JP2008271684A - 高圧ケーブル保持体、高圧ケーブルの架線構造、及び高圧ケーブルの架線方法 - Google Patents

高圧ケーブル保持体、高圧ケーブルの架線構造、及び高圧ケーブルの架線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特別高圧架空電線路用の送電線として重量が大きい絶縁被覆ケーブルを使用する場合に、電力線の地上高を高くすることなく、鉄塔間に架線される絶縁被覆ケーブルの弛み防止、及び耐久性確保を実現することができる高圧ケーブル保持体、高圧ケーブルの架線構造、及び高圧ケーブルの架線方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一本の絶縁被覆高圧ケーブルCを保持した状態で複数の支持塔T間に架線する絶縁材料から成る高圧ケーブル保持体1であって、絶縁被覆高圧ケーブルの外周を包囲する可撓性を有した絶縁包囲体2と、該絶縁包囲体の長手方向に沿って一体化された絶縁補強部材10と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は特別高圧架空電線路用の送電線として裸撚り線に代えて絶縁被覆ケーブルを使用することを可能とする高圧ケーブル保持体、高圧ケーブルの架線構造、及び高圧ケーブルの架線方法に関する。
3万Vを超える電流を通すために使用する特別高圧架空電線路用の送電線としては従来から裸撚り線が使用されているが、絶縁被覆がない裸撚り線が樹木等の送電線近接物と近接することにより感電事故や電気火災が発生することを防止するために、樹木等との間に一定の離隔距離を確保すべきことが法令で定められている。
このため、従来の裸撚り線を使用した特別高圧架空電線路には、以下のような問題があった。即ち、まず、樹木等との接触による事故や火災を防止するために、広範囲に渡って線下樹木の伐採が求められており、伐採に要する費用及び労力が莫大なものとなっている。また、伐採しないで済むように線下樹木との離隔距離を確保しようとすれば、電力線地上高を高くしなければならないが、この場合には高鉄塔を使用する必要があり、建設費が増大するばかりでなく、雷撃を受けやすくなるという問題がある。さらに、樹木の伐採や高鉄塔化は、自然の景観美を悪化させるためできるだけ回避する必要性がある。
このような不具合に対処するためには特別高圧架空電線路用の送電線として絶縁被覆ケーブルを使用することが有効であるが、高圧になればなるほど絶縁被覆ケーブル径が増大して重量が増えるため、自重や、通電時の発熱による膨張によってケーブルに弛みが発生したり、鉄塔側の支持強度を高める必要が生じる。鉄塔間に架線された絶縁被覆ケーブルが弛みを起こして垂れ下がり部の高さ位置が低下すると、その分だけ使用する鉄塔を高くして垂れ下がり部と地上との間の距離を確保する必要が生じるため、鉄塔のコストが高くなる。重量が大きい絶縁被覆ケーブルを直接鉄塔に設けた腕金等によって係止すると係止箇所に過大な負荷が掛かって絶縁被覆が損傷する虞がある。従って、特別高圧架空電線路用の送電線として絶縁被覆ケーブルを使用する場合には、ケーブルが弛んだり、ケーブルに張力が加わることによってケーブルの局所に過負荷がかかることがないように配慮する必要がある。
このようなところから従来は鉄塔間に予め架線した金属ワイヤによって絶縁被覆ケーブルを支持させつつ架線する構造が採られている。しかし、10万V程度の特別高圧用の絶縁被覆ケーブルは更に高重量となるので、金属ワイヤによって支持したとしても弛みが発生する。
なお、特別高圧地中送電線路用の送電線としては絶縁被覆ケーブルを使用しているため、高電圧にも拘わらず送電線近接物との間での離隔距離の確保は不要であるとされている。
特許文献1、2には支持柱間に張った支持線から吊り下げたローラに架空ケーブルを通してから架空ケーブルを牽引し、その後架空ケーブルを支持柱に固定するようにした架空ケーブルの布設方法において、複数本の架空ケーブル(単心ケーブル)に対してメッセンジャーワイヤを沿わせた状態でこれらの外周面にラッシングワイヤを螺旋状に巻き回して固定した構成が開示されている。
しかし、ラッシングワイヤにより束ねられた各架空ケーブルは支持柱の腕金等により直接係止されるため、このような架線構造を特別高圧架空電線路用の絶縁被覆ケーブルに適用した場合には、ケーブルの自重によって絶縁被覆が損傷する虞は解消されないし、各架空ケーブルはラッシングワイヤ内で緊密に保持されており自由に変位できる構造ではないため、ケーブルの自重や熱膨張による弛みが十分に吸収緩和される余地がなく、絶縁被覆の耐久性の劣化が早くなる。
特開2006−87251公報 特開2006−87252公報
特別高圧架空電線路用の送電線として従来の裸撚り線に代えて絶縁被覆ケーブルを使用することにより、樹木間距離を確保したり、線下樹木の伐採が必要となったり、電力線の地上高を高くするために高価な高鉄塔を建設する等の必要がなくなるが、重量が大きい絶縁被覆ケーブルを使用する場合には、鉄塔間に架線される絶縁被覆ケーブルの弛み防止、及び耐久性確保を十分に配慮した支持構造が必要とされる。しかし、これらの要求を満たすに足るケーブル支持構造はこれまで提案されていない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、特別高圧架空電線路用の送電線として重量が大きい絶縁被覆ケーブルを使用する場合に、電力線の地上高を高くすることなく、鉄塔間に架線される絶縁被覆ケーブルの弛み防止、及び耐久性確保を実現することができる高圧ケーブル保持体、高圧ケーブルの架線構造、及び高圧ケーブルの架線方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る高圧ケーブル保持体は、少なくとも一本の絶縁被覆高圧ケーブルを保持した状態で複数の支持塔間に架線する絶縁材料から成る高圧ケーブル保持体であって、前記絶縁被覆高圧ケーブルの外周を包囲する可撓性を有した絶縁包囲体と、該絶縁包囲体の長手方向に沿って一体化された絶縁補強部材と、を備えたことを特徴とする。
重量物である絶縁被覆高圧ケーブルを架空電線路用に使用する場合には直接支持塔によって支持することは困難である。何らかの保持部材によって高圧ケーブルを保持した状態で支持塔に係止したとしても高圧ケーブルに過大な荷重がかかる支持構造は採用することができない。本発明では、絶縁包囲体によって高圧ケーブルを変位可能な状態で保持する一方、支持塔に対する係止は絶縁補強部材を介して行うので、高圧ケーブルに対する負荷が最小限で済むこととなる。本発明の高圧ケーブル保持体は、絶縁材料から成るため、雷を導きにくいというメリットを有する。高圧ケーブルの弛みによる垂れ下がりがなくなるため、架線する高さについても樹木等との関係を配慮する必要が少ないため、高い鉄塔等を使用する必要がなくなり、コスト増を抑えることができる。
請求項2の発明は、前記絶縁包囲体は、前記絶縁被覆高圧ケーブルの長手方向に沿ってその外周に添設される可撓性を有した帯状の絶縁ネットであり、前記絶縁補強部材は該絶縁ネットの幅方向両端縁に沿って夫々固定された絶縁線材であることを特徴とする。
絶縁ネットに絶縁線材を一体化した構成とすることにより、架線時に高圧ケーブルと高圧ケーブル保持体を同時に送り出しながらケーブル包囲体を形成することができる。
請求項3の発明は、請求項1において、前記絶縁包囲体は、前記絶縁被覆高圧ケーブルの長手方向に沿ってその外周を包囲する可撓性を有した筒状の絶縁包囲体であることを特徴とする。
予め筒状に構成された絶縁包囲体内に高圧ケーブルを挿通するように構成することにより、構成をシンプル化することができる。
請求項4の発明は、請求項3において、前記筒状の絶縁包囲体は、スパイラルハンガーであることを特徴とする。
従来から知られているスパイラル状に線材を構成した筒体であるスパイラルハンガーを絶縁包囲体として用い手も良い。
請求項5の発明に係る高圧ケーブル架線構造は、請求項1乃至4に記載の絶縁包囲体内に前記高圧ケーブルを保持した状態で、前記絶縁補強部材を前記各支持塔により支持することにより前記絶縁被覆高圧ケーブルを前記各支持塔間に架線したことを特徴とする。
高圧ケーブルの重量等により発生する荷重は絶縁補強部材が受けるため、高圧ケーブルに対して直接荷重に由来したダメージが及ぶことがない。
請求項6の発明は、請求項5において、前記各支持塔によって前記各絶縁補強部材を支持する際に使用する支持手段として、該各絶縁補強部材に対して着脱自在に固定されるクランプと、該クランプを各支持塔に連結する連結部材と、を用いたことを特徴とする。
請求項7の発明に係る高圧ケーブルの架線方法は、請求項1乃至4に記載された高圧ケーブル保持体を用いて前記高圧ケーブルを複数の支持塔間に架線する方法であって、前記各支持塔間に吊金用ロープを架線する吊金用ロープ架線工程と、前記吊金用ロープよりも下方の各支持塔適所に設けたローラ間に延線用ロープを進退自在に架線する延線用ロープ架線工程と、前記高圧ケーブルの端部から長手方向に沿って順次前記絶縁包囲体によって包囲することによってケーブル包囲体を形成するケーブル包囲体形成工程と、前記ケーブル包囲体の先端部に前記延線用ロープを固定する端部固定工程と、前記吊金用ロープによってその長手方向にスライド自在に支持したスライド吊り下げ部材により前記ケーブル包囲体の適所を支持して吊り下げ状態とする吊り下げ工程と、前記延線用ロープを延線方向へ引き出すことにより、前記ケーブル包囲体を前記スライド吊り下げ部材により吊り下げつつ前記ローラに沿って延線するケーブル包囲体延線工程と、前記沿線工程終了後に、前記ケーブル包囲体の適所を各支持塔に設けた係止部材に仮止め係止する仮止め係止工程と、前記スライド吊り下げ部材を回収する回収工程と、前記ケーブル包囲体を前記係止部に固定する固定工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、絶縁被覆高圧ケーブルを直接支持塔間に架線するのではなく、ハンモック状、或いは筒状の絶縁包囲体によって包囲したケーブル包囲体を構築し、この絶縁補強部材を鉄塔により支持するようにしたので、高圧ケーブルに対して直接負荷が掛かることがなくなり、高圧ケーブルの自重や熱膨張に起因した弛み(垂れ下がり)を防止し、その耐久性を高めることができる。高圧ケーブルには自重による張力は加わるが、架線することによって新たに張力が加わることがなくなる。このため、絶縁被覆が損傷を受けることが少なくなる。高圧ケーブルと絶縁包囲体とは一体化されている訳ではないので、仮に高圧ケーブルが通電等による発熱により膨張収縮してもスペース的な余裕があるので、伸縮が許される。
絶縁包囲体及び絶縁補強部材として、延びが少なく、強度の高い絶縁性、且つ軽量の材料を使用することにより、電線の弛みをより確実に防止することができる。また、高圧ケーブル保持体を絶縁性の材料から構成するため、落雷を誘導することがなくなる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係る高圧ケーブル保持体の構成を示す展開図、高圧ケーブルを包囲した状態を示す斜視図、及び端面図であり、図2は支持塔にケーブル包囲体を吊り下げた状態(ケーブルの架線状態)を示す図である。
高圧ケーブル保持体1は、絶縁被覆高圧ケーブルCを複数の支持塔(鉄塔)T間に架線するための手段であり、この例では3本の絶縁被覆高圧ケーブルCを保持した状態で複数の支持塔T間に跨って配設される。
高圧ケーブル保持体1は、束ねられた高圧ケーブルCの長手方向に沿ってその外周を包囲して保持する可撓性を有した絶縁包囲体2と、絶縁包囲体2の長手方向に沿って一体化された絶縁補強部材10と、を備えている。
この例では、絶縁包囲体2は、各高圧ケーブルCの長手方向に沿ってその外周に添設される可撓性を有した帯状の絶縁ネット2Aであり、絶縁補強部材10は絶縁ネット2Aの幅方向両端縁に沿って夫々固定された絶縁線材(絶縁ロープ)10Aである。絶縁ネット2Aは、例えば高絶縁性及び可撓性を備え、且つ高強度、軽量のケプラー繊維を用いて形成されたネット状のシートを所要幅を有した帯状体として構成したものである。絶縁線材10Aについても例えばケプラー繊維を用いて構成する。帯状の絶縁ネット2Aの幅方向両端縁に沿って絶縁線材10Aを一体化することによりハンモック形状、或いは担架形状を有した高圧ケーブル保持体1が構築される。
ケプラー繊維は、金属ワイヤー並の強度を備え、直径20〜25mmのケプラー繊維ワイヤから成るネットであっても絶縁被覆高圧ケーブルから加わる荷重に対して十分な強度を維持できる。しかも絶縁性を有しているために雷を誘導することがなく、しかも軽量であるために支持塔に加わる負荷を更に減少することができる。更にケプラー繊維は伸びが少ないため、重量物の支持手段として適している。
この絶縁包囲体2は包囲対象物としての高圧ケーブルをその長手方向全長に亘って(或いは、場合によっては部分的に)保持する長尺体であり、後述するようにケーブルドラムに類したドラムに巻き付けた状態で保管、運搬され、架線時にはドラムから引き出されることによって使用される。
なお、以下においては、高圧ケーブルCと、この高圧ケーブルを保持した高圧ケーブル保持体1を併せてケーブル包囲体Uと称する。
このケーブル包囲体Uは、その長手方向に所定のピッチで後述するクリップを用いて2本の絶縁線材10Aを固定することにより絶縁ネットからケーブルが離脱することを防止できる。
図1(b)(c)に示すように絶縁ネット2Aによって高圧ケーブルCの外周面に接触してこれらを包囲した状態で、2本の絶縁線材10Aを並行に近接させた状態で図2に示したクランプ21によって挟圧保持することにより各高圧ケーブルは高圧ケーブル保持体1によって保持された状態となる。
即ち、高圧ケーブルCを保持した高圧ケーブル保持体1は、支持手段20によって支持塔Tに吊り下げられる。或いは、支持塔Tに設けた図示しない腕金によって高圧ケーブル保持体1を支持するように構成してもよい。
支持手段20は、絶縁線材10Aに着脱してこれを挟圧保持するクランプ21と、クランプ21を鉄塔Tの適所に連結する連結部材30と、を備えている。連結部材30としては、例えば金属ロッド、金属チェーン、ロープ等を用いる。
クランプ21は絶縁線材10Aを挟圧保持する構成であり、高圧ケーブルCを直接保持する訳ではない。高圧ケーブルCはあくまで絶縁ネット2Aにより包囲されて保持されている。従って、高圧ケーブルCの重量と、高圧ケーブルにかかる張力は、絶縁ネット2Aに分散されることとなり、高圧ケーブルの耐久性を高めることができる。また、絶縁ネット2Aにより包囲された複数の高圧ケーブルは互いに不動な状態で保持されている訳ではないため、高圧ケーブルの膨張収縮時に変位できるため、膨張収縮による応力が高圧ケーブルの局所に集中することがなくなり、絶縁被覆の劣化等を防止することができる。
図3(a)(b)(c)及び(d)は図2に示した支持手段の構成を示す正面図、斜視図、平面図、及び要部縦断面図である。
クランプ21は、2本の絶縁線材10Aの内側面(下側面)に接する内側片22と、絶縁線材10Aの外側面(上側面)に接する2つの外側片23と、各外側片23を内外方向(上下方向)へ進退自在に支持する長穴24aを備えたコ字状ブラケット24と、連結部材30の先端に着脱自在に支持された楔部材25等を備えている。
図3(d)に示すように内側片22の上面は2本の絶縁線材10Aの外面と密着し得るようにR状の凹所となっており、この凹所内に各絶縁線材10Aの下面を当接させた状態で、コ字状ブラケット24の両端部が内側片22の両端面と対向するように絶縁ネット2Aを間に挟んだ状態で位置決めし、絶縁ネットの網目を利用してボルト26によりブラケット両端部と内側片両端面間を連結一体化する。この組付け状態においては、上側片23は長穴24aを利用して上下動することができる。楔部材25はブラケット24の天井面と内側片23との間のスペース内に差し込まれた後で連結部材30の一端に固定される。連結部材30の他端部は鉄塔Tの適所に固定されるため、支持手段20によって高圧ケーブルCを保持した高圧ケーブル保持体1、即ちケーブル包囲体Uを吊り下げることにより、高圧ケーブルの重量によって楔部材25は上記スペース内に食い込み、外側片23を絶縁線材10A側に押圧して下側片22との間で絶縁線材を挟圧保持することが可能となる。
図2の例では、一つの鉄塔Tに対して支持手段20を2個使用してケーブル包囲体Uを吊り下げている。この際、高圧ケーブルの重量を含む荷重は絶縁ネットと絶縁線材に加わるため、高圧ケーブルに過大な負荷や張力が加わる虞がなくなる。
次に、図4(a)(b)及び(c)は本発明の他の実施形態に係る支持手段を鉄塔に吊り下げた支持状態を示す図、支持手段の斜視図、及び要部縦断面図である。
この実施形態に係る支持手段20は、2本の絶縁線材10Aを着脱自在に挟圧保持するクランプ21と、クランプ21と鉄塔Tとの間を連結する連結部材30と、を備えている。
クランプ21は、クランプ本体27と、クランプ本体27に固定した円弧筒状の固定支持片27aと、固定支持片27aに対して開閉自在に軸支された可動支持片27bとを備え、可動支持片27bを点線で示すように開放させた状態で各固定支持片27aによって各絶縁線材10Aを支持し、その後可動支持片27bを閉じることによりクランプが終了する。クランプ本体27の上面中央部から上方に延びた連結片27cは連結部材30に対して連結する手段である。
このようにクランプ21によって2本の絶縁線材10Aを挟圧保持した状態で連結片27cから延びる連結部材30によって鉄塔Tから吊り下げることにより、ケーブル包囲体Uを架線することが可能となる。
この実施形態に係る支持手段20においても、高圧ケーブルの重量を含む荷重は絶縁ネット2Aと絶縁線材10Aに加わるため、高圧ケーブルに対して直接過大な負荷や張力が加わる虞がなくなる。
次に、図5、図6及び図7に基づき、本願発明の高圧ケーブル保持体を用いて高圧ケーブルを各支持塔間に架線する方法について説明する。
この例では支持塔としての鉄塔T1〜T5間に、絶縁被覆された高圧ケーブルCを架線する手順を説明している。
図5(a)は各支持塔T1〜T5間に吊金用ロープ40を架線する吊金用ロープ架線工程を示している。
各鉄塔の頂部には金車41が配置されており、鉄塔T1側の地上には吊金用ロープ40を保持した送り出し用のドラム40Aが配置され、鉄塔T5側の地上には吊金用ロープを引き取るためのドラム40Bが配置されている。ドラム40Aから送り出された吊金用ロープ40は各鉄塔T1〜T5の上部に設けた金車41に順次挿通されつつ、ドラム40Bによって引き取られることにより架線される。吊金用ロープの架線終了後に各鉄塔に対して吊金用ロープを固縛し、不要箇所を切断することにより、架線を終了する。
なお、鉄塔T5側の地上適所には、高圧ケーブル保持体1を巻回し保持したドラム45と、高圧ケーブルCを巻回し保持したドラム46を適時設置しておく。
図5(b)は吊金用ロープ40よりも下方の各支持塔適所に回転自在に支持した各ローラ(金車)50間に延線用ロープ51を進退自在に架線する延線用ロープ架線工程を示している。
この工程では、鉄塔T1側の地上には延線用ロープ51を保持した送り出し用のドラム51Aが配置され、鉄塔T5側の地上には延線用ロープを引き取るためのドラム51Bが配置されている。ドラム51Aから送り出された延線用ロープ51は各鉄塔T1〜T5に設けたローラ50に順次挿通されつつ、ドラム51Bによって引き取られることにより架線される。この段階では、鉄塔T5に対して延線用ロープ51を仮止めしておく。
次いで、図5(c)に示したケーブル包囲体形成工程では、ドラム45から高圧ケーブル保持体1を引き出すと同時にドラム46から高圧ケーブルCを引き出すことによりケーブル包囲体Uを順次形成してゆく。即ち、ドラム46から引き出された高圧ケーブルCの端部から長手方向に沿って順次、ドラム45から引き出された高圧ケーブル保持体1を構成する絶縁ネット2Aによって包囲してゆくことにより、ケーブル包囲体Uを形成して行く。
更に図5(c)中の端部固定工程に示すように、ケーブル包囲体Uの先端部に連結具52を用いて延線用ロープ51を連結する。即ち、連結具52はその一端に延線用ロープ51を固定すると共に、連結具52の他端部に対しては絶縁線材10A、及びケーブルCを夫々適当な手段により固定する。このように連結具52を介して延線用ロープ51に対してケーブル包囲体Uの一端部を固定した状態で、ドラム51Aを巻き取り方向へ回転させることにより、図6(d)乃至(g)の吊り下げ工程及びケーブル包囲体延線工程に示すように、延線用ロープ51によってケーブル包囲体Uが順次引き出され、ローラ50上に沿って架線される。
なお、図5(c)中に示すように2本の絶縁線材10Aの適所をクリップ11により綴じておくことにより、ケーブル包囲体Uの保形性を高めることができる。
次に、図6(d)(e)は吊金用ロープ40によってその長手方向にスライド自在に支持したスライド吊り下げ部材55によりケーブル包囲体Uの適所を支持して吊り下げ状態とする吊り下げ工程、及びケーブル包囲体延線工程を示している。スライド吊り下げ部材55は、吊金用ロープ40に係合して回転移動する吊金車56と、吊金車56から下方へ伸びる吊りワイヤ57と、吊りワイヤ57の下端部により支持されたホルダ58とから構成される。スライド吊り下げ部材55は、ケーブル包囲体Uを鉄塔T5側から引出す過程において所定のピッチにて順次吊金用ロープ40に供給されることにより、ケーブル包囲体Uの適所を順次ホルダ58によって保持しつつ、鉄塔T1に向けて案内する。この際、吊金車56は、各鉄塔Tの頂部に配置された金車41をかわしつつ前進する。
なお、各スライド吊り下げ部材55の適所、この例では吊りワイヤ57に対して回収用ロープ60を固定しておき、スライド吊り下げ部材55の前進方向への移動に連れて、回収用ロープ用のドラム60Aから回収用ロープ60が引き出されてゆくように構成する。
図6(f)(g)は鉄塔T5から鉄塔T1にかけてケーブル包囲体Uを延線する作業が完了した状態を示している。(f)の状態ではケーブル包囲体Uの始端部を鉄塔T1の適所に固定する。(g)では始端部を鉄塔T1に固定したケーブル包囲体Uを張り上げてローラ50から離脱させ、他の鉄塔T2〜t5に設けた腕金(係止部)に仮止めする。この張り上げ作業によって、ケーブル包囲体Uをそれまで保持していたホルダ58からケーブル包囲体が離脱した状態となり、スライド吊り下げ部材55を回収することが可能となる。
図7(h)はスライド吊り下げ部材55を回収する工程を示しており、ドラム60Aを駆動して回収用ロープ60を巻き取ることによって吊金用ロープ40に沿って全てのスライド吊り下げ部材55を回収する。
図7(i)はスライド吊り下げ部材55を回収した後に各鉄塔間に残された仮止め状態にあるケーブル包囲体Uの弛度を調整したのち、図3,或いは図4に示した支持手段20を構成するクランプ12を用いてケーブル包囲体Uの適所を固定してから連結部材30によって各鉄塔に吊り下げる。この作業により各鉄塔間における緊線が完了する。
以上のような手順を実施することにより、絶縁包囲体2内に高圧ケーブルCを包囲した状態で絶縁補強部材10を各鉄塔によって支持することにより、高圧ケーブルを各支持塔間に架線した高圧ケーブルの架線構造を構築することができる。
なお、吊金用ロープ40は、別途、避雷用の架空地線(GW)に引き替える。
図8(a)(b)は、図5、図6及び図7の手順によって鉄塔間に架線され、各鉄塔T1、T5によって夫々支持された高圧ケーブルCの両端部を引出して接続処理する方法を夫々示している。
図8(a)の例では、鉄塔T1の適所にケーブルヘッド(碍子等)70を設置し、近接配置された鉄構71とケーブル包囲体U中の高圧ケーブルCの一端部との間を裸線72にて接続している。一方、鉄塔T2と、鉄塔T2の近傍にある鉄構75との間を裸線76により接続すると共に、高圧ケーブルCの他端部はケーブルジャンパ77として結線する。
図8(b)は各鉄塔T1,T2により支持されたケーブル包囲体U中の高圧ケーブルCの各端部を地下埋設ケーブルに接続する例を示している。
上記各実施形態では、高圧ケーブル保持体1を絶縁ネット(絶縁包囲体)と絶縁線材から成るハンモック状の構成とした例を示したが、これは一例に過ぎない。例えば、図9に示すように絶縁包囲体として当初から可撓性を有した筒状に構成されたものを用い、この絶縁包囲体2の周面に長手方向へ延びる絶縁補強部材(絶縁線材)10を一体化した構成としてもよい。
絶縁包囲体2は例えば上記各実施形態と同様に、ネット状、或いは螺旋状(スパイラルハンガー状)に構成したケプラー繊維を筒状に成形し、この絶縁包囲体2に対して絶縁補強部材10を一体化することにより高圧ケーブル保持体1としたものであり、この高圧ケーブル保持体1内に高圧ケーブルCを挿通して支持することによりケーブル包囲体Uを構築することができる。
この絶縁包囲体2を用いて高圧ケーブルCを鉄塔間に架線する場合には、予め内部にケーブル引出し用ロープを挿通した状態にある高圧ケーブル保持体1を、図5、及び図6に示した如き手順により各鉄塔間に差し渡して各鉄塔に固定する。次いで、絶縁包囲体内を貫通するケーブル引出し用ロープの後端部にケーブルCを固定した状態で、該ケーブル引出し用ロープを引っ張ることにより絶縁包囲体2内にケーブルCを通線することができる。
以上のように本発明の高圧ケーブル保持体1によれば、絶縁被覆した高圧ケーブルを直接支持塔間に架線するのではなく、ハンモック状、或いは筒状の絶縁包囲体によって包囲したケーブル包囲体を構築し、この絶縁補強部材10を鉄塔に対して直接、或いは間接的に支持するようにしたものである。従って、高圧ケーブルに対して直接負荷が掛かることがなくなり、高圧ケーブルの自重や熱膨張に起因した弛み(垂れ下がり)を防止し、その耐久性を高めることができる。このような架線構造を採ることにより、高圧ケーブルには自重による張力は加わるが、架線することによって新たに張力が加わることがなくなる。このため、絶縁被覆が損傷を受けることが少なくなる。高圧ケーブルと絶縁包囲体とは一体化されている訳ではないので、仮に高圧ケーブルが通電等による発熱により膨張収縮してもスペース的な余裕があるので、伸縮が許される。
特に、絶縁包囲体及び絶縁補強部材として、延びが少なく、強度の高い絶縁性、且つ軽量の材料を使用することにより、電線の弛みをより確実に防止することができる。また、高圧ケーブル保持体1を絶縁性の材料から構成するため、落雷を誘導することがなくなる。
(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係る高圧ケーブル保持体の構成を示す展開図、高圧ケーブルを包囲した状態を示す斜視図、及び端面図である。 図2は支持塔にケーブル包囲体を吊り下げた状態(ケーブルの架線状態)を示す図である。 (a)(b)(c)及び(d)は図2に示した支持手段の構成を示す正面図、斜視図、平面図、及び要部縦断面図である。 (a)(b)及び(c)は本発明の他の実施形態に係る支持手段を鉄塔に吊り下げた支持状態を示す図、支持手段の斜視図、及び要部縦断面図である。 (a)(b)及び(c)は本願発明の高圧ケーブル保持体を用いて高圧ケーブルを各支持塔間に架線する方法の説明図である。 (d)乃至(g)は図5の架線方法の続きを説明する図である。 (h)及び(i)は図6の架線方法の続きを説明する図である。 (a)(b)は、図5、図6及び図7の手順によって鉄塔間に架線され、各鉄塔によって夫々支持された高圧ケーブルの両端部を引出して接続処理する方法を示す図である。 他の実施形態に係る高圧ケーブル保持体の構成説明図である。
符号の説明
1…高圧ケーブル保持体、2…絶縁包囲体、2A…絶縁ネット、10…絶縁補強部材、10A…絶縁線材、11…クリップ、12…クランプ、20…支持手段、21…クランプ、22…下側片、22…内側片、23…外側片、23…内側片、24…ブラケット、24a…長穴、25…楔部材、26…ボルト、27…クランプ本体、27a…固定支持片、27b…可動支持片、27c…連結片、30…連結部材、40…吊金用ロープ、40A…ドラム、40B…ドラム、41…金車、45…ドラム、46…ドラム、50…ローラ、
51…延線用ロープ、51A…ドラム、51A…ドラム、51B…ドラム、52…連結具、56…吊金車、57…ワイヤ、58…ホルダ、60…回収用ロープ、60A…ボビン、71…鉄構、72…裸線、75…鉄構、76…裸線、77…ケーブルジャンパ。

Claims (7)

  1. 少なくとも一本の絶縁被覆高圧ケーブルを保持した状態で複数の支持塔間に架線する絶縁材料から成る高圧ケーブル保持体であって、
    前記絶縁被覆高圧ケーブルの外周を包囲する可撓性を有した絶縁包囲体と、該絶縁包囲体の長手方向に沿って一体化された絶縁補強部材と、を備えたことを特徴とする高圧ケーブル保持体。
  2. 前記絶縁包囲体は、前記絶縁被覆高圧ケーブルの長手方向に沿ってその外周に添設される可撓性を有した帯状の絶縁ネットであり、前記絶縁補強部材は該絶縁ネットの幅方向両端縁に沿って夫々固定された絶縁線材であることを特徴とする高圧ケーブル保持体。
  3. 前記絶縁包囲体は、前記絶縁被覆高圧ケーブルの長手方向に沿ってその外周を包囲する可撓性を有した筒状の絶縁包囲体であることを特徴とする請求項1に記載の高圧ケーブル保持体。
  4. 前記筒状の絶縁包囲体は、スパイラルハンガーであることを特徴とする請求項3に記載の高圧ケーブル保持体。
  5. 請求項1乃至4に記載の絶縁包囲体内に前記絶縁被覆高圧ケーブルを保持した状態で、前記絶縁補強部材を前記各支持塔により支持することにより前記絶縁被覆高圧ケーブルを前記各支持塔間に架線したことを特徴とするケーブル保持体を用いた高圧ケーブルの架線構造。
  6. 前記各支持塔によって前記各絶縁補強部材を支持する際に使用する支持手段として、該各絶縁補強部材に対して着脱自在に固定されるクランプと、該クランプを各支持塔に連結する連結部材と、を用いたことを特徴とする請求項5に記載の高圧ケーブルの架線構造。
  7. 請求項1乃至4に記載された高圧ケーブル保持体を用いて前記複数の支持塔間に架線する方法であって、
    前記各支持塔間絶縁被覆に吊金用ロープを架線する吊金用ロープ架線工程と、
    前記吊金用ロープよりも下方の各支持塔適所に設けたローラ間に延線用ロープを進退自在に架線する延線用ロープ架線工程と、
    前記絶縁被覆高圧ケーブルの端部から長手方向に沿って順次前記絶縁包囲体によって包囲することによってケーブル包囲体を形成するケーブル包囲体形成工程と、
    前記ケーブル包囲体の先端部に前記延線用ロープを固定する端部固定工程と、
    前記吊金用ロープによってその長手方向にスライド自在に支持したスライド吊り下げ部材により前記ケーブル包囲体の適所を支持して吊り下げ状態とする吊り下げ工程と、
    前記延線用ロープを延線方向へ引き出すことにより、前記ケーブル包囲体を前記スライド吊り下げ部材により吊り下げつつ前記ローラに沿って延線するケーブル包囲体延線工程と、
    前記沿線工程終了後に、前記ケーブル包囲体の適所を各支持塔に設けた係止部材に仮止め係止する仮止め係止工程と、
    前記スライド吊り下げ部材を回収する回収工程と、
    前記ケーブル包囲体を前記係止部に固定する固定工程と、
    を備えたことを特徴とする高圧ケーブルの架線方法。
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