(1種または複数の)揮発油と(1種または複数の)非揮発油の混合物でよい少なくとも1種のシリコーン油を含む。油とは、水と混和しない非水性化合物である。
- 高含有量でトリグリセリドを含み、脂肪酸とグリセロールのエステルからなる炭化水素系植物油であり、脂肪酸の鎖長は異なってよく、後者は直鎖または分枝、飽和または不飽和であってよく、これらの油には特に以下がある:コムギ胚芽油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、カリテ油、ヒマシ油、スイートアーモンド油、マカダミア油、アンズ油、大豆油、アブラナ油、綿実油、ムラサキウマゴヤシ油、芥子実油、カボチャ種子油、ゴマ油、ヒョウタン油、アボカド油、ヘイゼルナッツ油、ブドウ種子油またはクロフサスグリ種子油、マツヨイグサ油、アワ油、オオムギ油、キノア油、オリーブ油、ライムギ油、紅花油、ククイノキ油、トケイソウ油、およびジャコウバラ油;またはStearines Dubois社製のものやDynamit Nobel社からMiglyol 810、812および818の名で販売されているものなどのカプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド、
- 合成油または式R5COOR6エステル[式中、R5は炭素原子を1〜40個、より好ましくは7〜19個含む直鎖または分枝高脂肪酸残基を表し、R6は炭素原子を1〜40個、より好ましくは3〜20個含む分枝炭化水素鎖を表し、R5+R6≧10である]、たとえば:パーセリン(Purcellin)油(オクタン酸ケトステアリル)、イソノナン酸イソノニル、C12〜C15アルコールベンゾアート、ミリスチン酸イソプロピル,2-パルミチン酸エチルヘキシル、アルコールまたはポリアルコールのオクタノアート、デカノアート、またはリシノレアート;乳酸イソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリルなどの水酸化エステル;およびペンタエリスリトールのエステル、
- 10〜40個の炭素原子を有する合成エステル、
- オレイルアルコールやオクチルドデカノールなどのC8〜C26脂肪族アルコール、
- オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの脂肪酸、および
- それらの混合物。
本発明によれば、一般に、組成物は、さらに充填剤および顔料から選択した固体粒子を含む。一般に、固体粒子の平均寸法は、10nm〜50μmであり、50nm〜30μmがより好ましく、たとえば、100nm〜10μmである。
1)ポリテトラフルオロエチレン粉などのフッ化ポリマー、ならびにテトラフルオロエチレンおよびオレフィンの、たとえば、エチレンやプロピレンのコポリマー粉,2)シリコーンエラストマー、たとえば、ポリメチルシルセスキオキサン粉(東芝社製Tospearl(登録商標)),3)ポリエチレンなどのポリオレフィン粉,4)ポリアルキルメタクリラート、たとえば、ポリメタクリル酸メチル粉,5)ポリアミド粉(ナイロン(登録商標)),6)ポリスチレン粉,7)ポリエステル粉およびその誘導体、8)ポリアクリル粉(Polytrap(登録商標)Dow Corning社製)またはポリメタクリル酸メチル粉、および9)ポリウレタン、たとえば、ヘキサメチレンジイソシアナート/トリメチロールヘキサラクトン粉。
- ジメチコーンコポリオール、場合によってフェニル基を含む、
- アルキルメチコーンコポリオール、
- ポリグリセリン化シリコーン、すなわち、アルキルグリセリルエーテル基を有するシリコーン、
- 過フッ化側基およびグリセリン化側基を有するシリコーン、
- ポリオキシエチレン化側基/ポリオキシプロピレン化側基、および過フッ化側基を有するシリコーン、
- シリコーンブロックおよびポリエーテル以外の親水性ブロック、たとえば、ポリオキサゾリンもしくはポリエチレンイミンを有するコポリマー、
- シリコーン-グラフト化多糖類型グラフトコポリマー、
- シリコーンブロックおよびポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックを有するコポリマー。
- ポリオキシエチレン(POE)やポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン(POE/POP)などアルキルポリエーテル基によって架橋したシリコーン樹脂であって、米国特許第5412004号[9]に記載されている樹脂、および
- α,ω-ジエンによって部分的に架橋された、親水性POE/POP側鎖および疎水性アルキル側鎖を有するシリコーン樹脂であって、欧州特許出願第1048686号[10]に記載されている樹脂など。親水性側鎖は、唯一のビニル末端を有するPOE/POPによる反応によって得られ、アルキル側鎖は脂肪鎖を含むα-オレフィンによる反応によって形成する。
組成物の構造化またはゲル化ポリマーは、室温(25℃)常圧(760mmHg)で固体であり、25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性である。
1)水素間相互作用を確立することができる少なくとも2個の基を含むポリオルガノシロキサンであって、これらの2個の基がポリマー鎖中に位置しているポリオルガノシロキサン、および/または
2)水素間相互作用を確立することができる少なくとも2個の基を含むポリオルガノシロキサンであって、これらの2個の基がグラフト上または分枝上に位置しているポリオルガノシロキサン。
1)R1、R2、R3、およびR4は、同一でも異なっていてもよく、以下から選択した基を表し、
- その鎖中に1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含むことができ、かつ部分的にまたは完全にフッ素原子で置換されていてよい直鎖、分枝、または環状、飽和または不飽和C1〜C40炭化水素系基、
- 1個または複数のC1〜C4アルキル基で場合によっては置換されているC6〜C10アリール基、
- 1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含むことができるポリオルガノシロキサン鎖、
2)基Xは、同一でも異なっていてもよく、その鎖中に1個または複数の酸素および/または窒素原子を含むことができる直鎖または分枝C1〜C30アルキレンジイル(alkylenediyl)基を表し、
3)Yは、飽和または不飽和C1〜C50直鎖または分枝二価のアルキレン基、アリーレン基、シクロアルキレン基、アルキルアリーレン基、またはアリールアルキレン基であって、1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含むことができ、かつ/または以下の原子または原子群の1個を置換基として有する基:フッ素、ヒドロキシル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C40アルキル、C5〜C10アリール,1〜3個のC1〜C3アルキル基で場合によっては置換されているフェニル、C1〜C3ヒドロキシアルキル、およびC1〜C6アミノアルキル、あるいは
4)Yは、次式に相当する基を表し、
- Tは、直鎖または分枝、飽和または不飽和C3〜C24三価または四価の炭化水素系基であって、ポリオルガノシロキサン鎖で場合によっては置換されており、かつO、N、およびSから選択した1個または複数の原子を含むことができる基を表し、あるいはTはN、P、およびAlから選択した三価の原子を表し、かつ
- R5は、直鎖または分枝C1〜C50アルキル基またはポリオルガノシロキサン鎖であって、1個または複数のエステル基、アミド基、ウレタン基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、および/またはスルホンアミド基を含むことができ、別のポリマー鎖と結合させることができる基または鎖を表す)
5)基Gは、同一でも異なっていてもよく、以下から選択した二価の基を表し、
a)直鎖C1〜C20、好ましくはC1〜C10アルキレン基、
b)環および非共役不飽和を含んでよいC30〜C56分枝アルキレン基、
c)C5〜C6シクロアルキレン基、
d)1個または複数のC1〜C40アルキル基で場合によっては置換されているフェニレン基、
e)1〜5個のアミド基を含むC1〜C20アルキレン基、
f)ヒドロキシル基、C3〜C8シクロアルカン基、C1〜C3ヒドロキシアルキル基、およびC1〜C6アルキルアミン基から選択した1個または複数の置換基を含むC1〜C20アルキレン基、
g)次式のポリオルガノシロキサン鎖、
h)次式のポリオルガノシロキサン鎖。
- R1およびR3は、同一でも異なっていてもよく、式(I)について先に定義した通りである、
- R7は、R1およびR3について先に定義した基を表し、または式-X-G-R9(式中、XおよびGは、式(I)について先に定義した通りであり、かつR9は、水素原子、あるいはその鎖中にO、S、およびNから選択した1個または複数の原子を場合によっては含み、1個または複数のフッ素原子ならびに/あるいは1個または複数のヒドロキシル基で場合によっては置換されている直鎖、分枝、または環状、飽和または不飽和C1〜C50炭化水素系基、あるいは1個または複数のC1〜C4アルキル基で場合によっては置換されているフェニル基を表す)の基を表し、
- R8は、式-X-G-R9(式中、X、G、およびR9は、先に定義した通りである)の基を表し、
- m1は、1〜998の範囲の整数であり、かつ
- m2は、2〜500の範囲の整数である]
- 以下の反応式によるα,ω-カルボン酸末端および1個または複数のジアミンを含むシリコーン間の縮合反応:
CH2=CH-X1-COOH + H2N-Y-NH2 →
CH2=CH-X1-CO-NH-Y-NH-CO-X1-CH=CH2
とそれに続く、以下の反応式によるエチレン的不飽和へのシロキサンの添加:
-または以下の反応式による、α,ω-NH2末端を含むシリコーンと式HOOC-Y-COOHの二酸の反応:
- Xは、1〜30個の炭素原子、特に3〜10個の炭素原子を含む直鎖または分枝アルキレン鎖であることが好ましく、かつ
- Yは、1〜40個の炭素原子を含む、特に1〜20個の炭素原子、より好ましくは2〜6個の炭素原子、特に6個の炭素原子を含む、直鎖または分枝であるアルキレン鎖、あるいは環および/または不飽和を含み得るアルキレン鎖であることが好ましい。
1)1〜5個のアミド基、尿素基、またはカルバマート基、
2)C5またはC6シクロアルキル基、および
3)1〜3個の同一または異なるC1〜C3アルキル基で場合によっては置換されているフェニレン基。
- ヒドロキシル基、
- C3〜C8シクロアルキル基、
- 1〜3個のC1〜C40アルキル基、
- 1〜3個のC1〜C3アルキル基で場合によっては置換されているフェニル基、
- C1〜C3ヒドロキシアルキル基、および
- C1〜C6アミノアルキル基。
- pが、1〜25の範囲であり、1〜7であることがより好ましく、
- R11からR18が、メチル基であり、
- Tが、次式の1つに相当し、
- m1およびm2は、15〜500の範囲であり、15〜45であることがより好ましく、
- X1およびX2は、-(CH2)10-を表し、かつ
- Yは、-CH2-を表す。
- mが15〜50である式(III)のポリアミド、
- 2個以上のポリアミドの混合物であって、少なくとも1種のポリアミドのmの値が15〜50の範囲であり、少なくとも1種のポリアミドのmの値が30〜50の範囲であるポリアミドの混合物、
- 式(V)のポリマーであって、m1が15〜50の範囲で選択され、m2が30〜500の範囲で選択され、m1相当部分がポリアミドの総重量の1%〜99重量%に相当し、m2相当部分がポリアミドの総重量の1%〜99重量%に相当するポリマー、
- 以下を組み合わせた式(III)のポリアミドの混合物:
1)nが2以上10以下、特に3〜6であるポリアミドを80%〜99重量%、および
2)nが5〜500の範囲、特に6〜100であるポリアミドを1%〜20%、
- 基YおよびY1の少なくとも1個が、少なくとも1個のヒドロキシル置換基を含む式(VI)に相当するポリアミド、
- 二酸の代わりに活性化した二酸(二酸塩化物、二無水物、またはジエステル)の少なくとも1部分によって合成した式(III)のポリアミド、
- Xが、-(CH2)3-または-(CH2)10を表す式(III)のポリアミド、および
- 式(III)のポリアミドであって、ポリアミドが脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、たとえば、オクチルアミン、オクタノール、ステアリン酸、ステアリルアルコールなどを含む単官能基アミン、単官能基酸、単官能基アルコールからなる群から選択した単官能基鎖を末端に有するポリアミド。
- 合成中C1〜C50モノアルコールの導入によるC1〜C50アルキルエステル基、
- シリコーンがα,ω-ジアミン化された場合は一酸を、またはシリコーンがα,ω-ジカルボン酸の場合はモノアミンを停止基に取ることによってC1〜C50アルキルアミド基。
- 脂肪酸二量体に基づくポリアミド中の不飽和結合のヒドロシリル化
- ポリアミドのアミド基のシリル化、または
- 酸化による不飽和ポリアミドのシリル化、すなわち不飽和基をアルコールまたはジオールに酸化してヒドロキシル基を形成することによるもので、このヒドロキシル基はシロキサンカルボン酸またはシロキサンアルコールと反応する。不飽和ポリアミドのオレフィン部位は、エポキシ化することもでき、次いでエポキシ基をシロキサンアミンまたはシロキサンアルコールと反応させることができる。
- 直鎖または分枝C1〜C40アルキレン基であって、カルボキシル基やスルホン酸基などのイオン化可能基、または中和可能もしくは四級化可能(quaternizable)三級アミン基を場合によっては有することができる基、
- C5〜C12シクロアルキレン基であって、アルキル置換基、たとえば、1〜3個のメチル基もしくはエチル基、またはアルキレン置換基、たとえば、シクロヘキサンジメタノールなどのジオール基を場合によっては有する基、
- C1〜C3アルキル置換基を場合によっては有してもよいフェニレン基、および
- 次式の基:
- Uは、OまたはNHを表し、
- R23は、OおよびNから選択した1個または複数のヘテロ原子を場合によっては含むC1〜C40アルキレン基、あるいはフェニレン基を表し、かつ
- R24は、直鎖、分枝、または環状、飽和または不飽和C1〜C50アルキル基、ならびに1〜3個のC1〜C3アルキル基で場合によっては置換されているフェニル基から選択される]
- mが15〜50である式(VIII)のポリマー、
- 2個以上のポリマーの混合物であって、少なくとも1種のポリマーのmの値は15〜50の範囲であり、少なくとも1種のポリマーのmの値は30〜50の範囲であるポリマーの混合物、
- 式(XII)のポリマーであって、m1が15〜50の範囲で選択され、m2が30〜500の範囲で選択され、m1相当部分がポリマー総重量の1%〜99重量%に相当し、m2相当部分がポリマー総重量の1%〜99重量%に相当するポリマー、
- 以下を組み合わせた式(VIII)のポリマーの混合物
1)nが2以上10以下、特に3〜6であるポリマーを80%〜99重量%、および
2)nが5〜500の範囲、特に6〜100であるポリマーを1%〜20%、
- 基Yの少なくとも1個が、少なくとも1個のヒドロキシル置換基を含む、式(VIII)の2個の部分を含むコポリマー、
- 二酸の代わりに活性化した二酸(二酸塩化物、二無水物、またはジエステル)の少なくとも1個の部分(portion)によって合成した式(VIII)のポリマー、
- Xが、-(CH2)3-または-(CH2)10-を表す式(VIII)のポリマー、および
- 式(VIII)のポリマーであって、ポリマーが、脂肪酸、脂肪族アルコール、および脂肪族アミン、たとえば、オクチルアミン、オクタノール、ステアリン酸、ステアリルアルコールなどを含む単官能基アミン、単官能基酸、単官能基アルコールからなる群から選択した単官能基の鎖を末端に有するポリマー。
本発明による組成物は、1種または複数のオルガノゲル化剤を含む。このオルガノゲル化剤によって組成物の機械的特性を、特にスティック形にした場合に剪断耐性特性を強化することができる。この強化によって、組成物を唇や皮膚だけでなく身体表面塗布中に生じる剪断に対して耐えるスティックがもたらされる。したがって、スティック直径12.7mmの口紅を製造することができ、その直径は従来の口紅に習慣的に使用される直径に相当する。
- 直鎖または分枝脂肪族炭素鎖を有する水酸化脂肪族カルボン酸であって、一実施形態では少なくとも12個の炭素原子など、少なくとも8個の炭素原子を含むカルボン酸であり、たとえば、12-ヒドロキシステアリン酸や12-ヒドロキシオレイン酸、およびアルカリ金属塩(特に、Li、NaおよびK塩)やアルカリ土類金属塩(たとえば、マグネシウム塩)などのその塩、または1〜6個の炭素原子の飽和または不飽和、直鎖または環状鎖を有する、モノアルコールまたはポリオールを用いたエステル化の結果として生じるそのエステルなどのカルボン酸、
- トリカルボン酸、たとえば、シクロヘキサントリカルボキサミド([13]を参照のこと)、たとえば、以下に示す式(XV)に対応するこれらのアミドなどのカルボン酸アミド、
- アミノ酸のアミドまたはエステル、たとえば、アラニンのエステルやバリンのアミド(書籍『Specialist Surfactants』[12]に記載されているものなど)、
- N-アシルアミノ酸アミド、たとえば、国際公開第93/23008号[15]に記載されているものなど、N-アシルアミノ酸とアミンとの作用の結果として生じ1〜22個の炭素原子含むジアミド、たとえば、アシル基がC8〜C22アルキル鎖であるN-アシルグルタミド、および味の素株式会社によってGP-1の名で製造されまたは販売されている製品などのN-ラウリルグルタミン酸のジブチルアミド、
- それぞれが1〜22個の炭素原子、たとえば、6〜18個の炭素原子を含む炭化水素鎖を含むジアミドであって、これらの炭化水素鎖はエステル基、尿素基、またはフルオロ基によって場合によって置換されている([14]を参照のこと)ジアミド。これらのジアミドは、たとえば、以下に示す式(XIV)のものであり、ジアミノシクロヘキサン、たとえば、トランス-ジアミノシクロヘキサンと酸塩化物の反応の結果として生じたジアミドなどである。
- ステロイドのアミドまたはアミンであって、デオキシコール酸、コール酸、アポコール酸、またはリトコール酸、およびその塩のアミドまたはアミンなどであり、たとえば、D-17,17-ジプロピル-17a-アザ-5α-ホモアンドロスタン-3β-オールまたはD-17,17-ジプロピル-17a-アザ-5α-ホモアンドロスタン-3β-オール 17a-オキシ、
- いくつかの芳香核(2または3)を含む化合物であって、8〜30個の炭素原子を含む少なくとも2本のアルキル鎖を含むアントリル誘導体、たとえば、2,3-ビス(n-デシルオキシ)アントラセンや2,3-ビス(n-デシルオキシ)アントラキノン、またはステロイド基を含むアントリル誘導体、たとえば、コレステリル4-(2-アントリルオキシ)ブタノアートやコレステリルアントラキノン-2-カルボキシラートなどの化合物、ならびにその誘導体、
- アゾベンゼンステロイドであって、書籍『Specialist Surfactants』[12]に記載されているものなど、
- 有機金属化合物、たとえば、単核β-ジケトン酸銅(ビス(3,4-ノニルオキシベンゾイル)メタンの八置換銅錯体)、二核のテトラカルボン酸銅、または三置換(パラ-カルボキシフェニル)ポルフィリンZn(II)錯体、
- 少なくとも2本の直鎖または分枝アルキル鎖を含む塩形界面活性剤であって、8〜30個の炭素原子を含むアルキル鎖2本を含む、リン酸アルカリ金属やリン酸アルミニウムアルキルなどの塩形界面活性剤であり、たとえば、リン酸ヘキサデシルのアルミニウム塩(C16DP-Al)やリン酸ビス(2-エチルヘキシル)およびそのアルカリ金属(Na)塩、ビス(2-エチルヘキシル)スルホサクシナート、およびそのアルカリ金属(Na)塩、
- ベンジリデンソルビトールまたはアルジトール、ならびにその誘導体、たとえば、1,3:2,4-ジ-O-ベンジリデン-D-ソルビトール、
- 2個のアミノ酸の環状縮合物であるシクロジペプチドであって、書籍『Specialist Surfactants』[12]に記載されているものなど、
- ジアルキル尿素シクロヘキサンなど、2個の尿素基またはウレタン基を含む、環式化合物またはアルキレン化合物であって、たとえば、下式(XVI)に示される化合物、
- シクロヘキサノールのアルキルアリール誘導体であって、アルキル鎖が直鎖または分枝であり1〜22個の炭素原子を含み、アリール部分がたとえばフェニル基である誘導体。これらの誘導体は、たとえば4-tert-ブチル-L-フェニルシクロヘキサノールである。
- カリックスアレーン、書籍『Specialist Surfactants』[12]に挙げられているものなど、
- アルキル鎖で置換された2,4,6-トリアミノピリミジンと、ジアルキルバルビツル酸の組合せであって、そのアルキル鎖が直鎖または分枝であり1〜22個の炭素原子を含む組合せ、
- 一般式(XVII)に相当する、文書、国際公開第01/07007号[16]で定義されたオルガノゲル化剤:
Q-O-W-(CHOH)S-W1-O-Q1 (XVII)
(式中、WおよびW1は、同一でも異なっていてもよく、-CH2-および-CO-から選択され、QおよびQ1は、同一でも異なっていてもよく、少なくとも6個の炭素原子を含む飽和または不飽和、直鎖または分枝炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であり、sは2〜4の整数である)であり、W=W1=-CH2-かつs=2である化合物、およびW=W1=-CO-かつs=4である化合物など、
-式(XVIII)に相当するグルコンアミド誘導体であって、論文、R. J. H. Hafkamp、Chem. Commun.、(1997)、545-46ページ[17]、および論文、J. Org. Chem.、vol. 64、No.2;412-26(1999)[18]に記載されているものなどの誘導体:
R25-NH-CO-[CH(OH)]4-CH2R26 (XVIII)
(式中、R25は飽和または不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した1〜30個の炭素原子を含む炭化水素鎖たとえばオクチルであり、この炭化水素鎖はN、O、およびSなどの少なくとも1個のヘテロ原子を場合によっては含むことができ、R26は-O-CO-R27または-O-R27を表し、その際R27は1〜20個の炭素原子を含む直鎖および分枝アルキル鎖;C5〜C8シクロ脂肪族鎖および芳香族鎖;N、O、またはS原子を含むC5〜C8複素環;ならびにたとえば、R26がイミダゾリル基を表すようにR26がN、O、またはS原子を含む飽和または不飽和C5〜C8複素環である化合物から選択される)
- 式(XIX)を含む式(XVIII)の化合物の環状エーテル誘導体:
ただしR25およびR25は液体脂肪相のゲル化を可能にするようなものである)
- 以下のものなどのアミノ酸のジアミド、二尿素、またはウレタン誘導体、
a)論文、M.Jokic、J. Chem. Soc.、Chem. Commun.、1723-24ページ(1995)[19]に引用された次式のアミノ酸のビスオキサリルアミド:
HOCO-CH(R28)-NH-CO-CO-NH-CH(R29)-COOH (XX)
(式中、R28およびR29は、同一でも異なっていてもよく、アミノ酸の特有基であり、たとえば以下から選択される:
-CH2-CH(CH3)2; -C6H5; -CH2-C6H5; -CH(CH3)2;
b)論文、K. Hanabusa、Chemistry Letters、1070-71ページ、2000[20]に記載されたものなど、リジンエステルのアミドおよび尿素誘導体であって、Nε-ラウロイル-Nα-ステアリールアミノカルボニル-L-リジンのエチルエステルまたはメチルエステルならびに次式の誘導体:
C11-H23-CO-NH-(CH2)4-CH(COOR30)-NH-CO-R31
(式中、R30=-CH3または-C2H5;R31=-NH-(CH2)17-CH3または-NH-(CH2)n-CH3、その際n=1〜30である)
c)ベンゼンジカルボン酸、およびたとえば次式に相当するK. Hanabusa、Chemistry Letters、767-8ページ、1999[21]に記載したものなどのバリンのジアミド誘導体:
-NH-CH[CH(CH3)2]-CO-、
- X. Luo、Chem. Commun.、2091-92ページ、2000[22]によって記載されたものなど、モノアルキルオキサミド、たとえば次式に示すもの:
R32-NH-CO-CO-NH-R33
(式中、R32およびR33は、同一でも異なっていてもよく、1〜30個の炭素原子を有する、飽和または不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であり、このR32およびR33はO、N、およびSなどの1個または複数のヘテロ原子を含むことができる)
- N、N'-ビス(β-D-グルコピラノシル)-n-アルカン-1-ジカルボキサミドなどの1-グルサアミド頭を有する双頭型両親媒性物であって、論文、T. Shimizu、J. Am. Chem. Soc.、119、2812-18ページ、1997[23]に記載した化合物など、次式(XXI)に相当する化合物:
- K. Hanabusa、Adv. Mater.、9、No.14、1997,1095-1097ページ[24]に記載された、次式に相当するアミド酸由来の双頭型両親媒性アミド:
p-CH3-C6H4-SO3 - +H3N-CH(R37)-CO-OR38 (XXII)
[式中、R37は、以下を表す:
[n=4〜12、または]
- 米国特許第6,156,325号[28]に記載される、2個の尿素基および2個のカルバマート基を含む式(XXIV)のオルガノゲル化剤:
- 次式(XXV)または(XXVI)のジアミド:
R44-X-CO-NH-R45-NH-CO-X-R44 (XXV)
または
R44-CO-NH-R45-NH-CO-R44 (XXVI)
(式中、基R44は、同一でも異なっていてもよく、飽和または不飽和、直鎖または分枝C8〜C60炭化水素鎖を表し、基R44はヒドロキシル基またはN、O、S、もしくはSiなどの少なくとも1個のヘテロ原子を場合によっては含み、R45は直鎖、分枝、もしくは環状C1〜C50基、および1個もしくは複数のC1〜C4アルキル基で場合によっては置換されているC5〜C8アリーレン基から選択した炭化水素系基であり、かつXは-O-または-NH-を表す)
本発明によれば、オルガノゲル化剤は下式(XIV)の化合物でよい。
R46-CO-NH-A-NH-CO-R47 (XIV)
[式中、R46およびR47は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、あるいは1〜22個の炭素原子、たとえば6〜18個の炭素原子を、特に10〜14個の炭素原子を含む飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であって、アリール(-C6H5)基、エステル(R48が炭素原子2〜12個のアルキル基である-COOR48)基、アミド(R48が先に定義した通りである-CONHR48である)基、ウレタン(R48が先に定義した通りである-OCONHR48)基、および尿素(R48が先に定義した通りである-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で場合によっては置換されている炭化水素鎖、および/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を場合によっては含む炭化水素鎖、および/または1〜4個のハロゲン原子、特にフッ素原子によって、かつ/または1〜3個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素鎖を表し、
ただしR46およびR47の両方が水素原子ではなく、かつ
Aは、飽和および不飽和、直鎖、環状、および分枝炭化水素鎖から選択され、1〜18個の炭素原子たとえば2〜12個の炭素原子、特に4〜12個の炭素原子を含み、アリール(-C6H5)基、エステル(-COOR48)基、アミド(-CONHR48)基、ウレタン(-OCONHR48)基、および尿素(-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で場合によっては置換されおり、かつ/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を場合によっては含み、かつ/またはフッ素原子などの1〜4個のハロゲン原子および/または1〜3個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素鎖から選択される]
式中、
1) - Aは、飽和および不飽和であるが、非芳香族ではなく、4〜12個の炭素原子たとえば5〜7個の炭素原子を含む、場合によっては分枝した炭化水素核であって、上記の置換基で場合によっては置換されており、かつ/または少なくとも1種のヘテロ原子を場合によっては含み、かつ/または少なくとも1種のハロゲンおよび/または1個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素核から選択され、
- R46およびR47は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、ならびに10〜16個の炭素原子、たとえば、12〜14個の炭素原子を含む飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状鎖、特に飽和直鎖炭化水素鎖から選択され、または
2) - Aは、2〜18個の炭素原子たとえば3〜12個の炭素原子を含む飽和、直鎖および分枝炭化水素鎖であって、上記の置換基で場合によっては置換されており、かつ/または少なくとも1種のヘテロ原子を場合によっては含み、かつ/または少なくとも1種のハロゲンおよび/または1個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている飽和炭化水素鎖から選択され、
- R46およびR47は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、ならびに10〜20個の炭素原子たとえば11〜18個の炭素原子、特に16個の炭素原子を含む飽和直鎖炭化水素鎖など、飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖から選択され、あるいは
3) - Aは、4〜12個の炭素原子たとえば5〜8個の炭素原子を含み、上記の置換基で場合によっては置換されており、かつ/または少なくとも1種のヘテロ原子を場合によっては含み、かつ/または少なくとも1種のハロゲンおよび/または1個のヒドロキシル基で場合によっては置換されているアリールおよびアラルキル核から選択され、
- R46およびR47は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、ならびに飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖、たとえば、6〜18個の炭素原子たとえば10〜16個の炭素原子を含む飽和直鎖炭化水素鎖から選択したヒロ(hyro)炭素鎖から選択される。
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,2-ジアミノシクロヘキサン、特にトランス型[(2-ドデカノイルアミノシクロヘキシル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23、およびA=二価の基1,2-シクロヘキシレンである式(XIV)の化合物]。この化合物は、特にHanabusa K.;Angew. Chem.、108、1997、17、2086-2088ページ[29]に記載されている。
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,3-ジアミノシクロヘキサン、特にトランス型[(3-ドデカノイルアミノシクロヘキシル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基1,3-シクロヘキシレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,4-ジアミノシクロヘキサン、特にトランス型[(4-ドデカノイルアミノシクロヘキシル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基1,4-シクロヘキシレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,2-エチレンジアミン、[(2-ドデカノイルアミノエチル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基1,2-エチレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1-メチル-1,2-エチレンジアミン、[(2-ドデカノイルアミノ-2-メチルエチル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基1-メチル-1,2-エチレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,3-ジアミノプロパン[(2-ドデカノイルアミノプロピル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基プロピレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,12-ジアミノドデカン[(2-ドデカノイルアミノドデシル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基1,12-ドデシレンである式(XIV)の化合物]、
- N、N'-ビス(ドデカノイル)-3,4-ジアミノトルエン[(2-ドデカノイルアミノ-4-メチルフェニル)ドデカンアミドとしても知られている、R46=R47=n-C11H23およびA=二価の基l-メチル-3,4-フェニレンである式(XIV)の化合物]、および
- それらの混合物。
ジアミンおよび2種のトリエチルアミン同等物を50mlのテトラヒドロフラン(THF)に溶解する。THFに溶解した2種の塩化アシル同等物を加え、反応混合物をテトラヒドロフランの還流温度に加熱する一方、塩化アシルの消失を赤外線分光分析法によってモニタリングする(多くの場合通常2時間)。沈殿物をろ過によって溶液から除去し、有機相を濃縮し、得られた固体化合物で液体/液体抽出を実施する。次いで、有機相を乾燥し、濃縮し、得られた固形生成物を再結晶化する。
- 同一または異なる基Zのそれぞれは、以下の基:-CO-S-R49、-CO-NHR49、-NH-CoR49、および-S-COR49から選択した基を表し、その場合、基R49は、同一でも異なっていてもよく、以下から選択される:
- 水素原子、
- アリール基、
- アラルキル基、すなわち飽和、直鎖および分枝炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖で置換したアリール基であり、その場合炭化水素鎖は1〜22個の炭素原子、たとえば、10〜18個の炭素原子を含む、
- 1〜22個の炭素原子、たとえば、10〜18個の炭素原子を含む直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した飽和炭化水素鎖であって、アリール基、エステル基、アミド基、およびウレタン基から選択した少なくとも1個の基で場合によっては置換されている炭化水素鎖、および/またはO、S、およびNから選択した少なくとも1個のヘテロ原子を場合によっては含む炭化水素鎖、および/または少なくとも1個のフッ素原子および/または1個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素鎖]
- シス-1,3,5-トリス(ドデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、
- シス-1,3,5-トリス(オクタデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、
- シス-1,3,5-トリス[N-(3,7-ジメチルオクチル)アミノカルボニル]シクロヘキサン、
- トランス-1,3,5-トリメチル-1,3,5-トリス(ドデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、および
- トランス-1,3,5-トリメチル-1,3,5-トリス(オクタデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン。
R50-O-CO-NH-R51-NH-CO-NH-R52-NH-CO-NH-R51-NH-CO-OR50
[式中、R50はCnH2n+1-またはCmH2m+1(CpH2pO)rを表し、nは4〜22の値の整数を表し、mは1〜18の値の整数を表し、pは2〜4の値の整数を表し、かつrは1〜10の値の整数を表し、
R51は、以下を表し、
本発明によれば、オルガノゲル化剤は、式(XVI)の少なくとも1種のオルガノゲル化剤でよい:
R46NHCONHANHCONHR46 (XVI)
[式中、AおよびR46は、上記式(XIV)についてなされた意味と同じ意味を有し、すなわちその場合、
- 基R46は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ、水素原子、あるいは1〜22個の炭素原子を、たとえば、6〜18個の炭素原子を含む、飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であって、アリール(-C6H5)、エステル(R48が先に定義した通りである-COOR48)、アミド(-CONHR48)、ウレタン(-OCONHR48)、および尿素(-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で場合によっては置換されている炭化水素鎖;および/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を場合によっては含む炭化水素鎖;および/または1〜4個の水素原子、特にフッ素原子および/または1〜3個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素鎖、を表し、
ただし少なくとも1個のR46は水素原子以外であり、および
- Aは、1〜18個の炭素原子、たとえば、2〜12個の炭素原子を含む飽和および不飽和、直鎖、環状、および分枝炭化水素鎖であって、アリール(-C6H5)基、エステル(-COOR48)基、アミド(-CONHR48)基、ウレタン(-OCONHR48)基、および尿素(-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で場合によっては置換されている炭化水素鎖;および/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を場合によっては含む炭化水素鎖;および/または1〜4個のフッ素原子などのハロゲン原子および/または1〜3個のヒドロキシル基で場合によっては置換されている炭化水素鎖から選択される]
a)12-ヒドロキシステアリン酸、その塩、ならびにそのエステルまたはアミド誘導体であり、これらはシリコーン油のゲル化剤として文書、米国特許第5,480,637号[30]、欧州特許出願第616842号[31]および欧州特許出願第665007号[32]に記載されている。
b)トリカルボン酸のアミド、たとえば、米国特許第5,776,494号[33]に記載されているそのジアミド。
c)国際公開第93/23008号[15]および米国特許第5,429,816号[34]に記載されているN-アシルアミノ酸のエステルおよびアミド、たとえば、アシル基がC8〜C22であるN-アシルグルタミド、および味の素製N-ラウリルグルタミン酸のジブチルアミド。
d)次式のNε-ラウロイル-Nαステアリールアミノカルボニル-L-リジンおよびNε-ラウロイル-Nα-n-ブチルアミノ-L-リジンのメチルエステルまたはエチルエステルなどのN-アシルアミノ酸の二尿素:
または
-NH-(CH2)3-CH3
および R2=-CH3または-C2H5
これらの誘導体は、K. Hanabusa、Chemistry Letters、2000、1070-1071ページ[20]に記載されている。
e)次式のN-ベンジルオキシカルボニル-L-バリル-L-バリンn-オクタデシルアミドなどの一定のジペプチドウレタンアミド:
f)ジベンジリデンソルビトールおよびその誘導体、
g)以下のものなどのステロール誘導体:
- 欧州特許出願第1064925号[36]に記載されているラノステロール、
- ジヒドロラノステロール、
- 酢酸フェニルコレステリル、ラウレ酸コレステリル、ケイ皮酸コレステリル、およびコレステリル4-(2-アントリルオキシ)ブタノアート、およびこれはP. erech、Chem. Rev、97、3133-59ページ、1997[37]に記載されている
アゾベンゼン基とのコレステロールエステルなど、コレステロールエステル、
h)論文、K. Hanabusa、J. Colloid and Int. Sci.、224、231-44ページ、2000[38]に述べられているある種のシクロジペプチドであって、特に、シクロ(グリシル-L-アラニル)、シクロ(グリシル-L-バリル)、シクロ(グリシル-L-ロイシル)、シクロ(グリシル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-ロイシル)、シクロ(L-ロイシル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-γ-3,7-ジメチルオクチルグルタミル)、シクロ(L-バリル-L-γ-2-エチルヘキシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-エチルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ドデシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-3,7-ジメチルオクチルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ベンジルグルタミル)、シクロ(L-β-ブチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-γ-ドデシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,7-ジメチルオクチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-2-エチルヘキシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,5,5-トリメチルヘキシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)およびシクロ(L-β-2-エチルブチル-アスパラギニル-L-フェニルアラニル)、
i)次式のトランス-(1R,2R)-ビス(ウンデシルカルボニルアミノ)シクロヘキサン誘導体:
k)上記一般式(XVII)の国際公開第01/07007[16]に定義したオルガノゲル化剤、
l)上記のアミノ酸に由来する双頭型両親媒性アミドオルガノゲル化剤、
m)上記の式(XXII)の2-アルキル-2-アンモニウムイソブチルアセタートp-トルエンスルホナート塩、特にR37がL-ロイシンに由来しR38が-(CH2)11CH3を表す塩、
n)上記のベンゼンジカルボン酸のジアミド誘導体およびバリンのジアミド誘導体、
o)上記の式(XXV)または(XXVI)の非ポリマーオルガノゲル化剤。
- 12-ヒドロキシステアリン酸アミド誘導体、
- トリカルボン酸アミド、
- N-アシルアミノ酸のエステルまたはアミド、
- 上記の二尿素、
- 一定のジペプチドのウレタンアミド、
- 上記のシクロジペプチド、
- 式(XIV)の誘導体、より具体的にはトランス-(1R,2R)-ビス(ウンデシルカルボニルアミノ)シクロヘキサン、
- アミノ酸由来の双頭型両親媒性アミドオルガノゲル化剤、
- ベンゼンジカルボン酸のジアミド誘導体およびバリンのジアミド誘導体、ならびに
- 上記の式XXVおよびXXVIによって定義した、シリコーン油に可溶性であるオルガノゲル化剤、および非ポリマー構造のオルガノゲル化剤。
本発明の組成物には、考えられる分野で通常使用されるどんな成分も含めることができ、特にポリオールまたは脂肪相に溶解する着色料、抗酸化剤、精油、保存剤、香料、脂溶性ポリマー、特にポリアルキレンやポリラウリン酸ビニルなどの炭化水素系脂溶性ポリマー、液体脂肪相ゲル化剤、ワックス、ガム、樹脂、界面活性剤たとえばリン酸トリオレイル、たとえば、水、化粧水、保湿剤、ビタミン、液体ラノリン、脂肪酸、親油性日焼け防止剤またはポリオールに可溶する日焼け防止剤などの追加の化粧品または皮膚用活性剤、ならびにそれらの混合物から選択した成分を含めることができる。本発明による組成物にはイオンおよび/または非イオン系型脂質膜小胞も含めてよい。水を除くこれらの成分は、通常の方式で組成物中に組成物全重量の0%〜20%の比率で存在してもよく、0.1%〜10%がより好ましい。
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させた組成物であり、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつ非ポリマーオルガノゲル化剤を含み、組成物が固体の形で提供され、かつ顔料、液体脂肪相、オルガノゲル化剤、およびポリマーが、生理的に許容される媒体を形成する組成物である。
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させた組成物であり、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
液体脂肪相は、部分的にまたは完全に(1種または複数の)シリコーン油、およびオルガノゲル化剤からなり、
組成物が固体の形で提供され、かつ顔料、液体脂肪相、およびポリマーが、生理的に許容される媒体を形成する組成物である。
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基、
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させたスティックであって、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
液体脂肪相は、部分的にまたは完全に(1種または複数の)シリコーン油、およびオルガノゲル化剤からなり、かつ顔料、脂肪相、およびポリマーが、生理的に許容される媒体を形成するスティックである。
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基、
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量の使用であって、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
組成物は、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相を含み、液体脂肪相は部分的にまたは完全に引火点が40℃以上でポリマーの軟化点を超える(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつオルガノゲル化剤を含み、組成物を硬度が20〜2000gf、好ましくは20〜900gf、より好ましくは20〜600gfの範囲の自己支持型固体に構造化させるポリマーの使用である。
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて本質的に構造化させた脂肪相の使用であり、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、引火点が40℃以上で前記ポリマー軟化点を超える(1種または複数の)揮発油からなり、かつオルガノゲル化剤を含む脂肪相の使用。
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量のの使用でもあって、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
組成物は、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相、および少なくとも1種のオルガノゲル化剤を含み、組成物を自己支持型固体の形に構造化させるポリマーの使用である。
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて本質的に構造化させた脂肪相の使用であり、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、引火点が40℃以上でゲル化ポリマーの軟化点を超える(1種または複数の)揮発油からなり、かつオルガノゲル化剤を含む脂肪相の使用である。
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
- 部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
- 水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を有する少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて前記脂肪相を構造化させることにあり、
ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつ少なくとも1種のオルガノゲル化剤を含む方法に関する。
口紅
赤酸化鉄CI:77491
黄酸化鉄CI:77492
酸化チタニウムCI:77891
ファンデーション
赤酸化鉄CI:77491
黄酸化鉄CI:77492
茶褐酸化鉄CI:77491
酸化チタニウムCI:77891
無水のファンデーション
Claims (73)
- 少なくとも1種のシリコーン油を含む液体脂肪相を含むケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物であって、
1)重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし基の少なくとも1個はエステル基ではない基
を含む少なくとも1個の部分を含む、少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)であって、
室温で固体であり、25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であるポリマー、ならびに
2)少なくとも1種の非ポリマーオルガノゲル化剤
を含むゲル化系を用いて構造化させた組成物であって、
前記液体脂肪相および前記ゲル化系が、生理的に許容される媒体を形成する組成物。 - 前記液体脂肪相は、少なくとも1種の揮発性シリコーン油を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記液体脂肪相は、少なくとも1種の揮発性シリコーン油、および少なくとも1種の揮発性非シリコーン油を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記揮発性シリコーン油の引火点が40℃以上である、請求項2または3に記載の組成物。
- 前記揮発性シリコーン油が、以下の化合物:オクチルトリメチコーン、ヘキシルトリメチコーン、オクタメチルシクロテトラシロキサンD4、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンD6、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、1.5cStのポリジメチルシロキサン、2cStのポリジメチルシロキサン、3cStのポリジメチルシロキサン、5cStのポリジメチルシロキサン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項2から4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記揮発油の引火点が、40〜135℃である、請求項2から5のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記液体脂肪相は、シリコーン油を少なくとも30重量%含む、請求項2から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記揮発油が、組成物全重量の3〜89.4%に相当する、請求項2から7のいずれか一項に記載の組成物。
- さらに、充填剤、顔料、およびそれらの混合物から選択した固体粒子を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記固体粒子が、疎水性粒子である、請求項9に記載の組成物。
- 前記固体粒子が、疎水性化合物の被膜でコートした親水性粒子である、請求項10に記載の組成物。
- 前記固体粒子が親水性粒子であり、かつ前記組成物がさらに両親媒性シリコーンを含む、請求項9に記載の組成物。
- 前記粒子が、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化チタニウム、およびそれらの混合物から選択した顔料である、請求項9から12の一項に記載の組成物。
- 前記ゲル化系で使用した前記ポリマーが、次式:
1)R1、R2、R3、およびR4は、同一でも異なっていてもよく、
−その鎖中に1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含んでいてもよく、かつ部分的にまたは完全にフッ素原子で置換されていてもよい、直鎖、分枝、または環状の、飽和または不飽和C1〜C40炭化水素系基、
−1個または複数のC1〜C4アルキル基で置換されている、または置換されていないC6〜C10アリール基、
−1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含んでいてもよいポリオルガノシロキサン鎖;
から選択した基を表し;
2)基Xは、同一でも異なっていてもよく、その鎖中に1個または複数の酸素および/または窒素原子を含んでいてもよい直鎖または分枝C1〜C30アルキレンジイル基を表し;
3)Yは、飽和または不飽和C1〜C50直鎖または分枝の二価のアルキレン基、アリーレン基、シクロアルキレン基、アルキルアリーレン基、または、アリールアルキレン基であって、1個または複数の酸素、硫黄、および/または窒素原子を含んでいてもよく、かつ/または、
フッ素、ヒドロキシル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C40アルキル、C5〜C10アリール、1〜3個のC1〜C3アルキル基で置換されている、もしくは置換されていないフェニル、C1〜C3ヒドロキシアルキル、およびC1〜C6アミノアルキル;
の原子または原子群の1個を置換基として有し;あるいは
4)Yは、次式:
−Tは、直鎖または分枝の飽和または不飽和C3〜C24三価または四価の炭化水素系基であって、ポリオルガノシロキサン鎖で置換されており、または置換されておらず、かつO、N、およびSから選択した1個または複数の原子を含んでいてもよい基を表し、あるいはTはN、P、およびAlから選択した三価の原子を表し、かつ
−R5は、直鎖または分枝C1〜C50アルキル基またはポリオルガノシロキサン鎖であって、1個または複数のエステル基、アミド基、ウレタン基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、および/またはスルホンアミド基を含んでいてもよく、別の前記ポリマー鎖と結合していてもよい基または鎖を表す)
に相当する基を表し;
5)基Gは、同一でも異なっていてもよく、以下:
から選択した二価の基を表し;
6)nは、2〜500の範囲の整数であり、mは、1〜1000の範囲の整数である]
に相当する少なくとも1個の部分を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。 - Yが、
a)直鎖C1〜C20アルキレン基、
b)環および非共役不飽和を含んでいてもよいC30〜C56分枝アルキレン基、
c)C5〜C6シクロアルキレン基、
d)1個または複数のC1〜C40アルキル基で置換されている、または置換されていないフェニレン基、
e)1〜5個のアミド基を含むC1〜C20アルキレン基、
f)ヒドロキシル基、C3〜C8シクロアルカン基、C1〜C3ヒドロキシアルキル基、およびC1〜C6アルキルアミン基から選択した1個または複数の置換基を含むC1〜C20アルキレン基、
g)次式:
から選択した基を表す、請求項14に記載の組成物。 - 前記ゲル化系で使用される前記ポリマーが、式(II):
−R1およびR3は、同一でも異なっていてもよく、請求項14の式(I)について先に定義した通りであり、
−R7は、R1およびR3について先に定義した基を表し、または式-X-G-R9(式中、XおよびGは、請求項14の式(I)について先に定義した通りであり、かつR9は、水素原子、あるいはその鎖中にO、S、およびNから選択した1個または複数の原子を含み、もしくは含まず、1個または複数のフッ素原子ならびに/あるいは1個または複数のヒドロキシル基で置換されている、もしくは置換されていない直鎖、分枝、または環状の飽和または不飽和C1〜C50炭化水素系基、あるいは1個または複数のC1〜C4アルキル基で置換されている、もしくは置換されていないフェニル基を表す)の基を表し、
−R8は、式-X-G-R9(式中、X、G、およびR9は、先に定義した通りである)の基を表し、
−m1は、1〜998の範囲の整数であり、かつ
−m2は、2〜500の範囲の整数である]
に相当する少なくとも1個の部分を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。 - Xおよび/またはYが、そのアルキレン部分に以下の要素:
1)1〜5個のアミド基、尿素基、またはカルバマート基、
2)C5またはC6シクロアルキル基、および
3)1〜3個の同一または異なるC1〜C3アルキル基で置換されている、または置換されていないフェニレン基;
のうち少なくとも1つを含むアルキレン基を表し、
前記アルキル基XまたはYは、
−ヒドロキシル基、
−C3〜C8シクロアルキル基、
−1〜3個のC1〜C40アルキル基、
−1〜3個のC1〜C3アルキル基で置換されている、または置換されていないフェニル基、
−C1〜C3ヒドロキシアルキル基、および
−C1〜C6アミノアルキル基;
からなる群から選択した少なくとも1要素で置換されていてもよい、請求項14または17のいずれかに記載の組成物。 - R1、R2、R3、およびR4が、それぞれ独立に直鎖または分枝C1〜C40アルキル基を表し、ポリオルガノシロキサン鎖またはフェニル基は1〜3個のメチル基もしくはエチル基で置換されている、もしくは置換されていない、請求項14から17のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ゲル化系で使用されるポリマーが、次式:
Yは、C1〜C15アルキル基またはC5〜C10アリール基によって置換されていてもよいC5〜C12脂環式または芳香族基から選択した基を表し、前記基はイソフォロンジイソシアナート、2,4-および2,6-トリレン、1,5-ナフチレン、p-フェニレン、および4,4'-ビフェニレンメタンに由来し、あるいはYは直鎖または分枝C1〜C40アルキレン基またはC4〜C12シクロアルキレン基を表し、あるいは
Yは、次式:
・直鎖または分枝C1〜C40アルキレン基であって、イオン化可能基、または中和可能もしくは第四級化可能第三級アミン基を有する、または有しない基、
・C5〜C12シクロアルキレン基であって、アルキル置換基またはアルキレン置換基を有する、または有しない基、
・C1〜C3アルキル置換基を有する、または有しないフェニレン基、および
・次式の基:
から選択される}
に相当する、1個または複数の分子のジオール型またはジアミン型架橋剤による、いくつかのジイソシアナート分子の縮合に対応するポリウレタンまたはポリウレアブロックを表す]
に相当する少なくとも1個の部分を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記ゲル化系で使用される前記ポリマーが、さらに、水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した2個の基を含む炭化水素系部分を含む、請求項14から25のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記コポリマーが、ブロックコポリマーまたはグラフトコポリマーである、請求項26に記載の組成物。
- 前記ポリマーが、組成物全重量の0.5〜80%に相当する、請求項1から27のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記液体脂肪相が、さらに非シリコーン油を含む、請求項1から28のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記液体脂肪相が、組成物全重量の5〜99%に相当する請求項1から29のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、その分子が互いに少なくとも1つの物理的相互作用を確立し、3次元高分子ネットワークを形成して分子の自己凝集をもたらすことができる非ポリマー有機化合物から選択される、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記物理的相互作用が、自己相補的水素間相互作用、不飽和核間相互作用、双極子相互作用、および有機金属誘導体による配位結合から選択される、請求項31に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、水素結合を確立することができる少なくとも1個の基、少なくとも1個の芳香核、エチレン的不飽和を含む少なくとも1個の結合、および少なくとも1個の不斉炭素から選択した少なくとも1個のものをその分子が含む化合物から選択される、請求項1から32のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、その分子が水素結合を確立することができる少なくとも2個の基を含む化合物である、請求項1から33のいずれか一項に記載の組成物。
- 水素結合を確立することができる基が、ヒドロキシル基、カルボニル基、アミン基、カルボキシル基、アミド基、ベンジル基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、およびビグアニジノ基から選択される、請求項34に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が:
−直鎖および分枝脂肪族炭素鎖から選択した鎖を含む水酸化脂肪族カルボン酸、ならびにアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩から選択したその塩、およびそのエステル;
−カルボン酸アミド;
−アミノ酸のエステルおよびアミド;
−N-アシルアミノ酸アミド;
−それぞれ1〜22個の炭素原子を含む炭化水素鎖を含むジアミドであって、エステル基、尿素基、およびフルオロ基から選択した少なくとも1個の置換基で置換されている、または置換されていないジアミド;
−ステロイドのアミドおよびアミンならびにその塩;
−いくつかの芳香核を含む化合物であって、8〜30個の炭素原子を含む少なくとも2個のアルキル鎖を含むアントリル誘導体、またはステロイド基を含むアントリル誘導体から選択した化合物、ならびにその誘導体;
−アゾベンゼンステロイド;
−単核銅β-ジケトナート(ビス(3,4-ノニルオキシベンゾイル)メタンの八置換銅錯体)、二核の銅テトラカルボナート、または三置換(パラ-カルボキシフェニル)ポルフィリンZn(II)錯体から選択した有機金属化合物;
−直鎖または分枝アルキル鎖から選択した少なくとも2個の鎖を含む塩型界面活性剤;
−ベンジリデンソルビトールおよびアルジトール、ならびにその誘導体;
−2個のアミノ酸の環状縮合物であるシクロジペプチド;
−2個の尿素基またはウレタン基を含む、環式化合物およびアルキレン化合物;
−シクロヘキサノールのアルキルアリール誘導体;
−カリックスアレーン;
−アルキル鎖で置換されている2,4,6-トリアミノピリミジンと、ジアルキルバルビツル酸の組合せ;
−グルコンアミド誘導体;
−アミノ酸のビスオキサリルアミド;
−リジンエステルのアミドおよび尿素誘導体;
−ベンゼンジカルボン酸のジアミド誘導体;
−モノアルキルオキサミド;
−1-グルサアミド頭部を有する双頭型両親媒性物;
−双頭型両親媒性物のアミド誘導体;
−2-アルキル-2-アンモニウムイソブチルアセタートp-トルエンスルホナート;
−セロビオースの脂肪族エステル;および
−式(XXIV):
の2個の尿素基および2個のカルバマート基を含む誘導体;
−次式(XXV)または(XXVI):
R44-X-CO-NH-R45-NH-CO-X-R44 (XXV)または
R44-CO-NH-R45-NH-CO-R44 (XXVI)
(式中、基R44は、同一でも異なっていてもよく、飽和または不飽和、直鎖または分枝C8〜C60炭化水素鎖を表し、基R44はヒドロキシル基または少なくとも1個のヘテロ原子を含み、または含まず、R45は直鎖、分枝、もしくは環状C1〜C50基、および1個もしくは複数のC1〜C4アルキル基で置換されている、または置換されていないC5〜C8アリーレン基から選択した炭化水素系基であり、かつXは-O-または-NH-を表す)
のジアミド;
から選択した少なくとも1個の化合物を含む、請求項1から35のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記水酸化脂肪族カルボン酸において、鎖が少なくとも8個の炭素原子を有する炭素鎖を含む、請求項36に記載の組成物。
- 前記カルボン酸アミドが、トリカルボン酸アミドから選択される、請求項36に記載の組成物。
- 前記トリカルボン酸アミドが、シクロヘキサントリカルボキサミドから選択される、請求項38に記載の組成物。
- 前記N-アシルアミノ酸アミドが、N-アシルアミノ酸とアミンの作用の結果として生じ1〜22個の炭素原子を含むジアミドから選択される、請求項36に記載の組成物。
- 前記1〜22個の炭素原子を含む炭化水素鎖を有するジアミドの炭化水素鎖が、6〜18個の炭素原子を含む、請求項36に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、それぞれが1〜22個の炭素原子を含む炭化水素鎖を有する、N-アシルアミノ酸アミド、シクロヘキサントリカルボキサミド、およびジアミドから選択した少なくとも1個の化合物であって、エステル基、尿素基、およびフルオロ基から選択した少なくとも1個の置換基で置換されている、または置換されていない化合物を含む、請求項1から36のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、式(XIV):
R46-CO-NH-A-NH-CO-R47 (XIV)
[式中、R46およびR47は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、あるいは1〜22個の炭素原子含む、飽和および不飽和、直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であって、アリール(-C6H5)基、エステル(-COOR48)基、アミド(R48を有する-CONHR48)基、ウレタン(-OCONHR48)基、および尿素(R48が炭素原子2〜12個のアルキル基である-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖、および/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を含む、もしくは含まない炭化水素鎖、および/または1〜4個のハロゲン原子および/または1〜3個のヒドロキシル基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖を表し、
ただしR46およびR47の両方が水素原子ではなく、かつ
Aは、1〜18個の炭素原子を含む飽和および不飽和の直鎖、環状、および分枝炭化水素鎖であって、アリール(-C6H5)基、R48が先に定義した通りである、エステル(-COOR48)基、アミド(-CONHR48)基、ウレタン(-OCONHR48)基、および尿素(-NHCONHR48)基から選択した少なくとも1個の基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖、および/またはO、S、およびNから選択した1〜3個のヘテロ原子を含む、もしくは含まない炭化水素鎖、および/または1〜4個のハロゲン原子および/または1〜3個のヒドロキシル基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖から選択される]
の化合物から選択した少なくとも1個の化合物を含む、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,2-ジアミノシクロヘキサン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,3-ジアミノシクロヘキサン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,4-ジアミノシクロヘキサン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,2-エチレンジアミン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1-メチル-1,2-エチレンジアミン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,3-ジアミノプロパン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-1,12-ジアミノドデカン、
−N、N'-ビス(ドデカノイル)-3,4-ジアミノトルエン;
から選択した少なくとも1個の化合物を含む、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、式(XV):
−基Zは、同一でも異なっていてもよく、それぞれ、以下の基:-CO-S-R49、-CO-NHR49、-NH-COR49、および-S-COR49:
(式中、基R49は、同一でも異なっていてもよく、
−水素原子、
−アリール基、
−アラルキル基、および
−1〜22個の炭素原子含む直鎖、分枝、および環状炭化水素鎖から選択した飽和炭化水素鎖であって、アリール基、エステル基、アミド基、およびウレタン基から選択した少なくとも1個の基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖、および/またはO、S、およびNから選択した少なくとも1個のヘテロ原子を含む、もしくは含まない炭化水素鎖、および/または少なくとも1個のフッ素原子および/または1個のヒドロキシル基で置換されている、もしくは置換されていない炭化水素鎖;
から選択される);
から選択した基を表す]
の化合物から選択した少なくとも1個の化合物を含む、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記式(XV)において、各R48が水素原子である、請求項45に記載の組成物。
- 前記式(XV)において、各Zが、基CONHR49およびNH-COR49から選択される、請求項45または46に記載の組成物。
- 前記式(XV)において、R49が、アリール基、アルキル部分が12〜16個の炭素原子を含む直鎖または分枝アルキル鎖であるアラルキル基、および直鎖および分枝C11〜C18アルキル鎖から選択される、請求項45から47のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、
−シス-1,3,5-トリス(ドデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、
−シス-1,3,5-トリス(オクタデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、
−シス-1,3,5-トリス[N-(3,7-ジメチルオクチル)アミノカルボニル]-シクロヘキサン、
−トランス-1,3,5-トリメチル-1,3,5-トリス(ドデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン、および
−トランス-1,3,5-トリメチル-1,3,5-トリス(オクタデシルアミノカルボニル)シクロヘキサン;
から選択される、請求項45から48のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、式(XVI):
R46NHCONHANHCONHR46 (XVI)
(式中、AおよびR46は請求項43に定義した通りである)
の少なくとも1種の化合物を含む、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、
a)12-ヒドロキシステアリン酸、その塩、ならびにそのエステルまたはアミド誘導体、
b)トリカルボン酸アミド、
c)N-アシルアミノ酸のエステルおよびアミド、
d)N-アシルアミノ酸のジウレア
e)ジペプチドのウレタンアミド、
f)ジベンジリデンソルビトールおよびその誘導体、
g)ステロール誘導体、
h)シクロ(グリシル-L-アラニル)、シクロ(グリシル-L-バリル)、シクロ(グリシル-L-ロイシル)、シクロ(グリシル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-ロイシル)、シクロ(L-ロイシル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-γ-3,7-ジメチルオクチルグルタミル)、シクロ(L-バリル-L-γ-2-エチルヘキシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-エチルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ドデシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-3,7-ジメチルオクチル-グルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ベンジルグルタミル)、シクロ(L-β-ブチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-γ-ドデシル-アスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,7-ジメチルオクチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-2-エチルヘキシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,5,5-トリメチルヘキシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)およびシクロ(L-β-2-エチルブチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)から選択したシクロジペプチド、
i)次式:
j)フッ化エーテル、
k)式(XVII):
Q-O-W-(CHOH)s-W1-O-Q1 (XVII)
(式中、WおよびW1は、同一でも異なっていてもよく、-CH2-および-CO-から選択され、QおよびQ1は、同一でも異なっていてもよく、少なくとも6個の炭素原子を含む飽和または不飽和の直鎖または分枝炭化水素鎖から選択した炭化水素鎖であり、sは2〜4の整数である)
のオルガノゲル化剤、
l)次式:
m)式(XXII):
p-CH3-C6H4-SO3 - +H3N-CH(R37)-CO-OR38 (XXII)
(式中、R37は:
R38は、
の2-アルキル-2-アンモニウムイソブチルアセタートp-トルエンスルホナート塩、
n)次式:
-NH-CH[CH(CH3)2]-CO-
を表す)
のベンゼンジカルボン酸のジアミド誘導体およびバリンのジアミド誘導体、
o)次式(XXV)または(XXVI):
R44-X-CO-NH-R45-NH-CO-X-R44 (XXV)
または
R44-CO-NH-R45-NH-CO-R44 (XXVI)
(式中、基R44は、同一でも異なっていてもよく、飽和または不飽和の直鎖または分枝C8〜C60炭化水素鎖を表し、基R44はヒドロキシル基、または少なくとも1個のヘテロ原子を含み、または含まず、R45は直鎖、分枝、もしくは環状C1〜C50基、および1個もしくは複数のC1〜C4アルキル基で置換されている、または置換されていないC5〜C8アリーレン基から選択した炭化水素系基であり、かつXは-O-または-NH-を表す)
のジアミド;
から選択した、シリコーン油をゲル化することができる少なくとも1種の化合物を含む、請求項1から36のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、シリコーン油をゲル化することができ、
a)12-ヒドロキシステアリン酸アミド誘導体、
b)トリカルボン酸アミド、
c)N-アシルアミノ酸のエステルおよびアミド、
d)N-アシルアミノ酸のジウレア、
e)ジペプチドのウレタンアミド、
f)シクロ(グリシル-L-アラニル)、シクロ(グリシル-L-バリル)、シクロ(グリシル-L-ロイシル)、シクロ(グリシル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-ロイシル)、シクロ(L-ロイシル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-ロイシル)、シクロ(L-フェニルアラニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-バリル-L-γ-3,7-ジメチルオクチルグルタミル)、シクロ(L-バリル-L-γ-2-エチルヘキシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-エチルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ドデシルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-3,7-ジメチルオクチルグルタミル)、シクロ(L-ロイシル-L-γ-ベンジルグルタミル)、シクロ(L-β-ブチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-γ-ドデシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,7-ジメチルオクチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-2-エチルヘキシルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)、シクロ(L-β-3,5,5-トリメチルヘキシル-アスパラギニル-L-フェニルアラニル)およびシクロ(L-β-2-エチルブチルアスパラギニル-L-フェニルアラニル)から選択したシクロジペプチド、
g)次式:
h)次式:
i)次式:
-NH-CH[CH(CH3)2]-CO-
を表す)
のベンゼンジカルボン酸のジアミド誘導体およびバリンのジアミド誘導体、
j)次式(XXV)または(XXVI):
R44-X-CO-NH-R45-NH-CO-X-R44 (XXV)
または
R44-CO-NH-R45-NH-CO-R44 (XXVI)
(式中、基R44は、同一でも異なっていてもよく、飽和または不飽和の直鎖または分枝C6〜C60炭化水素鎖を表し、基R44はヒドロキシル基、または少なくとも1個のヘテロ原子を含み、または含まず、R45は直鎖、分枝、もしくは環状C1〜C50基、および1個もしくは複数のC1〜C4アルキル基で置換されている、または置換されていないC5〜C8アリーレン基から選択した炭化水素系基であり、かつXは-O-または-NH-を表す)
のジアミド;
から選択した、前記ゲル化系ポリマーと水素間相互作用を確立することができる少なくとも1個の基を有する、少なくとも1個の化合物を含む、請求項51に記載の組成物。 - 前記オルガノゲル化剤が、組成物全重量に対して0.1%〜80重量%の範囲の量で存在する、請求項1から53のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記オルガノゲル化剤が、組成物全重量に対して0.5%〜60重量%の範囲の量で存在する、請求項1から54のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記シリコーンポリマー/非ポリマーオルガノゲル化剤の質量比が20〜0.15の範囲である、請求項1から55のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物が、さらに、少なくとも1種の化粧品または皮膚用活性剤を含むことを特徴とする、請求項1から56のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記活性剤が、精油、ビタミン、保湿剤、日焼け防止剤、瘢痕化剤、およびセラミドから選択されることを特徴とする、請求項1から57に記載の組成物。
- 組成物が、ポリオールまたは前記脂肪相に可溶する着色料、抗酸化剤、精油、保存剤、香料、脂溶性ポリマー、液体脂肪相ゲル化剤、ワックス、ガム、樹脂、界面活性剤、追加の化粧品または皮膚用活性剤、水、化粧水、保湿剤、ビタミン、液体ラノリン、必須脂肪酸、親油性日焼け防止剤またはポリオールに可溶する日焼け防止剤、脂質膜小胞、およびそれらの混合物からなる群から選択した活性剤、から選択した少なくとも1種の添加剤を含むことを特徴とする、請求項1から58のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物がさらに、室温で液体であり、HLBバランスが12未満である両親媒性化合物を含むことを特徴とする、請求項1から59のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物がさらに、色素を含むことを特徴とする、請求項1から60のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物を硬質ゲルの形で提供することを特徴とする、請求項1から61のいずれか一項に記載の組成物。
- 唇向けメークアップ用品構造化固形組成物であって、唇にメークアップを施すのに十分な量の少なくとも1種の顔料、および少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相を含み、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、
ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし基の少なくとも1個はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させた組成物であり、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつ非ポリマーオルガノゲル化剤を含み、
前記組成物が固体の形で提供され、かつ前記顔料、前記液体脂肪相、前記オルガノゲル化剤、および前記ポリマーが、生理的に許容される媒体を形成する組成物。 - 組成物が、自己支持型であることを特徴とする、請求項63に記載の組成物。
- 口紅構造化組成物であって、唇にメークアップを施すのに十分な量の少なくとも1種の顔料、および少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相を含み、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし基の少なくとも1個はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させた組成物であり、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に(1種または複数)シリコーン油、およびオルガノゲル化剤からなり、
前記組成物が固体の形で提供され、かつ前記顔料、前記液体脂肪相、および前記ポリマーが、生理的に許容される媒体を形成する組成物。 - 唇用メークアップスティックであって、唇にメークアップを施すのに十分な量の少なくとも1種の顔料、および少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相を含み、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)を用いて構造化させたスティックであって、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に(1種または複数の)シリコーン油、およびオルガノゲル化剤からなり、かつ前記顔料、前記脂肪相、および前記ポリマーが、生理的に許容される媒体を形成するスティック。 - 請求項1から66の一項に記載した化粧品組成物のケラチン物質への適用を含む、ヒトケラチン物質の美容ケア、メークアップ、またはトリートメントの方法。
- ケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用化粧品組成物における、または生理的に許容されるケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物製造のための、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量の使用であって、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記組成物は、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相を含み、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、引火点が40℃以上で前記ポリマー軟化点を超える(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつオルガノゲル化剤を含み、前記組成物を硬度が20〜2000gfの範囲の自己支持型固体の形に構造化させるポリマーの使用であって、
前記ポリマー、前記オルガノゲル化剤、および前記シリコーン油を、前記組成物において組み合わせる工程を含むことを特徴とする使用。 - ケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用化粧品組成物中での、または生理的に許容される硬質自己支持型の光沢がありかつ/または移動しないケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物を製造するための、ただし組成物が少なくとも10重量%の非揮発油および/またはペースト状もしくは粘稠性製品を含むという条件で、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相の使用であって、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて本質的に構造化させた脂肪相の使用であり、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、引火点が40℃以上で前記ポリマー軟化点を超える(1種または複数の)揮発油からなり、かつオルガノゲル化剤を含む脂肪相の使用であって、
前記ポリマー、前記オルガノゲル化剤、および前記シリコーン油を、前記組成物において組み合わせる工程を含むことを特徴とする使用。 - ケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用化粧品組成物中での、または生理的に許容されるケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物製造のための、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量の使用であって、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記組成物は、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相、および少なくとも1種のオルガノゲル化剤を含み、前記組成物を自己支持型固体の形に構造化させるポリマーの使用であって、
前記ポリマー、前記オルガノゲル化剤、および前記シリコーン油を、前記組成物において組み合わせる工程を含むことを特徴とする使用。 - ケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物の移動を制限するための薬剤として、ただし前記組成物が少なくとも10重量%の非揮発油および/またはペースト状もしくは粘稠性製品を含むという条件で、化粧品組成物中での、または生理的に許容されるケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用組成物製造のための、少なくとも1種のシリコーン油を含む液体連続脂肪相の使用であって、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて本質的に構造化させた脂肪相の使用であり、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、引火点が40℃以上であり前記ゲル化ポリマーの軟化点を超える(1種または複数の)揮発油からなり、かつオルガノゲル化剤を含む脂肪相の使用であって、
前記ポリマー、前記オルガノゲル化剤、および前記シリコーン油を、前記組成物において組み合わせる工程を含むことを特徴とする使用。 - 前記組成物の硬度が20〜2000gfである、請求項68から71のいずれか一項に記載の使用。
- 少なくとも1種のシリコーン油を含む液体脂肪相を含むケーキマスカラ、アイライナ、ファンデーション、口紅、頬紅、メークアップ落とし製品、おしろい、またはコンシーラ製品用化粧品組成物の移動を制限するための美容方法であって、
重量平均分子量が500〜500000の範囲であり、
−部分鎖中にまたはグラフトの形でオルガノシロキサン1〜1000単位からなる少なくとも1個のポリオルガノシロキサン基、ならびに
−水素間相互作用を確立することができ、エステル基、アミド基、スルホンアミド基、カルバマート基、チオカルバマート基、尿素基、チオ尿素基、オキサミド基、グアニジノ基、ビグアニジノ基、およびそれらの組合せから選択した少なくとも2個の基であるが、ただし少なくとも1個の基はエステル基ではない基;
を含む少なくとも1個の部分を含む少なくとも1種のポリマー(ホモポリマーまたはコポリマー)の十分な量を用いて前記脂肪相を構造化させ、
前記ポリマーは、室温で固体であり25〜250℃の温度では液体脂肪相に可溶性であり、
前記液体脂肪相は、部分的にまたは完全に、(1種または複数の)シリコーン油からなり、かつ少なくとも1種のオルガノゲル化剤を含む方法。
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