JP2008015600A - オブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

オブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オブジェクトへのアクセスを拒否されたユーザに対するアクセス権を、管理者により円滑に設定する。
【解決手段】ユーザがオブジェクトにアクセスできなかった際に、アクセスできなかったユーザの情報をオブジェクト管理システム上で利用可能(読み出し及び書き込み可能)な状態で記録しておく。オブジェクトの所有者は、オブジェクトのプロパティ画面上で、ボタンをクリックするだけで、アクセスできなかったユーザ情報を呼び出す。UI画面を通してアクセスできなかったユーザが一覧表示され、オブジェクトの所有者はこの画面から各ユーザのアクセス権を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書の参照、編集、複写といったユーザからオブジェクトへのアクセス権限を設定可能なオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、オブジェクトへのアクセスを拒否されたユーザに対してオブジェクトの管理者又は所有者がアクセス権を設定するオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
情報技術の発展に伴い、文書を始めとする資源オブジェクトを電子データ化して、ネットワーク上で複数ユーザの利用に供するシステムが普及している。この種の文書管理システムでは、登録されている文書に対する参照、編集、複写といったユーザからのアクセスを制限するというアクセス権限の考え方が一般的である。とりわけ、ネットワークの利用範囲の拡大やシステムの分散化に伴い、コンピュータ・セキュリティと同様の問題が複雑な形で発生し、オブジェクトへのアクセス制御が不可欠の技術的課題である。
アクセス権管理の代表的な方法として、アクセス制御リスト(Access Control List:ACL)が知られている。アクセス制御リストは、個々のオブジェクトへのアクセスが許されているプリンシパル(ユーザやグループなど)と与えられているアクセス権限とをオブジェクト毎にリストとして管理するのが一般的な構造である。
通常、アクセス権の設定は、オブジェクトを作成したときに親オブジェクトのアクセス権を引き継がせたり、オブジェクト作成時にアクセスするユーザが追加したりする。また、それ以降にオブジェクトを編集するときは、アクセス権を持たないユーザがオブジェクトにアクセスしようとすると、管理者に対して依頼を発行し、管理者はその都度アクセス権を付与する手続きを行なう必要があり、非常に手間がかかってしまうという問題がある。
例えば、ネットワーク上に存在する制限的に利用可能な資源を利用する利用者からの要求によるアクセス権の設定が可能なアクセス権設定装置について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。同装置は、ネットワークの資源へのアクセスを制限された利用者からの、資源、時間、アクセス内容などのアクセス権の設定内容が記述されたアクセス要求情報を受信すると、このアクセス要求情報を資源の管理者へ転送し、管理者が要求内容を確認して承認を下したことに応答してアクセス権の設定を行なうようになっている。
しかしながら、利用者は、資源の利用が制限されているときにアクセス要求情報を作成してこれを管理者へ転送する手間を要する。また、管理者は、要求内容を確認しなければならないが、資源へのアクセス要求が頻繁に発生する場合には、その確認作業は煩わしいものとなる。
WO01/0820286
本発明の目的は、文書の参照、編集、複写といったユーザからオブジェクトへのアクセス権限を好適に設定することができる、優れたオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、オブジェクトへのアクセスを拒否されたユーザに対するアクセス権を、オブジェクトの管理者若しくは所有者により円滑に設定することができる、優れたオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、オブジェクトを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている各オブジェクトに対するアクセス権が与えられたユーザの識別子と該ユーザが持つアクセス権とを対応付けたアクセス権情報を記憶するアクセス権情報記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているオブジェクトに対するアクセスの要求があったときに、前記アクセス権情報記憶手段に記憶されているアクセス権情報を参照して、該アクセスの要求元のユーザにオブジェクトへのアクセス権が与えられているかどうかを判断して、オブジェクトへのアクセスを制限するアクセス制御手段と、前記アクセス制御手段によってオブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの識別子、アクセスが拒否されたオブジェクトに対するアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子を含むアクセス拒否ユーザ情報を記憶するアクセス拒否ユーザ情報記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているオブジェクトの管理者若しくは所有者に該オブジェクトに対する前記アクセス拒否ユーザ情報を提示するアクセス拒否ユーザ情報提示手段と、前記オブジェクトの管理者若しくは所有者からの要求に応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示手段が提示したアクセス拒否ユーザ情報に含まれるユーザのアクセス権を前記アクセス権情報に設定又は設定内容の変更を行なうアクセス権設定手段を具備することを特徴とするオブジェクト管理システムである。
ネットワーク上のオブジェクトを管理する手法として、アクセス制御リストが一般的であるが、オブジェクトを作成した以降、これを編集しようとするユーザに新規のアクセス権を設定する作業は煩雑である。
そこで、本発明に係るオブジェクト管理システムでは、ユーザがオブジェクトにアクセスできなかった際には、アクセスできなかったユーザの情報をオブジェクト管理システム上で利用可能(読み出し及び書き込み可能)な状態で記録しておくようにしている。
オブジェクトの所有者は、当該システムにアクセスすると、例えばオブジェクトのプロパティ画面上でボタンをクリックするだけで、当該オブジェクトにアクセスできなかったユーザ情報を呼び出すことができる。そして、このような選択操作に応答して、UI画面上では、アクセスできなかったユーザが一覧表示される。オブジェクトの所有者は、この画面を介して、自分のオブジェクトへのアクセスが拒否された各ユーザの情報を確認して、必要に応じて各ユーザにアクセス権を設定することができる。
また、オブジェクトへのアクセス権には、一般に検索表示権、読み出し権、書き込み権などがある。本発明に係るオブジェクト管理システムでは、オブジェクトにアクセスしたユーザが、どのアクセス権が拒否されたときにユーザ情報を記録するかを、オブジェクトの管理者若しくは所有者が選択することができる。
例えば、オブジェクトの管理者若しくは所有者がアクセス権のうち読み出し権のみを新規に設定したいときには、その旨をシステムに設定しておけば、上述したUI画面には、オブジェクトに対する読み出し権が拒否されたユーザ情報だけが一覧表示されるので、オブジェクトの管理者若しくは所有者はユーザ情報の確認を行ない易くなる。
また、本発明の第2の側面は、記憶手段に記憶されている各オブジェクトに対するアクセス権が与えられたユーザと該ユーザが持つアクセス権の内容を記憶するアクセス権情報に基づいてオブジェクトへのアクセスを制御するための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータに対して、前記記憶手段に記憶されているオブジェクトに対するアクセスの要求があったときに、前記アクセス権情報を参照して、該アクセスの要求元のユーザにオブジェクトへのアクセス権が与えられているかどうかを判断して、オブジェクトへのアクセスを制限するアクセス制御手順と、前記アクセス制御手順を実行した結果、オブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの識別子、アクセスが拒否されたオブジェクトに対するアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子を含むアクセス拒否ユーザ情報を記憶するアクセス拒否ユーザ情報記憶手順と、オブジェクトの管理者若しくは所有者に該オブジェクトに対する前記アクセス拒否ユーザ情報を提示するアクセス拒否ユーザ情報提示手順と、前記オブジェクトの管理者若しくは所有者からの要求に応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示手段で提示したアクセス拒否ユーザ情報に含まれるユーザのアクセス権を前記アクセス権情報に設定又は設定内容の変更を行なうアクセス権設定手順を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータにインストールすることによって、コンピュータ上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係るオブジェクト管理システムと同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、文書の参照、編集、複写といったユーザからオブジェクトへのアクセス権限を好適に設定することができる、優れたオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、オブジェクトへのアクセスを拒否されたユーザに対するアクセス権を、管理者により円滑に設定することができる、優れたオブジェクト管理システム及びオブジェクト管理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
本発明は、文書、図面、画像、スケジュール表、フォルダなどのオブジェクトを管理する情報管理システムに関するものであり、文書の参照、編集、複写といったユーザからオブジェクトへのアクセス権限を設定可能である。図1には、本発明の一実施形態に係る文書管理システム1の機能的構成を模式的に示している。
文書管理装置10は、制御装置110と記憶装置120を備えている。文書管理装置10は、実際には、パーソナル・コンピュータ(PC)などの一般的な計算機システム上で構成することができる。
制御装置110は、入出力装置111と、セキュリティ管理装置112と、検索装置113で構成される。
入出力装置111は、ネットワーク経由でクライアント20との間でデータの入出力動作を行なう。
セキュリティ管理装置112は、入出力装置111を通してクライアント20とデータ通信を行なう際における認証処理や暗号化処理といったコンピュータ・ネットワーク上のセキュリティ管理を行なう。また、セキュリティ管理装置112は、検索装置113によって文書レポジトリを検索する文書に関して、クライアント20が持つアクセス権限に従ってアクセスの可否を判断するが、その詳細については後述に譲る。
検索装置113は、入出力装置111を通じてクライアント20から受け取った検索条件に従って、記憶装置120から該当する文書を検索する。検索装置113は、過去の検索履歴を検索データベース123に格納するとともに、新規文書検索の際に検索データベース123を再利用する。
記憶装置120は、アクセス制御リスト(ACL)データベース121と、属性データベース122と、検索データベース123と、文書リポジトリ124を備えている。記憶装置120の実体は、当該文書管理装置10にローカル接続されるハード・ディスクなどの外部記憶装置、若しくはネットワーク上の大規模記憶装置である。
ACLは、オブジェクトへのアクセスが許されているユーザ(又はユーザ・グループ)と与えられているアクセス権限をリストとした管理するものであり(周知)、ACLデータベース121では、オブジェクト毎のACLを格納している。
文書リポジトリ124は、当該文書管理装置10に登録された文書などのオブジェクトのエンティティを格納し、又はオブジェクト・エンティティの保管場所への参照情報を格納している。属性データベース122には、文書リポジトリ124に登録されている文書オブジェクト毎のファイル名、概要、説明などが格納されている。検索データベース123には、文書リポジトリ124に格納されている各文書オブジェクトに関連する目的情報(例えば、検索キーに基づいてオブジェクトの検索を行なうための情報)が関連付けて格納されている。
本実施形態に係る文書管理装置10は、オブジェクトにアクセスできなかったユーザの情報を記録し、オブジェクトの所有者がユーザの情報を確認してアクセス権を設定する仕組みを導入している。図2には、この仕組みを実現するための機能的構成を図解している。
制御装置110内では、検索装置113は、入出力装置111を介してクライアント端末20から受け取ったアクセス要求に応じて、検索データベース123及び属性データベース122を用いて、文書レポジトリ124に格納されたオブジェクトの検索を行なう。
また、セキュリティ管理装置112は、入出力装置11を介してクライアント端末20からアクセス要求を受け取ると、ACLデータベース121を参照して、クライアント端末20のユーザが要求するオブジェクトの操作に関する正当なアクセス権限を有しているかどうかをチェックする。
本実施形態では、ACLデータベース121は、オブジェクト毎のACLを格納するアクセス権リスト記憶部121Aの他に、アクセス権拒否ユーザ記憶部121を備えている。
セキュリティ管理装置112は、ユーザがオブジェクトにアクセスできなかった際には、そのユーザの情報、利用可能(読み出し及び書き込み可能)な状態でアクセス権拒否ユーザ記憶部121Bに記録する。
アクセス権拒否ユーザ記憶部121Bは、アクセスが拒否されたユーザの識別子、拒否されたアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子などを、利用可能(読み出し及び書き込み可能)な状態で記憶する。
オブジェクトの管理者若しくは所有者が、クライアント端末20のユーザとして、入出力装置111経由でアクセス権設定要求を行なうと、セキュリティ管理装置113は、当該ユーザが管理若しくは所有するオブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの情報をアクセス権拒否ユーザ記憶部121Bから読み出し、クライアント端末20のUI画面を通して、オブジェクトにアクセスできなかったユーザの一覧表示を出力される。
そして、この一覧表示画面上で、オブジェクトの管理者若しくは所有者が、ある特定のアクセス拒否ユーザを表示するボタンをクリックすると、当該ユーザの情報とアクセスが拒否されたオブジェクト及び拒否された操作の情報がアクセス拒否ユーザ情報記憶部121Bからセキュリティ管理装置113に読み込まれ、アクセス権リスト記憶部121Aにアクセス権が設定される。
図3には、オブジェクトの管理者若しくは所有者のUI画面上に表示される、オブジェクトのプロパティ画面の構成例を示している。オブジェクトに管理権若しくは所有権を持つユーザがプロパティ画面を表示した際、オブジェクトに対してアクセスが拒否されたユーザが存在する場合には、図示の「アクセス権設定要求」ボタンが表示される。
図4には、「アクセス権設定要求」ボタンがクリックされたときに表示される、オブジェクトにアクセスできなかったユーザの一覧表示画面の構成例を示している。
オブジェクトの管理者若しくは所有者は、図示の画面を通して、どのユーザが、オブジェクトに関するどのアクセス権でアクセスが拒否されたかを一覧することができる。そして、アクセス拒否ユーザにアクセス権を設定する場合には、該当するレコードの左端のチェック・ボックスにチェックを入れて、適用ボタンを押して、アクセス権の設定要求を行なう。
これに応答して、オブジェクトの管理者若しくは所有者が操作するクライアント端末20から文書管理装置10内のセキュリティ管理装置113にアクセス権設定要求が発行され、セキュリティ管理装置113は、この要求にしたがって、アクセス権リスト記憶部121Aに、当該アクセス拒否ユーザのアクセス権を新規登録するか、又は、現登録内容の変更を行なう。
図5には、図4に示したアクセス拒否ユーザの一覧を表示するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
図3に示したアクセス権設定のUI画面上で、「アクセス権設定要求」ボタンがクリックされると、文書管理装置10内のセキュリティ管理装置113に、アクセス権設定要求が発行される(ステップS1)。
オブジェクトへのアクセス権には、一般に検索表示権、読み出し権、書き込み権などがあるが、オブジェクトの管理者又は所有者は、オブジェクトにアクセスしたユーザが、どのアクセス権が拒否されたときにユーザ情報を記録するかを選択することができる。セキュリティ管理装置113は、アクセス権情報設定より、表示するアクセス権を取得する(ステップS2)。
次いで、セキュリティ管理装置113は、アクセス拒否ユーザ情報記憶部121Bより、該当するオブジェクトに関して、ステップS2で設定されたアクセス権が拒否されたユーザの情報を取得する(ステップS3)。
そして、図4に示したアクセス権設定要求リストを作成し、オブジェクトの管理者若しくは所有者が操作するクライアント端末20のUI画面上に表示する。
図6には、オブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザのアクセス権を設定若しくは設定変更するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
オブジェクトの管理者若しくは所有者は、図4に示した画面を通して、どのユーザが、オブジェクトに関するどのアクセス権でアクセスが拒否されたかを一覧することができる。そして、アクセス拒否ユーザにアクセス権を設定する場合には、該当するレコードの左端のチェック・ボックスにチェックを入れて、適用ボタンを押して、アクセス権の設定要求を行なう(ステップS11)。
これに応答して、オブジェクトの管理者若しくは所有者が操作するクライアント端末20から文書管理装置10内のセキュリティ管理装置113にアクセス権設定要求が発行され、セキュリティ管理装置113は、この要求に従って、アクセス権リスト記憶部121Aに、当該アクセス拒否ユーザのアクセス権を新規登録するか、又は、現登録内容の変更を行なう(ステップS12)。
ここで、アクセス権の変更処理に失敗すると、後続の処理をすべてスキップして、本処理ルーチンを終了する。
一方、アクセス権の変更処理に成功すると、アクセス権リスト記憶部121Aより、アクセス権変更実行ユーザを削除するとともに(ステップS13)、アクセス権拒否ユーザ情報記憶部121Bより、アクセス権変更実行ユーザを削除して(ステップS14)、本処理ルーチンを終了する。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る文書管理システム1の機能的構成を模式的に示した図である。 図2は、オブジェクトにアクセスできなかったユーザの情報を記録し、オブジェクトの所有者がユーザの情報を確認してアクセス権を設定する仕組みを説明するための機能構成図である。 図3は、オブジェクトのプロパティ画面の構成例を示した図である。 図4は、オブジェクトにアクセスできなかったユーザの一覧表示画面の構成例を示した図である。 図5は、アクセス拒否ユーザの一覧を表示するための処理手順を示したフローチャートである。 図6は、オブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザのアクセス権を設定若しくは設定変更するための処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1…情報管理システム
10…文書管理装置
110…制御装置
111…入出力装置
112…セキュリティ管理装置
113…検索装置
120…記憶装置
121…ACLデータベース
122…属性データベース
123…検索データベース
124…文書リポジトリ
20…クライアント

Claims (5)

  1. オブジェクトを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている各オブジェクトに対するアクセス権が与えられたユーザの識別子と該ユーザが持つアクセス権とを対応付けたアクセス権情報を記憶するアクセス権情報記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているオブジェクトに対するアクセスの要求があったときに、前記アクセス権情報記憶手段に記憶されているアクセス権情報を参照して、該アクセスの要求元のユーザにオブジェクトへのアクセス権が与えられているかどうかを判断して、オブジェクトへのアクセスを制限するアクセス制御手段と、
    前記アクセス制御手段によってオブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの識別子、アクセスが拒否されたオブジェクトに対するアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子を含むアクセス拒否ユーザ情報を記憶するアクセス拒否ユーザ情報記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているオブジェクトの管理者若しくは所有者に該オブジェクトに対する前記アクセス拒否ユーザ情報を提示するアクセス拒否ユーザ情報提示手段と、
    前記オブジェクトの管理者若しくは所有者からの要求に応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示手段が提示したアクセス拒否ユーザ情報に含まれるユーザのアクセス権を前記アクセス権情報に設定又は設定内容の変更を行なうアクセス権設定手段と、
    を具備することを特徴とするオブジェクト管理システム。
  2. 記憶手段に記憶されている各オブジェクトに対するアクセス権が与えられたユーザと該ユーザが持つアクセス権の内容を記憶するアクセス権情報に基づいてオブジェクトへのアクセスを制御するオブジェクト管理方法であって、
    前記記憶手段に記憶されているオブジェクトに対するアクセスの要求があったときに、前記アクセス権情報を参照して、該アクセスの要求元のユーザにオブジェクトへのアクセス権が与えられているかどうかを判断して、オブジェクトへのアクセスを制限するアクセス制御ステップと、
    前記アクセス制御ステップにおいてオブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの識別子、アクセスが拒否されたオブジェクトに対するアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子を含むアクセス拒否ユーザ情報を記憶するアクセス拒否ユーザ情報記憶ステップと、
    オブジェクトの管理者若しくは所有者に該オブジェクトに対する前記アクセス拒否ユーザ情報を提示するアクセス拒否ユーザ情報提示ステップと、
    前記オブジェクトの管理者若しくは所有者からの要求に応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示ステップで提示したアクセス拒否ユーザ情報に含まれるユーザのアクセス権を前記アクセス権情報に設定又は設定内容の変更を行なうアクセス権設定ステップと、
    を具備することを特徴とするオブジェクト管理方法。
  3. 記憶手段に記憶されている各オブジェクトに対するアクセス権が与えられたユーザと該ユーザが持つアクセス権の内容を記憶するアクセス権情報に基づいてオブジェクトへのアクセスを制御するための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータに対して、
    前記記憶手段に記憶されているオブジェクトに対するアクセスの要求があったときに、前記アクセス権情報を参照して、該アクセスの要求元のユーザにオブジェクトへのアクセス権が与えられているかどうかを判断して、オブジェクトへのアクセスを制限するアクセス制御手順と、
    前記アクセス制御手順を実行した結果、オブジェクトへのアクセスが拒否されたユーザの識別子、アクセスが拒否されたオブジェクトに対するアクセス権、並びにアクセスが拒否されたオブジェクトの識別子を含むアクセス拒否ユーザ情報を記憶するアクセス拒否ユーザ情報記憶手順と、
    オブジェクトの管理者若しくは所有者に該オブジェクトに対する前記アクセス拒否ユーザ情報を提示するアクセス拒否ユーザ情報提示手順と、
    前記オブジェクトの管理者若しくは所有者からの要求に応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示手段で提示したアクセス拒否ユーザ情報に含まれるユーザのアクセス権を前記アクセス権情報に設定又は設定内容の変更を行なうアクセス権設定手順と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  4. オブジェクトの管理者若しくは所有者が使用する情報処理装置に表示されたオブジェクトのプロパティ画面上でアクセス権設定要求がなされたことに応じて、前記アクセス拒否ユーザ情報提示手順が起動する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ・プログラム。
  5. 前記アクセス拒否ユーザ情報記憶手順では、オブジェクトの管理者若しくは所有者が選択した内容のアクセス権についてのみ、オブジェクトへのアクセスが拒否された前記アクセス拒否ユーザ情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ・プログラム。
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