JP4148103B2 - 通信ケーブル吊架具及び通信ケーブル吊架方法 - Google Patents

通信ケーブル吊架具及び通信ケーブル吊架方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信ケーブル吊架具及び通信ケーブル吊架方法に関するものである。
同軸ケーブル、光ケーブル、丸ケーブル等の各種通信ケーブルの電柱への吊架方法として、図9に示すように、電柱200同士の間に鋼製の吊線(メッセジャーワイヤ)202を架設し、その吊線202に平行にかつスパイラルに延びるいわゆるスパイラルハンガーと呼称されるケーブル支持線203の中空203aに各種通信ケーブル204を通線する方法がある。
この場合、通信ケーブル204を取り付ける吊線202以外にケーブル支持線203を使用するので、それだけ作業手順が増えて面倒になるという問題がある。
そこで、図10に示すように吊線306a’を被覆材で被覆してなる吊線部分306aと光ファイバー306b’を被覆材で被覆してなる通信ケーブル部分306bとを予め一体化して形成した吊線付きケーブル306を用い、この吊線付きケーブル306を、図11に示すように電柱200に装着される金具、いわゆる装柱308や引留具310を介して電柱間で吊架する吊架工法が提案されている。この場合、吊線に通信ケーブルがすでに取り付けられている状態にあるので、既述のように吊線に通信ケーブルを取り付ける手間は省ける。しかしながらこの場合次のような問題がある。
すなわち、電柱200に吊線付きケーブル306を取着するに当たり、吊線部306a及び通信ケーブル306bを一部で分離した状態にし(図12参照)、当該状態の吊線付きケーブル306のうち前記分離された吊線部分306aを引留具310に巻き付け(図11参照)、当該引留具310を電柱200の前記装柱308に掛止することで吊線付きケーブルを吊架するが、この時、通信ケーブルが光ファイバーでできたものであると、これを大きな曲率でり折り曲げたりすることは光ファイバーの材質上無理がある。
また吊線部分306aを引留具310に巻き付けると、その分、通信ケーブル部分306bが吊線部分306aよりも長くなるため、通信ケーブル部分306bを湾曲させても支障のない小さな曲率で通信ケーブル部分306bを湾曲させる必要が生じる(図11参照)。
ところが、当該湾曲部分306b”をカラス等の野鳥が営巣を行う際に巣材の対象とし、その嘴で通信ケーブル部分306bを折り曲げてしまうという鳥害を招来したり、他の通信ケーブルの取付作業の邪魔になったりするという問題があった。
また、電柱間に吊線付きケーブル306を吊架する場合、図13に示すように繰り出しドラム(図示せず)から吊線付きケーブル306を作業者が繰り出すようになっているが、ケーブル306を送り出し易くするために、各電柱200にはケーブル306をガイドする金車と呼ばれる繰り出しローラ314が取り付けられている。この繰り出しローラ314を経由して吊線付きケーブル306が電柱間に吊架される。
図14は繰り出しローラ314の全体斜視図である。図14に示すように、繰り出しローラ314は、鼓状のローラ部318と、ローラ部318の両端を回転自在に支持する二股状をした脚部320とからなる。吊線付きケーブル306はローラ部318に当接した状態で送り出されるが、ケーブル306がローラ部318から外れると、ケーブル306が、ローラ部318の端部318aと脚部320との間の隙間Sに挟まってしまい(図1
4の二点鎖線参照)ケーブル306の繰り出しができなくなってしまったり、ケーブル306が断芯してしまうといった虞があった。
本発明はこのような実情に鑑みて為されたものであり、その解決しようとする課題は、通信ケーブルを用いて吊架する場合において、通信ケーブルを湾曲させる必要がなく、かつ吊架を簡単かつ確実に実行することができるケーブルの吊架技術を提供することにある。
そこで、本発明では、次の手段を採用した。
(1)すなわち、本発明の通信ケーブル吊架具は、電柱間に通信ケーブルを吊架するにあたり、前記通信ケーブルを前記電柱に取り付けるための通信ケーブル吊架具であって、繊維材からなり、前記通信ケーブルの少なくとも一部分を包み込み前記通信ケーブルの長手方向に伸縮自在になるように前記繊維材を編組して形成される筒状部と、当該筒状部の伸縮動作を補助する補助部であって、前記筒状部の長手方向に、両端が当該筒状部から突出する長さで挿入される金具とを有することを特徴とする。
本発明の通信ケーブル吊架具によれば、筒状部に吊線付きケーブルを挿入する時は、筒状部を収縮させた状態とし、この状態で吊線付きケーブルを入れ、ケーブル挿通後は筒状部を伸張させる。筒状部を収縮させた状態では、筒状部は短くなるため、吊線付きケーブルを通し易い。また吊線付きケーブルを筒状部に入れた後は筒状部を伸張し、筒状部によって保持される吊線付きケーブルの範囲を拡大する。
筒状部を収縮した時に筒状部の内径が大きくなるようにして筒上部を形成しておけば、筒状部に対する吊線付きケーブルの出し入れが容易になる。また、筒状部を伸張した時には、筒状部に吊線付きケーブルを入れた後の内径が筒状部に挿入されている吊線付きケーブルに当接した状態でケーブルを包み込める程に筒状部の内径が小さくなるよう筒状部を形成すれば、吊線付きケーブルは筒状部によって安定して保持される。よって、これまで吊線付きケーブルを吊架する時に必要とされていた引留具の代わりとなる。但し単なる代用品ではない。筒状部は吊線と通信ケーブルの両方を一度に保持できるので、これまでのように吊線部分と通信ケーブル部分とを裂く必要がないため、それだけ作業効率が向上するからであり、また、通信ケーブルを湾曲させる必要がないので、従来技術で述べたような鳥害を被ることも、また他の通信ケーブルの取付作業等の邪魔にもならないからである。
また、筒状部の伸縮動作を補助する補助部を有するので、筒状部の伸縮作業が簡便になる。よって、高所作業の効率化を図れる。
さらに、筒状部の中に吊線付きケーブルを通した状態で筒状部に対して吊線付きケーブルを移動することも可能であるから、金車として兼用することも可能である。
加えて、ケーブルの本数が多い場合でも、内径の大きな筒状部を用意すれば、一つのケーブル吊架具で複数のケーブルを一束にまとめられる。このため、ケーブルの増加に合わせて電柱に装柱や引留具を増やす必要がなく、よってシンプルで見た目もよくなる。
(2)前記筒状部は、超高分子量ポリエチレンを原料にする繊維材形成したものが好適である。
超高分子量ポリエチレンは、強度・弾性・衝撃吸収性、柔軟性・耐摩耗性・耐光性に優れているので、風雪や温度差による悪影響にも十分耐えることができる。
(3)前記金具は前記電柱に掛止するための掛止部を有する針金であると好適である。針金であるから軽量化を図れ、持ち運びに便利である。また掛止部により電柱へ簡単に引っ掛けることができる。
)前記掛止部は、前記針金をその中央部で輪っか部とし、当該輪っか部を、前記筒状部から突出させたものにすると電柱の装柱への掛止が簡単にできて好適である。
)前記筒状部に内嵌される管体を有するようにしてもよい。
吊架するケーブルの本数の多寡に拘わらず管体の内周面に沿ってケーブルを押し込めばケーブルは管体に案内されて送られるので、金車を使用していた場合に生じ得る、ケーブルの繰り出しが抑制されてしまうことを防止できる。
)また、本発明は、このような通信ケーブル吊架具を用いた通信ケーブルを電柱に取り付ける通信ケーブル吊架方法でもある。
本発明の通信ケーブル吊架方法によれば、通信ケーブル吊架具に既述した作用効果があるので、通信ケーブルを湾曲させる必要がなく、かつ吊架を簡単かつ確実に実行できる。()本発明の通信ケーブル吊架方法の具体的なステップとして、次のようなステップがある。
(i)通信ケーブル吊架具の筒状部を補助部に沿って中央側に寄せて収縮させるステップ。
(ii)この状態で通信ケーブルを筒状部に挿入するステップ。
(iii)その後筒状部を伸張させて、筒状部で通信ケーブルを包み込むステップ。
(iv)通信ケーブルを包み込んだ通信ケーブル吊架具を電柱に取り付けるステップ。
本発明の通信ケーブル吊架具によれば、通信ケーブルを用いて吊架する場合において、通信ケーブルを湾曲させる必要がなく、かつ吊架を簡単かつ確実に実行できる。
以下、本発明の実施の形態(以下、実施形態)を添付した図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信ケーブル吊架具1を用いて吊線付きケーブル306を電柱200に取着した状態を示す正面図である。
図2は通信ケーブル吊架具1が伸張した状態にある時の斜視図である。
通信ケーブル吊架具1は、8本の超高分子量ポリエチレンを原料にする繊維材1a,1a・・・を編組して長手方向に伸縮自在な中空円筒形状をしたものであり、その表面には繊維材1a,1a・・・の編組により幾何模様が形成されているように見える。この実施形態では長手方向及び周方向に菱形が規則的に羅列するように繊維材1a,1a・・・を編組したものを筒状部3として示す。
繊維材1a,1a・・・の各々は、それらの両端部が、2本一組で結合され、編組が解けないようにされている。超高分子量ポリエチレンは、強度・弾性・衝撃吸収性、柔軟性・耐摩耗性・耐光性に優れた材質を有する。
また、筒状部3には、筒状部3の伸縮動作を補助する補助部として、中央部が輪っか部5aとされ、当該輪っか部5aが、筒状部3の外部に突出された状態でかつ他の部分が前記筒状部3の長手方向に延びるようにされた針金5が挿入されている。また針金5の両端5bは折り返されている。前記輪っか部5aは、通信ケーブル吊架具1を電柱200の装
柱308に掛止する部位である(図1、6参照)。
筒状部3は、図3に示すように、これを収縮した時にはその中に吊線付きケーブル306を容易に挿入できる程に内径が大きくなるように、また伸張した時には図2に示すようにその内径が小さくなって筒状部3が吊線付きケーブル306に当接状態で包み込めるように、繊維材1a,1a・・・を編組してある。また、筒状部3は、伸張した時の状態と収縮した時の状態とをそれぞれ維持可能になるように編組してもよい。
次にこのような構成のケーブル吊架具1を用いて、電柱間に吊線付きケーブル306を吊架するにあたり、前記通信ケーブル部分306b及び通信ケーブル部分306bを支持する吊線部分306aを予め一体化して形成した吊線付きケーブル306を電柱200に取り付ける通信ケーブル吊架方法について作業者が行う手順を述べる。なお、吊線部分306a及び通信ケーブル部分306bは共にそれぞれ吊線306a’及び光ファイバー306b’を被覆材で覆ったものをいうが、これらを吊線および通信ケーブルということがある。
(1)通信ケーブル吊架具1の筒状部3を針金5に沿ってその中央側にある輪っか部5aまで寄せて収縮させる(図1,図3参照)。この時、筒状部3は、その内径が伸張時よりも大きくなる。
(2)この状態で吊線付きケーブル306を筒状部3に挿入する(図4参照)。
(3)作業者が力を抜き筒状部3の収縮状態を解除すると、筒状部3を構成する繊維材1a,1a・・・の弾性により、筒状部3が収縮前の元の状態に延び、筒状部3の内径が小さくなって筒状部3内に吊線付きケーブルを包含するようになる(図5参照)。
(4)吊線付きケーブルを包含した通信ケーブル吊架具1を作業者がしごいてさらに伸張させ、筒状部3の内径を一層小さくする。この状態で電柱200に取り付けてある装柱308に通信ケーブル吊架具1を取り付ける。この時、輪っか部5aを装柱308のフック308aに掛止し、吊線付きケーブル306の電柱200への取り付け作業を終了する(図6参照)。
次に作用効果を述べる。
既述のように、通信ケーブル吊架具1の筒状部3に吊線付きケーブル306を挿入する時は、筒状部3を収縮させた状態とし(図3参照)、この状態で吊線付きケーブル306を入れ(図4参照)、ケーブル挿通後は筒状部3を伸張させるが(図5参照)、筒状部3を収縮させた状態では、筒状部3は短くかつ内径が大きくなるため、吊線付きケーブル306を通し易い。
また吊線付きケーブル306を筒状部3に入れた後は、筒状部3を伸張させて、筒状部3の内径を小さくし、筒状部3によって保持される吊線付きケーブル306の範囲を拡大すると、筒状部3と吊線付きケーブル306との当接量が増大し、筒状部3と吊線付きケーブル306との間の摩擦抵抗が増大するので、筒状部3と吊線付きケーブル1との結合力が高まり筒状部3に吊線付きケーブル306が安定して保持される。この状態で電柱200に取り付けてある装柱308に通信ケーブル吊架具1を取り付けることによって、これまで吊線付きケーブル306を吊架する時に必要とされていた引留具310の代わりとなる。但し単なる代用品ではない。筒状部3は吊線部分306aと通信ケーブル部分306bの両方を一度に保持できるので、これまでのように吊線部分306aと通信ケーブル部分306bとを図12のように裂く必要がなく、それだけ作業効率が高まる。また、通信ケーブル部分306bを湾曲させる必要がないので、鳥害を被ることも、また他の通信ケーブルの取付作業等の邪魔にもならない。
また、筒状部3の伸縮動作を補助する補助部として針金5を有し、針金5に沿って筒状部3を伸縮させることができるので、筒状部3の伸縮作業が簡便になる。よって作業の効
率化を図れる。
さらに、筒状部3の中を吊線付きケーブル306を通した状態で筒状部3に対して吊線付きケーブル306を移動することも可能であるから、通信ケーブル吊架具1を金車の代わりに使用することができる(図7)。
加えて、多数のケーブルを吊架する場合でも、内径が元々大きな筒状部3を用意することで、一つの通信ケーブル吊架具1で多数のケーブルを一束にまとめられる。このため、電柱200に装柱や引留具を増やす必要がなく、吊架状態がシンプルで見た目にもよい。
また、補助部として針金を用いているので軽量化を図れるため、持ち運びに便利である。
さらに金車代わりとして通信ケーブル吊架具1を用いる場合、筒状部3に管体5Aを内嵌することも考えられる(図8参照)。この場合、吊架するケーブルの本数の多寡に拘わらず管体5Aの内周面にケーブルを当接させた状態でケーブルを押し込めば、ケーブルは管体5Aに案内されて送られるようになるので、金車を使用していた場合に生じ得るケーブルの繰り出しが抑制されてしまうことを防止でき、効率よい作業が可能となる。
筒状部3の編組材である繊維材1aは、超高分子量ポリエチレン製であり、超高分子量ポリエチレンは、強度・弾性・衝撃吸収性、柔軟性・耐摩耗性・耐光性に優れているので、風雪にも十分耐えることができ、また外気の温度差によるケーブルへの悪影響を受けることもない。
そして、繊維材1aを編組したので、繊維材は相互に密に組み合せられるため、変形性がよいのは勿論、形状維持性も高い。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の通信ケーブル吊架具を用いて吊線付きケーブルを電柱に取着した状態を示す正面図である。 本発明の通信ケーブル吊架具を伸張した状態にある時の斜視図である。 本発明の通信ケーブル吊架具を収縮した状態にある時の斜視図である。 図3の状態の通信ケーブル吊架具に吊線付きケーブルを挿入する直前の斜視図である。 通信ケーブル吊架具に吊線付きケーブルを挿入し終えた状態を示す斜視図である。 吊線付きケーブルを挿入し終えた通信ケーブル吊架具を電柱の装柱に掛止した状態を示す斜視図である。 電柱間に吊線付きケーブルを本発明の通信ケーブル吊架具を用いて吊架している作業現場の状態を示す図である。 補助部に管体を用いた場合を示す図である。 従来のケーブル吊架工法の一例を示す図である。 吊線付きケーブルの一部を拡大して示す斜視図である。 吊線付きケーブルを用いた従来のケーブル吊架工法の一例を示す図である。 吊線付きケーブルの吊線部分と通信ケーブル部分とを裂いた状態を示す図である。 電柱間に吊線付きケーブルを金車を用いて吊架している作業現場の状態を示す図である。 金車と吊線付きケーブルとの問題点を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 通信ケーブル吊架具
1a 繊維材
3 筒状部
5 針金
5A 管体
5a 輪っか部
5b 針金の端部
200 電柱
202 吊線
203 ケーブル支持線
203a 中空
204 通信ケーブル
306 吊線付きケーブル
306a 吊線部分
306a’ 吊線
306b 通信ケーブル部分
306b’ 光ファイバー
306b”湾曲した通信ケーブル部分
308 装柱
308a フック
310 引留具
312 繰り出しドラム
314 繰り出しローラ
318 ローラ部
318a ローラ部の端部
320 脚部
S 隙間

Claims (7)

  1. 電柱間に通信ケーブルを吊架するにあたり、前記通信ケーブルを前記電柱に取り付けるための通信ケーブル吊架具であって、
    繊維材からなり、前記通信ケーブルの少なくとも一部分を包み込み前記通信ケーブルの長手方向に伸縮自在になるように前記繊維材を編組して形成される筒状部と、
    当該筒状部の伸縮動作を補助する補助部であって、前記筒状部の長手方向に、両端が当該筒状部から突出する長さで挿入される金具とを有することを特徴とする通信ケーブル吊架具。
  2. 前記筒状部は、超高分子量ポリエチレンを原料にする繊維材形成したことを特徴とする請求項1に記載の通信ケーブル吊架具。
  3. 前記金具は前記電柱に掛止するための掛止部を有する針金であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信ケーブル吊架具。
  4. 前記掛止部は、前記針金をその中央部で輪っか部とし、当該輪っか部を、前記筒状部から突出させたものであることを特徴とする請求項記載の通信ケーブル吊架具。
  5. 前記筒状部に内嵌される管体を有することを特徴とする請求項2記載の通信ケーブル吊架具。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかに記載の通信ケーブル吊架具を用いて通信ケーブルを電柱に取り付ける通信ケーブル吊架方法。
  7. 次の(1)〜(4)のステップを有する請求項に記載の通信ケーブル吊架方法。
    (1)通信ケーブル吊架具の筒状部を補助部に沿って中央側に寄せて収縮させるステップ。
    (2)この状態で通信ケーブルを筒状部に挿入するステップ。
    (3)その後筒状部を伸張させて、筒状部で通信ケーブルを包み込むステップ。
    (4)通信ケーブルを包み込んだ通信ケーブル吊架具を電柱に取り付けるステップ。
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