JP4147796B2 - 情報画像利用システム、情報画像管理サーバ、情報画像管理方法、及び、プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報画像利用システム、情報画像管理サーバ、情報画像管理方法、及び、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどのネットワークを介して相互接続されたコンピュータなどの情報処理装置間において行われる情報操作に関する。詳細には、本発明は、画像情報、操作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報、当該画像情報に係る情報の取り扱いを定める属性情報等をひとつの取り扱い単位とした「情報画像」を介して行われる情報画像利用システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般ユーザがコンピュータをネットワークへ接続し、ネットワークを介して各種情報を取得したり、情報をやり取りするためにネットワークを介してコンピュータ間で通信を行うことが日常的になってきている。ネットワークを介しての情報の授受、コンピュータ間の通信を円滑かつ容易に行うべく、種々のインタフェースが提案されている。例えば、いわゆるブラウザのしおり機能(ブックマーク)、通信ソフトウェアの通信先保持機能(アドレス帳)もネットワークを介しての情報の取得、情報の授受、通信を効率的に行うためのインタフェースといえる。
【0003】
また、インターネット上でのより効果的な情報の取得、通信の方法として、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とを1つの取扱い単位として処理する「情報画像」を用いる方法が提案されている。情報画像は、画像ファイルと複数の関連情報とを1つの取扱い単位として管理するので、管理がしやすい。
【0004】
このうち、ネットワークを介した機器の操作等に関しては、特開2001−92575号公報には、複数の機器の接続に係るGUIとして、接続機器に対応するアイコンをモニタに表示し、アイコンの表示形態を変更して機器の接続状態を表示することが示されている。
【0005】
また、特開2001−216713号公報には、操作機器が接続されたコンピュータ上で操作機器の接続状態をアイコンで表示し、また、操作機器の操作をアイコンで表示し(録画アイコン、再生アイコン、録画予約アイコン等)、操作者が簡単な操作で設定等を行うことが示されている。
【0006】
また、特開平10−188390号公報には、番組アイコンを録画機器の時間帯表示部にドラッグ&ドロップすることにより、録画予約を容易に行うことを図るものが示されている。
【0007】
さらに、情報へのアクセス権に関して、特開2000−253042号公報には、電子名刺に係る情報のアクセス権を管理するデータベースを設け、当該電子名刺の作成者が公開情報のアクセス権を設定する情報アクセス権管理システムが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような情報画像の利用の制限に関しては、情報画像のリンク先や通信先においてアクセス期間を制限したり情報提供内容を制限したりしている場合、機器の位置を特定し、機器操作、機器からの情報取得等を担う情報画像(機器情報画像)において、当該機器情報画像及び当該機器の利用等に係るアクセス権、利用制限等を詳細に設定して認証を行うことが困難であるという問題点がある。
【0009】
また、情報画像の複製等は一般に自由であり、それぞれの複製は同一のものである。従って、これら複製の取得者をそれぞれ区別できず、それらの取得者は、本来の情報画像の所有者と同様に、当該情報画像に係る利益を享受することができる。すなわち、情報画像の現実の所有者を把握することが困難であり、情報画像の所有者毎にアクセス権、利用制限等を設定することが困難であるという問題点がある。
また、情報画像が複数の利用項目(所定の動作)を有する場合、利用項目(所定の動作)毎にアクセス権、利用制限等を設定することが困難であるという問題点がある。
また、情報画像の提供後等、任意の時点において、アクセス権、利用制限等の設定の変更を行うことが困難であるという問題点がある。
【0010】
例えば、ユーザが所有する情報画像を友人等にメールに添付して送ったり、フレキシブルディスクに入れて持ち出したりすることを、情報画像提供側がユーザごとに制限し、管理する手段はなかった。また、1度ユーザに提供された情報画像は、情報画像提供後に、その利用期間を変更したり、所有制限の変更(例えば、提供時には他人に譲渡不可とされていたものを一定期間経過後には譲渡可にするというような変更)等をしたりすることはできなかった。また、情報画像提供者が特定のユーザに対してのみ、当該情報画像の利用を停止する手段はなかった。特に、複製等により情報画像を取得したユーザ等に対しては、その所有を把握することが困難であり、事後的事由による利用の停止等の措置を講ずることが著しく困難である。
【0011】
上記の特開2001−92575号公報に関しては、機器同士の接続をアイコンにより行うものであり、アクセス権の設定等による認証についての記載はない。
また、上記の特開2001−216713号公報に関しては、アイコンは、専ら、操作機器あるいは操作を示すものであり、アクセス権等の情報を含むものではない。更に、アイコンから機器等への接続制限や、認証に関する機能は無い。また、上記の特開平10−188390号公報に関しては、番組アイコンの使用制限や認証に関する機能についての言及はない。
【0012】
上記の特開2000−253042号公報に記載の情報アクセス権管理システムにおいて、電子名刺に係る情報のアクセス権を管理するデータベースが設けられているが、この電子名刺が担う主たる機能は、電子名刺に係る情報の公開(情報の参照機能)に限られ、当該電子名刺を介して情報の授受等を行うことについての言及がない。また、電子名刺の取得については、電子名刺作成者から個別に取得する方法しか記載が無く、情報提供の促進、人的ネットワークの拡大の促進の面で、柔軟性に欠ける。
【0013】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、機器の位置を特定し、ネットワークを介しての機器操作、機器からの情報取得等を担う情報画像(機器情報画像)において、当該機器情報画像を介しての機器操作、情報取得等に係るアクセス権、利用制限等を詳細に設定して認証を行うことが可能である、情報画像利用システム等を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、1又は複数の情報画像管理サーバと、1又は複数のフォルダ管理サーバと、ユーザ管理サーバと、1又は複数のクライアントとがネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とを1つの取扱い単位とした情報画像を介して、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器にアクセスする情報画像利用システムであって、(a)前記1又は複数の情報画像管理サーバは、前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像に所有者であるクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持する機器情報画像管理部を具備し、前記機器情報画像を介してアクセスする前記クライアントの指示に従ってコンテンツを取得し、当該コンテンツの識別子を含む特定情報を内包させてコンテンツ情報画像を作成して保持するコンテンツ情報画像管理部を具備し、(b)前記1又は複数のフォルダ管理サーバは、前記クライアントの識別子と前記クライアントが所有する前記機器情報画像の識別子とを関連付けるフォルダ管理テーブルを保持し、(c)前記ユーザ管理サーバは、前記クライアントの認証を行い、前記クライアントの識別子と前記フォルダ管理サーバとを対応付けるユーザ管理テーブルを保持し、(d)前記クライアントは、前記フォルダ管理サーバと通信を行い、当該クライアントが所有する前記機器情報画像を表示し、当該機器情報画像が内包する前記関連情報及び前記属性情報に基づいて前記所定の動作を行うことを特徴とする情報画像利用システムである。
【0015】
第1の発明では、1又は複数の情報画像管理サーバは、情報画像に機器の識別子(機器ID)を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像に所有者であるクライアントの識別子毎(所有者ユーザID)及び所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、第1の機器情報画像の識別子(マスタID)と第2の機器情報画像の識別子(シリアルID)とクライアントの識別子(所有者ユーザID)とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持する。
また、情報画像管理サーバは、機器情報画像を介してアクセスするクライアントの指示に従ってコンテンツを取得し、当該コンテンツの識別子(コンテンツID)を含む特定情報を内包させてコンテンツ情報画像を作成して保持する。
【0016】
また、1又は複数のフォルダ管理サーバは、クライアントの識別子(ユーザID)とクライアントが所有する情報画像の識別子(マスタIDまたはシリアルID)とを関連付けるフォルダ管理テーブルを保持する。
また、ユーザ管理サーバは、クライアントの認証を行い、クライアントの識別子(ユーザID)とフォルダ管理テーブルとを対応付けるユーザ管理テーブルを保持する。
【0017】
クライアントは、フォルダ管理サーバと通信を行い、当該クライアントが所有する機器情報画像を表示し、当該機器情報画像が内包する関連情報及び属性情報に基づいて所定の動作を行う。
【0018】
また、情報画像管理サーバは、第2の機器情報画像の所有者が変更されると(フォルダ管理テーブルの内容が変更されると)、当該変更を機器情報画像管理テーブルに反映し、この機器情報画像管理テーブルに基づいて第2の機器情報画像を所有するクライアントの識別子を抽出する。従って、情報画像管理サーバは、第2の機器情報画像の所有者を常時把握することができる。
この所有者の抽出の指示は、機器(情報画像管理サーバ)に直接入力するようにしてもよいし、当該機器の所持者(当該機器の管理者等)がクライアントからネットワークを介して行うようにしてもよい。前者の場合、情報画像管理サーバは、機器の表示部等に抽出結果を表示したり、後者の場合、情報画像管理サーバは、当該クライアントに抽出結果を送信したりする。
【0019】
また、情報画像管理サーバは、第2の機器情報画像が内包する属性情報の変更、第2の機器情報画像の削除の指示を受けると、この指示に基づいて機器情報画像管理テーブルを更新する。
情報画像管理サーバは、機器情報画像管理テーブルの更新内容をフォルダ管理サーバに送信し、フォルダ管理サーバは、送信された更新内容に基づいて、フォルダ管理テーブルを更新する。
従って、情報画像管理サーバは、機器情報画像管理テーブルの内容を更新することにより、第2の機器情報画像が内包する属性情報の変更、第2の機器情報画像の削除等を行うことができる。
上記の第2の機器情報画像が内包する属性情報の変更、第2の機器情報画像の削除等の指示は、機器(情報画像管理サーバ)に直接入力するようにしてもよいし、当該機器の所持者(当該機器の管理者等)がクライアントからネットワークを介して行うようにしてもよい。
【0020】
「機器」は、コンピュータ、情報携帯端末、携帯電話、電化製品、各種機器等であり、上述の情報画像管理サーバを有するものであり、さらに、クライアントの機能を有するものであってもよい。
「ネットワーク」とは、インターネットに代表されるように、所定のプロトコルに応じてフォーマットされた情報データを双方向に流通させることが可能なものである。また、ネットワークは、無線、有線を問わない。
【0021】
「情報画像」とは、画像情報、操作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報等をひとつの取り扱い単位としたもので、ネットワーク上での伝送等の作業が単一の取り扱い処理で実現できるようになっているものである。尚、情報画像は、「マスタ情報画像」と「コピー情報画像」とに分けられる。「第1の情報画像」は「マスタ情報画像」に相当し、「第2の情報画像」は「コピー情報画像」に相当する。また、情報画像は、XML(EXTENSIBLE MARKUP LANGUAGE)データ等のマークアップ言語により記述された電子データにより構成されたものであってもよい。
【0022】
「マスタ情報画像」は、機器(情報画像管理サーバ)により管理される情報画像であり、その内容の変更等は、通常、機器(情報画像管理サーバ)の所持者(機器の管理者、情報画像提供者等)により行われる。このマスタ情報画像は、当該マスタ情報画像を特定するための特定情報(マスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、種別等)を有する。
【0023】
「コピー情報画像」は、マスタ情報画像に基づいて生成される。コピー情報画像は、マスタ情報画像と同様に、当該コピー情報画像を特定するための特定情報(シリアルID、バージョン、種別、マスタID、マスタ位置、機器ID、提供者ユーザID等)を有する。このコピー情報画像は、マスタ情報画像に基づいて生成されるが、属性情報等が付加される。そして、コピー情報画像がクライアントの操作者の所有するところとなる際、当該クライアント毎に属性情報等が設定される。従って、同じマスタ画像情報に基づいて生成されたコピー情報画像であっても、その機能をクライアント毎に異なるようにすることが可能である。
【0024】
「画像情報」は、例えば、ファイル名や内部に埋め込んだ識別情報などの画像特定情報に基づいて特定可能にされたものであって、クライアントである情報表示装置に画像として表示されるように作用するものであり、より具体的にはGIF形式、JPG形式、PCX形式などの各種形式を採用した画像に関するデータストリームである。
【0025】
「関連情報」とは、端末の操作者をして、情報画像を手掛かりにして「所定の動作」をさせたい場合における基礎となる情報である。すなわち関連情報は、情報画像若しくは画像情報と関連づけられた情報である。
【0026】
「所定の動作」は、機器及び機器が有するコンテンツの取扱であり、例えば、機器の操作(録画予約等)、機器が保持するコンテンツの取得(ダウンロード等)、コンテンツの再生(ストリーミング再生等)、コンテンツの削除等である。これらの処理については後述する。
【0027】
「特定情報」とは、情報画像を特定するための情報である。マスタ情報画像の場合、特定情報は、情報画像利用システムにおいてユニークなマスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、情報画像の種別等である。コピー情報画像の場合、特定情報は、情報画像利用システムにおいてユニークなシリアルID、バージョン、情報画像の種別、生成元のマスタID、当該マスタ情報画像のロケーション(マスタ位置)、機器ID、提供者ユーザID等である。
尚、後述する機器情報画像の場合、特定情報に、機器名、機器ID、機器のIP(Internet Protocol)アドレス等を含めるようにしてもよい。
【0028】
「属性情報」とは、コピー情報画像に係る情報の取り扱いを定めるものである。そして、コピー情報画像がクライアントの操作者の所有するところとなる際、当該クライアント毎にこの属性情報等が設定される。また、所定の動作毎に設定することも可能である。また、事後的に情報画像の提供者(機器を所持するユーザ等)が属性情報を変更することも可能である。属性情報は、複数保持可否、オフライン化可否、所有可否、譲渡可否、紹介(送付)可否、有効期限、所有管理有無、シグネチャ、証明書等である。
【0029】
「クライアント」は、いわゆる情報端末装置、情報表示装置、あるいは単に端末などと称されるものであり、例えばパーソナルコンピュータや携帯情報端末や携帯電話や情報端末機能を有する家電などを含み、少なくとも情報画像処理手段を組み込んで情報画像を表示し操作することができる機能を有するものである。
【0030】
情報画像は、その内包する関連情報に種々の利用項目(所定の動作)を定めることにより、通信、情報の授受等に係る様々な役割を担うことができる。特に、機器の識別子(機器ID)を含む特定情報を内包し、クライアントから機器へのアクセスを媒介する情報画像を「機器情報画像」と呼ぶ。
【0031】
情報画像利用システムのユーザは、この機器情報画像を介して、出先において、PDA(Personal Digital Assistant)(クライアント相当)から、自宅のビデオレコーダ(情報画像管理サーバを有する機器に相当)に録画予約を行うことができる。ビデオレコーダは、録画した番組等をコンテンツデータとして保持し、このコンテンツデータを示す情報画像(コンテンツ情報画像)を生成し、保持する。ユーザは、機器情報画像に付随して、コンテンツ情報画像も利用可能となり、コンテンツデータを再生させることができる。例えば、出先からPDAにより自宅のビデオレコーダに録画予約を行い、会社のパーソナルコンピュータ上で、録画した番組を再生することもできる。
【0032】
また、情報画像が内包する属性情報に、関連情報に定められた利用項目(所定の動作)毎に利用可否(アクセス権に相当)を設定することができる。また、この利用可否の設定は、情報画像の所有者毎に行うこともできる。
【0033】
機器情報画像の提供者(当該機器を所持するユーザ等)は、他のユーザが有する当該機器を示す機器情報画像(コピー情報画像)に係る属性情報を変更することができ、また、機器情報画像の場合と同様に、機器中のコンテンツデータを示すコンテンツ情報画像(コピー情報画像)に係る属性情報を変更することができる。これにより、機器情報画像の提供者(当該機器を所持するユーザ等)は、その機器情報画像が複製その他の事由により意図しないユーザの所有するところとなった場合、もしくは、ある所有者に対して機器情報画像の利用を制限したい場合、当該所有者に対応する機器情報画像の属性情報を変更したり、当該所有者に対応する機器情報画像を削除することにより、対処することが可能である。すなわち、事前に機器情報画像の利用を制限するだけでなく、機器情報画像を介した、機器の不正操作、機器中のコンテンツデータの不正取得等の事後的事由に対しても対処することができる。換言すれば、機器情報画像を媒介することにより、クライアントから機器へアクセス可能となるだけでなく、併せて、当該クライアントの認証を行うことができる。ひいては、機器等への不正アクセスを防止し、安全性の高い情報流通を実現することができる。
【0034】
第2の発明は、1又は複数のクライアントにネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とを1つの取扱い単位とし、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器へのアクセスを媒介する、情報画像を管理する1又は複数の情報画像管理サーバであって、前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像に所有者であるクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持する機器情報画像管理部を具備することを特徴とする1又は複数の情報画像管理サーバである。
【0035】
第2の発明は、第1の発明の情報画像利用システムにおける情報画像管理サーバについての発明である。
【0036】
第3の発明は、1又は複数のクライアントにネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とを1つの取扱い単位とし、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器へのアクセスを媒介する、情報画像を管理する情報画像管理サーバにおける情報画像管理方法であって、前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像に所有者であるクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持することを特徴とする情報画像管理方法である。
【0037】
第3の発明は、第2の発明の情報画像管理サーバにおける情報画像管理方法についての発明である。
【0038】
第4の発明は、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とネットワークで接続されたクライアントの識別子を含む特定情報と前記所定の動作毎及び所有者毎のアクセス権を含む属性情報とを1つの取扱い単位とし、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器へのアクセスを媒介することを特徴とする機器情報画像である。
【0039】
第4の発明は、第1の発明から第3の発明に係る機器情報画像についての発明である。
【0040】
第5の発明は、コンピュータに第1の発明の情報画像管理サーバとして機能させるプログラムである。
第6の発明は、コンピュータに第1の発明の情報画像管理サーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
「記録媒体」とは、CD−ROM、DVD、フレキシブルディスク、ハードディスク等である。
【0041】
本発明の構成および特徴については、以下に説明する実施の形態および添付図面において明らかにされる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報画像利用システム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
【0043】
(1.情報画像利用システムのシステム構成)
まず、図1を参照しながら本実施の形態にかかる情報画像利用システムのシステム構成について説明する。図1は、情報画像利用システム100の概略構成図である。図示のように、本情報画像利用システム100は、ユーザ管理サーバ101と、機器管理サーバ102と、情報画像管理サーバ104と、フォルダ管理サーバ107と、クライアント108と、を双方向通信可能なインターネットなどのネットワーク121により接続した構成を採用している。
【0044】
ネットワーク121を介してやり取りされる情報は、主に、情報画像であり、情報画像を介して誘導される各種情報であり、情報画像をクライアント側で利用可能にする情報画像処理装置(情報画像利用支援プログラム等)であり、さらに情報画像に付帯される属性情報およびクライアントにおける情報画像の操作情報などであるが、これらの詳細については後述する。
【0045】
ユーザ管理サーバ101は、コンピュータなどの情報処理装置であって、本情報画像利用システムを利用するユーザの認証を行う。ユーザ管理サーバ101は、ユーザ管理部111を有する。ユーザ管理部111は、ユーザに係る情報を保持し、管理する。さらに、ある実施形態においては、ユーザ管理サーバ101は、機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107と協働して情報画像の操作情報を管理して、所定の課金処理を行う機能を有している。
【0046】
尚、「ユーザ」は、一般に、情報画像利用システム100の利用者であり、情報画像管理サーバ104(機器103)に係る権限を有する情報画像提供者(「提供者」)、クライアント108の操作者(「操作者」)を含むものとして説明するが、理解の容易のため、「ユーザ」に替えて、これら「提供者」、「操作者」を用いて説明することもある。しかしながら、後述するように、情報画像管理サーバとクライアントとは一体として機能させることが可能であり、すなわち、1の装置・機器(コンピュータ、情報携帯端末、携帯電話、電化製品、各種機器等)を情報画像管理サーバとして機能させたり、クライアントとして動作させることが可能である。従って、理解の容易のため、ユーザを操作者及び提供者と区分けすることがあるが、実際には、1のユーザが操作者であったり提供者であったりすることも当然にあり得る。また、提供者を情報画像管理サーバ104を有する機器103の所持者等と捉えることもできる。
【0047】
機器管理サーバ102は、コンピュータなどの情報処理装置であって、機器に対して情報画像利用システム上で識別可能な機器IDを発行したり、本情報画像利用システムに係る機器の状況(起動状態等)を管理する。
【0048】
情報画像管理サーバ104は、機器103に内蔵されたりする。機器は、コンピュータ、情報携帯端末、携帯電話、電化製品、各種機器等である。情報画像管理サーバ104は、ネットワークを介して端末に接続されたコンピュータなどのサーバ装置であり、各クライアントにおける情報画像の操作情報などを管理する機能を有している。また、情報画像管理サーバ104は、後述するように、画像情報と、特定情報(マスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、種別等)と、操作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とを合成してひとつの取り扱い単位であるマスタ情報画像としてまとめる機能を有するものである。
【0049】
さらに、情報画像管理サーバ104は、マスタ情報画像に基づいて、コピー情報画像を生成する際、当該コピー情報画像に係る属性情報等も組み入れる。情報画像管理サーバ104は、上記のマスタ情報画像に係る情報(マスタ情報画像データ)、コピー情報画像に係る情報(コピー情報画像データ)を保持、記録する。
【0050】
情報画像管理サーバ104は、機器情報画像管理部105及びコンテンツ情報画像管理部106を有する。機器情報画像管理部105及びコンテンツ情報画像管理部106もコンピュータなどの情報処理装置である。または、情報画像管理サーバ104が機器情報画像管理部105及びコンテンツ情報画像管理部106の機能を有するようにしてもよい。機器情報画像管理部105は、情報画像のうち当該機器103の操作等に係る情報画像(「機器情報画像」)に関するものを保持、記録したりする。コンテンツ情報画像管理部106は、機器103が有するコンテンツに係る情報画像(「コンテンツ情報画像」)に関するものを保持、記録したりする。
コンテンツとは、機器が保持するコンテンツデータ等であり、機器により録画された録画済番組、サイト等からダウンロードしたコンテンツデータ等である。
【0051】
機器情報画像管理部105は、ネットワーク121を介してアクセスしてきたクライアント108に対して機器情報画像、機器情報画像に係る情報、その他の情報を提供するように作用する。また、機器情報画像管理部105は、機器情報画像の所有者の把握、当該所有者に対するアクセス権の設定等を行う。
【0052】
コンテンツ情報画像管理部106は、登録されたコンテンツ情報画像が閲覧可能なように構成された情報画像提供サーバとして機能することもできる。コンテンツ情報画像管理部106は、ネットワーク121を介してアクセスしてきたクライアント108に対してコンテンツ情報画像、コンテンツ情報画像に係る情報、その他の情報を提供するように作用する。また、コンテンツ情報画像管理部106は、コンテンツ情報画像の所有者の把握、当該所有者に対するアクセス権の設定等を行う。
【0053】
上記のコピー情報画像に係る属性情報は、提供者によって情報画像管理サーバ104(機器情報画像管理部105、コンテンツ情報画像管理部106)に入力される。尚、コピー情報画像に係る属性情報については、後述する。
【0054】
また、ある実施形態によれば、情報画像管理サーバ104は、クライアント108が情報画像を表示及び操作するために必要な情報画像処理装置としての情報画像利用支援プログラムを所有していない場合には、情報画像処理装置の提供サーバとして機能したり、情報画像処理装置提供の対価としてクライアントから送信されたユーザに関する情報を管理する機能を備えている。
【0055】
フォルダ管理サーバ107は、ユーザ毎に開示する情報を保持するフォルダを管理するフォルダ管理部117を有する。すなわち、フォルダ管理サーバ107には、各ユーザ専用のフォルダが用意される。フォルダ管理部117において、ユーザ毎に保持、管理される情報は、いかなるものであっても構わないが、ここでは、ユーザが所有する情報画像であるとする。
【0056】
クライアント108は、いわゆる情報端末装置であり、少なくとも情報画像処理手段を組み込んで情報画像を表示し操作することができる機能を有するものである。より具体的には、クライアントには、例えばパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話、情報端末機能を有する家電などが含まれる。
【0057】
クライアント108は、本実施の形態にかかる情報画像処理装置(情報画像利用支援プログラム等)を組み込んで情報画像操作部131と表示部132とを表示可能であり、動作部133、OS134を有する。クライアントの操作者は、情報画像操作部131に表示される、操作者が所有する情報画像に対して操作を行うことにより、当該情報画像に係る情報を表示部132に表示させたり、当該情報画像に係るアプリケーションを起動し、実行させる。例えば、情報画像が音楽アーティストに係るものである場合、当該情報画像に対して所定の操作が行われた場合、クライアントは、情報画像に内包された取得先等に基づいて当該情報画像に係る音楽データをダウンロードし、演奏プログラムを起動して、音楽を演奏する。また、情報画像が機器の操作に係るもの(機器情報画像)である場合、クライアントは、当該機器の操作を指示したり、当該機器が保持するコンテンツを利用したりする。
【0058】
なお、図示の例では、ユーザ管理サーバ101、機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107は、それぞれ別体のハードウェアとして構成されているが、システムの構成によっては、任意の組合わせで共通のハードウェアとして構成することも可能である。
また、図示の例では、情報画像管理サーバ104(機器103)、クライアント108は、それぞれ別体のハードウェアとして構成されているが、システムの構成によっては、一体のハードウェアとして構成することも可能である。
【0059】
また、機器管理サーバ102及びフォルダ管理サーバ107は、分散化が可能である。例えば、ユーザ管理部111において、関係するユーザ毎に機器管理サーバ及びフォルダ管理サーバのロケーションを保持、管理することによって、上記の分散化を実現してもよい。また、これらのロケーションに関する情報を情報画像に内包させてもよい。
【0060】
ネットワーク121は、インターネットに代表されるように、所定のプロトコルに応じてフォーマットされた情報データを双方向に流通させることが可能なように構成されている。なお本実施の形態においては、ネットワーク121は公衆に対してオープンに構成されたインターネットであるが、システムの構成によっては、LAN、あるいはWANなどのクローズ環境の構成とすることも可能である。また、ネットワーク121は、無線、有線を問わない。
【0061】
(2.情報画像の構造)
次に、図1に示す情報画像利用システムにおいて中心的な役割を演ずる情報画像の構造について詳細に説明する。
【0062】
本実施の形態において取り扱う「情報画像」とは、画像情報、操作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報等をひとつの取り扱い単位としたもので、ネットワーク上での伝送等の作業が単一の取り扱い処理で実現できるようになっているものである。尚、「情報画像」は、「マスタ情報画像」と「コピー情報画像」とに分けられる。
【0063】
「マスタ情報画像」は、情報画像提供者により管理される情報画像であり、その内容の変更等は、当該情報画像提供者が行う。このマスタ情報画像は、情報画像管理サーバ104により保持、管理され、複製、移動等は、行われない。マスタ情報画像は、当該マスタ情報画像を特定するための特定情報(マスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、種別等)を有する。
【0064】
「コピー情報画像」は、マスタ情報画像に基づいて生成される。コピー情報画像は、マスタ情報画像と同様に、当該コピー情報画像を特定するための特定情報(シリアルID、バージョン、種別、マスタID、マスタ位置、機器ID、提供者ユーザID等)を有する。このコピー情報画像は、マスタ情報画像に基づいて生成されるが、属性情報等が付加される。そして、コピー情報画像がクライアントの操作者の所有するところとなる際、当該クライアント毎に属性情報等が設定される。従って、同じマスタ画像情報に基づいて生成されたコピー情報画像であっても、その機能をユーザ毎に異なるようにすることが可能である。
【0065】
このように、情報画像は、(1)画像情報、関連情報、特定情報、属性情報等から構成されていること、(2)画像情報、関連情報、特定情報、属性情報等がひとつの取り扱い単位として処理可能であることを大きな特徴としている。
【0066】
(2.1.画像情報)
「画像情報」は、例えば、ファイル名や内部に埋め込んだ識別情報などの画像特定情報に基づいて特定可能にされたものであって、クライアントである情報表示装置に画像として表示されるように作用するものであり、より具体的にはGIF形式、JPG形式、PCX形式などの各種形式を採用した画像に関するデータストリームである。
【0067】
(2.2.関連情報)
「関連情報」とは、端末の操作者をして、情報画像を手掛かりにして特定の動作をさせたい場合における基礎となる情報である。すなわち関連情報は、情報画像若しくは画像情報と関連づけられた情報であって、例えば、端末の操作者に特定のサーバにある情報を参照させたい場合には、その情報を特定する情報(IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator)等)がこれにあたる。また、特定のプログラムを動作させたい場合には、そのプログラム名やプログラムそのものとしても構わない。例えば、新たな画像情報をサーバから取得するなどの指示情報とすることができる。
【0068】
(2.3.特定情報)
「特定情報」とは、情報画像を特定するための情報である。マスタ情報画像の場合、特定情報は、情報画像利用システムにおいてユニークなマスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、情報画像の種別等である。コピー情報画像の場合、特定情報は、情報画像利用システムにおいてユニークなシリアルID、バージョン、情報画像の種別、生成元のマスタID、当該マスタ情報画像のロケーション(マスタ位置)、機器ID、提供者ユーザID等である。マスタ情報画像のバージョンと比較することにより、コピー情報画像のバージョンが最新のものであるかどうかを判別することができる。
尚、後述する機器情報画像の場合、特定情報に、機器のロケーション(位置情報)として、IP(Internet Protocol)アドレス等を含めるようにしてもよい。
【0069】
(2.4.属性情報)
「属性情報」とは、コピー情報画像に係る情報の取り扱いを定めるものである。そして、コピー情報画像がクライアントの操作者の所有するところとなる際、当該クライアント毎にこの属性情報等が設定されたり、デフォルトの属性情報等が設定されたりする。また、後に情報画像の提供者が属性情報を変更することも可能である。属性情報は、複数保持可否、オフライン化可否、所有可否、譲渡可否、紹介(送付)可否、有効期限、所有管理有無、シグネチャ、証明書等である。
【0070】
「複数保持可否」とは、コピー情報画像が同一のユーザに係るフォルダ管理サーバ上のフォルダに、複数存在可能であるか否かを示す。
「オフライン化可否」とは、コピー情報画像がオフライン化(Export)可能であるか否かを示す。
「所有可否」とは、コピー情報画像の所有、すなわち、フォルダ管理サーバ上のフォルダにコピー情報画像を登録することが可能であるか否かを示す。
「譲渡可否」とは、コピー情報画像の譲渡、すなわち、フォルダ管理サーバ上のフォルダ間での移動(フォルダ間での登録の変更)が可能であるか否かを示す。
「紹介(送付)可否」とは、コピー情報画像の他のユーザへの紹介(送付)、すなわち、フォルダ管理サーバ上の他のユーザのフォルダへの登録が可能であるか否かを示す。
【0071】
「有効期限」とは、情報画像利用システムにおける、コピー情報画像の情報画像利用システムにおいて有効な期間を示す。有効期限を経過すると、自動的にコピー情報画像は、削除される。また、期限経過後に、情報画像の操作を不許可としたり、あるいは情報画像の操作ログの管理サーバへの報告を無効としたり、あるいは期限経過後にはじめてある所定の操作が可能になるように規定したりすることが可能である。
「所有管理有無」とは、コピー情報画像が所有、削除された場合、当該コピー情報画像の所有に係るユーザIDを情報画像管理サーバに通知するかどうかを示す。
「シグネチャ、証明書」は、認証等に用いられる。
【0072】
以上のような構成をとる画像情報、関連情報、特定情報、属性情報等をひとつの取り扱い単位として処理できるようにするために、本実施の形態によれば、以下に説明するような手法を用いて、特定の画像情報に対して関連情報やその他の情報を埋め込むことができる。
【0073】
(2.5.情報が内包された情報画像の構成)
関連情報、特定情報、属性情報等が内包された情報画像の構成について図2ないし図5を用いて説明する。なお、情報画像に内包させる情報としては、例えば、関連情報、特定情報、属性情報やその画像を特定するための識別子とすることができる。
【0074】
(2.5.1.マスタ情報画像のフォーマット−その1)
図2は、関連情報、特定情報を埋め込んだマスタ情報画像のフォーマットであるマスタ情報画像データ200を例示した図である。
【0075】
ここで、画像情報は、GIFフォーマットの画像を例にとっている。なお、画像データのフォーマットについてはGIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式などを採っても構わない。
【0076】
開始部201は、本情報がGIF形式の画像情報であることを識別するために設けられたフィールドであり、‘GIF’なる文字列ならびにそのバージョンが割り当てられたものである。
【0077】
配色表式画像データ203は、所定の画素が左から右、上から下の順序で配列された画像データである。ここで、GIFの場合、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化されている。
【0078】
注釈拡張部205は、GIFデータストリーム中のグラフィック情報を構成しない文章情報を含んでいる。ここには、グラフィックや製作関係者名や内容説明に関する注釈、あるいは、その他の制御情報やグラフィックのデータでない類の情報など全ての情報を含めることができるようになっている。
【0079】
終了部206は、開始部201から開始された一連のデータストリームが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの後に続かないことを意味するようになっている。
【0080】
開始部201と配色表式画像データ203の間202および配色表式画像データ203と注釈拡張部205の間204には、上記情報以外の情報を含ませることができる。例えば、画面幅、画面高さ、色解像度など、これから描画する画像に必要な表示装置の領域を定義するパラメータを含んだ情報を割り当てることができる。
【0081】
特定情報207(マスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、種別等)、関連情報208は、上記注釈拡張部205にそのまま、若しくは暗号化などの処理を施した後に配置され、ひとつの画像情報としてまとまることになる。これにより、結果として、データストリームとしての画像情報は、その内部に関連情報や識別子を含むことができるようになる。
【0082】
これらの説明はすべてGIFフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であっても、このように画像情報と分離された領域に記録されれば構わない。
【0083】
(2.5.2.コピー情報画像のフォーマット−その1)
図3は関連情報、特定情報、属性情報を埋め込んだコピー情報画像のフォーマットであるコピー情報画像データ300を例示した図である。
【0084】
コピー情報画像のフォーマットは、上記のマスタ情報画像のフォーマットと同様であるが、コピー情報画像のフォーマットの場合、属性情報309(複数保持可否、オフライン化可否、所有可否、譲渡可否、紹介可否、有効期限、所有管理有無、シグネチャ、証明書)についても、特定情報307(シリアルID、バージョン、種別、マスタID、マスタ位置、機器ID、提供者ユーザID等)、関連情報308と共に、注釈拡張部305に配置される。
【0085】
(2.5.3.マスタ情報画像のフォーマット−その2)
次に別の画像情報への埋め込み形式について図4を用いて説明する。図4は、関連情報を埋め込んだマスタ情報画像の別のフォーマットであるマスタ情報画像データ400を例示した図である。
【0086】
ここでも、画像情報はGIFフォーマットの画像を例にとっている。この例においても、フォーマットについてはGIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式などを採っても構わない。
【0087】
開始部401は、上記と同じく、本情報がGIF形式の画像情報であることを識別するために設けられたフィールドであり、‘GIF’なる文字列ならびにそのバージョンが割り当てられたものである。
【0088】
配色表式画像データ403は、画素は、左から右、上から下の順序で配列された画像データを配置するところであるが、ここでは画像情報407、特定情報408(マスタID、機器ID、提供者ユーザID、バージョン、種別)、関連情報409をウォーターマークの形式で混在させることにより、視覚上関連情報がそのまま視認できないようにするとともに、画像情報はそのまま視認できるようなものとなるように混合410されるようになっている。ここで、このようにして混合410された情報は、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化される。
【0089】
注釈拡張部405は、GIFデータストリーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含んでいる。本例では特に必要としないフィールドであるが、必要となれば、自由な定義で情報提供者が利用することが可能である。
【0090】
終了部406は、このデータ・ストリームが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの後に続かないことを意味するようになっている。
【0091】
この画像例においてもすべてGIFフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であっても、このように画像情報と分離された領域に記録されれば構わない。
【0092】
(2.5.4.コピー情報画像のフォーマット−その2)
図5は関連情報、特定情報、属性情報を埋め込んだコピー情報画像のフォーマットであるコピー情報画像データ500を例示した図である。
【0093】
図5に示したコピー情報画像のフォーマットは、図4に示したマスタ情報画像のフォーマットと同様であるが、属性情報等も配置される。配色表式画像データ503は、画素は、左から右、上から下の順序で配列された画像データを配置するところであるが、コピー情報画像の場合、画像情報507、特定情報508(シリアルID、バージョン、種別、マスタID、マスタ位置、機器ID、提供者ユーザID等)、関連情報509と共に、属性情報510(複数保持可否、オフライン化可否、所有可否、譲渡可否、紹介可否、有効期限、所有管理有無、シグネチャ、証明書)についても、ウォーターマークの形式で混在させることにより、視覚上関連情報がそのまま視認できないようにするとともに、画像情報はそのまま視認できるようなものとなるように混合511されるようになっている。ここで、このようにして混合511された情報は、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化される。
【0094】
(2.6.XMLデータによる情報画像のデータ構成例)
図2ないし図5において説明した情報画像データをXML(EXTENSIBLE MARKUP LANGUAGE)データにより実現することも可能である。XMLは、独自にタグを定義できることを特徴とするマークアップ言語である。タグに特定情報、関連情報、属性情報、画像情報に係るデータが埋め込まれたXMLデータにより情報画像を実現することができる。
【0095】
図6は、XMLデータによる情報画像のデータ構成例を示す図である。
記述601〜記述603は、コピー情報画像の特定情報に関するものである。記述601は、シリアルIDを示し、記述602は、バージョンを示し、記述603は、種別を示す。
記述604〜記述606は、コピー情報画像の属性情報に関するものである。記述604は、所有(送付)可否を示し、記述605は、オフライン化可否を示し、記述606は、紹介可否を示す。
記述607、記述608は、コピー情報画像の関連情報に関するものである。記述607は、機器に記録されたコンテンツデータの一覧を表示させるためのものであり、機器のロケーション等が記述されている。記述608は、機器の操作を行うためのものであり、機器のロケーション等が記述されている。
【0096】
(3.サーバが管理するデータベース)
(3.1.ユーザ管理サーバ101が管理するデータベース)
図7は、ユーザ管理サーバ101のユーザ管理部111が保持、管理するデータベースの構成例を示す図である。ユーザ管理部111は、ユーザに係る情報をデータベースとして保持、管理する。このデータベースの構成は、これに限定されず、ユーザの認証等を行うことが可能であれば、いかなるものであっても構わない。
【0097】
図7で示した例では、ユーザ管理部111は、ユーザ管理テーブル701を保持する。このユーザ管理テーブル701を参照することで、情報画像利用システムにアクセスするユーザの認証を行うことができる。
【0098】
ユーザ管理テーブル701は、ユーザID702、パスワード703、ユーザ属性704、機器管理サーバ位置705、フォルダ管理サーバ位置706等を有する。ユーザID702は、情報画像利用システムの利用者であるユーザを特定する記号、数字、文字等からなる符号列である。パスワード703は、ユーザを認証するために用いられる、記号、数字、文字等からなる符号列である。ユーザ属性704は、ユーザの属性、例えば、氏名、住所、利用者種別(一般会員、特別会員等)等を示す。
【0099】
機器管理サーバ位置705は、ユーザID702に係る機器管理テーブルを有する機器管理サーバのロケーション(ネットワーク上の位置情報、IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator)等)を示す。フォルダ管理サーバ位置706は、ユーザID702に係るフォルダ管理テーブル(フォルダ)を有するフォルダ管理サーバのロケーションを示す。
【0100】
機器管理サーバ位置705は、機器が登録されている機器管理サーバを特定する場合等に参照される。フォルダ管理サーバ位置706は、主として、ユーザがクライアント108の操作者として情報画像利用システムを利用する際、当該ユーザに係るフォルダ管理テーブル(フォルダ)を有するフォルダ管理サーバを特定する場合等に参照される。
【0101】
(3.2.機器管理サーバ102が管理するデータベース)
図8は、機器管理サーバ102の機器管理部112が保持、管理するデータベースの構成例を示す図である。機器管理部112は、機器に係る情報をデータベースとして保持、管理する。このデータベースの構成は、これに限定されず、機器の状況(起動状態等)を把握することが可能であれば、いかなるものであっても構わない。
【0102】
図8で示した例では、機器管理部112は、機器管理テーブル801を保持する。この機器管理テーブル801を参照することで、機器の状況(起動状態等)を把握することができる。
【0103】
機器管理テーブル801は、機器ID802、ステータス803等を有する。機器ID802は、情報画像利用システム上で利用可能な機器を特定する記号、数字、文字等からなる符号列である。ステータス803は、機器の状況をリアルタイムに示すものであり、例えば、起動状態等を示す。
【0104】
(3.3.情報画像管理サーバ104が管理するデータベース)
情報画像管理サーバ104は、上記図2ないし図5について説明したマスタ情報画像データ及びコピー情報画像データを保持、管理すると共に、マスタ情報画像とマスタ情報画像の提供者とを対応付けて管理し、コピー情報画像とコピー情報画像の所有者とを対応付けて管理する。
【0105】
図9は、情報画像管理サーバ104が保持、管理する情報画像管理テーブル901(機器情報画像管理テーブル911、コンテンツ情報画像管理テーブル931)を示す図である。このデータベースの構成は、これに限定されず、情報画像データ、情報画像提供者、情報画像所有者を対応付けるものであればいかなる構成であっても構わない。
【0106】
情報画像管理サーバ104は、機器情報画像管理部105及びコンテンツ情報画像管理部106を有し、機器情報画像管理部105及びコンテンツ情報画像管理部106は、それぞれ、機器情報画像管理テーブル911及びコンテンツ情報画像管理テーブル931を保持、管理する。
【0107】
情報画像管理テーブル901は、機器ID902とコンテンツID903とを対応付ける。尚、情報画像管理テーブル901は、通常、1の機器に関するものであるので、敢えて、機器IDとコンテンツIDを対応付ける必要はないが、機器に係る情報画像及びコンテンツに係る情報画像を統一的に管理するため等の理由により、本実施の形態において示した。
【0108】
機器情報画像管理テーブル911は、機器を示す情報画像(機器情報画像)に係る情報を保持、管理する。機器情報画像管理テーブル911は、機器ID912、マスタID913、提供者914、シリアルID915、所有者916、取得日時917、発行数上限918等を対応付けて保持、管理する。
【0109】
機器ID912は、機器を特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。マスタID913は、マスタ情報画像を特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。提供者914は、マスタ情報画像の提供者のユーザIDである。機器情報画像の場合、通常、当該機器の所持者等のユーザIDである。シリアルID915は、コピー情報画像を特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。所有者916は、コピー情報画像の所有者のユーザIDである。尚、「所有者」とは、フォルダ管理サーバ107上の自分専用のフォルダに、コピー情報画像を登録したユーザである。
【0110】
取得日時917は、所有者がコピー情報画像を取得した日時を示す。発行数上限918は、機器情報画像(コピー情報画像)の提供数(発行数)の上限を示す。
情報画像管理サーバ104は、例えば、新たに機器情報画像を提供(発行)する際、発行数上限918を超える場合、取得日時917を参照して、最も古い機器情報画像(コピー情報画像)を削除したり、アクセス権の設定を全て不可等にしたりする。この場合、1の機器に係る機器情報画像の無秩序な利用、ひいては、当該機器が有するコンテンツデータの無秩序な共用を排除することができる。
【0111】
マスタID913とマスタ情報画像データ919が内包する特定情報のマスタIDとにより、機器情報画像管理テーブル911とマスタ情報画像データ919とがリレーションされる。シリアルID915とコピー情報画像データ920が内包する特定情報のシリアルIDとにより、機器情報画像管理テーブル911とコピー情報画像データ920とがリレーションされる。尚、マスタ情報画像データ919は、図2及び図4に示した、マスタ情報画像データ200、マスタ情報画像データ400に相当する。コピー情報画像データ920は、図3及び図5に示した、コピー情報画像データ300、コピー情報画像データ500に相当する。
【0112】
コンテンツ情報画像管理テーブル931は、コンテンツを示す情報画像(コンテンツ情報画像)に係る情報を保持、管理する。コンテンツとは、機器が保持するコンテンツデータ等であり、機器により録画された録画済番組、サイト等からダウンロードしたコンテンツデータ等である。
コンテンツ情報画像管理テーブル931は、コンテンツID932、マスタID933、提供者934、シリアルID935、所有者936等を対応付けて保持、管理する。
【0113】
コンテンツID932は、コンテンツを特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。マスタID933は、マスタ情報画像を特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。提供者934は、マスタ情報画像の提供者のユーザIDである。シリアルID935は、コピー情報画像を特定する数字、文字、記号等からなる符号列である。所有者936は、コピー情報画像の所有者のユーザIDである。尚、「所有者」とは、フォルダ管理サーバ107上の自分のフォルダに、コピー情報画像を登録したユーザである。
【0114】
コンテンツID932により、コンテンツ情報画像管理テーブル931とコンテンツデータ937とがリレーションされる。
マスタID933とマスタ情報画像データ939が内包する特定情報のマスタIDとにより、コンテンツ情報画像管理テーブル931とマスタ情報画像データ939とがリレーションされる。シリアルID935とコピー情報画像データ940が内包する特定情報のシリアルIDとにより、コンテンツ情報画像管理テーブル931とコピー情報画像データ940とがリレーションされる。
尚、マスタ情報画像データ939は、図2及び図4に示した、マスタ情報画像データ200、マスタ情報画像データ400に相当する。コピー情報画像データ940は、図3及び図5に示した、コピー情報画像データ300、コピー情報画像データ500に相当する。
【0115】
情報画像管理サーバ104は、機器を所持するユーザ等からの指示に基づいて、情報画像管理テーブル901(機器情報画像管理テーブル911、コンテンツ情報画像管理テーブル931)において、機器情報画像、コンテンツ情報画像に係るマスタ情報画像データの内容を変更したり、属性情報を付加してコピー情報画像データを生成したり、当該コピー情報画像の所有者を把握したり、当該コピー情報画像データの属性情報を所有者毎、所定の動作毎に変更したりすることができる。
【0116】
尚、機器を所持するユーザ等は、情報画像管理サーバ104に対する指示を当該機器に直接入力したり、あるいは、クライアントからネットワークを介して入力したりする。後者の場合は、情報画像管理サーバ104は、提供者914、提供者934を参照して、情報画像管理テーブル911(機器情報画像管理テーブル911、コンテンツ情報画像管理テーブル931)の内容を変更、設定し得るユーザであるかどうかを判断することができる。
【0117】
(3.4.フォルダ管理サーバ107が管理するデータベース)
フォルダ管理サーバ107は、フォルダ管理部117を有する。フォルダ管理部117は、ユーザ毎に開示する情報を保持するフォルダを管理する。すなわち、ユーザ(クライアントの操作者等)は、自分専用のフォルダをフォルダ管理サーバ上に有する。そして、ユーザは、コピー情報画像を自分のフォルダに登録することにより、当該コピー情報画像を所有することになる。
【0118】
尚、コピー情報画像を所有するために、コピー情報画像データ自体をフォルダに記録する必要はない。少なくとも、コピー情報画像のシリアルIDを記録すれば足りる。この場合、フォルダ管理サーバ107は、クライアントから所有する情報画像の提供の要求があった場合、当該クライアントのユーザのフォルダに記録されているシリアルIDを元に情報画像管理サーバ104にコピー情報画像データを要求することにより、コピー情報画像データを当該クライアントに提供することができる。
【0119】
図10は、フォルダ管理サーバ107のフォルダ管理部117が保持、管理するフォルダ管理テーブル1001を示す図である。尚、このデータベースの構成は、これに限定されず、提供者、操作者等のユーザ及び情報画像を対応付けるものであればいかなる構成であっても構わない。
【0120】
フォルダ管理テーブル1001は、ユーザID1002及びマスタID又はシリアルID1003を対応付ける。ユーザID1002は、提供者、操作者等のユーザIDである。マスタID又はシリアルID1003は、ユーザID1002で特定されるユーザが所有するコピー情報画像のシリアルID、または、当該ユーザに係るマスタ情報画像のマスタIDを記録する。尚、技術上、利便性等の理由により、必要に応じて、コピー情報画像の属性情報、その他の情報画像データ等も併せてフォルダ管理テーブル1001に記録するようにしてもよい。
【0121】
(3.5.サーバの分散化)
機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107を分散配置することにより、情報画像利用システムに係る負荷を分散することが可能となる。
これらのサーバの分散化を実現するには、ユーザ管理サーバ101、機器管理サーバ102、情報画像管理サーバ104、フォルダ管理サーバ107がそれぞれ互いにアクセスする際、アクセス先、アクセス元を記録するようにしてもよい。あるいは、ユーザ管理テーブル701において、ユーザ毎に対応する機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107のロケーション(ネットワーク上の位置、IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator))を記録するようにしてもよい。また、これらのサーバのロケーションを情報画像に記録するようにしてもよい。
【0122】
この場合、情報画像管理サーバ104、クライアント108は、対応する機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107にアクセスすることが可能になる。さらに、図2及び図4について説明したように、情報画像データは、特定情報として機器ID等を内包するので、フォルダ管理サーバ107は、この機器ID等に対応する情報画像管理サーバ104等にアクセスすることが可能である。
【0123】
(4.情報画像利用システムの動作の概略について)
図11を参照しながら、情報画像利用システムに係る動作の概略について説明する。図11は、情報画像利用システム100における動作の概略を示す図である。
【0124】
(4.1.情報画像管理サーバに係る情報画像利用システムの動作)
ビデオレコーダ等の機器1103が有する情報画像管理サーバ1104(機器情報画像管理部1105)は、機器管理サーバ1102にアクセスし、機器IDの発行を求める(S1141)。機器管理サーバ1102は、機器IDを発行し、当該機器の情報画像管理サーバ1104に通知する(S1142)。情報画像管理サーバ1104(機器情報画像管理部1105)は、機器情報画像を生成、記録すると共に、当該機器の所持者のフォルダ1117に機器情報画像を登録する(S1143)。
【0125】
(4.2.クライアントに係る情報画像利用システムの動作)
クライアント1108は、ユーザ管理サーバ1101にアクセスし、認証を受ける(S1151)。ユーザ管理サーバ1101は、フォルダ管理サーバ1107に対して認証結果を送信し(S1152)、フォルダ管理サーバ107は、クライアント1108のユーザのフォルダ1117に登録されている、すなわち、ユーザが所有する情報画像データをクライアント1108に送信する(S1153)。
【0126】
尚、フォルダ管理サーバ1107がコピー情報画像データを送信する際、フォルダ1117に記録されているシリアルIDにより情報画像管理サーバ1104等から機器情報画像データ等の提供を受けるようにしてもよい。クライアント1108は、情報画像操作部1131上に機器情報画像1171等を表示する。
【0127】
ユーザにより機器情報画像1171に対して所定の操作が行われると、クライアント1108は、機器情報画像1171が内包する機器ID、機器のロケーション等に基づいて、情報画像管理サーバ1104にアクセスする(S1154)。情報画像管理サーバ1104は、保持するコンテンツ情報画像を抽出し(S1155)、クライアント1108に送信する(S1156)。クライアント1108は、コンテンツ情報画像1172等を表示する。
【0128】
このコンテンツ情報画像1172に対して所定の操作が行われると、クライアント1108は、コンテンツ情報画像1172が内包する情報の内容を表示部1132に表示したり(S1157)、コンテンツ情報画像1172が内包する関連情報の取得先(機器、コンテンツ情報画像管理部のロケーション等)に基づいて、情報画像管理サーバ1104のコンテンツ情報画像管理部1106にコンテンツデータ提供を要求する(S1158)。コンテンツ情報画像管理部1106は、要求に応じてコンテンツデータをクライアント1108に送信すると(S1159)、クライアント1108は、表示部1132に当該コンテンツデータを表示したりする。例えば、コンテンツデータが録画済音楽番組である場合、当該音楽番組がクライアント上で放映、演奏される。
【0129】
上記の動作の他、機器の所持者であるユーザ等が、当該機器に直接、あるいは、クライアントからネットワークを介して、情報画像管理サーバ1104に対して、コピー情報画像の生成指示、コピー情報画像の属性情報の変更指示、コピー情報画像の所有状況の提供要求等を行うと、情報画像管理サーバ1104は、コピー情報画像の生成、コピー情報画像の属性情報の変更、コピー情報画像の所有状況の提供等を行う。
尚、情報画像管理サーバ1104が保持するデータの内容とフォルダ1107が保持するデータ内容は、所定のタイミングで同期し、整合性を保持するようになっている。
【0130】
(5.機器情報画像)
情報画像の種別には、通常の情報画像の他、機器情報画像等がある。通常の情報画像は、当該情報画像に係る情報の参照機能のみを有する。機器情報画像は、以下詳述するが、情報の参照機能だけでなく、本情報画像利用システムにおいて、機器(機器管理サーバに登録された機器)に対して、クライアントから操作指示、コンテンツの提供要求等が行われる際に、認証機能等の役割を果たすものである。尚、機器は、コンピュータ、情報携帯端末、携帯電話、電化製品、各種機器等であり、上述の情報画像管理サーバを有するものである。
【0131】
(5.1.機器の登録)
まず、機器登録を行い、機器情報画像を生成する際の、情報画像利用システムの動作について説明する。
図12は、機器登録、機器情報画像の生成における、情報画像管理サーバ104(機器情報画像管理部105)、ユーザ管理サーバ101、機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107の動作を示す情報フロー図である。
尚、機器103は、情報画像管理サーバ104を有するものとして説明する。
【0132】
情報画像管理サーバ104は、機器管理サーバ102に機器103の所持者のユーザIDを送信し、機器登録を要求する(ステップ1202)。この場合、機器管理サーバが分散化されて設けられている場合は、ユーザ管理サーバにアクセスして、当該ユーザIDに対応する機器管理サーバ位置を取得するようにしてもよいし(ステップ1201)、あるいは、機器(情報画像管理サーバ)に予め、機器管理サーバ位置に関する情報(当該機器に対応する機器管理サーバ位置、もしくは、ユーザIDと機器管理サーバ位置の対応等)を記録しておいてもよい。
【0133】
機器管理サーバ102は、登録処理を行い、機器IDを発行し(ステップ1204)、登録結果を情報画像管理サーバ104に送信する(ステップ1205)。
尚、機器管理サーバ102は、機器IDを発行する際、ユーザ管理サーバ101を介して、ユーザIDが適正なものであるかどうかの確認を行うようにしてもよい(ステップ1203)。この場合、ステップ1202において、ユーザIDだけでなく、パスワード等も要求するようにしてもよい。
【0134】
情報画像管理サーバ104は、発行された機器IDに基づいて、機器103を示す機器情報画像を生成し、機器情報画像管理テーブル911として機器情報画像管理部105に記録する(ステップ1206)。
【0135】
情報画像管理サーバ104は、フォルダ管理サーバ107に対して、ユーザIDに対応するフォルダ(フォルダ管理部117)に生成した機器情報画像を登録するよう依頼を行う(ステップ1208)。
この場合、フォルダ管理サーバが分散化されて設けられている場合は、情報画像管理サーバ104は、ユーザ管理サーバ101にアクセスして、当該ユーザIDに対応するフォルダ管理サーバ位置を取得するようにしてもよい(ステップ1207)。
フォルダ管理サーバ107は、当該ユーザIDに対応するフォルダに機器情報画像を登録し(ステップ1209)、その旨を情報画像管理サーバ104に応答する(ステップ1210)。
【0136】
ステップ1207〜ステップ1210において、機器情報画像の生成後、機器所持者のユーザのフォルダに当該機器情報画像を登録したが、これにより、当該ユーザ(機器の所持者等)は、クライアントから当該機器情報画像を他のユーザに紹介(送付)したりすることができる。
【0137】
(5.2.機器情報画像の提供(発行))
次に、機器情報画像を提供(発行)する際の、情報画像利用システムの動作について説明する。
図13は、機器情報画像の提供(発行)における、情報画像管理サーバ104(機器情報画像管理部105)、ユーザ管理サーバ101、フォルダ管理サーバ107の動作を示す情報フロー図である。
尚、機器103は、情報画像管理サーバ104を有するものとして説明する。
【0138】
機器情報画像の提供(発行)とは、機器情報画像を他のユーザに紹介(送付)することに相当する。これにより、他のユーザも機器情報画像が示す機器に対してアクセス可能となり、当該機器を利用したり、当該機器が保持するコンテンツデータ等を利用できるようになる。
【0139】
情報画像管理サーバ104は、機器情報画像の提供(発行)の指示を受け、提供先(発行先)のユーザIDが入力されると、機器情報画像管理テーブル911において、機器情報画像(コピー情報画像)の提供数(発行数)を確認し、発行数上限に達している場合は、最も古い機器情報画像(コピー情報画像)を削除、あるいは、アクセス権を全て不可にしたりする(ステップ1301)。
【0140】
情報画像管理サーバ104は、提供用(発行用)の機器情報画像(コピー情報画像)を生成し、シリアルIDを付して、機器情報画像管理テーブル911として機器情報画像管理部105に記録する(ステップ1302)。
情報画像管理サーバ104は、フォルダ管理サーバ107に対して、入力されたユーザIDに対応するフォルダ(フォルダ管理部117)に生成した機器情報画像を登録するよう依頼する(ステップ1304)。
この場合、フォルダ管理サーバが分散化されて設けられている場合は、情報画像管理サーバ104は、ユーザ管理サーバ101にアクセスして、当該ユーザIDに対応するフォルダ管理サーバ位置を取得するようにしてもよい(ステップ1303)。
フォルダ管理サーバ107は、当該ユーザIDに対応するフォルダに機器情報画像を登録し(ステップ1305)、その旨を情報画像管理サーバ104に応答する(ステップ1306)。
【0141】
(5.3.機器情報画像を介しての機器の操作)
次に、機器情報画像の利用形態のうち、機器情報画像を介して行われる機器の操作について説明する。以下、図14〜図16を参照しながら、機器情報画像を介して、機器としてのビデオレコーダに、機器の操作としてテレビジョン番組の録画予約を行う場合の情報画像利用システムの動作について説明する。
【0142】
図14及び図15は、機器情報画像を介して、クライアント108のユーザ(ユーザID「U01」)が機器の操作(ビデオレコーダの録画予約)を行う流れを説明する図である。
図16は、機器情報画像を介して、クライアント108のユーザ(ユーザID「U01」)が機器の操作(ビデオレコーダの録画予約)を行う際の、情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図である。
【0143】
クライアント108は、ユーザID及びパスワードを入力し、ユーザ管理サーバ101にアクセスする(ステップ1601)。
ユーザ管理サーバ101は、ユーザ管理テーブル701を参照し、入力されたユーザID及びパスワードに基づいて、クライアント108のユーザの認証を行い(ステップ1602)、当該ユーザIDに対応するフォルダ管理サーバ107に対して、当該ユーザが所有するコピー情報画像データをクライアント108に送信するように指示する(ステップ1603)。
【0144】
フォルダ管理サーバ107は、当該ユーザが所有するコピー情報画像データをクライアント108に送信する(ステップ1604)。この際、必要に応じて、コピー情報画像に係るデータを、フォルダ管理サーバ107が保持するシリアルID等に基づいて、情報画像管理サーバ104等から取得するようにしてもよい。
【0145】
クライアント108は、情報画像操作部131にユーザが所有するコピー情報画像(機器情報画像等)を表示する(ステップ1605)(情報画像操作部1401(図14)、情報画像操作部1501(図15)参照)。
【0146】
クライアント108は、機器情報画像に対して何らかの操作(メニュー項目選択、アクション起動等)が行われると、機器管理サーバ102に、機器情報画像が内包する機器IDを送信して、当該機器情報画像が示す機器の状態の通知するよう依頼する(ステップ1607)。
この場合、機器管理サーバが分散化されて設けられている場合は、クライアント108は、ユーザ管理サーバ101にアクセスして、当該機器情報画像が内包する提供者ユーザIDに対応する機器管理サーバ位置を取得するようにしてもよい(ステップ1606)。また、機器管理サーバ位置に関する情報を機器情報画像に内包させてもよい。
【0147】
機器管理サーバ102は、機器管理テーブル801を参照して、機器情報画像が示す機器の状況(起動状態等)をクライアント108に通知する(ステップ1608)。
【0148】
図14、図15において、機器情報画像1403、機器情報画像1503は、ビデオレコーダ(機器ID「D99」)を示すものである。また、情報画像1402、情報画像1502は、テレビジョン番組に関する情報画像であり、録画予約に係る情報を内包している。この情報画像1402、情報画像1502は、(1)ホームページ等からの入手、(2)メールに添付されて入手、(3)フレキシブルディスク等の記録媒体を介して入手、(4)街頭のポスターから携帯端末を介して入手、(5)他のユーザから入手等の方法により、クライアント108のユーザが入手したものである。
【0149】
図14において、クライアント108は、ユーザが機器情報画像1403(機器ID「D99」)に対して所定の操作(マウスによる左クリック等)を行うと、クライアント108は、リッチメニュー1404を表示する。
【0150】
ユーザが項目1405「録画予約」に対して所定の操作(マウスによる左クリック等)を行うと、クライアント108は、録画予約ウィンドウ1406を表示する。ユーザがこの録画予約ウィンドウに録画予約項目1407を入力する。
【0151】
尚、録画予約項目に係る情報を内包した情報画像1402を、録画予約ウィンドウ1406に、マウスによるドラッグアンドドロップ操作1408することにより、録画予約項目1407の入力を行うようにしてもよい。
また、図15に示すように、録画予約項目1507の設定を、リッチメニューを介さずに、録画予約項目に係る情報を内包した情報画像1502を、機器情報画像1503に、マウスによるドラッグアンドドロップ操作1508することにより、クライアント108に録画予約ウィンドウ1506を表示させ、予約設定項目1507が入力されるようにしてもよい。
【0152】
このようにして、クライアント108は、上述のステップ1607〜ステップ1608の過程を経て、操作対象の機器が起動中(電源ON等)であることを確認した上で、クライアント108のユーザが「録画予約」を指示すると、機器情報画像が内包する機器103(ビデオレコーダ)の位置情報(ロケーション情報)に基づき、当該機器情報画像に対応する機器が有する情報画像管理サーバ104にアクセスし、「録画予約」を指示する(ステップ1609)。
【0153】
情報画像管理サーバ104は、機器103(ビデオレコーダ)に「録画予約」を行う(ステップ1610)。機器103(ビデオレコーダ)が録画予約に従って録画を終了すると、情報画像管理サーバ104は、録画データをコンテンツデータとして記録し、さらに、コンテンツデータに係るコンテンツ情報画像を生成し、コンテンツ情報画像管理テーブル931としてコンテンツ情報画像管理部106に記録する(ステップ1611)。
【0154】
以上の過程を経て、クライアント108は、機器情報画像を介して、当該機器情報画像が示す機器に対して操作指示を行う。尚、コンテンツ情報画像を生成する際、コンテンツデータを識別するための文字、数字、記号等からなる符号列であるコンテンツIDを特定情報として内包させてもよい。
【0155】
尚、リッチメニュー1404は、機器情報画像1403が内包する関連情報に基づいて表示されるものである。例えば、リッチメニュー1404は、「表示」(機器情報画像の内容表示(機器の種類、機器の状態(起動状態等)等))、「一覧」(機器に記録されているコンテンツ一覧)、「録画予約」(録画予約設定)、「更新」(情報画像等のバージョンアップ)、「紹介(送付)」(情報画像等の紹介(送付))、「譲渡」(情報画像等の譲渡)等を示す。
【0156】
また、機器情報画像1403が内包する属性情報により、リッチメニュー1404の各項目の利用可否が定められている。詳しくは後述するが、例えば、ユーザ(ユーザID「U02」)が所有する機器情報画像1403が「録画予約不可」の属性情報を内包する場合は、リッチメニュー1404に項目「録画予約」が表示されなかったり、透過色表示等され、当該ユーザは、機器103に対して録画予約操作を行うことができない。また、同様に、当該ユーザは、図15に示したドラッグアンドドロップ操作による録画予約操作もできない。
【0157】
(5.4.機器情報画像のその他の利用形態)
次に、機器情報画像のその他の利用形態について説明する。機器情報画像は、その内包する関連情報に種々の利用項目(所定の動作)を定めることにより、機器の操作、機器が有するコンテンツの提供等に係る様々な役割を担うことができる。機器情報画像に係る処理については、上述した機器の操作(ビデオレコーダにおける録画予約等)の他、機器が保持するコンテンツのダウンロード、コンテンツのストリーミング再生、コンテンツの削除等の処理が挙げられる。
【0158】
ここでは、図17、図18を参照しながら、これらの機器情報画像の利用形態のうち、機器情報画像を介するコンテンツのストリーミング再生に係る情報画像利用システムの動作について説明する。
【0159】
図17は、機器情報画像(機器ID「D99」)を介して、クライアント108のユーザ(ユーザID「U01」)が機器103の情報画像管理サーバ104に記録されているコンテンツをクライアント108上でストリーミング再生する流れを説明する図である。
図18は、機器情報画像(機器ID「D99」)を介して、クライアント108のユーザ(ユーザID「U01」)が機器103の情報画像管理サーバ104に記録されているコンテンツをクライアント108上でストリーミング再生を行う際の、情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図である。
【0160】
先に、図16に関して説明したように、ステップ1601〜ステップ1608と同様の過程を経て、クライアント108は、情報画像操作部1701にユーザが所有する機器情報画像1703等を表示し(ステップ1801〜ステップ1805)、この機器情報画像1703に対して何らかの操作(メニュー項目選択、アクション起動等)が行われると、機器管理サーバ102に、機器情報画像が内包する機器IDを送信して、当該機器情報画像が示す機器の状態の通知を受ける(ステップ1806〜ステップ1808)。
【0161】
クライアント108は、操作対象の機器が起動中(電源ON等)であることを確認した上で、クライアント108のユーザから「一覧」(コンテンツ一覧)が指示されると、機器情報画像が内包する機器103(ビデオレコーダ)の位置情報(ロケーション情報)に基づき、当該機器情報画像に対応する機器が有する情報画像管理サーバ104にアクセスし、コンテンツ一覧の提供を要求する(ステップ1809)。
【0162】
尚、情報画像操作部1701上の機器情報画像1703に対して所定の操作(マウスによる左クリック等)が行われると、リッチメニュー1704が表示される。ユーザは、このリッチメニュー1704上の項目1705「一覧」を指定することにより、コンテンツ一覧の提供を指示する。
【0163】
情報画像管理サーバ104は、コンテンツ情報画像管理部106のコンテンツ情報画像管理テーブル931を参照して、記録されているコンテンツに係るコンテンツ情報画像を抽出し(ステップ1810)、クライアント108に送信する(ステップ1811)。
【0164】
クライアント108は、コンテンツ情報画像1707等と共にコンテンツ一覧ウィンドウ1706(図17)を表示する(ステップ1812)。クライアント108は、コンテンツ情報画像1707に対して所定の操作(マウスによる左クリック等)が行われると、リッチメニュー1708を表示し、項目1709「再生」が選択されると、情報画像管理サーバ104に対して、情報画像1707に係るコンテンツデータのストリーミング再生を要求する(ステップ1813)。
【0165】
情報画像管理サーバ104は、コンテンツ情報画像管理部106において指定されたコンテンツデータを抽出し(ステップ1814)、クライアント108にストリーミングデータを送信する(ステップ1815)。
クライアント108は、ストリーミングデータ受け取ると、再生ウィンドウ1710を表示し、コンテンツの再生(ストリーミング再生)を行う(ステップ1816)。
【0166】
以上の過程を経て、クライアント108は、機器情報画像を介して、当該機器情報画像が示す機器が記録するコンテンツの取扱指示(ストリーミング再生、ダウンロード、削除等)を行う。
【0167】
尚、リッチメニュー1708は、機器情報画像1703またはコンテンツ情報画像1707が内包する関連情報に基づいて、表示されるものである。例えば、リッチメニュー1708は、「表示」(コンテンツ情報画像の内容表示(タイトル、再生時間等))、「ダウンロード」(コンテンツデータのダウンロード)、「再生」(コンテンツデータのストリーミング再生)、「削除」(コンテンツの削除)、「紹介(送付)」(情報画像等の紹介(送付))、「譲渡」(情報画像等の譲渡)等を示す。
【0168】
機器情報画像を利用することにより、再生、停止、予約等の機器制御、機器操作をネットワークを介して行うことができる。また、機器情報画像を利用することにより、自宅のオーディオ機器等がサイト等からダウンロードして保持するコンテンツ、録音・録画したコンテンツ等を出先のPDA(Personal Digital Assistant)により再生したりすることができる。
【0169】
また、機器情報画像1703またはコンテンツ情報画像1707が内包する属性情報により、リッチメニュー1708の各項目の利用可否が定められている。詳しくは後述するが、例えば、ユーザ(ユーザID「U02」)が所有する機器情報画像1703またはコンテンツ情報画像1707が「ダウンロード不可」の属性情報を内包する場合は、リッチメニュー1708に項目「ダウンロード」が表示されなかったり、透過色表示等され、当該ユーザは、コンテンツ情報画像1707に係るコンテンツデータを機器からダウンロードすることができない。
【0170】
(5.5.機器情報画像の属性情報の変更)
次に、機器情報画像の属性情報の変更について説明する。
上述のように、機器情報画像は、その内包する関連情報に種々の利用項目(所定の動作)を定めることにより、機器に対する操作指示及びコンテンツの取扱(提供要求、ダウンロード、ストリーミング再生、削除等)等に係る様々な役割を担うことができる。また、機器情報画像が内包する属性情報に、関連情報に定められた利用項目(所定の動作)毎に利用可否(アクセス権に相当)を設定することができる。また、この利用可否の設定は、機器情報画像、コンテンツ情報画像の所有者毎に行うこともできる。
【0171】
(5.5.1.機器情報画像の属性情報の変更に係る動作)
図19及び図20を参照しながら、機器情報画像の属性情報の変更に係る情報画像利用システムの動作について説明する。
図19は、クライアント108−1上における、機器情報画像の所有者情報の画面表示例を示す図である。
図20は、機器情報画像の属性情報を変更する場合の情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図である。
以下、クライアント108−1のユーザ1(ユーザID「U01」)が、ユーザ2(ユーザID「U02」)が所有する機器情報画像(機器ID「D99」)の属性情報を変更する場合について説明する。尚、機器の所持者及び機器情報画像の提供者は、ユーザ1(ユーザID「U01」)であるとする。
【0172】
先に、図16に関して説明したように、ステップ1601〜ステップ1608と同様の過程を経て、クライアント108−1は、情報画像操作部1901にユーザ1が所有する機器情報画像1903等を表示し(ステップ2001〜ステップ2005)、この機器情報画像1903に対して何らかの操作(メニュー項目選択、アクション起動等)が行われると、機器管理サーバ102に、機器情報画像が内包する機器IDを送信して、当該機器情報画像が示す機器の状態の通知を受ける(ステップ2006〜ステップ2008)。
【0173】
クライアント108−1は、操作対象の機器が起動中(電源ON等)であることを確認した上で、機器情報画像1903に付随して表示されるリッチメニュー1904の項目1905「所有者確認・属性情報変更」が選択されると、機器情報画像が内包する機器103の位置情報(ロケーション情報)に基づき、当該機器情報画像に対応する機器が有する情報画像管理サーバ104にアクセスし、当該機器情報画像の所有者情報一覧の提供を要求する(ステップ2009)。
【0174】
機器情報画像管理テーブル911の内容とフォルダ管理テーブル1001の内容が同期されていない場合(所有者が機器情報画像を削除した場合等であって、フォルダ管理テーブルの内容が機器情報画像管理テーブルに反映されていない場合)、これらのテーブルの内容を同期させる(ステップ2010)。
【0175】
情報画像管理サーバ104は、機器情報画像管理部105の機器情報画像管理テーブル911から当該機器情報画像の所有者のユーザID916、それらの所有者に対応するコピー情報画像データ920の属性情報を抽出して、所有者情報一覧データを作成し(ステップ2011)、クライアント108−1に送信する(ステップ2012)。
クライアント108−1は、図19に示すような所有者情報一覧ウィンドウ1907を表示する(ステップ2013)。
【0176】
尚、リッチメニュー1904は、ユーザ1(ユーザID「U01」)が所有する機器情報画像1903(ユーザ1が所持する機器に係る情報画像)が内包する関連情報に基づいて表示されるものであるが、他のユーザが所有する機器情報画像(機器情報画像1903と同一の機器を示す機器情報画像)に付随して表示されるリッチメニューとは異なる項目が表示される。例えば、リッチメニュー1904は、項目1905「内容変更」、項目1906「所有者確認・属性情報変更」等の項目を有する。
【0177】
項目1905「内容変更」は、機器情報画像を所有するユーザのクライアント上への表示内容(機器名、機器の種類等)を変更するための項目である。
項目1906「所有者確認・属性情報変更」は、自己のユーザ情報画像の所有者を確認し、そのユーザ情報画像の属性情報の変更等を行うための項目である。
【0178】
ユーザ1は、所有者情報一覧1907を参照し、必要に応じてその内容を変更することができる。例えば、ユーザ2(ユーザID「U02」)が所有する機器情報画像(機器ID「D99」)を介しての「ダウンロード」を禁止する場合、項目1908を「○」から「×」にしたりする。また、ユーザ3(ユーザID「U03」)の所有を禁止する場合、すなわち、ユーザ3が所有する機器情報画像(機器ID「D99」)自体を削除する場合、項目1909「削除」にチェックを入れたりする。ボタン「OK」1910が押下されると、クライアント108−1は、上記の他のユーザが所有する機器情報画像に係る更新情報(設定情報、変更情報、削除情報等)を情報画像管理サーバ104に送信する(ステップ12014)。
【0179】
情報画像管理サーバ104は、クライアント108−1から送信された更新情報(設定情報、変更情報、削除情報等)に基づいて、機器情報画像管理部105の機器情報画像管理テーブル911(コピー情報画像データ920も含む)の内容を更新する(ステップ2015)。また、情報画像管理サーバ104は、更新対象の所有者に対応するフォルダ管理サーバ107に、更新内容を送信し(ステップ2016)、フォルダ管理サーバ107は、フォルダ管理テーブル1001の内容を更新する(ステップ2017)。
【0180】
フォルダ管理サーバ107は、情報画像管理サーバ104に更新終了を応答し(ステップ2018)、情報画像管理サーバ104は、クライアント108−1に更新終了を応答する(ステップ2019)。
【0181】
図21及び図22は、上記の機器情報画像に係る更新処理の前後にクライアント上に表示される情報画像操作部を示す。
情報画像操作部2101及びコンテンツ一覧ウィンドウ2106は、更新処理前に、操作者2(ユーザID「U02」)のクライアント上に表示され、情報画像操作部2111及びコンテンツ一覧ウィンドウ2116は、更新処理後に、操作者2(ユーザID「U02」)のクライアント上に表示されたものである。
情報画像操作部2201は、更新処理前に、操作者3(ユーザID「U03」)のクライアント上に表示され、情報画像操作部2211は、更新処理後に、操作者3(ユーザID「U03」)のクライアント上に表示されたものである。
【0182】
図21に示した更新処理前のコンテンツ一覧ウィンドウ2106において、リッチメニュー2108の項目2109「ダウンロード」は、利用可能である。一方、図21に示した更新処理後のコンテンツ一覧ウィンドウ2116において、リッチメニュー2118の項目2119「ダウンロード」は、利用できないようになっている。
【0183】
図22に示した更新処理前の情報画像操作部2201において、機器情報画像2203(機器ID「D99」)は、表示され、利用可能である。一方、図22に示した更新処理後の情報画像操作部2211において、機器情報画像は、もはや、表示されず、利用できないようになっている。
【0184】
(5.5.2.属性情報の変更による効果)
以上説明したように、機器情報画像の提供者(当該機器を所持するユーザ)は、他のユーザが有する当該機器を示す機器情報画像(コピー情報画像)に係る属性情報を変更することができ、また、機器情報画像の場合と同様に、機器中のコンテンツデータを示すコンテンツ情報画像(コピー情報画像)に係る属性情報を変更することができる。これにより、機器情報画像の提供者は、その機器情報画像が複製その他の事由により意図しないユーザの所有するところとなった場合、もしくは、ある所有者に対して機器情報画像の利用を制限したい場合、当該所有者に対応する機器情報画像の属性情報を変更したり、当該所有者に対応する機器情報画像を削除することにより、対処することが可能である。すなわち、事前に機器情報画像の利用を制限するだけでなく、機器情報画像を介した、機器の不正操作、機器中のコンテンツデータの不正取得等の事後的事由に対しても対処することができる。換言すれば、機器情報画像を媒介することにより、クライアントから機器へアクセス可能となるだけでなく、併せて、当該クライアントの認証を行うことができる。ひいては、機器等への不正アクセスを防止し、安全性の高い情報流通を実現することができる。
【0185】
(6.その他の変形等)
【0186】
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報画像利用システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0187】
本発明に係る情報画像利用システムにおいて、機器情報画像の提供者(当該機器を所持するユーザ)は、その所有者を把握することができ、機器情報画像は、内包する関連情報に種々の利用項目(所定の動作)を保持するが、その内包する属性情報に、所有者毎、利用項目(所定の動作)毎にアクセス権を設定することができる。すなわち、このアクセス権に基づき、所有者毎、利用項目(所定の動作)毎に、当該機器情報画像の利用に係る認証を行うことができる。また、情報画像管理サーバは、これらの関連情報、属性情報、所有者情報等を保持するので、任意の時点において、機器情報画像の所有者を把握することが可能であり、機器情報画像の利用に係るアクセス権を詳細に設定することができる。
【0188】
尚、ユーザ管理サーバ、機器管理サーバ、フォルダ管理サーバは、それぞれ別体のハードウェアとして構成されているが、システムの構成によっては、任意の組合わせで共通のハードウェアとして構成することも可能である。
また、情報画像管理サーバ、クライアントは、それぞれ別体のハードウェアとして構成されているが、システムの構成によっては、一体のハードウェアとして構成することも可能である。すなわち、本情報画像利用システムにおける機器は、情報画像管理サーバ及びクライアントを有するものでもよい。
【0189】
また、ユーザ管理サーバ101は、ユーザ管理テーブル701で、ユーザごとの機器管理サーバ位置705とフォルダ管理サーバ位置706とを保持する。従って、これら機器管理サーバ、フォルダ管理サーバは、集中管理する必要もなく、それぞれに複数台が分散されていても構わない。尚、これらの位置情報(ロケーション)を情報画像に内包させてもよい。
【0190】
尚、情報画像は、フォルダ管理サーバ上の各ユーザ(各操作者)専用のフォルダに登録されるので、特定のクライアントに記録する必要がない。すなわち、各ユーザ(操作者)は、どのクライアントからでも、情報画像利用システムにアクセスし、フォルダに所有する情報画像を利用することができる。また、情報画像の違法複製等を排除することができる。情報画像が機器情報画像である場合、機器に対する不正操作、機器中のコンテンツの不正取得等を排除することができる。仮に、当該クライアントが情報画像操作部等その他の情報画像利用に係る支援プログラム等を備えていない場合は、情報画像利用システムにアクセスする際に、ユーザ管理サーバ、情報画像管理サーバ等から当該支援プログラム等がダウンロードされるようにしてもよい。
【0191】
また、コンテンツ情報画像をユーザが所有可能なもの(フォルダ管理サーバに登録可能なもの)であるとした場合、ユーザは、一旦、コンテンツ情報画像を所有すると機器情報画像を介することなく、当該コンテンツデータにアクセス可能となる。しかしながら、機器(情報画像管理サーバ)が保持するコンテンツデータの安全性等の観点から、コンテンツ情報画像をユーザが所有不可のもの(フォルダ管理サーバに登録不可のもの)であるとして、機器情報画像を介してのみ、当該コンテンツデータにアクセスすることができるようにすることができる。すなわち、機器の利用のみならず、機器が有するコンテンツデータの利用に関しても、機器情報画像は、認証機能の役割を担うことができる。
【0192】
情報画像管理サーバ104が保持するデータ(機器情報画像管理テーブル911、コンテンツ情報画像管理テーブル931)の内容とフォルダ管理サーバ107が保持するデータ(フォルダ管理テーブル1001)の内容は、所定のタイミングで同期し、整合性が保持される。
【0193】
また、情報画像(機器情報画像等)をフォルダ(フォルダ管理部)へ提供(発行、送付等)する場合、公開鍵相当の情報等を提供(発行、送付等)する情報画像(機器情報画像等)の属性情報等に内包させて、提供先(発行先、送付先等)のユーザのフォルダにのみ、当該情報画像(機器情報画像等)が存在しうるようにする(紹介(送付)不可、譲渡不可にする)ことができる。
【0194】
また、公開鍵の他、公開鍵暗号化方式を用いた認証に係る情報、例えば、電子証明書(電子署名)、公開鍵を保管する第三者機関(認証局)に係る情報等を情報画像(機器情報画像等)の属性情報等に内包させてもよい。これにより、提供、紹介(送付)、譲渡等の際の情報画像(機器情報画像等)の改竄、盗聴等を防止することができる。また、機器情報画像を介しての機器の操作、コンテンツの取り扱いにおける安全性を高めることができる。
【0195】
また、コピー情報画像は、特定情報としてシリアルIDを有するが、情報画像をオフライン化(記録媒体への複製等)した場合等にあっては、当該コピー情報画像をフォルダに登録、所有する際に、情報画像管理サーバからシリアルIDを付与するようにする。これにより、情報画像利用システムを介することなくコピー情報画像が複製等された場合であっても、当該情報画像の不正利用を排除し、また、その所有者を常時把握することができる。
【0196】
また、機器情報画像の内包する関連情報は、当該機器のプレゼンス状況(起動状況、所在位置情報、利用クライアント情報等)等を示すものであってもよい。
【0197】
以上の実施形態において実現されるサーバやクライアント(情報端末装置等を含む)の機能は、すべてソフトウェア、コンピュータプログラムによって実現することが可能である。このため、必要なソフトウェア、コンピュータプログラムは、ネットワークを介して、あるいは、プログラムを記録したCD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体によって、流通させることが可能である。
【0198】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機器の位置を特定し、ネットワークを介しての機器操作、機器からの情報取得等を担う情報画像(機器情報画像)において、当該機器情報画像の利用、当該機器情報画像を介しての機器操作、情報取得等に係るアクセス権、利用制限等を詳細に設定して認証を行うことが可能である、情報画像利用システム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報画像利用システム100の概略構成図
【図2】 マスタ情報画像データ200を例示した図
【図3】 コピー情報画像データ300を例示した図
【図4】 マスタ情報画像データ400を例示した図
【図5】 コピー情報画像データ500を例示した図
【図6】 XMLデータによる情報画像のデータ構成例を示す図
【図7】 ユーザ管理サーバ101のユーザ管理部111が保持、管理するユーザ管理テーブル701の構成例を示す図
【図8】 機器管理サーバ102の機器管理部112が保持、管理する機器管理テーブル801の構成例を示す図
【図9】 情報画像管理サーバ104が保持、管理する情報画像管理テーブル901、機器情報画像管理テーブル911、コンテンツ情報画像管理テーブル931の構成例を示す図
【図10】 フォルダ管理サーバ107のフォルダ管理部117が保持、管理するフォルダ管理テーブル1001を示す図
【図11】 情報画像利用システム100における動作の概略を示す図
【図12】 機器登録、機器情報画像の生成における、情報画像管理サーバ104(機器情報画像管理部105)、ユーザ管理サーバ101、機器管理サーバ102、フォルダ管理サーバ107の動作を示す情報フロー図
【図13】 機器情報画像の提供(発行)における、情報画像管理サーバ104(機器情報画像管理部105)、ユーザ管理サーバ101、フォルダ管理サーバ107の動作を示す情報フロー図
【図14】 機器情報画像を介して、機器の操作を行う流れを説明する図
【図15】 機器情報画像を介して、機器の操作を行う流れを説明する図
【図16】 機器情報画像を介して、機器の操作を行う際の、情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図
【図17】機器情報画像を介して、機器に記録されているコンテンツをクライアント上でストリーミング再生する流れを説明する図
【図18】機器情報画像を介して、機器に記録されているコンテンツをクライアント上でストリーミング再生を行う際の、情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図
【図19】 クライアント上における、機器情報画像の所有者情報の画面表示例を示す図
【図20】 機器情報画像の属性情報を変更する場合の情報画像利用システムの動作を示す情報フロー図
【図21】 機器情報画像に係る更新処理の前後にクライアント上に表示される情報画像操作部を示す図
【図22】 機器情報画像に係る更新処理の前後にクライアント上に表示される情報画像操作部を示す図
【符号の説明】
100………情報画像利用システム
101、1101………ユーザ管理サーバ
102、1102………機器管理サーバ
103、1103………機器
104、1104………情報画像管理サーバ
105、1105………機器情報画像管理部
106、1106………コンテンツ情報画像管理部
107、1107………フォルダ管理サーバ
108、1108………クライアント
111、1111………ユーザ管理部
112、1112………機器管理部
117………フォルダ管理部
121………ネットワーク
131、1131………情報画像操作部
132、1132………表示部
200、400、919、939………マスタ情報画像データ
300、500、920、940………コピー情報画像データ
207、307、408、508………特定情報
208、308、409、509………関連情報
309、510………属性情報
407、507………画像情報
701………ユーザ管理テーブル
801………機器管理テーブル
901………情報画像管理テーブル
911………機器情報画像管理テーブル
931………コンテンツ情報画像管理テーブル
937………コンテンツデータ
1001………フォルダ管理テーブル

Claims (17)

  1. 1又は複数の情報画像管理サーバと、1又は複数のフォルダ管理サーバと、ユーザ管理サーバと、1又は複数のクライアントとがネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こさせるための基礎となる関連情報とを1つの取扱い単位とした情報画像を介して、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器にアクセスする情報画像利用システムであって、
    (a)前記1又は複数の情報画像管理サーバは、
    前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像に所有者であるクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持する機器情報画像管理部を具備し、
    前記機器情報画像を介してアクセスする前記クライアントの指示に従ってコンテンツを取得し、当該コンテンツの識別子を含む特定情報を内包させてコンテンツ情報画像を作成して保持するコンテンツ情報画像管理部を具備し、
    (b)前記1又は複数のフォルダ管理サーバは、
    前記クライアントの識別子と前記クライアントが所有する前記機器情報画像の識別子とを関連付けるフォルダ管理テーブルを保持し、
    (c)前記ユーザ管理サーバは、
    ユーザ管理テーブルを保持し、前記ユーザ管理テーブルを参照して前記クライアントの認証を行い、
    前記ユーザ管理テーブルは、前記クライアントの識別子と前記フォルダ管理サーバとを対応付け、
    (d)前記クライアントは、
    前記フォルダ管理サーバと通信を行い、当該クライアントが所有する前記機器情報画像を表示し、当該機器情報画像が内包する前記関連情報及び前記属性情報に基づいて前記所定の動作を行うことを特徴とする情報画像利用システム。
  2. 前記所定の動作は、前記機器の操作、前記機器が保持するコンテンツの取得、前記コンテンツの再生、前記コンテンツの削除のうち少なくとも1つの動作を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報画像利用システム。
  3. 前記情報画像は、XMLデータにより構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報画像利用システム。
  4. 1又は複数のクライアントにネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こさせるための基礎となる関連情報とを1つの取扱い単位として有する情報画像によって、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器へのアクセスを媒介する情報画像を管理する1又は複数の情報画像管理サーバであって、
    前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像にクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持する機器情報画像管理部を具備することを特徴とする1又は複数の情報画像管理サーバ。
  5. 前記機器情報画像を介してアクセスする前記クライアントの指示に従ってコンテンツを取得し、当該コンテンツの識別子を含む特定情報を内包させてコンテンツ情報画像を作成して保持するコンテンツ情報画像管理部を具備することを特徴とする請求項4に記載の1又は複数の情報画像管理サーバ。
  6. 前記第2の機器情報画像の所有者が変更されると、当該変更を前記機器情報画像管理テーブルに反映する所有者管理手段と、
    前記機器情報画像管理テーブルに基づいて前記第2の機器情報画像を所有する前記クライアントの識別子を抽出する所有者抽出手段と、
    を具備することにより前記第2の機器情報画像を所有する前記クライアントを把握することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の1又は複数の情報画像管理サーバ。
  7. 前記第2の機器情報画像が内包する属性情報の変更または前記第2の機器情報画像の削除の指示を受けると、前記指示に基づいて前記機器情報画像管理テーブルを更新することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の1又は複数の情報画像管理サーバ。
  8. 前記所定の動作は、前記機器の操作、前記機器が保持するコンテンツの取得、前記コンテンツの再生、前記コンテンツの削除のうち少なくとも1つの動作を含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の1又は複数の情報画像管理サーバ。
  9. 前記情報画像は、XMLデータにより構成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の1又は複数の情報画像管理サーバ。
  10. 1又は複数のクライアントにネットワークを介して接続され、画像情報と該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こさせるための基礎となる関連情報とを1つの取扱い単位として有することによって、前記クライアントから前記情報画像管理サーバを有する機器へのアクセスを媒介する情報画像を管理する情報画像管理サーバにおける情報画像管理方法であって、
    前記情報画像に前記機器の識別子を含む特定情報を内包させて第1の機器情報画像を作成して保持し、この第1の機器情報画像にクライアントの識別子毎及び前記所定の動作毎にアクセス権を示す属性情報を内包させて第2の機器情報画像を作成して保持し、前記第1の機器情報画像の識別子と前記第2の機器情報画像の識別子と前記クライアントの識別子とを対応付ける機器情報画像管理テーブルを保持することを特徴とする情報画像管理方法。
  11. 前記機器情報画像を介してアクセスする前記クライアントの指示に従ってコンテンツを取得し、当該コンテンツの識別子を含む特定情報を内包させてコンテンツ情報画像を作成して保持することを特徴とする請求項10に記載の情報画像管理方法。
  12. 前記第2の機器情報画像の所有者が変更されると、当該変更を前記機器情報画像管理テーブルに反映する所有者管理ステップと、
    前記機器情報画像管理テーブルに基づいて前記第2の機器情報画像を所有する前記クライアントの識別子を抽出する所有者抽出ステップと、
    を有することにより前記第2の機器情報画像を所有する前記クライアントを把握することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報画像管理方法。
  13. 前記第2の機器情報画像が内包する属性情報の変更または前記第2の機器情報画像の削除の指示を受けると、前記指示に基づいて前記機器情報画像管理テーブルを更新することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報画像管理方法。
  14. 前記所定の動作は、前記機器の操作、前記機器が保持するコンテンツの取得、前記コンテンツの再生、前記コンテンツの削除のうち少なくとも1つの動作を含むことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報画像管理方法。
  15. 前記情報画像は、XMLデータにより構成されることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報画像管理方法。
  16. コンピュータに請求項4から請求項9のいずれかに記載の情報画像管理サーバとして機能させるプログラム。
  17. コンピュータに請求項4から請求項9のいずれかに記載の情報画像管理サーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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