JP4147952B2 - 情報提供システム、センターシステム、情報提供方法及び移動情報通信端末 - Google Patents
情報提供システム、センターシステム、情報提供方法及び移動情報通信端末 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報のダウンロードを要求する移動情報通信端末に対し、情報センターからネットワークを介して情報のダウンロードを提供する情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを利用した情報提供システムとして外部サーバが保持する地図データを、ネットワークを介してダウンロードするものがある。従来におけるこのような情報提供システムとしては外部サーバが地図データを送信する際の通信可能エリアと通信不能エリアの情報を、地図データと共に車載端末に送信することにより、地図の描画が途切れないような送信をするネットワーク型ナビゲーションシステムがある(例えば特許文献1)。このシステムによれば車両側のナビゲーションシステムから外部サーバに自車位置のデータが送信された後は、上記サーバで、サーバ内部の記憶部が有する通信可能・通信不能エリアの情報から、自車位置前方の通信可能・通信不能エリアを検索し、通信不能エリアに入る前に、当該通信不能エリアの地図データもあわせて配信することにより、自車両で地図の描画が途切れないダウンロードをする。
【0003】
【特許文献1】
特開2002-54939号公開公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この技術では車両の現在位置から所定距離内に通信不能地点があるか否かを判断するのみの構成となっており、ダウンロード完了に必要な時間と通信不能地点に到達する時間を考慮していないため、当該システムが車両走行中に使用された場合、通信不能地点に入る前にダウンロードが完了するか否かわからず必要な地図データの受信ができない事態が想定される。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決すべく、ユーザへ地図やアプリケーションなどの情報を提示する際にアプリケーションなどの提示のみでなく、アプリケーションに対応したダウンロードの可否を判断し、あわせてその可否を情報通信端末に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、移動体である移動情報通信端末と、前記移動情報通信端末からのダウンロード要求に応じて情報を提供するセンターシステムとを備える。
そして、前記センターシステムが、前記移動情報通信端末から送信される当該移動情報通信端末の現在位置を示す現在位置データに基づき、移動情報通信端末の移動予定エリアを特定し、特定された前記移動予定エリア内において、前記移動情報通信端末と通信可能な通信可能エリアを検索し、検索された前記通信可能エリアにおける前記移動情報通信端末の通過時間を算出し、前記移動情報通信端末に提供可能な複数の情報それぞれのデータ容量、検索された前記通信可能エリアにおける通信環境、前記通信可能エリアにおけるデータ転送速度から、情報のダウンロードに要する時間であるダウンロード時間を各情報ごとに算出し、算出された前記通過時間と、算出された各情報ごとの前記ダウンロード時間とをそれぞれ比較し、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を判断し、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を示す判断結果を前記移動情報通信端末に送信し、前記移動情報通信端末が、前記センターシステムによって送信された前記判断結果を受信し、受信された前記判断結果を提示することによって実現する。
【0007】
【発明の効果】
本発明により、センターシステムから通信端末の移動予定エリア内における各アプリケーションのダウンロードの可否に関する判断結果、ダウンロード可能エリアといったデータを取得することができる。これにより、ユーザはダウンロードの途中で通信が切断されるといった煩わしい事態を回避し、効率のよいアプリケーションのダウンロードを実現し、快適な通信環境を確保することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる情報提供システムの実施例として図5に示すように情報端末を搭載した車両305がP点上の道路301等をA方向に向かって移動し、ネットワークを介して、センターシステムからアプリケーションとしてニュースや音楽といったエンターテイメントに関するコンテンツなどの情報をダウンロードする場合を想定して説明する。
【0009】
第1の実施例である情報提供システムの概略構成図を図1に示す。本実施例のシステムは、車両情報通信端末100と、その通信端末の接続先であり、アプリケーションなどの情報の提供を行うセンターシステム200から構成される。
【0010】
車載情報通信端末100は、制御部101、送受信部102、車両データ取得部110などを備えている。制御部101はセンターシステム200に対してアプリケーションのダウンロード可否データの要求や、データ送信の指令やメモリ103への記憶などを行う。送受信部102は、センターシステム200とデータを送受信する機能を有する。通信形態としては限定されることはなく、ISDN回線とPBX、ADSLとADSLモデム、一般加入者回線、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式携帯電話、PDC方式携帯電話、PHS、DSRC等のいずれであってもよい。車両データ取得部110はセンターシステム200に送信する車両データを取得する。車両データとしてはナビゲーション装置120が取得したデータである自車位置データ、目的地データ、走行経路データがあり、また車輪速センサーからパルス波形で出力される車速信号から取得される車速データなどがある。
【0011】
表示部106は上記のアプリケーションのメニュー表示の他、ダウンロードの可否判断データを提示する手段として用いられる。ダウンロードの可否判断データ提示手段としては他に音出力部107を備えている。これらの機器は専用部品である必要はなく、ナビゲーションなどの車載モニタやカーオーディオのスピーカと兼用であってもよい。
【0012】
次にセンターシステム200の構成を説明する。センターシステム200は制御部201、送受信部202、アプリケーション別属性データベース205などを備えている。制御部201は種々のデータの送受信を行うほか、後述するダウンロード可否判断部210を有する。
【0013】
アプリケーション別属性データベース205は、ダウンロード可否の判断を行うアプリケーション毎のデータ容量データ、ダウンロード完了までの通信回数データなどを属性データとして有する。なお、本実施例ではダウンロードを行うときのアプリケーションを提供するアプリケーションサーバ204とは別に構成されてあるが一体に構成されていてもよい。
【0014】
交通状況データ取得部206はVICS(Vehicle Information and Communication System)から渋滞情報等といった交通状況に関するデータ、主に特定区間での車速データを取得する。
【0015】
通信状況データ取得部207は、車両が移動する予定の各エリアが通信可能か否かについてデータを取得する。尚、通信状況は走行時と停止時では通信状況に変化があり、走行時と停止時では通信可能エリアと通信不能エリアは必ずしも一致しないので走行状態に対応した通信状況データを取得する。
【0016】
また、センターシステム200は移動予定エリアの特定や通信可能エリア検索のための道路地図データベース208を有している。このデータは車載情報通信端末100の道路地図データベース105と同一のものでなくてもよく、通信可能エリアなどの認識が可能なものであればよい。
【0017】
本実施例におけるアプリケーションのダウンロード可否判断のフローチャートを図3、4に示す。図3は車載情報通信端末100のフローチャートを示す。
【0018】
最初のステップとして車載情報通信端末100の制御部101がアプリケーションのダウンロード可否データ取得をリクエストする(S101)。本実施例においてはリクエストするタイミングはユーザが要求するのではなくエンジン始動時、車載情報通信端末利用開始時といったタイミングにおいて自動的にダウンロード可否判断を行う。よって、個別のアプリケーションについての可否判断を行うのではなく、通信が可能な場合にダウンロードできる全てのアプリケーションについて、ダウンロード可否データが要求される。次いで車載情報通信端末100は、車両データ取得部110から自車位置データ等を取得し(S102)、送受信部102を介してセンターシステム200に接続する(S103)。そして、ダウンロード可否データの取得リクエストと共に車両データをセンターシステム200に送信する(S104)。
【0019】
その後、センターシステム200にてアプリケーションのダウンロード可否判断がされると、情報通信端末100に判断されたデータを送信するので、情報通信端末100はアプリケーションのダウンロード可否データを取得し(S105)、ユーザに提示する(S106)。ここでダウンロード可否データにはアプリケーション毎のダウンロード可能か否かといったデータの他、アプリケーション毎にダウンロード可能なエリアと関連づけたデータも含まれる。この場合でのユーザへのデータ提示は、例えば図9に示すように、ナビゲーション装置120により表示される地図にアプリケーション毎にダウンロード可能か否かのデータが提示される。
【0020】
また、本実施例では複数のアプリケーションのダウンロード可否データを取得することが前提となる。提示方法としてはアプリケーションをダウンロード取得する際の選択メニュー画面上にてダウンロード可能なアプリケーションのメニューのボタンは通常の表示にし、ダウンロード不能なアプリケーションのメニューボタンはメニューボタンを網掛け表示等としダウンロード不能表示であることを明示する。更に提示方法は視覚に限定されるものではなく、メニュー選択時にダウンロード不能の場合あってはスピーカ107から警告音を鳴らしたり、ボタンに可変する反力の設定やボタンへの振動などによる操作感覚に特徴を与える等の手段を用いてもよい。いずれの場合にあてもユーザはアプリケーション毎のダウンロード可否について容易に把握することができる。
【0021】
次に図4にセンターシステム200のフローチャートを示す。まず、センターシステム200は、車載情報通信端末100からの接続要求により送受信部202を介して車載情報通信端末100と接続する(S201)。接続されると車載情報通信端末100から車両の現在位置データとダウンロード可否データがリクエストされたことを受信する(S202)。次いでアプリケーションのダウンロードの可否判断を行うステップ(S203〜S214)となり、以下は図2に示す制御部201に含まれるダウンロード可否判断部210にて行われる。
【0022】
まずダウンロード時間TAと比較する移動予定エリア内の通過時間を算出する(S203〜S206)。以下のステップは図5を用いて説明する。車両データとして受信した現在の自車両305の位置データPを基に、移動予定エリア特定部211が車両移動予定エリア306を特定する(S203)。移動予定エリア306は、通信可能エリア検索の検索態様に応じたものであればよく、本実施例では図5に示すように自車位置データから一定範囲内と設定する。次いで通信可能エリア検索部212によって、移動予定エリア306内での通信可能エリアを検索する(S204)。移動予定エリア内に複数の通信可能エリアが存在する場合には自車位置から近い順にL0,L1…Ln…Lmと設定する。図5では通信不能エリア304を除いたエリアLnが通信可能エリアとなる。この通信可能エリアLnでのダウンロードの可否の判定に用いるデータとして各エリアに車速データ取得部213にて車速データを取得する(S205)。この車速データとしては車載情報通信端末100が車両データとして取得した車速データや交通状況データ取得部206から求められる平均車速データがある。このように複数の取得手段から車速データを取得する場合には、予め車速データ取得の優先順位を決めておくことにより精度の高い判断が可能となる。例えば現在自車が走行しているエリアが通信可能エリアである場合には車載情報通信端末100が取得した車両データを用い、高速道路では優先的にVICS情報等の渋滞データなどに付随する車速データを用いる形態がある。そして、取得した車速データに基づき、通過時間算出部214が各通信可能エリアLnの車両通過時間TM(n)を算出する(S206)。
【0023】
続いてダウンロード時間算出のステップに移行する。アプリケーション属性データ検索部215によってアプリケーション別属性データベース205からダウンロード可否判断の対象となるアプリケーションのデータ容量等の属性データを検索する(S207)。検索した属性データを基にダウンロード時間算出部216によってダウンロードに要する時間TAを算出する(S208)。ここでダウンロード時間の算出にあたってはステップS204にて検索した通信可能エリアにおける通信環境、データ転送速度を考慮する必要がある。具体的には1つのアプリケーションのダウンロード時間を算出する場合であっても、通信可能エリアごとにデータ転送速度が異なる場合には複数のダウンロード時間を算出することとなる。尚、アプリケーションが複数のファイルに分割されている場合のダウンロード時間はファイル毎に算出される。
【0024】
そして比較・判断部217によって、ステップS208にて算出したダウンロード時間TAとステップS206にて算出された車両通過時間TM(n)とを比較し、ダウンロードの可否の判断をする(S210)。ここで比較・判断は通信可能エリアLn毎に行われるため、最初の比較・判断はn=1から開始する(S209)。車両通過時間TM(n)がダウンロード時間TAより大きい場合は、エリアLnをダウンロード可能エリアと判定し(S211)、逆に小さい場合は、エリアLnはダウンロード不能エリアと判定する(S212)。続いて他の通信可能エリアにてダウンロードが可能か否かについての判定を行うため、nの値をn=n+1として(S213)、次のエリアによる判定を繰り返し行う。全ての通信可能エリアにおいてダウンロードの判断を終えると(S214)、エリアLnごとのダウンロード可否データがメモリ203に記憶され(S215)、車載情報通信端末100に送信される(S216)。
【0025】
このフローチャートでは、1つのアプリケーションに対してダウンロードの可否判断を行う場合について説明するが、本実施例では複数のアプリケーションを対象とするので複数回判断を行う。この場合、データ容量の大きいアプリケーションから順にダウンロード可否判断を行う。ダウンロードが可能であることが判定された際にはそのアプリケーションのデータ容量より小さいアプリケーションはダウンロード可能であるとして可否判断を省略することができ、システムとしての負担を軽減することが可能となる。なお、本実施例でエリアLnにてダウンロード可能と判断した後においても他のエリアにてダウンロード可否を判断しているが、ダウンロード可能と判断した場合には終了してもよい。
【0026】
本実施例においては、通信可能エリアの通過時間とアプリケーションのダウンロードに要する時間を比較することにより、アプリケーションのダウンロードの可否が判別される。これによりユーザはダウンロード可能なアプリケーションの把握が可能となり、ダウンロードの途中で通信が切断されるといった煩わしい事態を回避し、快適な通信環境を実現する。
【0027】
第2の実施例について説明する。本実施例の情報提供システムの概略構成を図6に示す。本実施例は車載情報通信端末100がアプリケーション種別データ管理部108を有している点において第1実施例と異なる。アプリケーション種別データ管理部108はダウンロードの可否データの要求が可能なアプリケーションのメニューを管理し、ダウンロード可否データの取得をアプリケーション毎にメニューから特定することができる。本実施例の構成によればユーザがダウンロード可否データをリクエストする他、アプリケーションサーバ204からアプリケーションそのもののダウンロードを要求した際、自動的にダウンロード可否判断データを取得することも可能となる。この場合、ユーザへのダウンロード可否の提示は、ダウンロード可能な場合にはダウンロードを開始することにより、ダウンロード不能な場合には地図上にダウンロード可能な走行エリアを表示することにより行われる。
【0028】
また、本実施例におけるユーザのリクエスト形態としては直接アプリケーションを特定するほか、ニュース等のようにユーザが定期的にダウンロードを希望するアプリケーションについては、所定の間隔でダウンロード可否データを取得するように設定する形態も含まれる。
【0029】
本実施例によれば、全てのアプリケーションではなく、特定のアプリケーションについての可否判断を行うことにより、ダウンロード可否判断を行うセンターシステムの処理負担を軽減することができ、処理の効率化を図ることができる。
【0030】
第3の実施例について説明する。本実施例の情報提供システムは実施例1、2と同様の構成を備え、移動端末の移動予定エリアを特定する方法において特徴を有する。図5を用いて本実施例を説明する。前述の実施例では移動予定エリア306は車両305の位置データPから一定範囲内として特定するのに対し、本実施例ではナビゲーション装置120にてユーザが指定した目的地から推定される走行経路データにより移動予定エリアを特定する。目的地としてXを設定した場合には、前述の実施例で移動予定エリアとして含まれていた道路303などは含まれなくなり、移動予定エリアは道路301となりダウンロード可否判断を実施する。特に図5のように下り線301と上り線302が離れた道路であって、かつ通信不能エリア304が上下線で異なる場合には、目的地設定により走行経路が高精度で予測され進行方向も確定されるので移動予定エリアは道路301のみと判断される。よって、無駄な処理判断を無くすことができ、処理負担の軽減を図ることができる。
【0031】
また、本実施例にあってはその可否判断結果を車載情報通信端末100のメモリ103もしくはセンターシステムのメモリ203に記憶させることにより、検索前に過去の走行履歴から同じ移動予定エリアとして既に可否判断行った走行経路であって、アプリケーションの属性データが同じ場合には可否判断を省略することができ、処理負担の軽減を図ることができる。
【0032】
第4実施例について説明する。
【0033】
図7は第4の実施例である情報提供システムの概略構成図を示している。本実施例は車載情報通信端末100がダウンロード可否の判断を行うことを特徴とする。
【0034】
車載情報通信端末100は、実施例1の構成の他、車載情報通信端末100にてダウンロード可否の判断を行うため、制御部101にダウンロード可否判断部109や、アプリケーション別属性データベース117などを有している。
【0035】
本実施例における車載情報通信端末100におけるダウンロード可否の判断のフローチャートを図8に示す。車載情報通信端末100とセンターシステム200の通信がダウンロード可否判断においては不要である点が異なるが、それ以外については図4に示す実施例1のセンターシステムのフローチャートと同様である。
【0036】
本実施例の車載情報通信端末100によれば端末のみによって、アプリケーションのダウンロードの可否に関するデータを取得することができ、通信ができない環境下においても判断をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る情報提供システムの概略構成図である。
【図2】図1、6、7中の制御部201に含まれるダウンロード可否判断部210の構成図である。
【図3】第一実施例における車載情報通信端末100のダウンロード可否判断フローチャートである。
【図4】第一実施例におけるセンターシステム200のダウンロード可否判断フローチャートである。
【図5】本発明に係る情報提供システムの実施例を説明するである。
【図6】本発明の第二実施例に係る情報提供システムの概略構成図である。
【図7】本発明の第四実施例に係る情報提供システムの概略構成図である。
【図8】第四実施例における車載情報通信端末100のダウンロード可否判断フローチャートである。
【図9】地図上の通信可能エリアに、受信可能なアプリケーションを表示する例である。
【符号の説明】
100・・・車載情報通信端末、101・・・制御部(車載情報通信端末)、102・・・送受信部(車載情報通信端末)、103・・・メモリ(車載情報通信端末)、105・・・道路地図データベース(車載情報通信端末)、106・・・表示部、107・・・音出力部、108・・・アプリケーション種別データ管理部、109・・・ダウンロード可否判断部
110・・・車両データ管理部、111・・・車速データ取得部、112・・・自車位置データ取得部、113・・・目的地データ取得部、114・・・走行経路データ取得部
120・・・ナビゲーション装置
200・・・センターシステム、201・・・制御部(センターシステム)、202・・・送受信部(センターシステム)、203・・・メモリ(センターシステム)、204・・・アプリケーションサーバ、205・117・・・アプリケーション別属性データベース、206・115・・・交通状況データ取得部、207・116・・・通信状況データ取得部、208・・・道路地図データベース
210・・・ダウンロード可否判断部、211・・・移動予定エリア特定部、212・・・通信可能エリア検索部、213・・・車速データ取得部、214・・・通信時間算出部、215・・・アプリケーション属性データ検索部、216・・・ダウンロード時間算出部、217・・・比較・判断部
301・・・道路(下り線)、302・・・道路(上り線)、303・・・道路(走行経路外)、304・・・通信不能エリア、305・・・車両、306・・・移動予定エリア
A・・・車両の進行方向、Ln・・・通信可能エリア(n=1〜m)P・・・車両の位置データ、X・・・目的地
Claims (7)
- 移動体である移動情報通信端末と、前記移動情報通信端末からのダウンロード要求に応じて情報を提供するセンターシステムとを備える情報提供システムにおいて、
前記センターシステムは、
前記移動情報通信端末に提供可能な複数の情報を記憶したサーバ手段と、
前記移動情報通信端末から送信される当該移動情報通信端末の現在位置を示す現在位置データに基づき、移動情報通信端末の移動予定エリアを特定する移動予定エリア特定手段と、
前記移動予定エリア特定手段によって特定された移動予定エリア内において、前記移動情報通信端末と通信可能な通信可能エリアを検索する通信可能エリア検索手段と、
前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける前記移動情報通信端末の通過時間を算出する通過時間算出手段と、
前記移動情報通信端末に提供可能な各情報のデータ容量、前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける通信環境、前記通信可能エリアにおけるデータ転送速度から、情報のダウンロードに要する時間であるダウンロード時間を各情報ごとに算出するダウンロード時間算出手段と、
前記通過時間算出手段によって算出された通過時間と、前記ダウンロード時間算出手段によって算出された各情報ごとのダウンロード時間とをそれぞれ比較し、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を判断する比較・判断手段と、
前記比較・判断手段によって判断された、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を示す判断結果を前記移動情報通信端末に送信する送信手段とを有し、
前記移動情報通信端末は、
前記センターシステムの送信手段によって送信された前記判断結果を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された判断結果を提示する判断結果提示手段とを有すること
を特徴とする情報提供システム。 - 前記センターシステムは、前記通信可能エリア内での前記移動情報通信端末の移動速度を示す移動速度データを取得する移動速度データ取得手段を有し、
前記通過時間算出手段は、前記移動速度データ取得手段によって取得された移動速度データに基づき、前記通過時間を算出すること
を特徴とする請求項1記載の情報提供システム。 - 前記通過時間算出手段は、移動速度データ取得手段が複数存在する場合、各移動速度データ取得手段によって取得される移動速度データの性質と移動端末の移動状況とに応じて設定された優先順位に基づき、前記通過時間を算出する際に用いる移動速度データを選択すること
を特徴とする請求項2記載の情報提供システム。 - 前記移動情報通信端末は、現在位置から、指定された目的地までの移動経路を推定する移動経路推定手段を有し、
前記センターシステムの移動予定エリア特定手段は、前記移動情報通信端末の移動経路推定手段によって推定された移動経路を示す移動経路データに基づき、前記移動情報通信端末の移動予定エリアを特定すること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報提供システム。 - 移動体である移動情報通信端末と、前記移動情報通信端末からのダウンロード要求に応じて情報を提供するセンターシステムとを備える情報提供システムの情報提供方法におい て、
前記センターシステムは、
前記移動情報通信端末から送信される当該移動情報通信端末の現在位置を示す現在位置データに基づき、移動情報通信端末の移動予定エリアを特定する移動予定エリア特定ステップと、
特定された前記移動予定エリア内において、前記移動情報通信端末と通信可能な通信可能エリアを検索する通信可能エリア検索ステップと、
検索された前記通信可能エリアにおける前記移動情報通信端末の通過時間を算出する通過時間算出ステップと、
前記移動情報通信端末に提供可能な複数の情報それぞれのデータ容量、検索された前記通信可能エリアにおける通信環境、前記通信可能エリアにおけるデータ転送速度から、情報のダウンロードに要する時間であるダウンロード時間を各情報ごとに算出するダウンロード時間算出ステップと、
算出された前記通過時間と、算出された各情報ごとの前記ダウンロード時間とをそれぞれ比較し、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を判断する比較・判断ステップと、
前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を示す判断結果を前記移動情報通信端末に送信する送信ステップとを有し、
前記移動情報通信端末は、
前記センターシステムによって送信された前記判断結果を受信する受信ステップと、
受信された前記判断結果を提示する判断結果提示ステップとを有すること
を特徴とする情報提供方法。 - 移動体である移動情報通信端末と、前記移動情報通信端末からのダウンロード要求に応じて情報を提供するセンターシステムとを備える情報提供システムの前記センターシステムにおいて、
前記移動情報通信端末に提供可能な複数の情報を記憶したサーバ手段と、
前記移動情報通信端末から送信される当該移動情報通信端末の現在位置を示す現在位置データに基づき、移動情報通信端末の移動予定エリアを特定する移動予定エリア特定手段と、
前記移動予定エリア特定手段によって特定された移動予定エリア内において、前記移動情報通信端末と通信可能な通信可能エリアを検索する通信可能エリア検索手段と、
前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける前記移動情報通信端末の通過時間を算出する通過時間算出手段と、
前記移動情報通信端末に提供可能な各情報のデータ容量、前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける通信環境、前記通信可能エリアにおけるデータ転送速度から、情報のダウンロードに要する時間であるダウンロード時間を各情報ごとに算出するダウンロード時間算出手段と、
前記通過時間算出手段によって算出された通過時間と、前記ダウンロード時間算出手段によって算出された各情報ごとのダウンロード時間とをそれぞれ比較し、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を判断する比較・判断手段と、
前記比較・判断手段によって判断された、前記移動情報通信端末に提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を示す判断結果を前記移動情報通信端末に送信する送信手段とを有すること
を特徴とするセンターシステム。 - 移動体である移動情報通信端末と、前記移動情報通信端末からのダウンロード要求に応じて情報を提供するセンターシステムとを備える情報提供システムの前記移動情報通信端末において、
前記センターシステムによって提供可能な複数の情報それぞれの属性データを記憶した データベースと、
当該移動情報通信端末の現在位置を示す現在位置データに基づき、移動情報通信端末の移動予定エリアを特定する移動予定エリア特定手段と、
前記移動予定エリア特定手段によって特定された移動予定エリア内において、前記センターシステムと通信可能な通信可能エリアを検索する通信可能エリア検索手段と、
前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける当該移動情報通信端末の通過時間を算出する通過時間算出手段と、
前記データベースに記憶された属性データのうち前記センターシステムによって提供可能な各情報のデータ容量、前記通信可能エリア検索手段によって検索された通信可能エリアにおける通信環境、前記通信可能エリアにおけるデータ転送速度から、情報のダウンロードに要する時間であるダウンロード時間を各情報ごとに算出するダウンロード時間算出手段と、
前記通過時間算出手段によって算出された通過時間と、前記ダウンロード時間算出手段によって算出された各情報ごとのダウンロード時間とをそれぞれ比較し、前記センターシステムによって提供可能な各情報ごとにダウンロードの可否を判断する比較・判断手段と、
前記比較・判断手段によって判断された、前記センターシステムによって提供可能な各情報ごとのダウンロードの可否を示す判断結果を提示する判断結果提示手段とを有すること
を特徴とする移動情報通信端末。
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